JPS60143592A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPS60143592A JPS60143592A JP25125083A JP25125083A JPS60143592A JP S60143592 A JPS60143592 A JP S60143592A JP 25125083 A JP25125083 A JP 25125083A JP 25125083 A JP25125083 A JP 25125083A JP S60143592 A JPS60143592 A JP S60143592A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- microwave
- power
- transmission line
- reflected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、マイクロ波パワーを利用して被加熱物を加熱
する高周波加熱装置に関する。
する高周波加熱装置に関する。
従来例の構成とその問題点
高周波加熱装置は、マイクロ波パワーを発生させるマイ
クロ波発生部と被加熱物を収容する加熱室とを導波管と
称されるマイクロ波パワー伝送路2ベパ を用いて連結した構造からな・っている。
クロ波発生部と被加熱物を収容する加熱室とを導波管と
称されるマイクロ波パワー伝送路2ベパ を用いて連結した構造からな・っている。
すなわち、マイクロ波発生部にて発生されたマイクロ波
パワーは、との導波管を伝送して加熱室内に給電され、
加熱室内に収容された被加熱物を高周波加熱するもので
ある。
パワーは、との導波管を伝送して加熱室内に給電され、
加熱室内に収容された被加熱物を高周波加熱するもので
ある。
ここで、被加熱物を含む加熱室がマイクロ波発生部に対
して理想的な負荷(すなわちインピーダンス整合が十分
とれている負荷)の場合には、マイクロ波発生部が発生
するマイクロ波パワーは、この理想的な負荷にほとんど
すべて吸収されることになる。ところが、被加熱物の大
きさや種類により、この被加熱物を含む加熱室がマイク
ロ波発生部に対して理想的な負荷からはずれる場合が多
い。このような場合、加熱室に給電されるマイクロ波パ
ワーの一部が、理想的な負荷からのはずれの程度に応じ
た量だけマイクロ波発生部側へ反射してくる。たとえば
理想的な負荷として被加熱物として水負荷1000CC
が選択された場合、水負荷100ccの場合には約40
%のマイクロ波パワーが反射する。
して理想的な負荷(すなわちインピーダンス整合が十分
とれている負荷)の場合には、マイクロ波発生部が発生
するマイクロ波パワーは、この理想的な負荷にほとんど
すべて吸収されることになる。ところが、被加熱物の大
きさや種類により、この被加熱物を含む加熱室がマイク
ロ波発生部に対して理想的な負荷からはずれる場合が多
い。このような場合、加熱室に給電されるマイクロ波パ
ワーの一部が、理想的な負荷からのはずれの程度に応じ
た量だけマイクロ波発生部側へ反射してくる。たとえば
理想的な負荷として被加熱物として水負荷1000CC
が選択された場合、水負荷100ccの場合には約40
%のマイクロ波パワーが反射する。
3゛ぐm;′
従来の高周波加熱装置は、この反射するマイクロ波パワ
ーに対する対策は、はとんどされていないため、最悪の
場合には、マイクロ波発生部がこの反射パワーによって
破壊に至る危険性があった。
ーに対する対策は、はとんどされていないため、最悪の
場合には、マイクロ波発生部がこの反射パワーによって
破壊に至る危険性があった。
また、破壊に至らない寸でも、この反射パワーは被加熱
物の加熱に何ら寄与しない損失パワーであるため、エネ
ルギーの浪費となる。
物の加熱に何ら寄与しない損失パワーであるため、エネ
ルギーの浪費となる。
発明の目的
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、加熱室か
ら反射するマイクロ波パワーを被加熱物の加熱に再利用
し、加熱効率を高めるとともに、マイクロ波発生部をこ
の反射するマイクロ波パワーから保護することを目的と
する。
ら反射するマイクロ波パワーを被加熱物の加熱に再利用
し、加熱効率を高めるとともに、マイクロ波発生部をこ
の反射するマイクロ波パワーから保護することを目的と
する。
発明の構成
上記目的に対し、本発明は、マイクロ波発生部の発生す
るマイクロ波パワーを加熱室に伝送する主伝送路に反射
するマイクロ波パワーを伝送する副伝送路を分岐して設
け、この副伝送路の終端には、加熱室内に配設される面
状の抵抗体を接続する構成とし、反射するマイクロ波パ
ワーをこの抵特開昭GO−143592(2) 抗体でパワー損失させ、損失熱にて被加熱物を輻射加熱
することによシ達成している。
るマイクロ波パワーを加熱室に伝送する主伝送路に反射
するマイクロ波パワーを伝送する副伝送路を分岐して設
け、この副伝送路の終端には、加熱室内に配設される面
状の抵抗体を接続する構成とし、反射するマイクロ波パ
ワーをこの抵特開昭GO−143592(2) 抗体でパワー損失させ、損失熱にて被加熱物を輻射加熱
することによシ達成している。
実施例の説明
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図面は、本発明一実施例を示す高周波加熱装置の構成図
である。
である。
マイクロ波発生部1にて発生したマイクロ波パワーは、
主伝送路2、サーキユレータ3を伝送して被加熱物(図
示していない)を収容する加熱室4に給電される。ここ
で5は加熱室にマイクロ波パワーを給電する給電アンテ
ナである。またサーキユレータ3は、このサーキュレー
タへのパワーの入力端に応じて特定のパワー出力端を提
示する動作をするものであシ、入力端子3−aに対する
出力端は3−b、入力端3−bに対する出力端は3−c
である。
主伝送路2、サーキユレータ3を伝送して被加熱物(図
示していない)を収容する加熱室4に給電される。ここ
で5は加熱室にマイクロ波パワーを給電する給電アンテ
ナである。またサーキユレータ3は、このサーキュレー
タへのパワーの入力端に応じて特定のパワー出力端を提
示する動作をするものであシ、入力端子3−aに対する
出力端は3−b、入力端3−bに対する出力端は3−c
である。
このため加熱室4よシ反射するマイクロ波パワーは、サ
ーキュレータ3の端子3−bに入力されることから、そ
の出力端は3−cとなる。
ーキュレータ3の端子3−bに入力されることから、そ
の出力端は3−cとなる。
この端子3−cには、加熱室よシ反射するマイ5 ゝ−
バ クロ波パワーを伝送する副伝送路6が接続されておシ、
この副伝送路6の終端には、加熱室底面に配設された面
状の抵抗体7が接続されている。8はボディである。
バ クロ波パワーを伝送する副伝送路6が接続されておシ、
この副伝送路6の終端には、加熱室底面に配設された面
状の抵抗体7が接続されている。8はボディである。
このような構成をとることにより、加熱室から反射する
マイクロ波パワーは、抵抗体に吸収されることになり、
マイクロ波発生部に反射パワーが伝送されることを防止
することができ、マイクロ波発生部が反射パワーによっ
て破損または特性劣下を生ずる危険性を防止することが
できる。!、た、加熱室内に配設された抵抗体は、反射
パワーをパワー損失する時に熱を発生させるが、この輻
射熱は被加熱物の加熱に寄与するため、従来の装置のよ
うに反射パワーが被加熱物の加熱に対して無効パワーに
なることがなく、加熱効率を高めることができる。
マイクロ波パワーは、抵抗体に吸収されることになり、
マイクロ波発生部に反射パワーが伝送されることを防止
することができ、マイクロ波発生部が反射パワーによっ
て破損または特性劣下を生ずる危険性を防止することが
できる。!、た、加熱室内に配設された抵抗体は、反射
パワーをパワー損失する時に熱を発生させるが、この輻
射熱は被加熱物の加熱に寄与するため、従来の装置のよ
うに反射パワーが被加熱物の加熱に対して無効パワーに
なることがなく、加熱効率を高めることができる。
なお面状の抵抗体が給電アンテナから放射されるマイク
ロ波パワーによって加熱されることを防止するためには
、抵抗体の表面にメソシュ状の金属体を配設すればよい
。
ロ波パワーによって加熱されることを防止するためには
、抵抗体の表面にメソシュ状の金属体を配設すればよい
。
6ベ:′
また、マイクロ波発生部の能動素子をトランジスタを用
いて構成すれば、主伝送路及び副伝送路をストリップ伝
送線路にて容易に構成することができるため、各伝送路
はコンバク1−で信頼性の高い構造となる。
いて構成すれば、主伝送路及び副伝送路をストリップ伝
送線路にて容易に構成することができるため、各伝送路
はコンバク1−で信頼性の高い構造となる。
発明の効果
以上、本発明は、マイクロ波発生部の発生するマイクロ
波パワーを被加熱物を収容する加熱室に伝送する主伝送
路に分岐して設けた加熱室より反射するマイクロ波パワ
ーを伝送する副伝送路の終端に、加熱室底面に配設され
た面状の抵抗体を接続してなる高周波加熱装置を提供す
るものであム以下の効果を奏する。
波パワーを被加熱物を収容する加熱室に伝送する主伝送
路に分岐して設けた加熱室より反射するマイクロ波パワ
ーを伝送する副伝送路の終端に、加熱室底面に配設され
た面状の抵抗体を接続してなる高周波加熱装置を提供す
るものであム以下の効果を奏する。
(1)加熱室よシ反射するマイクロ波パワーが抵抗体に
よって吸収されるため、マイクロ波発生部がこの反射パ
ワーによって破損又は特性劣下を生ずる危険性を防止で
きる。
よって吸収されるため、マイクロ波発生部がこの反射パ
ワーによって破損又は特性劣下を生ずる危険性を防止で
きる。
■ 反射パワーを吸収する抵抗体を加熱室内に配設して
いるため、抵抗体の輻射熱により被加熱物を加熱するこ
とができ、マイクロ波発生部の発生7 ベー゛′ するマイクロ波パワーのほとんどすべてをあらゆる被加
熱物の加熱パワーに寄与させることができるため、あら
ゆる被加熱物に対して加熱効率を高く維持することがで
きる。
いるため、抵抗体の輻射熱により被加熱物を加熱するこ
とができ、マイクロ波発生部の発生7 ベー゛′ するマイクロ波パワーのほとんどすべてをあらゆる被加
熱物の加熱パワーに寄与させることができるため、あら
ゆる被加熱物に対して加熱効率を高く維持することがで
きる。
図面は本発明の一実施例による高周波加熱装置の構成図
である。 1・・・・・・マイクロ波発生部、2・・・・・・主伝
送路、4・・・・・・加熱室、6・・・・・・副伝送路
、7・・・・・・抵抗体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名特開
昭GO−143592(3)
である。 1・・・・・・マイクロ波発生部、2・・・・・・主伝
送路、4・・・・・・加熱室、6・・・・・・副伝送路
、7・・・・・・抵抗体。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名特開
昭GO−143592(3)
Claims (1)
- マイクロ波発生部と、被加熱物を収容する加熱室と、前
記マイクロ波発生部の発生するマイクロ波パワーを前記
加熱室に伝送する主伝送路と、前記主伝送路に分岐して
設けた前記加熱室よシ反射するマイクロ波パワーを伝送
する副伝送路と、前記副伝送路の終端に設けられ、前記
加熱室内に配設された平面状の抵抗体とからなる高周波
加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25125083A JPS60143592A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25125083A JPS60143592A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60143592A true JPS60143592A (ja) | 1985-07-29 |
JPS6353679B2 JPS6353679B2 (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=17219967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25125083A Granted JPS60143592A (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60143592A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009157110A1 (ja) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | パナソニック株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
JP2015039288A (ja) * | 2009-10-29 | 2015-02-26 | 日本電業工作株式会社 | 電力回生装置 |
EP3136001A4 (en) * | 2014-04-24 | 2017-12-20 | Guangdong Midea Kitchen Appliances Manufacturing Co., Ltd. | Microwave oven |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP25125083A patent/JPS60143592A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009157110A1 (ja) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | パナソニック株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
CN102067723A (zh) * | 2008-06-25 | 2011-05-18 | 松下电器产业株式会社 | 微波加热装置 |
JPWO2009157110A1 (ja) * | 2008-06-25 | 2011-12-01 | パナソニック株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
JP5080647B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2012-11-21 | パナソニック株式会社 | マイクロ波加熱装置 |
RU2474092C2 (ru) * | 2008-06-25 | 2013-01-27 | Панасоник Корпорэйшн | Микроволновое нагревательное устройство |
US8680446B2 (en) | 2008-06-25 | 2014-03-25 | Panasonic Corporation | Microwave heating apparatus |
JP2015039288A (ja) * | 2009-10-29 | 2015-02-26 | 日本電業工作株式会社 | 電力回生装置 |
EP3136001A4 (en) * | 2014-04-24 | 2017-12-20 | Guangdong Midea Kitchen Appliances Manufacturing Co., Ltd. | Microwave oven |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353679B2 (ja) | 1988-10-25 |
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