JPS60106505A - ジアルキルカ−ボネ−ト溶液の濃縮法 - Google Patents

ジアルキルカ−ボネ−ト溶液の濃縮法

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JPS60106505A
JPS60106505A JP59207913A JP20791384A JPS60106505A JP S60106505 A JPS60106505 A JP S60106505A JP 59207913 A JP59207913 A JP 59207913A JP 20791384 A JP20791384 A JP 20791384A JP S60106505 A JPS60106505 A JP S60106505A
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JP
Japan
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dialkyl carbonate
zeolite
solution
alcohol
sorption
Prior art date
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Pending
Application number
JP59207913A
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English (en)
Inventor
マイケル・スタイネス・スペンサー
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/08Purification; Separation; Stabilisation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は有機カーボネートの製造、殊にジアルキルカー
ボネート類の製造に関する。
従来の技術 ジアルキルカーボネート類の製造のための多様な方法が
発表されてきており、アルコールt−(11i当な触媒
、例えば銅塩化物の存在下に一酸化炭素及び酸素と(例
えば米国特許第3,952,045号及び同第4,21
8,391号明細書参照)、または(1)触媒としてオ
ルガノ錫化合物を用いて二酸化炭素と〔例えば’ Po
lymer Preprints”20 (1979)
 、第146頁参照〕、または(H])尿素もしくはウ
レタンと(例えば米国特許第2,834,799号及び
同第4.327.035号明細書参照)、反応させる方
法がある。
その他の製法も公知であるが、それらの方法も出発物質
として対応するアルコールを使用するものである。上記
の諸方法における転化率及び収率は一般的に低いので、
アルコールが可成りの過剰量で使用されることがしばし
ばであるので、生成物ジアルキルアルコールはアルコー
ル中の稀溶液の形で得られる。例えばメタノールと二酸
化炭素との反応の場合には、その転化率は、高反応圧で
あってさえも、生成溶液が閏バールの圧力で約0.5重
量%のジメチルカーボネートを含み、1000バールの
圧力で、やや増加して2〜3重量%のジメチルカーボネ
ートを含むような、ものである。
発明が解決しようとする問題点 そのような稀溶液からは比較的高割合のアルコールが除
去されなければならないから、アルコール及びアルキル
カーボネートをそのような稀溶液から蒸留により分離す
ることは不経済である。さらには、ある種の合成法にお
いては、水が副生物として生成され、かかる水の副生は
、若干の場合には共沸混合物形成の結果としてそのよう
な分離を一層妨害することになる。
ここに我々は、蒸留分離法を一層経済的に実施しうる水
準にまで、そのような稀溶液を濃縮する友めの簡易方法
を案出した。
問題点を解決するための手段 かくして、本発明は、ジアルキルカーボネートのアルコ
ール溶液を、ジアルキルカーボネートを選択的に収着す
る疎水性ゼオライトと接触させて、その溶液よりもジア
ルキルカーボネートに富む収着混合物を作シ、次いでそ
の混合物を疎水性ゼオライトから脱着させる、ことから
なる、ジアルキルカーボネートのアルコール溶液の濃縮
方法t−提供するものである。
そのゼオライトは、シリカライト〔Nature″27
1、 (1978年2月9日ン、第512〜516頁参
照〕、ま九はその他の疎水性ゼオライト類であってよく
、それらのゼオライト類は、アルミナ:シリカのモル比
が低いこと(普通、約0.05以下ンによって特徴付け
られる。そのモル比は0.003のような小さい値、あ
るいはそれよシもさらに低い値であることさえあり、実
(シリカライトにおいてはそのモル比がα001以下で
あることもある。これらの疎水性ゼオライト類は、典型
的には5〜10オングストロームの範囲の中程度の寸法
の細孔を有する。
適当なゼオライトの例としては、シリカライト、ならび
にZSM−5,NU−1,EU−1及びEU−2型のゼ
オライト類、及びその他のZSM、NU及びEU系のも
のがある。
これらの疎水性ゼオライトはアルコールを収着するけれ
ども、我々は、ジアルキルカーボネート類が優先的に(
選択的に)収着され、従って典型的には、2重量%のジ
アルキルカーボネートを含んでいる溶液からゼオライト
に収着される混合物が、約20重量%のジアルキルカー
ボネートを含みうろことを発見した。
収着操作は、ゼオライトを充填したカラムに該溶液を適
切な温度(例えば10〜50C)で通過させることによ
り都合よ〈実施できる。収着工程は適宜な圧力で実施し
うるけれども、高い圧力をジアルキルカーボネート合成
反応において用いる場合には、収着工程をも高い圧力の
下に実施すると、プロセス工学上の利益がもたらされう
゛る。
ゼオライトはアルコール/ジアルキルカーボネート混合
物を収着し、非常に少ないジアルキルカーボネート含量
のアルコールからなる排出流を残す。
ある種のジアルキルカーボネート合成法においては、前
述のように、水が副生物として生成される。水が存在し
ても、収着操作工程にほとんど影響を与えないけれども
、そのような水を例えば親水性ゼオライトに収着するこ
とによシ除去するのが好ましいことがある。親水性ゼオ
ライトは例えハ、0.1〜0.5の範囲のアルミナ:シ
リカのモル比ヲ有する小さい(3〜5オングストローム
)細孔のゼオライトであシ、例えばA、3A、4A及び
5A族のゼオライトである。かかる水分除去は、ジアル
キルカーボネートの収着に先立って実施しても、あるい
は再循環される前の排出アルコール流に対して実施して
もよい。ジアルキルカーボネートの収着効率を向上させ
るために、水除去をジアルキルカーボネートの収着に引
き続いて実施する場合には、疎水性ゼオライトを酸水溶
液で洗浄してから、ジアルキルカーボネートの収着全行
うのが好ましい。アルコール/ジアルキルカーボネート
溶液は、可溶性触媒(例えば錫もしくは銅の錯体ンをも
含んでいて、よい。
濃縮ジアルキルカーボネート溶液は、単に加熱によシ(
例えば50〜200 Cの温度)、またはジアルキルカ
ーボネート/アルコール混合物よシも一層優先的に(選
択的に)収着される溶剤(例えば炭化水素溶剤)t−用
いてフラッシュ・アウトすることによシ、疎水性ゼオラ
イトから脱着させて回収できる。その7ラツシング用溶
剤は、引き続いて加熱によって脱着させ、その疎水性ゼ
オライトを再使用しうるようにできる。疎水性ゼオライ
トによるジアルキルカーボネートの収着工程を高い圧力
において実施する場合に、ジアルキルカーボネート含有
混合物(濃縮)を脱着させるために実施しうる別の方法
は、圧力を低減することである。
本発明の方法は、対応するアルコール中の任意のジアル
キルカーボネートの溶液にて使用できるが、本発明の方
法は1〜5個の炭素原子會含むアルキル基金もつジアル
キルカーボネート類の製造において殊に応用性がちる。
本発明の方法は、メタノール中のジメチルカーボネート
の溶液またはエタノール中のジエチルカーボネートの溶
液の濃縮のために最も好ましく使用される。
稀ジアルキルカーボネート溶液(処理前)は、0.1〜
10重量%のジアルキルカーボネートを含むのが好まし
い。
実施例 本発明を以下の実施例によって説明するが、本発明がこ
れらの実施例に限定されるものでないことは、明らかで
あろう。
実施例1 使用したシリカライトの試料はX線回折にょシ高度に結
晶性であることが示され、また化学分析によりアルミナ
:シリカのモル比が約0.0009でちることが示され
た。
このシリカライトラ空気中で550 cにおいて24時
間焼成して活性化させた。このシリカライトの2.5F
を容器に入れ、そしてジメチルカーボネートのメタノー
ル溶液(ジメチルカーボネート21.4t/l ) l
0IIL/を周囲温度において添加した。溶液中のジメ
チルカーボネート濃度の変化(この変化はシリカライト
によるジメチルカーボネートの収着によるものであるン
を、溶液試料のガスクロマトグラフ分析によって追跡し
、シリカライトによって収着されたジメチルカーボネー
トの量を計算しうるようにし友。結果を表1に示す。
表1 これらの結果は、ジメチルカーボネートの収着が迅速で
あったことを示している。溶液中に存在したジメチルカ
ーボネートのほとんど50%がシリカライトによって捕
捉された。シリカライトによるメタノールの収着は、他
の溶剤の不存在下で、約0.19tYA/Pである。す
なわち約α15テメタノール/y−シリカライトである
(前述の文献″’Nature”の第514頁参照)。
従って、収着ジメチルカーボネートは、メタノールを収
着するのに有効な細孔容積の約20%’ft占めたので
、ジメチルカーボネートの濃度は少なくとも10倍増大
された。
実施例2 実施例1のシリカライトの一部を酸水溶液で洗浄し、次
いで水で洗浄した。実施例1をこのシリカライト試料を
用い、て繰返した。結果を表2に示す。
表2 収着は実施例1におけるよシも大きく、アルコールの収
着に有効な細孔空隙の約25チがジメチルカーボネート
によって占められた。
実施例3 実施例1を繰返したが、使用したジメチルカーボネート
のメタノール溶液は0.5%(v/v)の水をも含むも
のであった。結果を表3に示す。
表3 実施例2のように迅速かつ選択的な収着が起きたが、収
着の程度は水の存在によって低減された。
実施例4 実施例2を繰返したが、実施例3と同じメタノール/ジ
メチルカーボネート/水の溶液を用いた。
結果を表4に示す。表2の結果と比較すると、水は酸洗
シリカライトでの収着に顕著には影響を与えないことが
判る。
表4 上記のすべての実施例において、ジメチルカーボネート
/メタノール混合物(収着)は、加熱により、またはヘ
キサンのような炭化水素でのフラッシングによシ、シリ
カライトから脱着できた。
特許出願人 インぼりアル・ケミカル・インダストリー
ズ・ピーエルシ−

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジアルキルカーボネートのアルコール溶液を、ジ
    アルキルカーボネートが選択的に収着される疎水性ゼオ
    ライトと接触させて、その溶液よりもジアルキルカーボ
    ネートに富む収着混合物を作り、次いでゼオライトから
    その混合物を脱着させる、ことからなるジアルキルカー
    ボネートのアルコール溶液の濃縮法。
  2. (2)ゼオライトのアルミナ:シリカのモル比が0.0
    5以下である特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3) ゼオライトのアルミナ:シリカのモル比が0.
    003以下である特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)ゼオライトがシリカライトである特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  5. (5)ゼオライトと接触されるジアルキルカーボネート
    のアルコール溶液が水を含み、そしてゼオライトをその
    溶液′と接触させる前にゼオライトラ酸水溶液で洗浄す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれ
    かに記載の方法。
  6. (6) ジアルキルカーボネートがジメチルカーボネー
    トであり、アルコールがメタノールである特許請求の範
    囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。
  7. (7)アルコールを過剰に用いてそのアルコールからジ
    アルキルカーボネート全製造する方法であって、そのア
    ルコール中のジアルキルカーボネートの溶液を特許請求
    の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法によって濃縮
    する工程を含むことを特徴とする上記ジアルキルカーボ
    ネートの製法。
  8. (8)ジアルキルカーボネート合成工程で得られるジア
    ルキルカーボネートのアルコール溶液が水をも含み−そ
    の溶液からの疎水性ゼオライトによるジアルキルカーボ
    ネートの収着後に残るアルコールをその合成工程へ再循
    環させ、またそのアルコールの再循環に先立って親水性
    ゼオライ、トとの接触による収着により水を除去する、
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. (9)ジアルキルカーボネート合成工程で得られる溶液
    を親水性ゼオライトと接触させることによる水の除去は
    、疎水性ゼオライトによるジアルキルカーボネートの収
    着の前に実施する特許請求の範囲第8項に記載の方法。
JP59207913A 1983-10-04 1984-10-03 ジアルキルカ−ボネ−ト溶液の濃縮法 Pending JPS60106505A (ja)

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GB838326556A GB8326556D0 (en) 1983-10-04 1983-10-04 Carbonate production
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ID=10549670

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