JPS596961Y2 - 自動旋盤における角材供給装置のライニング - Google Patents
自動旋盤における角材供給装置のライニングInfo
- Publication number
- JPS596961Y2 JPS596961Y2 JP1489079U JP1489079U JPS596961Y2 JP S596961 Y2 JPS596961 Y2 JP S596961Y2 JP 1489079 U JP1489079 U JP 1489079U JP 1489079 U JP1489079 U JP 1489079U JP S596961 Y2 JPS596961 Y2 JP S596961Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- stock tube
- square
- supply device
- material supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動旋盤における角材供給装置、特にストッ
クチューブを2つに分割し、これを開放したとき角材を
受け入れるようにした角材供給装置に取りつけられるラ
イニングに関するものである。
クチューブを2つに分割し、これを開放したとき角材を
受け入れるようにした角材供給装置に取りつけられるラ
イニングに関するものである。
従来、第5図に示すごとくこの種のライニング3はスト
ックチューブ1にクッションゴム2を介して取りつけら
れ、切断線3aはストックチューブ1の切断線1aと対
応するようにこれと同じ位置に設けられているのが普通
で、ストックチューブ1が開放したときライニング3も
開放して角材を受け入れた後、再び閉じて角材を加工位
置に供給する。
ックチューブ1にクッションゴム2を介して取りつけら
れ、切断線3aはストックチューブ1の切断線1aと対
応するようにこれと同じ位置に設けられているのが普通
で、ストックチューブ1が開放したときライニング3も
開放して角材を受け入れた後、再び閉じて角材を加工位
置に供給する。
このような装置は素材が丸材であれば問題はないが角材
のときは角材が自動旋盤の主軸にチャツキングされて回
転するとき角材の稜線がライニング3の切断線と平行に
なっているため、これらが干渉して角材の回転が円滑に
行なわれず、騒音もはげしくなる等種々の問題があった
。
のときは角材が自動旋盤の主軸にチャツキングされて回
転するとき角材の稜線がライニング3の切断線と平行に
なっているため、これらが干渉して角材の回転が円滑に
行なわれず、騒音もはげしくなる等種々の問題があった
。
この考案は以上のことに鑑みて案出されたもので、スト
ックチューブに取りつけられるライニングの切断線をス
トックチューブの切断線と対応した位置においてストッ
クチューブの軸線に対してある角度をなす平面に沿って
設けたことを特徴とする。
ックチューブに取りつけられるライニングの切断線をス
トックチューブの切断線と対応した位置においてストッ
クチューブの軸線に対してある角度をなす平面に沿って
設けたことを特徴とする。
以下、図面に基づいてこの考案を説明する。
ライニング3は角材に傷をつけないようにナイロン製で
構威されており、軸方向斜め即ち、後記するストックチ
ューブ1の軸線に対してある角度(約5度の角度をもた
せるのが好しい)をなす平面に沿って2箇所180度対
称の位置において切断されている。
構威されており、軸方向斜め即ち、後記するストックチ
ューブ1の軸線に対してある角度(約5度の角度をもた
せるのが好しい)をなす平面に沿って2箇所180度対
称の位置において切断されている。
3a,3aは切断線である。ライニング3の角材に接す
る内径側は面取り\3bがほどこされている。
る内径側は面取り\3bがほどこされている。
第3図、第4図はライニング3をストックチューブ1に
取りつけた状態を示すものである。
取りつけた状態を示すものである。
ストックチューブ1はその軸線に平行で、直径上で対向
する2本の切断線1a,1aによって2つの半円形断面
の部材に分かれるようになっており、ライニング3はそ
の切断線3a,3aがストックチューブ1の切断線1a
,1aと対応する位置においてクッションゴム2を介し
て取りつけられている。
する2本の切断線1a,1aによって2つの半円形断面
の部材に分かれるようになっており、ライニング3はそ
の切断線3a,3aがストックチューブ1の切断線1a
,1aと対応する位置においてクッションゴム2を介し
て取りつけられている。
普通、ストックチューブ1は2500 mm〜3000
mmの長さであり、ライニング3は50 mm程度の
長さのため、ライニング3はストックチューブ1に対し
て適当な間隔となるように9〜11個設けるようにして
ある。
mmの長さであり、ライニング3は50 mm程度の
長さのため、ライニング3はストックチューブ1に対し
て適当な間隔となるように9〜11個設けるようにして
ある。
このようにしてライニング3が取りつけられたストック
チューブ1は例えば第3図に示すごとく、2つに分割さ
れたうちの1方を固定部として素材支持ホルダ5に取り
つけ、他方は可動部として軸7を支点にして素材支持ホ
ルダ5に対して回動自在となっているヒンジ6に取りつ
けられる。
チューブ1は例えば第3図に示すごとく、2つに分割さ
れたうちの1方を固定部として素材支持ホルダ5に取り
つけ、他方は可動部として軸7を支点にして素材支持ホ
ルダ5に対して回動自在となっているヒンジ6に取りつ
けられる。
今、図示していないが素材棚より角材がストックチュー
ブ1に向って送り込まれるときはヒンジ6が軸7を支点
にして回動し、ストックチューブ1と共にライニング3
を開放する。
ブ1に向って送り込まれるときはヒンジ6が軸7を支点
にして回動し、ストックチューブ1と共にライニング3
を開放する。
ストックチューブ1内に角材が送り込まれるとストック
チューブ1と共にライニング3は閉じて図示していない
が送り機構によって角材が自動旋盤の主軸内に送られ主
軸チャックにチャツキングされて回転される。
チューブ1と共にライニング3は閉じて図示していない
が送り機構によって角材が自動旋盤の主軸内に送られ主
軸チャックにチャツキングされて回転される。
このとき角材の稜線はライニング3に常時接触しながら
回転されるため角材の稜線はライニングの切断線とも断
続的に接触し、干渉することになる。
回転されるため角材の稜線はライニングの切断線とも断
続的に接触し、干渉することになる。
この場合従来のライニング3は第5図に示すごとく切断
線3a,3aが角材の稜線と平行になるため、線接触で
お互いが干渉するため角材の回転がライニング3の切断
線3a,3aの箇所で1時停止されるように断続的とな
り円滑に行なわれず騒音もはげしいものとなる。
線3a,3aが角材の稜線と平行になるため、線接触で
お互いが干渉するため角材の回転がライニング3の切断
線3a,3aの箇所で1時停止されるように断続的とな
り円滑に行なわれず騒音もはげしいものとなる。
しかしながらこの考案ではライニング3の切断線3a,
3aが約5度の角度で斜めに穿設してあるため、角材の
稜線と平行とならず角材の稜線とライニング3の切断線
3a,3aは点接触となり、この点接触は角材の回転に
つれて連続的に軸方向に移動するようになるので角材は
ライニング3の切断線3a,3aと干渉することなく回
転は円滑に行なわれた。
3aが約5度の角度で斜めに穿設してあるため、角材の
稜線と平行とならず角材の稜線とライニング3の切断線
3a,3aは点接触となり、この点接触は角材の回転に
つれて連続的に軸方向に移動するようになるので角材は
ライニング3の切断線3a,3aと干渉することなく回
転は円滑に行なわれた。
ライニング3はストックチューブ1と共に開放して角材
を受け入れるのであるから切断線3a,3aの角度(こ
の考案では5度位にしている)は余り大きくすると角材
供給時に角材がライニング3に干渉するので余り大きく
することはできない。
を受け入れるのであるから切断線3a,3aの角度(こ
の考案では5度位にしている)は余り大きくすると角材
供給時に角材がライニング3に干渉するので余り大きく
することはできない。
実験の結果によると約5度位の角度が最も好ましく、角
材も円滑に回転される。
材も円滑に回転される。
以上のごとくこの考案はストックチューブに取りつける
ライニングを軸方向斜めに切断して角材の稜線と干渉し
ないようにしたので従来のごとく角材の回転が断続的に
ならず連続的になって騒音も生せず、角材自体がライニ
ングの切断線と干渉して傷がつく等のことも全くなくな
った。
ライニングを軸方向斜めに切断して角材の稜線と干渉し
ないようにしたので従来のごとく角材の回転が断続的に
ならず連続的になって騒音も生せず、角材自体がライニ
ングの切断線と干渉して傷がつく等のことも全くなくな
った。
第1図はこの考案によるライニングの断面図で、第2図
は正面図。 第3図はストックチューブにライニングを取りつけて角
材を受け入れるために開放しようとしている図で、第4
図はストックチューブにライニングを取りつけた状態を
示す断面図。 第5図はストックチューブに従来のライニングを取りつ
けた状態を示す一部を省略した断面図。 図において1はストックチューブ、2はクッションゴム
、3はライニング、3a,3aは切断線。
は正面図。 第3図はストックチューブにライニングを取りつけて角
材を受け入れるために開放しようとしている図で、第4
図はストックチューブにライニングを取りつけた状態を
示す断面図。 第5図はストックチューブに従来のライニングを取りつ
けた状態を示す一部を省略した断面図。 図において1はストックチューブ、2はクッションゴム
、3はライニング、3a,3aは切断線。
Claims (1)
- ストックチューブが、その軸線に平行で、直径上で対向
する2本の切断線によって2つの半円形断面の部材に分
かれるようになっている材料供給装置において、ストッ
クチューブに取りつけられるライニングの切断線をスト
ックチューブの切断線と対応した位置において、ストッ
クチューブの軸線に対してある角度をなす平面に沿って
設けたことを特徴とする自動旋盤における角材供給装置
のライニング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1489079U JPS596961Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | 自動旋盤における角材供給装置のライニング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1489079U JPS596961Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | 自動旋盤における角材供給装置のライニング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55115702U JPS55115702U (ja) | 1980-08-15 |
JPS596961Y2 true JPS596961Y2 (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=28835621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1489079U Expired JPS596961Y2 (ja) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | 自動旋盤における角材供給装置のライニング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596961Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731921Y2 (ja) * | 1987-06-29 | 1995-07-26 | 株式会社アルプスツ−ル | 棒材供給機の棒材支持装置 |
-
1979
- 1979-02-09 JP JP1489079U patent/JPS596961Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55115702U (ja) | 1980-08-15 |
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