JPS595259Y2 - リリ−フバルブ兼用メイクアツプバルブ - Google Patents
リリ−フバルブ兼用メイクアツプバルブInfo
- Publication number
- JPS595259Y2 JPS595259Y2 JP1979002351U JP235179U JPS595259Y2 JP S595259 Y2 JPS595259 Y2 JP S595259Y2 JP 1979002351 U JP1979002351 U JP 1979002351U JP 235179 U JP235179 U JP 235179U JP S595259 Y2 JPS595259 Y2 JP S595259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poppet
- relief
- makeup
- valve
- small diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K39/00—Devices for relieving the pressure on the sealing faces
- F16K39/04—Devices for relieving the pressure on the sealing faces for sliding valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/02—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
- F16K17/04—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
- F16K17/048—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded combined with other safety valves, or with pressure control devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7771—Bi-directional flow valves
- Y10T137/7772—One head and seat carried by head of another
- Y10T137/7774—Supporting valve spring carried by supporting valve
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7771—Bi-directional flow valves
- Y10T137/7772—One head and seat carried by head of another
- Y10T137/7774—Supporting valve spring carried by supporting valve
- Y10T137/7776—Spring abuts guide for supported valve stem
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は異常圧の発生を防止するリリーフバルブ兼用メ
イクアップバルブに関する。
イクアップバルブに関する。
従来からの部品の簡略化を配管を容易にするためリリー
フバルブとメイクアップバルブを兼用したバルブは種々
の形式が提案されていた。
フバルブとメイクアップバルブを兼用したバルブは種々
の形式が提案されていた。
その代表的な一例を第1図に示す。
この図示のものでは、共軸の管状のメイクアップバルブ
AとリリーフバルブBが設けられ、またその外周の摺動
部に封止部材A’、 B’が設けられており、この封止
部材A’、 B’により前記バルブA、 Bは高低圧時
に作動性が減少し、かつ摺動抵抗が増大するとともにヒ
ステリシスが生じるという問題があった。
AとリリーフバルブBが設けられ、またその外周の摺動
部に封止部材A’、 B’が設けられており、この封止
部材A’、 B’により前記バルブA、 Bは高低圧時
に作動性が減少し、かつ摺動抵抗が増大するとともにヒ
ステリシスが生じるという問題があった。
また、メイクアップバルブAとリリーフバルブBとの一
端側には室Cが形式され、この室CはリリーフバルブB
の軸心上に設けた孔りを介して常時高圧通路Eに接続さ
れている。
端側には室Cが形式され、この室CはリリーフバルブB
の軸心上に設けた孔りを介して常時高圧通路Eに接続さ
れている。
したがって、リリーフバルブBは高圧通路Eの圧力を直
接受けてスプリングFに抗して動くため、このスプリン
グFとして強力なものを使用するので直径が大きく小形
化の目的に反し、また仮に小形のスプリングが可能であ
っても応力が高く信頼性に乏しがった。
接受けてスプリングFに抗して動くため、このスプリン
グFとして強力なものを使用するので直径が大きく小形
化の目的に反し、また仮に小形のスプリングが可能であ
っても応力が高く信頼性に乏しがった。
本考案は上記事情にもとづいてなされたもので、その目
的とするところは、小形化にすると共に信頼性を高くし
かつ製造を容易にしてコストを低くしたリリーフバルブ
兼用メイクアップバルブを提供することにある。
的とするところは、小形化にすると共に信頼性を高くし
かつ製造を容易にしてコストを低くしたリリーフバルブ
兼用メイクアップバルブを提供することにある。
そこで、本考案は、上記目的を達成するために、アクチ
ェータに連結される第1の開口を閉鎖側壁に、タンクに
連結される第2の開口を開放壁にそれぞれ形成した先止
り孔を有するバルブハウジングと、このバルブハウジン
グの上記先止り孔の開放側を閉鎖するとともに、上記先
止り孔の閉鎖側を向いて開口しかつ上記第2の開口と連
通ずる凹部を有したシートと、上記アクチェータが所定
の負圧以下となったとき、上記凹部を閉鎖状態から開放
状態にして上記第1と第2の開口を連通させる第1の連
通手段と、上記アクチェータが所定の正圧以上となった
とき、上記四部を閉鎖状態から開放状態にして上記第1
と第2の開口を連通させる第2の連通手段とを具備し、
上記第1の連通手段は、上記先止り孔に遊嵌されるとと
もに上記第2の連通手段を内蔵し、上記シールに対し離
接することにより上記凹部を開閉するメイクアップポペ
ットと、このメイクアップポペットを上記シートに接す
る方向へ付勢する付勢スプリングとから構成し、上記第
2の連通手段は、上記メイクアップポペットにその軸方
向に沿って形成され上記シートの凹部側で小径となる内
孔と、この内孔大径部の軸心部に設けられたバランスピ
ストンと、このバランスピストンに密に外嵌するととも
に上記メイクアップポペットの内孔の大径部に遊嵌した
状態に設けられ、上記メイクアップポペットの内孔の小
径部に離接することによりこの小径部を開閉するリリー
フポペットと、このリリーフポペットを上記小径部に接
する方向へ付勢する調圧スプリングと、この調圧スプリ
ングの付勢力を調整する調整ネジとを備え、上記小径部
の断面積をん、上記バランスピストンの断面積をA1、
上記リリーフポペットの断面積をA2としたとき、ん〈
A1〈A2となるように構成したことを特徴とするもの
である。
ェータに連結される第1の開口を閉鎖側壁に、タンクに
連結される第2の開口を開放壁にそれぞれ形成した先止
り孔を有するバルブハウジングと、このバルブハウジン
グの上記先止り孔の開放側を閉鎖するとともに、上記先
止り孔の閉鎖側を向いて開口しかつ上記第2の開口と連
通ずる凹部を有したシートと、上記アクチェータが所定
の負圧以下となったとき、上記凹部を閉鎖状態から開放
状態にして上記第1と第2の開口を連通させる第1の連
通手段と、上記アクチェータが所定の正圧以上となった
とき、上記四部を閉鎖状態から開放状態にして上記第1
と第2の開口を連通させる第2の連通手段とを具備し、
上記第1の連通手段は、上記先止り孔に遊嵌されるとと
もに上記第2の連通手段を内蔵し、上記シールに対し離
接することにより上記凹部を開閉するメイクアップポペ
ットと、このメイクアップポペットを上記シートに接す
る方向へ付勢する付勢スプリングとから構成し、上記第
2の連通手段は、上記メイクアップポペットにその軸方
向に沿って形成され上記シートの凹部側で小径となる内
孔と、この内孔大径部の軸心部に設けられたバランスピ
ストンと、このバランスピストンに密に外嵌するととも
に上記メイクアップポペットの内孔の大径部に遊嵌した
状態に設けられ、上記メイクアップポペットの内孔の小
径部に離接することによりこの小径部を開閉するリリー
フポペットと、このリリーフポペットを上記小径部に接
する方向へ付勢する調圧スプリングと、この調圧スプリ
ングの付勢力を調整する調整ネジとを備え、上記小径部
の断面積をん、上記バランスピストンの断面積をA1、
上記リリーフポペットの断面積をA2としたとき、ん〈
A1〈A2となるように構成したことを特徴とするもの
である。
以下、本考案の一実施例を第2図を参照しながら説明す
る。
る。
図中1はバルブハウジングで゛、このバルブハウジング
1には先止り孔2が穿設されている。
1には先止り孔2が穿設されている。
この先止り孔2の閉鎖側周壁にはアクチェータとしての
シリンダ3に管路4を介して連結される第1の開口5が
、開放側周壁にはタンク6に管路7を介して連結される
第2の開口8がそれぞれ形成されている。
シリンダ3に管路4を介して連結される第1の開口5が
、開放側周壁にはタンク6に管路7を介して連結される
第2の開口8がそれぞれ形成されている。
また、上記バルブハウジング1には上記先止り孔2の開
放側を閉鎖するようにシート9が固着されている。
放側を閉鎖するようにシート9が固着されている。
このシート9は上記先止り孔2の閉鎖側を向いて開口す
る凹部10を有しており、この凹部10は複数の通孔1
1・・・を介して上記第2の開口8と連通している。
る凹部10を有しており、この凹部10は複数の通孔1
1・・・を介して上記第2の開口8と連通している。
そして、これにより、上記第1と第2の開口5,8が通
孔11・・・、凹部10、先止り孔2を介して連通ずる
構成となっている。
孔11・・・、凹部10、先止り孔2を介して連通ずる
構成となっている。
また、上記先止り孔2内には、上記シリンダ3が所定の
負圧以下となったとき、上記凹部10を閉鎖状態から開
放状態にして上記第1と第2の開口5.8を連通させる
第1の連通手段12と、上記シノンダ3が所定の正圧以
上となったとき、上記凹部10を閉鎖状態から開放状態
にして上記第1と第2の開口5,8を連通させる第2の
連通手段13とが配設されている。
負圧以下となったとき、上記凹部10を閉鎖状態から開
放状態にして上記第1と第2の開口5.8を連通させる
第1の連通手段12と、上記シノンダ3が所定の正圧以
上となったとき、上記凹部10を閉鎖状態から開放状態
にして上記第1と第2の開口5,8を連通させる第2の
連通手段13とが配設されている。
上記第1の連通手段12は次のようになっている。
すなわち、14は上記第2の連通手段13を内蔵したメ
イクアップポペットであり、上記先止り孔2に遊嵌(緩
く嵌合)されて軸方向へ摺動可能となっている。
イクアップポペットであり、上記先止り孔2に遊嵌(緩
く嵌合)されて軸方向へ摺動可能となっている。
そして、シート9側端部が上記シート9に対し離接する
ことにより上記凹部10を開閉するようになっている。
ことにより上記凹部10を開閉するようになっている。
また、上記先止り孔2の閉鎖側には比較的弱い付勢スプ
リング15が配置され、上記メイクアップポペット14
を上記シート9に接する方向(図中右方)へ常時付勢し
ている。
リング15が配置され、上記メイクアップポペット14
を上記シート9に接する方向(図中右方)へ常時付勢し
ている。
一方、上記第2の連通手段13は次のようになっている
。
。
すなわち、16は上記メイクアップポペット14にその
軸方向に沿って形成された内孔であり、これは上記シー
ト9の凹部10側で段差をもって小径となっている。
軸方向に沿って形成された内孔であり、これは上記シー
ト9の凹部10側で段差をもって小径となっている。
また、このメイクアップポペット14の内孔16の大径
部17にはリリーフポペット18が遊嵌されて軸方向に
摺動可能となっており、上記メイクアップポペット14
の内孔16の小径部19の側端部がこの小径部19に対
し離接することにより上記小径部19を開閉するように
なっている。
部17にはリリーフポペット18が遊嵌されて軸方向に
摺動可能となっており、上記メイクアップポペット14
の内孔16の小径部19の側端部がこの小径部19に対
し離接することにより上記小径部19を開閉するように
なっている。
また、リリーフポペット18は、メイクアップポペット
14の内孔16の大径部17、すなわち小径部19と反
対側に螺合した調整ネジ20により付勢力を調整可能に
した調圧スプリング21によって上記小径部19に接す
る方向(図中右方)へ常時付勢されている。
14の内孔16の大径部17、すなわち小径部19と反
対側に螺合した調整ネジ20により付勢力を調整可能に
した調圧スプリング21によって上記小径部19に接す
る方向(図中右方)へ常時付勢されている。
また、リリーフポペット19にはその軸方向に沿って内
孔22が形成され、これはメイクアップポペット14の
小径部19側で段差をもって小径となっている。
孔22が形成され、これはメイクアップポペット14の
小径部19側で段差をもって小径となっている。
さらに、上記メイクアップポペット14の内孔16にお
ける大径部17の軸心部にはバランスピストン23が設
けられている。
ける大径部17の軸心部にはバランスピストン23が設
けられている。
このバランスピストン23はシート9側がノリーフポペ
ット18の内孔22の大径部24に密に内嵌しており、
バランスピストン23の図中右側で大気圧に保たてる圧
油とバランスピストン23の図中左側でシリンダ3の内
圧に保たれる圧油とが混合しないようになっている。
ット18の内孔22の大径部24に密に内嵌しており、
バランスピストン23の図中右側で大気圧に保たてる圧
油とバランスピストン23の図中左側でシリンダ3の内
圧に保たれる圧油とが混合しないようになっている。
また、バランスピストン23の図中左端のロッド部25
は調整ネジ20の内孔26に遊嵌され、調整ネジ20の
外側にはスナップリング27がはめられてバランスピス
トン23の右進を阻止している。
は調整ネジ20の内孔26に遊嵌され、調整ネジ20の
外側にはスナップリング27がはめられてバランスピス
トン23の右進を阻止している。
そして、このように構成された第2の連通手段13にお
いては、さらに、メイクアップポペット14の内孔16
における小径部19の断面積をん、バランスピストン2
3の断面積をA1、リリーフポペット18の断面積をA
2としたとき、ん〈A1〈A2となるように構成されて
いる。
いては、さらに、メイクアップポペット14の内孔16
における小径部19の断面積をん、バランスピストン2
3の断面積をA1、リリーフポペット18の断面積をA
2としたとき、ん〈A1〈A2となるように構成されて
いる。
なお、バランスピストン23はリリーフポペット18と
の嵌合を密にするため、ラビリンスパツキンを使用した
例を図示したが、嵌合を緩やかにしてOリングを使用し
ても良い。
の嵌合を密にするため、ラビリンスパツキンを使用した
例を図示したが、嵌合を緩やかにしてOリングを使用し
ても良い。
また、図中28・・・はメイクアップポペット14に形
成された圧油の通孔である。
成された圧油の通孔である。
次に作用を説明する。
ポンプ29によりタンク6からくみ揚げられた圧油はシ
リンダ3に導びかれ、さらに管路4を介してバルブハウ
ジング1の第1の開口5へ導びかれている。
リンダ3に導びかれ、さらに管路4を介してバルブハウ
ジング1の第1の開口5へ導びかれている。
そして、第1の開口5に導かれた圧油はリリーフポペッ
ト1Bに作用する。
ト1Bに作用する。
ここで、リリーフポペット18を図中左側へ押す力は、
(A2−Ao) x Pである(但し、Pは油圧である
。
(A2−Ao) x Pである(但し、Pは油圧である
。
)。一方、第1の開口5の圧油はバルブハウジング1と
メイクアップポペット14との隙間を通って調整ネジ2
0の図中左側に流入し、ここから調整ネジ20とバラン
スピストン23のロッド部25との隙間を通ってリリー
フポペット18の図中左側に働く (このとき、圧油は
メイクアップポペット14とリリーフポペット18との
隙間からもリリーフポペット18の図中左側へ流入する
)が、リリーフポペット1Bの内孔22の大径部24に
はバランスピストン23が密に挿入されているので、結
局リリーフポペット18を図中右側へ押力は(A2−A
、)xPである。
メイクアップポペット14との隙間を通って調整ネジ2
0の図中左側に流入し、ここから調整ネジ20とバラン
スピストン23のロッド部25との隙間を通ってリリー
フポペット18の図中左側に働く (このとき、圧油は
メイクアップポペット14とリリーフポペット18との
隙間からもリリーフポペット18の図中左側へ流入する
)が、リリーフポペット1Bの内孔22の大径部24に
はバランスピストン23が密に挿入されているので、結
局リリーフポペット18を図中右側へ押力は(A2−A
、)xPである。
今、圧油の圧力が平常のときは、リリーフポペット18
は調圧スプリング21に押されて図示の位置を保持しメ
イクアップポペット14の内孔16の小径部19を閉じ
ているので、第1の開口5は第2の開口8との連通を断
たれ、シリンダ3は動作してピストンロッド30を前進
させる。
は調圧スプリング21に押されて図示の位置を保持しメ
イクアップポペット14の内孔16の小径部19を閉じ
ているので、第1の開口5は第2の開口8との連通を断
たれ、シリンダ3は動作してピストンロッド30を前進
させる。
ここで、圧油の圧力が所定の正圧以上に高くなりリリー
フポペット1Bへの図中左向きの力(A2−A、)pと
図中右向きの力(A2−AI ) Pとの差、すなわち
(A2−Ao) P−(A2−A1) P= (AI−
Po ) Pが調圧スプノング21の力より大きくなる
と、リリーフポペット18は図中左進し、第1と第2の
開口5,8は連通し圧油は図中実線矢印で示すようにリ
リーフされる。
フポペット1Bへの図中左向きの力(A2−A、)pと
図中右向きの力(A2−AI ) Pとの差、すなわち
(A2−Ao) P−(A2−A1) P= (AI−
Po ) Pが調圧スプノング21の力より大きくなる
と、リリーフポペット18は図中左進し、第1と第2の
開口5,8は連通し圧油は図中実線矢印で示すようにリ
リーフされる。
なお、この際、メイクアップポペット14は図中右側と
左側とに等しい力を圧油から受けるので移動することは
ない。
左側とに等しい力を圧油から受けるので移動することは
ない。
次にメイクアップについて説明すると、今、シリンダ3
の図中右側室が所定の負圧以下たとえば真空状態になる
と、この油圧力はバルブハウジング1とメイクアップポ
ペット14との隙間を通ってメイクアップポペット14
の図中左側に働き、このとき右側は大気圧のタンク6に
連通しているので左側より高くなり、メイクアップポペ
ット14を左進させる。
の図中右側室が所定の負圧以下たとえば真空状態になる
と、この油圧力はバルブハウジング1とメイクアップポ
ペット14との隙間を通ってメイクアップポペット14
の図中左側に働き、このとき右側は大気圧のタンク6に
連通しているので左側より高くなり、メイクアップポペ
ット14を左進させる。
これにより、第1と第2の開口5゜8は連通し、タンク
6内の油はシリンダ3の右室に破線矢印で示すように流
入し真空になることを阻止する。
6内の油はシリンダ3の右室に破線矢印で示すように流
入し真空になることを阻止する。
なお、この際、リリーフポペット18には図中右側へ押
す力が働くので、リリーフポペット18はメイクアップ
ポペット14に対して移動しない。
す力が働くので、リリーフポペット18はメイクアップ
ポペット14に対して移動しない。
以上説明したように本考案によれば、リリーフ時には調
圧スプリングの力に対して(A1−A。
圧スプリングの力に対して(A1−A。
)Pの力が働くので、直接作動式に比較すると格段に小
さい力になり、調圧スプリングは力の弱いもので十分対
抗し得る。
さい力になり、調圧スプリングは力の弱いもので十分対
抗し得る。
従って、調圧スプリングは小形で良くバルブを小形化す
る要望に答えられると共に強力な力を要求しないので破
損することがなく信頼性は高くなる。
る要望に答えられると共に強力な力を要求しないので破
損することがなく信頼性は高くなる。
また、各ポペットとバランスピストン或いはバルブハウ
ジングとの嵌合は、バランスピストンとリリーフポペッ
トとの間のみ密で他は全て緩やかであるので、封止部材
等を用いたものと比較して作動性の向上および作動抵抗
の減少が図れるとともにヒステリシスの発生がなく、し
かも製作は容易でコストが低くなる等の優れた効果を奏
する。
ジングとの嵌合は、バランスピストンとリリーフポペッ
トとの間のみ密で他は全て緩やかであるので、封止部材
等を用いたものと比較して作動性の向上および作動抵抗
の減少が図れるとともにヒステリシスの発生がなく、し
かも製作は容易でコストが低くなる等の優れた効果を奏
する。
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本考案の一実施
例を示す断面図である。 1・・・バルブハウジング、2・・・先止り孔、3・・
・アクチェータ(シリンダ)、5・・・第1の開口、6
・・・タンク、8・・・第2の開口、9・・・シート、
10・・・凹部、12・・・第1の連通手段、13・・
・第2の連通手段、14・・・メイクアップポペット、
15・・・付勢スプリング、16・・・内孔、11・・
・大径部、1B・・・リリーフポペット、19・・・小
径部、20・・・調整ネジ、21・・・調圧スプリング
、23・・・バランスピストン。
例を示す断面図である。 1・・・バルブハウジング、2・・・先止り孔、3・・
・アクチェータ(シリンダ)、5・・・第1の開口、6
・・・タンク、8・・・第2の開口、9・・・シート、
10・・・凹部、12・・・第1の連通手段、13・・
・第2の連通手段、14・・・メイクアップポペット、
15・・・付勢スプリング、16・・・内孔、11・・
・大径部、1B・・・リリーフポペット、19・・・小
径部、20・・・調整ネジ、21・・・調圧スプリング
、23・・・バランスピストン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 アクチェータに連結される第1の開口を閉鎖側壁に、タ
ンクに連結される第2の開口を開放側壁にそれぞれ形式
した先止り孔を有するバルブハウジングと、このバルブ
ハウジングの上記先止り孔の開放側を閉鎖するとともに
、上記先止り孔の閉鎖側を向いて開口しかつ上記第2の
開口と連通ずる凹部を有したシートと、上記アクチェー
タが所定の負圧以下となったとき、上記凹部を閉鎖状態
から開放状態にして上記第1と第2の開口を連通させる
第1の連通手段と、上記アクチェータが所定の正圧以上
となったとき、上記凹部を閉鎖状態から開放状態にして
上記第1と第2の開口を連通させる第2の連通手段とを
具備し、上記第1の連通手段は、上記先止り孔に遊嵌さ
れるとともに上記第2の連通手段を内蔵し、上記シール
に対し離接することにより上記凹部を開閉するメイクア
ップポペットと、このメイクアップポペットを上記シー
トに接する方向へ付勢する付勢スプリングとから構成し
、上記第2の連通手段は、上記メイクアップポペットに
その軸方向に沿って形式され上記シートの凹部側で小径
となる内孔と、この内孔の大径部の軸心部に設けられた
バランスピストンと、このバランスピストンに密に外嵌
するとともに上記メイクアップポペットの内孔の大径部
に遊嵌した状態に設けられ、上記メイクアップポペット
の内孔の小径部に離接することによりこの小径部を開閉
するリリーフポペットと、このリリーフポペットを上記
小径部に接する方向へ付勢する調圧スプリングと、この
調圧スプリングの付勢力を調整する調整ネジとを備え、
上記小径部の断面積をA。 、上記バランスピストンの断面積をA1、上記リリーフ
ポペットの断面積をA2としたとき、Ao<A1〈A2
となるように構成(たことを特徴とするリリーフバルブ
兼用メイクアップバルブ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979002351U JPS595259Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | リリ−フバルブ兼用メイクアツプバルブ |
US06/109,392 US4270567A (en) | 1979-01-12 | 1980-01-03 | Control valve for use in hydraulic apparatus |
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