JPS5948498B2 - 撚線製造装置 - Google Patents
撚線製造装置Info
- Publication number
- JPS5948498B2 JPS5948498B2 JP21844682A JP21844682A JPS5948498B2 JP S5948498 B2 JPS5948498 B2 JP S5948498B2 JP 21844682 A JP21844682 A JP 21844682A JP 21844682 A JP21844682 A JP 21844682A JP S5948498 B2 JPS5948498 B2 JP S5948498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- tension
- machine
- drawing machine
- winding angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ropes Or Cables (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば電気ケーブル用の撚線を製造する装置
に関し、特に伸線機と撚線機とをタンテムに同一ライン
上に組合せて撚線を製造する装置に関するものである。
に関し、特に伸線機と撚線機とをタンテムに同一ライン
上に組合せて撚線を製造する装置に関するものである。
電気ケーブルの製造価格を低くする目的で工程数を低減
するため多本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ラ
イン上にタンテムに組合せた撚線製造装置が提案されて
いる (例えば特公昭55一41352号参照)。
するため多本掛伸線機とバンチヤー型撚線機とを同一ラ
イン上にタンテムに組合せた撚線製造装置が提案されて
いる (例えば特公昭55一41352号参照)。
しかし、この種の撚線製造装置では機械仕上のバラツキ
でスリップが不均一に発生したり、撚線機からの引取力
が不均一になつたりして伸線機と撚線機との間で張力が
等しくなるとは限らないので例えば7本撚の場合中心に
入る線材と外層の線材との張力がバランスしないと撚線
時に中心線が飛出したり細径化したりして長時間安定に
運転することができない。また、外層を構成する線材の
張力が一定しないと、撚姿が不整となつて高い品質の撚
線を製造することができない。本発明の目的は、伸線機
と撚線機との間の線材の張力を一定にして長時間安定に
運転することができ、高い品質の撚線を得ることができ
る撚線製造装置を提供することにある。
でスリップが不均一に発生したり、撚線機からの引取力
が不均一になつたりして伸線機と撚線機との間で張力が
等しくなるとは限らないので例えば7本撚の場合中心に
入る線材と外層の線材との張力がバランスしないと撚線
時に中心線が飛出したり細径化したりして長時間安定に
運転することができない。また、外層を構成する線材の
張力が一定しないと、撚姿が不整となつて高い品質の撚
線を製造することができない。本発明の目的は、伸線機
と撚線機との間の線材の張力を一定にして長時間安定に
運転することができ、高い品質の撚線を得ることができ
る撚線製造装置を提供することにある。
本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべると、第1
図は本発明の撚線製造装置を概略的に示し、この装置は
同一ライン上にタンテムに組合された多本掛伸線機12
とバンチヤー型撚線機14とから成り、図示の実施例で
は7本の線材(素線)10が伸線機12を出た後撚線機
14によつて1本の中心線のまわりに6本の外層線を撚
合せて撚線を製造する。
図は本発明の撚線製造装置を概略的に示し、この装置は
同一ライン上にタンテムに組合された多本掛伸線機12
とバンチヤー型撚線機14とから成り、図示の実施例で
は7本の線材(素線)10が伸線機12を出た後撚線機
14によつて1本の中心線のまわりに6本の外層線を撚
合せて撚線を製造する。
伸線機12と撚線機14との間には後にのべるように各
線材の張力を検出する目的で各線材毎にダンサロール1
6が設けられている。このダンサロール16は、第3図
に示すよう″に、2つの固定ガイドロール18、18′
とその間に設けられた可動ガイドロール20とから成つ
ており、各線材10は固定ガイドロール18、可動ガイ
ドロール20、固定ガイドロール18′を通る。伸線機
12は、第2図にその一部を示すように、各線材毎に複
数の伸線ダイス22と複数のキヤプスタン24とを交互
に一直線上に並べて形成されている。
線材の張力を検出する目的で各線材毎にダンサロール1
6が設けられている。このダンサロール16は、第3図
に示すよう″に、2つの固定ガイドロール18、18′
とその間に設けられた可動ガイドロール20とから成つ
ており、各線材10は固定ガイドロール18、可動ガイ
ドロール20、固定ガイドロール18′を通る。伸線機
12は、第2図にその一部を示すように、各線材毎に複
数の伸線ダイス22と複数のキヤプスタン24とを交互
に一直線上に並べて形成されている。
図示の実施例では最終キヤプスタン24Aの近くには補
助ガイドロール26を有しており、各線材10はキヤプ
スタン24Aと補助ガイドロール26とに跨つて0.5
ターン余分に巻付けることができるようにしてある。従
つて、各線材10はこの補助ガイドロール26を用いて
1.5ターン、2.5ターン、3.5ターンー−−と巻
付けて張力を調整することができる。撚線機14は、詳
細に図示していないが、ケージ内に巻取機が収納されて
形成され、複数の線材10はケージの回転軸線上の撚口
金を通つてケージ内を弓状に通り弓の終端で反転し回転
軸線上のガイドロールを通つて巻取機に巻取られるが、
この際複数の線材10は2度撚りされる。本発明の装置
は、伸線機12の各最終キヤプスタン24Aに巻付く線
材の巻付角を可変する巻付角可変手段28と伸線機12
と撚線機14との間の線材10の張力を検出する張力検
出器30とを更に備え、巻付角可変手段28は張力検出
器30からの張力信号に応じてすべての線材10の張力
が一定となるように制御される。
助ガイドロール26を有しており、各線材10はキヤプ
スタン24Aと補助ガイドロール26とに跨つて0.5
ターン余分に巻付けることができるようにしてある。従
つて、各線材10はこの補助ガイドロール26を用いて
1.5ターン、2.5ターン、3.5ターンー−−と巻
付けて張力を調整することができる。撚線機14は、詳
細に図示していないが、ケージ内に巻取機が収納されて
形成され、複数の線材10はケージの回転軸線上の撚口
金を通つてケージ内を弓状に通り弓の終端で反転し回転
軸線上のガイドロールを通つて巻取機に巻取られるが、
この際複数の線材10は2度撚りされる。本発明の装置
は、伸線機12の各最終キヤプスタン24Aに巻付く線
材の巻付角を可変する巻付角可変手段28と伸線機12
と撚線機14との間の線材10の張力を検出する張力検
出器30とを更に備え、巻付角可変手段28は張力検出
器30からの張力信号に応じてすべての線材10の張力
が一定となるように制御される。
図示の実施例では、巻付角変位手段28は最終キヤプス
タン24Aから出た線材10に接近して最終キヤプスタ
ンの回転軸線を中心とする円周上に配置された1対の巻
付ローラ32,32″から成つており、これ,らの巻付
ローラ32, 32″は最終キヤプスタンの回転軸線を
中心に回転変位することができるように回転変位機構3
4に支持されている。この回転変位機構34は第6図及
び第7図に示すように張力信号に応じて所定の回転角で
変位するステツ.プモータの如き駆動源42からプーり
ーやギヤの伝動手段44を介して駆動される支持部材4
6から成つている。支持部材46は腕48を介して巻付
ローラ32, 32″を支持しており最終キヤプスタン
24Aの中心軸線のまわりに巻付ローラ3.2,32″
を回転変位する(第7図参照)。張力検出器30は、第
3図に示すように、ダンサロール16の可動ガイドロー
ル20に連結されたチエーン36が掛け渡された2つの
スプロケツト38,38″の一方に接続された回転角セ
ンサ40から成つており、線材10の張力が大きくなつ
たり小さくなつたりして可動ガイドロールが20A,2
0Bの方向へ変位するのに応動してスプロケツト38″
が回転するので回転角センサ40から張力に比例した角
度信号(張力信号)が発生する。第4図の制御回路40
はこれらの張力信号を受けてすべての線材10の張力が
一定になるように巻付角可変手段28の駆動源42をそ
れぞれ駆動する。従つて、1つの線材10の張力が張る
と、その張力信号は駆動源42を駆動して第2図B,C
に示すように巻付角可変手段28を第2図の時計方向に
変位させて線材10の巻付角を増し、線材10と最終キ
ヤプスタン24Aとのスリツプを少なくして該キヤプス
タンで線材10を送り込むようにして線材の張力を小さ
くする。
タン24Aから出た線材10に接近して最終キヤプスタ
ンの回転軸線を中心とする円周上に配置された1対の巻
付ローラ32,32″から成つており、これ,らの巻付
ローラ32, 32″は最終キヤプスタンの回転軸線を
中心に回転変位することができるように回転変位機構3
4に支持されている。この回転変位機構34は第6図及
び第7図に示すように張力信号に応じて所定の回転角で
変位するステツ.プモータの如き駆動源42からプーり
ーやギヤの伝動手段44を介して駆動される支持部材4
6から成つている。支持部材46は腕48を介して巻付
ローラ32, 32″を支持しており最終キヤプスタン
24Aの中心軸線のまわりに巻付ローラ3.2,32″
を回転変位する(第7図参照)。張力検出器30は、第
3図に示すように、ダンサロール16の可動ガイドロー
ル20に連結されたチエーン36が掛け渡された2つの
スプロケツト38,38″の一方に接続された回転角セ
ンサ40から成つており、線材10の張力が大きくなつ
たり小さくなつたりして可動ガイドロールが20A,2
0Bの方向へ変位するのに応動してスプロケツト38″
が回転するので回転角センサ40から張力に比例した角
度信号(張力信号)が発生する。第4図の制御回路40
はこれらの張力信号を受けてすべての線材10の張力が
一定になるように巻付角可変手段28の駆動源42をそ
れぞれ駆動する。従つて、1つの線材10の張力が張る
と、その張力信号は駆動源42を駆動して第2図B,C
に示すように巻付角可変手段28を第2図の時計方向に
変位させて線材10の巻付角を増し、線材10と最終キ
ヤプスタン24Aとのスリツプを少なくして該キヤプス
タンで線材10を送り込むようにして線材の張力を小さ
くする。
第5図はこのようにして7つの線材10が一定の張力に
維持されるように各巻付角可変手段28が変位した状態
の一例を示す。本発明によれば、上記のように、伸線機
から送出される線材の張力は一定となるので伸線機と撚
線機とが同調し、従つて撚線時に1部の線材が飛出した
り細径化したりすることがなく機械を安定に運転するこ
とができ、また撚姿も良好で高品質の撚線を得ることが
できる実益がある。
維持されるように各巻付角可変手段28が変位した状態
の一例を示す。本発明によれば、上記のように、伸線機
から送出される線材の張力は一定となるので伸線機と撚
線機とが同調し、従つて撚線時に1部の線材が飛出した
り細径化したりすることがなく機械を安定に運転するこ
とができ、また撚姿も良好で高品質の撚線を得ることが
できる実益がある。
第1図は本発明の撚線製造装置の概略図、第2図A乃至
Cは本発明の要部の異なる動作状態の概略図、第3図は
本発明に用いられる張力検出器の概略図、第4図は制御
回路の系統図、第5図は本発明の動作の一例を示す概略
図、第6図及び第7図は本発明に用いられる巻付角可変
手段の縦断面図及び正面図である。 10・・・・・・線材、12・・・・・・伸線機、14
・・・・・・撚線機、24A・・・・・・最終キヤプス
タン、28・・・・・・巻付角可変手段、30・・・・
・・張力検出器、40・・・・・・制御回路。
Cは本発明の要部の異なる動作状態の概略図、第3図は
本発明に用いられる張力検出器の概略図、第4図は制御
回路の系統図、第5図は本発明の動作の一例を示す概略
図、第6図及び第7図は本発明に用いられる巻付角可変
手段の縦断面図及び正面図である。 10・・・・・・線材、12・・・・・・伸線機、14
・・・・・・撚線機、24A・・・・・・最終キヤプス
タン、28・・・・・・巻付角可変手段、30・・・・
・・張力検出器、40・・・・・・制御回路。
Claims (1)
- 1 同一ライン上に組合された多本掛伸線機とバンチヤ
ー型撚線機とから成り、複数の線材を前記伸線機で伸線
した後連続的に前記撚線機によつて撚線する撚線製造装
置において、前記伸線機の各最終キヤプスタンに巻付く
線材の巻付角を可変する巻付角可変手段と、前記伸線機
と撚線機との間の線材の張力を検出する張力検出器とを
更に備え、前記巻付角可変手段は張力検出器からの張力
信号に応じてすべての線材が一定の張力となるように制
御されることを特徴とする撚線製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21844682A JPS5948498B2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 撚線製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21844682A JPS5948498B2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 撚線製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59111206A JPS59111206A (ja) | 1984-06-27 |
JPS5948498B2 true JPS5948498B2 (ja) | 1984-11-27 |
Family
ID=16720036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21844682A Expired JPS5948498B2 (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 撚線製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948498B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0773011B2 (ja) * | 1988-06-10 | 1995-08-02 | 三菱電線工業株式会社 | 通信ケーブル用sz撚集合機 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP21844682A patent/JPS5948498B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59111206A (ja) | 1984-06-27 |
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