JPS5911700B2 - 糸処理方法 - Google Patents
糸処理方法Info
- Publication number
- JPS5911700B2 JPS5911700B2 JP51132399A JP13239976A JPS5911700B2 JP S5911700 B2 JPS5911700 B2 JP S5911700B2 JP 51132399 A JP51132399 A JP 51132399A JP 13239976 A JP13239976 A JP 13239976A JP S5911700 B2 JPS5911700 B2 JP S5911700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- fluid
- thread
- fixed guide
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は走行する糸に糸の進行方向と同方向の高速流体
を作用させ、糸を構成する個々の単繊維にカール、ルー
プおよびからみ等を与えてカサ高卒を製造するための新
規な糸処理方法に関する。
を作用させ、糸を構成する個々の単繊維にカール、ルー
プおよびからみ等を与えてカサ高卒を製造するための新
規な糸処理方法に関する。
従来から高速流体を走行する糸に作用させてカサ高卒を
得るための装置としては特公昭38−2828号公報、
米国特許明細書第3545057号などが知られている
。
得るための装置としては特公昭38−2828号公報、
米国特許明細書第3545057号などが知られている
。
しかしこれらの装置においては個々の単繊維に形成され
るカールやループからみなどの糸への固定が不充分であ
り、その結果処理された糸を比較的低い張力で扱っても
これらのループやカールなどが消滅するのでこれらの糸
を用いた編織物は予期されたカサ高性を発揮し得ないと
いう欠点がある。
るカールやループからみなどの糸への固定が不充分であ
り、その結果処理された糸を比較的低い張力で扱っても
これらのループやカールなどが消滅するのでこれらの糸
を用いた編織物は予期されたカサ高性を発揮し得ないと
いう欠点がある。
従ってこの欠点を改善した具体的なものとして上記した
糸処理装置の糸出口であるオリフィス開口に対向した位
置にじゃま板を置き、糸を高速流体と共にじゃま板に衝
突させて糸を構成している個々の単繊維間の交絡を強め
るようにした装置が例えば特開昭49−87845号公
報で知られている。
糸処理装置の糸出口であるオリフィス開口に対向した位
置にじゃま板を置き、糸を高速流体と共にじゃま板に衝
突させて糸を構成している個々の単繊維間の交絡を強め
るようにした装置が例えば特開昭49−87845号公
報で知られている。
しかしこの装置においては十分なカサ高性を保持した編
織物とする糸を得るには至っていない。
織物とする糸を得るには至っていない。
本発明の目的は上記の如き従来技術の欠陥を改善し、す
ぐれたカサ高性を有しそのカサ高性を安定して保持する
すぐれたカサ高卒を得るための新規な糸処理方法を提供
せんとするものである。
ぐれたカサ高性を有しそのカサ高性を安定して保持する
すぐれたカサ高卒を得るための新規な糸処理方法を提供
せんとするものである。
本発明は上記の目的を達成するため次の構成からなるも
のである。
のである。
すなわち、糸入口、糸処理室、糸出口をこの順序に配列
してなる糸通路と、上記糸処理室に加圧流体を導入する
ための流体導入部を備えた流体噴射ノズルに糸条と加圧
流体を同時に供給し流体噴射ノズルの糸出口から糸条を
高速流体と共に噴出させ、該糸条に屈曲点を形成させつ
つ該糸条を高速流体の流れに対してほぼ直角方向に引取
りカサ高卒とする糸処理方法において、前記流体噴射ノ
ズルの端面に対向し、かつ前記糸出口の開口を覆うこと
なく糸出口に近接した前記糸条の屈曲点近傍に固定ガイ
ドを取付け、該固定ガイドのノズル端面と対向する面を
糸案内面となし、該糸案内面により糸出口から噴出され
屈曲状態を経た糸条を案内せしめ、眼光を高速流体の流
れに対してほぼ直角方向に引取るようにしたことを特徴
とする糸処理方法である。
してなる糸通路と、上記糸処理室に加圧流体を導入する
ための流体導入部を備えた流体噴射ノズルに糸条と加圧
流体を同時に供給し流体噴射ノズルの糸出口から糸条を
高速流体と共に噴出させ、該糸条に屈曲点を形成させつ
つ該糸条を高速流体の流れに対してほぼ直角方向に引取
りカサ高卒とする糸処理方法において、前記流体噴射ノ
ズルの端面に対向し、かつ前記糸出口の開口を覆うこと
なく糸出口に近接した前記糸条の屈曲点近傍に固定ガイ
ドを取付け、該固定ガイドのノズル端面と対向する面を
糸案内面となし、該糸案内面により糸出口から噴出され
屈曲状態を経た糸条を案内せしめ、眼光を高速流体の流
れに対してほぼ直角方向に引取るようにしたことを特徴
とする糸処理方法である。
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に適用される糸処理装置の一例を示す断
面図であり、第2図は第1図の部分拡大図を示す。
面図であり、第2図は第1図の部分拡大図を示す。
第1〜2図において本発明に適用される糸処理装置Aは
流体噴射ノズルBおよび固定ガイド12をその主要部と
するものである。
流体噴射ノズルBおよび固定ガイド12をその主要部と
するものである。
流体噴射ノズルBはノズル本体1.ニードル4および流
体導入管9からなっている。
体導入管9からなっている。
そしてこれらはノズル本体1の空洞部24に糸入口2を
外側にして細長い孔3をもつニードル4が挿入され、該
ニードルの端はノズル本体1の空洞部24の奥のテーパ
一部分に続いて設けたのど部5との間隔を置いて対向し
ている。
外側にして細長い孔3をもつニードル4が挿入され、該
ニードルの端はノズル本体1の空洞部24の奥のテーパ
一部分に続いて設けたのど部5との間隔を置いて対向し
ている。
このテーパ一部分が糸処理室8を形成している。
一方のど部5に続いて糸出口であるラッパ状のオリフィ
ス6がノズル端面7に開口している。
ス6がノズル端面7に開口している。
一方ノズル本体1には加圧流体を糸処理室8に導(ため
にニードル4の外周で空洞24と連通ずる流体導入管9
が取付げられており、この流体導入管より供給される加
圧流体はニードル4の流体孔10を介して糸処理室8に
高速で供給されるようになっている。
にニードル4の外周で空洞24と連通ずる流体導入管9
が取付げられており、この流体導入管より供給される加
圧流体はニードル4の流体孔10を介して糸処理室8に
高速で供給されるようになっている。
一方、固定ガイド12はノズル端面7に対向し、かつオ
リフィス6の開口を覆うことなく配置されている。
リフィス6の開口を覆うことなく配置されている。
今この装置に加圧流体を供給し、糸入口2から糸11を
供給すると、眼光はニードル4の細長い孔3を通り糸処
理室8に導かれる。
供給すると、眼光はニードル4の細長い孔3を通り糸処
理室8に導かれる。
糸処理室8で受ける糸11の挙動は流体導入管9から導
入され流体孔10を通過して環状を呈して流れる高速流
体と接し、該流体の作用で糸11を構成する単繊維は開
繊され撹乱されつつオリフィス6を通って外部に高速流
体と共に噴出される。
入され流体孔10を通過して環状を呈して流れる高速流
体と接し、該流体の作用で糸11を構成する単繊維は開
繊され撹乱されつつオリフィス6を通って外部に高速流
体と共に噴出される。
この高速流体と共に噴出された処理済の糸条は固定ガイ
ド12に沿って噴出流とは直角方向に引出され、該引き
出された糸条は公知の引取装置(図示せず)に引き取ら
れる。
ド12に沿って噴出流とは直角方向に引出され、該引き
出された糸条は公知の引取装置(図示せず)に引き取ら
れる。
この過程において糸が方向を転換するために屈曲点13
を生ずる。
を生ずる。
この屈曲点13の近傍において糸は非常に短い周期の振
動を生じ、この振動が結果として糸を構成している単繊
維に多(のループやカールを与え、かつこれらが互に崩
れないよう強(からみ合うために安定性にすぐれたカサ
高卒が得られるものと考えられる。
動を生じ、この振動が結果として糸を構成している単繊
維に多(のループやカールを与え、かつこれらが互に崩
れないよう強(からみ合うために安定性にすぐれたカサ
高卒が得られるものと考えられる。
本発明において用いる流体噴射ノズルは第1図に示す構
造のものに限らず走行する糸に高速流体を作用させ、該
高速流体と共に糸条を噴出させる構造の流体噴射ノズル
であればどれでも有効に用いることができる。
造のものに限らず走行する糸に高速流体を作用させ、該
高速流体と共に糸条を噴出させる構造の流体噴射ノズル
であればどれでも有効に用いることができる。
第3図は第2図とは異なる構造の流体噴射ノズルの断面
図であり、第1図に示したものと異なる点は糸処理室8
に供給される加圧流体がニードル4の外周からほぼ均一
に供給されるように構成した点にある。
図であり、第1図に示したものと異なる点は糸処理室8
に供給される加圧流体がニードル4の外周からほぼ均一
に供給されるように構成した点にある。
この構造のものは第1図のものと同様に本発明の実施に
用いることができる。
用いることができる。
本発明の特徴とするところは、特開昭49−87845
号公報や特開昭50−160547号公報で公知である
ジャマ板が高速流体の噴出口の上方を含めておおってい
るのに対し、高速流体の噴出そのものを妨げることなく
、その最も運動エネルギーの犬なる付近に於いて糸を固
定ガイド12に自由な状態で接触させ、そこで屈曲させ
、この屈曲点近傍において糸を構成する単繊維を自由に
かつ激しく運動させるような手段を用いた点にある。
号公報や特開昭50−160547号公報で公知である
ジャマ板が高速流体の噴出口の上方を含めておおってい
るのに対し、高速流体の噴出そのものを妨げることなく
、その最も運動エネルギーの犬なる付近に於いて糸を固
定ガイド12に自由な状態で接触させ、そこで屈曲させ
、この屈曲点近傍において糸を構成する単繊維を自由に
かつ激しく運動させるような手段を用いた点にある。
これによって、後に示す様に、より一層強固なループ、
クリンプ、からみ等が糸に付与されるものである。
クリンプ、からみ等が糸に付与されるものである。
本発明において用いる固定ガイド12は前記屈曲点13
の近傍で糸条11が高速流体の流れから離反し固定ガイ
ド12の糸案内面14に沿って上記高速流体流の流れの
方向とは直角な方向、すなわちノズル端面7と平行な方
向に移動させる如く配置せしめたものである。
の近傍で糸条11が高速流体の流れから離反し固定ガイ
ド12の糸案内面14に沿って上記高速流体流の流れの
方向とは直角な方向、すなわちノズル端面7と平行な方
向に移動させる如く配置せしめたものである。
第4図は固定ガイド12の形状を例示したものでAは正
面図、BはX−ガ断面を示す。
面図、BはX−ガ断面を示す。
第4図において1は最も簡単な形状のものであり、実際
にはノズル端面7との間には糸11を通過させるための
間隔を保持して固定される。
にはノズル端面7との間には糸11を通過させるための
間隔を保持して固定される。
従ってこの態様の固定ガイド12を用いた場合は糸が流
体の流れの方向に随伴移動するのを防止し得るが、ノズ
ル端面7上では比較的不安定である。
体の流れの方向に随伴移動するのを防止し得るが、ノズ
ル端面7上では比較的不安定である。
この点を改善するためii、iiiの如く溝15を設げ
ると糸11の走行は更に安定する。
ると糸11の走行は更に安定する。
また111の如(溝15の前方に腕16を突出させたも
のは更に良い安定性を与える。
のは更に良い安定性を与える。
尚第4図に示した如く、固定ガイド12の糸案内面14
は糸11が抵抗なく滑らかに引き出されるように適当な
曲面に仕上げられ、その表面粗度も処理される糸の種類
、ガイドの材質などによって決められるものである。
は糸11が抵抗なく滑らかに引き出されるように適当な
曲面に仕上げられ、その表面粗度も処理される糸の種類
、ガイドの材質などによって決められるものである。
また固定ガイド12は糸11と接触する部分は小さいの
で糸条と接触する部分に表面硬化処理を施すとか、その
部分を耐摩耗性のある材料(例えばセラミックス、超硬
度合金など)で製作したり部分交換が可能な形状にする
こともできる。
で糸条と接触する部分に表面硬化処理を施すとか、その
部分を耐摩耗性のある材料(例えばセラミックス、超硬
度合金など)で製作したり部分交換が可能な形状にする
こともできる。
第5図は本発明に適用される糸処理装置の一例を示す斜
視図である。
視図である。
第5図の装置は固定ガイド12を糸処理装置における噴
射ノズルの端面に対して垂直方向および平行に移動可能
としたものである。
射ノズルの端面に対して垂直方向および平行に移動可能
としたものである。
固定ガイド12はバー17の長手方向にスライド自在と
してあり、止めネジ18により固定されている。
してあり、止めネジ18により固定されている。
バー19は送りリング20とのネジ機構により、ブロッ
ク21と摺動自在にしてあり、その位置はリング200
回転角により定められると共に、自身の中心軸Yを回転
中心として回転自在である。
ク21と摺動自在にしてあり、その位置はリング200
回転角により定められると共に、自身の中心軸Yを回転
中心として回転自在である。
固定ネジ22はブロック21にバー19を固定するため
のものである。
のものである。
ブロック21は、糸処理装置の流体噴射ノズルのノズル
本体1に固定されたブロック23にオリフィス6から噴
射される高速流体の流れ方向に移動可能に固定されてい
る。
本体1に固定されたブロック23にオリフィス6から噴
射される高速流体の流れ方向に移動可能に固定されてい
る。
糸掛けに際してバー19の中心軸Yを中心として固定ガ
イド12を糸処理装置における流体噴射ノズルの端面7
から遠ざかる方向に適宜回転させ、固定ネジ22で該位
置を固定する。
イド12を糸処理装置における流体噴射ノズルの端面7
から遠ざかる方向に適宜回転させ、固定ネジ22で該位
置を固定する。
流体噴射ノズルBへの糸掛げ終了後、固定ネジ22をゆ
るめ、バー17を前記したとは逆方向に、流体噴射ノズ
ルの端面7におおむね平行になるよう回転させる。
るめ、バー17を前記したとは逆方向に、流体噴射ノズ
ルの端面7におおむね平行になるよう回転させる。
固定ガイド12の糸進行方向に対する位置の調節は、前
記した送りリング200回転により、又ノズル端面7に
平行で、糸進行方向に直角方向の調節は固定ガイド12
をバー17に沿いスライドさせる事及び止めネジ18に
より可能である。
記した送りリング200回転により、又ノズル端面7に
平行で、糸進行方向に直角方向の調節は固定ガイド12
をバー17に沿いスライドさせる事及び止めネジ18に
より可能である。
固定ガイド12のノズル端面7に対して糸加工に最適な
位置が決定された後、固定ネジ22及び止めネジ18に
より固定ガイド12の位置が固定される。
位置が決定された後、固定ネジ22及び止めネジ18に
より固定ガイド12の位置が固定される。
また本発明に用いる加圧流体は通常常温の圧縮空気であ
る。
る。
しかしこれにこだわることな(他の気体も有効に利用で
きる。
きる。
熱可塑性の糸を用い、かさ高卒のかさ高安定性を高める
ために加熱した圧縮空気や蒸気などのほかに水滴を含ん
だ空気も用いられる。
ために加熱した圧縮空気や蒸気などのほかに水滴を含ん
だ空気も用いられる。
この場合、圧空の供給過程で水滴を添加しても良く、ま
た湿潤状態の糸を供給しても良い。
た湿潤状態の糸を供給しても良い。
以下実施例について説明する。
実施例 1
糸処理装置は第1図のもの(ニードル径0.51調、の
ど部5の径1.78mm、オリフィス60出口径2.5
−1流体孔10の径2.78mm)を用いた。
ど部5の径1.78mm、オリフィス60出口径2.5
−1流体孔10の径2.78mm)を用いた。
使用する固定ガイド12は第4図111の態様のもので
腕16の高さ1.5#、長さ2. Oyrm、溝15の
巾1.0mm、深さ0.5rIr!ILのものを用い、
オリフィス6のノズル端面に開口した円周に腕16の両
先端を結ぶ線が接したときを原点とし、固定ガイド12
が糸処理装置の前記オリフィス6の開口縁より離れる方
向を(+)側とし、固定ガイドをXtran移動させて
糸処理を行なった。
腕16の高さ1.5#、長さ2. Oyrm、溝15の
巾1.0mm、深さ0.5rIr!ILのものを用い、
オリフィス6のノズル端面に開口した円周に腕16の両
先端を結ぶ線が接したときを原点とし、固定ガイド12
が糸処理装置の前記オリフィス6の開口縁より離れる方
向を(+)側とし、固定ガイドをXtran移動させて
糸処理を行なった。
得られた糸を一定速度で巻返したときの張力を測定し、
その結果第6図のグラフを得た。
その結果第6図のグラフを得た。
使用流体は圧縮空気で5 Kyla!G)の圧力を有し
、1507’ニール、72フイラメントのポリエステル
糸を300 m/m i nで供給ローラーから糸処理
装置にスプレーで水滴を糸に与えつつ供給し、200m
/mi nで引取りローラーで引きとり、引き取りロー
ラーから引き出された糸を巻き取り速度237m/mi
nで巻き取り、この巻取りの張力を測定した。
、1507’ニール、72フイラメントのポリエステル
糸を300 m/m i nで供給ローラーから糸処理
装置にスプレーで水滴を糸に与えつつ供給し、200m
/mi nで引取りローラーで引きとり、引き取りロー
ラーから引き出された糸を巻き取り速度237m/mi
nで巻き取り、この巻取りの張力を測定した。
得られた結果を第6図にグラフとして示す。
グラフにおいて張力が7定の巾で変動しているのは巻取
時のトラバース運動によるものである。
時のトラバース運動によるものである。
尚固定ガイド12を用いない場合の張力は10g以下で
あった。
あった。
またX (−1,5rrvnのときは糸が吹き上がり処
理ができなかった。
理ができなかった。
この実施例におイテはX = 0.5 am付近にピー
クのあることがわかった。
クのあることがわかった。
巻取張力の高いことは処理された糸のループやたるみが
安定していることを示す。
安定していることを示す。
実施例 2
実施例1の糸処理装置を用い圧空を6Kg/cA(G)
とじ糸条、供給、引取2巻取条件は同じで固定ガイド1
2の形状について比較した。
とじ糸条、供給、引取2巻取条件は同じで固定ガイド1
2の形状について比較した。
その結果第1表の如き巻取張力を得た。
但し実施例1におけるX = 0.5 rranとした
。
。
1の固定ガイドのX=0はオリフィス6の開口の円周と
固定ガイド12の先端のノズル端面への投影が接する状
態とした。
固定ガイド12の先端のノズル端面への投影が接する状
態とした。
実施例 3
実施例1の装置を用い、固定ガイドなし、111の固定
ガイド(X = 0.5 rrvn )および特開昭4
9〜87845号に示されたオリフィスの開口面全面を
覆うジャマ板の三者について比較実験を行なった。
ガイド(X = 0.5 rrvn )および特開昭4
9〜87845号に示されたオリフィスの開口面全面を
覆うジャマ板の三者について比較実験を行なった。
実験条件は実施例2に準じて行なったが、本実施例では
巻取張力が11〜15gの=定振巾となるように巻取速
度を調節して糸条を加工した。
巻取張力が11〜15gの=定振巾となるように巻取速
度を調節して糸条を加工した。
加工した糸を市販の毛羽カウンター(東しく株)製Mo
de l DT−104型)を用い20gの張力下、及
び50gの張力下で走行させ一定長の中に存在する毛羽
数を測定した。
de l DT−104型)を用い20gの張力下、及
び50gの張力下で走行させ一定長の中に存在する毛羽
数を測定した。
前記毛羽カウンターでカウントされる毛羽数は、クリン
プ、カール。
プ、カール。
及びループ数に比例するものである。
20g張力下で固定ガイドなしの条件で糸加工した場合
の毛羽数を100として実験結果を示すと第2表の如き
結果を得た。
の毛羽数を100として実験結果を示すと第2表の如き
結果を得た。
本実験結果から明らかな如(固定ガイドを用いたものは
ジャマ板を用いたものよりも多くの毛羽数すなわち多く
のループやたるみのあることがわかる。
ジャマ板を用いたものよりも多くの毛羽数すなわち多く
のループやたるみのあることがわかる。
第1図は本発明に適用される装置の一例を示す断面図で
あり、第2図は第1図の部分拡大図を示す。 第3図は第1図とは異なる構造の流体噴射ノズルを用い
た本発明に適用される装置を例示した断面図である。 第4図は本発明に用いる固定ガイドの形状を例示した正
面図および断面図である。 第5図は本発明に適用される装置の一例を示す斜視図で
ある。 第6図は固定ガイドの位置と処理された糸の特性との関
係を示すグラフである。 A:糸処理装置、B:流体噴射ノズル、1:ノズル本体
、2:糸入口、6:オリフィス、7:ノズル端面、8:
糸処理室、11:糸、12:固定ガイド、14:糸案内
面。
あり、第2図は第1図の部分拡大図を示す。 第3図は第1図とは異なる構造の流体噴射ノズルを用い
た本発明に適用される装置を例示した断面図である。 第4図は本発明に用いる固定ガイドの形状を例示した正
面図および断面図である。 第5図は本発明に適用される装置の一例を示す斜視図で
ある。 第6図は固定ガイドの位置と処理された糸の特性との関
係を示すグラフである。 A:糸処理装置、B:流体噴射ノズル、1:ノズル本体
、2:糸入口、6:オリフィス、7:ノズル端面、8:
糸処理室、11:糸、12:固定ガイド、14:糸案内
面。
Claims (1)
- 1 糸入口、糸処理室、糸出口をこの順序に配列してな
る糸通路と、上記糸処理室に加圧流体を導入するための
流体導入部を備えた流体噴射ノズルに糸条と加圧流体を
同時に供給し流体噴射ノズルの糸出口から糸条を高速流
体と共に噴出させ、該糸条に屈曲点を形成させつつ該糸
条を高速流体の流れに対してほぼ直角方向に引取りカサ
高卒とする糸処理方法において、前記流体噴射ノズルの
端面に対向し、かつ前記糸出口の開口を覆うことなく糸
出口に近接した前記糸条の屈曲点近傍に固定ガイドを取
付け、該固定ガイドのノズル端面と対向する面を糸案内
面となし、該糸案内面により糸出口から噴出され屈曲状
態を経た糸条を案内せしめ、眼光を高速流体の流れに対
してほぼ直角方向に引取るようにしたことを特徴とする
糸処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51132399A JPS5911700B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 糸処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51132399A JPS5911700B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 糸処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5370144A JPS5370144A (en) | 1978-06-22 |
JPS5911700B2 true JPS5911700B2 (ja) | 1984-03-17 |
Family
ID=15080473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51132399A Expired JPS5911700B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 糸処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911700B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6463355A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | Miyoko Suzuki | Production of cocktail sugar |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4987845A (ja) * | 1972-12-15 | 1974-08-22 | ||
JPS5022140A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-03-10 |
-
1976
- 1976-11-05 JP JP51132399A patent/JPS5911700B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4987845A (ja) * | 1972-12-15 | 1974-08-22 | ||
JPS5022140A (ja) * | 1973-06-05 | 1975-03-10 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6463355A (en) * | 1987-09-03 | 1989-03-09 | Miyoko Suzuki | Production of cocktail sugar |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5370144A (en) | 1978-06-22 |
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