JPS58161911A - β型第3リン酸カルシウムの製造方法 - Google Patents
β型第3リン酸カルシウムの製造方法Info
- Publication number
- JPS58161911A JPS58161911A JP4545482A JP4545482A JPS58161911A JP S58161911 A JPS58161911 A JP S58161911A JP 4545482 A JP4545482 A JP 4545482A JP 4545482 A JP4545482 A JP 4545482A JP S58161911 A JPS58161911 A JP S58161911A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neutralization reaction
- calcination
- calcium phosphate
- temperature
- carried out
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、酸化カルシウムとリン酸の中和反応により
ハイドロオキシアパタイトリン酸カルシウムを得、これ
を焼成してβ型第3リン酸カルシウムに変換するβ型第
3リン酸カルシウムの製造方法に関する。
ハイドロオキシアパタイトリン酸カルシウムを得、これ
を焼成してβ型第3リン酸カルシウムに変換するβ型第
3リン酸カルシウムの製造方法に関する。
β型第3リン酸カルシウムは、近年窯業関係の原料とし
て多量に用いられるよう番こなり、高純度で且つ安価な
ものが求められている。従来、この化合物は、酸化カル
シウムとリン酸の中和反応を60℃以上特に100℃前
後の温度で行ない、得られたハイドロオキシアパタイト
リン酸カルシウムの焼成を900℃以上特に1200℃
前後の高温で数時間特に6時間前後行なうことにより製
造されていた。しかしこの場合、中和反応の温度が高い
ため、中間体ハイドロオキシアパタイトリン酸カルシウ
ムの焼成(こ高温および長時間を要して、熱コスト的に
はなはだ不経済である上に、変換率が低くて中間体ハイ
ドロオキシアパタイトリン酸カルシウムが残留し、この
点でも製品のコスト高をまねくという問題があった。
て多量に用いられるよう番こなり、高純度で且つ安価な
ものが求められている。従来、この化合物は、酸化カル
シウムとリン酸の中和反応を60℃以上特に100℃前
後の温度で行ない、得られたハイドロオキシアパタイト
リン酸カルシウムの焼成を900℃以上特に1200℃
前後の高温で数時間特に6時間前後行なうことにより製
造されていた。しかしこの場合、中和反応の温度が高い
ため、中間体ハイドロオキシアパタイトリン酸カルシウ
ムの焼成(こ高温および長時間を要して、熱コスト的に
はなはだ不経済である上に、変換率が低くて中間体ハイ
ドロオキシアパタイトリン酸カルシウムが残留し、この
点でも製品のコスト高をまねくという問題があった。
この発明は、上記のような問題を克服すべくなされたも
ので、焼成温度を低くし且つ焼成時間を短縮し、高収率
で高純度の製品を得ることができ、その結果製造原価の
低廉化を果すことのできるβ厘第3リン酸カルシウムの
製造方法を提供することを目的とする。
ので、焼成温度を低くし且つ焼成時間を短縮し、高収率
で高純度の製品を得ることができ、その結果製造原価の
低廉化を果すことのできるβ厘第3リン酸カルシウムの
製造方法を提供することを目的とする。
この発明Cζよるβ型第3リン酸カルシウムの製造方法
は、酸化カルシウムの水性懸濁液に撹拌下にリン酸液を
徐々に添加して中和反応を行ない、得られたハイドロオ
キシアパタイトリン酸カルシウムを焼成してβ型第3リ
ン酸カルシウムに変換するに当り、中和反応を60℃以
下の温度で行ない、焼成を750℃以上の温度で行なう
ことを特徴とする。
は、酸化カルシウムの水性懸濁液に撹拌下にリン酸液を
徐々に添加して中和反応を行ない、得られたハイドロオ
キシアパタイトリン酸カルシウムを焼成してβ型第3リ
ン酸カルシウムに変換するに当り、中和反応を60℃以
下の温度で行ない、焼成を750℃以上の温度で行なう
ことを特徴とする。
中和反応において、反応温度が60℃以下に限定される
理由は、温度が60℃を越えると、得られた中間体ハイ
ドロオキシアパタイトリン酸カルシウムの焼成に高温お
よび長時間を要するからである。最適反応温度は室温〜
45℃である。中和反応の時間は約2時間で十分である
。
理由は、温度が60℃を越えると、得られた中間体ハイ
ドロオキシアパタイトリン酸カルシウムの焼成に高温お
よび長時間を要するからである。最適反応温度は室温〜
45℃である。中和反応の時間は約2時間で十分である
。
中間体ハイドロオキシアパタイトリン酸カルシウムの焼
成において、焼成温度が750℃以上に限定される理由
は、750℃未満ではハイドロオキシアパタイトリン酸
カルシウムからβ型第3リン酸カルシウムへの変換が十
分になされないからである。最適温度は800℃以上で
ある。焼成時間は、温度とも関連するが、約30分で十
分である。
成において、焼成温度が750℃以上に限定される理由
は、750℃未満ではハイドロオキシアパタイトリン酸
カルシウムからβ型第3リン酸カルシウムへの変換が十
分になされないからである。最適温度は800℃以上で
ある。焼成時間は、温度とも関連するが、約30分で十
分である。
この発明によるβ型第3リン酸カルシウムの製造方法は
、以上のとおり構成されているので、焼成温度を低くし
且つ焼成時間を短縮し、高収率で高純度の製品を得るこ
とができ、その結果製造原価の低廉化を果すことができ
る。
、以上のとおり構成されているので、焼成温度を低くし
且つ焼成時間を短縮し、高収率で高純度の製品を得るこ
とができ、その結果製造原価の低廉化を果すことができ
る。
実施例
00vに、リン酸−←中→v2を含む25チ水溶液を撹
拌下に徐々に添加し、反応温度を30℃に保って、中和
反応を2時間行なった。生成したハイドロオキシアパタ
イトリン酸カルシウム沈殿物を沖取し、乾燥した後、温
度800℃で1時間焼成した。β型第3リン酸カルシウ
ム421(収率97%)が得られた。粉末X線回折分析
の結果、製品中にはハイドロオキシアバタイ)IJン酸
カルシウムの残留は認められず、高純度のβ型iJ3リ
ン酸カルシウムが得られたことが確認された。
拌下に徐々に添加し、反応温度を30℃に保って、中和
反応を2時間行なった。生成したハイドロオキシアパタ
イトリン酸カルシウム沈殿物を沖取し、乾燥した後、温
度800℃で1時間焼成した。β型第3リン酸カルシウ
ム421(収率97%)が得られた。粉末X線回折分析
の結果、製品中にはハイドロオキシアバタイ)IJン酸
カルシウムの残留は認められず、高純度のβ型iJ3リ
ン酸カルシウムが得られたことが確認された。
以 上
特許出願人 太平化学産業株式会社
外4名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 酸化カルシウムの水性懸濁液に撹拌下にリン
酸液を徐々に添加して中和反応を行ない、得られたハイ
ドロオキシアパタイトリン酸カルシウムを焼成してβ型
gJ3リン酸カルシウムに変換するに当り、中和反応を
60℃以下の温度で行ない、焼成を750℃以上の温度
で行なうことを特徴とするβ型第3リン酸カルシウムの
製造方法。 (2+ 中和反応を室温〜45℃で行なう特許請求の
範囲第1項記載の方法。 (3) 中和反応を約2時間行なう特許請求の範囲第
1または2項記載の方法。 (4)焼成を800℃以上で行なう特許請求の範囲第1
〜3項のうちいずれか1項記載の方法。 (5) 焼成を約30分間行なう輸許請求の範囲第1
〜4項のうちいずれか1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4545482A JPS58161911A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | β型第3リン酸カルシウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4545482A JPS58161911A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | β型第3リン酸カルシウムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161911A true JPS58161911A (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=12719790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4545482A Pending JPS58161911A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | β型第3リン酸カルシウムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161911A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04321507A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-11 | Mitsubishi Materials Corp | 第3リン酸カルシウムの製造方法及び水硬性リン酸カルシウムセメント |
JP2020105060A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社バイオアパタイト | ハイドロキシアパタイト、その製造方法及びβ−TCPの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5645814A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-25 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Hydroxyapatite, its ceramic material and its manufacture |
JPS5654841A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-15 | Mitsubishi Mining & Cement Co | Bone broken portion and filler for void portion and method of treating bone of animal using said filler |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4545482A patent/JPS58161911A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5645814A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-25 | Kureha Chem Ind Co Ltd | Hydroxyapatite, its ceramic material and its manufacture |
JPS5654841A (en) * | 1979-10-08 | 1981-05-15 | Mitsubishi Mining & Cement Co | Bone broken portion and filler for void portion and method of treating bone of animal using said filler |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04321507A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-11 | Mitsubishi Materials Corp | 第3リン酸カルシウムの製造方法及び水硬性リン酸カルシウムセメント |
JP2020105060A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社バイオアパタイト | ハイドロキシアパタイト、その製造方法及びβ−TCPの製造方法 |
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