JPS58116439A - 高純度芳香族ポリカルボン酸の製造法 - Google Patents

高純度芳香族ポリカルボン酸の製造法

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JPS58116439A
JPS58116439A JP21190381A JP21190381A JPS58116439A JP S58116439 A JPS58116439 A JP S58116439A JP 21190381 A JP21190381 A JP 21190381A JP 21190381 A JP21190381 A JP 21190381A JP S58116439 A JPS58116439 A JP S58116439A
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JP
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acid
catalyst
polycarboxylic acid
bromine
aromatic polycarboxylic
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JP21190381A
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Toru Tanaka
徹 田中
Masanori Hataya
畑谷 正憲
Kazuo Tanaka
一夫 田中
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/42Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C51/487Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by treatment giving rise to chemical modification

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は臭素イオン含有触媒存在下、ポリアルキル置換
芳香族アルデヒド又はポリフルキル置換芳香族カルボン
酸を水溶媒中で酸化して高純度芳香族ポリカルボン酸を
製造する方法に関する。
芳香族ポリカルボン酸のう訊トリメリット酸はアルキッ
ド樹脂、高1級可塑剤、ポリアミドイミド、ポリエステ
ルの原料としで広く用いられており、またピロメリット
酸は特殊可塑剤、ポリイミド、硬化剤の原料として極め
て有用であるわしかし、これらの原料に使用するため化
は一般に高純度品が必要とされ、例えば純度は99%以
上、又着色程度を表わすために用いられているTIGカ
ラーテストの数値は170以下(この数値が小さい1着
色物は少くない)が要求されている。
トリノリット酸の工業的製造法としては、(菫)プソイ
ドキュメンを原料として酢酸溶媒でCo−Mn−Br触
媒で1〜5段の多段空気酸化して得る方法、(1)同じ
くプソイドキュメンを原料として硝t11!暖化な組み
込んだ酸化方法による方法が広く知られていたが、近年
、特開昭56−26839により、 (it)ジメチル
ベンズアルデヒドを臭素及び金属触媒存在下水溶媒中で
空気酸化する方法が開示された。この3種の、方法は反
応原料、溶媒、触媒、酸化剤が互に異なるため、主生成
物は同じくトリメリット酸であっても副生する不純物は
全く異なっている、(1)の方法では主要不純物は縮合
した2核体のテトラ又はペンタカルボン酸や更に高分子
量のタール状物質であり、(N)の方法では硝酸を用い
ることく起因するニトロ化物である。仁れに対しく1l
l)の方法における特有な不純物は臭素化合物であり、
従って高純度のトリメリット酸を得るにはそれぞれの製
法により異なった精製手段をとる事が必要である。
本発明者らはジメチルベンズアルデヒドを臭素系触媒存
在下水溶嬢中で酸化して得られる粗) I+メリット酸
に適用できる工業的に有利な精製方法について鋭意検討
した結果、パラジウムを中心とする周期律表第8属の貴
金属元素を水素化触媒として使用し反応生成物を水素化
分解処理するとき極めて簡単に不純物を除去出来、高純
度の) I+メリット酸が得られることを見出した。
一方、このような精製手段にや一類似する方法として、
バラキシレンの分子状酸素による接触液相酸化から得ら
れた4−カルボキシベンズアルデヒドや着色不純物を多
量に含む不純テレフタール酸水溶液を最も有利な温度範
11!225〜275℃で還元剤で処理することによる
ファイバーグレードのプレ7タール酸の製造法が特公昭
41−16860により会知となっている。
しかしこの方法をジメチルベンズアルデヒドを水溶媒中
空気酸化して) I+メリット酸を製造する方法におい
て副生する臭素化合物の処理にそのま1適用しても目的
とする効果は得られない。
即ち、同実施条件下では臭素化合物よりもむしろトリメ
リット酸の大部分がメチル7タル酸、7タル酸、トリル
酸にまで変化してしまうため蒸留収率の低下及び製品純
度の低下が著しい。
このために、トリメリット酸と臭素化合物の水素化分簿
処現における反応選択性を検討した結果、水素化分解処
理温度を100〜200’Cの範囲に保持することによ
り、) 11メリツト酸の水素化を防止しつつ臭素化合
物の除去が可能になることを見出し本発明を完成した。
即ち本発明は、臭素イオン又は臭素イオンと重金属イオ
ン触媒存在下、水溶媒中でポー1アルキル置換芳香族ア
ルデヒド又はポー夏アルキル置換芳香族カルボン酸を分
子状酸素で酸化し芳香族ポ1Jカルボン酸を製造する方
法において、反応生成物を水素化触媒存在下、分子状水
素と100〜200℃の温度で接触させたのち、芳香族
ポ11カルボン酸を分離する事を特徴とする高純度芳香
族ポIIカルボン酸の製造法である。
本発明において酸化反応の原料として用いるポリフルキ
ル置換芳香族アルデヒドとは2,4−ジメチルベンズア
ルデヒド、3.4−ジメチルベンズアルデヒド、2,4
.5−)ジメチルベンズアルデヒド、2,4.6−ドリ
ノチルベンズアルデヒド等であり、各々酸化されてトリ
メリット酸、ピーメリット酸、1メロフアン酸等になる
。これ等のポリアルキル置換芳香族アルデヒドはポIジ
アルキルベンゼンをHF−BFJt媒の存在下、−酸化
炭素と反応させることによって異性体の副生なく定量的
に得られる。又1本発明ζζおいてはポリアルキル置換
芳香族カルボン酸も同様に酸化反応の原料として用いる
ことが出来、その例としては2.4−ジメキ?し安息側
L5.4−ジメチル安息香酸、2.a、5−トリメチル
安息香酸、2m ’ 、 6  ) 1−1メチル安息
香酸等であり、酸化にエリそれぞれトリメリット酸、ピ
aメリット酸、メロファン酸等になる。
酸化反応における触媒としては臭素イオン単独でも用い
ることが出来るが、臭素イオンと重金属イオンの併用が
好ましい0重金属イオンとしてはマンガン又はセ1!ウ
ムが特に好ましく、一部の金属は臭素イオンに対して抑
制的触媒作用をするためか触媒として使用出来ない、こ
れらの金属にはパラジウム、ルテニウム、ビスマス、ニ
オブ、タリウム、テルル、バナジウムなどがある。
臭素イオンとしては反応中に臭素イオンを生成するもの
であればいずれでも良い。例えば臭化水素、臭化アンモ
ニウム、臭化ナトリウム。
あるいは臭化アルキルなどの有機臭素化合物が用いられ
る。臭素イオンの添加量は水溶媒に対して0.5〜12
重量%、好ましくは0.5〜6重量%である。また金属
イオンの量は臭素イオンと当量か当量以下が望ましい。
溶媒として用いる水の量は特に制限はないが、原料アル
デヒド又はカルボン酸に対し同重量以上用いるのが好ま
しい。
本発明を実施する化際し、反応温度は180から280
℃でありとくに200から260℃が好ましい。反応圧
力は一般化は水溶媒の蒸発及び凝縮還流操作にエリ反応
温度を一定番こ保つという過程で自動的に定まるが、外
部からの熱交換の手段により反応圧力を一定の希望値に
保つことも可能である。圧力範囲としては反応液を液相
に保ち得る圧力範囲でがれば特に制限はないが、通常1
5〜60〜Gの範囲が利用される。
酸化反応は回分、半回分、連続式のいずれの手段でも行
なうことが出来るが、従来法で多段の反応器を必要とし
ていた連続酸化法に適用するのが好適である。酸化反応
により得られた反応生成物は冷却、結晶化し、固液分離
によって得られる粗芳香族ポリカルボン酸を水に溶解さ
せるか、又は反応生成物を固液分離すること無くそのま
ま水素化処理器へ供給する。不純物である臭素化合物の
副生が少い酸化反応条件では固液分離の必要は無い、水
素化処理する粗ポt+カルボン酸水溶液中のポリカルボ
ン醗濃度は15〜50%であり、臭素化合物の量が多い
とき。
あるいは酸化触媒条件として臭素イオン量が多い場合に
は水を添加する等により低濃度で供給するのが望ましい
水素化触媒としては周期律表第8族の貴金属。
例えばPd、Pt% Ru、Rhなどの一種または二種
以上を含有する触媒が用いられる。これら貴金属触媒は
単体、合金、混合物、担持触媒(特に好ましくは活性炭
に担持させたもの)の形〉で用いることができる。担体
は粉末であっても粒状でも良いが、粒状の場合は固定床
で使用することが出来、連続操業に際して有利なことが
多い。
水素化処理に際しての処理温度は100〜200℃であ
り、100〜180℃が特に好ましい。水素圧力は処理
液を液相に保ち得る圧力範囲であれば十分であるが、5
〜30′jg、好ましくは5〜2C1が適している。処
理時間は不純物である臭素化合物濃度、処理温度、触媒
量、及び触媒活性の他、目的とする高純度ポリカルボン
酸の純度に依存するが、通常0.1〜8時間、好ましく
は0.2〜3時間の処理時間が必要で与る。触媒量は貴
金属触媒を0.5%担持した担持触媒を使用し、好まし
い水素処理条件で回分、使用する場合、粗カルボン酸に
対して0.05〜5.0%の範囲である。
本発明水素化処理方法は回ダでも半回分、連続式のいず
れの操作も可能である。水素化処理を受けた反応混合物
は常法に従って脱水加熱無水化し、次いで減圧蒸留して
無水芳香族ポリカルボン酸製品を得る。
本発明によれば臭素イオンを触媒として使用しポリアル
キル置換芳香族アルデヒド又は芳香族カルボン酸を酸化
して得られる粗芳香族ポリカルボン酸に対して容異に高
純度の芳香族ポリカルボン酸を得ることが出来る。
以下本発明を実施例によって具体的に説明するが、実施
例中、臭素含量の測定は螢光xIs分析にで行なった。
又、’FIGカラーテストは無水トリメリット酸 46
0gとトIIエチレングリコール 30.OJFの加熱
溶解色のAPHA指数であり、この数値が小さい程着老
不純物が少ないとされている。純度は純トリメリット酸
の酸価の比較より、蒸留収率は主留分の留出量よりそれ
ぞれ求めた。
実施例 1(固液分離なし、水素化) 還流冷却器、攪拌装置、加熱装置及び原料供給口、ガス
導入口、反応物排出口を有する内容積2ノのジルコニウ
ム製オートクレーブに、水500#、臭化マンガン(4
水−塩) 15I、臭化水素 711を仕込んだ。窒素
を圧入し10〜Gに昇圧後、加熱装置で220℃に昇温
し、温度が220℃になってからこの装置に2.4−ジ
メチルベンズアルデヒドll&99.5%以上)を毎分
4.17.Slの割合で、又2.4−ジメチルベンズア
ルデヒドの供給と同時に空気60分11Jj2,4−ジ
メチルベンズアルデヒドの供給を続け、供給停止後も空
気を20分間通気し酸化を完結させた。20℃に冷却後
、反応生成物を取り出した。この中には臭素化合物がB
r量として対トリメリット酸に対して6500ppIn
含まれ、且つトリメリット酸として計算して95.6%
の純度であった、 トリメリット酸 656.5gを含む反応生成物 97
0.5.Pは0.5%Pd /C触媒 11を充填した
触媒容器を取り付げである21オートクレーブに仕込ん
だ後、水素圧力15〜で加圧後、水素ガスを液相中に吹
込みながら流通水素処理後、オートクレーブを徐冷し2
0’C迄冷却して析出、結晶を炉遇し、乾燥した。得ら
れたトリメリット酸を蒸留釜に移し50〜100111
H#の圧力で230〜240”Cに加熱して無水化し、
その後4〜51111HIiの減圧下2SO〜240℃
で蒸留し、無水トリメリット酸を得た。得られた無水ト
リメリット酸は純度 99゜5%、臭素含量 150 
ppm、TIGカラー60であり、蒸留収率は97.5
%であった。
比較例 1 実施例1で得られた反応生成物を水素処理を行なわず徐
冷し、20℃迄冷却して得た粗トリメ11ット酸の析出
結晶 35811を蒸留釜に入れ50〜100g1lH
JI(7)圧力で250〜240℃に加熱して無水化し
てその後4〜51HJIの圧力で250〜240’Cで
蒸留して無水トリメリット酸を得た。得られた無水) 
JJメリット酸は純度 96.5%、臭素含量 500
0 ppm。
TIGカラー 800であり、蒸留収率は932%であ
った。
比較例 2 実施例1で得られた反応混合物を水素処理を行なわずに
徐冷し、20℃迄冷却して得られる粗トリメリット酸結
晶 358gを分離し、同粗結晶に110 ONの水を
加え100℃に加熱して粗トリメリット酸結晶を溶解す
る。その後20℃に冷却して析出した結晶な濾過分離し
て得られるトリメリット酸結晶を実施例1と同様にして
無水化蒸留して無水トリメリット酸を得た。得られた無
水トリメリット酸は純度 97゜0%、臭素含量 45
00 ppm、 TFtGカラーテスト 750であり
、蒸留収率は94.0%であった。
実施例 2(固液分離、水素化) 実施例1で得られた反応生成物を20℃まで徐冷して得
た析出結晶 558Iを分離し、同粗結晶化水 550
Iを加えたスラリーを0゜5%Pd/C触媒 11Iを
充填した触媒容器を散り付けられている21オートクレ
ーブに仕込んだ後、水素圧力 15″gで加圧後、水素
ガスをオートクレーブ内へ供給しながら流通状態で15
0℃に加熱し、1.5時間水素処理した。水素処理後オ
ートクレーブを20℃迄徐冷し析出結晶をV過乾燥した
。得られたトリメ11ツ)酸を蒸留釜に移し実施例1と
同様無水化蒸留して無水トリメリット酸を得た。得られ
た無水トリメリット酸は純度 99.7%、臭素含量 
70 ppm、TIGカラー 40であり、蒸留収率は
98.0%であった。
比較例 6 比較例2においてトリメリット酸粗結晶の溶解時に粒状
活性炭 20Iを加え、攪拌下100℃に60分間保ち
、その後熱時濾過して活性炭を除き、F液を20℃に徐
冷して析出した結晶を濾過分離して得られるトリメリッ
ト酸結晶を実施例1と同様にして無水化蒸留して無水ト
リメリット酸を得た。得られた無水トリメ1tツト酸は
純度 97.2%、臭素含量 4100ppm、TBG
カラーテスト 600であり、蒸留収率 94.2%で
あった。これから活性炭処理による不純物の吸着物除去
は不可能であることが分る。
実施例 3(固液分離、水素化) 実施例2と同様反応生成物を20℃まで徐冷して析出結
晶 358gを分離し、同粗結晶に水 5501を加え
たスラリーな0.5%Pd/C触媒 0.5yを充填し
た触媒容器を取付けられている21オートクレーブに仕
込んだ後、水素圧力 25”luGで加圧後、水素ガス
をオートクレーブ内へ供給しながら流通状態で180’
Cに加熱し、50分間水素処理したい水素処理後オート
クレーブを20℃まで徐冷し析出結晶を濾過乾燥した。
得られたトリメリット酸結晶を蒸留釜に移し実施例1と
同様に無水化蒸留して無水トリメリット酸を得た。得ら
れた無水) I+メリット酸は純度 99.3%、臭素
含量 100 ppm、 TBGカラーテスト 60で
あり、蒸留収率は97.7%であった。
実施例 4(固液分離なし、水素化ン 実雄側1と同様反応生成物 970.5Nを0.5%P
d/’C触媒 1.C1IIを充填した触媒容器を取り
付けられている2jオートクレーブに仕込んだ後、水素
圧力 15tに加圧後、水素ガスをオートクレーブ内へ
流通しながら120℃に加熱し3時間水素処理した。水
素処理後オートクレーブを20℃迄徐冷し析出結晶を一
過乾燥した。得られたトリメリット酸を蒸留釜に移し実
施例1と同様無水化蒸留して無水トリメリット酸を得た
。得られた無水トリメリット酸は純度 99.3%、臭
素含量 250 ppm、TBGカラーテスト 90で
あり、蒸留収車は97.1%であった。
実施例 5 実施例1で得られた反応生成物を970.5gを0.5
%Pd/C触媒 1gを充填した容器を取り付けられて
いる2!オートクレーブに仕込んだ後、水素圧力 68
〜Gに加圧後、水素ガスをオートクレーブへ供給しなが
ら流通状態で260℃に加熱し、60分間水素処理した
水素処理後オートクレーブを20℃迄徐冷し析出結晶を
濾過乾燥した。得られたトリメリット酸結晶を蒸留釜に
移し!雄側1と同様化無水化蒸留して無水トリメリット
酸な得た。得られた無水トリメリット酸は純度 92.
1%、臭素含量 750 ppm、 TBGカラーテス
ト 250であり、蒸留収率は83.8%であった。
実施例 6 実施例2と同様に反応生成物を20℃まで徐冷して得た
析出結晶 358gを分離して同粗結晶に水 550g
を加えたスラリーを0,5チPd/C触媒 0.5gを
充填した触媒容器が取り付けられている21オートクレ
ー/に仕込んだ後、水素圧力 S5驚Gで加圧後、水素
ガスをオートクレーブ内へ供給しながら流過状態で22
0℃に加熱し、30分間水素処理した。
水素処理後、オートクレーブを20℃迄徐冷し、析出結
晶を一過乾燥した。得られたトリメリット酸結晶を蒸留
釜に移し実施例1と同様−水化原音して無水トリメリッ
ト酸を得た。得られた無水トリメリット酸は純度 94
.5%。
臭素含量 600 ppm、 TBGカラーテスト20
0であり、蒸留収率はB6.0%であった。
実施例 7(温度の影響) 実施例1と同様反応混合物 970.51を、0.5%
Pd/C触媒 2−OJ’を充填した触媒容器が取り付
けられている21オートクレーブに仕込んだ後、水素圧
力 20’!2Gに加圧後、水素ガスをオートクレーブ
内へ流通状態で80℃に加熱し3時間水素処理した。水
素処理後オートクレーブを20℃迄徐冷し析出結晶をF
遍乾燥した。得られた) IIメIジット酸を蒸留釜に
移し実開1と同様無水化蒸留して無水ト11メリット酸
を得た。得られた無水トリフ1フツト酸は純度 98.
5%、臭素含量 400’Dpfn%TFtGカラーテ
スト 140であり、蒸留収率は89.9%であった。
比較例 4 実施例1で得られた反応混合物を20’C迄徐冷して析
出結晶 358gを分離して同粗結晶化水 901:l
を加え、10,0℃に加熱溶解後、鉄粉 1,5135
%塩酸 12gを加え、攪拌を続けなから100’Cで
3時間保った。その後20℃迄徐冷して析出した結晶を
テ過乾燥した。得られたトリメリット酸結晶を蒸留釜に
移し実施例1と同様に無水化蒸留して無水トリメリット
酸を得た。得られた無水トリメリット酸は純度 96.
7%、TBGカラー  750゜臭素含量 48 fl
 Oppmであり、蒸留収率は94.2%であったーこ
れから鉄による還元処理実施例 8 2!のジルコニウム製オートクレーブ化水500J1%
HBr  17,5gを仕込んだ、窒素を1(IGに迄
圧入後、加熱装置で250’C化昇温して温度が230
℃になってからこの装置に2,4−ジメチルベンズアル
デヒド(純度99.5%以上)を毎分4.17Jの割合
で供給した。又、2.4−ジメチルベンズアルデヒドの
供給と同時に空気の送入を開始し、反応器からの排ガス
中の酸素濃度を3〜4%化保つように流量を制御した。
60分間2.4−ジメチルベンズアルデヒドの供給を続
け、供給停止後も空気を20分間通気し、酸化を完結さ
せた。
20℃冷却後、生歳反応混合物を取り出した。
この中には臭素化物がBr蓋として対) I+メリット
酸に対して8500 ppm含まれ、且つトリメリット
酸として計算して94.4%の純度であったう トリメ
リット酸 sss、ottを含む反応混合物 962.
811は0.5%P d/C触媒 511を充填した触
媒容器を取り付けである21オートクレーブに仕込んだ
後、水素圧力25Vに加圧後、水素ガスを液相内へ吹き
込みながら流通状態で140℃で2時間水素処理した。
水素処理後オートクレーブを徐冷し、20℃迄冷却して
析出結晶を炉遇し乾燥した。得られたトリメリット酸を
蒸留釜に移し50〜100■H11の圧力で230〜2
40℃に加熱して無水化し、その後4〜5tllHjF
の減圧下250〜240℃で蒸留し、無水トリメリット
酸を得る。
得られた無水トリメリット酸は純度 99.1%、臭素
含量 240 ppm、 TBGカラーテスト 90で
あり、蒸留収率は96.8%であった・ 実施例 9 実施例8で得られた反応生成物を20℃まで徐冷し、析
出結晶 556−49を分離して同粗結晶に水 550
gを加えたスラリーを、0゜5%P d/C触媒 21
1を充填した触媒容器を取り付けられている21オート
クレーブに仕込んだ後、水素圧力 15〜で加圧後、水
素ガスをオートクレーブ内へ供給しながら流通状態で1
65℃に加熱後、1.5時間水素処理した、水素鶏理後
オートクレーブを20℃迄徐冷し析出結晶を濾過乾燥し
た。得られたトリメリット酸を蒸留&化移し実施例1と
同様無水化蒸留して無水トリメリット酸を得た。得られ
た無水ト11メリット酸は純度 99.3%、臭素含量
 110 ppm、 TBGカラーテスト 60、蒸留
収率は97.3%であった。
特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代表者 長 舒 和 吉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 臭素イオン又は臭素イオンと重金属イオン触媒存在下、
    水滓媒中でポリアルキル置換芳香族アルデヒド又はポリ
    アルキル置換芳香族カルボン酸を分子状酸素で酸化し芳
    香族ポリカルボン酸を製造する方法において、反応生成
    物を水素化触媒存在下分子状水素と100〜200℃の
    温度で接触させたのち、芳香族ポリカルボン酸を分離す
    る事を特徴とする高純度芳香族ポリカルボン酸の製造法
JP21190381A 1981-12-28 1981-12-28 高純度芳香族ポリカルボン酸の製造法 Pending JPS58116439A (ja)

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