JPH1179112A - 包装装置のノッチ形成装置 - Google Patents
包装装置のノッチ形成装置Info
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- JPH1179112A JPH1179112A JP9242412A JP24241297A JPH1179112A JP H1179112 A JPH1179112 A JP H1179112A JP 9242412 A JP9242412 A JP 9242412A JP 24241297 A JP24241297 A JP 24241297A JP H1179112 A JPH1179112 A JP H1179112A
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- roll
- notch
- notch forming
- speed
- forming
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 単一のノッチ形成用のロール体を用いて横シ
ール形成間隔の変更に対応して行われるノッチ形成間隔
の変更に対応できるとともに、ノッチ形成間隔の変更に
伴う部品の交換を不要として、低コストでかつ生産性を
向上すること。 【解決手段】 ノッチ形成用のロール体12の回転に応
じて回転位置検出手段18から出力される出力信号に基
づき、ノッチ形成用のロール体12の刃体13が少なく
とも帯状包装体Bに接触しているときには、ノッチ形成
用のロール体12の回転周速を速度設定器14からの速
度信号により縦シールロール5の回転周速と実質的に一
致させるとともに、ノッチ形成用のロール体12の刃体
13が帯状包装体Bから離間後には、その周速を変速機
22に設定した所定の値とする。
ール形成間隔の変更に対応して行われるノッチ形成間隔
の変更に対応できるとともに、ノッチ形成間隔の変更に
伴う部品の交換を不要として、低コストでかつ生産性を
向上すること。 【解決手段】 ノッチ形成用のロール体12の回転に応
じて回転位置検出手段18から出力される出力信号に基
づき、ノッチ形成用のロール体12の刃体13が少なく
とも帯状包装体Bに接触しているときには、ノッチ形成
用のロール体12の回転周速を速度設定器14からの速
度信号により縦シールロール5の回転周速と実質的に一
致させるとともに、ノッチ形成用のロール体12の刃体
13が帯状包装体Bから離間後には、その周速を変速機
22に設定した所定の値とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルム原反から
引き出されたフイルムを連続移送しつつ縦シールロール
によりフイルムの送り方向に縦シールして筒状に形成
し、横シールロールによりフイルムの移送方向と交差す
る方向に所定間隔で横シールしてなる帯状包装体に対し
て、その縦シール部に開封用の切り込み、つまり開封用
のノッチを形成する包装装置のノッチ形成装置に関する
ものである。
引き出されたフイルムを連続移送しつつ縦シールロール
によりフイルムの送り方向に縦シールして筒状に形成
し、横シールロールによりフイルムの移送方向と交差す
る方向に所定間隔で横シールしてなる帯状包装体に対し
て、その縦シール部に開封用の切り込み、つまり開封用
のノッチを形成する包装装置のノッチ形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の包装装置として例えば実
公昭50−10284号公報や特公平5−36285号
公報あるいは特公平6−62134号公報などに開示さ
れているように、フイルム原反から引き出されて連続移
送されるフイルムを折り返し、その両端縁を重ねてフイ
ルムの移送方向に沿って縦シールし、この縦シールして
筒状に形成されたフイルム内に液体,粉体あるいは粘稠
物質などの内容物を充填し、このフイルムをフイルムの
移送方向と交差する方向に所定間隔で横シールして帯状
包装体を形成し、切断機構により横シール部の中央部を
切断して包装袋を個々に分離して排出するようにしたも
のが知られている。
公昭50−10284号公報や特公平5−36285号
公報あるいは特公平6−62134号公報などに開示さ
れているように、フイルム原反から引き出されて連続移
送されるフイルムを折り返し、その両端縁を重ねてフイ
ルムの移送方向に沿って縦シールし、この縦シールして
筒状に形成されたフイルム内に液体,粉体あるいは粘稠
物質などの内容物を充填し、このフイルムをフイルムの
移送方向と交差する方向に所定間隔で横シールして帯状
包装体を形成し、切断機構により横シール部の中央部を
切断して包装袋を個々に分離して排出するようにしたも
のが知られている。
【0003】このような包装装置にあっては、連続移送
されてくる帯状包装体の縦シール部の端縁に開封用の切
り込み、つまり開封用のノッチを形成するノッチ形成装
置を設けたものがある。
されてくる帯状包装体の縦シール部の端縁に開封用の切
り込み、つまり開封用のノッチを形成するノッチ形成装
置を設けたものがある。
【0004】このノッチ形成装置によれば、一般に次の
二種類のものが知られている。
二種類のものが知られている。
【0005】一つは、先端に切断刃を有する回転刃体を
帯状包装体の側方で回転させて、回転刃体の切断刃で帯
状包装体の搬送方向と直交する方向に帯状包装体の縦シ
ール部を縁部から所定長さだけ切断してノッチを形成す
る方法である。
帯状包装体の側方で回転させて、回転刃体の切断刃で帯
状包装体の搬送方向と直交する方向に帯状包装体の縦シ
ール部を縁部から所定長さだけ切断してノッチを形成す
る方法である。
【0006】もう一つは、対向する一対のロール体を設
け、この少なくとも一方のロール体の外周面に所定間隔
を有して所定の形状からなる突状の刃体を突設し、この
一対のロール体間に帯状包装体の縦シール部を挟持し
て、前記刃体によって押し切ることによりノッチを形成
する構成である。
け、この少なくとも一方のロール体の外周面に所定間隔
を有して所定の形状からなる突状の刃体を突設し、この
一対のロール体間に帯状包装体の縦シール部を挟持し
て、前記刃体によって押し切ることによりノッチを形成
する構成である。
【0007】しかしながら、前者の回転刃体によるノッ
チ形成装置は、回転速度を構造設計上あるいはノッチ形
成ピッチの設定制御上の理由により帯状包装体の送り速
度と同調させる構造をとるために帯状包装体の送り速度
が低速の場合、回転刃の回転速度も低速となり、回転刃
がスムーズに帯状包装袋の縦シール部を切断できず切断
性が悪化することになり、帯状包装体の移送にも支障を
来すおそれがあることや、この構造によればノッチ形状
が単なるI型の切断形状に限定されることになるため、
後者の一対のロール体を用いたノッチ形成装置がノッチ
形状や生産速度の変化に対して自由度が高いものとして
採用されることがある。
チ形成装置は、回転速度を構造設計上あるいはノッチ形
成ピッチの設定制御上の理由により帯状包装体の送り速
度と同調させる構造をとるために帯状包装体の送り速度
が低速の場合、回転刃の回転速度も低速となり、回転刃
がスムーズに帯状包装袋の縦シール部を切断できず切断
性が悪化することになり、帯状包装体の移送にも支障を
来すおそれがあることや、この構造によればノッチ形状
が単なるI型の切断形状に限定されることになるため、
後者の一対のロール体を用いたノッチ形成装置がノッチ
形状や生産速度の変化に対して自由度が高いものとして
採用されることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の一対のロール体を用いたノッチ形成装置にあっ
ては、一般にロール体の外周面に対し一定の間隔(ピッ
チ)にて突状の刃体が形成されるとともに、移送される
帯状包装体の速度、つまり横シールロールの回転周速と
一致する一定速回転にてロール体を回転駆動させるた
め、形成されるノッチ間隔はロール体に形成される刃体
の間隔、すなわち隣り合う刃体間の円弧長で決定される
ので、例えば帯状包装体の横シール間隔が変化した場合
には、この横シール間隔に対応した刃体間隔を有するロ
ール体をそれぞれ必要とし、複数種類の包装ピッチつま
り横シール部の間隔に対応させて高額なロール体を複数
種類準備する必要があった。
た従来の一対のロール体を用いたノッチ形成装置にあっ
ては、一般にロール体の外周面に対し一定の間隔(ピッ
チ)にて突状の刃体が形成されるとともに、移送される
帯状包装体の速度、つまり横シールロールの回転周速と
一致する一定速回転にてロール体を回転駆動させるた
め、形成されるノッチ間隔はロール体に形成される刃体
の間隔、すなわち隣り合う刃体間の円弧長で決定される
ので、例えば帯状包装体の横シール間隔が変化した場合
には、この横シール間隔に対応した刃体間隔を有するロ
ール体をそれぞれ必要とし、複数種類の包装ピッチつま
り横シール部の間隔に対応させて高額なロール体を複数
種類準備する必要があった。
【0009】また、ここでは横シール部の間隔に対応し
た刃体間隔を有するノッチ形成用のロール体を選択して
機械に着脱するための作業工数が必要になり生産性向上
の妨げとなっていた。
た刃体間隔を有するノッチ形成用のロール体を選択して
機械に着脱するための作業工数が必要になり生産性向上
の妨げとなっていた。
【0010】そこで本発明は、単一のノッチ形成用のロ
ール体を用いて横シール形成間隔の変更に対応して行わ
れるノッチ形成間隔の変更に対応できるとともに、ノッ
チ形成間隔の変更に伴う部品の交換を不要として、低コ
ストでかつ生産性を向上することのできる包装装置のノ
ッチ形成装置を提供することを目的とするものである。
ール体を用いて横シール形成間隔の変更に対応して行わ
れるノッチ形成間隔の変更に対応できるとともに、ノッ
チ形成間隔の変更に伴う部品の交換を不要として、低コ
ストでかつ生産性を向上することのできる包装装置のノ
ッチ形成装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、フイルム原反から引き出されたフイルムを連
続移送しつつ縦シールロールによりフイルムの移送方向
に縦シールして筒状に形成し、横シールロールによりフ
イルムの移送方向と交差する方向に所定間隔で横シール
して帯状包装体を形成する包装装置と、対向する一対の
ロール体からなり、少なくとも一方のロール体にはその
外周面に所定間隔を有して突状の刃体を設け、このロー
ル体間に帯状包装体を挟持搬送することにより、縦シー
ル部にノッチを形成するノッチ形成装置と、前記縦シー
ルロールと前記ノッチ形成装置のロール体とにそれぞれ
連結された個別の駆動モータと、これらの各駆動モータ
を駆動するモータコントローラに接続された共通の速度
設定器と、前記ノッチ形成用のロール体の回転位置を検
出する回転位置検出手段と、この回転位置検出手段から
の出力信号を入力する変速器と、この変速器を前記ノッ
チ形成用のロール体を駆動するモータコントローラに接
続してなり、前記ノッチ形成用のロール体の回転に応じ
て前記回転位置検出手段から出力される出力信号に基づ
き、前記ノッチ形成用のロール体の刃体が少なくとも前
記帯状包装体に接触しているときには、ノッチ形成用の
ロール体の回転周速を速度設定器からの速度信号により
縦シールロールの回転周速と実質的に一致させるととも
に、ノッチ形成用のロール体の刃体が帯状包装体から離
間後には、その周速を変速機に設定した所定の値とする
ものである。
するため、フイルム原反から引き出されたフイルムを連
続移送しつつ縦シールロールによりフイルムの移送方向
に縦シールして筒状に形成し、横シールロールによりフ
イルムの移送方向と交差する方向に所定間隔で横シール
して帯状包装体を形成する包装装置と、対向する一対の
ロール体からなり、少なくとも一方のロール体にはその
外周面に所定間隔を有して突状の刃体を設け、このロー
ル体間に帯状包装体を挟持搬送することにより、縦シー
ル部にノッチを形成するノッチ形成装置と、前記縦シー
ルロールと前記ノッチ形成装置のロール体とにそれぞれ
連結された個別の駆動モータと、これらの各駆動モータ
を駆動するモータコントローラに接続された共通の速度
設定器と、前記ノッチ形成用のロール体の回転位置を検
出する回転位置検出手段と、この回転位置検出手段から
の出力信号を入力する変速器と、この変速器を前記ノッ
チ形成用のロール体を駆動するモータコントローラに接
続してなり、前記ノッチ形成用のロール体の回転に応じ
て前記回転位置検出手段から出力される出力信号に基づ
き、前記ノッチ形成用のロール体の刃体が少なくとも前
記帯状包装体に接触しているときには、ノッチ形成用の
ロール体の回転周速を速度設定器からの速度信号により
縦シールロールの回転周速と実質的に一致させるととも
に、ノッチ形成用のロール体の刃体が帯状包装体から離
間後には、その周速を変速機に設定した所定の値とする
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のノッチ形成装置によれ
ば、縦シールロールとノッチ形成用のロール体にそれぞ
れ個別の駆動モータを設け、これらの駆動モータにそれ
ぞれのモータコントローラを介して設けられる共通の速
度設定器、及びノッチ形成用のロール体を回転させる駆
動モータのための変速器のそれぞれに、各々独立の所要
の速度を設定することにより、ノッチ形成用のロール体
の刃体の作用時、つまりノッチ形成用のロール体の刃体
が帯状包装体に接触するときには、速度設定器に設定さ
れた速度で、縦シールロールの回転周速と実質的に等し
い周速でノッチ形成用のロール体を回転させることがで
きる一方、ノッチ形成用のロール体の刃体の非作用時、
つまりノッチ形成用のロール体の刃体が帯状包装体から
離れているときには、回転位置検出手段の出力信号に基
づいて、ノッチ形成用のロール体の変速器に設定された
速度信号を、ノッチ形成用のロール体用のモータコント
ローラを介して駆動モータに入力することにより、ノッ
チ形成用のロール体用の駆動モータの回転速度を、速度
設定器への設定速度にコントロールされて常に定常回転
を行う縦シールロール用の駆動モータに対し、ノッチ形
成用のロール体の変速器に設定された速度に応じて早め
たり遅らせたりすることができる。
ば、縦シールロールとノッチ形成用のロール体にそれぞ
れ個別の駆動モータを設け、これらの駆動モータにそれ
ぞれのモータコントローラを介して設けられる共通の速
度設定器、及びノッチ形成用のロール体を回転させる駆
動モータのための変速器のそれぞれに、各々独立の所要
の速度を設定することにより、ノッチ形成用のロール体
の刃体の作用時、つまりノッチ形成用のロール体の刃体
が帯状包装体に接触するときには、速度設定器に設定さ
れた速度で、縦シールロールの回転周速と実質的に等し
い周速でノッチ形成用のロール体を回転させることがで
きる一方、ノッチ形成用のロール体の刃体の非作用時、
つまりノッチ形成用のロール体の刃体が帯状包装体から
離れているときには、回転位置検出手段の出力信号に基
づいて、ノッチ形成用のロール体の変速器に設定された
速度信号を、ノッチ形成用のロール体用のモータコント
ローラを介して駆動モータに入力することにより、ノッ
チ形成用のロール体用の駆動モータの回転速度を、速度
設定器への設定速度にコントロールされて常に定常回転
を行う縦シールロール用の駆動モータに対し、ノッチ形
成用のロール体の変速器に設定された速度に応じて早め
たり遅らせたりすることができる。
【0013】こうすることによりノッチ形成用のロール
体が一種類であり刃体間隔が固定的(一定)であって
も、速度設定器への設定速度との関連のもとで、ノッチ
形成用のロール体の変速器への設定速度を選択すること
により、変更される帯状包装物の横シール位置の間隔に
対応して行われるノッチ形成間隔の変更に対応できると
ともに、ノッチ形成間隔の変更に伴う部品の交換作業が
不要となる。
体が一種類であり刃体間隔が固定的(一定)であって
も、速度設定器への設定速度との関連のもとで、ノッチ
形成用のロール体の変速器への設定速度を選択すること
により、変更される帯状包装物の横シール位置の間隔に
対応して行われるノッチ形成間隔の変更に対応できると
ともに、ノッチ形成間隔の変更に伴う部品の交換作業が
不要となる。
【0014】
【実施例】以下図面を基にして本発明における包装装置
のノッチ形成装置を説明する。
のノッチ形成装置を説明する。
【0015】本実施例では、液体や粉体あるいは粘稠物
質をフイルム内に充填する図1及び図2に示す充填包装
機を例としてその全体概要を説明することにする。
質をフイルム内に充填する図1及び図2に示す充填包装
機を例としてその全体概要を説明することにする。
【0016】機台1の側方には保持枠2が設けられ、こ
の保持枠2にふぃるむFを巻回したふぃるむ原反Rが着
脱交換可能に設けられている。
の保持枠2にふぃるむFを巻回したふぃるむ原反Rが着
脱交換可能に設けられている。
【0017】また前記フィルム原反Rから引き出し案内
されたフィルムFは、フィルム案内機構3を介して所定
のテンションが付与されて一旦上方へ引き出し案内さ
れ、機台1の上部に設けたフィルム折返し機構4により
フィルムFの長手方向に沿って二つ折りに折り返されて
下方へ引き出し案内されるように構成されている。
されたフィルムFは、フィルム案内機構3を介して所定
のテンションが付与されて一旦上方へ引き出し案内さ
れ、機台1の上部に設けたフィルム折返し機構4により
フィルムFの長手方向に沿って二つ折りに折り返されて
下方へ引き出し案内されるように構成されている。
【0018】この実施例では、この下方へ引き出し搬送
される二つ折りフィルムFに一対のヒートシールロール
からなる縦シールロール5により、縦方向に各々折返し
縁部と中間部と折返し端部同志とが(左右両縁部と中間
部とが)縦シールされて縦シール部S1が形成され、次
いで前記縦シールロール の下方に配設された夫々一対
のヒートシールロールからなる第一の横シールロール6
と第二の横シールロール7によって横シールされて横シ
ール部S2が横方向に所定間隔をなして形成される。
される二つ折りフィルムFに一対のヒートシールロール
からなる縦シールロール5により、縦方向に各々折返し
縁部と中間部と折返し端部同志とが(左右両縁部と中間
部とが)縦シールされて縦シール部S1が形成され、次
いで前記縦シールロール の下方に配設された夫々一対
のヒートシールロールからなる第一の横シールロール6
と第二の横シールロール7によって横シールされて横シ
ール部S2が横方向に所定間隔をなして形成される。
【0019】この場合、前記第一の横シールロール6に
より横方向に所定間隔を置いて横ヒートシールされて横
シール部S2が形成され、この横シール部S2箇所によ
り先ず左右並設状態に二つの包装袋Pとなる有底筒状の
底部が形成され、これにより有底筒状に形成されたフィ
ルムF内に充填機構8の充填ノズル部8Aから内容物が
充填され、続いてフィルムFを送り出した後に前記第一
の横シールロール6によりフィルムFの袋口部となる箇
所を横シールし、この横シールによる横シール部S2に
よって内容物が封止され、この横シール部S2箇所を第
二の横シールロール7によって再度横シールすることに
より、フィルムFの四方をシールして包装袋Pを形成
し、この包装袋Pを連続形成した内容物入りの帯状包装
体Bが次々と連続搬送されるように構成している。
より横方向に所定間隔を置いて横ヒートシールされて横
シール部S2が形成され、この横シール部S2箇所によ
り先ず左右並設状態に二つの包装袋Pとなる有底筒状の
底部が形成され、これにより有底筒状に形成されたフィ
ルムF内に充填機構8の充填ノズル部8Aから内容物が
充填され、続いてフィルムFを送り出した後に前記第一
の横シールロール6によりフィルムFの袋口部となる箇
所を横シールし、この横シールによる横シール部S2に
よって内容物が封止され、この横シール部S2箇所を第
二の横シールロール7によって再度横シールすることに
より、フィルムFの四方をシールして包装袋Pを形成
し、この包装袋Pを連続形成した内容物入りの帯状包装
体Bが次々と連続搬送されるように構成している。
【0020】本実施例では、前記縦シールロール5の下
方に二段に第一の横シールロール6,第二の横シールロ
ール7とを備えており、これらの横シールロール6,7
の下方左右に後述するノッチ形成装置9を夫々配設し、
さらにこの下方左右に並設状態の包装袋Pの中央の縦シ
ール部S1に切離し用のミシン目スリッタ装置10を配
設し、更にこの下方に上下の包装袋Pの間を横シール部
S2の中央部で切離す切断装置11を配設している。
方に二段に第一の横シールロール6,第二の横シールロ
ール7とを備えており、これらの横シールロール6,7
の下方左右に後述するノッチ形成装置9を夫々配設し、
さらにこの下方左右に並設状態の包装袋Pの中央の縦シ
ール部S1に切離し用のミシン目スリッタ装置10を配
設し、更にこの下方に上下の包装袋Pの間を横シール部
S2の中央部で切離す切断装置11を配設している。
【0021】従って、本実施例では、連続形成される帯
状包装体Bに対し、左右のノッチ形成装置9により帯状
包装体Bの両外側の縦シール部S1に各包装袋Pに対応
させてノッチNを形成し、前記ミシン目スリッタ装置1
0により中央の縦シール部S1に図示しないミシン目が
形成された後、前記切断装置11によって切断され縦方
向に切離し用のミシン目を有する包装袋Pを並設した包
装袋Pとして形成されるようになっている。
状包装体Bに対し、左右のノッチ形成装置9により帯状
包装体Bの両外側の縦シール部S1に各包装袋Pに対応
させてノッチNを形成し、前記ミシン目スリッタ装置1
0により中央の縦シール部S1に図示しないミシン目が
形成された後、前記切断装置11によって切断され縦方
向に切離し用のミシン目を有する包装袋Pを並設した包
装袋Pとして形成されるようになっている。
【0022】本発明の要旨となるノッチ形成装置9につ
いて図3及び図4を基にして以下に説明する。本発明の
ノッチ形成装置9は、対向する一対のロール体12から
なり、少なくとも一方のロール体12を刃体ロール12
Aとし、その円周面に所定間隔を有して等間隔に突状の
刃体13を設けてなるものである。本実施例にあって
は、この刃体ロール12Aの円周上の4箇所に等間隔で
ノッチ形成用の刃体13を突接している。
いて図3及び図4を基にして以下に説明する。本発明の
ノッチ形成装置9は、対向する一対のロール体12から
なり、少なくとも一方のロール体12を刃体ロール12
Aとし、その円周面に所定間隔を有して等間隔に突状の
刃体13を設けてなるものである。本実施例にあって
は、この刃体ロール12Aの円周上の4箇所に等間隔で
ノッチ形成用の刃体13を突接している。
【0023】この突状の刃体13は例えばひし形の突状
形状からなり、その先端部を鋭利に外周方向に突出し
て、他方側の平面状の受けロール12Bとの間に帯状包
装体Bを挟持搬送することで、この突状の刃体13が受
けロール12Bに対して突き当たり、この帯状包装体B
を押し切ることにより切断しノッチNを形成するもので
ある。
形状からなり、その先端部を鋭利に外周方向に突出し
て、他方側の平面状の受けロール12Bとの間に帯状包
装体Bを挟持搬送することで、この突状の刃体13が受
けロール12Bに対して突き当たり、この帯状包装体B
を押し切ることにより切断しノッチNを形成するもので
ある。
【0024】この際、ひし形の刃体13の一方の三角部
を帯状包装体Bの縦シール部S1にラップさせること
で、帯状包装体Bの縦シール部S1の端縁にV字状のノ
ッチNを形成することができるようになっている。
を帯状包装体Bの縦シール部S1にラップさせること
で、帯状包装体Bの縦シール部S1の端縁にV字状のノ
ッチNを形成することができるようになっている。
【0025】以下、本発明のノッチ形成装置9の制御方
法について詳述する。
法について詳述する。
【0026】図5は、本発明のノッチ形成装置の制御方
法を示すブロック図であり、図中5は縦シールロール、
12はノッチ形成用のロール体、13はその刃体を示
す。
法を示すブロック図であり、図中5は縦シールロール、
12はノッチ形成用のロール体、13はその刃体を示
す。
【0027】また、14は図示しない電源に接続された
共通の速度設定器を示し、この速度設定器14は、そこ
に接続される二個のモータコントローラ15,16に対
し、このモータコントローラ15,16のそれぞれに、
設定速度に応じた速度信号を出力すべく機能する。
共通の速度設定器を示し、この速度設定器14は、そこ
に接続される二個のモータコントローラ15,16に対
し、このモータコントローラ15,16のそれぞれに、
設定速度に応じた速度信号を出力すべく機能する。
【0028】ここで、一方のモータコントローラ15
は、縦シールロール用の駆動モータ17を、常に速度設
定器14へ入力される設定速度により回転させるべく作
用し、駆動モータ17のこの作動結果は、例えば図示し
ないタコジェネレータを介してモータコントローラ15
にフィードバックされる。このことによりモータコント
ローラ15は、そのフィードバック信号に基づき、駆動
モータ17の実回転速度が設定速度と一致していない場
合には、その誤差を修正すべくモータ回転速度を変化さ
せる。
は、縦シールロール用の駆動モータ17を、常に速度設
定器14へ入力される設定速度により回転させるべく作
用し、駆動モータ17のこの作動結果は、例えば図示し
ないタコジェネレータを介してモータコントローラ15
にフィードバックされる。このことによりモータコント
ローラ15は、そのフィードバック信号に基づき、駆動
モータ17の実回転速度が設定速度と一致していない場
合には、その誤差を修正すべくモータ回転速度を変化さ
せる。
【0029】また、他方のモータコントローラ16は、
速度設定器14からの速度信号の他、モータコントロー
ラ15からの同期信号を受け、ノッチ形成用のロール体
12に同軸に設けられる回転位置検出手段18から出力
される出力信号に基づき、特に刃体13が少なくとも帯
状包装体Bと接触している場合に、ノッチ形成用のロー
ル体12を回転させる駆動モータ19を縦シールロール
5回転用の駆動モータ17と同期させて、それと等速回
転させるべく作用する。
速度設定器14からの速度信号の他、モータコントロー
ラ15からの同期信号を受け、ノッチ形成用のロール体
12に同軸に設けられる回転位置検出手段18から出力
される出力信号に基づき、特に刃体13が少なくとも帯
状包装体Bと接触している場合に、ノッチ形成用のロー
ル体12を回転させる駆動モータ19を縦シールロール
5回転用の駆動モータ17と同期させて、それと等速回
転させるべく作用する。
【0030】さらに、この例における、ノッチ形成用の
ロール体12の回転位置検出手段18は、ノッチ形成用
のロール体12に関連させて円周方向に等間隔で四個所
に設けられた検出用凸部20とこの検出用凸部20にて
その存在を検出して作用されるセンサとしての近接スイ
ッチ21とからなり、この近接スイッチ21からの出力
信号は、帯状包装体Bから離間した状態にある刃体13
の所要の周速が予め入力される変速機22を経てモータ
コントローラ16へ出力される。
ロール体12の回転位置検出手段18は、ノッチ形成用
のロール体12に関連させて円周方向に等間隔で四個所
に設けられた検出用凸部20とこの検出用凸部20にて
その存在を検出して作用されるセンサとしての近接スイ
ッチ21とからなり、この近接スイッチ21からの出力
信号は、帯状包装体Bから離間した状態にある刃体13
の所要の周速が予め入力される変速機22を経てモータ
コントローラ16へ出力される。
【0031】かかる構成によれば、例えば、刃体13が
帯状包装体Bと接触する直前から直後にわたって、検出
用凸部20により近接スイッチ21を作動させ、この近
接スイッチ21の作動中は、変速機22への入力値を選
択することなく、速度設定器14からモータコントロー
ラ16に入力される速度信号を選択することにより、そ
の間は、ノッチ形成用のロール体12と、縦シールロー
ル5との、同期した等速回転がもたらされる。一方検出
用凸部20が近接スイッチ21から離間してそれが非作
動状態にあるとき、いいかえれば、刃体13が帯状包装
体Bから離間状態にあるときには、変速器22で設定さ
れる入力値を選択することにより、ノッチ形成用のロー
ル体12は、その変速器22により入力された所要速度
で回転駆動される。
帯状包装体Bと接触する直前から直後にわたって、検出
用凸部20により近接スイッチ21を作動させ、この近
接スイッチ21の作動中は、変速機22への入力値を選
択することなく、速度設定器14からモータコントロー
ラ16に入力される速度信号を選択することにより、そ
の間は、ノッチ形成用のロール体12と、縦シールロー
ル5との、同期した等速回転がもたらされる。一方検出
用凸部20が近接スイッチ21から離間してそれが非作
動状態にあるとき、いいかえれば、刃体13が帯状包装
体Bから離間状態にあるときには、変速器22で設定さ
れる入力値を選択することにより、ノッチ形成用のロー
ル体12は、その変速器22により入力された所要速度
で回転駆動される。
【0032】実用的には、前述した速度設定器14及び
変速器22は、一つの制御コンピュータCの中に含まれ
て構成されるのが一般的である。
変速器22は、一つの制御コンピュータCの中に含まれ
て構成されるのが一般的である。
【0033】この例によれば、図6を基にして詳述する
と、ノッチ形成用のロール体12の一方のロールである
刃体ロール12Aの円周面に等間隔をなして配置された
四つの刃体13の、その回転方向の手前側へ所定の角度
αをなす位置a1,a2,a3,a4が、それぞれ所定
の位置、例えば、対向する二つのロール体12A,12
Bの軸線を結ぶ平面X−X内に達したときに、近接スイ
ッチ21を作動させるよう位置設定し、ノッチ形成用の
ロール体12と縦シールロール5との、同期等速回転を
もたらし、この同期等速回転を、各刃体13の、回転方
向の後方側へ所定の角度βをなす位置b1,b2,b
3,b4が、これも例えば平面X−X内に達するまで継
続させ、それ以降は、次の位置a2,a3,a4若しく
はa1が平面X−X内に達するまで、ノッチ形成用のロ
ール体12を、変速器22に設定された所要の周速で回
転させる。
と、ノッチ形成用のロール体12の一方のロールである
刃体ロール12Aの円周面に等間隔をなして配置された
四つの刃体13の、その回転方向の手前側へ所定の角度
αをなす位置a1,a2,a3,a4が、それぞれ所定
の位置、例えば、対向する二つのロール体12A,12
Bの軸線を結ぶ平面X−X内に達したときに、近接スイ
ッチ21を作動させるよう位置設定し、ノッチ形成用の
ロール体12と縦シールロール5との、同期等速回転を
もたらし、この同期等速回転を、各刃体13の、回転方
向の後方側へ所定の角度βをなす位置b1,b2,b
3,b4が、これも例えば平面X−X内に達するまで継
続させ、それ以降は、次の位置a2,a3,a4若しく
はa1が平面X−X内に達するまで、ノッチ形成用のロ
ール体12を、変速器22に設定された所要の周速で回
転させる。
【0034】ここで変速器22への設定周速は、例えば
図7(a),(b)のそれぞれに示すように、等速度で
回転する縦シールロール5の周速よりも小さく、または
大きくすることができ、このノッチ形成用のロール体1
2の周速を小さくした場合には、隣り合う刃体13間の
円弧長より長い間隔で帯状包装体BにノッチNを形成す
ることが可能であり、逆にノッチ形成用のロール体12
の周速を大きくした場合には、隣り合う刃体13間の円
弧長より短い間隔で帯状包装体BにノッチNを形成する
ことが可能となる。なお、ここにおける設定周速を縦シ
ールロール5の周速と同一にし得ることはもちろんであ
る。
図7(a),(b)のそれぞれに示すように、等速度で
回転する縦シールロール5の周速よりも小さく、または
大きくすることができ、このノッチ形成用のロール体1
2の周速を小さくした場合には、隣り合う刃体13間の
円弧長より長い間隔で帯状包装体BにノッチNを形成す
ることが可能であり、逆にノッチ形成用のロール体12
の周速を大きくした場合には、隣り合う刃体13間の円
弧長より短い間隔で帯状包装体BにノッチNを形成する
ことが可能となる。なお、ここにおける設定周速を縦シ
ールロール5の周速と同一にし得ることはもちろんであ
る。
【0035】こうすることにより、本発明装置ではノッ
チNの形成間隔を自由に変更できるので、変更される包
装袋Pのピッチ、つまり変更される帯状包装体Bの横シ
ール部S2の間隔に対応させて、前記横シール部S2を
基準とした縦シール部S1の所定位置の端縁に形成する
ノッチNの形成間隔を一種類のノッチ形成用のロール体
12によって調整して形成することが可能になる。
チNの形成間隔を自由に変更できるので、変更される包
装袋Pのピッチ、つまり変更される帯状包装体Bの横シ
ール部S2の間隔に対応させて、前記横シール部S2を
基準とした縦シール部S1の所定位置の端縁に形成する
ノッチNの形成間隔を一種類のノッチ形成用のロール体
12によって調整して形成することが可能になる。
【0036】また、この際、ノッチ形成用の刃体13が
少なくとも帯状包装体Bに接触しているとき、つまりノ
ッチ形成作業中にあっては、縦シールロール5の回転周
速すなわち帯状包装体Bの移送速度と一致させるよう設
定しているので、帯状包装体Bにしわを生じたり、逆に
無理に引っ張ったりすることなく良好にノッチ形成を行
うことが可能である。
少なくとも帯状包装体Bに接触しているとき、つまりノ
ッチ形成作業中にあっては、縦シールロール5の回転周
速すなわち帯状包装体Bの移送速度と一致させるよう設
定しているので、帯状包装体Bにしわを生じたり、逆に
無理に引っ張ったりすることなく良好にノッチ形成を行
うことが可能である。
【0037】以上本発明を図面に基づいて説明したが、
特に大きな間隔を有してノッチNを形成したい場合に
は、変速器22の代わりにタイマーを設け、刃体13に
よる切断が行われた直後にのみ作動する回転位置検出手
段からの信号に基づき、タイマーの作動状態にあっては
ノッチ形成用のロール体12を所定時間停止させる一
方、その時間の経過後に、ノッチ形成用のロール体12
を、それによる切断が終了するまで縦シールロール5と
同一周速で同期回転させること、また、ノッチ形成用の
ロール体12を、その一つの刃体13によるノッチ形成
を終えた後、次の刃体13によるノッチ形成の開始直前
位置まで急速に回転させてそこで次のノッチ形成の作動
を所要時間待機させることもできる。
特に大きな間隔を有してノッチNを形成したい場合に
は、変速器22の代わりにタイマーを設け、刃体13に
よる切断が行われた直後にのみ作動する回転位置検出手
段からの信号に基づき、タイマーの作動状態にあっては
ノッチ形成用のロール体12を所定時間停止させる一
方、その時間の経過後に、ノッチ形成用のロール体12
を、それによる切断が終了するまで縦シールロール5と
同一周速で同期回転させること、また、ノッチ形成用の
ロール体12を、その一つの刃体13によるノッチ形成
を終えた後、次の刃体13によるノッチ形成の開始直前
位置まで急速に回転させてそこで次のノッチ形成の作動
を所要時間待機させることもできる。
【0038】また、回転位置検出手段にあっては近接セ
ンサ21と検出用凸部20により構成していたがこれに
限らず、例えばリミットスイッチ,光センサ,磁気セン
サ,パルスエンコーダ等と適宜手段との組み合わせによ
って構成することもできる。
ンサ21と検出用凸部20により構成していたがこれに
限らず、例えばリミットスイッチ,光センサ,磁気セン
サ,パルスエンコーダ等と適宜手段との組み合わせによ
って構成することもできる。
【0039】なお、実施例では、ノッチ形成位置がわか
り易く、開封もしやすいV字状のいわゆるVノッチを形
成するようにしているが、方形状,半円形状等他のノッ
チ形状を採用してもよい。
り易く、開封もしやすいV字状のいわゆるVノッチを形
成するようにしているが、方形状,半円形状等他のノッ
チ形状を採用してもよい。
【0040】また、本実施例では、ノッチ形成用のロー
ル体12として一方を刃体13を有した刃体ロール12
Aとし、他方を刃体12を設けない平面状の受けロール
12Bとして構成したが、ノッチ形成用のロール体12
の両側に突状の刃体13を設け、これらの刃体13が互
いに合致することによりこの間に帯状包装体Bを搬送し
てノッチNを形成するものであってもよい。
ル体12として一方を刃体13を有した刃体ロール12
Aとし、他方を刃体12を設けない平面状の受けロール
12Bとして構成したが、ノッチ形成用のロール体12
の両側に突状の刃体13を設け、これらの刃体13が互
いに合致することによりこの間に帯状包装体Bを搬送し
てノッチNを形成するものであってもよい。
【0041】また、本実施例では、ノッチ形成用のロー
ル体12の刃体13が少なくとも帯状包装体Bに接触し
ているときには、前記ノッチ形成用のロール体12の回
転周速を前記縦シールロールの回転周速すなわち帯状包
装体Bの移送速度とほぼ一致させるよう動作させていた
が、前記帯状包装体Bの移送速度に対し、ノッチ形成用
のロール体12の回転速度を若干速めに調整することに
より、ノッチ形成のための切断性を向上させるように設
定してもよい。
ル体12の刃体13が少なくとも帯状包装体Bに接触し
ているときには、前記ノッチ形成用のロール体12の回
転周速を前記縦シールロールの回転周速すなわち帯状包
装体Bの移送速度とほぼ一致させるよう動作させていた
が、前記帯状包装体Bの移送速度に対し、ノッチ形成用
のロール体12の回転速度を若干速めに調整することに
より、ノッチ形成のための切断性を向上させるように設
定してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上本発明によれば、単一のノッチ形成
用のロール体を用いて横シール形成間隔の変更に対応し
て行われるノッチ形成間隔の変更に対応できるととも
に、ノッチ形成間隔の変更に伴う部品の交換を不要とし
て、低コストでかつ生産性を向上することのできる包装
装置のノッチ形成装置を提供することができる。
用のロール体を用いて横シール形成間隔の変更に対応し
て行われるノッチ形成間隔の変更に対応できるととも
に、ノッチ形成間隔の変更に伴う部品の交換を不要とし
て、低コストでかつ生産性を向上することのできる包装
装置のノッチ形成装置を提供することができる。
【図1】本発明が適用される充填包装機の概要を示す正
面図である。
面図である。
【図2】本発明が適用される充填包装機の概要を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の一実施例の要部を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明のノッチ形成用のロール体の回転角度位
置と周速との関係を示す説明図である。
置と周速との関係を示す説明図である。
【図7】本発明のノッチ形成用のロール体の周速と縦シ
ールロールの周速の関係を示す線図である。
ールロールの周速の関係を示す線図である。
5 縦シールロール 6 第一の横シールロール 7 第一の横シールロール 9 ノッチ形成装置 12 ロール体 13 刃体 14 速度設定器 15 モータコントローラ 16 モータコントローラ 17 駆動モータ 18 回転位置検出手段 19 駆動モータ 22 変速器 F フイルム R フイルム原反 B 帯状包装体 N ノッチ P 包装袋
Claims (1)
- 【請求項1】 フイルム原反から引き出されたフイルム
を連続移送しつつ縦シールロールによりフイルムの移送
方向に縦シールして筒状に形成し、横シールロールによ
りフイルムの移送方向と交差する方向に所定間隔で横シ
ールして帯状包装体を形成する包装装置と、 対向する一対のロール体からなり、少なくとも一方のロ
ールにはその外周面に所定間隔を有して突状の刃体を設
け、このロール体間に前記帯状包装体を挟持搬送するこ
とにより、縦シール部に切り込みを形成するノッチ形成
装置と、 前記縦シールロールと前記ノッチ形成装置のロール体と
にそれぞれ連結された個別の駆動モータと、 これらの各駆動モータを駆動するモータコントローラに
接続された共通の速度設定器と、 前記ノッチ形成用のロール体の回転位置を検出する回転
位置検出手段と、 この回転位置検出手段からの出力信号を入力する変速器
と、 この変速器を前記ノッチ形成用のロール体を駆動する前
記モータコントローラに接続してなり、 前記ノッチ形成用のロール体の回転に応じて前記回転位
置検出手段から出力される出力信号に基づき、前記ノッ
チ形成用のロール体の刃体が少なくとも前記帯状包装体
に接触しているときには、前記ノッチ形成用のロール体
の回転周速を前記速度設定器からの速度信号により前記
縦シールロールの回転周速と実質的に一致させるととも
に、前記ノッチ形成用のロール体の前記刃体が前記帯状
包装体から離間後には、その周速を前記変速機に設定し
た所定の値とすることを特徴とする包装装置のノッチ形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9242412A JPH1179112A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 包装装置のノッチ形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9242412A JPH1179112A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 包装装置のノッチ形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179112A true JPH1179112A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17088752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9242412A Pending JPH1179112A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 包装装置のノッチ形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179112A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001064517A1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Nippon Seiki Co.,Ltd | Dispositif de pliage et de guidage de film d'un appareil de remplissage et de conditionnement |
JP2005289498A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Sanko Kikai Kk | ロータリー式自動包装機におけるノッチ装置 |
US7699765B2 (en) | 2008-04-02 | 2010-04-20 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Method of making a bag using a vision system arrangement |
JP2014525357A (ja) * | 2011-08-31 | 2014-09-29 | ボブスト リヨン | 板状要素を処理する装置、処理ユニット、及び包装材製造機械 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9242412A patent/JPH1179112A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001064517A1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Nippon Seiki Co.,Ltd | Dispositif de pliage et de guidage de film d'un appareil de remplissage et de conditionnement |
US6598377B2 (en) | 2000-02-28 | 2003-07-29 | Nippon Seiki Co., Ltd. | Film folding-up and guiding device of filling and packing machine |
JP2005289498A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Sanko Kikai Kk | ロータリー式自動包装機におけるノッチ装置 |
US7699765B2 (en) | 2008-04-02 | 2010-04-20 | Reynolds Consumer Products, Inc. | Method of making a bag using a vision system arrangement |
JP2014525357A (ja) * | 2011-08-31 | 2014-09-29 | ボブスト リヨン | 板状要素を処理する装置、処理ユニット、及び包装材製造機械 |
US11141947B2 (en) | 2011-08-31 | 2021-10-12 | Bobst Lyon | Device for processing a plate element, processing unit and packaging production machine |
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