JPH11152215A - 酸性染毛剤組成物 - Google Patents
酸性染毛剤組成物Info
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- JPH11152215A JPH11152215A JP33766797A JP33766797A JPH11152215A JP H11152215 A JPH11152215 A JP H11152215A JP 33766797 A JP33766797 A JP 33766797A JP 33766797 A JP33766797 A JP 33766797A JP H11152215 A JPH11152215 A JP H11152215A
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- hair dye
- dye composition
- hair
- acidic
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】安全性が高く、粘度安定性やpH安定性等の安
定性に優れ、保湿性を有し、皮膚や眼に対して極めて低
刺激であり、保湿性に優れるためしっとりとした使用感
触を有し、系が充分な粘度を有しても毛髪への伸展性・
易塗布性・均染性に優れ、染料の染色効果が高く、使用
時にべとつき感がなくさっぱりとした使用感触を有し、
系の水分量が増すと系の粘度が低下するという特性を有
し、水洗時に容易に洗い流すことができ、洗浄性に優
れ、使用後にしっとり感やつややかさを提供し、髪の損
傷が少なく、匂いの劣化がない染毛剤を提供する。 【解決手段】酸性染毛剤組成物にキシログルカンを配合
することにより、流動性に富み、使用に際してのタレ落
ちが殆ど認められず、しかも毛髪において延ばしやすい
等の優れた性質を有し、かつベントナイトや架橋型ポリ
アクリル酸塩等の流動性改良剤を配合しない酸性染毛剤
組成物。
定性に優れ、保湿性を有し、皮膚や眼に対して極めて低
刺激であり、保湿性に優れるためしっとりとした使用感
触を有し、系が充分な粘度を有しても毛髪への伸展性・
易塗布性・均染性に優れ、染料の染色効果が高く、使用
時にべとつき感がなくさっぱりとした使用感触を有し、
系の水分量が増すと系の粘度が低下するという特性を有
し、水洗時に容易に洗い流すことができ、洗浄性に優
れ、使用後にしっとり感やつややかさを提供し、髪の損
傷が少なく、匂いの劣化がない染毛剤を提供する。 【解決手段】酸性染毛剤組成物にキシログルカンを配合
することにより、流動性に富み、使用に際してのタレ落
ちが殆ど認められず、しかも毛髪において延ばしやすい
等の優れた性質を有し、かつベントナイトや架橋型ポリ
アクリル酸塩等の流動性改良剤を配合しない酸性染毛剤
組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸性染毛剤組成物
に関する技術分野の発明である。より具体的には、キシ
ログルカンを含んでなる酸性染毛剤組成物に関する。こ
の本発明酸性染毛剤組成物は、流動性に富み、使用に際
してのタレ落ちが殆ど認められず、しかも毛髪において
延ばしやすい等の優れた性質を、ベントナイトや架橋型
ポリアクリル酸塩等の流動性改良剤を含有させることな
しに有し、そのために洗い落としが容易な性質を有する
酸性染毛剤組成物である。また、この酸性染毛剤組成物
に特定の有機溶媒を選択して配合することにより、その
使用性がさらに向上した酸性染毛剤組成物にも関する。
さらに、これらの酸性染毛剤組成物にシリコーン類を配
合することにより、使用後の感触が滑らかで毛髪の損傷
を十分に防止することができる酸性染毛剤組成物に関す
る。
に関する技術分野の発明である。より具体的には、キシ
ログルカンを含んでなる酸性染毛剤組成物に関する。こ
の本発明酸性染毛剤組成物は、流動性に富み、使用に際
してのタレ落ちが殆ど認められず、しかも毛髪において
延ばしやすい等の優れた性質を、ベントナイトや架橋型
ポリアクリル酸塩等の流動性改良剤を含有させることな
しに有し、そのために洗い落としが容易な性質を有する
酸性染毛剤組成物である。また、この酸性染毛剤組成物
に特定の有機溶媒を選択して配合することにより、その
使用性がさらに向上した酸性染毛剤組成物にも関する。
さらに、これらの酸性染毛剤組成物にシリコーン類を配
合することにより、使用後の感触が滑らかで毛髪の損傷
を十分に防止することができる酸性染毛剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】毛髪を染色するための染毛剤は、例えば
「白髪染め」や「おしゃれ染め」として広く用いられて
いる。この染毛剤には、当然毛髪を所望の色彩に染める
ための色剤が配合されているが、この色剤として、酸性
領域でその染毛効果を最もよく発揮する「酸性染料」
は、染毛剤の色剤として優れた安全性を有する、という
点において最も好適なものの一つである。特に、反永久
的に染毛効果を持続させることを目的とする「半永久染
毛剤」の色剤としては、主にアゾ系の酸性染料が用いら
れており、染毛剤における酸性染料の必要性は大きい。
この酸性染料を色剤として用いる「酸性染毛剤」は、使
用時にpHを1.5〜4.5という強酸性の領域に調整
する必要があり、この強酸性の染毛剤が使用時にたれ落
ちて毛髪以外のものに接触しないように、増粘剤を配合
することが一般に行われている。
「白髪染め」や「おしゃれ染め」として広く用いられて
いる。この染毛剤には、当然毛髪を所望の色彩に染める
ための色剤が配合されているが、この色剤として、酸性
領域でその染毛効果を最もよく発揮する「酸性染料」
は、染毛剤の色剤として優れた安全性を有する、という
点において最も好適なものの一つである。特に、反永久
的に染毛効果を持続させることを目的とする「半永久染
毛剤」の色剤としては、主にアゾ系の酸性染料が用いら
れており、染毛剤における酸性染料の必要性は大きい。
この酸性染料を色剤として用いる「酸性染毛剤」は、使
用時にpHを1.5〜4.5という強酸性の領域に調整
する必要があり、この強酸性の染毛剤が使用時にたれ落
ちて毛髪以外のものに接触しないように、増粘剤を配合
することが一般に行われている。
【0003】しかしながら、この強酸性領域のpHで使
用可能な増粘剤はかなり限定されており、しかも強酸性
領域で使用可能といわれている増粘剤でも、染毛剤に配
合する増粘剤としては必ずしも全面的に満足し得るもの
ではない。すなわち、現在酸性染毛剤において用いられ
ている主な増粘剤としては、キサンタンガム(特公平2
−32253号公報)が挙げられ、更にキサンタンガム
に加え流動性改良剤として、ベントナイト及び/又は架
橋型ポリアクリル酸塩をキサンタンガムと併用する系が
見出されて、上記の流動性に関して改良がなされたが、
未だ安定性の面で問題が残り、さらに使用後の洗い落と
しに手間がかかる等の問題点も、この改良剤の使用によ
り生じていた。
用可能な増粘剤はかなり限定されており、しかも強酸性
領域で使用可能といわれている増粘剤でも、染毛剤に配
合する増粘剤としては必ずしも全面的に満足し得るもの
ではない。すなわち、現在酸性染毛剤において用いられ
ている主な増粘剤としては、キサンタンガム(特公平2
−32253号公報)が挙げられ、更にキサンタンガム
に加え流動性改良剤として、ベントナイト及び/又は架
橋型ポリアクリル酸塩をキサンタンガムと併用する系が
見出されて、上記の流動性に関して改良がなされたが、
未だ安定性の面で問題が残り、さらに使用後の洗い落と
しに手間がかかる等の問題点も、この改良剤の使用によ
り生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
すべき課題は、流動性に富み、使用に際してのタレ落ち
が殆ど認められず、しかも毛髪において延ばしやすい等
の優れた性質を、ベントナイトや架橋型ポリアクリルア
ミド酸塩等の改良剤を含有させることなしに有し、使用
後の洗い落としに手間がかからない酸性染毛剤組成物を
提供することにある。
すべき課題は、流動性に富み、使用に際してのタレ落ち
が殆ど認められず、しかも毛髪において延ばしやすい等
の優れた性質を、ベントナイトや架橋型ポリアクリルア
ミド酸塩等の改良剤を含有させることなしに有し、使用
後の洗い落としに手間がかからない酸性染毛剤組成物を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の
解決に向けて鋭意検討した結果、キシログルカンを配合
した酸性染毛剤組成物は、流動性に富み、使用に際して
のタレ落ちが殆ど認められず、しかも毛髪において延ば
しやすい等の優れた性質を有し、かつ上記のベントナイ
トや架橋型ポリアクリル酸塩等の流動性改良剤を配合せ
ず、洗い落としが容易である酸性染毛剤組成物を提供し
得ることを見出した。
解決に向けて鋭意検討した結果、キシログルカンを配合
した酸性染毛剤組成物は、流動性に富み、使用に際して
のタレ落ちが殆ど認められず、しかも毛髪において延ば
しやすい等の優れた性質を有し、かつ上記のベントナイ
トや架橋型ポリアクリル酸塩等の流動性改良剤を配合せ
ず、洗い落としが容易である酸性染毛剤組成物を提供し
得ることを見出した。
【0006】すなわち、本発明者は本願において、キシ
ログルカンを含んでなる酸性染毛剤組成物を提供し、特
にベントナイト及び/又は架橋型ポリアクリル酸塩等の
流動性改良剤を実質的に含まない、この酸性染毛剤組成
物を提供する。
ログルカンを含んでなる酸性染毛剤組成物を提供し、特
にベントナイト及び/又は架橋型ポリアクリル酸塩等の
流動性改良剤を実質的に含まない、この酸性染毛剤組成
物を提供する。
【0007】また、本発明者は、このキシログルカンを
含んでなる酸性染毛剤組成物における有機溶媒として特
定の有機溶媒を選択することにより、上記酸性染毛剤組
成物の使用性をさらに向上させ得ることを見出した。
含んでなる酸性染毛剤組成物における有機溶媒として特
定の有機溶媒を選択することにより、上記酸性染毛剤組
成物の使用性をさらに向上させ得ることを見出した。
【0008】この点で、本発明者はテトラヒドロフルフ
リルアルコール、n−メチルピロリドン、エチレンカー
ボネイト、メチル/エチルセルソルブ、メチル/エチル
カルビトール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピ
レングリコール及びプロピレングリコールからなる群の
有機溶媒から選ばれる1種又は2種以上の有機溶媒を含
んでなる、上記酸性染毛剤組成物をも提供する。
リルアルコール、n−メチルピロリドン、エチレンカー
ボネイト、メチル/エチルセルソルブ、メチル/エチル
カルビトール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピ
レングリコール及びプロピレングリコールからなる群の
有機溶媒から選ばれる1種又は2種以上の有機溶媒を含
んでなる、上記酸性染毛剤組成物をも提供する。
【0009】さらに、本発明者は、これらの酸性染毛剤
組成物中にシリコーン類を配合することにより、使用後
の感触が滑らかで毛髪の損傷を十分に防止することがで
きる酸性染毛剤組成物を提供する。
組成物中にシリコーン類を配合することにより、使用後
の感触が滑らかで毛髪の損傷を十分に防止することがで
きる酸性染毛剤組成物を提供する。
【0010】また、これらの本発明酸性染毛剤組成物
は、そのpH,粘度,配合するキシログルカンの平均分
子量を限定することにより、より好ましい性質を有する
酸性染毛剤組成物とすることもできる。
は、そのpH,粘度,配合するキシログルカンの平均分
子量を限定することにより、より好ましい性質を有する
酸性染毛剤組成物とすることもできる。
【0011】本発明において「酸性染毛剤組成物」と
は、酸性領域(pH4.5以下)でその染色効果を最も
良好に発揮する「酸性染料」を色剤として用いた染毛剤
組成物を意味するものである。なお、この「酸性染毛剤
組成物」は主に半永久染毛料として用いられるが、「白
髪染め」用か「おしゃれ染め」用か等を問うものではな
い。
は、酸性領域(pH4.5以下)でその染色効果を最も
良好に発揮する「酸性染料」を色剤として用いた染毛剤
組成物を意味するものである。なお、この「酸性染毛剤
組成物」は主に半永久染毛料として用いられるが、「白
髪染め」用か「おしゃれ染め」用か等を問うものではな
い。
【0012】また、本発明において「流動性改良剤」と
は、増粘剤を配合した酸性染毛剤組成物の流動性を調整
するために添加される成分を意味するものであり、「実
質的に含まない」とは、この目的のために特定の成分を
配合しない意味であり、その特定の成分を他の目的のた
めに配合することを妨げるものではない。
は、増粘剤を配合した酸性染毛剤組成物の流動性を調整
するために添加される成分を意味するものであり、「実
質的に含まない」とは、この目的のために特定の成分を
配合しない意味であり、その特定の成分を他の目的のた
めに配合することを妨げるものではない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明に関わる酸性染毛剤組成物(以下、
本発明染毛剤組成物という)は、キシログルカンを含ん
でなる酸性染毛剤組成物である。
て説明する。本発明に関わる酸性染毛剤組成物(以下、
本発明染毛剤組成物という)は、キシログルカンを含ん
でなる酸性染毛剤組成物である。
【0014】本発明染毛剤組成物に配合するキシログル
カンは、主に熱帯地方に産する豆科植物タマリンダス
インディカ(Tamarindus indica)の種子の主成分であ
り、β−1,4−グルカンからなる主鎖に、側鎖としてキ
シロース、ガラクトースが結合した構造を有する分子量
が約65万の多糖類である〔式(I)〕。
カンは、主に熱帯地方に産する豆科植物タマリンダス
インディカ(Tamarindus indica)の種子の主成分であ
り、β−1,4−グルカンからなる主鎖に、側鎖としてキ
シロース、ガラクトースが結合した構造を有する分子量
が約65万の多糖類である〔式(I)〕。
【0015】
【化1】 (式中、gluはグルコース単位、xylはキシロース
単位、galはガラクトース単位を表し、nは結合数を
表す)
単位、galはガラクトース単位を表し、nは結合数を
表す)
【0016】このキシログルカンは、安全性、分散性、
保湿性、さらに耐酸性,耐熱性,耐塩性等の化学的安定
性に優れる上、低温でも水に容易に溶解し、水溶液とし
て調製した系の粘度安定性も良好である。キシログルカ
ンは水溶性高分子でありながら、その水溶液はべたつか
ず、さっぱりとした感触を与える。また、比較的低濃度
で系に充分な粘度を与え、アルコール−水−キシログル
カンの3成分系では水の含有量が多くなると系の粘度が
低下するという挙動を示す。
保湿性、さらに耐酸性,耐熱性,耐塩性等の化学的安定
性に優れる上、低温でも水に容易に溶解し、水溶液とし
て調製した系の粘度安定性も良好である。キシログルカ
ンは水溶性高分子でありながら、その水溶液はべたつか
ず、さっぱりとした感触を与える。また、比較的低濃度
で系に充分な粘度を与え、アルコール−水−キシログル
カンの3成分系では水の含有量が多くなると系の粘度が
低下するという挙動を示す。
【0017】キシログルカンは系の酸性に対し分解する
ことなく抜群の安定性を示し、添加することにより系の
pHを上昇させることもないことから、これを配合した
本発明染毛剤組成物は、経時でpHが増加したり、粘度
変化、着色や匂いの劣化などの分解挙動が起こらず、安
定である。
ことなく抜群の安定性を示し、添加することにより系の
pHを上昇させることもないことから、これを配合した
本発明染毛剤組成物は、経時でpHが増加したり、粘度
変化、着色や匂いの劣化などの分解挙動が起こらず、安
定である。
【0018】また、キシログルカンを添加した系は、通
常チキソトロピー性を有することから、本発明染毛剤組
成物の粘度を、キシログルカンによって垂れ落ちること
のない粘度を設定しても、この系は伸展性,易塗布性,
均染性及び染着性に優れ、なおかつ皮膚や眼に対する刺
激は低く、感作性もない上、保湿性に優れ、かつしっと
りするという使用感を保持することができる。
常チキソトロピー性を有することから、本発明染毛剤組
成物の粘度を、キシログルカンによって垂れ落ちること
のない粘度を設定しても、この系は伸展性,易塗布性,
均染性及び染着性に優れ、なおかつ皮膚や眼に対する刺
激は低く、感作性もない上、保湿性に優れ、かつしっと
りするという使用感を保持することができる。
【0019】キシログルカンは、このような優れた特性
を有するために、これを増粘剤として配合した本発明染
毛剤組成物は、例えば増粘剤としてキサンタンガムを配
合した染毛剤組成物のように、その流動性や,毛髪にお
ける延ばしやすさを確保するために、さらに使用時のタ
レ落ちを防止するために、ベントナイトや架橋型ポリア
クリル酸塩を流動性改良剤として配合する必要がない。
を有するために、これを増粘剤として配合した本発明染
毛剤組成物は、例えば増粘剤としてキサンタンガムを配
合した染毛剤組成物のように、その流動性や,毛髪にお
ける延ばしやすさを確保するために、さらに使用時のタ
レ落ちを防止するために、ベントナイトや架橋型ポリア
クリル酸塩を流動性改良剤として配合する必要がない。
【0020】本発明でいう流動性改良剤は、例えばベン
トナイト及び/又は架橋型ポリアクリル酸塩であるが、
前述したように、これらの流動性改良剤を配合した染毛
剤組成物は、上記の流動性の確保やタレ落ちの防止等の
点においては優れるものの、使用後の洗い落としに手間
取るという欠点を有する。この点において、本発明染毛
剤組成物はこれらの流動性改良剤を配合せずとも、上記
のような優れた特性を保持することができる。この点に
おいて、本発明は流動性改良剤が実質的に配合されな
い、キシログルカンを含んでなる酸性染毛剤組成物を提
供するものである。
トナイト及び/又は架橋型ポリアクリル酸塩であるが、
前述したように、これらの流動性改良剤を配合した染毛
剤組成物は、上記の流動性の確保やタレ落ちの防止等の
点においては優れるものの、使用後の洗い落としに手間
取るという欠点を有する。この点において、本発明染毛
剤組成物はこれらの流動性改良剤を配合せずとも、上記
のような優れた特性を保持することができる。この点に
おいて、本発明は流動性改良剤が実質的に配合されな
い、キシログルカンを含んでなる酸性染毛剤組成物を提
供するものである。
【0021】なお、キシログルカンは物性的に水分が多
い系では分子間の絡み合いが減少し、粘度が低下すると
いう挙動を示すことから、この点においても本発明染毛
剤組成物は使用後の水洗において洗い流すことが容易で
洗浄性に優れるという特性がある。
い系では分子間の絡み合いが減少し、粘度が低下すると
いう挙動を示すことから、この点においても本発明染毛
剤組成物は使用後の水洗において洗い流すことが容易で
洗浄性に優れるという特性がある。
【0022】このように、キシログルカンを配合した本
発明染毛剤組成物は洗浄性にも優れることから、使用後
の髪の損傷や皮膚への刺激も少なく、非常に安全性に優
れた酸性染毛剤組成物である。
発明染毛剤組成物は洗浄性にも優れることから、使用後
の髪の損傷や皮膚への刺激も少なく、非常に安全性に優
れた酸性染毛剤組成物である。
【0023】キシログルカンは現在市販されており(商
品名「グリロイド」、大日本製薬株式会社製)、食品用
増粘剤としてソースやアイスクリーム等において汎用さ
れている。なお、市販品を本発明染毛剤組成物に配合す
る場合においては、可能な限り精製されたものを用いる
のが好ましい。
品名「グリロイド」、大日本製薬株式会社製)、食品用
増粘剤としてソースやアイスクリーム等において汎用さ
れている。なお、市販品を本発明染毛剤組成物に配合す
る場合においては、可能な限り精製されたものを用いる
のが好ましい。
【0024】また、本発明染毛剤組成物に配合するキシ
ログルカンの平均分子量は粘度や安定性から10万〜2
00万が好ましく、特に平均分子量が65万付近である
ことが好ましい。
ログルカンの平均分子量は粘度や安定性から10万〜2
00万が好ましく、特に平均分子量が65万付近である
ことが好ましい。
【0025】キシログルカンは、上記「グリロイド」の
商品カタログに記載された方法で製造することができ
る。すなわち、タマリンドの種子から異物を除去し、こ
れを浸漬した後粉砕して、この粉砕物から不純物を除去
し、洗浄して乾燥し、最後に微粉砕してキシログルカン
を得ることができる。
商品カタログに記載された方法で製造することができ
る。すなわち、タマリンドの種子から異物を除去し、こ
れを浸漬した後粉砕して、この粉砕物から不純物を除去
し、洗浄して乾燥し、最後に微粉砕してキシログルカン
を得ることができる。
【0026】本発明染毛剤組成物におけるキシログルカ
ンの配合量は別段限定されず、伸展性,易塗布性,均染
性,染着性等の要素を鑑みて、系の具体的粘度を適宜選
択することができる。しかしながら本発明染毛剤組成物
の粘度は、これらの要素を勘案すると5000cps以
上であることが好ましく(5000cps未満である
と、使用時にタレ落ちを伴う傾向があり好ましくない場
合が多い)、また200000cps以下であることが
好ましい(200000cpsを超えると、毛髪におい
て延ばしにくくなり,かつ均染性に劣る傾向が強くな
る)。
ンの配合量は別段限定されず、伸展性,易塗布性,均染
性,染着性等の要素を鑑みて、系の具体的粘度を適宜選
択することができる。しかしながら本発明染毛剤組成物
の粘度は、これらの要素を勘案すると5000cps以
上であることが好ましく(5000cps未満である
と、使用時にタレ落ちを伴う傾向があり好ましくない場
合が多い)、また200000cps以下であることが
好ましい(200000cpsを超えると、毛髪におい
て延ばしにくくなり,かつ均染性に劣る傾向が強くな
る)。
【0027】これらのことを前提にすると、本発明染毛
剤組成物におけるキシログルカンの配合量は、組成物全
体に対して概ね1.0重量%以上、30.0重量%以下
が好ましい。
剤組成物におけるキシログルカンの配合量は、組成物全
体に対して概ね1.0重量%以上、30.0重量%以下
が好ましい。
【0028】本発明染毛剤組成物には、上記のキシログ
ルカン以外に、通常酸性染毛料に用いられる他の成分も
本発明の所期の効果を妨げない限り、適宜配合すること
ができる。すなわち、例えば酸性染料,有機溶剤及びp
H調整用酸等が必要に応じて適宜配合され得る。
ルカン以外に、通常酸性染毛料に用いられる他の成分も
本発明の所期の効果を妨げない限り、適宜配合すること
ができる。すなわち、例えば酸性染料,有機溶剤及びp
H調整用酸等が必要に応じて適宜配合され得る。
【0029】本発明染毛剤組成物に配合される酸性染料
としては、人体に対して有害な作用を示さない医薬品,
医薬部外品及び化粧品の着色に使用することが許可され
ている「医薬品等に使用する事のできるタール色を定め
る省令」に列挙される法定色素が極めて有効で、その配
合量は組成物全体に対して0.01重量%以上,2.0
重量%以下が好ましい。また、本発明染毛剤組成物をリ
ンス兼用酸性染毛料として使用する場合には、組成物全
体に対して0.01重量%以上,0.1重量%以下が好
ましい。
としては、人体に対して有害な作用を示さない医薬品,
医薬部外品及び化粧品の着色に使用することが許可され
ている「医薬品等に使用する事のできるタール色を定め
る省令」に列挙される法定色素が極めて有効で、その配
合量は組成物全体に対して0.01重量%以上,2.0
重量%以下が好ましい。また、本発明染毛剤組成物をリ
ンス兼用酸性染毛料として使用する場合には、組成物全
体に対して0.01重量%以上,0.1重量%以下が好
ましい。
【0030】また、本発明染毛剤組成物に配合される有
機溶剤類としては、例えばテトラヒドロフルフリルアル
コール,N−メチルピロリドン,エチレンカーボネイト
等の環状ケトン類やエーテル類、メチル/エチルセルソ
ルブ,メチル/エチルカルビトール、1,3─ブチレン
グリコール,ジプロピレングリコール,プロピレングリ
コール等の多価アルコール類等が挙げられ、これらの有
機溶剤の群より選ばれる少なくとも1種の有機溶剤を、
概ね組成物全体に対して5.0重量%以上,50.0重
量%以下程度配合する。
機溶剤類としては、例えばテトラヒドロフルフリルアル
コール,N−メチルピロリドン,エチレンカーボネイト
等の環状ケトン類やエーテル類、メチル/エチルセルソ
ルブ,メチル/エチルカルビトール、1,3─ブチレン
グリコール,ジプロピレングリコール,プロピレングリ
コール等の多価アルコール類等が挙げられ、これらの有
機溶剤の群より選ばれる少なくとも1種の有機溶剤を、
概ね組成物全体に対して5.0重量%以上,50.0重
量%以下程度配合する。
【0031】なお、本発明染毛剤組成物においては、用
いられる有機溶剤は特に限定されるものではないが、特
にここに列挙した有機溶剤とキシログルカンとを、特に
酸性条件下で組み合わせて配合することにより、髪に滑
らかさをを与える効果を一層向上させることができる。
よって、ここに列挙した有機溶剤を、本発明染毛剤組成
物において用いる有機溶剤として用いることが好まし
い。
いられる有機溶剤は特に限定されるものではないが、特
にここに列挙した有機溶剤とキシログルカンとを、特に
酸性条件下で組み合わせて配合することにより、髪に滑
らかさをを与える効果を一層向上させることができる。
よって、ここに列挙した有機溶剤を、本発明染毛剤組成
物において用いる有機溶剤として用いることが好まし
い。
【0032】また、本発明染毛剤組成物に配合されるp
H調整用の酸としては、例えばクエン酸,リンゴ酸,酢
酸,乳酸,しゅう酸,酒石酸,ぎ酸,レブリン酸,グリ
コール酸等の有機類や、リン酸,塩酸,硫酸,硝酸等の
無機酸が挙げられ、配合量は系のpHが1.5〜4.
5,好ましくはpH1.5〜3.0の強酸性領域になる
ように配合する。
H調整用の酸としては、例えばクエン酸,リンゴ酸,酢
酸,乳酸,しゅう酸,酒石酸,ぎ酸,レブリン酸,グリ
コール酸等の有機類や、リン酸,塩酸,硫酸,硝酸等の
無機酸が挙げられ、配合量は系のpHが1.5〜4.
5,好ましくはpH1.5〜3.0の強酸性領域になる
ように配合する。
【0033】なお、本発明染毛剤組成物にさらにシリコ
ーン類を配合することにより、この酸性染毛剤組成物の
使用感を大幅に向上させることができる。このため、特
に本発明染毛剤組成物が一剤型の形態を採る場合には、
シャンプー後のリンス・染毛兼用染毛料としての形態を
採ることも可能である。
ーン類を配合することにより、この酸性染毛剤組成物の
使用感を大幅に向上させることができる。このため、特
に本発明染毛剤組成物が一剤型の形態を採る場合には、
シャンプー後のリンス・染毛兼用染毛料としての形態を
採ることも可能である。
【0034】ここで、本発明染毛剤組成物中に配合され
うるシリコーン類としては、例えばジメチルポリシロキ
サン,メチルフェニルポリシロキサン,ポリエーテル変
性ポリシロキサン,アミノ変性ポリシロキサン,フッ素
変性ポリシロキサン,アルコール変性ポリシロキサン等
を挙げることができる。より詳細には、本発明染毛剤組
成物に配合され得るシリコーン類としては、例えば以下
のようなものが挙げられ、これらのうちの1種若しくは
2種以上を選択することができる。
うるシリコーン類としては、例えばジメチルポリシロキ
サン,メチルフェニルポリシロキサン,ポリエーテル変
性ポリシロキサン,アミノ変性ポリシロキサン,フッ素
変性ポリシロキサン,アルコール変性ポリシロキサン等
を挙げることができる。より詳細には、本発明染毛剤組
成物に配合され得るシリコーン類としては、例えば以下
のようなものが挙げられ、これらのうちの1種若しくは
2種以上を選択することができる。
【0035】 (CH3)3SiO[(CH3)2SiO]kSi(CH3)3 (1) (kは、3〜650の整数) で表されるジメチルポリシロキサン。
【0036】
【化2】 (lは、1〜500の整数)
【0037】 (CH3)3 SiO[(CH3)2 SiO]m[(C6H5)2SiO]n (3) (m、nは、その和が1〜500の整数) で表されるメチルフエニルポリシロキサン。
【0038】
【化3】 (式中、R1 は水素原子、炭素数1〜12のアルキル
基、炭素数1〜6のアルコキシ基又は水酸基を示し、o
は1〜100、好ましくは20〜30の整数を、pは1
〜20、好ましくは2〜10の整数を、qは0〜50、
好ましくは20〜30の整数を、rは0〜50、好まし
くは20〜30の整数をそれぞれ示す。)で表されるポ
リエーテル変性ポリシロキサン。
基、炭素数1〜6のアルコキシ基又は水酸基を示し、o
は1〜100、好ましくは20〜30の整数を、pは1
〜20、好ましくは2〜10の整数を、qは0〜50、
好ましくは20〜30の整数を、rは0〜50、好まし
くは20〜30の整数をそれぞれ示す。)で表されるポ
リエーテル変性ポリシロキサン。
【0039】
【化4】
【0040】
【化5】 (式中、R2 は水酸基,メチル基又はメトキシ基を示
し、sは1〜500、tは1〜50の整数をそれぞれ示
す。)で表されるアミノ変性ポリシロキサン。
し、sは1〜500、tは1〜50の整数をそれぞれ示
す。)で表されるアミノ変性ポリシロキサン。
【0041】
【化6】 (式中、R3 は炭素数1〜3のアルキレン基を示し、u
は1〜500、好ましくは1〜250の整数を、vは1
〜50、好ましくは1〜30の整数をそれぞれ示す。)
で表されるエポキシ変性ポリシロキサン。
は1〜500、好ましくは1〜250の整数を、vは1
〜50、好ましくは1〜30の整数をそれぞれ示す。)
で表されるエポキシ変性ポリシロキサン。
【0042】
【化7】 (xは1〜400、好ましくは1〜250の整数を示
す。)で表されるフッ素変性ポリシロキサン。
す。)で表されるフッ素変性ポリシロキサン。
【0043】 OH(CH2)R4[(CH3)2SiO]y(CH3)2SiR4CH2OH (9)
【0044】
【化8】 (式中、R4 は存在しないか、または炭素数1〜4のア
ルキレン基を示し、y,zは、それぞれ1〜500、好
ましくは1〜200の整数を示す。)で表されるアルコ
ール変性ポリシロキサン。
ルキレン基を示し、y,zは、それぞれ1〜500、好
ましくは1〜200の整数を示す。)で表されるアルコ
ール変性ポリシロキサン。
【0045】
【化9】
【0046】
【化10】 (式中、R5 は炭素数2〜18のアルキル基、R6 は存
在しないか、または炭素数1〜4のアルキレン基、R7
は炭素数10〜16のアルキル基を示し、a,bは、そ
れぞれ1〜500、好ましくは1〜200の整数を示
す。)で表されるアルキル変性ポリシロキサン。
在しないか、または炭素数1〜4のアルキレン基、R7
は炭素数10〜16のアルキル基を示し、a,bは、そ
れぞれ1〜500、好ましくは1〜200の整数を示
す。)で表されるアルキル変性ポリシロキサン。
【0047】
【化14】 (式中、R8 はメチル基または一部がフエニル基を表
し、R9 はメチル基または水酸基を表す。cは,300
0〜20000の整数を示す。)で表される高分子シリ
コーン。
し、R9 はメチル基または水酸基を表す。cは,300
0〜20000の整数を示す。)で表される高分子シリ
コーン。
【0048】これらのシリコーンのうち、特にアミノ変
性ポリシロキサン(例えば東レ・シリコーンSM−87
02C:東レ・シリコーン社製)、メチルフエニルポリ
シロキサン(例えばシリコーンKF56:信越化学株式
会社製)、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエ
チレン)シロキサン共重合体<E.O(平均付加モル
数、以下同様)=20〜30>(例えばシリコーンSC
−9450:信越化学株式会社製)から成る群より選ば
れる少なくとも1種のシリコーン類を用いると、使用感
や染着性が改善されるのみならず、安定性の点でも極め
て優れた染毛剤が得られる。
性ポリシロキサン(例えば東レ・シリコーンSM−87
02C:東レ・シリコーン社製)、メチルフエニルポリ
シロキサン(例えばシリコーンKF56:信越化学株式
会社製)、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエ
チレン)シロキサン共重合体<E.O(平均付加モル
数、以下同様)=20〜30>(例えばシリコーンSC
−9450:信越化学株式会社製)から成る群より選ば
れる少なくとも1種のシリコーン類を用いると、使用感
や染着性が改善されるのみならず、安定性の点でも極め
て優れた染毛剤が得られる。
【0049】また、高分子シリコーンの具体例として
は、ゴム状ジメチルポリシロキサン(重合度c=500
0〜8000:信越化学株式会社製)が挙げられるが、
その他のシリコーン類でも構わない。
は、ゴム状ジメチルポリシロキサン(重合度c=500
0〜8000:信越化学株式会社製)が挙げられるが、
その他のシリコーン類でも構わない。
【0050】本発明染毛剤組成物におけるこれらのシリ
コーン類の配合量は、組成物全体に対して0.01重量
%以上,5.0重量%以下が好ましい。組成物全体に対
して0.01重量%未満の配合量では、所望の使用感向
上効果が得られず、同5.0重量%を超えて配合する
と、かえってべたついた使用感が生じて本発明染毛剤組
成物の使用感が悪くなる傾向にあり好ましくない。
コーン類の配合量は、組成物全体に対して0.01重量
%以上,5.0重量%以下が好ましい。組成物全体に対
して0.01重量%未満の配合量では、所望の使用感向
上効果が得られず、同5.0重量%を超えて配合する
と、かえってべたついた使用感が生じて本発明染毛剤組
成物の使用感が悪くなる傾向にあり好ましくない。
【0051】さらにこれらに加え、例えばグリセリン,
ポリエチレングリコール,コンドロイチン硫酸塩,ヒア
ルロン酸塩,ジグリセリン、ソルビトール,マルチトー
ル,ピロリドンカルボン酸,ラクトース,オリゴ糖等の
保湿剤を本発明染毛剤組成物に配合することができる。
ポリエチレングリコール,コンドロイチン硫酸塩,ヒア
ルロン酸塩,ジグリセリン、ソルビトール,マルチトー
ル,ピロリドンカルボン酸,ラクトース,オリゴ糖等の
保湿剤を本発明染毛剤組成物に配合することができる。
【0052】また,例えばラノリン,スクワラン,流動
パラフィン,ワセリン,高級脂肪酸,トリグリセライ
ド,エステル油等の油性成分も本発明染毛剤組成物に配
合することができる。
パラフィン,ワセリン,高級脂肪酸,トリグリセライ
ド,エステル油等の油性成分も本発明染毛剤組成物に配
合することができる。
【0053】また、分散,可溶化剤として、両親媒性物
質や界面活性剤を本発明染毛剤組成物に配合することが
可能で、例えば塩化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム,グリセリンモノステアレート等を本発明染毛剤組成
物に配合することができる。
質や界面活性剤を本発明染毛剤組成物に配合することが
可能で、例えば塩化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム,グリセリンモノステアレート等を本発明染毛剤組成
物に配合することができる。
【0054】また、例えばラウリン酸ジエタノールアミ
ド,カルボキシメチルセルロール,ヒドロキシエチルセ
ルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,メチルセル
ロース,キサンタンガム,カラギーナン,アルギン酸
塩,ペクチン,ファーセラン,アラビアガム,ガツチガ
ム,カラヤガム,トラガカントガム,カンテン末等の増
粘剤も本発明染毛剤組成物に配合することができる。た
だし、これらの増粘剤は、その配合によって本発明の所
期の効果を損なうことのないよう、特に留意して配合す
る必要がある。
ド,カルボキシメチルセルロール,ヒドロキシエチルセ
ルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,メチルセル
ロース,キサンタンガム,カラギーナン,アルギン酸
塩,ペクチン,ファーセラン,アラビアガム,ガツチガ
ム,カラヤガム,トラガカントガム,カンテン末等の増
粘剤も本発明染毛剤組成物に配合することができる。た
だし、これらの増粘剤は、その配合によって本発明の所
期の効果を損なうことのないよう、特に留意して配合す
る必要がある。
【0055】また、コラーゲン加水分解物,ケラチン加
水分解物,シルクプロテイン加水分解物,エラスチン加
水分解物,大豆蛋白加水分解物等の蛋白質加水分解物及
びこれらの四級化塩も本発明染毛剤組成物に配合するこ
とができる。
水分解物,シルクプロテイン加水分解物,エラスチン加
水分解物,大豆蛋白加水分解物等の蛋白質加水分解物及
びこれらの四級化塩も本発明染毛剤組成物に配合するこ
とができる。
【0056】また例えばポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステル,ポリオキ
シエチレン多価アルコール脂肪酸部分エステル,ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油誘導体等のポリオキシエチレ
ン系界面活性剤、例えばオクチルポリグリコシド等のア
ルキルポリグリコシド類、例えばポリグリセリン脂肪酸
エステル,ポリグリセリンアルキルエーテル等のポリグ
リセリン系界面活性剤類、マルチトールヒドロキシアル
キルエーテル,ソルビトールアルキルエーテル等の糖ア
ルコールエーテル類、脂肪酸ジエタノールアミド類等の
非イオン界面活性剤;高級脂肪酸塩類,リン酸エステル
類,アルキル硫酸塩類,ポリオキシエチレンアルキル硫
酸塩,アルキル硫酸エステル塩類等のアニオン界面活性
剤;アミノ酸類,アルキルトリメチルアンモニウム塩,
ジアルキルジメチルアンモニウム塩,アルキルジメチル
アミンオキサイド等のカチオン活性剤;やその他の界面
活性剤を適宜本発明染毛剤組成物に配合することができ
る。
ーテル,ポリオキシエチレン脂肪酸エステル,ポリオキ
シエチレン多価アルコール脂肪酸部分エステル,ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油誘導体等のポリオキシエチレ
ン系界面活性剤、例えばオクチルポリグリコシド等のア
ルキルポリグリコシド類、例えばポリグリセリン脂肪酸
エステル,ポリグリセリンアルキルエーテル等のポリグ
リセリン系界面活性剤類、マルチトールヒドロキシアル
キルエーテル,ソルビトールアルキルエーテル等の糖ア
ルコールエーテル類、脂肪酸ジエタノールアミド類等の
非イオン界面活性剤;高級脂肪酸塩類,リン酸エステル
類,アルキル硫酸塩類,ポリオキシエチレンアルキル硫
酸塩,アルキル硫酸エステル塩類等のアニオン界面活性
剤;アミノ酸類,アルキルトリメチルアンモニウム塩,
ジアルキルジメチルアンモニウム塩,アルキルジメチル
アミンオキサイド等のカチオン活性剤;やその他の界面
活性剤を適宜本発明染毛剤組成物に配合することができ
る。
【0057】また、例えばエタノール,プロパノール,
イソプロパノール等のアルコール類や、例えばベンジル
アルコール,2─エチルヘキシルアルコール,2─ヘキ
シルデシルアルコール,2─デシルテトラデシルアルコ
ール,イソステアリルアルコール,セトステアリルアル
コール,ラウリルアルコール,オレイルアルコール,ミ
リスチルアルコール,パルミチルアルコール,ステアリ
ルアルコール,セチルアルコール等の高級アルコールも
本発明染毛剤組成物に配合することができる。
イソプロパノール等のアルコール類や、例えばベンジル
アルコール,2─エチルヘキシルアルコール,2─ヘキ
シルデシルアルコール,2─デシルテトラデシルアルコ
ール,イソステアリルアルコール,セトステアリルアル
コール,ラウリルアルコール,オレイルアルコール,ミ
リスチルアルコール,パルミチルアルコール,ステアリ
ルアルコール,セチルアルコール等の高級アルコールも
本発明染毛剤組成物に配合することができる。
【0058】また,例えばフエナセチン,ヒドロキシエ
タンジホスホン酸及びその塩,EDTA及びその塩,パ
ラベン類,スズ酸塩類等の金属イオン封鎖剤及び防腐剤
や、例えばポリ(ジメチルアリルアンモニウムハライ
ド)型カチオン性高分子,ポリエチレングリコール,エ
ピクロルヒドリン,プロピレンアミン及び牛脂脂肪酸よ
り得られるタロイルアミンの縮合生成物型であるカチオ
ン高分子,ポリエチレングリコール,エピクロルヒドリ
ン,プロピレンアミン,ヤシ油脂肪より得られるココイ
ルアミンの縮合生成物型であるカチオン高分子,ビニル
ピロリドン,ジメチルミノメタアクリレート共重合体型
カチオン高分子,第4級窒素含有セルロースエーテル型
カチオン高分子等のカチオン高分子類,香料,各種の薬
効成分,水等を本発明染毛用組成物に配合することがで
きる。上記した各成分は、必要に応じ適宜選択されて本
発明染毛剤組成物に配合されるが,これらの成分に配合
可能な他の成分が限定されるものではない。
タンジホスホン酸及びその塩,EDTA及びその塩,パ
ラベン類,スズ酸塩類等の金属イオン封鎖剤及び防腐剤
や、例えばポリ(ジメチルアリルアンモニウムハライ
ド)型カチオン性高分子,ポリエチレングリコール,エ
ピクロルヒドリン,プロピレンアミン及び牛脂脂肪酸よ
り得られるタロイルアミンの縮合生成物型であるカチオ
ン高分子,ポリエチレングリコール,エピクロルヒドリ
ン,プロピレンアミン,ヤシ油脂肪より得られるココイ
ルアミンの縮合生成物型であるカチオン高分子,ビニル
ピロリドン,ジメチルミノメタアクリレート共重合体型
カチオン高分子,第4級窒素含有セルロースエーテル型
カチオン高分子等のカチオン高分子類,香料,各種の薬
効成分,水等を本発明染毛用組成物に配合することがで
きる。上記した各成分は、必要に応じ適宜選択されて本
発明染毛剤組成物に配合されるが,これらの成分に配合
可能な他の成分が限定されるものではない。
【0059】本発明染毛剤組成物は、酸性染毛剤組成物
が一般的に採り得るあらゆる形態に用いることができ
る。例えば、半永久染毛料,一時染毛料,白髪染め用染
毛料,おしゃれ染め用染毛料,リンス・染毛兼用染毛料
等の形態を採ることができる。
が一般的に採り得るあらゆる形態に用いることができ
る。例えば、半永久染毛料,一時染毛料,白髪染め用染
毛料,おしゃれ染め用染毛料,リンス・染毛兼用染毛料
等の形態を採ることができる。
【0060】またさらに、所望する形態に応じた剤型に
適宜調製することとができる。例えば、液状,クリーム
状,ジェル状,スプレー,ムース,スティック,一剤
型,二剤型等の形態を採り得る。本発明染毛剤組成物の
具体的処方は、後述する実施例において記載する。
適宜調製することとができる。例えば、液状,クリーム
状,ジェル状,スプレー,ムース,スティック,一剤
型,二剤型等の形態を採り得る。本発明染毛剤組成物の
具体的処方は、後述する実施例において記載する。
【0061】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明について具体的
に説明する。尚、本発明はこれに限定されるものではな
い。
に説明する。尚、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0062】〔酸性染毛剤組成物の評価〕安定性試験 染毛剤組成物を、70℃で1週間保管した後、系のpH
及び粘度を測定し、安定性を評価した。
及び粘度を測定し、安定性を評価した。
【0063】<評価:安定性試験> ○:pH若しくは粘度の変化が認められない,又は認め
られても許容範囲内である。 ×:pH若しくは粘度の変化が許容範囲を超えて認めら
れる。
られても許容範囲内である。 ×:pH若しくは粘度の変化が許容範囲を超えて認めら
れる。
【0064】伸展性・塗布性及び均染性試験 各染毛剤組成物をパネル20人が使用し、頭髪への伸展
性・塗布性及び均染性の評価をした。
性・塗布性及び均染性の評価をした。
【0065】<評価:伸展性・塗布性試験> A:タレ落ちやダマがなく、非常に延ばしやすい。 B:ややタレ落ちやダマがなく、延ばしやすい。 C:タレ落ちやダマがやや認められ、延ばしにくい。 D:タレ落ちやダマがひどく認められ、非常に延ばしに
くい。
くい。
【0066】<評価:均染性試験> A:均一に染まり、ムラがない。 B:やや均一に染まり、ムラがない。 C:ややムラが認められ、不均一である。 D:ムラが認められ、不均一である。
【0067】洗浄性試験1(水分含有による粘度変
化) 各染毛剤組成物を、50g スクリュー管にそれぞれ10
g 秤量し、これに30g の水道水を加え、それぞれの試
料を同時に振盪機で10回振盪した後、粘度を測定し
た。この試験により、各染毛剤組成物に一定の水分を余
計に含有させた場合の粘度変化が判明する。水添加後の
粘度が小さいほど、毛髪において使用した後の水による
洗い流しが容易であることを示す。
化) 各染毛剤組成物を、50g スクリュー管にそれぞれ10
g 秤量し、これに30g の水道水を加え、それぞれの試
料を同時に振盪機で10回振盪した後、粘度を測定し
た。この試験により、各染毛剤組成物に一定の水分を余
計に含有させた場合の粘度変化が判明する。水添加後の
粘度が小さいほど、毛髪において使用した後の水による
洗い流しが容易であることを示す。
【0068】洗浄性試験2 各染毛剤組成物を、パネル20人が頭髪に塗布し、10
時間経過後に水道水で洗浄して、洗浄時の洗いやすさ及
び洗い残し感が認められるか否かを評価した。
時間経過後に水道水で洗浄して、洗浄時の洗いやすさ及
び洗い残し感が認められるか否かを評価した。
【0069】<評価基準> A:洗い流しやすく、洗浄後に洗い残し感が感じられな
い。 B:やや洗い流しやすく、洗浄後に洗い残し感が感じら
れない。 C:やや洗い流しやすく、洗浄後に洗い残し感が感じら
れる。 D:洗い残し難く、洗浄後に洗い残し感が感じられる。
い。 B:やや洗い流しやすく、洗浄後に洗い残し感が感じら
れない。 C:やや洗い流しやすく、洗浄後に洗い残し感が感じら
れる。 D:洗い残し難く、洗浄後に洗い残し感が感じられる。
【0070】染毛剤組成物の使用後における頭髪の損
傷試験 各染毛剤組成物をパネル20人の頭髪に塗布して、染毛
剤組成物の使用前と使用後2週間目の髪の損傷の程度を
専門家が評価し、それらの差から髪の損傷率を求め、評
価した。
傷試験 各染毛剤組成物をパネル20人の頭髪に塗布して、染毛
剤組成物の使用前と使用後2週間目の髪の損傷の程度を
専門家が評価し、それらの差から髪の損傷率を求め、評
価した。
【0071】<評価基準> A:髪の損傷率が0〜5%未満であった。 B:髪の損傷率が5〜7%未満であった。 C:髪の損傷率が7〜15%未満であった。 D:髪の損傷率が15%以上であった。
【0072】染毛剤組成物の使用後の使用感触試験 各染毛剤組成物をパネル20人の頭髪に塗布して、塗布
後の使用感触〔しなやか感,しっとり感,はり・こし
感,なめらか感,きしきしした感触(きしきし感),指
通りの良悪,ぱさぱさした感触(ぱさぱさ感),重い感
じの有無,つやの有無(つやつや感)〕を評価した。
後の使用感触〔しなやか感,しっとり感,はり・こし
感,なめらか感,きしきしした感触(きしきし感),指
通りの良悪,ぱさぱさした感触(ぱさぱさ感),重い感
じの有無,つやの有無(つやつや感)〕を評価した。
【0073】以下、下記第1表に示した処方の酸性染毛
剤組成物(実施例1〜5,比較例1〜5)について、上
記の各試験を行った。なお、この実施例の欄に示す酸性
染毛剤組成物の処方において、キシログルカンとして
は、大日本製薬株式会社製の「グリロイド6C」を用い
た。
剤組成物(実施例1〜5,比較例1〜5)について、上
記の各試験を行った。なお、この実施例の欄に示す酸性
染毛剤組成物の処方において、キシログルカンとして
は、大日本製薬株式会社製の「グリロイド6C」を用い
た。
【0074】
【表1】
【0075】<製法>イオン交換水にベンジルアルコー
ルを加え、この中にキシログルカン,キサンタンガム,
ベントナイト,架橋性ポリアクリル酸ナトリウム,テト
ラヒドロフルフリルアルコール、1,3−ブチレングリ
コール,シリコーン油等を徐々に添加し、粘稠液を調製
した。この粘稠液に染料の黒色401号、紫色401号
及び黄色4号を加え、系のpHをクエン酸で4.0〜
4.2に調整し、酸性染毛剤組成物を得た。
ルを加え、この中にキシログルカン,キサンタンガム,
ベントナイト,架橋性ポリアクリル酸ナトリウム,テト
ラヒドロフルフリルアルコール、1,3−ブチレングリ
コール,シリコーン油等を徐々に添加し、粘稠液を調製
した。この粘稠液に染料の黒色401号、紫色401号
及び黄色4号を加え、系のpHをクエン酸で4.0〜
4.2に調整し、酸性染毛剤組成物を得た。
【0076】上記の処方の染毛剤組成物に対して、上述
した試験をそれぞれ施して、その結果を検討した。 1.安定性試験の結果を第2表に示す。
した試験をそれぞれ施して、その結果を検討した。 1.安定性試験の結果を第2表に示す。
【0077】
【表2】 第2表により、実施例1〜5,比較例1〜4はpH安定
性において問題はなかった。また比較例3は、経時で粘
度が増加するという問題があった。以上の結果から本発
明染毛剤組成物である実施例1〜5は、従来の酸性染毛
剤組成物に比べ、pH安定性及び粘度安定性に優れるこ
とが判明した。
性において問題はなかった。また比較例3は、経時で粘
度が増加するという問題があった。以上の結果から本発
明染毛剤組成物である実施例1〜5は、従来の酸性染毛
剤組成物に比べ、pH安定性及び粘度安定性に優れるこ
とが判明した。
【0078】2.伸展性・塗布性試験及び均染性試験の
結果を第3表に示す。
結果を第3表に示す。
【表3】
【0079】第3表により、本発明染毛剤組成物である
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、使用に際してダマができず、タレ落ちもなく、伸展
性及び塗布性に優れることが判明した。また、本発明染
毛剤組成物である実施例1〜5の試験品は、他の比較例
の試験品と比較して、均一に染まり、ムラもできないこ
とも判明した。
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、使用に際してダマができず、タレ落ちもなく、伸展
性及び塗布性に優れることが判明した。また、本発明染
毛剤組成物である実施例1〜5の試験品は、他の比較例
の試験品と比較して、均一に染まり、ムラもできないこ
とも判明した。
【0080】3.洗浄性試験1の結果を第4表に示す。
【表4】
【0081】第4表により、本発明染毛剤組成物である
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、系の水分量が増加する洗浄時に粘度が低下し、水洗
し易いことが判明した。
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、系の水分量が増加する洗浄時に粘度が低下し、水洗
し易いことが判明した。
【0082】4.洗浄性試験2の結果を第5表に示す。
【表5】
【0083】第5表により、本発明染毛剤組成物である
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、さら
に洗い残し感を伴わなず、落し時の使用感触においても
優れることが判明した。
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、さら
に洗い残し感を伴わなず、落し時の使用感触においても
優れることが判明した。
【0084】5.染毛剤組成物の使用後における頭髪の
損傷試験の結果を、第6表に示す。
損傷試験の結果を、第6表に示す。
【表6】
【0085】第6表により、本発明染毛剤組成物である
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、毛髪にダメージを与ないことが判明した。
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、毛髪にダメージを与ないことが判明した。
【0086】6.染毛剤組成物の使用後の使用感触試験
の結果を第7表に示す。
の結果を第7表に示す。
【表7】
【0087】第7表により、本発明染毛剤組成物である
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、使用後の使用感触において優ることが判明した。
実施例1〜5の試験品は、他の比較例の試験品と比較し
て、使用後の使用感触において優ることが判明した。
【0088】以下に、種々の処方の本発明染毛剤組成物
を示す。 〔実施例6〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 3.0 (6)キサンタンガム 0.5 (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)コラーゲン加水分解物 0.2 (9)クエン酸 2.0 (10)香料 適 量 (11)イオン交換水 残 量
を示す。 〔実施例6〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 3.0 (6)キサンタンガム 0.5 (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)コラーゲン加水分解物 0.2 (9)クエン酸 2.0 (10)香料 適 量 (11)イオン交換水 残 量
【0089】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0090】 〔実施例7〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)オクチルポリグリコシド 1.0 (6)キシログルカン 5.0 (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)クエン酸 2.0 (9)ケラチン加水分解物 0.1 (11)香料 適 量 (12)イオン交換水 残 量
【0091】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0092】 〔実施例8〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 7.0 (6)キサンタンガム 0.5 (7)ジメチルポリシロキサン 0.5 〔前記(13)で示した高分子シリコーンの一般式で、 R8 及びR9 はメチル基、c=10000〕 (8)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (9)クエン酸 2.0 (10)グリセリン 0.5 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (12)シルクプロテイン加水分解物 0.1 (13)香料 適 量 (14)イオン交換水 残 量
【0093】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0094】 〔実施例9〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 4.0 (6)ジメチルポリシロキサン 0.5 (前記(1)で示したジメチルポリシロキサンの一般式で、k=5〜20) (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)クエン酸 2.0 (9)グリセリン 0.5 (10)エラスチン加水分解物 0.2 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (12)香料 適宜 (13)イオン交換水 残部
【0095】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0096】 〔実施例10〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 3.0 (6)ジメチルポリシロキサン 0.5 (前記(13)で示した高分子シリコーンの一般式で、 R8 及びR9 はメチル基、c=10000) (7)N−メチルピロリドン 12.0 (8)クエン酸 2.0 (9)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (10)コラーゲン加水分解物四級化塩 0.1 (11)香料 適宜 (12)イオン交換水 残部
【0097】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0098】 〔実施例11〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 6.0 (6)メチルフェニルポリシロキサン 0.5 (前記(2)で示したメチルフェニルポリシロキサンの一般式で、 l=5〜20) (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)クエン酸 2.0 (9)グリセリン 0.5 (10)ケラチン加水分解物四級化塩 0.1 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (12)香料 適 量 (13)イオン交換水 残 量
【0099】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0100】 〔実施例12〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 2.0 (6)架橋型ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 (7)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.5 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 R1 は水素原子、o=5〜10、p=4〜6、q=9〜13、r=0) (8)1,3−ブチレングリコール 12.0 (9)クエン酸 2.0 (10)グリセリン 0.5 (11)大豆蛋白加水分解物四級化塩 0.2 (12)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (13)香料 適 量 (14)イオン交換水 残 量
【0101】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0102】 〔実施例13〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 7.0 (6)架橋型ポリアクリル酸ナトリウム 0.2 (7)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.5 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 Rは水素原子、o=50〜60、p=2〜5、q=8〜10、r=0) (8)ジプロピレングリコール 12.0 (9)クエン酸 2.0 (10)1,3−ブチレングリコール 0.5 (11)コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1 (12)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (12)エラスチン加水分解物 0.1 (13)香料 適 量 (14)イオン交換水 残 量
【0103】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0104】 〔実施例14〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 5.0 (6)アミノ変性ポリシロキサン 0.5 (前記(6)で示したアミノ変性ポリシロキサンの一般式で、 R2 は水酸基、s=100,t=100) (式中、R2 はメチル基またはメトキシ基を示し、sは1〜500、tは1〜5 0の整数をそれぞれ示す。) で表されるアミノ変性ポリシロキサン。 (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)クエン酸 2.0 (9)ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 (10)シルクプロテイン加水分解物 0.1 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (12)香料 適 量 (13)イオン交換水 残 量
【0105】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0106】 〔実施例15〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 4.0 (6)ジメチルポリシロキサン 0.5 (前記(13)で示した高分子シリコーンの一般式で、 R8 及びR9 はメチル基、c=10000) (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (8)クエン酸 2.0 (9)プロピレングリコール 5.0 (10)ケラチン蛋白加水分解物 0.1 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (12)香料 残 量 (13)イオン交換水 適 量
【0107】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0108】 〔実施例16〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.3 (3)黄色−4号 0.1 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 7.0 (6)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.5 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 R1 は水素原子、o=50〜60、p=2〜5、q=8〜10、r=0) (7)ジメチルポリシロキサン 0.5 (前記(1)で示したジメチルポリシロキサンの一般式で、 k=5〜20) (8)テトラヒドロフルフリルアルコール 12.0 (9)クエン酸 2.0 (10)グリセリン 0.5 (11)カルボキシメチルセルロース 0.1 (12)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 1.0 (13)ケラチン蛋白加水分解物四級化塩 0.2 (14)香料 適 量 (15)イオン交換水 残 量
【0109】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0110】 〔実施例17〕 重量% (1)黒色−401号 0.1 (2)紫色−401号 0.2 (3)黄色−4号 0.4 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 4.0 (6)カルボキシビニルポリマー 2.0 (7)ジプロピレングリコール 10.0 (8)ケラチン蛋白加水分解物四級化塩 0.1 (9)香料 適宜 (10)イオン交換水 残部
【0111】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0112】 〔実施例18〕 重量% (1)黒色−401号 0.2 (2)紫色−401号 0.1 (3)黄色−4号 0.2 (4)ベンジルアルコール 5.0 (5)キシログルカン 3.0 (6)カルボキシビニルポリマー 3.0 (7)1,3−ブチレングリコール 15.0 (8)クエン酸 2.0 (9)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.1 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 R1 水素原子、o=50〜60、p=2〜5、q=8〜10、r=0) (10)香料 適 量 (11)イオン交換水 残 量
【0113】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0114】 〔実施例19〕 カラーリンスタイプの染毛剤(1) 重量% (1)黒色−401号 0.02 (2)紫色−401号 0.03 (3)黄色−4号 0.01 (4)ベンジルアルコール 3.0 (5)キシログルカン 2.0 (6)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.6 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 R1 水素原子、o=50〜60、p=2〜5、q=8〜10、r=0) (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 8.0 (8)クエン酸 0.6 (9)グリセリン 0.5 (10)オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 0.7 (12)1,3−ブチレングリコール 15.0 (13)四級化コラーゲン蛋白加水分解物 0.2 (14)香料 適 量 (15)イオン交換水 残 量
【0115】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0116】 〔実施例20〕 カラーリンスタイプの染毛剤(2) 重量% (1)黒色−401号 0.02 (2)紫色−401号 0.03 (3)黄色−4号 0.01 (4)ベンジルアルコール 3.0 (5)キシログルカン 1.0 (6)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.2 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 R1 水素原子、o=50〜60、p=2〜5、q=8〜10、r=0) (7)ジメチルポリシロキサン 0.5 (前記(13)で示した高分子シリコーンの一般式で、 R8 及びR9 はメチル基、c=10000) (8)テトラヒドロフルフリルアルコール 8.0 (9)クエン酸 0.6 (10)グリセリン 0.5 (11)オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0 (12)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 0.7 (13)1,3−ブチレングリコール 15.0 (14)キサンタンガム 0.5 (15)四級化シルクプロテイン加水分解物 0.2 (16)香料 適 量 (17)イオン交換水 残 量
【0117】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0118】 〔実施例21〕 カラーリンスタイプの染毛剤(3) 重量% (1)黒色−401号 0.02 (2)紫色−401号 0.03 (3)黄色−4号 0.01 (4)ベンジルアルコール 3.0 (5)キシログルカン 1.5 (6)ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.2 (前記(4)で示したポリエーテル変性ポリシロキサンの一般式で、 R1 水素原子、o=50〜60、p=2〜5、q=8〜10、r=0) (7)アミノ変性ポリシロキサン 0.5 (前記(5)で示したアミノ変性ポリシロキサンの一般式で、 R2 は水酸基、s=100,t=100) (8)テトラヒドロフルフリルアルコール 8.0 (9)クエン酸 0.6 (10)グリセリン 0.5 (11)オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0 (12)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.1 (13)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 0.7 (14)1,3−ブチレングリコール 15.0 (15)キサンタンガム 0.5 (16)ケラチン蛋白加水分解物 0.2 (17)香料 適 量 (18)イオン交換水 残 量
【0119】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0120】 〔実施例22〕 カラーリンスタイプの染毛剤(4) 重量% (1)黒色−401号 0.02 (2)紫色−401号 0.03 (3)黄色−4号 0.01 (4)ベンジルアルコール 3.0 (5)キシログルカン 3.0 (6)アミノ変性ポリシロキサン 0.6 (前記(5)で示したアミノ変性ポリシロキサンの一般式で、 R2 は水酸基、s=100,t=100) (7)テトラヒドロフルフリルアルコール 8.0 (8)クエン酸 0.6 (9)グリセリン 0.5 (10)オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0 (11)ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油エステル 0.7 (12)1,3−ブチレングリコール 15.0 (13)大豆蛋白加水分解物 0.1 (14)香料 適 量 (15)イオン交換水 残 量
【0121】この処方で常法で製造した酸性染毛剤は、
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
上記各試験の結果において、適当な粘度を得て匂いもな
く、頭髪からの垂れ落ちもなく、染まる速度も早く、頭
皮に対し低刺激で、染めむらもなかった。また使用感も
良好で、使用後の水洗による洗い落としが容易であり、
しっとりするという特徴も認められた。
【0122】
【発明の効果】本発明により、流動性に富み、使用に際
してのタレ落ちが殆ど認められず、しかも毛髪において
延ばしやすい等の優れた性質を、ベントナイトや架橋型
ポリアクリルアミド酸塩等の流動性改良剤を含有させる
ことなしに有し、そのために洗い落としが容易な性質を
有する酸性染毛剤組成物が提供される。また、この酸性
染毛剤組成物に特定の有機溶媒を選択して配合すること
により、その使用性がさらに向上した酸性染毛剤組成物
をも提供する。さらに、これらの酸性染毛剤組成物にシ
リコーン類を配合することにより、使用後の感触が滑ら
かで毛髪の損傷を十分に防止することができる酸性染毛
剤組成物が提供される。
してのタレ落ちが殆ど認められず、しかも毛髪において
延ばしやすい等の優れた性質を、ベントナイトや架橋型
ポリアクリルアミド酸塩等の流動性改良剤を含有させる
ことなしに有し、そのために洗い落としが容易な性質を
有する酸性染毛剤組成物が提供される。また、この酸性
染毛剤組成物に特定の有機溶媒を選択して配合すること
により、その使用性がさらに向上した酸性染毛剤組成物
をも提供する。さらに、これらの酸性染毛剤組成物にシ
リコーン類を配合することにより、使用後の感触が滑ら
かで毛髪の損傷を十分に防止することができる酸性染毛
剤組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植原 計一 大阪府大阪市東淀川区小松2−17−45 大 阪資生堂株式会社大阪工場内 (72)発明者 安田 正明 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 鈴木 一伸 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内
Claims (8)
- 【請求項1】キシログルカンを含んでなる酸性染毛剤組
成物。 - 【請求項2】流動性改良剤を実質的に含まない請求項1
記載の酸性染毛剤組成物。 - 【請求項3】流動性改良剤がベントナイト及び/又は架
橋型ポリアクリル酸塩である、請求項2記載の酸性染毛
剤組成物。 - 【請求項4】テトラヒドロフルフリルアルコール、n−
メチルピロリドン、エチレンカーボネイト、メチル/エ
チルセルソルブ、メチル/エチルカルビトール、1,3
−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール及びプ
ロピレングリコールからなる群の有機溶媒から選ばれる
1種又は2種以上の有機溶媒を含んでなる、請求項1乃
至請求項3のいずれかの請求項記載の酸性染毛剤組成
物。 - 【請求項5】そのpHが1.5〜4.5である、請求項
1乃至請求項4のいずれかの請求項記載の酸性染毛剤組
成物。 - 【請求項6】キシログルカンの平均分子量が10万〜2
00万である、請求項1乃至請求項5のいずれかの請求
項記載の酸性染毛剤組成物。 - 【請求項7】その粘度が5000cps以上である、請
求項1乃至請求項6のいずれかの請求項記載の酸性染毛
剤組成物。 - 【請求項8】シリコーン類を含んでなる請求項1乃至請
求項7のいずれかの請求項記載の酸性染毛剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33766797A JPH11152215A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 酸性染毛剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33766797A JPH11152215A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 酸性染毛剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11152215A true JPH11152215A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18310828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33766797A Withdrawn JPH11152215A (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 酸性染毛剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11152215A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010140542A1 (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | ホーユー 株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
JP2017119717A (ja) * | 2017-04-05 | 2017-07-06 | Dsp五協フード&ケミカル株式会社 | キシログルカン含有ゲル状組成物 |
JP2017222138A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 共同印刷株式会社 | 積層体及びチューブ容器 |
JP2022132465A (ja) * | 2020-09-08 | 2022-09-08 | 株式会社みやびコスメティックス | キシログルカン含有ゲル状組成物 |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP33766797A patent/JPH11152215A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010140542A1 (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | ホーユー 株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
JP2010275280A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Hoyu Co Ltd | 毛髪化粧料組成物 |
GB2476217A (en) * | 2009-06-01 | 2011-06-15 | Hoyu Kk | Hair cosmetic composition |
CN102223871A (zh) * | 2009-06-01 | 2011-10-19 | 朋友株式会社 | 毛发化妆品组合物 |
US8088177B2 (en) | 2009-06-01 | 2012-01-03 | Hoyu Co., Ltd. | Hair cosmetic composition |
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JP2022132465A (ja) * | 2020-09-08 | 2022-09-08 | 株式会社みやびコスメティックス | キシログルカン含有ゲル状組成物 |
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