JPH11103574A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
- Publication number
- JPH11103574A JPH11103574A JP9264027A JP26402797A JPH11103574A JP H11103574 A JPH11103574 A JP H11103574A JP 9264027 A JP9264027 A JP 9264027A JP 26402797 A JP26402797 A JP 26402797A JP H11103574 A JPH11103574 A JP H11103574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flyback transformer
- primary winding
- circuit
- winding
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/18—Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
- H04N3/185—Maintaining dc voltage constant
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フライバックトランス自体を小型化し、それ
とともに用いられる電源回路全体を小型化できるように
する。 【解決手段】 出力電圧に応じ水平ドライブ信号に同期
して1次巻線に流れる電流を断続する回路を負帰還制御
する回路を備えた電源回路に適用し、1次巻線に対する
2次巻線の巻数比を80以上に設定する。これにより、
コア径が8.5mm以下であってもコアの温度上昇ΔT
を35°C以下にする。
とともに用いられる電源回路全体を小型化できるように
する。 【解決手段】 出力電圧に応じ水平ドライブ信号に同期
して1次巻線に流れる電流を断続する回路を負帰還制御
する回路を備えた電源回路に適用し、1次巻線に対する
2次巻線の巻数比を80以上に設定する。これにより、
コア径が8.5mm以下であってもコアの温度上昇ΔT
を35°C以下にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーCRTデ
ィスプレイに対する高電圧を発生するフライバックトラ
ンスに関するものである。
ィスプレイに対する高電圧を発生するフライバックトラ
ンスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機やコンピュータのモ
ニタ装置に使用されるカラーCRTディスプレイに対し
てアノード電圧等を発生する高電圧発生回路としてフラ
イバックトランスが用いられている。
ニタ装置に使用されるカラーCRTディスプレイに対し
てアノード電圧等を発生する高電圧発生回路としてフラ
イバックトランスが用いられている。
【0003】従来の高電圧発生回路の例を図7に示す。
フライバックトランス1の1次巻線2の一端とグランド
との間には駆動電源3が接続され、1次巻線2の他端に
はスイッチ素子としてのトランジスタ11が直列に接続
され、このスイッチ素子にはダンパーダイオード5と共
振コンデンサ6とがそれぞれ並列に接続されている。フ
ライバックトランス1の2次巻線7の高圧端は高圧整流
ダイオード8を介してCRTのアーノードに接続され
る。そして制御回路は抵抗15,16による分圧電圧を
入力して基準電圧と比較し、駆動電源3の電圧を制御す
ることによって高圧出力電圧の安定化が図られている。
フライバックトランス1の1次巻線2の一端とグランド
との間には駆動電源3が接続され、1次巻線2の他端に
はスイッチ素子としてのトランジスタ11が直列に接続
され、このスイッチ素子にはダンパーダイオード5と共
振コンデンサ6とがそれぞれ並列に接続されている。フ
ライバックトランス1の2次巻線7の高圧端は高圧整流
ダイオード8を介してCRTのアーノードに接続され
る。そして制御回路は抵抗15,16による分圧電圧を
入力して基準電圧と比較し、駆動電源3の電圧を制御す
ることによって高圧出力電圧の安定化が図られている。
【0004】ところが、この駆動電源の電圧を制御する
方式では、制御回路内部において制御信号を大容量のコ
ンデンサで平滑して駆動電源電圧を発生するようにした
ものであるため、応答速度が遅いという欠点があった。
そのため何らかの対策をしなければ、輝度変化の激しい
画像を表示した際に、画像の曲がりが生じるという問題
があった。
方式では、制御回路内部において制御信号を大容量のコ
ンデンサで平滑して駆動電源電圧を発生するようにした
ものであるため、応答速度が遅いという欠点があった。
そのため何らかの対策をしなければ、輝度変化の激しい
画像を表示した際に、画像の曲がりが生じるという問題
があった。
【0005】そこで、従来はフライバックトランスの無
効エネルギを増やしたり、9次、13次などの高調波に
共振周波数をチューニングして、フライバックパルスの
波形を矩形波に近づけることによって、フライバックト
ランス自体のレギュレーション特性を改善するといった
ことが行われていた。
効エネルギを増やしたり、9次、13次などの高調波に
共振周波数をチューニングして、フライバックパルスの
波形を矩形波に近づけることによって、フライバックト
ランス自体のレギュレーション特性を改善するといった
ことが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにフ
ライバックトランスの無効エネルギを増大させれば、フ
ライバックトランスの発熱量がその分増大する。そのた
め、フライバックトランスの放熱効果を高めて上昇温度
を抑制するために、大型のコアを用いることになり、結
果的にフライバックトランス全体が大型化するという問
題があった。
ライバックトランスの無効エネルギを増大させれば、フ
ライバックトランスの発熱量がその分増大する。そのた
め、フライバックトランスの放熱効果を高めて上昇温度
を抑制するために、大型のコアを用いることになり、結
果的にフライバックトランス全体が大型化するという問
題があった。
【0007】一方、高圧出力電圧を安定化させるため
に、電源回路側の改善を図ったものが特開平2−222
374号公報および特開平8−256476号公報にお
いて提案されている。前者は、出力電圧に応じ水平ドラ
イブ信号に同期してフライバックトランスの1次巻線に
供給される駆動電圧をPWM制御するようにしたもので
ある。後者は、出力電圧に応じ水平ドライブ信号に同期
して1次巻線電流をオン・オフ制御するスイッチ素子の
オン期間を直接PWM制御することによって高圧出力電
圧を安定化するものである。これらの電源回路は、図7
に示した従来の電源回路のように、駆動電圧を直流的に
制御するのではなく、平滑回路を用いずに水平ドライブ
信号に同期して1次側を制御するものであるため、応答
性が極めて高速であるという特徴を備えている。
に、電源回路側の改善を図ったものが特開平2−222
374号公報および特開平8−256476号公報にお
いて提案されている。前者は、出力電圧に応じ水平ドラ
イブ信号に同期してフライバックトランスの1次巻線に
供給される駆動電圧をPWM制御するようにしたもので
ある。後者は、出力電圧に応じ水平ドライブ信号に同期
して1次巻線電流をオン・オフ制御するスイッチ素子の
オン期間を直接PWM制御することによって高圧出力電
圧を安定化するものである。これらの電源回路は、図7
に示した従来の電源回路のように、駆動電圧を直流的に
制御するのではなく、平滑回路を用いずに水平ドライブ
信号に同期して1次側を制御するものであるため、応答
性が極めて高速であるという特徴を備えている。
【0008】この発明は、出力電圧に応じ水平ドライブ
信号に同期して1次巻線に流れる電流を断続する回路を
負帰還制御する回路を備えた電源回路に接続されるフラ
イバックトランスとして、その小型化を図ることを目的
とする。
信号に同期して1次巻線に流れる電流を断続する回路を
負帰還制御する回路を備えた電源回路に接続されるフラ
イバックトランスとして、その小型化を図ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、1次巻線に
流れる電流を断続する回路と、該回路を出力電圧に応じ
水平ドライブ信号に同期して負帰還制御する回路とを備
えた電源回路に接続される、カラーCRTディスプレイ
用のフライバックトランスであって、請求項1に記載の
とおり、1次巻線に対する2次巻線の巻数比を80以上
に設定する。
流れる電流を断続する回路と、該回路を出力電圧に応じ
水平ドライブ信号に同期して負帰還制御する回路とを備
えた電源回路に接続される、カラーCRTディスプレイ
用のフライバックトランスであって、請求項1に記載の
とおり、1次巻線に対する2次巻線の巻数比を80以上
に設定する。
【0010】また、請求項2に記載のとおり、前記1次
側を負帰還制御する回路が、出力電圧に応じて前記スイ
ッチ素子のオン期間をPWM制御するものとする。
側を負帰還制御する回路が、出力電圧に応じて前記スイ
ッチ素子のオン期間をPWM制御するものとする。
【0011】また、請求項3に記載のとおり、前記1次
巻線と2次巻線を巻回するコアの直径を10mm以下に
する。
巻線と2次巻線を巻回するコアの直径を10mm以下に
する。
【0012】更に、請求項4に記載のとおり、前記カラ
ーCRTディスプレイとして、その水平ドライブ信号の
最高周波数が115kHz以下のマルチスキャン対応の
ものに適用する。
ーCRTディスプレイとして、その水平ドライブ信号の
最高周波数が115kHz以下のマルチスキャン対応の
ものに適用する。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明のフライバックトランス
が適用される電源回路の構成を図1および図2を参照し
て説明する。
が適用される電源回路の構成を図1および図2を参照し
て説明する。
【0014】図1において、1はフライバックトランス
であり、このフライバックトランス1の1次巻線2の一
端に駆動電源3を接続し、1次巻線2の他端にスイッチ
素子としてのMOS−FET(以下単に「トランジス
タ」という。)11のドレインを接続し、そのソースを
グランドに接地している。トランジスタ11のドレイン
と1次巻線2との間には、トランジスタ11に直列にダ
イオード26を接続している。1次巻線2の一方端には
共振コンデンサ6の一端を接続し、その他端にダイオー
ド12のカソードを接続し、ダイオード12のアノード
をグランドに接続している。ダイオード12と共振コン
デンサ6との接続部にはダイオード13のアノードを接
続し、ダイオード13のカソードを1次巻線2と駆動電
源3との間に接続している。フライバックトランス1の
2次巻線7の低圧端側はABL(自動輝度制御回路)へ
接続し、高圧端側には分圧抵抗器15,16を接続して
いる。この分圧電圧をオペアンプ17の非反転入力端子
に印加している。オペアンプ17の反転入力端子には基
準電源18の基準電圧を印加している。このオペアンプ
17はこれに接続された抵抗とともに誤差増幅回路を構
成している。オペアンプ17の出力信号はコンパレータ
20の反転入力端子に接続していて、コンパレータ20
の非反転入力端子には波形成形回路21からの信号を印
加している。波形成形回路21は水平ドライブ信号(H
D信号)を積分してランプ波形を生成する。ドライブ回
路22はコンパレータ20の出力信号によりトランジス
タ11のスイッチングを行う。
であり、このフライバックトランス1の1次巻線2の一
端に駆動電源3を接続し、1次巻線2の他端にスイッチ
素子としてのMOS−FET(以下単に「トランジス
タ」という。)11のドレインを接続し、そのソースを
グランドに接地している。トランジスタ11のドレイン
と1次巻線2との間には、トランジスタ11に直列にダ
イオード26を接続している。1次巻線2の一方端には
共振コンデンサ6の一端を接続し、その他端にダイオー
ド12のカソードを接続し、ダイオード12のアノード
をグランドに接続している。ダイオード12と共振コン
デンサ6との接続部にはダイオード13のアノードを接
続し、ダイオード13のカソードを1次巻線2と駆動電
源3との間に接続している。フライバックトランス1の
2次巻線7の低圧端側はABL(自動輝度制御回路)へ
接続し、高圧端側には分圧抵抗器15,16を接続して
いる。この分圧電圧をオペアンプ17の非反転入力端子
に印加している。オペアンプ17の反転入力端子には基
準電源18の基準電圧を印加している。このオペアンプ
17はこれに接続された抵抗とともに誤差増幅回路を構
成している。オペアンプ17の出力信号はコンパレータ
20の反転入力端子に接続していて、コンパレータ20
の非反転入力端子には波形成形回路21からの信号を印
加している。波形成形回路21は水平ドライブ信号(H
D信号)を積分してランプ波形を生成する。ドライブ回
路22はコンパレータ20の出力信号によりトランジス
タ11のスイッチングを行う。
【0015】図2は、図1に示した回路各部の波形図で
ある。この電源回路の動作を図1および図2を参照して
説明すると、まずt0でトランジスタ11がオンする
と、駆動電源3側から1次巻線2を通り、トランジスタ
11を通ってグランド側に電流が流れる。この1次巻線
2に流れる電流は図2の(e)に示すように時間と共に
増加し、これが1次巻線2に電磁エネルギとして蓄えら
れる。次にt1でトランジスタ11がオフすると、1次
巻線2から主に共振コンデンサ6とダイオード13を通
るルートおよびダイオード26とトランジスタ11の寄
生容量を通るルートで電流が流れ、1次巻線2のインダ
クタンスと共振コンデンサ6の静電容量との直列共振が
開始され、フライバックパルスが発生する。1次巻線2
の電磁エネルギが全て共振コンデンサ6に移った後に、
ダイオード12、共振コンデンサ6、1次巻線2を順に
通って駆動電源3に至るルートで逆電流が流れ、共振コ
ンデンサ6の静電エネルギは1次巻線2の電磁エネルギ
に逆変換されていく。この時、トランジスタ11の寄生
容量に蓄積された電荷はダイオード26に妨げられて1
次巻線2側へは流出しない。このダイオード26はトラ
ンジスタ11の寄生容量を見かけ上減少させて、不要パ
ルスの発生を防止する。
ある。この電源回路の動作を図1および図2を参照して
説明すると、まずt0でトランジスタ11がオンする
と、駆動電源3側から1次巻線2を通り、トランジスタ
11を通ってグランド側に電流が流れる。この1次巻線
2に流れる電流は図2の(e)に示すように時間と共に
増加し、これが1次巻線2に電磁エネルギとして蓄えら
れる。次にt1でトランジスタ11がオフすると、1次
巻線2から主に共振コンデンサ6とダイオード13を通
るルートおよびダイオード26とトランジスタ11の寄
生容量を通るルートで電流が流れ、1次巻線2のインダ
クタンスと共振コンデンサ6の静電容量との直列共振が
開始され、フライバックパルスが発生する。1次巻線2
の電磁エネルギが全て共振コンデンサ6に移った後に、
ダイオード12、共振コンデンサ6、1次巻線2を順に
通って駆動電源3に至るルートで逆電流が流れ、共振コ
ンデンサ6の静電エネルギは1次巻線2の電磁エネルギ
に逆変換されていく。この時、トランジスタ11の寄生
容量に蓄積された電荷はダイオード26に妨げられて1
次巻線2側へは流出しない。このダイオード26はトラ
ンジスタ11の寄生容量を見かけ上減少させて、不要パ
ルスの発生を防止する。
【0016】フライバックパルスが終わったt2で、図
1におけるA点の電位が0になり、この時ダンパーダイ
オード5がオンし、グランド側からダンパーダイオード
5を通って1次巻線2側に電流が流れる。この逆電流の
流れによりA点の電圧が上昇してt3で駆動電源3の電
源電圧EB と同電位となると、ダンパーダイオード5は
オフする。なお、この時、クランプ回路14により、共
振コンデンサ6の両端の電圧は共に駆動電源3の電源電
圧EB にクランプされているため、1次巻線2側から共
振コンデンデンサ6側に電流が流れることがなく、不要
なパルス電圧が発生することがない。次に、t4の時点
でトランジスタ11がオンすると、A点が接地されるこ
とになり、駆動電源3側から1次巻線2を通る電流がト
ランジスタ11を通ってグランド側に流れ、最初のt0
の状態となる。以降この動作を繰り返す。
1におけるA点の電位が0になり、この時ダンパーダイ
オード5がオンし、グランド側からダンパーダイオード
5を通って1次巻線2側に電流が流れる。この逆電流の
流れによりA点の電圧が上昇してt3で駆動電源3の電
源電圧EB と同電位となると、ダンパーダイオード5は
オフする。なお、この時、クランプ回路14により、共
振コンデンサ6の両端の電圧は共に駆動電源3の電源電
圧EB にクランプされているため、1次巻線2側から共
振コンデンデンサ6側に電流が流れることがなく、不要
なパルス電圧が発生することがない。次に、t4の時点
でトランジスタ11がオンすると、A点が接地されるこ
とになり、駆動電源3側から1次巻線2を通る電流がト
ランジスタ11を通ってグランド側に流れ、最初のt0
の状態となる。以降この動作を繰り返す。
【0017】ドライブ回路22は、制御回路からの制御
信号によりトランジスタ11をオン・オフする。これに
より一定の水平ドライブ信号(HD信号)の周期で所定
のオン時間でトランジスタがオンされる。このオン時間
はオペアンプ17の入力電位差が0になるように負帰還
制御されるので、出力電圧の安定化が図られる。
信号によりトランジスタ11をオン・オフする。これに
より一定の水平ドライブ信号(HD信号)の周期で所定
のオン時間でトランジスタがオンされる。このオン時間
はオペアンプ17の入力電位差が0になるように負帰還
制御されるので、出力電圧の安定化が図られる。
【0018】図3は駆動電源電圧をPWM制御すること
によって高圧出力電圧を安定化させるようにした他の電
源回路の例である。この例ではフライバックトランス1
の1次巻線2の一端と駆動電源3との間にスイッチング
トランジスタ31を接続している。制御回路は15,1
6の抵抗分圧された電圧を入力するとともに水平ドライ
ブ信号(HD信号)に同期してスイッチングトランジス
タ31のオン・オフ制御を行う。すなわち、出力電圧の
検出値が基準電圧より低下する程、スイッチングトラン
ジスタ31のオン時間を長くとるように負帰還制御する
ことによって出力電圧の安定化を図っている。なお、ス
イッチングトランジスタ31はフライバック期間の始ま
る前、すなわちトランジスタ11のオン期間に遮断され
るように制御されるため、スイッチングトランジスタ3
1がオフした後は、ダイオード32を介してトランジス
タ11のコレクタ電流が流れることになる。制御回路
は、抵抗15,16の抵抗分圧回路による検出電圧が基
準電圧に等しくなるようにスイッチングトランジスタ3
1のオン時間を制御する。これにより、出力電圧の安定
化がなされる。
によって高圧出力電圧を安定化させるようにした他の電
源回路の例である。この例ではフライバックトランス1
の1次巻線2の一端と駆動電源3との間にスイッチング
トランジスタ31を接続している。制御回路は15,1
6の抵抗分圧された電圧を入力するとともに水平ドライ
ブ信号(HD信号)に同期してスイッチングトランジス
タ31のオン・オフ制御を行う。すなわち、出力電圧の
検出値が基準電圧より低下する程、スイッチングトラン
ジスタ31のオン時間を長くとるように負帰還制御する
ことによって出力電圧の安定化を図っている。なお、ス
イッチングトランジスタ31はフライバック期間の始ま
る前、すなわちトランジスタ11のオン期間に遮断され
るように制御されるため、スイッチングトランジスタ3
1がオフした後は、ダイオード32を介してトランジス
タ11のコレクタ電流が流れることになる。制御回路
は、抵抗15,16の抵抗分圧回路による検出電圧が基
準電圧に等しくなるようにスイッチングトランジスタ3
1のオン時間を制御する。これにより、出力電圧の安定
化がなされる。
【0019】次に上記電源回路に用いられるフライバッ
クトランスの構成について説明する。本願発明は、出力
電圧に応じ水平ドライブ信号に同期して1次巻線に流れ
る電流を断続する回路を負帰還制御する電源回路に用い
る場合、電源回路自体のレギュレーション特性を利用し
て、フライバックトランス自体にレギュレーションを図
らずにフライバックトランスを小型化し、高電圧を発生
する電源回路全体をも小型化できるようにするものであ
る。
クトランスの構成について説明する。本願発明は、出力
電圧に応じ水平ドライブ信号に同期して1次巻線に流れ
る電流を断続する回路を負帰還制御する電源回路に用い
る場合、電源回路自体のレギュレーション特性を利用し
て、フライバックトランス自体にレギュレーションを図
らずにフライバックトランスを小型化し、高電圧を発生
する電源回路全体をも小型化できるようにするものであ
る。
【0020】フライバックトランスの機能として、高圧
を発生させるためのものという点だけに着目した場合、 Vcp=k・EB ・ton/L =k・Ip Hv =n・Vcp の関係が成り立つ。ここで、Vcpは1次巻線電流をオン
・オフするトランジスタ両端間のピーク電圧、EB は駆
動電源電圧、tonはトランジスタのオン時間、Lは1次
インダクタンス、Ip は1次巻線のピーク電流、nは1
次巻線に対する2次巻線の巻数比、Hv は出力電圧であ
る。
を発生させるためのものという点だけに着目した場合、 Vcp=k・EB ・ton/L =k・Ip Hv =n・Vcp の関係が成り立つ。ここで、Vcpは1次巻線電流をオン
・オフするトランジスタ両端間のピーク電圧、EB は駆
動電源電圧、tonはトランジスタのオン時間、Lは1次
インダクタンス、Ip は1次巻線のピーク電流、nは1
次巻線に対する2次巻線の巻数比、Hv は出力電圧であ
る。
【0021】上式を書き直すと、 Ip =Hv /n・k となり、1次巻線に対する2次巻線の巻数比nが大きく
なる程、1次巻線に流れるピーク電流Ip が小さくなる
ことが判る。
なる程、1次巻線に流れるピーク電流Ip が小さくなる
ことが判る。
【0022】また、コア損失は一般に(ヒステリシス損
+渦電流損)であり、 コア損失=(afBm +bfBm2)+(kπ2 f2 B
m2) と表される。ここでBm は飽和磁束密度、a,b,kは
それぞれ定数である。すなわちコア損失は飽和磁束密度
Bm の関数となる。飽和磁束密度Bm は、 Bm =LIp /SN1 で表される。ここで、Sはコア断面積、N1は1次巻線
の巻き数である。結局、Ip が小さい程、コア損失は小
さくなる。
+渦電流損)であり、 コア損失=(afBm +bfBm2)+(kπ2 f2 B
m2) と表される。ここでBm は飽和磁束密度、a,b,kは
それぞれ定数である。すなわちコア損失は飽和磁束密度
Bm の関数となる。飽和磁束密度Bm は、 Bm =LIp /SN1 で表される。ここで、Sはコア断面積、N1は1次巻線
の巻き数である。結局、Ip が小さい程、コア損失は小
さくなる。
【0023】一方、銅損といわれる電流損失は1次巻線
の実効電流値の関数で表される。したがってIp が小さ
くなる程、銅損も小さくなる。
の実効電流値の関数で表される。したがってIp が小さ
くなる程、銅損も小さくなる。
【0024】以上の関係から、1次巻線に対する2次巻
線の巻数比nを大きくすることによってIp を小さく
し、これにより全体の損失を抑えることが可能となる。
線の巻数比nを大きくすることによってIp を小さく
し、これにより全体の損失を抑えることが可能となる。
【0025】ところで、フライバックトランスの損失と
して、その他に誘電体損失がある。これは、コアに対す
る巻線の巻回構造などの幾何学的な構造で決定される
が、巻数比が大きくなればこの誘電体損失も増大する。
すなわち、上記コア損失と誘電体損失とはトレードオフ
の関係にある。ここで、巻数比nとフライバックトラン
ス全体の損失との関係を図4に示す。このように巻数比
nが大きくなる程、コア損失Pcが低下し、誘電体損失
Peは増大する。しかし、誘電体損失PeはPcの場合
とは異なり、フライバックトランス全体を大型化するこ
となくある程度削減することが可能である。
して、その他に誘電体損失がある。これは、コアに対す
る巻線の巻回構造などの幾何学的な構造で決定される
が、巻数比が大きくなればこの誘電体損失も増大する。
すなわち、上記コア損失と誘電体損失とはトレードオフ
の関係にある。ここで、巻数比nとフライバックトラン
ス全体の損失との関係を図4に示す。このように巻数比
nが大きくなる程、コア損失Pcが低下し、誘電体損失
Peは増大する。しかし、誘電体損失PeはPcの場合
とは異なり、フライバックトランス全体を大型化するこ
となくある程度削減することが可能である。
【0026】図5は、その誘電体損失を削減するのに適
したフライバックトランスの構造を回路図として示した
ものである。フライバックトランス1の2次巻線を7a
〜7eで示す5層の積層巻としている。これは、円筒状
の巻芯に2次巻線をそれぞれ巻回し、これを5層に重ね
るとともに、層と層の間にダイオードを接続している。
更に、2次巻線の低圧端にダイオードDoを挿入してい
る。このように積層巻構造とすることによって各層間で
の近接位置での電位差がなくなり、また2次巻線を分割
した位置にそれぞれダイオードを挿入し、更に低圧端側
にダイオードを挿入することによって、2次巻線の各部
における電圧分担が均等になされる。これにより全体に
電圧勾配が低くなって誘電体損失が小さくなる。そのた
め、図4に示した破線のようにフライバックトランス全
体の損失Pが最低になる巻数比nを大きくできるように
なる。
したフライバックトランスの構造を回路図として示した
ものである。フライバックトランス1の2次巻線を7a
〜7eで示す5層の積層巻としている。これは、円筒状
の巻芯に2次巻線をそれぞれ巻回し、これを5層に重ね
るとともに、層と層の間にダイオードを接続している。
更に、2次巻線の低圧端にダイオードDoを挿入してい
る。このように積層巻構造とすることによって各層間で
の近接位置での電位差がなくなり、また2次巻線を分割
した位置にそれぞれダイオードを挿入し、更に低圧端側
にダイオードを挿入することによって、2次巻線の各部
における電圧分担が均等になされる。これにより全体に
電圧勾配が低くなって誘電体損失が小さくなる。そのた
め、図4に示した破線のようにフライバックトランス全
体の損失Pが最低になる巻数比nを大きくできるように
なる。
【0027】次に巻数比nをどのように設定すればよい
かを実験により求めたので、その結果を示す。
かを実験により求めたので、その結果を示す。
【0028】ここで、フライバックトランスの構成は以
下のとおりである。
下のとおりである。
【0029】 巻線方式 積層巻 層数 5層 コア材質 低ロス材 コア形状 タイプ3557 コア径 φ8.5mm 〈入力条件〉 EB 87V Ib 336mA 水平ドライブ信号の周波数 94kHz 〈出力条件〉 出力電圧 25.5kV 出力電流 800μA 上記の条件で、巻数比を変えたときの各種測定値の測定
結果を次に示す。
結果を次に示す。
【0030】表1
【0031】上表において、Ib は1次巻線電流のDC
成分、Ip は1次巻線のピーク電流(ゼロ−ピークのA
C成分)、Vcpはトランジスタ両端のピーク電圧、Tr
はフライバックパルス幅、Tonはトランジスタオン時
間、ΔTは60°C雰囲気下でのコアの上昇温度であ
る。これらはいずれも図1に示した電源回路に適用した
例である。この結果から、巻数比nが70から110ま
で増大する程、コアの上昇温度ΔTが小さくなることが
判る。このように巻数比nを大きくする程、Ip が低下
するため、ΔTが小さくなる。
成分、Ip は1次巻線のピーク電流(ゼロ−ピークのA
C成分)、Vcpはトランジスタ両端のピーク電圧、Tr
はフライバックパルス幅、Tonはトランジスタオン時
間、ΔTは60°C雰囲気下でのコアの上昇温度であ
る。これらはいずれも図1に示した電源回路に適用した
例である。この結果から、巻数比nが70から110ま
で増大する程、コアの上昇温度ΔTが小さくなることが
判る。このように巻数比nを大きくする程、Ip が低下
するため、ΔTが小さくなる。
【0032】1つの基準として、実際のテレビジョン受
像機やコンピュータのモニタ装置では、60°C雰囲気
下においてΔTを35°C以下に抑えることが実用上望
ましい。上記の結果では巻数比nを80以上とする。ま
た、上記のデータからn=120とすればΔTはさらに
低下するものと推定される。但し、巻数比をあまりに大
きくすると、巻数が多くなるため、巻幅か層数が増大す
ることになり、フライバックトランス全体が大型化し、
コストアップにもつながる。したがって、この点を考慮
して定める。現在の条件ではn=120程度までが実用
的であると考えられる。
像機やコンピュータのモニタ装置では、60°C雰囲気
下においてΔTを35°C以下に抑えることが実用上望
ましい。上記の結果では巻数比nを80以上とする。ま
た、上記のデータからn=120とすればΔTはさらに
低下するものと推定される。但し、巻数比をあまりに大
きくすると、巻数が多くなるため、巻幅か層数が増大す
ることになり、フライバックトランス全体が大型化し、
コストアップにもつながる。したがって、この点を考慮
して定める。現在の条件ではn=120程度までが実用
的であると考えられる。
【0033】次に、巻数比nを変えるとともに、コア径
を変えた時のコア上昇温度ΔTを測定した結果を図6に
示す。なお、図中の「+B制御」は図7に示した従来の
制御方式で、巻数比nが60の従来のフライバックトラ
ンスを用いた例であり、ここでは比較例として示してい
る。コア径を12mm以上にした場合、いずれの場合で
あってもΔTが35°C以下に抑えられるが、例えばコ
ア径が9.5mmの場合、巻数比nを60にすればΔT
が35°Cを超えるため、通常は使用できない。もちろ
ん+B制御のものでは更に温度上昇が大きくなって使え
ない。コア径が9.5mmで、巻数比nを70以上にす
れば、ΔTは35°C以下に抑えられる。コア径を10
mmにすれば、nが70の場合でもコア上昇温度に余裕
があることが判る。コア径が8.5mmである場合、巻
数比を80以上にすれば、いずれの場合でもΔTは35
°C以下となる。更に、コア径が8mmであっても巻数
比を90以上によれば、ΔTは35°C以下となって使
用できることが判る。
を変えた時のコア上昇温度ΔTを測定した結果を図6に
示す。なお、図中の「+B制御」は図7に示した従来の
制御方式で、巻数比nが60の従来のフライバックトラ
ンスを用いた例であり、ここでは比較例として示してい
る。コア径を12mm以上にした場合、いずれの場合で
あってもΔTが35°C以下に抑えられるが、例えばコ
ア径が9.5mmの場合、巻数比nを60にすればΔT
が35°Cを超えるため、通常は使用できない。もちろ
ん+B制御のものでは更に温度上昇が大きくなって使え
ない。コア径が9.5mmで、巻数比nを70以上にす
れば、ΔTは35°C以下に抑えられる。コア径を10
mmにすれば、nが70の場合でもコア上昇温度に余裕
があることが判る。コア径が8.5mmである場合、巻
数比を80以上にすれば、いずれの場合でもΔTは35
°C以下となる。更に、コア径が8mmであっても巻数
比を90以上によれば、ΔTは35°C以下となって使
用できることが判る。
【0034】以上に示した例では、水平ドライブ信号の
周波数が94kHzの条件で測定したが、水平ドライブ
信号の周波数が高くなる程、コア損失(特に渦電流損)
が増大し、水平ドライブ信号の周波数が低くなる程、コ
ア損失が減少する。そのため、水平ドライブ信号の周波
数が95kHz以下の条件下では、コア径を更に小さく
してもΔTを抑えることができる。
周波数が94kHzの条件で測定したが、水平ドライブ
信号の周波数が高くなる程、コア損失(特に渦電流損)
が増大し、水平ドライブ信号の周波数が低くなる程、コ
ア損失が減少する。そのため、水平ドライブ信号の周波
数が95kHz以下の条件下では、コア径を更に小さく
してもΔTを抑えることができる。
【0035】水平ドライブ信号の周波数が、現在一般に
使用されているマルチスキャン対応のカラーCRTディ
スプレイの最高周波数115kHzの条件では、上記の
測定結果よりΔTは少し増大するが、コア径を10mm
にし、巻数比を80とすることによって、ΔTを35°
C以下に抑えることができた。したがって、巻数比を8
0以上にすれば、径が10mm以下のコアを用いても、
水平ドライブ信号の最高周波数が115kHzのマルチ
スキャン対応のカラーCRTディスプレイに適用でき
る。
使用されているマルチスキャン対応のカラーCRTディ
スプレイの最高周波数115kHzの条件では、上記の
測定結果よりΔTは少し増大するが、コア径を10mm
にし、巻数比を80とすることによって、ΔTを35°
C以下に抑えることができた。したがって、巻数比を8
0以上にすれば、径が10mm以下のコアを用いても、
水平ドライブ信号の最高周波数が115kHzのマルチ
スキャン対応のカラーCRTディスプレイに適用でき
る。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、コア径
を小さくしてもコアの温度上昇が十分に抑えられ、全体
に小型のフライバックトランスが得られる。
を小さくしてもコアの温度上昇が十分に抑えられ、全体
に小型のフライバックトランスが得られる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、単一のス
イッチ素子で用いてフライバックトランスの1次巻線電
流をオン・オフ制御できるので、部品点数が削減され、
この発明のフライバックトランスと共に電源回路全体を
小型化することが可能となる。
イッチ素子で用いてフライバックトランスの1次巻線電
流をオン・オフ制御できるので、部品点数が削減され、
この発明のフライバックトランスと共に電源回路全体を
小型化することが可能となる。
【0038】請求項3に記載の発明によれば、コアの直
径を制限することにより、一定の温度上昇範囲内でフラ
イバックトランス全体を小型化できるようになる。
径を制限することにより、一定の温度上昇範囲内でフラ
イバックトランス全体を小型化できるようになる。
【0039】請求項4に記載の発明によれば、元々小型
化されるフライバックトランスを用いることにより、水
平ドライブ信号の周波数が一般に高くなるマルチスキャ
ン対応のカラーCRTディスプレイに用いる場合でも、
小型の電源回路を構成することが可能となる。
化されるフライバックトランスを用いることにより、水
平ドライブ信号の周波数が一般に高くなるマルチスキャ
ン対応のカラーCRTディスプレイに用いる場合でも、
小型の電源回路を構成することが可能となる。
【図1】実施形態のフライバックトランスを適用する電
源回路の例を示す図
源回路の例を示す図
【図2】同電源回路各部の波形図
【図3】他の電源回路の回路図
【図4】巻数比と損失との関係を示す図
【図5】フライバックトランスの構成を示す回路図
【図6】コア径と上昇温度との関係を示す図
【図7】従来の電源回路の回路図
1−フライバックトランス 2−1次巻線 3−駆動電源 5−ダンパーダイオード 6−共振コンデンサ 7−2次巻線 11−トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 3/195 (72)発明者 大村 大 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 永井 唯夫 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 田仲 章信 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 1次巻線に流れる電流を断続する回路
と、該回路を出力電圧に応じ水平ドライブ信号に同期し
て負帰還制御する回路とを備えた電源回路に接続され
る、カラーCRTディスプレイ用のフライバックトラン
スであって、 1次巻線に対する2次巻線の巻数比を80以上に設定し
たことを特徴とするフライバックトランス。 - 【請求項2】 前記負帰還制御する回路は、出力電圧に
応じて前記1次巻線に流れる電流を断続するスイッチ素
子のオン期間をPWM制御するものである請求項1に記
載のフライバックトランス。 - 【請求項3】 前記1次巻線と2次巻線を巻回するコア
の直径を10mm以下にした請求項1または2に記載の
フライバックトランス。 - 【請求項4】 前記カラーCRTディスプレイは前記水
平ドライブ信号の最高周波数が115kHz以下のマル
チスキャン対応のものである請求項3に記載のフライバ
ックトランス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9264027A JPH11103574A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | フライバックトランス |
TW087114911A TW395076B (en) | 1997-09-29 | 1998-09-08 | Flyback transformer |
EP98117382A EP0905972A3 (en) | 1997-09-29 | 1998-09-14 | Flyback transformer |
KR1019980039991A KR100303637B1 (ko) | 1997-09-29 | 1998-09-25 | 플라이백변성기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9264027A JPH11103574A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | フライバックトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11103574A true JPH11103574A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17397543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9264027A Pending JPH11103574A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | フライバックトランス |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0905972A3 (ja) |
JP (1) | JPH11103574A (ja) |
KR (1) | KR100303637B1 (ja) |
TW (1) | TW395076B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6252360B1 (en) | 1998-09-04 | 2001-06-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High voltage generator |
JP2015077005A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 共振型スイッチング電源回路 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE60007610T2 (de) * | 1999-07-07 | 2004-11-18 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Sperrwandler als led-treiber |
DE10356608B4 (de) | 2002-12-03 | 2017-09-28 | Philips Lighting North America Corporation | Beleuchtungsanordnung und Flüssigkristallanzeige |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3097315B2 (ja) * | 1992-05-15 | 2000-10-10 | 株式会社村田製作所 | 高電圧発生回路 |
JP2531008B2 (ja) * | 1992-09-25 | 1996-09-04 | 株式会社村田製作所 | 共振型電源回路 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9264027A patent/JPH11103574A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-08 TW TW087114911A patent/TW395076B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-09-14 EP EP98117382A patent/EP0905972A3/en not_active Withdrawn
- 1998-09-25 KR KR1019980039991A patent/KR100303637B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6252360B1 (en) | 1998-09-04 | 2001-06-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High voltage generator |
JP2015077005A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 浜松ホトニクス株式会社 | 共振型スイッチング電源回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0905972A2 (en) | 1999-03-31 |
KR100303637B1 (ko) | 2001-11-14 |
EP0905972A3 (en) | 2000-12-27 |
TW395076B (en) | 2000-06-21 |
KR19990030162A (ko) | 1999-04-26 |
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