JPH1070219A - 実装モジュールの冷却装置 - Google Patents
実装モジュールの冷却装置Info
- Publication number
- JPH1070219A JPH1070219A JP8225408A JP22540896A JPH1070219A JP H1070219 A JPH1070219 A JP H1070219A JP 8225408 A JP8225408 A JP 8225408A JP 22540896 A JP22540896 A JP 22540896A JP H1070219 A JPH1070219 A JP H1070219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- transfer member
- intermediate heat
- circuit element
- conductive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/42—Fillings or auxiliary members in containers or encapsulations selected or arranged to facilitate heating or cooling
- H01L23/433—Auxiliary members in containers characterised by their shape, e.g. pistons
- H01L23/4338—Pistons, e.g. spring-loaded members
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/40—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
- H01L23/4006—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/40—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
- H01L23/4006—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws
- H01L2023/4037—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws characterised by thermal path or place of attachment of heatsink
- H01L2023/4043—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws characterised by thermal path or place of attachment of heatsink heatsink to have chip
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/40—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
- H01L23/4006—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws
- H01L2023/4037—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws characterised by thermal path or place of attachment of heatsink
- H01L2023/4062—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws characterised by thermal path or place of attachment of heatsink heatsink to or through board or cabinet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/40—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
- H01L23/4006—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws
- H01L2023/4037—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs with bolts or screws characterised by thermal path or place of attachment of heatsink
- H01L2023/4068—Heatconductors between device and heatsink, e.g. compliant heat-spreaders, heat-conducting bands
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73251—Location after the connecting process on different surfaces
- H01L2224/73253—Bump and layer connectors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、実装モジュールの温度上昇に対し
て冷却を行う実装モジュールの冷却装置に関し、冷却性
能の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 マザーボード34に実装されたプリント
基板32上に実装された回路素子33とヒートシンク4
1との間にクーリングヘッダ35が配置され、クーリン
グヘッダ35に形成された孔37にブロック38が挿入
されて該ブロック38の先端で熱伝導性部材40を介在
させて回路素子33上に当接させる。このとき、クーリ
ングヘッダ35がブロック38を側面で熱伝導性部材3
9により支持する構成とする。
て冷却を行う実装モジュールの冷却装置に関し、冷却性
能の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 マザーボード34に実装されたプリント
基板32上に実装された回路素子33とヒートシンク4
1との間にクーリングヘッダ35が配置され、クーリン
グヘッダ35に形成された孔37にブロック38が挿入
されて該ブロック38の先端で熱伝導性部材40を介在
させて回路素子33上に当接させる。このとき、クーリ
ングヘッダ35がブロック38を側面で熱伝導性部材3
9により支持する構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装モジュールの
温度上昇に対して冷却を行う実装モジュールの冷却装置
に関する。近年、コンピュータ、情報処理装置、ワーク
ステーションやサーバ等の電子機器の高機能化が進み、
搭載される制御基板においても実装される半導体装置が
大容量化してきている。そのため、発熱量が増大する傾
向にあり、効率よく冷却を行う必要がある。
温度上昇に対して冷却を行う実装モジュールの冷却装置
に関する。近年、コンピュータ、情報処理装置、ワーク
ステーションやサーバ等の電子機器の高機能化が進み、
搭載される制御基板においても実装される半導体装置が
大容量化してきている。そのため、発熱量が増大する傾
向にあり、効率よく冷却を行う必要がある。
【0002】
【従来の技術】図15に、従来の実装モジュール冷却装
置の説明図を示す。図15(A)に示す冷却装置11A
は、プリント基板12上に所定数の半導体チップ等の回
路素子13が実装され、回路素子13の上方に平板状の
ヒートシンク14が位置される。このヒートシンク14
の裏面と回路素子13の上面とはシリコンコンパウンド
等の熱伝導性部材15を介在させて略密着状態とされ
る。すなわち、回路素子13の内部発熱をヒートシンク
14より放熱して冷却を行うものである。
置の説明図を示す。図15(A)に示す冷却装置11A
は、プリント基板12上に所定数の半導体チップ等の回
路素子13が実装され、回路素子13の上方に平板状の
ヒートシンク14が位置される。このヒートシンク14
の裏面と回路素子13の上面とはシリコンコンパウンド
等の熱伝導性部材15を介在させて略密着状態とされ
る。すなわち、回路素子13の内部発熱をヒートシンク
14より放熱して冷却を行うものである。
【0003】ところで、上記熱伝導性部材15は、回路
素子13及びヒートシンク14の平面度、表面粗さ、接
触面の傾き等による密着性の悪さを補って接触熱抵抗の
低減により(接触面積の増大)熱伝達の効率化を図るた
めのものである。ただし、放熱においては当該熱伝導性
部材15の厚さによる熱抵抗の影響を受ける。ここで、
熱伝導性部材15の熱抵抗Rには以下の式で表わされ
る。
素子13及びヒートシンク14の平面度、表面粗さ、接
触面の傾き等による密着性の悪さを補って接触熱抵抗の
低減により(接触面積の増大)熱伝達の効率化を図るた
めのものである。ただし、放熱においては当該熱伝導性
部材15の厚さによる熱抵抗の影響を受ける。ここで、
熱伝導性部材15の熱抵抗Rには以下の式で表わされ
る。
【0004】 R=t/(λ・A) ・・・(1) (1)式におけるλは熱伝導性部材の熱伝導率[W/
(m・K)]、Aは熱伝導性部材の伝熱面積[m2 ]、
tは熱伝導性部材の平均厚さ[m]である。続いて、図
5(B)は、他の冷却装置11B を示したもので、プリ
ント基板12に実装された回路素子13の上方にクーリ
ングヘッダ21が位置され、クーリングヘッダ21上に
図示しないがヒートシンクが設けられる。このクーリン
グヘッダ21には回路素子13に対応する位置に孔21
aが形成され、この孔21a内にブロック22が挿入さ
れて回路素子13上と熱伝導性部材15を介して当接さ
れる。また、ブロック22はバネ23により回路素子1
3側に押し付けられて押圧状態で該回路素子13に当接
する。ブロック22とクーリングヘッダ21との熱伝達
手段としては、一部分の物理的な接触による熱伝導又は
ガスの熱伝導により伝熱され、冷却が行われる。
(m・K)]、Aは熱伝導性部材の伝熱面積[m2 ]、
tは熱伝導性部材の平均厚さ[m]である。続いて、図
5(B)は、他の冷却装置11B を示したもので、プリ
ント基板12に実装された回路素子13の上方にクーリ
ングヘッダ21が位置され、クーリングヘッダ21上に
図示しないがヒートシンクが設けられる。このクーリン
グヘッダ21には回路素子13に対応する位置に孔21
aが形成され、この孔21a内にブロック22が挿入さ
れて回路素子13上と熱伝導性部材15を介して当接さ
れる。また、ブロック22はバネ23により回路素子1
3側に押し付けられて押圧状態で該回路素子13に当接
する。ブロック22とクーリングヘッダ21との熱伝達
手段としては、一部分の物理的な接触による熱伝導又は
ガスの熱伝導により伝熱され、冷却が行われる。
【0005】この場合、ブロック22が回路素子13に
バネ23により押圧されることから、熱伝導性部材15
の厚さt1 は図15(A)より小さくなり熱抵抗Rが小
となって熱伝達効率、放熱効率が向上するものである。
バネ23により押圧されることから、熱伝導性部材15
の厚さt1 は図15(A)より小さくなり熱抵抗Rが小
となって熱伝達効率、放熱効率が向上するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図15(A)
に示す冷却装置11A は、プリント基板12に実装され
る回路素子13は実装精度により高さの位置ばらつきが
あり、所定の回路素子13に対して熱伝導性部材15が
厚くなると熱伝導性部材の熱伝導率が他の冷却部品と比
較しかなり悪いこともあり、熱抵抗Rが大きくなって放
熱効率が低下、冷却性能の低下を招くという問題があ
る。
に示す冷却装置11A は、プリント基板12に実装され
る回路素子13は実装精度により高さの位置ばらつきが
あり、所定の回路素子13に対して熱伝導性部材15が
厚くなると熱伝導性部材の熱伝導率が他の冷却部品と比
較しかなり悪いこともあり、熱抵抗Rが大きくなって放
熱効率が低下、冷却性能の低下を招くという問題があ
る。
【0007】また、図15(B)に示す冷却装置11B
は、ブロック22が回路素子13にバネ圧で押されてい
ることから熱伝導性部材15の厚さのばらつきを吸収す
ることができるが、振動等によりブロック22が回路素
子13に対して押圧している荷重が増し、回路部品13
とプリント基板12を接続している半田部の破壊、回路
素子13自体の破壊を招く恐れがある。また、バネ23
の押圧力を弱くするとバネ23の押圧力より大きな振動
が生じたときにはブロック22が振動して接触状態が変
動して熱伝導性部材15の厚さt1 が変動し、放熱効率
を低下、冷却性能の低下を招くという問題がある。
は、ブロック22が回路素子13にバネ圧で押されてい
ることから熱伝導性部材15の厚さのばらつきを吸収す
ることができるが、振動等によりブロック22が回路素
子13に対して押圧している荷重が増し、回路部品13
とプリント基板12を接続している半田部の破壊、回路
素子13自体の破壊を招く恐れがある。また、バネ23
の押圧力を弱くするとバネ23の押圧力より大きな振動
が生じたときにはブロック22が振動して接触状態が変
動して熱伝導性部材15の厚さt1 が変動し、放熱効率
を低下、冷却性能の低下を招くという問題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、冷却性能の向上を図る実装モジュールの冷却装
置を提供することを目的とする。
もので、冷却性能の向上を図る実装モジュールの冷却装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、プリント基板に実装モジュールとし
て実装された所定数の回路素子からの発熱を冷却手段に
より冷却を行う実装モジュールの冷却装置において、前
記回路素子と前記冷却手段との間に熱的接続された熱伝
達手段を有し、該熱伝達手段は、側部が充填部材で支持
されて該回路素子に熱的接続される所定数の中間熱伝達
部材を備える実装モジュールの冷却装置が構成される。
に、請求項1では、プリント基板に実装モジュールとし
て実装された所定数の回路素子からの発熱を冷却手段に
より冷却を行う実装モジュールの冷却装置において、前
記回路素子と前記冷却手段との間に熱的接続された熱伝
達手段を有し、該熱伝達手段は、側部が充填部材で支持
されて該回路素子に熱的接続される所定数の中間熱伝達
部材を備える実装モジュールの冷却装置が構成される。
【0010】請求項2では、請求項1記載の中間熱伝達
部材は、熱伝導性部材により前記回路素子と熱的接続さ
れてなる。請求項3では、請求項1又は2記載の中間熱
伝達部材の側部を支持する充填部材は、該側部に均一に
充填される熱伝導性部材である。
部材は、熱伝導性部材により前記回路素子と熱的接続さ
れてなる。請求項3では、請求項1又は2記載の中間熱
伝達部材の側部を支持する充填部材は、該側部に均一に
充填される熱伝導性部材である。
【0011】請求項4では、請求項1〜3の何れか一項
に記載の中間熱伝達部材は、少なくとも前記充填部材を
充填するための注入路が所定数形成されてなる。請求項
5では、請求項1〜4の何れか一項に記載の中間熱伝達
部材は、前記回路素子との間に介在される熱伝導性部材
を充填するための注入路が所定数形成されてなる。
に記載の中間熱伝達部材は、少なくとも前記充填部材を
充填するための注入路が所定数形成されてなる。請求項
5では、請求項1〜4の何れか一項に記載の中間熱伝達
部材は、前記回路素子との間に介在される熱伝導性部材
を充填するための注入路が所定数形成されてなる。
【0012】請求項6では、請求項4又は5記載の中間
熱伝達部材に形成される注入路が連通されて形成されて
なる。請求項7では、請求項6において、前記中間熱伝
達部材に形成される注入路は、前記側部側に前記熱伝導
性部材を充填する出口面積と前記回路素子側に前記熱伝
導性部材を充填する出口面積との比が、該側部側に充填
される該熱伝導性部材の量と該回路素子側に充填される
該熱伝導性部材の量との比と同一になるべく形成されて
なる。
熱伝達部材に形成される注入路が連通されて形成されて
なる。請求項7では、請求項6において、前記中間熱伝
達部材に形成される注入路は、前記側部側に前記熱伝導
性部材を充填する出口面積と前記回路素子側に前記熱伝
導性部材を充填する出口面積との比が、該側部側に充填
される該熱伝導性部材の量と該回路素子側に充填される
該熱伝導性部材の量との比と同一になるべく形成されて
なる。
【0013】請求項8では、請求項1記載の中間熱伝達
部材は、前記熱伝達手段に螺合されてなり、螺合部分で
前記充填部材により該中間熱伝達部材が支持されてな
る。請求項9では、請求項8記載の中間熱伝達部材を前
記回路素子側に押圧する押圧部材が設けられる。
部材は、前記熱伝達手段に螺合されてなり、螺合部分で
前記充填部材により該中間熱伝達部材が支持されてな
る。請求項9では、請求項8記載の中間熱伝達部材を前
記回路素子側に押圧する押圧部材が設けられる。
【0014】請求項10では、請求項8又は9におい
て、前記回路素子上に熱的接続された第2の中間熱伝達
部材が設けられ、前記中間熱伝達部材と該第2の中間熱
伝達部材との間に前記熱伝導性部材が介在されてなる。
請求項11では、請求項10記載の第2の中間熱伝達部
材は、前記中間熱伝達部材側に凹部を有し、該中間熱伝
達部材は該第2の中間熱伝達部材側に該凹部と係合する
凸部を有する。
て、前記回路素子上に熱的接続された第2の中間熱伝達
部材が設けられ、前記中間熱伝達部材と該第2の中間熱
伝達部材との間に前記熱伝導性部材が介在されてなる。
請求項11では、請求項10記載の第2の中間熱伝達部
材は、前記中間熱伝達部材側に凹部を有し、該中間熱伝
達部材は該第2の中間熱伝達部材側に該凹部と係合する
凸部を有する。
【0015】請求項12では、請求項1記載の回路素子
上に熱的接続された第2の中間熱伝達部材が設けられ、
前記中間熱伝達部材と該第2の中間熱伝達部材との間に
前記熱伝導性部材が介在されてなる。請求項13では、
請求項10〜12の何れか一項に記載の第2の中間熱伝
達部材上に前記熱伝導性部材をシールするシール部材が
設けられる。
上に熱的接続された第2の中間熱伝達部材が設けられ、
前記中間熱伝達部材と該第2の中間熱伝達部材との間に
前記熱伝導性部材が介在されてなる。請求項13では、
請求項10〜12の何れか一項に記載の第2の中間熱伝
達部材上に前記熱伝導性部材をシールするシール部材が
設けられる。
【0016】請求項14では、請求項1〜13の何れか
一項において、前記熱伝達手段は、前記充填部材が塗布
されて前記中間熱伝達部材の対応形成部分の当接により
該充填部材を充填させるための塗布部を有する。請求項
15では、請求項14記載の塗布部の周囲に前記充填部
材をシールするシール部材が設けられる。
一項において、前記熱伝達手段は、前記充填部材が塗布
されて前記中間熱伝達部材の対応形成部分の当接により
該充填部材を充填させるための塗布部を有する。請求項
15では、請求項14記載の塗布部の周囲に前記充填部
材をシールするシール部材が設けられる。
【0017】請求項16では、請求項12記載の中間熱
伝達部材及び第2の中間熱伝達部材に、該中間熱伝達部
材と該第2の中間熱伝達部材とを磁着させる磁着手段が
設けられる。上述のように請求項1乃至3の発明では、
回路素子と冷却手段との間に介在される熱伝達手段が中
間熱伝達部材をその側部で均一に充填された充填部材の
熱伝導性部材で支持し、該中間熱伝達部材が熱伝導性部
材を介在させて回路素子と密着させる。これにより、各
中間熱伝達部材がそれぞれ単独で回路素子と当接するこ
とから介在される熱伝導性部材の厚さを各々制御し易く
なり、側部で充填部材により支持されることから充填部
材の粘性と摩擦力により振動に対して安定に密着されて
回路素子への衝撃を緩和することが可能となる。
伝達部材及び第2の中間熱伝達部材に、該中間熱伝達部
材と該第2の中間熱伝達部材とを磁着させる磁着手段が
設けられる。上述のように請求項1乃至3の発明では、
回路素子と冷却手段との間に介在される熱伝達手段が中
間熱伝達部材をその側部で均一に充填された充填部材の
熱伝導性部材で支持し、該中間熱伝達部材が熱伝導性部
材を介在させて回路素子と密着させる。これにより、各
中間熱伝達部材がそれぞれ単独で回路素子と当接するこ
とから介在される熱伝導性部材の厚さを各々制御し易く
なり、側部で充填部材により支持されることから充填部
材の粘性と摩擦力により振動に対して安定に密着されて
回路素子への衝撃を緩和することが可能となる。
【0018】請求項4乃至7の発明では、中間熱伝達部
材に側部に充填部材の熱伝導性部材を注入し、また回路
素子上に熱伝導性部材を注入する注入路が、個別又は連
通状態で形成されるものである。冷却部品には熱伝導性
の良い金属部品が多く用いられるが金属と比較すると熱
伝導性のかなり悪い充填部材の塗布される部分の、熱通
過方向の厚みは薄い方が良い。この微小の空間に均一に
充填部材を塗布する方法とし有効である。また、該注入
路の側部側と回路素子側との出口面積の比が側部側と回
路素子側とに注入する充填量の比と同一になるように形
成して注入を行わせる。これにより、中間熱伝達部材の
側部側及び回路素子側への充填が一括して可能になり、
組立性が向上すると共に、充填量がコントロールされて
必要量とすることが可能となって、ひいては冷却能力の
向上を図ることが可能となる。
材に側部に充填部材の熱伝導性部材を注入し、また回路
素子上に熱伝導性部材を注入する注入路が、個別又は連
通状態で形成されるものである。冷却部品には熱伝導性
の良い金属部品が多く用いられるが金属と比較すると熱
伝導性のかなり悪い充填部材の塗布される部分の、熱通
過方向の厚みは薄い方が良い。この微小の空間に均一に
充填部材を塗布する方法とし有効である。また、該注入
路の側部側と回路素子側との出口面積の比が側部側と回
路素子側とに注入する充填量の比と同一になるように形
成して注入を行わせる。これにより、中間熱伝達部材の
側部側及び回路素子側への充填が一括して可能になり、
組立性が向上すると共に、充填量がコントロールされて
必要量とすることが可能となって、ひいては冷却能力の
向上を図ることが可能となる。
【0019】請求項8又は9の発明では、中間熱伝達部
材が熱伝達手段に対して側部で充填部材により支持され
つつ螺合され、適宜回路素子側に押圧部材で押圧させ
る。これにより、中間熱伝達部材を熱伝達手段に回転挿
入させることとなって側部側、回路素子側への熱伝導性
部材を均一にさせることが可能となる。また、円柱の中
間熱伝達部材と比較すると、中間熱伝達部材と熱伝達手
段との接触面積(式1)が大きくなり、充填部材部分の
熱抵抗を低下させる効果がある。以上により冷却能力を
向上させることが可能となる。
材が熱伝達手段に対して側部で充填部材により支持され
つつ螺合され、適宜回路素子側に押圧部材で押圧させ
る。これにより、中間熱伝達部材を熱伝達手段に回転挿
入させることとなって側部側、回路素子側への熱伝導性
部材を均一にさせることが可能となる。また、円柱の中
間熱伝達部材と比較すると、中間熱伝達部材と熱伝達手
段との接触面積(式1)が大きくなり、充填部材部分の
熱抵抗を低下させる効果がある。以上により冷却能力を
向上させることが可能となる。
【0020】請求項10乃至12の発明では、回路素子
上に第2の熱伝達部材を設けて該第2の熱伝達部材と熱
伝達部材との間に熱伝導性部材が介在されるものであ
り、適宜第2の熱伝達部材に凹部を形成し、熱伝達部材
に凸部を形成して凹部に係合させる。これにより、熱伝
達部材の第2の熱伝達部材への当接が軸ずれを生じても
均一とすることが可能となって熱伝導性部材の厚さのば
らつきが防止され、冷却能力の向上を図ることが可能と
なる。
上に第2の熱伝達部材を設けて該第2の熱伝達部材と熱
伝達部材との間に熱伝導性部材が介在されるものであ
り、適宜第2の熱伝達部材に凹部を形成し、熱伝達部材
に凸部を形成して凹部に係合させる。これにより、熱伝
達部材の第2の熱伝達部材への当接が軸ずれを生じても
均一とすることが可能となって熱伝導性部材の厚さのば
らつきが防止され、冷却能力の向上を図ることが可能と
なる。
【0021】請求項13の発明では、第2の熱伝達部材
にシール部材が設けられて熱伝導性部材をシールする。
これにより、同一基板の他の回路素子の交換等の取り外
しの際に、液体による加熱を行った場合取り外し対象外
の熱伝導性部材の流出を防止することが可能となる。ま
た、取り外し・取り付け後の洗浄のときにも同様に熱伝
導部材の流出を防止することが可能である。
にシール部材が設けられて熱伝導性部材をシールする。
これにより、同一基板の他の回路素子の交換等の取り外
しの際に、液体による加熱を行った場合取り外し対象外
の熱伝導性部材の流出を防止することが可能となる。ま
た、取り外し・取り付け後の洗浄のときにも同様に熱伝
導部材の流出を防止することが可能である。
【0022】請求項14又は15の発明では、熱伝達手
段に、熱伝達部材の対応形成部材と当接させる塗布部を
設け、適宜周囲にシール部材を配置した該塗布部に充填
部材を塗布した後に熱伝達部材を位置させる。これによ
り、塗布された充填部材を熱伝達部材の側部に流出を防
止して均一に充填させることが可能となる。
段に、熱伝達部材の対応形成部材と当接させる塗布部を
設け、適宜周囲にシール部材を配置した該塗布部に充填
部材を塗布した後に熱伝達部材を位置させる。これによ
り、塗布された充填部材を熱伝達部材の側部に流出を防
止して均一に充填させることが可能となる。
【0023】請求項16の発明では、熱伝達部材と第2
の熱伝達部材とに磁着手段を設けて該熱伝達部材と第2
の熱伝達部材とを磁着させる。これにより、介在させる
熱伝導性部材を均一にすることが可能となって厚さのば
らつきが防止され、冷却能力の向上を図ることが可能と
なる。
の熱伝達部材とに磁着手段を設けて該熱伝達部材と第2
の熱伝達部材とを磁着させる。これにより、介在させる
熱伝導性部材を均一にすることが可能となって厚さのば
らつきが防止され、冷却能力の向上を図ることが可能と
なる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第1実施例の断
面構成図を示す。図1(A)に示す冷却装置31は、プ
リント基板32上にベアチップ等の回路素子33(33
1 〜334 )が所定数(本実施例では4個とする)実装
され、該プリント基板32がマザーボード34上に所定
数実装される。
面構成図を示す。図1(A)に示す冷却装置31は、プ
リント基板32上にベアチップ等の回路素子33(33
1 〜334 )が所定数(本実施例では4個とする)実装
され、該プリント基板32がマザーボード34上に所定
数実装される。
【0025】この回路素子33の上方には熱伝達手段で
あるクーリングヘッダ35が位置されるもので、マザー
ボード34上に支持部36により固定支持される。プリ
ント基板32がシリコン系で形成される場合の強度の弱
さに対して、支持部36でクーリングヘッダ35等の荷
重を加えないようにするものである。クーリングヘッダ
35は、例えば熱伝導性の良好な例えばアルミニウム
(銅等でもよいが重量との関係で適宜選択される)によ
り形成され、上記回路素子33(331 〜334)に対
応する位置に断面円形状の孔37(371 〜374 )が
冷却対象の該回路素子33(331 〜334 )の個数に
応じて形成される。
あるクーリングヘッダ35が位置されるもので、マザー
ボード34上に支持部36により固定支持される。プリ
ント基板32がシリコン系で形成される場合の強度の弱
さに対して、支持部36でクーリングヘッダ35等の荷
重を加えないようにするものである。クーリングヘッダ
35は、例えば熱伝導性の良好な例えばアルミニウム
(銅等でもよいが重量との関係で適宜選択される)によ
り形成され、上記回路素子33(331 〜334)に対
応する位置に断面円形状の孔37(371 〜374 )が
冷却対象の該回路素子33(331 〜334 )の個数に
応じて形成される。
【0026】上記クーリングヘッダ35に形成された孔
37(371 〜374 )に熱伝達部材であるブロック3
8(381 〜384 )がそれぞれ挿入される。このブロ
ック38(381 〜384 )は例えば熱伝導性の良好な
例えばアルミニウム(銅等でもよい)により、上記孔3
7(371 〜374 )に挿入可能に円柱状に形成され
る。このとき、各ブロック38(381 〜384 )の側
部と孔37(371 〜374 )の内壁との間に充填部材
としての例えばシリコンコンパウンド、シリコングリー
ス等の熱伝導の良好な熱伝導性部材39が介在されて、
クーリングヘッダ35に各ブロック38(381 〜38
4 )が支持される。
37(371 〜374 )に熱伝達部材であるブロック3
8(381 〜384 )がそれぞれ挿入される。このブロ
ック38(381 〜384 )は例えば熱伝導性の良好な
例えばアルミニウム(銅等でもよい)により、上記孔3
7(371 〜374 )に挿入可能に円柱状に形成され
る。このとき、各ブロック38(381 〜384 )の側
部と孔37(371 〜374 )の内壁との間に充填部材
としての例えばシリコンコンパウンド、シリコングリー
ス等の熱伝導の良好な熱伝導性部材39が介在されて、
クーリングヘッダ35に各ブロック38(381 〜38
4 )が支持される。
【0027】また、各ブロック38(381 〜384 )
の下端面は対応する回路素子33(331 〜334 )と
例えばシリコンコンパウンド、シリコングリース等の熱
伝導性部材40が介在されて密着される。そして、クー
リングヘッダ35上には、例えばアルミニウム等で所定
数のフィン41aが形成された冷却手段であるヒートシ
ンク41が熱的接続されて配置されたものである。
の下端面は対応する回路素子33(331 〜334 )と
例えばシリコンコンパウンド、シリコングリース等の熱
伝導性部材40が介在されて密着される。そして、クー
リングヘッダ35上には、例えばアルミニウム等で所定
数のフィン41aが形成された冷却手段であるヒートシ
ンク41が熱的接続されて配置されたものである。
【0028】そこで、図1(B)に図1(A)の要部を
示して詳述すると、まず、回路素子33(331 〜33
4 )とブロック38(381 〜384 )の平面度が20
μm以下に形成するものとして、該回路素子331 上に
熱伝導性部材40を介在させてブロック381 より初期
加圧200〜400gf/cm2 を2〜3分印加することで
該熱伝導性部材40の厚さt1 を20μm 未満にするこ
とが可能となる。また、ブロック381 とクーリングヘ
ッダ35の内壁との距離t2 は例えば50μmとし、こ
こに熱伝導性部材39を注入して、該クーリングヘッダ
35で該ブロック381 を支持するものである。
示して詳述すると、まず、回路素子33(331 〜33
4 )とブロック38(381 〜384 )の平面度が20
μm以下に形成するものとして、該回路素子331 上に
熱伝導性部材40を介在させてブロック381 より初期
加圧200〜400gf/cm2 を2〜3分印加することで
該熱伝導性部材40の厚さt1 を20μm 未満にするこ
とが可能となる。また、ブロック381 とクーリングヘ
ッダ35の内壁との距離t2 は例えば50μmとし、こ
こに熱伝導性部材39を注入して、該クーリングヘッダ
35で該ブロック381 を支持するものである。
【0029】ここで、回路素子331 とブロック381
との間の熱伝導性部材40による熱抵抗R1 は、 R1=t1 /(λ・A1 ) ・・・(2) で表わされ、ブロック381 とクーリングヘッダ35と
の間の熱伝導性部材39による熱抵抗R2は、概略次の
ように表わされる。
との間の熱伝導性部材40による熱抵抗R1 は、 R1=t1 /(λ・A1 ) ・・・(2) で表わされ、ブロック381 とクーリングヘッダ35と
の間の熱伝導性部材39による熱抵抗R2は、概略次の
ように表わされる。
【0030】 R2=t2 /(λ・A2 ) ・・・(3) A2 :ブロックとクーリングヘッダの接触面積 従って、回路素子331 とクーリングヘッダ35との間
に介在される総ての熱伝導性部材39,40による熱抵
抗RはR=R1+R2で表わされる。R1 はチップの外
形に支配されるA1 を大きくすることが困難であるた
め、t1 を小さくすることでしか小さくできないが、R
2 に関してはA2 を大きくとることが可能であるため、
小さくすることが可能である。これにより、本発明の熱
抵抗R=R1+R2を、前述の図15(A)に示す場合
の熱抵抗より小さくすることができるものである。そし
て、ブロック381 が熱伝導性部材39で支持されてお
り、この熱伝導性部材39がダンパ効果を有して外部振
動に対して耐振動性が向上されるものである。
に介在される総ての熱伝導性部材39,40による熱抵
抗RはR=R1+R2で表わされる。R1 はチップの外
形に支配されるA1 を大きくすることが困難であるた
め、t1 を小さくすることでしか小さくできないが、R
2 に関してはA2 を大きくとることが可能であるため、
小さくすることが可能である。これにより、本発明の熱
抵抗R=R1+R2を、前述の図15(A)に示す場合
の熱抵抗より小さくすることができるものである。そし
て、ブロック381 が熱伝導性部材39で支持されてお
り、この熱伝導性部材39がダンパ効果を有して外部振
動に対して耐振動性が向上されるものである。
【0031】ここで、図2に、図1の部分切截の分解構
成図を示す。図2に示すように、回路素子331 (33
2 〜334 は省略する)が実装されたプリント基板32
の上方に位置されたクーリングヘッダ35に孔371 〜
374 が形成されると共に、四隅に取付孔421 〜42
4 (421 は図に表われず)が形成される。この孔37
1 〜374 内には熱伝導性部材39を内壁に介在させて
ブロック381 〜38 4 が貫入されており、該ブロック
381 〜384 の先端部分で熱伝導性部材40を介在さ
せて回路素子331 〜334 に密着される。
成図を示す。図2に示すように、回路素子331 (33
2 〜334 は省略する)が実装されたプリント基板32
の上方に位置されたクーリングヘッダ35に孔371 〜
374 が形成されると共に、四隅に取付孔421 〜42
4 (421 は図に表われず)が形成される。この孔37
1 〜374 内には熱伝導性部材39を内壁に介在させて
ブロック381 〜38 4 が貫入されており、該ブロック
381 〜384 の先端部分で熱伝導性部材40を介在さ
せて回路素子331 〜334 に密着される。
【0032】そして、クーリングヘッダ35上に、例え
ばシリコングリース(図示せず)を介在させてヒートシ
ンク41を位置させ、取付孔421 〜424 にヒートシ
ンク41の四隅でネジ431 〜434 (431 は図に表
われず)により取り付け固定されるものである。このよ
うな冷却モジュール44が所定数マザーボード34に実
装されるものである。
ばシリコングリース(図示せず)を介在させてヒートシ
ンク41を位置させ、取付孔421 〜424 にヒートシ
ンク41の四隅でネジ431 〜434 (431 は図に表
われず)により取り付け固定されるものである。このよ
うな冷却モジュール44が所定数マザーボード34に実
装されるものである。
【0033】そこで、図3に、図2の冷却モジュールの
マザーボードへの実装状態及びこれを搭載する装置の説
明図を示す。図3(A)に示すように、例えば3枚のマ
ザーボード34のそれぞれに、対応する図2に示す冷却
モジュール44が所定数実装される。
マザーボードへの実装状態及びこれを搭載する装置の説
明図を示す。図3(A)に示すように、例えば3枚のマ
ザーボード34のそれぞれに、対応する図2に示す冷却
モジュール44が所定数実装される。
【0034】図3(B)は、例えばサーバ51の主要内
部構成図を示したもので、上記冷却モジュール44が実
装されたマザーボード34が筺体51a内のシェルフ5
2に搭載され、シェルフ52の近傍にインタフェースや
外部記憶装置等が搭載エリア53内に搭載されるもので
ある。このシェルフ52及び搭載エリア53の上方及び
下方には例えばそれぞれ3つのファン541 〜546 が
配置され、下方のファン544 〜546 のさらに下方に
は例えば電源55が配置される。
部構成図を示したもので、上記冷却モジュール44が実
装されたマザーボード34が筺体51a内のシェルフ5
2に搭載され、シェルフ52の近傍にインタフェースや
外部記憶装置等が搭載エリア53内に搭載されるもので
ある。このシェルフ52及び搭載エリア53の上方及び
下方には例えばそれぞれ3つのファン541 〜546 が
配置され、下方のファン544 〜546 のさらに下方に
は例えば電源55が配置される。
【0035】そして、シェルフ52内のマザーボード3
4及び搭載エリア53内のインタフェースや外部記憶装
置を、ファン541 〜546 でエアを流通させてヒート
シンク41を冷却させることで回路素子33を冷却させ
るものである。次に、図4に、第1実施例のブロックの
他の構造の説明図を示す。図4(A)に示すブロック3
8aは、例えばアルミニウムで円柱状に形成し、上面6
1a及び下面61b間に貫通した注入路62が形成さ
れ、側面61c間で所定数の貫通した注入路631 ,6
32 が形成される。この場合、注入路62及び注入路6
3 1 ,632 は連通されて形成される。
4及び搭載エリア53内のインタフェースや外部記憶装
置を、ファン541 〜546 でエアを流通させてヒート
シンク41を冷却させることで回路素子33を冷却させ
るものである。次に、図4に、第1実施例のブロックの
他の構造の説明図を示す。図4(A)に示すブロック3
8aは、例えばアルミニウムで円柱状に形成し、上面6
1a及び下面61b間に貫通した注入路62が形成さ
れ、側面61c間で所定数の貫通した注入路631 ,6
32 が形成される。この場合、注入路62及び注入路6
3 1 ,632 は連通されて形成される。
【0036】このようなブロック38aが孔37にそれ
ぞれ挿入され、当該ブロック38aの上面61aの注入
路62にシリンダ64により熱伝導性部材39(40)
を注入することにより、該ブロック38aの側面と孔3
7の内壁との間に熱伝導性部材39が介在され、また、
該ブロック38aと回路素子33との間に熱伝導性部材
40が介在されるものである。
ぞれ挿入され、当該ブロック38aの上面61aの注入
路62にシリンダ64により熱伝導性部材39(40)
を注入することにより、該ブロック38aの側面と孔3
7の内壁との間に熱伝導性部材39が介在され、また、
該ブロック38aと回路素子33との間に熱伝導性部材
40が介在されるものである。
【0037】ここで、図5に、図4の熱伝導性部材の注
入における注入路との関係の説明図を示す。図5(A)
に示す熱伝達部材としてのブロック38aにおいて、注
入路62の出口面積をSaとし、注入路631 の各出口
面積をSb1 ,注入路632の各出口面積をSb2 とす
る。また、図5(B)に示す斜線部分は回路素子33と
ブロック38aの下面61bとの接触する面積Scを示
している。さらに、図5(C)に示す斜線部分はブロッ
ク38aとクーリングヘッダ35の孔37の内壁との体
積(熱伝導性部材39の充填量)Vsを示したものであ
る。
入における注入路との関係の説明図を示す。図5(A)
に示す熱伝達部材としてのブロック38aにおいて、注
入路62の出口面積をSaとし、注入路631 の各出口
面積をSb1 ,注入路632の各出口面積をSb2 とす
る。また、図5(B)に示す斜線部分は回路素子33と
ブロック38aの下面61bとの接触する面積Scを示
している。さらに、図5(C)に示す斜線部分はブロッ
ク38aとクーリングヘッダ35の孔37の内壁との体
積(熱伝導性部材39の充填量)Vsを示したものであ
る。
【0038】いま、図5(B)に示すようにブロック3
8aと回路素子33との間に充填される熱伝導性部材4
0の量Vbは、厚さをtとするとVb=Sc×tで表わ
される。そこで、ブロック38aにおける側面61c
(注入路631 ,632 )における出口面積の合計As
はAs=2Sb1 +2Sb2 となり、注入路62の出口
面積の合計はSa(Ab)となる。従って、上記各注入
路62,631 ,63bの出口面積は、Ab:As=V
b:Vsとなるように設定されて形成される。
8aと回路素子33との間に充填される熱伝導性部材4
0の量Vbは、厚さをtとするとVb=Sc×tで表わ
される。そこで、ブロック38aにおける側面61c
(注入路631 ,632 )における出口面積の合計As
はAs=2Sb1 +2Sb2 となり、注入路62の出口
面積の合計はSa(Ab)となる。従って、上記各注入
路62,631 ,63bの出口面積は、Ab:As=V
b:Vsとなるように設定されて形成される。
【0039】すなわち、シリンダ64より熱伝導性部材
を注入するときに、ブロック38aと孔37の内壁との
間への充填量(Vs)と、ブロック38aと回路素子3
3との間への充填量(Vb)とが所望の分配かつそれぞ
れで均一に充填させることができるものである。ブロッ
ク側面、底面への充填材の塗布作業が一括して行え、充
填材の塗布量を注入装置の圧力にて調整することが可能
となり、塗布作業の簡略化、自動化が容易である。
を注入するときに、ブロック38aと孔37の内壁との
間への充填量(Vs)と、ブロック38aと回路素子3
3との間への充填量(Vb)とが所望の分配かつそれぞ
れで均一に充填させることができるものである。ブロッ
ク側面、底面への充填材の塗布作業が一括して行え、充
填材の塗布量を注入装置の圧力にて調整することが可能
となり、塗布作業の簡略化、自動化が容易である。
【0040】続いて、図6に、ブロックの他の注入路構
造の説明図を示す。図6(A)に示す熱伝導性部材とし
てのブロック38bは、上面61a及び下面61b間で
注入路62が貫通されて形成され、側面61c間の同位
置で貫通した注入路631 〜633 が形成されると共
に、異なる位置で貫通した注入路634 〜636 が適宜
出口部分を上記注入路631 〜633 と変化させて形成
されたものである。そして、各注入路62,631 〜6
36 は連通されるものである。
造の説明図を示す。図6(A)に示す熱伝導性部材とし
てのブロック38bは、上面61a及び下面61b間で
注入路62が貫通されて形成され、側面61c間の同位
置で貫通した注入路631 〜633 が形成されると共
に、異なる位置で貫通した注入路634 〜636 が適宜
出口部分を上記注入路631 〜633 と変化させて形成
されたものである。そして、各注入路62,631 〜6
36 は連通されるものである。
【0041】すなわち、注入路62でブロック38bと
回路素子33との間に熱伝導性部材40が充填され、注
入路631 〜636 でブロック38bとクーリングヘッ
ダ35の孔37の内壁との間に熱伝導性部材39が充填
されるものである。この場合、各注入路62,631 〜
636 の出口面積は、上述のようにそれぞれの充填量に
応じて形成される。
回路素子33との間に熱伝導性部材40が充填され、注
入路631 〜636 でブロック38bとクーリングヘッ
ダ35の孔37の内壁との間に熱伝導性部材39が充填
されるものである。この場合、各注入路62,631 〜
636 の出口面積は、上述のようにそれぞれの充填量に
応じて形成される。
【0042】これにより、特にブロック38bの側面か
らの熱伝導性部材39の注入をより均一に行うことがで
きるものである。また、図6(B)に示すブロック38
cは、上面61a及び下面61b間で貫通した注入路6
2が形成され、また上面61aより内部で曲折させて側
面61cに貫通させた例えば4つの注入路6311〜63
14が形成されたものである。この場合、各注入路62,
6311〜6314への熱伝導性部材の充填は、上面61a
よりそれぞれ個別に適応量を注入して行われるものであ
る。
らの熱伝導性部材39の注入をより均一に行うことがで
きるものである。また、図6(B)に示すブロック38
cは、上面61a及び下面61b間で貫通した注入路6
2が形成され、また上面61aより内部で曲折させて側
面61cに貫通させた例えば4つの注入路6311〜63
14が形成されたものである。この場合、各注入路62,
6311〜6314への熱伝導性部材の充填は、上面61a
よりそれぞれ個別に適応量を注入して行われるものであ
る。
【0043】続いて、図7に、第1実施例の他の実施例
の要部構成図を示す。図7(A)は要部断面図、図7
(B)は分解構成図を示したもので、図7(A),
(B)において、プリント基板32上に実装された回路
素子33上に、熱伝導の良好な例えばアルミニウムで形
成された第2の熱伝達部材であるヒートスプレッダ71
が熱伝導性接着材等で熱的接続されて設けられ、該ヒー
トスプレッダ71上の周囲にシール部材であるOリング
72を介在させてクーリングヘッダ35が位置される。
の要部構成図を示す。図7(A)は要部断面図、図7
(B)は分解構成図を示したもので、図7(A),
(B)において、プリント基板32上に実装された回路
素子33上に、熱伝導の良好な例えばアルミニウムで形
成された第2の熱伝達部材であるヒートスプレッダ71
が熱伝導性接着材等で熱的接続されて設けられ、該ヒー
トスプレッダ71上の周囲にシール部材であるOリング
72を介在させてクーリングヘッダ35が位置される。
【0044】Oリング72は、耐熱性ゴム等の耐熱性の
弾性部材で形成されるもので、クーリングヘッダ35に
形成された孔37の周囲に位置されるように配置され
る。そして、孔37内にブロック38が挿入されて、ヒ
ートスプレッダ71と熱伝導性部材40を介在させて当
接される。すなわち、熱伝導性部材40はOリング72
内に位置されることになる。なお、ブロック38は、上
述のように孔37内で熱伝導性部材39の充填部材で支
持される。
弾性部材で形成されるもので、クーリングヘッダ35に
形成された孔37の周囲に位置されるように配置され
る。そして、孔37内にブロック38が挿入されて、ヒ
ートスプレッダ71と熱伝導性部材40を介在させて当
接される。すなわち、熱伝導性部材40はOリング72
内に位置されることになる。なお、ブロック38は、上
述のように孔37内で熱伝導性部材39の充填部材で支
持される。
【0045】ところで、図3(A)に示すようにマザー
ボード34に半田接合にて実装された冷却モジュール4
4を交換する場合、先ず、半田部を溶かすため該マザー
ボード34上で加熱される。このとき、加熱媒体として
液体が使用される場合、もちろん交換対象のモジュール
に集中して高温の液体が用いられるが、完全に他の交換
されないモジュールと分離されてはおらず、この液体が
交換対象外のモジュールの充填材と触れる可能性があ
る。また、交換後のフラックスの洗浄ではマザーボード
34を洗浄液に浸漬し、揺動させることでフラックス洗
浄を行う場合があるが、このとき充填材が洗浄液に溶出
する可能性が大きい。充填材の溶出により各々の接続面
の接触熱抵抗が大きくなり、冷却性能が悪くなる。その
ため、上記Oリング72を設けることで溶融した熱伝導
性部材39,40をシールして漏れないようにすること
ができるものである。
ボード34に半田接合にて実装された冷却モジュール4
4を交換する場合、先ず、半田部を溶かすため該マザー
ボード34上で加熱される。このとき、加熱媒体として
液体が使用される場合、もちろん交換対象のモジュール
に集中して高温の液体が用いられるが、完全に他の交換
されないモジュールと分離されてはおらず、この液体が
交換対象外のモジュールの充填材と触れる可能性があ
る。また、交換後のフラックスの洗浄ではマザーボード
34を洗浄液に浸漬し、揺動させることでフラックス洗
浄を行う場合があるが、このとき充填材が洗浄液に溶出
する可能性が大きい。充填材の溶出により各々の接続面
の接触熱抵抗が大きくなり、冷却性能が悪くなる。その
ため、上記Oリング72を設けることで溶融した熱伝導
性部材39,40をシールして漏れないようにすること
ができるものである。
【0046】次に、図8に、本発明の第2実施例の要部
構成図を示す。また、図9に、図8のクーリングヘッダ
の説明図を示す。図8は、クーリングヘッダ35に孔3
7aを形成する際に、該クーリングヘッダ35に断面鉤
状の延出部分を該孔37a側に形成して、その先端部分
に塗布部81を形成したものである(図9(A))。こ
の場合、ブロック38dにおいても断面鉤状の先端部分
の塗布部81に係合する断面鉤状の係合部82が形成さ
れる。
構成図を示す。また、図9に、図8のクーリングヘッダ
の説明図を示す。図8は、クーリングヘッダ35に孔3
7aを形成する際に、該クーリングヘッダ35に断面鉤
状の延出部分を該孔37a側に形成して、その先端部分
に塗布部81を形成したものである(図9(A))。こ
の場合、ブロック38dにおいても断面鉤状の先端部分
の塗布部81に係合する断面鉤状の係合部82が形成さ
れる。
【0047】そして、ブロック38dがクーリングヘッ
ダ35の孔37a内に係合状態で挿入される場合、その
側面には熱伝導性部材39が介在されて支持され、下面
が回路素子33に熱伝導性部材40が介在されて当接さ
れる。ところで、ブロック38dの側面に熱伝導性部材
39を充填する場合、図9(B)に示すように該ブロッ
ク38dを挿入する前に、上記塗布部81上に熱伝導性
部材39を塗布した後にブロック38dを挿入する圧力
で塗布部81上の熱伝導性部材39を該ブロック38d
の側面に充填させるものである。これにより、容易に熱
伝導性部材39の充填を行うことができるものである。
ダ35の孔37a内に係合状態で挿入される場合、その
側面には熱伝導性部材39が介在されて支持され、下面
が回路素子33に熱伝導性部材40が介在されて当接さ
れる。ところで、ブロック38dの側面に熱伝導性部材
39を充填する場合、図9(B)に示すように該ブロッ
ク38dを挿入する前に、上記塗布部81上に熱伝導性
部材39を塗布した後にブロック38dを挿入する圧力
で塗布部81上の熱伝導性部材39を該ブロック38d
の側面に充填させるものである。これにより、容易に熱
伝導性部材39の充填を行うことができるものである。
【0048】また、図10に、第2実施例の他の実施例
の要部説明図を示す。図10は、クーリングヘッダ35
の孔37bを形成する部分を段差形状として塗布部83
を形成し、ブロック38eに該塗布部83と当接する係
合部84とシール係合部85とを段差形状に形成したも
のである。そこで、クーリングヘッダ35の塗布部83
の外周位置にゴム等の弾性部材で形成したシール部材と
してのOリング86を位置させ、その内側に熱伝導性部
材39を塗布する。
の要部説明図を示す。図10は、クーリングヘッダ35
の孔37bを形成する部分を段差形状として塗布部83
を形成し、ブロック38eに該塗布部83と当接する係
合部84とシール係合部85とを段差形状に形成したも
のである。そこで、クーリングヘッダ35の塗布部83
の外周位置にゴム等の弾性部材で形成したシール部材と
してのOリング86を位置させ、その内側に熱伝導性部
材39を塗布する。
【0049】そして、ブロック38eを孔37bに挿入
するときに、シール係合部85でOリング86を圧縮さ
せてシール状態とし、係合部84を塗布部83に塗布さ
れた熱伝導性部材39に圧力を加えることで該ブロック
38eの側面に当該熱伝導性部材39を充填するもので
ある。この場合、Oリング86が熱伝導性部材39の外
部への漏れを防止するもので、容易に充填を行うことが
できるものである。
するときに、シール係合部85でOリング86を圧縮さ
せてシール状態とし、係合部84を塗布部83に塗布さ
れた熱伝導性部材39に圧力を加えることで該ブロック
38eの側面に当該熱伝導性部材39を充填するもので
ある。この場合、Oリング86が熱伝導性部材39の外
部への漏れを防止するもので、容易に充填を行うことが
できるものである。
【0050】次に、図11に、本発明の第3実施例の断
面構成図を示す。図11(A)に示す冷却装置31は、
クーリングヘッダ35に形成させる孔37c(37c1
〜37c4 )の内壁には雌ネジ91がそれぞれ形成さ
れ、熱伝達部材としてのブロック38f(38f1 〜3
8f4 )に雄ネジ92がそれぞれ形成される。そして、
孔37c(37c1 〜37c4 )にブロック38f(3
8f1 〜38f4 )を螺合して挿入するもので、螺合部
分には充填部材としての熱伝導性部材39が介在されて
支持されるものである。また、クーリングヘッダ35に
はヒートシンク41が中央部分でネジ93により、例え
ばシリコングリース等を介在させて取り付けるものであ
る。なお、他の構成は図1(A)と同様であり、説明を
省略する。
面構成図を示す。図11(A)に示す冷却装置31は、
クーリングヘッダ35に形成させる孔37c(37c1
〜37c4 )の内壁には雌ネジ91がそれぞれ形成さ
れ、熱伝達部材としてのブロック38f(38f1 〜3
8f4 )に雄ネジ92がそれぞれ形成される。そして、
孔37c(37c1 〜37c4 )にブロック38f(3
8f1 〜38f4 )を螺合して挿入するもので、螺合部
分には充填部材としての熱伝導性部材39が介在されて
支持されるものである。また、クーリングヘッダ35に
はヒートシンク41が中央部分でネジ93により、例え
ばシリコングリース等を介在させて取り付けるものであ
る。なお、他の構成は図1(A)と同様であり、説明を
省略する。
【0051】この場合、クーリングヘッダ35の孔37
c(37c1 〜37c4 )にブロック38f(38f1
〜38f4 )を螺合挿入するときには、孔37c(37
c1〜37c4 )の周辺に熱伝導性部材39を塗布して
おき、該ブロック38f(38f1 〜38f4 )を回転
させることで該熱伝導性部材39が螺合部分、すなわち
ブロック38f(38f1 〜38f4 )の側面に充填さ
れることになるものである。なお、回路素子33上に熱
伝導性部材40を塗布し、ブロック38f(38f1 〜
38f4 )を螺合して挿入して先端が回路素子33に当
接した状態で、該熱伝導性部材40が広がって介在され
るものである。
c(37c1 〜37c4 )にブロック38f(38f1
〜38f4 )を螺合挿入するときには、孔37c(37
c1〜37c4 )の周辺に熱伝導性部材39を塗布して
おき、該ブロック38f(38f1 〜38f4 )を回転
させることで該熱伝導性部材39が螺合部分、すなわち
ブロック38f(38f1 〜38f4 )の側面に充填さ
れることになるものである。なお、回路素子33上に熱
伝導性部材40を塗布し、ブロック38f(38f1 〜
38f4 )を螺合して挿入して先端が回路素子33に当
接した状態で、該熱伝導性部材40が広がって介在され
るものである。
【0052】このように、ブロック38f(38f1 〜
38f4 )を螺合させることで回路素子33に熱伝導性
部材40の厚さを他と均一に薄くさせることができ、側
面の熱伝導性部材39により螺合で生じるガタを吸収し
て耐振動性を向上させる。また、同じブロックの高さで
比較すると、ブロック側面の接合面積は螺合させた場合
の方が大きくとれることから、冷却性能を向上させるこ
とができるものである。
38f4 )を螺合させることで回路素子33に熱伝導性
部材40の厚さを他と均一に薄くさせることができ、側
面の熱伝導性部材39により螺合で生じるガタを吸収し
て耐振動性を向上させる。また、同じブロックの高さで
比較すると、ブロック側面の接合面積は螺合させた場合
の方が大きくとれることから、冷却性能を向上させるこ
とができるものである。
【0053】続いて、図12に、第3実施例の他の実施
例の要部構成図を示す。図12(A)は、プリント基板
32上に実装された回路素子33上に第2の熱伝達部材
としてのヒートスプレッダ94が、例えば熱伝導性接着
材で取り付けられ、該ヒートスプレッダ94の上面には
湾曲状の凹部94aが形成される。一方、ブロック38
gの先端は上記凹部94aに応じた湾曲状の凸部95が
形成される。そして、ヒートスプレッダ94の凹部94
aに熱伝導性部材40を介在させてブロック38gの先
端の凸部95が当接させる。他の構成は図11と同様で
ある。
例の要部構成図を示す。図12(A)は、プリント基板
32上に実装された回路素子33上に第2の熱伝達部材
としてのヒートスプレッダ94が、例えば熱伝導性接着
材で取り付けられ、該ヒートスプレッダ94の上面には
湾曲状の凹部94aが形成される。一方、ブロック38
gの先端は上記凹部94aに応じた湾曲状の凸部95が
形成される。そして、ヒートスプレッダ94の凹部94
aに熱伝導性部材40を介在させてブロック38gの先
端の凸部95が当接させる。他の構成は図11と同様で
ある。
【0054】これは、図12(B)に示すように、ブロ
ック38gを螺旋回転で挿入したときに、該ブロック3
8gの中心軸にずれθが生じるもので、該ブロック38
gの先端が平坦のときにはずれθがそのまま先端の傾き
となって熱伝導性部材40の厚さが不均一、他とのばら
つきを生じる場合があるのに対して、湾曲部分がずれθ
を吸収して熱伝導性部材40の厚さの不均一性が緩和さ
れ、安定した冷却性能を得ることができる。
ック38gを螺旋回転で挿入したときに、該ブロック3
8gの中心軸にずれθが生じるもので、該ブロック38
gの先端が平坦のときにはずれθがそのまま先端の傾き
となって熱伝導性部材40の厚さが不均一、他とのばら
つきを生じる場合があるのに対して、湾曲部分がずれθ
を吸収して熱伝導性部材40の厚さの不均一性が緩和さ
れ、安定した冷却性能を得ることができる。
【0055】次に、図13に、本発明の第4実施例の要
部構成図を示す。図13は、図11(A)に示す冷却装
置31の場合に、クーリングヘッダ35の孔37cにブ
ロック38fを挿入して回路素子33に熱伝導性部材4
0を介在させて当接させたときに、孔37c内でヒート
シンク41とブロック38f間に押圧部材としての所定
数のバネ101を設けて、該ブロック38fを回路素子
33側に押圧させたもので、他の構成は図11(A)と
同様である。
部構成図を示す。図13は、図11(A)に示す冷却装
置31の場合に、クーリングヘッダ35の孔37cにブ
ロック38fを挿入して回路素子33に熱伝導性部材4
0を介在させて当接させたときに、孔37c内でヒート
シンク41とブロック38f間に押圧部材としての所定
数のバネ101を設けて、該ブロック38fを回路素子
33側に押圧させたもので、他の構成は図11(A)と
同様である。
【0056】上記バネ101は、孔37c内の雌ネジ9
1とブロック38fの雄ネジ92のネジ山間の隙間をな
くすように該ブロック38fを押し付けるもので、これ
によって熱伝導性部材40の初期加圧における熱伝導部
材の厚さを保持して、冷却性能を安定させることができ
る。
1とブロック38fの雄ネジ92のネジ山間の隙間をな
くすように該ブロック38fを押し付けるもので、これ
によって熱伝導性部材40の初期加圧における熱伝導部
材の厚さを保持して、冷却性能を安定させることができ
る。
【0057】次に、図14に、本発明の第5実施例の要
部構成図を示す。図14(A)は一部切截の部分概念図
であり、図14(B)は要部断面図である。図14
(A),(B)において、プリント基板32に実装され
た回路素子33上に、例えば熱伝導性接着材等により第
2の熱伝達部材としてのヒートスプレッダ111が取り
付けられ、該ヒートスプレッダ111上は湾曲状の凹部
111aが形成される。
部構成図を示す。図14(A)は一部切截の部分概念図
であり、図14(B)は要部断面図である。図14
(A),(B)において、プリント基板32に実装され
た回路素子33上に、例えば熱伝導性接着材等により第
2の熱伝達部材としてのヒートスプレッダ111が取り
付けられ、該ヒートスプレッダ111上は湾曲状の凹部
111aが形成される。
【0058】一方、クーリングヘッダ35に形成された
孔37に挿入されるブロック38hの先端が湾曲状の凸
部112が形成され、側面の充填部材としての熱伝導性
部材39で支持される。そして、ブロック38hの先端
が熱伝導性部材40を介在させてヒートスプレッダ11
1に当接される。
孔37に挿入されるブロック38hの先端が湾曲状の凸
部112が形成され、側面の充填部材としての熱伝導性
部材39で支持される。そして、ブロック38hの先端
が熱伝導性部材40を介在させてヒートスプレッダ11
1に当接される。
【0059】また、ブロック38hの上方にはコイル1
13が巻回され、ヒートスプレッダ111にはコイル1
14が巻回される。すなわち、コイル113が巻回され
たブロック38hと、コイル114が巻回されたヒート
スプレッダ111とで電磁石とするもので、磁着手段を
構成する。
13が巻回され、ヒートスプレッダ111にはコイル1
14が巻回される。すなわち、コイル113が巻回され
たブロック38hと、コイル114が巻回されたヒート
スプレッダ111とで電磁石とするもので、磁着手段を
構成する。
【0060】そこで、コイル113,114に電流を供
給することでブロック38hとヒートスプレッダ111
とが熱伝導性部材40を介在させて磁着させるものであ
る。これにより、回路素子33やプリント基板32に圧
力を加えずに初期加圧を行うことができ、熱伝導性部材
40の厚さの不均一やばらつきを防止して冷却性能を向
上させることができるものである。
給することでブロック38hとヒートスプレッダ111
とが熱伝導性部材40を介在させて磁着させるものであ
る。これにより、回路素子33やプリント基板32に圧
力を加えずに初期加圧を行うことができ、熱伝導性部材
40の厚さの不均一やばらつきを防止して冷却性能を向
上させることができるものである。
【0061】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至3の発明によ
れば、回路素子と冷却手段との間に介在される熱伝達手
段が中間熱伝達部材をその側部で均一に充填された充填
部材の熱伝導性部材で支持し、該中間熱伝達部材が熱伝
導性部材を介在させることにより、各中間熱伝達部材が
それぞれ単独で回路素子と当接することから介在される
熱伝導性部材の厚さが各々均一化され、側部で充填部材
により支持されることから振動に対して安定に密着され
て回路素子の発熱に対して冷却性能を向上させることが
できる。
れば、回路素子と冷却手段との間に介在される熱伝達手
段が中間熱伝達部材をその側部で均一に充填された充填
部材の熱伝導性部材で支持し、該中間熱伝達部材が熱伝
導性部材を介在させることにより、各中間熱伝達部材が
それぞれ単独で回路素子と当接することから介在される
熱伝導性部材の厚さが各々均一化され、側部で充填部材
により支持されることから振動に対して安定に密着され
て回路素子の発熱に対して冷却性能を向上させることが
できる。
【0062】請求項4乃至7の発明によれば、中間熱伝
達部材に側部に充填部材の熱伝導性部材を注入し、また
回路素子上に熱伝導性部材を注入する注入路が、個別又
は連通状態で形成されるものであって、該注入路の側部
側と回路素子側との出口面積の比が側部側と回路素子側
とに注入する充填量の比と同一になるように形成して注
入を行わせることにより、中間熱伝達部材よりの側部側
及び回路素子側への充填量がコントロールされて必要量
とすることが可能となって、ひいては冷却能力の向上を
図ることができる。
達部材に側部に充填部材の熱伝導性部材を注入し、また
回路素子上に熱伝導性部材を注入する注入路が、個別又
は連通状態で形成されるものであって、該注入路の側部
側と回路素子側との出口面積の比が側部側と回路素子側
とに注入する充填量の比と同一になるように形成して注
入を行わせることにより、中間熱伝達部材よりの側部側
及び回路素子側への充填量がコントロールされて必要量
とすることが可能となって、ひいては冷却能力の向上を
図ることができる。
【0063】請求項8又は9の発明によれば、中間熱伝
達部材が熱伝達手段に対して側部で充填部材により支持
されつつ螺合され、適宜回路素子側に押圧部材で押圧さ
せることにより、中間熱伝達部材を熱伝達手段に回転挿
入させることとなって側部側、回路素子側への熱伝導性
部材を均一にさせることが可能となり、ブロック側面の
接合部の面積拡大にもなり、ひいては冷却能力を向上さ
せることができる。
達部材が熱伝達手段に対して側部で充填部材により支持
されつつ螺合され、適宜回路素子側に押圧部材で押圧さ
せることにより、中間熱伝達部材を熱伝達手段に回転挿
入させることとなって側部側、回路素子側への熱伝導性
部材を均一にさせることが可能となり、ブロック側面の
接合部の面積拡大にもなり、ひいては冷却能力を向上さ
せることができる。
【0064】請求項10乃至12の発明によれば、回路
素子上に第2の熱伝達部材を設けて該第2の熱伝達部材
と熱伝達部材との間に熱伝導性部材が介在されるもので
あり、適宜第2の熱伝達部材に凹部を形成し、熱伝達部
材に凸部を形成して凹部に係合させることにより、熱伝
達部材の第2の熱伝達部材への当接が軸ずれを生じても
均一とすることが可能となって熱伝導性部材の厚さのば
らつきが防止され、冷却能力の向上を図ることができ
る。
素子上に第2の熱伝達部材を設けて該第2の熱伝達部材
と熱伝達部材との間に熱伝導性部材が介在されるもので
あり、適宜第2の熱伝達部材に凹部を形成し、熱伝達部
材に凸部を形成して凹部に係合させることにより、熱伝
達部材の第2の熱伝達部材への当接が軸ずれを生じても
均一とすることが可能となって熱伝導性部材の厚さのば
らつきが防止され、冷却能力の向上を図ることができ
る。
【0065】請求項13の発明によれば、第2の熱伝達
部材にシール部材が設けられて熱伝導性部材をシールす
ることにより、例えば交換等の取り外しの加熱による取
り外し対象外のものの溶融した熱伝導性部材の流出を防
止することができる。請求項14又は15の発明によれ
ば、熱伝達手段に、熱伝達部材の対応形成部材と当接さ
せる塗布部を設け、適宜周囲にシール部材を配置した該
塗布部に充填部材を塗布した後に熱伝達部材を位置させ
ることにより、塗布された充填部材を熱伝達部材の側部
に流出を防止して均一に充填させることができる。
部材にシール部材が設けられて熱伝導性部材をシールす
ることにより、例えば交換等の取り外しの加熱による取
り外し対象外のものの溶融した熱伝導性部材の流出を防
止することができる。請求項14又は15の発明によれ
ば、熱伝達手段に、熱伝達部材の対応形成部材と当接さ
せる塗布部を設け、適宜周囲にシール部材を配置した該
塗布部に充填部材を塗布した後に熱伝達部材を位置させ
ることにより、塗布された充填部材を熱伝達部材の側部
に流出を防止して均一に充填させることができる。
【0066】請求項16の発明によれば、熱伝達部材と
第2の熱伝達部材とに磁着手段を設けて該熱伝達部材と
第2の熱伝達部材とを磁着させることにより、介在させ
る熱伝導性部材を均一にすることが可能となって厚さの
ばらつきが防止され、冷却能力の向上を図ることができ
る。
第2の熱伝達部材とに磁着手段を設けて該熱伝達部材と
第2の熱伝達部材とを磁着させることにより、介在させ
る熱伝導性部材を均一にすることが可能となって厚さの
ばらつきが防止され、冷却能力の向上を図ることができ
る。
【図1】本発明の第1実施例の断面構成図である。
【図2】図1の部分切截の分解構成図である。
【図3】図2の冷却モジュールのマザーボードへの実装
状態及びこれを搭載する装置の説明図である。
状態及びこれを搭載する装置の説明図である。
【図4】第1実施例のブロックの他の構造の説明図であ
る。
る。
【図5】図4の熱伝導性部材注入における注入路との関
係の説明図である。
係の説明図である。
【図6】ブロックの他の注入路構造の説明図である。
【図7】第1実施例の他の実施例の要部構成図である。
【図8】本発明の第2実施例の要部構成図である。
【図9】図8のクーリングヘッダの説明図である。
【図10】第2実施例の他の実施例の要部説明図であ
る。
る。
【図11】本発明の第3実施例の断面構成図である。
【図12】第3実施例の他の実施例の要部構成図であ
る。
る。
【図13】本発明の第4実施例の要部構成図である。
【図14】本発明の第5実施例の要部構成図である。
【図15】従来の実装モジュール冷却装置の説明図であ
る。
る。
31 冷却装置 32 プリント基板 33 回路素子 34 マザーボード 35 クーリングヘッダ 36 支持部 37,37a,37b 孔 38 ブロック 39,40 熱伝導性部材 41 ヒートシンク 62,631 ,632 注入路 71,94,111 ヒートスプレッダ 72,86 Oリング 81,83 塗布部 82,84 係合部 85 シール係合部 91 雌ネジ 92 雄ネジ 93 ネジ 94a 111a 凹部 95,112 凸部 101 バネ 113,114 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 寿 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 竹村 敬三 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 瀬山 清隆 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 所定数の回路素子を実装した実装モジュ
ールの該回路素子からの発熱を冷却手段により冷却を行
う実装モジュールの冷却装置において、 前記回路素子と前記冷却手段との間に熱的接続された熱
伝達手段を有し、 該熱伝達手段は、側部が充填部材で支持されて該回路素
子に熱的接続される所定数の中間熱伝達部材を備えるこ
とを特徴とする実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の中間熱伝達部材は、熱伝
導性部材により前記回路素子と熱的接続されてなること
を特徴とする実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の中間熱伝達部材の
側部を支持する充填部材は、該側部に均一に充填される
熱伝導性部材であることを特徴とする実装モジュールの
冷却装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか一項に記載の中間
熱伝達部材は、少なくとも前記充填部材を充填するため
の注入路が所定数形成されてなることを特徴とする実装
モジュールの冷却装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の中間
熱伝達部材は、前記回路素子との間に介在される熱伝導
性部材を充填するための注入路が所定数形成されてなる
ことを特徴とする実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載の中間熱伝達部材に
形成される注入路が連通されて形成されてなることを特
徴とする実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記中間熱伝達部材
に形成される注入路は、前記側部側に前記熱伝導性部材
を充填する出口面積と前記回路素子側に前記熱伝導性部
材を充填する出口面積との比が、該側部側に充填される
該熱伝導性部材の量と該回路素子側に充填される該熱伝
導性部材の量との比と同一になるべく形成されてなるこ
とを特徴とする実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の中間熱伝達部材は、前記
熱伝達手段に螺合されてなり、螺合部分で前記充填部材
により該中間熱伝達部材が支持されてなることを特徴と
する実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の中間熱伝達部材を前記回
路素子側に押圧する押圧部材が設けられることを特徴と
する実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項10】 請求項8又は9において、前記回路素
子上に熱的接続された第2の中間熱伝達部材が設けら
れ、前記中間熱伝達部材と該第2の中間熱伝達部材との
間に前記熱伝導性部材が介在されてなることを特徴とす
る実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の第2の中間熱伝達部
材は、前記中間熱伝達部材側に凹部を有し、該中間熱伝
達部材は該第2の中間熱伝達部材側に該凹部と係合する
凸部を有することを特徴とする実装モジュールの冷却装
置。 - 【請求項12】 請求項1記載の回路素子上に熱的接続
された第2の中間熱伝達部材が設けられ、前記中間熱伝
達部材と該第2の中間熱伝達部材との間に前記熱伝導性
部材が介在されてなることを特徴とする実装モジュール
の冷却装置。 - 【請求項13】 請求項10〜12の何れか一項に記載
の第2の中間熱伝達部材上に前記熱伝導性部材をシール
するシール部材が設けられることを特徴とする実装モジ
ュールの冷却装置。 - 【請求項14】 請求項1〜13の何れか一項におい
て、前記熱伝達手段は、前記充填部材が塗布されて前記
中間熱伝達部材の対応形成部分の当接により該充填部材
を充填させるための塗布部を有することを特徴とする実
装モジュールの冷却装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の塗布部の周囲に前記
充填部材をシールするシール部材が設けられることを特
徴とする実装モジュールの冷却装置。 - 【請求項16】 請求項12記載の中間熱伝達部材及び
第2の中間熱伝達部材に、該中間熱伝達部材と該第2の
中間熱伝達部材とを磁着させる磁着手段が設けられるこ
とを特徴とする実装モジュールの冷却装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8225408A JPH1070219A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 実装モジュールの冷却装置 |
US08/825,679 US5862038A (en) | 1996-08-27 | 1997-03-20 | Cooling device for mounting module |
DE19715001A DE19715001A1 (de) | 1996-08-27 | 1997-04-11 | Kühleinrichtung für einen Montagemodul |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8225408A JPH1070219A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 実装モジュールの冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070219A true JPH1070219A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16828908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8225408A Pending JPH1070219A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 実装モジュールの冷却装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5862038A (ja) |
JP (1) | JPH1070219A (ja) |
DE (1) | DE19715001A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008172192A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Taida Electronic Ind Co Ltd | 熱放散装置、および熱放散ベースの製造方法 |
JP2010056455A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 制御ユニット |
WO2014112014A1 (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-24 | 株式会社デンソー | 放熱構造の製造方法 |
WO2014122875A1 (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | 株式会社デンソー | 放熱構造の製造方法 |
JPWO2014148026A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-02-16 | 日本電気株式会社 | ヒートシンク構造、半導体装置及びヒートシンク搭載方法 |
Families Citing this family (46)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6285078B1 (en) * | 1997-11-25 | 2001-09-04 | Intel Corporation | Thermal spreader cap and grease containment structure for semiconductor device |
JP2000269671A (ja) * | 1999-03-19 | 2000-09-29 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP4089098B2 (ja) * | 1999-08-18 | 2008-05-21 | 横河電機株式会社 | プリント基板の冷却構造 |
US6404638B1 (en) * | 2000-11-30 | 2002-06-11 | International Business Machines Corporation | Small gaps cooling technology |
US6695042B1 (en) * | 2002-07-31 | 2004-02-24 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Adjustable pedestal thermal interface |
US8464781B2 (en) | 2002-11-01 | 2013-06-18 | Cooligy Inc. | Cooling systems incorporating heat exchangers and thermoelectric layers |
US7401472B2 (en) * | 2003-01-17 | 2008-07-22 | Tecumseh Products Company | Modular heating or cooling system |
US6771507B1 (en) * | 2003-01-31 | 2004-08-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Power module for multi-chip printed circuit boards |
US6816378B1 (en) * | 2003-04-28 | 2004-11-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Stack up assembly |
US7079387B2 (en) * | 2003-06-11 | 2006-07-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Computer cooling system and method |
US7591302B1 (en) | 2003-07-23 | 2009-09-22 | Cooligy Inc. | Pump and fan control concepts in a cooling system |
US20050123418A1 (en) * | 2003-12-08 | 2005-06-09 | Manole Dan M. | Compact compressors and refrigeration systems |
IL159399A0 (en) * | 2003-12-16 | 2004-06-01 | Rafael Armament Dev Authority | Integrated-circuit cooling system |
US7616444B2 (en) * | 2004-06-04 | 2009-11-10 | Cooligy Inc. | Gimballed attachment for multiple heat exchangers |
US7304849B2 (en) * | 2004-08-16 | 2007-12-04 | International Business Machines Corporation | Compliant thermal cap for an electronic device |
US7268292B2 (en) * | 2004-09-20 | 2007-09-11 | International Business Machines Corporation | Multi-dimensional compliant thermal cap for an electronic device |
US7478541B2 (en) * | 2004-11-01 | 2009-01-20 | Tecumseh Products Company | Compact refrigeration system for providing multiple levels of cooling |
US7617696B2 (en) * | 2004-11-12 | 2009-11-17 | Tecumseh Products Company | Compact refrigeration system and power supply unit including dynamic insulation |
WO2006095436A1 (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Fujitsu Limited | 吸熱部材、冷却装置及び電子機器 |
US20060221571A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-05 | Oberlin Gary E | Thermal conductor and use thereof |
US7262964B1 (en) | 2005-04-27 | 2007-08-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Airflow control baffle |
TW200809477A (en) | 2006-03-30 | 2008-02-16 | Cooligy Inc | Integrated fluid pump and radiator reservoir |
US20080013278A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Fredric Landry | Reservoir for liquid cooling systems used to provide make-up fluid and trap gas bubbles |
US7719842B2 (en) * | 2008-02-18 | 2010-05-18 | International Business Machines Corporation | Method of providing flexible heat sink installations for early blade board manufacturing |
US9297571B1 (en) | 2008-03-10 | 2016-03-29 | Liebert Corporation | Device and methodology for the removal of heat from an equipment rack by means of heat exchangers mounted to a door |
US20090225514A1 (en) | 2008-03-10 | 2009-09-10 | Adrian Correa | Device and methodology for the removal of heat from an equipment rack by means of heat exchangers mounted to a door |
JP2009290118A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Toshiba Corp | 電子機器 |
CN102171378A (zh) | 2008-08-05 | 2011-08-31 | 固利吉股份有限公司 | 用于光学和电子器件的热管理的键合金属和陶瓷板 |
CN201422225Y (zh) * | 2009-04-25 | 2010-03-10 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 散热器组合 |
EP2247172B1 (de) * | 2009-04-27 | 2013-01-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Kühlsystem, Kühlplatte und Baugruppe mit Kühlsystem |
US8508943B2 (en) * | 2009-10-16 | 2013-08-13 | Raytheon Company | Cooling active circuits |
US20110162828A1 (en) * | 2010-01-06 | 2011-07-07 | Graham Charles Kirk | Thermal plug for use with a heat sink and method of assembling same |
KR20120000282A (ko) * | 2010-06-25 | 2012-01-02 | 삼성전자주식회사 | 히트 스프레더 및 그를 포함하는 반도체 패키지 |
SG181180A1 (en) * | 2010-11-12 | 2012-06-28 | Semicaps Pte Ltd | Apparatus and method for cooling a semiconductor device |
FR2967763B1 (fr) * | 2010-11-19 | 2014-07-04 | Thales Sa | Dispositif de dissipation de chaleur et carte electronique correspondante |
TW201412233A (zh) * | 2012-09-10 | 2014-03-16 | Cooler Master Co Ltd | 散熱底座之製造方法、散熱底座及散熱裝置 |
JP2016009003A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社リコー | 冷却装置、画像投射装置、電子機器 |
US9917034B2 (en) | 2014-09-26 | 2018-03-13 | Semicaps Pte Ltd | Method and apparatus for cooling a semiconductor device |
KR102134061B1 (ko) * | 2014-09-27 | 2020-07-14 | 인텔 코포레이션 | 멀티-칩 자동 조정식 냉각 솔루션 |
US9806003B2 (en) * | 2016-01-30 | 2017-10-31 | Intel Corporation | Single base multi-floating surface cooling solution |
CN108260325B (zh) * | 2017-12-04 | 2024-02-06 | 国网新疆电力公司吐鲁番供电公司 | 水冷散热装置 |
US10980151B2 (en) * | 2018-07-31 | 2021-04-13 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Flexible heat transfer mechanism configurations |
US11262815B2 (en) * | 2019-11-01 | 2022-03-01 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Heat sink system with broad compatibility capacity |
CN113382594A (zh) * | 2020-03-10 | 2021-09-10 | 英业达科技有限公司 | 电子组件及其散热组件 |
US11769710B2 (en) * | 2020-03-27 | 2023-09-26 | Xilinx, Inc. | Heterogeneous integration module comprising thermal management apparatus |
DE102022209563B3 (de) * | 2022-09-13 | 2023-09-07 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren zum Montieren eines Leistungsmoduls |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4235283A (en) * | 1979-12-17 | 1980-11-25 | International Business Machines Corporation | Multi-stud thermal conduction module |
US4462462A (en) * | 1981-11-17 | 1984-07-31 | International Business Machines Corporation | Thermal conduction piston for semiconductor packages |
US4448240A (en) * | 1982-12-20 | 1984-05-15 | International Business Machines Corporation | Telescoping thermal conduction element for cooling semiconductor devices |
JPS6094748A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-27 | Nec Corp | 半導体冷却装置 |
US4639829A (en) * | 1984-06-29 | 1987-01-27 | International Business Machines Corporation | Thermal conduction disc-chip cooling enhancement means |
JPH0732218B2 (ja) * | 1988-06-10 | 1995-04-10 | 日本電気株式会社 | 集積回路用冷却装置 |
US4897764A (en) * | 1988-10-31 | 1990-01-30 | Control Data Corporation | Conductive cooling cup module |
JPH036848A (ja) * | 1989-06-03 | 1991-01-14 | Hitachi Ltd | 半導体冷却モジュール |
US5291371A (en) * | 1990-04-27 | 1994-03-01 | International Business Machines Corporation | Thermal joint |
JP2792304B2 (ja) * | 1992-01-22 | 1998-09-03 | 日本電気株式会社 | 集積回路用冷却装置 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP8225408A patent/JPH1070219A/ja active Pending
-
1997
- 1997-03-20 US US08/825,679 patent/US5862038A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-04-11 DE DE19715001A patent/DE19715001A1/de not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008172192A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Taida Electronic Ind Co Ltd | 熱放散装置、および熱放散ベースの製造方法 |
JP2010056455A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 制御ユニット |
WO2014112014A1 (ja) * | 2013-01-15 | 2014-07-24 | 株式会社デンソー | 放熱構造の製造方法 |
WO2014122875A1 (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | 株式会社デンソー | 放熱構造の製造方法 |
JP2014170918A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-09-18 | Denso Corp | 放熱構造の製造方法 |
JPWO2014148026A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2017-02-16 | 日本電気株式会社 | ヒートシンク構造、半導体装置及びヒートシンク搭載方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5862038A (en) | 1999-01-19 |
DE19715001A1 (de) | 1998-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1070219A (ja) | 実装モジュールの冷却装置 | |
US10607859B2 (en) | Adhesive-bonded thermal interface structures | |
US4034468A (en) | Method for making conduction-cooled circuit package | |
JP3677403B2 (ja) | 発熱素子の放熱構造 | |
US6788537B2 (en) | Heat pipe circuit board | |
US4561011A (en) | Dimensionally stable semiconductor device | |
US6822867B2 (en) | Electronic assembly with solderable heat sink and methods of manufacture | |
JP2902531B2 (ja) | 半導体装置の放熱装置 | |
US9401315B1 (en) | Thermal hot spot cooling for semiconductor devices | |
GB1569453A (en) | Circuit packages and methods for making circuits packages | |
JP2003124663A (ja) | 冷却装置 | |
JP2007110115A (ja) | 電子部品による熱伝達を最適化するための方法および装置 | |
JP2000307042A (ja) | 半導体チップ冷却構造 | |
US7449775B1 (en) | Integrated thermal solution for electronic packages with materials having mismatched coefficient of thermal expansion | |
US4897764A (en) | Conductive cooling cup module | |
US20090096087A1 (en) | Microelectronic assembly and method of preparing same | |
JP2002190560A (ja) | 半導体装置 | |
TW202341371A (zh) | 用於積體電路冷卻的高效散熱方法和組裝件 | |
CN215266269U (zh) | 一种电路板组件、散热器和电子设备 | |
KR20010089275A (ko) | 히트 싱크를 형성하는 솔 플레이트를 가진 전자식 어셈블리 | |
JP2007258448A (ja) | 半導体装置 | |
KR100952850B1 (ko) | 개선된 열 에너지 소산을 가진 인쇄 회로 기판 어셈블리 | |
JPH11111897A (ja) | マルチチップ型半導体装置 | |
JPH11163564A (ja) | 電子機器及び電子機器の製造方法 | |
JP2020072236A (ja) | 電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |