JPH1040172A - コンピュータシステム及びデータ転送方法 - Google Patents

コンピュータシステム及びデータ転送方法

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JPH1040172A
JPH1040172A JP8196202A JP19620296A JPH1040172A JP H1040172 A JPH1040172 A JP H1040172A JP 8196202 A JP8196202 A JP 8196202A JP 19620296 A JP19620296 A JP 19620296A JP H1040172 A JPH1040172 A JP H1040172A
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JP
Japan
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data
secret key
auxiliary storage
key
encryption
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Application number
JP8196202A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Oka
弘幸 岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コンピュータシステム上の処理装置
と補助記憶装置との間で受け渡されるデータに公開鍵暗
号化方式を用いて暗号化を施す機能を設けて、製を規制
するデータの保護を同一コンピュータシステム上に於い
ても行なう。 【解決手段】補助記憶装置13は、公開鍵暗号方式を用
いてデータの暗号化に必要な秘密鍵40をオペレーティ
ングシステム30から取得し、その秘密鍵40を用いて
データを暗号化し、暗号化したデータの転送時には暗号
化したことを知らせる。オペレーティングシステム30
は、暗号化に必要な秘密鍵40を生成し、補助記憶装置
13から得た公開鍵を用いて、この秘密鍵40を暗号化
した後、補助記憶装置13に送り、補助記憶装置13か
らのデータの転送時に暗号化されたことを知らされた場
合には、オペレーティングシステム30内部の出力信号
処理ルーチン42に対しては暗号化されたデータを復号
化して送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テム上で著作権保護を必要とするデータ扱う際に適用し
て好適なコンピュータシステムに関する。又、本発明
は、補助記憶装置内のデータの暗号化及び暗号化データ
の扱いを考慮したコンピュータシステムに関する。
【0002】又、本発明は、処理装置と補助記憶装置と
の間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピュー
タシステムに関する。又、本発明は、バスを経由して動
画データが受け渡されるコンピュータシステムのデータ
転送方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、コンピュータ上に於ける著作権保
護を必要とするデータの扱いに関しては、データ中に複
製禁止を示すフラグを立てるなどの方法が採られてき
た。また、コンピュータ間の通信に於いては、通信相手
を特定するための認証機構や転送されたデータを第三者
から保護するための守秘機構など利用目的に応じて様々
な方式が考えられている。
【0004】しかしながら上記した各セキュリティ技術
はいずれも通信手段を介してやり取りされる情報を対象
としたものであり、コンピュータシステムの内部に於け
る補助記憶装置とオペレーティングシステムとの間の暗
号化による有効なデータセキュリティ技術に関しては何
等の考慮もなされていなかった。
【0005】また、伝送経路上に於ける暗号化されたデ
ータの扱いについては様々な方式が考えられているが、
コンピュータの主メモリに記憶するデータに対して暗号
化を考慮したものは存在しなかった。このため、従来で
は同一コンピュータ上に於いて複製を規制するデータを
確実に保護することが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、データの暗号化方式に関しては、いくつかの方法が
考えられてきたが、コンピュータシステム上に於ける補
助記憶装置とオペレーティングシステムとの間の暗号化
による有効なデータセキュリティ技術がなく、また、伝
送経路上に於ける暗号化されたデータの扱いについても
様々な方式が考えられているが、コンピュータの主メモ
リに記憶するデータに対して暗号化を考慮したものは存
在しなかった。従って従来では同一コンピュータ上に於
いて複製を規制するデータを確実に保護することができ
ないという問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
コンピュータシステム上に於ける補助記憶装置とオペレ
ーティングシステムとの間に於ける転送データについて
も有効な暗号化処理を施し複製を確実に防止して信頼性
の高いデータ保護機能を実現できる補助記憶装置内のデ
ータの暗号化及び暗号化データの扱いを考慮したコンピ
ュータシステムを提供することを目的とする。
【0008】又、本発明は、コンピュータシステム内で
バスを経由して受け渡される動画データの複製を確実に
防止して信頼性の高いデータ保護機能を実現できるコン
ピュータシステム及びコンピュータシステムのデータ転
送方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
システム上に於いて、処理装置と補助記憶装置との間で
受け渡されるデータに公開鍵暗号化方式を用いて暗号化
を施す機能を設けて、動画データ等、複製を規制するデ
ータの保護を同一コンピュータシステム上に於いても行
なうようにしたことを特徴とする。
【0010】又、本発明は、システム内でバスを経由し
て受け渡されるデータに公開鍵暗号方式による秘密鍵を
用い暗号化処理を施す機能を設けて、動画データ等、複
製を規制するデータの保護を同一コンピュータシステム
上に於いても行なうようにしたことを特徴とする。
【0011】即ち、第1の発明は、バスを介して処理装
置と補助記憶装置との間でデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、前記補助記憶装置に、公開鍵
となる暗号化用の鍵及び復号化用の鍵を生成する手段
と、前記処理装置よりデータを暗号化するための秘密鍵
を取得する際に、前記暗号化用の鍵を前記処理装置に転
送する手段と、前記処理装置より前記暗号化用の鍵によ
り暗号化された秘密鍵を受けたとき、当該秘密鍵を前記
復号化用の鍵を用い復号化処理して前記処理装置で生成
した秘密鍵を取得する手段と、前記処理装置へ転送する
データを前記取得した秘密鍵を用いて暗号化処理し、秘
密鍵を用いて暗号化したことを通知する信号とともに前
記処理装置へ転送する手段とを有し、前記処理装置に、
データの暗号化に必要な秘密鍵を生成する手段と、前記
補助記憶装置より前記暗号化用の鍵を受け取ったとき、
当該暗号化用の鍵を用いて前記内部で生成した秘密鍵を
暗号化処理した後、前記補助記憶装置に転送する手段
と、前記補助記憶装置より秘密鍵を用いて暗号化したこ
とを通知する信号を受けたとき、前記補助記憶装置より
受けたデータを前記内部で生成した秘密鍵を用いて復号
化処理する手段とを有して、システム内でバスを介して
受け渡される補助記憶装置の読出データに秘密鍵を用い
て暗号化処理を施すことを特徴とする。
【0012】又、第2の発明は、バスを介して処理装置
と補助記憶装置との間でデータが受け渡されるコンピュ
ータシステムに於いて、前記補助記憶装置に、公開鍵と
なる暗号化用の鍵及び復号化用の鍵を生成する手段と、
前記処理装置よりデータを復号化するための秘密鍵を取
得する際に、前記暗号化用の鍵を前記処理装置に転送す
る手段と、前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗
号化された秘密鍵を受け取ったとき、当該秘密鍵を前記
復号化用の鍵により復号化して前記処理装置で生成した
秘密鍵を取得する手段と、前記処理装置より秘密鍵を用
いて暗号化したことを通知する信号を受けたとき、前記
処理装置より転送された書き込みデータを前記秘密鍵を
用いて復号化処理した後、記憶媒体に書き込む手段とを
有し、前記処理装置に、秘密鍵を生成する手段と、前記
補助記憶装置より前記暗号化用の鍵を受け取ったとき、
前記内部で生成した秘密鍵を前記補助記憶装置より受け
取った暗号化用の鍵を用いて暗号化し、前記補助記憶装
置に転送する手段と、前記補助記憶装置の記憶媒体に書
き込むデータに前記内部で生成した秘密鍵を用いて暗号
化処理を施し、当該データを秘密鍵を用いて暗号化した
ことを通知する信号とともに前記補助記憶装置に転送す
る手段とを有して、システム内でバスを介して受け渡さ
れる補助記憶装置の書き込みデータに秘密鍵を用いて暗
号化処理を施すことを特徴とする。
【0013】又、第3の発明は、処理装置と、記憶媒体
に記憶されたデータを読出す第1の補助記憶手段と、記
憶媒体にデータを書込む第2の補助記憶手段とをもつコ
ンピュータシステムに於いて、前記処理装置は、秘密鍵
を生成する手段と、前記第1又は第2の補助記憶手段よ
り暗号化用の公開鍵を受け取ったとき、当該公開鍵を用
いて前記内部で生成した秘密鍵を暗号化し、前記公開鍵
を発送した補助記憶手段に転送する手段とを有し、前記
第1の補助記憶手段は、暗号化用及び復号化用の公開鍵
を生成する手段と、前記処理装置より秘密鍵を取得する
際に、前記暗号化用の公開鍵を前記処理装置に転送する
手段と、前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗号
化された秘密鍵を受け取ったとき、当該秘密鍵を前記復
号化用の公開鍵により復号化して前記処理装置で生成し
た秘密鍵を取得する手段と、前記処理装置へ転送するデ
ータを前記取得した秘密鍵を用いて暗号化処理し、秘密
鍵を用いて暗号化したことを通知する信号とともに前記
処理装置を介して前記第2の補助記憶手段へ転送する手
段とを有し、前記第2の補助記憶手段は、暗号化用及び
復号化用の公開鍵を生成する手段と、前記処理装置より
秘密鍵を取得する際に、前記暗号化用の公開鍵を前記処
理装置に転送する手段と、前記処理装置より前記暗号化
用の鍵により暗号化された秘密鍵を受け取ったとき、当
該秘密鍵を前記復号化用の公開鍵により復号化して前記
処理装置で生成した秘密鍵を取得する手段と、前記秘密
鍵を用いて暗号化したことを通知する信号を受けたと
き、前記第1の補助記憶手段より転送されたデータを前
記取得した秘密鍵を用いて復号化処理した後、記憶媒体
に書き込む手段とを有し、システム内で受け渡される補
助記憶データを秘密鍵を用いて暗号化処理することを特
徴とする。
【0014】又、第4の発明は、処理装置と補助記憶装
置との間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、公開鍵暗号方式を用いてデー
タの暗号化に必要な秘密鍵を処理装置のオペレーティン
グシステムから取得し当該秘密鍵を用いてデータを暗号
化する手段と、前記秘密鍵を用いて暗号化した転送デー
タを当該転送データが暗号化さる信号とともに処理装置
に転送する手段とをもつ補助記憶装置と、暗号化に必要
な秘密鍵を生成する手段と、前記生成した秘密鍵を前記
補助記憶装置から取得した公開鍵を用いて暗号化し前記
補助記憶装置に転送する手段と、前記補助記憶装置から
転送されるデータが暗号化されている旨の通知を受けた
とき、内部の出力信号処理ルーチンに対しては暗号化さ
れたデータを復号化し、それ以外のルーチンに対しては
転送データが暗号化されていることを通知する手段と、
データの復号化に必要な秘密鍵を公開鍵暗号方式を用い
て送出する手段とをもつ処理装置のオペレーティングシ
ステムとを具備してなることを特徴とする。
【0015】又、第5の発明は、処理装置と補助記憶装
置との間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、公開鍵暗号方式を用いてデー
タの暗号化に必要な秘密鍵を処理装置のオペレーティン
グシステムから取得し当該秘密鍵を用いてデータを暗号
化する手段と、前記秘密鍵を用いて暗号化した転送デー
タを当該転送データが暗号化されていることを通知する
信号とともに処理装置に転送する手段とをもつ第1の補
助記憶手段と、暗号化されたデータの記録時に公開鍵暗
号方式を用いて受け取った秘密鍵によりデータの復号化
を行なった後、記録メディアに記録する手段をもつ第2
の補助記憶手段と、暗号化に必要な秘密鍵を生成する手
段と、前記生成した秘密鍵を前記第1又は第2の補助記
憶手段から取得した公開鍵を用いて暗号化し前記第1又
は第2の補助記憶手段に転送する手段と、前記第1の補
助記憶手段から転送されるデータが暗号化されている旨
の通知を受けたとき、内部の出力信号処理ルーチンに対
しては暗号化されたデータを復号化し、それ以外のルー
チン及び前記第2の補助記憶手段に対しては転送される
データが暗号化されていることを通知する手段と、デー
タの復号化に必要な秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送
出する手段とをもつ処理装置のオペレーティングシステ
ムとを具備してなることを特徴とする。
【0016】上記したコンピュータシステムに於いて、
補助記憶装置は、公開鍵暗号方式を用いてデータの暗号
化に必要な秘密鍵をオペレーティングシステムから取得
し、その秘密鍵を用いてデータを暗号化し、暗号化した
データの転送時には暗号化したことを知らせる。オペレ
ーティングシステムは、暗号化に必要な秘密鍵を生成
し、補助記憶装置から得た公開鍵を用いて、この秘密鍵
を暗号化した後、補助記憶装置に送り、補助記憶装置か
らのデータの転送時に暗号化されたことを知らされた場
合には、オペレーティングシステム内部の出力信号処理
ルーチンに対しては暗号化されたデータを復号化して送
り、それ以外のルーチンおよび補助記憶装置に対しては
暗号化されたデータを送出するとともに暗号化されたこ
とを知らせ、復号化に必要な秘密鍵を公開鍵暗号方式を
用いて送る。又、データの書込みが可能な補助記憶装置
は、暗号化されたデータの記録時に、公開鍵暗号方式を
用いて受け取った秘密鍵によりデータの復号化を行ない
当該データを記録メディアに記録する。
【0017】又、第6の発明は、処理装置と補助記憶装
置との間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、公開鍵暗号化方式を用いてデ
ータの暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ処
理装置のオペレーティングシステムから取得し、保存さ
れているデータの暗号化レベルに応じた秘密鍵を用いて
データを暗号化することが可能で、暗号化したデータの
転送時に暗号化レベルを知らせることが可能な補助記憶
装置と、暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ
生成し前記補助記憶装置から得た公開鍵を用いて前記生
成した秘密鍵を暗号化した後、前記補助記憶装置に送る
ことができ、前記補助記憶装置からのデータの転送時に
は暗号化レベルを取得することができ、システム内部の
出力信号処理ルーチンに対しては暗号化されたデータを
復号化して送ることができ、それ以外のルーチンに対し
ては暗号化されたデータとともに予め設定されたレベル
に応じた秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ることがで
きる処理装置のオペレーティングシステムとを具備して
なることを特徴とする。
【0018】又、第7の発明は、処理装置と補助記憶装
置との間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、公開鍵暗号化方式を用いてデ
ータの暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ処
理装置のオペレーティングシステムから取得し、保存さ
れているデータの暗号化レベルに応じた秘密鍵を用いて
データを暗号化することが可能で、暗号化したデータの
転送時には暗号化レベルを知らせることが可能な第1の
補助記憶手段と、暗号化されたデータの記録時には公開
鍵暗号方式を用いて受け取った秘密鍵によりレベルに応
じたデータの復号化を行ない、当該データを記録メディ
アに記録することが可能な第2の補助記憶手段と、暗号
化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し前記第
1又は第2の補助記憶手段から得た公開鍵を用いて前記
生成した秘密鍵を暗号化した後、前記第1又は第2の補
助記憶手段に送ることができ、前記第1の補助記憶手段
からのデータの転送時には暗号化レベルを取得すること
ができ、システム内部の出力信号処理ルーチンに対して
は暗号化されたデータを復号化して送ることができ、そ
れ以外のルーチン及び前記第2の補助記憶手段に対して
は暗号化されたデータとともに予め設定されたレベルに
応じた秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ることができ
る処理装置のオペレーティングシステムとを具備してな
ることを特徴とする。
【0019】上記した第6、第7の発明によるコンピュ
ータシステムに於いて、補助記憶装置は、公開鍵暗号方
式を用いてデータの暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベ
ルの数だけオペレーティングシステムから取得し、保存
されているデータの暗号化レベルに応じた秘密鍵を用い
てデータを暗号化し、暗号化したデータの転送時には暗
号化レベルを知らせる。オペレーティングシステムは、
暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し補
助記憶装置から得た公開鍵を用いてこの秘密鍵を暗号化
したあと補助記憶装置に送り、補助記憶装置からのデー
タの転送時には暗号化レベルを取得し、オペレーティン
グシステム内部の出力信号処理ルーチンに対しては暗号
化されたデータを復号化して送り、それ以外のルーチン
および補助記憶装置に対しては暗号化されたデータと共
にあらかじめ設定されたレベルに応じた秘密鍵を公開鍵
暗号方式を用いて送る。又、データの書込みが可能な補
助記憶装置は、暗号化されたデータの記録時には公開鍵
暗号方式を用いて受け取った秘密鍵によりレベルに応じ
たデータの復号化を行なって当該データを記録メディア
に記録する。
【0020】又、第8の発明は、処理装置と補助記憶装
置との間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、公開鍵暗号化方式を用いてデ
ータの暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ処
理装置のオペレーティングシステムから取得し、保存さ
れているデータの暗号化レベルに応じた秘密鍵を用いて
データを暗号化することが可能で、暗号化したデータの
転送時に暗号化レベルを知らせることが可能な補助記憶
装置と、暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ
生成し前記補助記憶装置から得た公開鍵を用いて当該秘
密鍵を暗号化した後、前記補助記憶装置に送ることがで
き、前記補助記憶装置からのデータの転送時には暗号化
レベルを取得することができ、システム内部の出力信号
処理ルーチンに対しては暗号化されたデータを復号化し
て送ることができ、それ以外のルーチンに対しては暗号
化されたデータとともに予め設定されたレベルに応じた
秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ることができる処理
装置のオペレーティングシステムとを具備してなること
を特徴とする。
【0021】又、第9の発明は、処理装置と補助記憶装
置との間で複製を規制するデータが受け渡されるコンピ
ュータシステムに於いて、公開鍵暗号化方式を用いてデ
ータの暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ処
理装置のオペレーティングシステムから取得し、保存さ
れているデータの暗号化レベルに応じた秘密鍵を用いて
データを暗号化することが可能で、暗号化したデータの
転送時には暗号化レベルを知らせることが可能な第1の
補助記憶手段と、暗号化されたデータの記録時には公開
鍵暗号方式を用いて受け取った秘密鍵によりレベルに応
じたデータの復号化を行ない、当該データを記録メディ
アに記録することが可能な第2の補助記憶手段と、暗号
化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し前記第
1又は第2の補助記憶手段から得た公開鍵を用いて当該
秘密鍵を暗号化した後、前記第1又は第2の補助記憶手
段に送ることができ、前記第1の補助記憶手段からのデ
ータの転送時には暗号化レベルを取得することができ、
システム内部の出力信号処理ルーチンに対しては暗号化
されたデータを復号化して送ることができ、それ以外の
ルーチン及び前記第2の補助記憶手段に対しては暗号化
されたデータとともに予め設定されたレベルに応じた秘
密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ることができる処理装
置のオペレーティングシステムとを具備してなることを
特徴とする。
【0022】上記した第8、第9の発明によるコンピュ
ータシステムに於いて、補助記憶装置は、公開鍵暗号方
式を用いてデータの暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベ
ルの数だけオペレーティングシステムから取得し、保存
されているデータの暗号化レベルに応じて秘密鍵を用い
たデータの暗号化を複数回行ない、暗号化したデータの
転送時には暗号化レベルを知らせる。オペレーティング
システムは、暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数
だけ生成し補助記憶装置から得た公開鍵を用いてこの秘
密鍵を暗号化した後、補助記憶装置に送り、補助記憶装
置からのデータの転送時には暗号化レベルを取得し、オ
ペレーティングシステム内部の出力信号処理ルーチンに
対しては暗号化されたデータを暗号化レベルに応じた回
数だけ復号化して送り、それ以外のルーチン及び補助記
憶装置に対しては暗号化されたデータを送出するととも
に予め設定されたレベルに応じた数の秘密鍵を公開鍵暗
号方式を用いて送出する。又、データの書込みが可能な
補助記憶装置は、暗号化されたデータの記録時に、公開
鍵暗号方式を用いて受け取った秘密鍵によりレベルに応
じた回数だけデータの復号化を行なって当該データを記
録メディアに記録する。
【0023】上記したようなデータ転送時に於ける秘密
鍵を用いた暗号化処理を、システム内でのバスを経由す
る例えば動画データ等に対して選択的に行なうことによ
り、所望のデータの複製を確実に防止して信頼性の高い
データ保護機能を実現できる、補助記憶装置内のデータ
の暗号化及び暗号化データの扱いを考慮したコンピュー
タシステムが提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。先ず、図1乃至図3を参照して本発明
の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1
実施形態に於けるデータ暗号化方式を用いたコンピュー
タシステムの機能構成を示すブロック図である。
【0025】この第1実施形態に於けるコンピュータシ
ステムは、補助記憶装置に記録されたサウンドを含む動
画データの再生機能、及び当該データの記録機能を備え
てなるもので、ここでは、コンピュータ本体(PC)1
0と、表示装置(DISP)11と、スピーカ(SP)
12と、読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR
(R))13、及び書き込み用補助記憶装置(AUX−
STOR(W))14等から構成される。
【0026】また、コンピュータ本体(PC)10の内
部には、中央処理装置(CPU)20、主メモリ(ME
M)21、表示用メモリ(VRAM)22、ディスプレ
イコントローラ(DISP−CONT)23、オーディ
オコントローラ(AUDIO−CONT)24、読み出
し用補助記憶装置コントローラ(AUX−CONT
(R))25、書き込み用補助記憶装置コントローラ
(AUX−CONT(W))26等が設けられ、システ
ムバス(SYS−BUS)60を経由して相互にデー
タ、コマンド等の転送が行なわれる。
【0027】更に、主メモリ(MEM)21には、オペ
レーティングシステム(OS)30、アプリケーション
ソフトウェア(APPL)31等が記憶されており、オ
ペレーティングシステム(OS)30には、秘密鍵(S
EC−Key)40、復号化処理ルーチン(DEC−R
TN)41、出力信号処理ルーチン(OPS−RTN)
42等が含まれている。
【0028】図2、及び図3はそれぞれ本発明のデータ
の暗号化処理の動作説明図であり、ここでは、コンピュ
ータ本体(PC)10内のシステムバス(SYS−BU
S)60を経由して受け渡される特定のデータ(例えば
著作権保護を必要とする圧縮化された動画データ等)に
対して、秘密鍵(SEC−Key)40を用い、再生時
に暗号化処理(図2参照)を施し、記録時に復号化処理
(図3参照)を施している。
【0029】ここで上記各図を参照して本発明の第1実
施形態に於ける動作を説明する。コンピュータ本体(P
C)10は、各種アプリケーションの実行を行なうため
に必要な各種の入出力装置を含んでいる。
【0030】表示装置(DISP)11は、アプリケー
ションなどの実行結果を表示するために用いられ、スピ
ーカ(SP)12は、音声データを出力するために用い
られる。
【0031】読み出し用補助記憶装置(AUX−STO
R(R))13は、画像データ、音声(サウンド)デー
タ等を含んだコンピュータ上で扱うことができるデータ
を保持し、それらのデータを読み出し用補助記憶装置コ
ントローラ(AUX−CONT(R))25からの命令
によって転送することができる。
【0032】また、データの暗号化に必要な秘密鍵(S
EC−Key)40を、公開鍵暗号方式を用いて、オペ
レーティングシステム(OS)30から取得することが
できる。
【0033】更に読み出し用補助記憶装置(AUX−S
TOR(R))13は、暗号化が必要なデータに対して
の転送命令を受けたときには、予め取得していた秘密鍵
(SEC−Key)40を用いてデータを暗号化して転
送することができ、暗号化したデータの転送時には、暗
号化したことをオペレーティングシステム(OS)30
に知らせてから転送を行なうことができる。
【0034】書き込み用補助記憶装置(AUX−STO
R(W))14は、各種データの転送および書き込みを
行なうことができる。また、データの復号化に必要な秘
密鍵(SEC−Key)40を、公開鍵暗号方式を用い
てオペレーティングシステム(OS)30から取得する
ことができる。
【0035】更に書き込み用補助記憶装置(AUX−S
TOR(W))14は、暗号化されたデータの書き込み
を要求された時には、予め取得しておいた秘密鍵(SE
C−Key)40を用いてデータを復号化して書き込む
ことができる。
【0036】中央処理装置(CPU)20は、オペレー
ティングシステム(OS)30の制御によって各種のア
プリケーション(APPL)31から要求された計算を
行なう。
【0037】主メモリ(MEM)21は、中央処理装置
(CPU)20の作業領域に供されるとともに、オペレ
ーティングシステム(OS)30、アプリケーション
(APPL)31等を一時的に保存しておくために使用
されるもので、ここでは内部で予め生成された秘密鍵
(SEC−Key)40を記憶する。
【0038】表示用メモリ(VRAM)22は、アプリ
ケーション(APPL)31がオペレーティングシステ
ム(OS)30に対して表示装置(DISP)11に表
示するように要求した画面のイメージが一時的に保存さ
れる。
【0039】ディスプレイコントローラ(DISP−C
ONT)23は、表示用メモリ(VRAM)22に保存
されているイメージを読み出して、当該データを表示装
置(DISP)11が表示するのに適した信号に変換
し、表示装置(DISP)11に送出する。
【0040】オーディオコントローラ(AUDIO−C
ONT)24は、アプリケーションソフトウェア(AP
PL)31がオペレーティングシステム(OS)30に
対してスピーカ(SP)12から出力するように要求し
たデータを受け取り、スピーカ(SP)12にオーディ
オ信号を出力する。
【0041】読み出し用補助記憶装置コントローラ(A
UX−CONT(R))25は、オペレーティングシス
テム(OS)30と読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13とのデータのやり取りを仲介す
る。
【0042】書き込み用補助記憶装置コントローラ(A
UX−CONT(W))26は、オペレーティングシス
テム(OS)30と書き込み用補助記憶装置(AUX−
STOR(W))14とのデータのやり取りを仲介す
る。
【0043】オペレーティングシステム(OS)30
は、その内部に、復号化処理ルーチン(DEC−RT
N)41、及び出力信号処理ルーチン(OPS−RT
N)42等でなる、画像処理用モジュール、音声処理用
モジュール、暗号化されたデータを復号するための復号
モジュール等をもつ。
【0044】また、読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13がデータの暗号化を行なうための
秘密鍵(SEC−Key)40を生成することができ、
その秘密鍵(SEC−Key)40を、公開鍵暗号方式
を用いて、読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR
(R))13に渡すことができる。
【0045】アプリケーション(APPL)31が読み
出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))13に
保存されているデータの転送を要求してきたときには、
読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))1
3に対してデータの転送を要求する。
【0046】このとき、読み出し用補助記憶装置(AU
X−STOR(R))13がデータを暗号化して転送す
ることを通知している場合には、その旨をアプリケーシ
ョン(APPL)31に知らせる。
【0047】また、アプリケーション(APPL)31
が、暗号化されていない画像データ、音声データを出力
することを要求してきた場合には、データをそのまま、
それぞれ表示用メモリ(VRAM)22、オーディオコ
ントローラ(AUDIO−CONT)24等に転送し、
又、暗号化されているデータを出力するように要求して
きた場合には、復号化モジュール(復号化処理ルーチン
(DEC−RTN)41)を通してデータの復号化を行
なってから当該データを表示用メモリ(VRAM)2
2、オーディオコントローラ(AUDIO−CONT)
24等に転送する。
【0048】更にオペレーティングシステム(OS)3
0は、アプリケーション(APPL)31が、暗号化さ
れていない各種データを書き込み用補助記憶装置(AU
X−STOR(W))14に書き込むように指示してき
たときには、書き込み用補助記憶装置コントローラ(A
UX−CONT(W))26を介し書き込み用補助記憶
装置(AUX−STOR(W))14に対して書き込み
を指示し、又、暗号化されたデータを書き込むように指
示してきたときには、公開鍵暗号方式を用いて復号化の
ために必要な秘密鍵(SEC−Key)40を渡し、そ
の後、暗号化されたデータを転送する。
【0049】アプリケーション(APPL)31は、こ
こでは、画像データ、音声データを扱うアプリケーショ
ンソフトウェアである。このアプリケーション(APP
L)31は、読み出し用補助記憶装置(AUX−STO
R(R))13からデータを取り出し、その画像データ
を表示装置(DISP)11に表示したり、音声データ
をスピーカ(SP)12から再生したりすることができ
る。
【0050】又、データの取り出しの際には、オペレー
ティングシステム(OS)30からデータが暗号化され
たものであるか否かを知らされると、その旨を当該暗号
化されたデータとともに保存しておき、出力の際には暗
号化されているか否かを出力先に知らせる。
【0051】更にアプリケーション(APPL)31
は、データを書き込み用補助記憶装置(AUX−STO
R(W))14に書き込みたいときにもオペレーティン
グシステム(OS)30を通して、暗号化されているか
どうかをデータとともに伝達する。
【0052】秘密鍵(SEC−Key)40は、暗号化
及び復号化に必要な鍵であり、オペレーティングシステ
ム(OS)30内で生成され保持される。復号化処理ル
ーチン(DEC−RTN)41は暗号化されたデータを
秘密鍵(SEC−Key)40を用いて復号化し、その
復号化されたデータを出力する機能をもっている。
【0053】ここで上記構成による第1実施形態のコン
ピュータシステムに於ける動作をデータの流れとともに
説明する。まず、読み出し用補助記憶装置(AUX−S
TOR(R))13に記録されている暗号化の必要な動
画データA、つまり、著作権の保護のために第三者に対
しては公開したくないデータをコンピュータ本体(P
C)10に接続された表示装置(DISP)11、及び
スピーカ(SP)12から出力する際の処理の流れにつ
いて説明する。
【0054】アプリケーション(APPL)31は、オ
ペレーティングシステム(OS)30に対して、読み出
し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))13に保
存されている、動画データAを取り出すように要求す
る。
【0055】オペレーティングシステム(OS)30
は、読み出し用補助記憶装置コントローラ(AUX−C
ONT(R))25を通して読み出し用補助記憶装置
(AUX−STOR(R))13に保存されている動画
データAを取り出すように要求する。
【0056】読み出し用補助記憶装置(AUX−STO
R(R))13は、要求された動画データAが暗号化の
必要なデータであることを知ると、公開鍵暗号方式を用
いて、オペレーティングシステム(OS)30から動画
データAの暗号化に必要な秘密鍵(SEC−Key)4
0を取得する。
【0057】具体的には、読み出し用補助記憶装置(A
UX−STOR(R))13の中で、図2に示すよう
に、対になる暗号化用の鍵A(Open−Key
(A))と復号化用の鍵B(Open−Key(B))
を生成し、鍵A(Open−Key(A))をオペレー
ティングシステム(OS)30に転送する。
【0058】オペレーティングシステム(OS)30
は、内部で生成した動画データ復号化用の秘密鍵(SE
C−Key)40を上記鍵A(Open−Key
(A))を用いて暗号化(encrypt)し、読み出
し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))13に送
り返す。
【0059】読み出し用補助記憶装置(AUX−STO
R(R))13は、暗号化された秘密鍵(SEC−Ke
y)40を上記復号化用の鍵B(Open−Key
(B))を用いて復号化(decrypt)すること
で、オペレーティングシステム(OS)30内で生成し
たものと同じ秘密鍵(SEC−Key)40を取得する
ことができる。
【0060】以上のような手順が公開鍵暗号方式と呼ば
れているものである。このようにして、動画データAの
暗号化に必要な秘密鍵(SEC−Key)40を取得し
た読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))
13は、動画データAを暗号化して転送する。このと
き、データが暗号化されたものであることをオペレーテ
ィングシステム(OS)30に知らせる。
【0061】読み出し用補助記憶装置コントローラ(A
UX−CONT(R))25を通して暗号化された動画
データAを受け取ったオペレーティングシステム(O
S)30は、アプリケーション(APPL)31にデー
タを転送し、そのデータが暗号化されたものであること
を知らせる。
【0062】アプリケーション(APPL)31が受け
取った、暗号化された動画データAを再生するときに
は、当該データをオペレーティングシステム(OS)3
0に対して転送して出力を依頼する。この際、データの
転送と同時に、当該データが暗号化されているものであ
ることを知らせる。
【0063】オペレーティングシステム(OS)30
は、アプリケーション(APPL)31から転送され
た、暗号化された動画データAを、以前に作成し保存し
ておいた秘密鍵(SEC−Key)40を用い復号化し
て、当該動画データを表示用メモリ(VRAM)22に
書き込み、音声データをオーディオコントローラ(AU
DIO−CONT)24に転送して再生を行なうように
指示する。
【0064】ディスプレイコントローラ(DISP−C
ONT)23は、表示用メモリ(VRAM)22に書き
込まれた画像を表示装置(DISP)11に表示する。
オーディオコントローラ(AUDIO−CONT)24
は音声データをスピーカ(SP)12から再生できるよ
うに加工してスピーカ(SP)12に送出し音声を再生
する。
【0065】この際のシステムバス(SYS−BUS)
60経由による、オペレーティングシステム(OS)3
0と読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR
(R))13との間の暗号化処理手順を図2に示してい
る。
【0066】以上のような処理によってデータが暗号化
された後、転送され、再生の必要な時には復号化が行な
われる。次に、アプリケーション(APPL)31が読
み出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))13
から転送された動画データBを書き込み用補助記憶装置
(AUX−STOR(W))14に書き込む際の処理の
流れを説明する。
【0067】アプリケーション(APPL)31が暗号
化されたデータを読み出し用補助記憶装置(AUX−S
TOR(R))13から得るまでの手順は上述した動画
データAを得る際の手順と同様であるので、ここではそ
の処理の流れを省略する。
【0068】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データBをオペレーティングシステム(O
S)30に対して書き込み用補助記憶装置(AUX−S
TOR(W))14に書き込むように指示する。
【0069】オペレーティングシステム(OS)30は
書き込み用補助記憶装置(AUX−STOR(W))1
4がオペレーティングシステム(OS)30が書き込み
を許可した装置であることを確認した後、公開鍵暗号方
式を用いて復号化に必要な秘密鍵(SEC−Key)4
0を渡す。
【0070】オペレーティングシステム(OS)30
は、秘密鍵(SEC−Key)40を渡した後に、暗号
化された動画データBを書き込み用補助記憶装置コント
ローラ(AUX−CONT(W))26を通して書き込
み用補助記憶装置(AUX−STOR(W))14に転
送する。この際、当該転送データが暗号化されているこ
とを併せて通知する。
【0071】書き込み用補助記憶装置(AUX−STO
R(W))14は、暗号化された動画データBを、秘密
鍵(SEC−Key)40を用いて復号化したことを記
録する。
【0072】この際のシステムバス(SYS−BUS)
60経由による、オペレーティングシステム(OS)3
0と書き込み用補助記憶装置(AUX−STOR
(W))14との間の暗号化処理手順を図3に示してい
る。
【0073】このようにして、オペレーティングシステ
ム(OS)30が書き込みを許可した装置だけが、暗号
化されたデータを記録することができるようになる。次
に、図4を参照して、本発明の第2実施形態、及び第3
実施形態を説明する。
【0074】図4はデータ暗号化方式を用いた本発明の
第2実施形態、及び第3実施形態によるコンピュータシ
ステムの機能ブロック図である。このコンピュータシス
テムは、コンピュータ本体(PC)10、表示装置(D
ISP)11、スピーカ(SP)12、読み出し用補助
記憶装置(AUX−STOR(R))13、書き込み用
補助記憶装置(AUX−STOR(W))14等から構
成される。
【0075】コンピュータ本体(PC)10の内部に
は、中央処理装置(CPU)20、主メモリ(MEM)
21、表示用メモリ(VRAM)22、ディスプレイコ
ントローラ(DISP−CONT)23、オーディオコ
ントローラ(AUDIO−CONT)24、読み出し用
補助記憶装置コントローラ(AUX−CONT(R))
25、書き込み用補助記憶装置コントローラ(AUX−
CONT(W))26等が設けられる。
【0076】主メモリ(MEM)21には、前述した第
1実施形態と異なり、2種の秘密鍵(SEC−Key
(A),SEC−Key(B))50,51が設けられ
る。即ち、この実施形態では、主メモリ(MEM)21
に、オペレーティングシステム(OS)30、アプリケ
ーション(APPL)31等が記憶されており、更に、
オペレーティングシステム(OS)30には、秘密鍵A
(SEC−Key(A))50、及び秘密鍵B(SEC
−Key(B))51と、復号化処理ルーチンA(DE
C−RTN(A))52、及び復号化処理ルーチンB
(DEC−RTN(B))53が含まれている。
【0077】ここで、上記各ブロックの機能について、
上述した第1実施形態と異なる部分について説明する。
秘密鍵A(SEC−Key(A))50は、一度だけコ
ピーすることを許したデータに対して暗号化、及び復号
化を行なうために必要な秘密鍵である。
【0078】秘密鍵B(SEC−Key(B))51
は、データをコピーすることを禁止したデータに対して
暗号化、及び復号化を行なうために必要な秘密鍵であ
る。復号化処理ルーチンA(DEC−RTN(A))5
2は、秘密鍵A(SEC−Key(A))50を用いて
データを復号化するルーチンである。
【0079】復号化処理ルーチンB(DEC−RTN
(B))53は、秘密鍵B(SEC−Key(B))5
1を用いてデータを復号化するルーチンである。次に、
上記図4を参照して本発明の第2実施形態に於ける動作
を説明する。
【0080】先ず、アプリケーション(APPL)31
が読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))
13に記録されている、一度だけコピーすることを許し
た動画データCを扱う際の処理の流れについて説明す
る。尚、ここでは上述した第1実施形態との相違点につ
いてのみ説明を行なう。
【0081】先ず、読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13がデータを暗号化する際には、保
持しているデータが一度だけコピーすることが許された
データであるのか、コピーすることが禁止されたデータ
であるのかによって、使用する秘密鍵が異なるので、オ
ペレーティングシステム(OS)30とのやり取りで2
つの秘密鍵A,B(SEC−Key(A),SEC−K
ey(B))50,51を取得する。
【0082】受け取ったデータの属性を上記2つの秘密
鍵A,B(SEC−Key(A),SEC−Key
(B))50,51を使い分けて、データ(ここでは動
画データC)を暗号化し転送する。
【0083】この第2実施形態の場合には、データが一
度だけコピーすることを許された動画データCなので、
秘密鍵A(SEC−Key(A))50を用いて暗号化
した動画データCをオペレーティングシステム(OS)
30を通してアプリケーション(APPL)31に転送
する。このデータ転送の際には、暗号化のレベルもデー
タとともに伝達する。
【0084】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データCを再生する時の処理は上述した第
1実施形態と同様である。アプリケーション(APP
L)31が暗号化された動画データCを書き込み用補助
記憶装置(AUX−STOR(W))14に対して書き
込む時の処理を以下に説明する。
【0085】先ず、アプリケーション(APPL)31
が保持しているデータを暗号化のレベルとともにオペレ
ーティングシステム(OS)30に渡し、書き込み用補
助記憶装置(AUX−STOR(W))14に記録する
ように指示する。
【0086】オペレーティングシステム(OS)30
は、データの暗号化レベルをみて、データが一度だけコ
ピーが許されたものであることを知り、書き込み用補助
記憶装置(AUX−STOR(W))14に対して、秘
密鍵A(SEC−Key(A))50を渡す。
【0087】オペレーティングシステム(OS)30
は、秘密鍵A(SEC−Key(A))50を渡した後
に、暗号化された動画データCを書き込み用補助記憶装
置コントローラ(AUX−CONT(W))26を通し
て書き込み用補助記憶装置(AUX−STOR(W))
14に転送する。このデータ転送の際、当該データがい
ずれのレベルで暗号化されているかを知らせる。
【0088】書き込み用補助記憶装置(AUX−STO
R(W))14は、暗号化された動画データCを秘密鍵
A(SEC−Key(A))50を用いて復号化した
後、当該データを記録する。この記録時には次回からの
コピーを禁止するように動画データCの属性を記述す
る。
【0089】このようにして、一度だけコピーすること
が許されたデータを書き込み用補助記憶装置(AUX−
STOR(W))14に記録することができる。次に、
アプリケーション(APPL)31が読み出し用補助記
憶装置(AUX−STOR(R))13に記録されてい
る、コピーすることを禁止した動画データDを扱う際の
処理の流れについて説明する。この場合も上述した第1
実施形態との相違点についてのみ説明する。
【0090】先ず、読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13がデータを暗号化する際は、保持
しているデータが、一度だけコピーすることが許された
データであるのか、コピーすることが禁止されたデータ
であるのかによって、使用する秘密鍵が異なるので、オ
ペレーティングシステム(OS)30とのやり取りで2
つの秘密鍵A,B(SEC−Key(A),SEC−K
ey(B))50,51を取得する。
【0091】受け取ったデータの属性を判断して、上記
2つの秘密鍵A,B(SEC−Key(A),SEC−
Key(B))50,51を使い分けて、データを暗号
化して転送する。この実施形態の場合にはデータがコピ
ーすることを禁止されたデータDであるので、秘密鍵B
(SEC−Key(B))51を用いて暗号化した動画
データDをオペレーティングシステム(OS)30を通
してアプリケーション(APPL)31に転送する。こ
のデータ転送の際には、暗号化のレベルもデータととも
に送出する。
【0092】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データDを再生するときの処理は上述した
第1実施形態と同様である。この場合には復号化に使用
される秘密鍵は、秘密鍵B(SEC−Key(B))5
1である。
【0093】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データDを書き込み用補助記憶装置(AU
X−STOR(W))14に対して書き込もうとしたと
きには以下のような処理により書き込むことが出来なく
なっている。
【0094】先ず、アプリケーション(APPL)31
が保持しているデータを暗号化のレベルとともにオペレ
ーティングシステム(OS)30に渡し、書き込み用補
助記憶装置(AUX−STOR(W))14に記録する
ように指示する。
【0095】オペレーティングシステム(OS)30
は、データの暗号化レベルをみて、データがコピーを禁
止されたものであることを知り、書き込みを拒否する。
この際、アプリケーション(APPL)31が暗号化の
レベルを偽って書き込むように指示したとしても、オペ
レーティングシステム(OS)30が書き込み用補助記
憶装置(AUX−STOR(W))14に対して伝達す
る秘密鍵は、秘密鍵A(SEC−Key(A))50な
ので復号化することはできない。
【0096】以上のような処理によって、暗号化にレベ
ルをつけてデータを不正コピーから守ることができる。
次に、本発明の第3実施形態の動作を上記図4を参照し
てデータの流れとともに説明する。
【0097】まず、アプリケーション(APPL)31
が読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))
13に記録されている、一度だけコピーすることを許し
た動画データCを扱う際の処理の流れについて説明す
る。尚、ここでは第1実施形態との相違点についてのみ
説明する。
【0098】先ず、読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13がデータを暗号化する際には、保
持しているデータが一度だけコピーすることが許された
データであるのか、コピーすることが禁止されたデータ
であるのかによって、使用する秘密鍵が異なるので、オ
ペレーティングシステム(OS)30とのやり取りで2
つの秘密鍵A,B(SEC−Key(A),SEC−K
ey(B))50,51を取得する。
【0099】受け取ったデータの属性を判断して、一度
だけコピーすることが許されたデータの場合には、秘密
鍵A(SEC−Key(A))50だけを用いた暗号化
を行なう。又、コピーすることが禁止されたデータの場
合には、秘密鍵B(SEC−Key(B))51を用い
た暗号化のあとに、更に秘密鍵A(SEC−Key
(A))50を用いた暗号化を行なう。
【0100】この場合には、データが一度だけコピーす
ることが許されたデータなので、秘密鍵A(SEC−K
ey(A))50を用いて暗号化した動画データBをオ
ペレーティングシステム(OS)30を通してアプリケ
ーション(APPL)31に転送する。このデータ転送
の際には、暗号化のレベルも当該データとともに伝達す
る。
【0101】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データCを再生する時の処理は上述した第
1実施形態と同様である。アプリケーション(APP
L)31が暗号化された動画データCを書き込み用補助
記憶装置(AUX−STOR(W))14に対して書き
込む時の処理を以下に説明する。
【0102】先ず、アプリケーション(APPL)31
が保持しているデータを暗号化のレベルとともにオペレ
ーティングシステム(OS)30に渡し、書き込み用補
助記憶装置(AUX−STOR(W))14に記録する
ように指示する。
【0103】オペレーティングシステム(OS)30
は、データの暗号化レベルをみて、データが一度だけコ
ピーが許されたものであることを知り、書き込み用補助
記憶装置(AUX−STOR(W))14に対して秘密
鍵A(SEC−Key(A))50を伝達する。
【0104】オペレーティングシステム(OS)30
は、秘密鍵A(SEC−Key(A))50を渡した後
に、暗号化された動画データCを書き込み用補助記憶装
置コントローラ(AUX−CONT(W))26を通し
て書き込み用補助記憶装置(AUX−STOR(W))
14に転送する。この際、当該データがいずれのレベル
で暗号化されているかを知らせる。
【0105】書き込み用補助記憶装置(AUX−STO
R(W))14は、暗号化された動画データCを、秘密
鍵A(SEC−Key(A))50を用いて復号化した
後、当該データを記録する。この記録時には、次回から
のコピーを禁止するように動画データCの属性を記述す
る。
【0106】このようにして一度だけコピーすることが
許されたデータを書き込み用補助記憶装置(AUX−S
TOR(W))14に記録することができる。次に、ア
プリケーション(APPL)31が読み出し用補助記憶
装置(AUX−STOR(R))13に記録されてい
る、コピーすることを禁止した動画データDを扱う際の
処理の流れについて説明する。この場合も上述した第1
実施形態との相違点についてのみ説明する。
【0107】先ず、読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13がデータを暗号化する際には、保
持しているデータが、一度だけコピーすることが許され
たデータであるのか、コピーすることが禁止されたデー
タであるのかによって、使用する秘密鍵が異なるので、
オペレーティングシステム(OS)30とのやり取りで
2つの秘密鍵A,B(SEC−Key(A),SEC−
Key(B))50,51を取得する。
【0108】この動作例の場合にはデータがコピーする
ことを禁止されたデータなので、動画データDを秘密鍵
B(SEC−Key(B))51を用いて暗号化し、更
に秘密鍵A(SEC−Key(A))50を用いて暗号
化した後、オペレーティングシステム(OS)30を通
してアプリケーション(APPL)31に転送する。こ
のデータ転送の際には、暗号化のレベルも当該データと
ともに伝達する。
【0109】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データDを再生するときは、データのレベ
ルをみて、秘密鍵A(SEC−Key(A))50によ
る復号化だけか、もしくは、秘密鍵A(SEC−Key
(A))50による復号化と秘密鍵B(SEC−Key
(B))51による復号化の2段階の復号化を行なった
後にデータを出力する。この動作例の場合には2段階の
復号化が行なわれる。
【0110】アプリケーション(APPL)31が暗号
化された動画データDを書き込み用補助記憶装置(AU
X−STOR(W))14に対して書き込もうとしたと
きには、以下のような処理により書き込むことができな
くなっている。
【0111】先ず、アプリケーション(APPL)31
が保持しているデータを暗号化のレベルとともにオペレ
ーティングシステム(OS)30に渡し、書き込み用補
助記憶装置(AUX−STOR(W))14に記録する
ように指示する。
【0112】オペレーティングシステム(OS)30
は、データの暗号化レベルをみて、データがコピーを禁
止されたものであることを知り、書き込みを拒否する。
この際、アプリケーション(APPL)31が暗号化の
レベルを偽って書き込むように指示したとしても、オペ
レーティングシステム(OS)30が書き込み用補助記
憶装置(AUX−STOR(W))14に対して伝達す
る秘密鍵は、秘密鍵A(SEC−Key(A))50で
あるのでデータを復号化することはできない。
【0113】以上のような処理によって、暗号化にレベ
ルをつけてデータを不正コピーから守ることができる。
また、この実施の形態では、コピー禁止のデータに対し
て2段階暗号化を行なうので第2実施形態よりデータコ
ピーに対しての安全性が向上する。
【0114】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではない。例えば、扱うデータは動画データ
だけではなく、画像だけのデータでも音声だけのデータ
でもよいし、ここで示した以外のデータであってもよ
い。
【0115】また、上記した実施形態では、補助記憶を
読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR(R))1
3と、書き込み用補助記憶装置(AUX−STOR
(W))14とを別体で設けた構成としているが、読み
込み用補助装置と、書き込み用補助装置とが同一の装置
であってもよい。例えば書き替え型DVDを記録媒体と
する単一のドライブ装置であってもよい。
【0116】更に、暗号化のレベルも2つではなく、3
つ以上のレベルに分けて暗号化を行なってもよい。ま
た、システム構成等も本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することが可能である。
【0117】以上のように本発明の実施形態によれば、
補助記憶装置とオペレーティングシステムとの間で秘密
鍵を用いてデータを暗号化して転送することが可能であ
る。更に、オペレーティングシステムがデータを出力装
置に出力するまで暗号化したまま保持することにより、
同一コンピュータ上でさえもデータを保護することが可
能となる。また、データの機密レベルに応じた暗号化が
可能となる。
【0118】このような実施形態の機能をもつことによ
り、コンピュータシステム上に於ける補助記憶装置とオ
ペレーティングシステムとの間に於ける転送データにつ
いても有効な暗号化処理を施し複製を確実に防止して信
頼性の高いデータ保護機能を実現できる。
【0119】また、上記したようなデータ転送時に於け
る秘密鍵を用いた暗号化処理を、システム内でのバスを
経由する例えば動画データ等に対して選択的に行なうこ
とにより、所望のデータの複製を確実に防止して信頼性
の高いデータ保護機能を実現できる、補助記憶装置内の
データの暗号化及び暗号化データの扱いを考慮したコン
ピュータシステムが提供できる。
【0120】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、補助記憶
装置とオペレーティングシステムとの間でデータを暗号
化して転送することが可能である。さらに、オペレーテ
ィングシステムがデータを出力装置に出力するまで暗号
化したまま保持することにより、同一コンピュータ上で
さえもデータを保護することが可能となる。また、デー
タの機密レベルに応じた暗号化が可能となる。更に、上
記したようなデータ転送時に於ける秘密鍵を用いた暗号
化処理を、システム内でのバスを経由する例えば動画デ
ータ等に対して選択的に行なうことにより、所望のデー
タの複製を確実に防止して信頼性の高いデータ保護機能
を実現できる、補助記憶装置内のデータの暗号化及び暗
号化データの扱いを考慮したコンピュータシステムが提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に於けるシステムの機能
構成を示すブロック図。
【図2】上記第1実施形態に於ける、システムバス(S
YS−BUS)60経由による、オペレーティングシス
テム(OS)30と読み出し用補助記憶装置(AUX−
STOR(R))13との間の暗号化処理手順を示す動
作説明図。
【図3】上記第1実施形態に於ける、システムバス(S
YS−BUS)60経由による、オペレーティングシス
テム(OS)30と書き込み用補助記憶装置(AUX−
STOR(W))14との間の暗号化処理手順を示す動
作説明図。
【図4】本発明の第2実施形態、及び第3実施形態に於
けるシステムの機能構成を示すブロック図。
【符号の説明】 10…コンピュータ本体(PC)、 11…表示装置(DISP)、 12…スピーカ(SP)、 13…読み出し用補助記憶装置(AUX−STOR
(R))、 14…書き込み用補助記憶装置(AUX−STOR
(W))、 20…中央処理装置(CPU)、 21…主メモリ(MEM)、 22…表示用メモリ(VRAM)、 23…ディスプレイコントローラ(DISP−CON
T)、 24…オーディオコントローラ(AUDIO−CON
T)、 25…読み出し用補助記憶装置コントローラ(AUX−
CONT(R))、 26…書き込み用補助記憶装置コントローラ(AUX−
CONT(W))、 30…オペレーティングシステム(OS)、 31…アプリケーション(APPL)、 40…秘密鍵(SEC−Key)、 41…復号化処理ルーチン(DEC−RTN)、 42…出力信号処理ルーチン(OPS−RTN)、 50…秘密鍵A(SEC−Key(A))、 51…秘密鍵B(SEC−Key(B))、 52…復号化処理ルーチンA(DEC−RTN
(A))、 53…復号化処理ルーチンB(DEC−RTN
(B))、 60…システムバス(SYS−BUS)。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスを介して処理装置と補助記憶装置と
    の間でデータが受け渡されるコンピュータシステムに於
    いて、 前記補助記憶装置に、 公開鍵となる暗号化用の鍵及び復号化用の鍵を生成する
    手段と、 前記処理装置よりデータを暗号化するための秘密鍵を取
    得する際に、前記暗号化用の鍵を前記処理装置に転送す
    る手段と、 前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗号化された
    秘密鍵を受けたとき、当該秘密鍵を前記復号化用の鍵を
    用い復号化処理して前記処理装置で生成した秘密鍵を取
    得する手段と、 前記処理装置へ転送するデータを前記取得した秘密鍵を
    用いて暗号化処理し、秘密鍵を用いて暗号化したことを
    通知する信号とともに前記処理装置へ転送する手段とを
    有し、 前記処理装置に、 データの暗号化に必要な秘密鍵を生成する手段と、 前記補助記憶装置より前記暗号化用の鍵を受け取ったと
    き、当該暗号化用の鍵を用いて前記内部で生成した秘密
    鍵を暗号化処理した後、前記補助記憶装置に転送する手
    段と、 前記補助記憶装置より秘密鍵を用いて暗号化したことを
    通知する信号を受けたとき、前記補助記憶装置より受け
    たデータを前記内部で生成した秘密鍵を用いて復号化処
    理する手段とを有して、 システム内でバスを介して受け渡される補助記憶装置の
    読出データに秘密鍵を用いて暗号化処理を施すことを特
    徴としたコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 バスを介して処理装置と補助記憶装置と
    の間でデータが受け渡されるコンピュータシステムに於
    いて、 前記補助記憶装置に、 公開鍵となる暗号化用の鍵及び復号化用の鍵を生成する
    手段と、 前記処理装置よりデータを復号化するための秘密鍵を取
    得する際に、前記暗号化用の鍵を前記処理装置に転送す
    る手段と、 前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗号化された
    秘密鍵を受け取ったとき、当該秘密鍵を前記復号化用の
    鍵により復号化して前記処理装置で生成した秘密鍵を取
    得する手段と、 前記処理装置より秘密鍵を用いて暗号化したことを通知
    する信号を受けたとき、前記処理装置より転送された書
    き込みデータを前記秘密鍵を用いて復号化処理した後、
    記憶媒体に書き込む手段とを有し、 前記処理装置に、 秘密鍵を生成する手段と、 前記補助記憶装置より前記暗号化用の鍵を受け取ったと
    き、前記内部で生成した秘密鍵を前記補助記憶装置より
    受け取った暗号化用の鍵を用いて暗号化し、前記補助記
    憶装置に転送する手段と、 前記補助記憶装置の記憶媒体に書き込むデータに前記内
    部で生成した秘密鍵を用いて暗号化処理を施し、当該デ
    ータを秘密鍵を用いて暗号化したことを通知する信号と
    ともに前記補助記憶装置に転送する手段とを有して、 システム内でバスを介して受け渡される補助記憶装置の
    書き込みデータに秘密鍵を用いて暗号化処理を施すこと
    を特徴としたコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 処理装置と、記憶媒体に記憶されたデー
    タを読出す第1の補助記憶手段と、記憶媒体にデータを
    書込む第2の補助記憶手段とをもつコンピュータシステ
    ムに於いて、 前記処理装置は、 秘密鍵を生成する手段と、 前記第1又は第2の補助記憶手段より暗号化用の公開鍵
    を受け取ったとき、当該公開鍵を用いて前記内部で生成
    した秘密鍵を暗号化し、前記公開鍵を発送した補助記憶
    手段に転送する手段とを有し、 前記第1の補助記憶手段は、 暗号化用及び復号化用の公開鍵を生成する手段と、 前記処理装置より秘密鍵を取得する際に、前記暗号化用
    の公開鍵を前記処理装置に転送する手段と、 前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗号化された
    秘密鍵を受け取ったとき、当該秘密鍵を前記復号化用の
    公開鍵により復号化して前記処理装置で生成した秘密鍵
    を取得する手段と、 前記処理装置へ転送するデータを前記取得した秘密鍵を
    用いて暗号化処理し、秘密鍵を用いて暗号化したことを
    通知する信号とともに前記処理装置を介して前記第2の
    補助記憶手段へ転送する手段とを有し、 前記第2の補助記憶手段は、 暗号化用及び復号化用の公開鍵を生成する手段と、 前記処理装置より秘密鍵を取得する際に、前記暗号化用
    の公開鍵を前記処理装置に転送する手段と、 前記処理装置より前記暗号化用の鍵により暗号化された
    秘密鍵を受け取ったとき、当該秘密鍵を前記復号化用の
    公開鍵により復号化して前記処理装置で生成した秘密鍵
    を取得する手段と、 前記秘密鍵を用いて暗号化したことを通知する信号を受
    けたとき、前記第1の補助記憶手段より転送されたデー
    タを前記取得した秘密鍵を用いて復号化処理した後、記
    憶媒体に書き込む手段とを有し、 システム内で受け渡される補助記憶データを秘密鍵を用
    いて暗号化処理することを特徴としたコンピュータシス
    テム。
  4. 【請求項4】 処理装置と補助記憶装置との間で複製を
    規制するデータが受け渡されるコンピュータシステムに
    於いて、 公開鍵暗号方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密鍵
    を処理装置のオペレーティングシステムから取得し当該
    秘密鍵を用いてデータを暗号化する手段と、前記秘密鍵
    を用いて暗号化した転送データを当該転送データが暗号
    化さる信号とともに処理装置に転送する手段とをもつ補
    助記憶装置と、 暗号化に必要な秘密鍵を生成する手段と、前記生成した
    秘密鍵を前記補助記憶装置から取得した公開鍵を用いて
    暗号化し前記補助記憶装置に転送する手段と、前記補助
    記憶装置から転送されるデータが暗号化されている旨の
    通知を受けたとき、内部の出力信号処理ルーチンに対し
    ては暗号化されたデータを復号化し、それ以外のルーチ
    ンに対しては転送データが暗号化されていることを通知
    する手段と、データの復号化に必要な秘密鍵を公開鍵暗
    号方式を用いて送出する手段とをもつ処理装置のオペレ
    ーティングシステムとを具備してなることを特徴とする
    コンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 処理装置と補助記憶装置との間で複製を
    規制するデータが受け渡されるコンピュータシステムに
    於いて、 公開鍵暗号方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密鍵
    を処理装置のオペレーティングシステムから取得し当該
    秘密鍵を用いてデータを暗号化する手段と、前記秘密鍵
    を用いて暗号化した転送データを当該転送データが暗号
    化されていることを通知する信号とともに処理装置に転
    送する手段とをもつ第1の補助記憶手段と、 暗号化されたデータの記録時に公開鍵暗号方式を用いて
    受け取った秘密鍵によりデータの復号化を行なった後、
    記録メディアに記録する手段をもつ第2の補助記憶手段
    と、 暗号化に必要な秘密鍵を生成する手段と、前記生成した
    秘密鍵を前記第1又は第2の補助記憶手段から取得した
    公開鍵を用いて暗号化し前記第1又は第2の補助記憶手
    段に転送する手段と、前記第1の補助記憶手段から転送
    されるデータが暗号化されている旨の通知を受けたと
    き、内部の出力信号処理ルーチンに対しては暗号化され
    たデータを復号化し、それ以外のルーチン及び前記第2
    の補助記憶手段に対しては転送されるデータが暗号化さ
    れていることを通知する手段と、データの復号化に必要
    な秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送出する手段とをも
    つ処理装置のオペレーティングシステムとを具備してな
    ることを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 処理装置と補助記憶装置との間で複製を
    規制するデータが受け渡されるコンピュータシステムに
    於いて、 公開鍵暗号化方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密
    鍵を暗号化レベルの数だけ処理装置のオペレーティング
    システムから取得し、保存されているデータの暗号化レ
    ベルに応じた秘密鍵を用いてデータを暗号化することが
    可能で、暗号化したデータの転送時に暗号化レベルを知
    らせることが可能な補助記憶装置と、 暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し前
    記補助記憶装置から得た公開鍵を用いて前記生成した秘
    密鍵を暗号化した後、前記補助記憶装置に送ることがで
    き、前記補助記憶装置からのデータの転送時には暗号化
    レベルを取得することができ、システム内部の出力信号
    処理ルーチンに対しては暗号化されたデータを復号化し
    て送ることができ、それ以外のルーチンに対しては暗号
    化されたデータとともに予め設定されたレベルに応じた
    秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ることができる処理
    装置のオペレーティングシステムとを具備してなること
    を特徴としたコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 処理装置と補助記憶装置との間で複製を
    規制するデータが受け渡されるコンピュータシステムに
    於いて、 公開鍵暗号化方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密
    鍵を暗号化レベルの数だけ処理装置のオペレーティング
    システムから取得し、保存されているデータの暗号化レ
    ベルに応じた秘密鍵を用いてデータを暗号化することが
    可能で、暗号化したデータの転送時には暗号化レベルを
    知らせることが可能な第1の補助記憶手段と、 暗号化されたデータの記録時には公開鍵暗号方式を用い
    て受け取った秘密鍵によりレベルに応じたデータの復号
    化を行ない、当該データを記録メディアに記録すること
    が可能な第2の補助記憶手段と、 暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し前
    記第1又は第2の補助記憶手段から得た公開鍵を用いて
    前記生成した秘密鍵を暗号化した後、前記第1又は第2
    の補助記憶手段に送ることができ、前記第1の補助記憶
    手段からのデータの転送時には暗号化レベルを取得する
    ことができ、システム内部の出力信号処理ルーチンに対
    しては暗号化されたデータを復号化して送ることがで
    き、それ以外のルーチン及び前記第2の補助記憶手段に
    対しては暗号化されたデータとともに予め設定されたレ
    ベルに応じた秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ること
    ができる処理装置のオペレーティングシステムとを具備
    してなることを特徴としたコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 処理装置と補助記憶装置との間で複製を
    規制するデータが受け渡されるコンピュータシステムに
    於いて、 公開鍵暗号化方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密
    鍵を暗号化レベルの数だけ処理装置のオペレーティング
    システムから取得し、保存されているデータの暗号化レ
    ベルに応じた秘密鍵を用いてデータを暗号化することが
    可能で、暗号化したデータの転送時に暗号化レベルを知
    らせることが可能な補助記憶装置と、 暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し前
    記補助記憶装置から得た公開鍵を用いて当該秘密鍵を暗
    号化した後、前記補助記憶装置に送ることができ、前記
    補助記憶装置からのデータの転送時には暗号化レベルを
    取得することができ、システム内部の出力信号処理ルー
    チンに対しては暗号化されたデータを復号化して送るこ
    とができ、それ以外のルーチンに対しては暗号化された
    データとともに予め設定されたレベルに応じた秘密鍵を
    公開鍵暗号方式を用いて送ることができる処理装置のオ
    ペレーティングシステムとを具備してなることを特徴と
    したコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 処理装置と補助記憶装置との間で複製を
    規制するデータが受け渡されるコンピュータシステムに
    於いて、 公開鍵暗号化方式を用いてデータの暗号化に必要な秘密
    鍵を暗号化レベルの数だけ処理装置のオペレーティング
    システムから取得し、保存されているデータの暗号化レ
    ベルに応じた秘密鍵を用いてデータを暗号化することが
    可能で、暗号化したデータの転送時には暗号化レベルを
    知らせることが可能な第1の補助記憶手段と、 暗号化されたデータの記録時には公開鍵暗号方式を用い
    て受け取った秘密鍵によりレベルに応じたデータの復号
    化を行ない、当該データを記録メディアに記録すること
    が可能な第2の補助記憶手段と、 暗号化に必要な秘密鍵を暗号化レベルの数だけ生成し前
    記第1又は第2の補助記憶手段から得た公開鍵を用いて
    当該秘密鍵を暗号化した後、前記第1又は第2の補助記
    憶手段に送ることができ、前記第1の補助記憶手段から
    のデータの転送時には暗号化レベルを取得することがで
    き、システム内部の出力信号処理ルーチンに対しては暗
    号化されたデータを復号化して送ることができ、それ以
    外のルーチン及び前記第2の補助記憶手段に対しては暗
    号化されたデータとともに予め設定されたレベルに応じ
    た秘密鍵を公開鍵暗号方式を用いて送ることができる処
    理装置のオペレーティングシステムとを具備してなるこ
    とを特徴としたコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 システム内でバスを経由して受け渡さ
    れる動画データに秘密鍵を用いて暗号化処理を施す請求
    項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は
    9記載のコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 システム内でバスを経由して受け渡さ
    れる圧縮化された動画データに秘密鍵を用いて暗号化処
    理を施す請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は
    7又は8又は9記載のコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 第1の補助記憶手段と第2の補助記憶
    手段はそれぞれ独立したディスクドライブ機構をもつ記
    憶装置により実現される請求項3又は5又は7又は9記
    載のコンピュータシステム。
  13. 【請求項13】 第1の補助記憶手段と第2の補助記憶
    手段は単一の大容量記憶装置により実現される請求項3
    又は5又は7又は9記載のコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 システム内でバスを経由して受け渡さ
    れる動画データに公開鍵暗号方式による秘密鍵を用いて
    暗号化処理を施すコンピュータシステムのデータ転送方
    法。
  15. 【請求項15】 システム内でバスを経由して受け渡さ
    れる圧縮化された動画データに公開鍵暗号方式による秘
    密鍵を用いて暗号化処理を施すコンピュータシステムの
    データ転送方法。
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