JPH10305067A - 歩行補助器 - Google Patents
歩行補助器Info
- Publication number
- JPH10305067A JPH10305067A JP9117087A JP11708797A JPH10305067A JP H10305067 A JPH10305067 A JP H10305067A JP 9117087 A JP9117087 A JP 9117087A JP 11708797 A JP11708797 A JP 11708797A JP H10305067 A JPH10305067 A JP H10305067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance
- plate
- rear wheel
- permanent magnet
- rotating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車輪に負荷抵抗を付与することのできる歩行補
助器を提供する。 【解決手段】抵抗付与装置は歩行補助器の後輪のころが
り動作に伴い、ベルト27及びプーリー25によって回
転される回転軸24を有し、その回転軸24には金属製
の回転板20が固定されている。固定板21及び可動板
22は円環状の板である。固定板21及び可動板22の
片面には、円周方向に沿って円弧状をなす複数個の永久
磁石28,29が取り付けられ、更にその極性が交互に
異なるように配置されている。固定板21と可動板22
とは回転板20を挟んで対向している。
助器を提供する。 【解決手段】抵抗付与装置は歩行補助器の後輪のころが
り動作に伴い、ベルト27及びプーリー25によって回
転される回転軸24を有し、その回転軸24には金属製
の回転板20が固定されている。固定板21及び可動板
22は円環状の板である。固定板21及び可動板22の
片面には、円周方向に沿って円弧状をなす複数個の永久
磁石28,29が取り付けられ、更にその極性が交互に
異なるように配置されている。固定板21と可動板22
とは回転板20を挟んで対向している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歩行補助器に係り、
詳しくは車輪に負荷抵抗の大きさを調節して付与するこ
とが可能な歩行補助器に関するものである。
詳しくは車輪に負荷抵抗の大きさを調節して付与するこ
とが可能な歩行補助器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩行補助器は、使用者の体を支えるフレ
ームとともに体重がかけられた方向へ移動するものであ
る。
ームとともに体重がかけられた方向へ移動するものであ
る。
【0003】しかし、従来の歩行補助器は使用者が歩行
動作を行わなくても、フレームに体重をかけるだけで容
易に移動が可能なため、リハビリテーション目的などの
使用者の歩行能力の訓練には適さない場合もあった。
動作を行わなくても、フレームに体重をかけるだけで容
易に移動が可能なため、リハビリテーション目的などの
使用者の歩行能力の訓練には適さない場合もあった。
【0004】また、従来の歩行補助器は制動が効きにく
く、坂道などでの使用には不向きであった。
く、坂道などでの使用には不向きであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、使
用者の歩行能力に応じて訓練できるように、また坂道で
も快適に使用することができるように、車輪の回転に負
荷抵抗の大きさを調節して付与できることが可能な歩行
補助器を提供することにある。
解決するためになされたものであって、その目的は、使
用者の歩行能力に応じて訓練できるように、また坂道で
も快適に使用することができるように、車輪の回転に負
荷抵抗の大きさを調節して付与できることが可能な歩行
補助器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車輪を有する車体と、その車体の上面に設けられ、
使用者の上体支えるためのフレームとを備えた歩行補助
器において、前記車輪に負荷抵抗を付与するための抵抗
付与装置を車体に設けたことをその要旨とする。
は、車輪を有する車体と、その車体の上面に設けられ、
使用者の上体支えるためのフレームとを備えた歩行補助
器において、前記車輪に負荷抵抗を付与するための抵抗
付与装置を車体に設けたことをその要旨とする。
【0007】これにより、歩行補助器の車輪に負荷抵抗
を付与することができる。請求項2に記載の発明は、前
記抵抗付与装置は、回転可能な金属製の回転板と、前記
回転板を挟んで対向配置され、回転板の回転時に渦電流
を発生するための永久磁石とを有することをその要旨と
する。
を付与することができる。請求項2に記載の発明は、前
記抵抗付与装置は、回転可能な金属製の回転板と、前記
回転板を挟んで対向配置され、回転板の回転時に渦電流
を発生するための永久磁石とを有することをその要旨と
する。
【0008】これにより、歩行補助器の車輪に付与され
る負荷抵抗の大きさを調節することができる。尚、以下
に述べる発明の実施の形態において、特許請求の範囲ま
たは課題を解決するための手段に記載の「車輪」は前輪
及び後輪より構成され、同じく「永久磁石群」は固定板
側永久磁石及び可動板側永久磁石より構成される。
る負荷抵抗の大きさを調節することができる。尚、以下
に述べる発明の実施の形態において、特許請求の範囲ま
たは課題を解決するための手段に記載の「車輪」は前輪
及び後輪より構成され、同じく「永久磁石群」は固定板
側永久磁石及び可動板側永久磁石より構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、歩行補助器の斜
視図である。
形態を図面に従って説明する。図1は、歩行補助器の斜
視図である。
【0010】歩行補助器1は、前輪2及び後輪3を備え
た左右一対の車体4と、柱5及び手すり6から成るフレ
ーム7とから構成されている。両車体4はフレーム7に
より連結され、それぞれに前輪2及び後輪3を備えてい
る。前輪2は前輪車軸8aにより旋回車軸8bに回転可
能に支持されている。旋回車軸8bは、車体4へ垂直方
向の軸心回りに対して旋回可能に支持されている。ま
た、後輪3は後輪車軸9により車体4に支持されてい
る。
た左右一対の車体4と、柱5及び手すり6から成るフレ
ーム7とから構成されている。両車体4はフレーム7に
より連結され、それぞれに前輪2及び後輪3を備えてい
る。前輪2は前輪車軸8aにより旋回車軸8bに回転可
能に支持されている。旋回車軸8bは、車体4へ垂直方
向の軸心回りに対して旋回可能に支持されている。ま
た、後輪3は後輪車軸9により車体4に支持されてい
る。
【0011】両車体4には、上方へ延びる複数本の柱5
が設けられている。各柱5は、後部を開放した平面馬蹄
形状を成す手すり6により接続されている。従って、両
車体4は各柱5を介して手すり6により一体化されてい
る。両車体4には、それぞれ抵抗付与装置10が備えら
れている。
が設けられている。各柱5は、後部を開放した平面馬蹄
形状を成す手すり6により接続されている。従って、両
車体4は各柱5を介して手すり6により一体化されてい
る。両車体4には、それぞれ抵抗付与装置10が備えら
れている。
【0012】図2は抵抗付与装置10の断面図を示して
いる。また図3は抵抗付与装置10の構成の概略を示し
ている。抵抗付与装置10の外装ケース11の内部に
は、抵抗調整装置12が取り付けられている。抵抗調整
装置12は、内側カバー13及び外側カバー14より構
成されている。内側カバー13及び外側カバー14は、
それぞれ略円筒形状を成している。内側カバー13の端
部には、内周面に沿って凹部13aが形成されている。
また、外側カバー14の端部には、外周面に沿って凸部
14aが形成されている。内側カバー13及び外側カバ
ー14は、凹部13aと凸部14aとを勘合させること
により、同心円軸上で回動可能に枢着されている。
いる。また図3は抵抗付与装置10の構成の概略を示し
ている。抵抗付与装置10の外装ケース11の内部に
は、抵抗調整装置12が取り付けられている。抵抗調整
装置12は、内側カバー13及び外側カバー14より構
成されている。内側カバー13及び外側カバー14は、
それぞれ略円筒形状を成している。内側カバー13の端
部には、内周面に沿って凹部13aが形成されている。
また、外側カバー14の端部には、外周面に沿って凸部
14aが形成されている。内側カバー13及び外側カバ
ー14は、凹部13aと凸部14aとを勘合させること
により、同心円軸上で回動可能に枢着されている。
【0013】内側カバー13は、車体4に取り付けられ
た外装ケース11に固定されている。内側カバー13の
円盤の中心には、孔15が開口されている。また、外装
ケース11及び車体4にも孔15と同心軸の貫通孔16
が開口されている。
た外装ケース11に固定されている。内側カバー13の
円盤の中心には、孔15が開口されている。また、外装
ケース11及び車体4にも孔15と同心軸の貫通孔16
が開口されている。
【0014】外側カバー14の外壁には、その径方向に
延びたレバー17が取り付けられている。レバー17
は、外側カバー14の回動面の方向に沿って外装ケース
11に開口された溝18より外部へ突出している。
延びたレバー17が取り付けられている。レバー17
は、外側カバー14の回動面の方向に沿って外装ケース
11に開口された溝18より外部へ突出している。
【0015】各カバー13,14によって形成された収
納凹部19には、回転板20,固定板21,可動板22
が備えられている。回転板20は金属製の円盤形状を成
しており、円盤の中心にはネジ23により回転軸24の
端部が接合されている。
納凹部19には、回転板20,固定板21,可動板22
が備えられている。回転板20は金属製の円盤形状を成
しており、円盤の中心にはネジ23により回転軸24の
端部が接合されている。
【0016】回転軸24の他端は、内側カバー13の孔
15及び貫通孔16を通じて、車体4の内部に突出して
おり、プーリー25が同軸に取り付けられている。回転
軸24は、ベアリング26によって車体4に回転可能に
支持されている。
15及び貫通孔16を通じて、車体4の内部に突出して
おり、プーリー25が同軸に取り付けられている。回転
軸24は、ベアリング26によって車体4に回転可能に
支持されている。
【0017】プーリー25と後輪車軸9とはベルト27
によって連結されている。ここで、後輪車軸9の径に対
して、プーリー25の径は大きい物が用いられている。
固定板21及び可動板22は円環状の板であり、それぞ
れの片面には複数個の固定板側永久磁石28及び可動板
側永久磁石29が取り付けられている。固定板側永久磁
石28及び可動板側永久磁石29は各板21,22の円
周方向に沿って円弧状をなし、更にその極性が交互に異
なるように配置されている。
によって連結されている。ここで、後輪車軸9の径に対
して、プーリー25の径は大きい物が用いられている。
固定板21及び可動板22は円環状の板であり、それぞ
れの片面には複数個の固定板側永久磁石28及び可動板
側永久磁石29が取り付けられている。固定板側永久磁
石28及び可動板側永久磁石29は各板21,22の円
周方向に沿って円弧状をなし、更にその極性が交互に異
なるように配置されている。
【0018】固定板21は内側カバー13の内壁に、ま
た可動板22は外側カバー14の内壁に取り付けられて
いる。内側カバー13及び外側カバー14は、それぞれ
回転板20を挟んで対向するように枢着されている。
た可動板22は外側カバー14の内壁に取り付けられて
いる。内側カバー13及び外側カバー14は、それぞれ
回転板20を挟んで対向するように枢着されている。
【0019】さて、使用者は、歩行補助器1のフレーム
7を構成する手すり6を把持することによりより上体を
支える。この状態で使用者が歩行動作を行うことによ
り、フレーム7を通じて車体4は押し動かされ、前輪2
及び後輪3はころがり動作を起こす。これにより、歩行
補助器1は使用者を支えながら移動する。
7を構成する手すり6を把持することによりより上体を
支える。この状態で使用者が歩行動作を行うことによ
り、フレーム7を通じて車体4は押し動かされ、前輪2
及び後輪3はころがり動作を起こす。これにより、歩行
補助器1は使用者を支えながら移動する。
【0020】後輪3がころがり動作を起こすと、後輪車
軸9及びベルト27を介してプーリー25が回転する。
これにより、回転板20が回転する。固定板21に取り
付けられた固定板側永久磁石28及び可動板22に取り
付けられた可動板側永久磁石29が異極同士で対向して
いる部分に磁束が生じる。この磁束は、回転板20が回
転する際に同回転板20に渦電流を発生させる。この渦
電流によって回転板20には、後輪3のころがり動作に
よる回転方向とは逆方向の回転抵抗が生じ、この回転抵
抗が回転軸24に負荷抵抗として作用する。回転軸24
に生じた負荷抵抗はプーリー25及びベルト28を介し
て後輪車軸9に伝達され、後輪3に負荷抵抗を与える。
軸9及びベルト27を介してプーリー25が回転する。
これにより、回転板20が回転する。固定板21に取り
付けられた固定板側永久磁石28及び可動板22に取り
付けられた可動板側永久磁石29が異極同士で対向して
いる部分に磁束が生じる。この磁束は、回転板20が回
転する際に同回転板20に渦電流を発生させる。この渦
電流によって回転板20には、後輪3のころがり動作に
よる回転方向とは逆方向の回転抵抗が生じ、この回転抵
抗が回転軸24に負荷抵抗として作用する。回転軸24
に生じた負荷抵抗はプーリー25及びベルト28を介し
て後輪車軸9に伝達され、後輪3に負荷抵抗を与える。
【0021】また、回転軸24が接合されているプーリ
ー25の径は、後輪車軸9の径に対して大きいため、プ
ーリー25に生じる単位回転当たりの抵抗は増大されて
後輪車軸9を介して後輪3へ付与される。
ー25の径は、後輪車軸9の径に対して大きいため、プ
ーリー25に生じる単位回転当たりの抵抗は増大されて
後輪車軸9を介して後輪3へ付与される。
【0022】次に、負荷抵抗の調整について説明する。
外側カバー14に設けられたレバー17を把持し、同外
側カバー14を回動させることにより、外側カバー14
に取り付けられた可動板側永久磁石16と内側カバー1
3に取り付けられた固定板側永久磁石15との回転軸2
4回りにおける相対的な位置関係を変更することができ
る。すなわち、固定板側永久磁石15及び可動板側永久
磁石16の異極性同士が対向する面積を変化させること
ができる。各磁石15,16の異極性同士が対向する面
積を増減させることにより磁束の密度を増減させること
ができ、回転する同回転板20に発生する渦電流を増減
できる。これにより、回転方向とは逆方向の回転抵抗の
増減が可能になる。
外側カバー14に設けられたレバー17を把持し、同外
側カバー14を回動させることにより、外側カバー14
に取り付けられた可動板側永久磁石16と内側カバー1
3に取り付けられた固定板側永久磁石15との回転軸2
4回りにおける相対的な位置関係を変更することができ
る。すなわち、固定板側永久磁石15及び可動板側永久
磁石16の異極性同士が対向する面積を変化させること
ができる。各磁石15,16の異極性同士が対向する面
積を増減させることにより磁束の密度を増減させること
ができ、回転する同回転板20に発生する渦電流を増減
できる。これにより、回転方向とは逆方向の回転抵抗の
増減が可能になる。
【0023】図4(a)は、固定板側永久磁石15と可
動板側永久磁石16とが同極同士で対向した場合に発生
する磁束を示した図である。磁束は、回転板20をほと
んど貫通しないため、同回転板20には渦電流は発生せ
ず、回転抵抗もほとんど生じない。
動板側永久磁石16とが同極同士で対向した場合に発生
する磁束を示した図である。磁束は、回転板20をほと
んど貫通しないため、同回転板20には渦電流は発生せ
ず、回転抵抗もほとんど生じない。
【0024】又、逆に図4(c)に示すように、固定板
側永久磁石15と可動板側永久磁石16とが異極同士で
対向するように配置すると、回転板20を貫通する磁束
が増大し、同回転板20に発生する渦電流は大きくな
る。これにより、回転板20に生じる回転抵抗が増大
し、回転軸24にも大きな抵抗が生じる。
側永久磁石15と可動板側永久磁石16とが異極同士で
対向するように配置すると、回転板20を貫通する磁束
が増大し、同回転板20に発生する渦電流は大きくな
る。これにより、回転板20に生じる回転抵抗が増大
し、回転軸24にも大きな抵抗が生じる。
【0025】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用及び効果を得ること
ができる。・上記実施形態では、径の大きいプーリー2
5に対して、径の小さい後輪車軸9をベルト27で連結
して、プーリー25が接合された回転軸24に生じた抵
抗を後輪3へ伝達及び増大させた。これに対し、歯数の
差の大きな歯車を組み合わせて回転軸24と後輪車軸9
とを連結してもよい。
てもよく、その場合でも同様の作用及び効果を得ること
ができる。・上記実施形態では、径の大きいプーリー2
5に対して、径の小さい後輪車軸9をベルト27で連結
して、プーリー25が接合された回転軸24に生じた抵
抗を後輪3へ伝達及び増大させた。これに対し、歯数の
差の大きな歯車を組み合わせて回転軸24と後輪車軸9
とを連結してもよい。
【0026】このようにすれば、回転軸24に生じる単
位回転当たりの抵抗を増大して後輪車軸9へ伝えること
ができる。・上記実施形態では、固定板側永久磁石15
と可動板側永久磁石16とが異極同士で対向する面積を
増減させることにより回転板20を貫通する磁束の密度
を調節していた。これに対し、各板21,22が回転板
20を挟んで対向する距離を増減させることにより、同
回転板20を貫通する磁束の密度を調節してもよい。
位回転当たりの抵抗を増大して後輪車軸9へ伝えること
ができる。・上記実施形態では、固定板側永久磁石15
と可動板側永久磁石16とが異極同士で対向する面積を
増減させることにより回転板20を貫通する磁束の密度
を調節していた。これに対し、各板21,22が回転板
20を挟んで対向する距離を増減させることにより、同
回転板20を貫通する磁束の密度を調節してもよい。
【0027】このようにすれば、回転板21及び可動板
22に配置する磁石をそれぞれ一つにすることができ、
使用する磁石の数を減らすことができる。以上、各実施
形態について説明したが、各実施形態から把握できる請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。
22に配置する磁石をそれぞれ一つにすることができ、
使用する磁石の数を減らすことができる。以上、各実施
形態について説明したが、各実施形態から把握できる請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。
【0028】(イ)請求項1または2に記載の歩行補助
器において、前記抵抗付与装置で生じた抵抗を、組み合
わされた歯車で車輪へ伝達する歩行補助器。このように
すれば、プーリーとベルトとの接触面で起こりうる滑り
によって負荷抵抗の伝達効率が低下することを防ぐこと
ができる。
器において、前記抵抗付与装置で生じた抵抗を、組み合
わされた歯車で車輪へ伝達する歩行補助器。このように
すれば、プーリーとベルトとの接触面で起こりうる滑り
によって負荷抵抗の伝達効率が低下することを防ぐこと
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上記述したように本発明の請求項1に
記載の発明によれば、使用者の歩行能力に応じて訓練で
きるように、車輪の回転に負荷抵抗を付与することがで
きる。
記載の発明によれば、使用者の歩行能力に応じて訓練で
きるように、車輪の回転に負荷抵抗を付与することがで
きる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、車輪に付
与する負荷抵抗の大きさを調節することができる。
与する負荷抵抗の大きさを調節することができる。
【図1】一実施形態の歩行補助器の斜視図。
【図2】一実施形態の抵抗付加装置の断面図。
【図3】一実施形態の抵抗付加装置の概略図。
【図4】一実施形態の固定板側永久磁石及び可動板側永
久磁石の配置状態を示す模式図。
久磁石の配置状態を示す模式図。
1…歩行補助器、2,3…車輪としての前輪及び後輪、
4…車体、7…フレーム、10…抵抗付加装置、24…
回転軸、20…回転板、28,29…永久磁石群として
の固定板側永久磁石及び可動板側永久磁石
4…車体、7…フレーム、10…抵抗付加装置、24…
回転軸、20…回転板、28,29…永久磁石群として
の固定板側永久磁石及び可動板側永久磁石
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪を有する車体と、 その車体の上面に設けられ、使用者の上体支えるための
フレームとを備えた歩行補助器において、 前記車輪に負荷抵抗を付与するための抵抗付与装置を車
体に設けた歩行補助器。 - 【請求項2】 前記抵抗付与装置は、回転可能な金属製
の回転板と、 前記回転板を挟んで対向配置され、回転板の回転時に渦
電流を発生するための永久磁石とを有する歩行補助器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117087A JPH10305067A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 歩行補助器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117087A JPH10305067A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 歩行補助器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305067A true JPH10305067A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14703078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9117087A Pending JPH10305067A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 歩行補助器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018007784A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 東億 林 | 車輪付き歩行器の抵抗力制御構造 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9117087A patent/JPH10305067A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018007784A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 東億 林 | 車輪付き歩行器の抵抗力制御構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0679620B2 (ja) | 室内運動具における抵抗付与装置 | |
JPH10305067A (ja) | 歩行補助器 | |
JP3251933B2 (ja) | 車両用パワーステアリング装置 | |
JPH0683570B2 (ja) | 渦電流式減速装置 | |
JPH01202148A (ja) | 低出力形電気式減速機 | |
JP2004282855A (ja) | 発電機 | |
JPH1052017A (ja) | 自転車用発電装置 | |
JPH06190078A (ja) | 室内運動具の抵抗付与装置 | |
JP2002218726A (ja) | モータ及びそのモータを使用した補助動力付き車両 | |
JP2002263212A (ja) | 運動器具の運動負荷発生装置 | |
JPH0480274U (ja) | ||
JPS63229076A (ja) | 自転車用トレ−ナ | |
JPH0417431Y2 (ja) | ||
JP2006001518A (ja) | 全方向移動車輪を用いた全方向移動装置 | |
JP3716354B2 (ja) | 補助動力付き車椅子 | |
JP2001045729A (ja) | 車輪一体型モータ | |
JP3637352B2 (ja) | 永久磁石を利用した回転体の磁石の配置法 | |
JPH03104070U (ja) | ||
JPH11192039A (ja) | 魚釣用リールの磁気制動装置 | |
JPH0710057A (ja) | 自転車用ハブ発電装置 | |
JPH0115342Y2 (ja) | ||
JP2020015499A (ja) | 駆動系開発支援装置 | |
JP2023176076A (ja) | 人力駆動車用のハブ | |
JPH0626442A (ja) | 引力と推力を応用した回転機構 | |
JP2003164138A (ja) | 磁気回転ドラムの最大誘導回転力倍増作用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |