JPH10288262A - プラスチック製バタフライ弁 - Google Patents

プラスチック製バタフライ弁

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JPH10288262A
JPH10288262A JP9095899A JP9589997A JPH10288262A JP H10288262 A JPH10288262 A JP H10288262A JP 9095899 A JP9095899 A JP 9095899A JP 9589997 A JP9589997 A JP 9589997A JP H10288262 A JPH10288262 A JP H10288262A
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JP
Japan
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seat
main body
sheet
presser
butterfly valve
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JP9095899A
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Shinji Sato
伸二 佐藤
Takatomo Kato
隆大 加藤
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Asahi Yukizai Corp
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Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/226Shaping or arrangements of the sealing
    • F16K1/2263Shaping or arrangements of the sealing the sealing being arranged on the valve seat

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの着脱を容易にかつ短時間に行うこと
ができる偏心型のプラスチック製バタフライ弁を提供す
る。 【解決手段】 中空円筒状の本体1の内周面に、環状の
シート3がシート押え2により固定され、シート3に本
体1内に偏心回動できるように軸支された弁体4の周縁
が接触するように構成されてなるプラスチック製バタフ
ライ弁において、シート押え2が本体1の側面部12に
差込み回動手段で着脱自在に嵌合されている。差込み回
動手段は、シート押え2の外周面の複数の円弧状突起9
と本体1の突起9に対応する位置に設けた円弧状の切欠
部5と、切欠部5の奥側の突起9を案内する係合溝6と
からなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化学プラントや水道
等の配管ラインに好適に使用されるプラスチック製バタ
フライ弁に関し、さらに詳しくはシートの着脱を容易に
かつ短時間に行うことができるプラスチック製バタフラ
イ弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、偏心型の金属製バタフライ弁にお
いては、図7に示すような、本体20に円筒状のシート
押え21を固定用ボルト23で螺合し、シート22を固
定する方式が一般的に採用されており、プラスチック製
のものにおいては、図8に示すような、テーパー付き突
出部28を設けたシート押え25を、テーパー付き突出
部28の外径より僅かに小さい内径をもつ環状の突出部
27が設けられた本体24の円孔部に圧入することによ
り、シート26を固定する方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者のバ
タフライ弁においては、本体にシート押え固定用ボルト
が螺入されるねじ孔部をタッピングしなければならず、
加工工数の増加に伴いコストが上昇するだけでなく、ボ
ルト締め込み作業に時間を要し、組立作業能率が悪いと
いう問題点があった。
【0004】一方、後者のバタフライ弁においては、組
立に圧入用の特殊工具を必要とし、分解時にはシート押
えと本体の係合部が破損する恐れがあり、実際にはシー
トの交換が不可能で、メンテナンスに要するコストが大
幅に上昇するといった問題点があった。
【0005】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑みなされたもので、その目的は本体及びシート押えに
ボルト螺合用のねじ孔などの加工が不必要で、分解時に
係合部の破損の恐れがなく、シートの着脱が容易かつ迅
速に行えるプラスチック製バタフライ弁を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術に
鑑みなされたもので、偏心型プラスチック製バタフライ
弁において、シート押えが本体の側面部に差込み回動手
段により(バイヨネット方式で)着脱自在に嵌合される
よう構成されていることを特徴とするもので、シートの
着脱を容易にかつ短時間に行うことができるようにす
る。
【0007】本発明における差込み回動手段による(バ
イヨネット方式の)嵌合構造とは、以下の構造からなる
ものである。まず、シート押えの構造について説明す
る。
【0008】シート押えには、その外周側面に複数の円
弧状の突起部が形成され、又、シート押えの内周面には
シートと嵌合し、シートを保持するための段差部が設け
られている。
【0009】次に、中空円筒状の本体の構造について説
明する。本体の側面部には、シート押え及びシートが嵌
合されるところのシート押えと略同径の円弧状の切欠段
差部が設けられている。
【0010】該切欠段差部の径方向には、前記円弧状突
起部に対応した位置に、円弧状突起部が嵌挿される円弧
状の切欠部が拡張して設けられ、該切欠部の奥側には挿
入されたシート押えの円弧状突起部が周方向に案内され
る環状の係合溝が設けられている。
【0011】両者の嵌合方法は、まずシート押えの段差
部にシートを嵌合させ、シート押えの外周側面に設けら
れた円弧状突起部を本体の側面部に設けられた前記円弧
状の切欠部に嵌挿させる。次に、シート押えに嵌合され
たシートの奥側側面が本体の円孔状切欠段差部の奥側底
部に接触するまでシート押えを押し込むとともに、周方
向に回動させ、該円弧状突起部を本体の環状係合溝に案
内させる。
【0012】以上のようにして、本体にシート押え及び
シートを固定させる。この嵌合方式を本発明では差込み
回動手段(バイヨネット方式)と云う。
【0013】シート押えの外周側面に設けられる円弧状
突起部は少なくとも2ヶ設ける必要があり、バタフライ
弁の口径の大小に合わせ、その数は適宜選択できる。
【0014】又、該突起部の巾(シート押えの軸線方向
の長さ)は、シート押えの厚さよりも小さい寸法にする
必要があり、好ましくはその40%〜50%程度に設定
するのがよい。
【0015】又、該突起部の設け方は、一体成形、嵌合
方式、あるいは接着等いずれでもよいが、一体成形にて
設けるのが望ましい。
【0016】本発明で使用されるバタフライ弁の材質は
使用可能ないずれのプラスチックでもよいが、一般的に
は硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、PVDF等の
フッ素樹脂が好適なものとして挙げられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面にもとづき説明するが、本発明が本実施態様に限定
されないことは言うまでもない。
【0018】図1は本発明の塩化ビニル樹脂製の偏心型
バタフライ弁の閉状態を示す縦断面図である。
【0019】図1において、1は中空円筒状の本体であ
り、流路を構成するその内部には、ステム17により偏
心配置された弁体4が回動自在に軸支されている。
【0020】2はシート押えでありその外周側面には、
円弧状のL字型突起部9(図3参照)が設けられてお
り、図4に示されるごとく周方向等間隔位置に8個一体
成形にて設けられている。又、シート押え2の内側に
は、図2に示されるごとくシート3と嵌合することによ
りシート3を保持するための段差部10が設けられてい
る。この段差部10の軸線方向の深さはシート3の軸線
方向の巾よりもやや小さく設けてある。すなわちシート
3の軸線方向の締め代分だけ小さく設定されている。段
差部10の軸線に対して直交する面には、シート3を固
定するための断面台形状の環状の小突起部11が設けら
れている。シート押え2の内径は特に限定されないが、
シート3との接触面積ができるだけ大きくなるように、
言いかえると本体1の内径よりも小さく設定する方がシ
ート3の安全保持に効果的である。
【0021】7は本体1の側面部12に設けられた、シ
ート押え2及びシート3が嵌合されるシート押え2と略
同外径の円孔状の切欠段差部である。
【0022】5は図3、図4に示されるごとく切欠段差
部7の径方向にシート押え2のL字型突起部9に対応す
る位置に設けられた円弧状の切欠部である。切欠部5の
奥側、すなわち切欠段差部7の底部周縁には、図2に示
されるごとくL字型突起部9が周方向に案内される環状
の係合溝6が拡径して設けられている。又、切欠段差部
7の底部にはシート押え2と同様に、小突起部11に相
対する位置に環状の小突起部8が設けられている。
【0023】3は本体1の流路の軸線に対して垂直方向
に配置され、内周面が円弧状に形成された断面形状が砲
弾状のシートであり、本体1の内部すなわち本体1の切
欠段差部7の底部にシート押え2により挟持固定されて
いる(図1、図2参照)。図2に示されるごとく、シー
ト3の外周寄りの両面には前記小突起部8,11が係合
される環状溝13,14が設けられている。図1でわか
るとおり、シート3の円弧状の内周面は本体1の流路側
に突出しており、全閉時には偏心配置の弁体4の周縁部
とシート3の内周面とが当接することによりシール性が
保持されている。
【0024】次に、本実施例のシート押え2及びシート
3の本体1の切欠段差部7への差込み回動手段による嵌
合方法(すなわちバイヨネット方式)について説明す
る。
【0025】まず、シート押え2の段差部10にシート
3を嵌合させ、次に、シート押え3のL字型突起部9を
本体1の切欠段差部7に設けられた円弧状の切欠部5に
嵌合させ、シート3が切欠段差部7の底部と接触するま
で押し込む。次に、シート押え2を周方向に回動させ、
L字型突起部9の平行部15を係合溝6に案内し、L字
型突起部9の垂直部16が本体1の切欠部5の壁に接触
するまでさらに回動させる(図3、図4参照。図3で
は、シート押え2を右回転させることによりL字型突起
部9が点線位置から図の位置まで移動した状態が示され
ている。)。
【0026】この状態では図1及び図2に示すごとく、
シート押え2と本体1の切欠段差部7の底部との間には
隙間(すなわち締め代)が生じている。従ってシート押
え2は本体1の側面部12から軸線方向に該隙間分だけ
突出しており、シート3は押圧されておらず、相対する
小突起部8,11とシート3の環状溝13,14の係合
でのみ保持されている。
【0027】以上の要領で本体1にシート押え2及びシ
ート3が固定される。シート3の取替時には上記と逆の
操作を行えば良いことは言うまでもない。
【0028】図5は配管ラインに本実施例のバタフライ
弁が装着された場合のシート押え2及びシート3の状態
を示す要部の縦断面図である。
【0029】シート押え2がパッキン18を介してフラ
ンジ19等により押圧されることにより、シート押え2
が本体1の切欠段差部7の底面に接触し、シート3がそ
の移動量、すなわち締め代分だけ圧縮されることにより
シート3が強固に固定されている。
【0030】図6はシート3の他の実施例を示す要部の
縦断面図である。前実施例のシート3の外周部にさらに
鍔状のシール部が設けられており、本体1とシート押え
3との間のシール性能をさらに向上させる形状になって
いる。
【0031】図1の構造を有する口径200Aのプラス
チック製バタフライ弁にてJISB2003に準ずる弁
座漏れ検査(水圧試験)を行ったところ、水圧10(kg
/cm 2 ),30(s)でも漏れが発生せず完全にシール
されており、従来のプラスチック製バタフライ弁となん
ら遜色のない結果が得られた。従って、本発明のプラス
チック製バタフライ弁の構造であってもシール性能につ
いては全く問題ないことが確認された。
【0032】
【発明の効果】以上説明したごとく本発明のプラスチッ
ク製バタフライ弁は、シート押えを本体に差込み回動手
段(バイヨネット方式)で着脱可能に嵌合させシートを
固定するため、ボルト螺合用のねじ孔などの加工が不必
要で、分解時に係合部の破損の恐れがなく、特殊な工具
を使用せずにシートの着脱が容易かつ迅速に行うことが
でき、生産及びメンテナンスに要するコストの低減を図
ることができる。又、プラスチック製であるため、軽量
でかつ耐食性に優れているという効果があることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1における要部拡大縦断面図である。
【図3】本体側面部、シート及びシート押えの部分分解
斜視図である。
【図4】図1における左側面図である。
【図5】配管時の要部拡大縦断面図である。
【図6】シートの他の実施例を含む配管時の要部の拡大
断面図である。
【図7】従来の金属製バタフライ弁のシート取付構造の
要部の拡大縦断面図である。
【図8】従来のプラスチック製バタフライ弁のシート取
付構造の要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1…本体2…シート押え3…シート4…弁体5…切欠部
6…係合溝7…切欠段差部8…小突起部9…L字型突起
部10…段差部11…小突起部12…側面部13…環状
溝14…環状溝15…平行部16…垂直部17…ステム
18…パッキン19…フランジ20…本体21…シート
押え22…シート23…固定用ボルト24…本体25…
シート押え26…シート27…突出部28…テーパー付
き突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空円筒状の本体の内周面に環状のシー
    トがシート押えにより固定され、前記シートに本体内に
    偏心回動するよう軸支された弁体の周縁が当接するよう
    構成されたプラスチック製バタフライ弁において、前記
    シート押えが前記本体の側面部に差込み回動手段により
    着脱自在に嵌合されていることを特徴とするプラスチッ
    ク製バタフライ弁。
  2. 【請求項2】 前記差込み回動手段が、シート押えの外
    周面に設けた複数の円弧状の突起と、本体側面部に設け
    たシート押えとシートが嵌合される切欠段差部と、本体
    の前記突起に対応する位置に設けた前記突起が嵌挿され
    る複数個の円弧状の切欠部と、該切欠部に続いてその奥
    側に設けた前記突起を周方向に案内する複数の円弧状の
    係合溝とからなることを特徴とする請求項1に記載のプ
    ラスチック製バタフライ弁。
  3. 【請求項3】 プラスチックが硬質塩化ビニル樹脂、ポ
    リプロピレン、フッ素樹脂であることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のプラスチック製バタフライ弁。
JP9095899A 1997-04-14 1997-04-14 プラスチック製バタフライ弁 Pending JPH10288262A (ja)

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US09/194,740 US6189860B1 (en) 1997-04-14 1998-04-08 Plastic butterfly valve
PCT/JP1998/001619 WO1998046917A1 (fr) 1997-04-14 1998-04-08 Vanne a papillon en plastique
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EP (1) EP0905422A4 (ja)
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