JPH10265766A - 金属のcmpに有用な組成物及びスラリー - Google Patents

金属のcmpに有用な組成物及びスラリー

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JPH10265766A
JPH10265766A JP9324153A JP32415397A JPH10265766A JP H10265766 A JPH10265766 A JP H10265766A JP 9324153 A JP9324153 A JP 9324153A JP 32415397 A JP32415397 A JP 32415397A JP H10265766 A JPH10265766 A JP H10265766A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】潜在的集積回路汚染物が本質的になく、研磨が
高速度である新しいCMPスラリー、および組成物とス
ラリーが調整された後長期に亘って安定で活性である新
規なCMPスラリー及び組成物を提供する。 【解決手段】多酸化状態を有する1つ以上の触媒と1つ
以上の安定剤を含有する化学的機械的研磨用前駆体組成
物であって、基体から金属層を除くのに使用するに先立
って酸化剤を混合するとき有用である組成物。また、基
体から金属を除くための研磨剤又は研磨剤パッドと組み
合わせたとき有用である組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
酸化剤及び触媒を含む化学的機械的研磨用組成物に関す
る。この化学的機械的研磨用組成物は、半導体の製造に
関連した金属層及び薄膜を研磨するために、単独で又は
他の化学物質及び研磨材と組み合わせて、有用である。
より詳細には、本発明は、前記複数の層又は膜がタング
ステンで、他の層又は薄膜がチタン又は窒化チタンのよ
うなチタン含有合金からなる薄膜である多重の金属の層
及び薄膜を研磨するのに特に適合された化学的機械的研
磨用スラリーに関する。この発明は、少なくとも1つの
酸化剤、少なくとも1つの触媒、及び少なくとも1つの
安定剤を含む化学的機械的研磨用組成物にも関する。最
後に、本発明は、後に使用の時点で酸化剤と混合され得
る化学的機械的研磨用前駆体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路は、シリコン基体中又はその上
に形成された何百万もの能動デバイスで作られている。
当初は相互に分離されているこの能動デバイスは、統合
されて能動回路及び成分を形成する。このデバイスは周
知の多レベル相互接続の使用によって相互接続される。
相互接続構造体は、通常、第1の層の金属被膜(met
allization)、相互接続層、第2のレベル
(level)の金属被膜、及び場合によっては第3及
びその後のレベルの金属被膜を有する。中間レベルの誘
電体、例えばドープされた及びドープされていない二酸
化ケイ素(SiO2)は、シリコン基体又はウェル(w
ell)中の金属被膜の異なったレベルを電気的に絶縁
するために使用される。異なった相互接続レベルの間の
前記電気的接続は、金属被覆したビア(vias)によ
って行われる。米国特許No.4789648(この内容
をここに援用して明細書の記載に含める)は、絶縁膜中
の多金属被覆層及び金属被覆したビアを調製する方法を
記載している。同様な方法で、金属接点が、ウェル中に
形成した相互接続レベル及びデバイスの間の電気的接続
を形成するために使用される。前記金属ビア及び接点は
一般にタングステンで充填され、一般に窒化チタン(T
iN)及び/又はチタンのような接着層を用いてタング
ステン金属層のような金属層をSiO2 に接着する。接
点レベルにおいて、前記接着レベルはタングステン及び
SiO2 が反応するのを防ぐための拡散角膜として作用
する。
【0003】1つの半導体製造方法において、金属被覆
されたビア又は接点は、ブランケットな(blanke
t)タングステン被着及びその後の化学的機械的研磨用
(CMP)工程によって形成される。典型的な方法にお
いて、レベル間誘電体(interlevel die
lectric)(ILD)を通って相互接続ライン
(lines)まで又は半導体基体までビアホール(v
ia holes)がエッチングされる。次に、前記I
LD上に窒化チタン及び/又はチタンのような薄い接着
層がILD上に一般に形成され、エッチングされたビア
ホール中に方向づけされる。次いで、タングステン膜
が、前記接着層の上で前記ビア中にブランケット被着さ
れる。前記被着は前記ビアホールがタングステンで充填
されるまで継続される。最後に、過剰の金属は化学的機
械的研磨(CMP)によって除かれ金属ビアが形成され
る。ILD’sの製造及び/又はCMPの製造方法が、
米国特許No.4671851及び4944836に開示
されている。
【0004】典型的な化学的機械的研磨方法において、
前記基体は回転研磨パッドと直接接触するように置かれ
る。キャリヤー(carrier)が、前記基体の後ろ
側に対して圧力をかける。研磨過程にの間、前記パッド
及びテーブルは回転され、一方下方向の力が前記基体の
背中に対して維持される。通常「スラリー」と呼ばれる
研磨及び化学的反応性の溶液は、研磨の間パッドの上に
堆積される。研磨されるフィルムと化学的に反応するこ
とによって、前記スラリーは前記研磨過程を開始する。
スラリーが前記ウェーハー/パッド界面に提供される
間、前記研磨過程は、基体に関してパッドの回転運動に
よって促進される。前記絶縁体上の望みの膜が除かれる
まで、研磨はこのようにして継続される。
【0005】前記スラリーの組成は、CMPステップに
おいて重要なファクターである。酸化剤、研磨材、及び
他の有用な添加剤の選択に依存して、前記研磨用スラリ
ーは、表面の欠陥(imperfections)、欠
陥(defects)、腐食、及び浸食を最小にする一
方、望みの速度で金属層に対する効果的な研磨を提供す
るように仕立てることができる。更に、前記研磨スラリ
ーは、現在の集積回路技術において使用される薄膜物
質、例えばチタン、窒化チタン等に、制御された研磨選
択性を提供するのに使用できる。
【0006】典型的には、CMP研磨スラリーは、酸化
性水性媒体中に懸濁された研磨材料、例えばシリカ又は
アルミナを含む。例えば、Yu等に与えられた米国特許
No.5244523は、下に横たわる絶縁層を殆ど除去
することなく、予言できる速度でタングステンを除去す
るのに有用な、アルミナ、過酸化水素、及び水酸化カリ
ウム又は水酸化アンモニウムを含むスラリーを報告して
いる。Yu等に与えられた米国特許No.5209816
は、水性媒体中の過塩素酸、過酸化水素及び固体研磨材
料を含むスラリーを開示している。Cadien及びF
ellerに与えられた米国特許No.5340370
は、約0.1Mのフェリシアン化カリウム、約5wt%
のシリカ及び酢酸カリウムを含むタングステン研磨スラ
リーを開示している。酢酸は、pHを約3.5に緩衝する
ために加えられる。
【0007】現在入手可能なCMPスラリーは、高濃度
の溶解されたイオン性金属成分を含んでいる。その結
果、前記研磨された基体は、荷電された種を中間層中に
吸着することにより汚染され得る。これらの種は、マイ
グレートし、ゲート及び接点でのデバイスの電気的性質
を変化させ、SiO2 層の誘電性を変化させ得る。これ
らの変化は、時間と共に集積回路の信頼性を減らし得
る。それ故、ウェーハーを、非常に低濃度の移動性金属
イオンを有する高純度化学物質にのみ暴露するのが望ま
しい。
【0008】公知のように、非金属酸化剤は一般に低タ
ングステン研磨速度であるという欠点を有する。タング
ステンを高速度で研磨するのが困難であるから、この研
磨ステップは被着したタングステン層の最後の痕跡を除
くには長時間をかけなければならない。研磨ステップを
長引かせるのは、層タングステンSiO2 を、過剰研磨
及び望ましくない浸食に曝す。この浸食は、その後のホ
トリソグラフィー工程の間、高分解線を印刷するのを一
層困難にし、ウェーハーの不合格品の数を増す。更に、
長い研磨工程は、IC製造プラントのスループットを減
らし、得られるICのコストを増す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それ故、潜在的集積回
路汚染物が本質的になく、かつ研磨が高速度である新し
いCMPスラリーが必要である。更に、組成物及びスラ
リーが調製された後長期に亘って安定で活性である新規
なCMPスラリー及び組成物が必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】概して約3000ppm 未
満の金属又は金属イオンを含む点で本質的に金属のない
単一の化学的機械的研磨用組成物に、本発明は向けられ
ている。そのような金属のない化学的機械的研磨用組成
物は、CMPスラリー中の金属及び金属汚染物の存在が
原因となる欠陥の少ない研磨された基体を製造するであ
ろう。
【0011】更に、本発明の化学的機械的研磨用組成物
は、タングステン、チタン、及び窒化チタン層を高速度
で研磨することができる。
【0012】本発明はまた、その非常に少ない金属含量
の故に、廃棄物処理問題を提示することの比較的少ない
化学的機械的研磨用組成物である。
【0013】更に、本発明は、最小の不純物欠陥で非常
に高速度でのタングステン研磨が可能で、一旦使用した
後容易に処理できる、技術水準の、化学的機械的研磨用
組成物である。
【0014】本発明はまた、長い貯蔵寿命を有する化学
的機械的研磨用スラリー及び組成物である。
【0015】本発明の他の態様は、酸化剤を欠き、後に
使用に先立って酸化剤と組み合わされて、有用なCMP
スラリーを与える化学的機械的研磨用前駆体組成物であ
る。
【0016】更に、本発明は、集積回路中の複数の金属
層を研磨するためのスラリー中で本発明の化学的機械的
研磨用組成物を使用するための方法に向けられている。
【0017】1つの態様において、本発明は酸化剤及び
多酸化状態を有する少なくとも1つの触媒を含む化学的
機械的研磨用組成物である。
【0018】他の態様において、本発明は、研磨材、硝
酸第2鉄、並びに過酸化水素及び一過硫酸塩からなる群
から選ばれる約1.0〜約10.0wt%の酸化剤を含
む化学的機械的研磨用スラリーである。前記酸化剤が過
酸化水素であるときは、前記スラリーは約0.01〜約
0.05wt%の硝酸第2鉄を含む。前記酸化剤が一過
硫酸塩であるときは、前記スラリーは0.1〜約0.5
wt%の硝酸第2鉄を含む。
【0019】他の態様において、本発明は、少なくとも
1つの酸化剤及び多酸化状態の少なくとも1つの触媒と
少なくとも1つの安定剤の混合物の生成物を含む化学的
機械的組成物である。この組成物は、タングステンを含
む基体を研磨するCMP法において最も有用である。
【0020】更に他の態様において、本発明は、少なく
とも1つの金属層を有する基体を研磨する方法であり、
この方法は、少なくとも1つの研磨材、少なくとも1つ
の酸化剤、多酸化状態を有する少なくとも1つの触媒及
び脱イオン水を混合することによりCMPスラリーを調
製する工程を含む。次に、前記CMPスラリーを前記基
体に適用し、パッド(pad)を前記基体と接触させる
ことにより、前記金属層の少なくとも一部を前記基体か
ら除く。この態様において、ここに記載したCMP前駆
体組成物も使用することができる。
【0021】更に他の態様において、本発明は、タング
ステン層を有する基体を研磨する方法である。この方法
を達成するには、約1.0〜約15.0wt%のシリ
カ、約0.01〜約1.0wt%の硝酸第2鉄、約0.
50〜約10.0wt%の、過酸化水素、一過硫酸塩及
びこれらの混合物からなる群から選ばれる酸化剤、並び
に脱イオン水を調製する。次に、この化学的機械的研磨
用スラリーを前記基体に適用し、パッドを基体と接触さ
せ、前記基体に関してこのパッドを運動させることによ
りタングステン層の少なくとも一部を前記基体から除
く。
【0022】また、化学的機械的研磨用スラリーを調製
するのに有用な多パッケージ系(multi−pack
age system)が開示されている。この多パッ
ケージ系は、少なくとも1つの酸化剤を収容する第1の
容器、及び多酸化状態を有する少なくとも1つの触媒を
収容する第2の容器を包含する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、少なくとも1つの酸化
剤、及びこの酸化剤と基体の金属層との間の化学反応を
促進する少なくとも1つの触媒を含む化学的機械的研磨
用組成物に関する。この化学的機械的研磨用組成物は、
シリコン基体、TFT−LCDガラス基体、GaAs基
体、並びに集積回路、薄膜、多レベル半導体、及びウェ
ーハーと関連した他の基体を含む群から選ばれる基体と
関連する少なくとも1つの金属層を研磨するのに使用さ
れる。特に、本発明の化学的機械的研磨用スラリーは、
タングステン、チタン、及び窒化チタンの1又はそれ以
上を含む基体を、一工程、多金属層化学的機械的研磨プ
ロセスにおいて研磨に使用したとき、優れた研磨性能を
示すことを見いだした。
【0024】本発明の種々の好ましい態様の詳細を述べ
る前に、ここで用いる幾つかの用語を定義する。「化学
的機械的組成物」は、少なくとも1つの酸化剤及び少な
くとも1つの触媒を含む組み合わせであって、多層金属
被膜から1又はそれ以上の層の金属を除くための研磨パ
ッドと共同して使用できるもののことを言う。
【0025】用語「化学的機械的研磨用スラリー(「C
MPスラリー」)は、本発明の化学的機械的組成物と少
なくとも1つの研磨材を含む本発明の他の有用な生成物
を言う。このCMPスラリーは、半導体薄膜、集積回路
薄膜を含むがこれらに限られないものを包含する多レベ
ル金属被膜を研磨するのに、またCMPプロセスが有用
な全ての他の膜、表面及び基体を研磨するのに有用であ
る。
【0026】本発明の1つの態様は、研磨用途において
金属層を酸化するのに有用な酸化剤及び触媒を含む化学
的機械的組成物である。この化学的機械的組成物は、化
学的機械的研磨用スラリーに添加して金属層を酸化し、
その対応する酸化物又はイオンにするときに有用であ
る。例えば、この組み合わせは、例えばタングステンを
酸化タングステンに、アルミニウムを酸化アルミニウム
に、そして銅を酸化銅に酸化するのに使用することがで
きる。ここに開示した前記酸化剤−触媒の組み合わせ
は、タングステン、チタン、窒化チタン、銅、アルミニ
ウム並びにこれらの種々の混合物及び組み合わせを含む
金属及び金属ベースの成分を研磨するために研磨パッド
と共同して、CMPスラリー中に添加されるとき、又は
単独で使用されるとき、有用である。
【0027】本発明の化学的機械的組成物は、前記触媒
を酸化するに必要な電気化学的ポテンシャルよりも大き
い電気化学的ポテンシャルを有する少なくとも1つの酸
化剤を含む。例えば、ヘキサアクア鉄触媒がFe(II)
からFe(III)に酸化されるとき、標準水素電極に対し
て0.771ボルトより大きい電位を有する酸化剤が必
要である。もしアクア銅錯体が使用されるとき、Cu
(I)をCu(II)に酸化するために、標準水素電極に
対して0.153ボルトより大きな電位を持った酸化剤
が必要である。これらの電位は特別な錯体についてのみ
言えることであって、本発明の組成物に配位子(錯化
剤)のような添加剤を添加したとき、有用な酸化剤に変
化することがある。
【0028】前記酸化剤は、好ましくは、無機又は有機
のパー化合物(per−compound)である。H
awley’s Condensed Chemica
lDictionaryに定義されたパー化合物は、少
なくとも1つのパーオキシ基(−O−O−)を有する化
合物、又はその最高の酸化状態にある元素を含む化合物
である。少なくとも1つのパーオキシ基を有する化合物
の例は、過酸化水素及びその付加物、例えば尿素過酸化
水素及びパーカーボネート、有機過酸化物、例えばベン
ゾイルパーオキサイド、過酢酸、及びジ−t−ブチルパ
ーオキサイド、モノパースルフェイト(SO5 = )、ジ
パースルフェイト(S5 8 = )、並びに過酸化ナトリ
ウムを含む。その最高の酸化状態の元素を含む化合物の
例は、過ヨウ素酸、過ヨウ素酸塩、過臭素酸、過臭素酸
塩、過塩素酸、過塩素酸塩、過ほう酸、過ほう酸塩、及
び過マンガン酸塩を含むがこれらに限られない。前記電
気化学的ポテンシャルに適合する非パー化合物の例とし
ては、臭素酸塩、塩素酸塩、クロム酸塩、ヨウ素酸塩、
ヨウ素酸、及びセリウム(IV)化合物、例えば硝酸アン
モニウムセリウムを含む。
【0029】最も好ましい酸化剤は、過酸化水素及びそ
の付加物、及び一過硫酸塩である。一過硫酸塩は以下に
示すように酸化性SO5 = 基を有する化合物である:
【0030】
【化2】
【0031】(ここに、X1 及びX2 はそれぞれ独立に
1 、Si(R’)3 、NH4 、N(R”)4 及びアル
カリ土類金属例えばLi、Na、K、等であり;ここに
R’は炭素原子数1〜10又はそれ以上のアルキル基で
あり、またここにR”はH、アルキル基、アリール基、
又はこれらの混合物で、例えばNMe4 、NBu4 、N
Ph4 、NMeBu3 、NHEt3 等を含む)。一つの
周知で好ましい種類の一過硫酸塩は、KHSO5 、KH
SO4 及びK2 SO4 の組み合わせである。この組み合
わせはトリプル塩(triple salt)として知
られている。
【0032】前記酸化剤は、全体の化学的機械的研磨用
スラリー中に、約0.5〜約50.0wt%の範囲の量
で存在し得る。前記酸化剤は、前記スラリー中に、約
0.5〜約10.0wt%の範囲の量で存在するのが好
ましい。
【0033】前記本発明の化学的機械的組成物は、少な
くとも1つの触媒を含有する。この触媒の目的は、酸化
される金属から電子を酸化剤に移送すること(又は同様
に電気化学的電流を酸化剤から金属へ移送すること)で
ある。選択された1又は複数の触媒は、金属、非金属、
又はこれらの混合物であり得、この触媒は電子を酸化剤
と金属基体表面の間で効率的に、及び迅速に動かすこと
ができなければならない。好ましくは、この触媒は、多
酸化状態を有する金属、例えばAg、Co、Cr、C
u、Fe、Mo、Mn、Nb、Ni、Os、Pd、R
u、Sn、Ti及びV(但しこれらに限られる訳ではな
い)の化合物から選ばれる。前記用語「多酸化状態」
は、1又はそれ以上の負の電荷を電子の形で失う結果、
増加することのできる原子価数を有する原子及び/又は
化合物を言う。最も好ましい金属触媒は、Ag、Cu及
びFeの化合物並びにこれらの混合物である。特に好ま
しいものは、鉄触媒、例えば鉄の無機塩、例えば(但し
これらに限られない)硝酸鉄(II又はIII)、硫酸鉄(II
又はIII)、ハロゲン化鉄、例えばフッ化物、塩化物、臭
化物、及びヨウ化物、並びに過塩素酸塩、過臭素酸塩及
び過ヨウ素酸塩、並びに有機鉄(II又はIII)化合物、例
えば(但しこれらに限られない)酢酸塩、アセチルアセ
トネート、くえん酸塩、グルコン酸塩、シュウ酸塩、フ
タール酸塩、及びコハク酸塩、並びにこれらの混合物で
ある。
【0034】前記触媒は、前記化学的機械的研磨用組成
物中に、約0.001〜約2.0wt%で存在しうる。
前記触媒は、前記化学的機械的研磨用組成物中に、約
0.005〜約0.5wt%で存在するのが好ましい。
前記触媒は、前記組成物中に約0.01〜約0.05w
t%で存在するのが最も好ましい。この好ましい触媒負
荷レベル、即ち、0.05wt%又はそれ未満で、非金
属酸化剤、例えば過酸化水素、尿素過酸化水素又は一過
硫酸塩が使用されるときは、前記化学的機械的研磨用組
成物は、商業的に入手可能な硝酸第2鉄ベースのスラリ
ーに較べて、本質的に金属及び「金属イオンがない」。
【0035】本発明の化学的機械的組成物中の触媒の量
は、使用される酸化剤に基づいて変化しうる。好ましい
酸化剤過酸化水素が、好ましい触媒、例えば硝酸第2鉄
と組み合わせて使用されるときは、この触媒は好ましく
はこの組成物中に約0.005〜約0.20wt%(溶
液中、約7〜約280ppm のFe)の範囲の量で存在す
るであろう。この好ましい酸化剤が、一過硫酸塩のトリ
プル塩及び好ましい触媒であり、好ましい触媒、例えば
硝酸第2鉄が使用されるときは、この触媒は、好ましく
は、この組成物中に約0.05〜約1.0wt%(溶液
中約70〜約1400ppm のFe)の範囲の量で存在す
るであろう。
【0036】本発明の化学的機械的研磨用スラリー中の
触媒の濃度範囲は、全化合物のwt%として一般に報告
する。ほんの少しの重量パーセントの触媒を含有する高
分子量金属を有する化合物の使用は、本発明の触媒の範
囲に属する。ここで用いる触媒なる用語は、前記触媒金
属がその組成物(composition)中に10w
t%未満の前記金属を含み、CMPスラリー中の前記金
属触媒の濃度が全スラリー重量の約2〜約3000ppm
である化合物を包含する。
【0037】本発明の化学的機械的組成物は、少なくと
も1つの研磨材と組み合わせて、CMPスラリーを製造
してもよい。前記研磨材は、一般に金属酸化物研磨材で
ある。前記金属酸化物は、アルミナ、チタニア、ジルコ
ニア、ゲルマニア、シリカ、セリア及びこれらの混合物
を含む群から選ぶことができる。本発明のCMPスラリ
ーは、好ましくは約1.0〜約20.0wt%又はそれ
以上の研磨材を含有する。しかしながら、本発明のCM
Pスラリーは約3.0〜約7.0wt%の研磨材を含有
することが、より好ましい。
【0038】前記金属酸化物研磨材は、当業者に知られ
ているどんな方法で製造された物でもよい。金属酸化物
研磨材は、どんな高温プロセス、例えばゾル−ゲルプロ
セス、熱水プロセス、プラズマプロセスを用いて、又は
ヒュームド金属酸化物又は沈降金属酸化物を製造する方
法により、製造することができる。好ましくは、前記金
属酸化物は、ヒュームド研磨材又は沈降研磨材であり、
より好ましくはそれはヒュームド研磨材、例えばヒュー
ムドシリカ又はヒュームドアルミナである。例えば、ヒ
ュームド金属酸化物の製造は、周知の方法であり、これ
は水素及び酸素の炎中での適当な供給原料蒸気(例え
ば、アルミナ研磨材のためには塩化アルミニウム)の加
水分解を包含する。ほぼ球形の溶融粒子は燃焼法におい
て形成され、その直径はプロセスパラメーターにより変
化する。これらのアルミナ又は類似の酸化物は、一般に
は一次粒子と呼ばれ、それらの接点で衝突を行うことに
よって枝分かれした、三次元鎖状凝結体を形成する。凝
結体の破壊に必要な力は相当なもので、しばしば不可逆
的であると考えられている。冷却及び収集の間に、前記
凝結体は更なる衝突を行い、これはなにがしかの機械的
からみ合いをもたらし、凝集体を形成する。凝集体はフ
ァンデルワールス力により相互にゆるく保持されている
ものと考えられ、逆行させる、即ち適当な媒体中で適当
な分散により凝集を解くことができる。
【0039】沈殿された研磨材は、従来法により、例え
ば高い塩濃度、酸又は他の凝固剤の影響下に水性媒体か
ら望みの粒子の凝固剤により、製造することができる。
この粒子は、当業者に公知の従来技術により、ろ過さ
れ、洗浄され、乾燥され、他の反応生成物の残渣から分
離される。
【0040】好ましい金属酸化物は、S.Brunau
er,P.H.Emmet,andI.Teller,
J.Am.Chemical Society,Vol
ume 60,309頁(1938)の方法で、一般に
BETと呼ばれる方法で計算して、約5m2/g〜約43
0m2/g、好ましくは約30m2/g〜約170m2/gの
範囲の表面積を持つ。IC産業における厳格な純度要求
により、好ましい金属酸化物は高純度であるべきであ
る。高純度は、原料不純物及び微量の加工汚染物のよう
な源からの全不純物含量が、一般に1%未満であり、好
ましくは0.01%(即ち、100ppm )未満である。
【0041】この好ましい態様において、前記金属酸化
物は、粒度分布約1.0μm 未満、平均凝結体直径約
0.4μm 未満、及び研磨材凝結体それら自体の間のフ
ァンデルワールス力を追い払いこれを克服するに充分な
力を有する金属酸化物凝結体からなる。そのような金属
酸化物研磨材は、引っ掻き、ピットマーク(pit m
arks)、ディボット(divots)及び研磨中の
他の表面欠陥を最小にし又は回避するのに有効であるこ
とが見いだされた。本発明における凝結体の粒度分布
は、公知の方法、例えば透過型電子顕微鏡法(TEM)
を利用して決定することができる。平均凝結体直径は、
TEM画像解析を用いるとき、即ちこの凝結体の断面積
に基づく平均均等球径(average equiva
lent spherical diameter)の
ことを言う。力とは、金属酸化物粒子の表面電位又は水
和力のいずれかが粒子間のファンデルワールス吸引力を
追い払い又はこれを克服するに充分でなければならない
ことを言う。
【0042】他の好ましい態様において、前記金属酸化
物研磨材は、1次粒子直径が0.4ミクロン(400n
m)未満で表面積が約10m2/g〜約250m2/gであ
るばらばらの金属酸化物粒子からなる。
【0043】金属酸化物研磨材は、表面積が約120m2
/g〜約200m2/gのシリカであることが好ましい。
【0044】好ましくは、金属酸化物研磨材は、金属酸
化物の濃縮水分散体としての研磨スラリーの水媒体中に
添加し、この金属酸化物研磨材の濃縮水分散体は、一般
に固形分約3%〜約45%であり、好ましくは固形分1
0%〜20%である。金属酸化物の水分散体は、従来の
技術、例えば適当な媒体、例えば脱イオン水に金属酸化
物研磨材をゆっくりと添加し、コロイド分散液を形成す
ること、を利用して製造することができる。この分散
は、当業者に公知の高剪断混合条件に供することによ
り、一般に完了する。このスラリーのpHは、コロイドの
安定性を最大にするために、等電点から遠ざかるように
調節するとよい。
【0045】他の周知の研磨スラリー添加剤を、単独で
又は組み合わせて、本発明の化学的機械的研磨用スラリ
ーに添加してもよい。非制限的なリストは、無機酸、有
機酸、界面活性剤、アルキルアンモニウム塩又はアルキ
ルアンモニウム水酸化物、及び分散剤である。
【0046】本発明に有用であり得る添加剤は、金属錯
体の存在下に酸化剤を安定化するものである。過酸化水
素は、多数の金属イオンの存在下では安定剤を使用しな
ければ安定ではないことは周知である。この理由で、本
発明のCMP組成物及びスラリーは安定剤を含んでいて
もよい。安定剤無しでは、触媒及び酸化剤は反応してこ
の酸化剤を時間の経過と共に急速に劣化するであろう。
本発明の組成物への安定剤の添加は、触媒の有効性を減
らす。それ故、この組成物に添加する安定剤の種類と量
の選択は、重要であり、CMPの性能に大きなインパク
トを与える。
【0047】本発明の組成物及びスラリーへの安定剤の
添加は、前記触媒が前記酸化剤と反応するのを抑制する
安定剤/触媒の錯体を作りだすものと理解される。この
開示のために、用語「多酸化状態の少なくとも1つの触
媒と少なくとも1つの安定剤の混合物の生成物」は、こ
れら成分が最終生成物中に錯体を形成するか否かを問わ
ず、組成物及びスラリー中に使用される両方の成分の混
合物のことを言う。
【0048】有用な安定剤は、燐酸、有機酸(例えば、
アジピン酸、くえん酸、マロン酸、オルトフタール酸、
及びEDTA)、ホスホネート化合物、ニトリル、及び
金属に結合して過酸化水素の分解へのその反応性を減ら
す他の配位子、並びにこれらの混合物を含む。これら酸
安定剤は、それらの共役形で使用しうる。例えば、カル
ボキシレートは、カルボン酸の代わりに使用できる。こ
の出願の便宜上、有用な安定剤を記述するために使用す
るときの用語「酸」は、この酸安定剤の共役塩基をも意
味するものとする。例えば、用語「アジピン酸」は、ア
ジピン酸及びその共役塩基を意味する。安定剤は、単独
で又は組み合わせて使用でき、過酸化水素のような酸化
剤が分解する速度を大幅に減らすことができる。
【0049】好ましい安定剤は、燐酸、フタール酸、く
えん酸、アジピン酸、シュウ酸、マロン酸、ベンゾニト
リル、及びこれらの混合物を包含する。これら好ましい
安定剤は、触媒あたり約1イクイバレント〜約3.0w
t%又はそれ以上の量で、前記組成物に添加できる。こ
こで用いている用語「触媒あたりイクイバレント」は、
前記組成物中の触媒イオンあたり安定剤1分子を意味す
る。例えば、触媒あたり2イクイバレントは、各触媒イ
オンに対して2分子の安定剤を意味する。
【0050】最も好ましい安定剤は、触媒あたり約2イ
クイバレント〜約15イクイバレントのマロン酸、触媒
あたり約3イクイバレント〜約3.0wt%のフタール
酸、及び触媒あたり約0イクイバレント〜約3イクイバ
レントのシュウ酸と約0.2〜約1.0wt%のアジピ
ン酸の組み合わせを包含する。
【0051】本発明の化学的機械的研磨用組成物は高い
タングステン(W)研磨速度、及びチタン(Ti)に対
する良好な研磨速度を持っていることが判明した。更
に、前記化学的機械的研磨用組成物は、誘電性絶縁層に
対して望みの低研磨速度を示す。
【0052】本発明の組成物は、当業者に知られた何ら
かの技術を用いて製造することができる。1つの方法に
おいて、前記酸化剤及び触媒は、水性媒体、例えば脱イ
オン水又は蒸留水中に所定の濃度で、そのような組成物
が完全にその媒体中に溶解されるまで混合される。前記
金属酸化物研磨材、例えばヒュームドシリカの濃縮され
た分散液を前記媒体に加え、前記最終CMPスラリー中
に望みの負荷量となるように希釈される。更に、前記触
媒と1又はそれ以上の安定剤のような添加剤とは、本発
明の金属触媒化合物を水溶液として添加できる何らかの
方法で前記スラリーに加えることができる。
【0053】他の方法において、前記安定剤及び触媒は
混合して錯体を形成し、その後この錯体を過酸化水素の
ような酸化剤と組み合わせる。これは、前記安定剤及び
金属酸化物研磨材分散液を混合して研磨材/安定剤分散
液を作り、その後前記触媒を前記研磨材/安定剤分散液
に混合して、金属酸化物分散液中の触媒/安定剤の錯体
を作ることにより、達成することができる。次いで、酸
化剤を前記混合物に加える。前記金属酸化物研磨材がア
ルミナであるときは、前記安定剤及び触媒を混合して錯
体を形成した後この錯体をアルミナ研磨材と混合すべき
である。さもないと前記触媒は無効になってしまうこと
がある。
【0054】本発明の組成物は、1パッケージ系(安定
な水性媒体中の、少なくとも1つの酸化剤、少なくとも
1つの触媒、任意の添加剤)として供給できる。しかし
ながら、あり得る組成物の劣化を避けるために、少なく
とも2つのパッケージ系が使用され、この場合第1のパ
ッケージは少なくとも1つの酸化剤を含有し、第2のパ
ッケージは少なくとも1つの触媒を含有する。任意成
分、例えば研磨材及びもしあれば何らかの添加剤は、第
1の容器、第2の容器又は第3の容器に入れることがで
きる。更に、第1の容器又は第2の容器中の成分は乾燥
した形にあり、一方対応する容器中の成分は水分散液の
形をしていてもよい。例えば、前記第1の容器は酸化
剤、例えば過酸化水素を液体の形で収容し、一方第2の
容器は触媒、例えば硝酸第2鉄を乾燥した形で収容す
る。本発明の化学的機械的組成物及びCMPスラリーの
成分の他の2−容器、及び3又はそれ以上の容器の組み
合わせは、当業者の知識の範囲である。
【0055】酸化剤を含有するCMPスラリー、特に過
酸化水素が使用される場合の、輸送の潜在的問題の故
に、本発明のCMP組成物及びCMPスラリーはCMP
前駆体として調製され容器詰めされ、顧客又は使用の他
の地点に輸送され、使用の前に指定された設備で過酸化
水素又は何らかの他の酸化剤と組み合わされる。それ
故、本発明の他の態様は、乾燥した形の又は水溶液の形
の触媒、研磨材、及び安定剤を含む群から選ばれる1又
はそれ以上の成分を含むが、酸化剤を欠くCMP前駆体
組成物及び/又はスラリーである。次いで、前記CMP
前駆体組成物は少なくとも1つの酸化剤及び好ましくは
過酸化水素と組み合わされる。
【0056】好ましいCMP前駆体組成物は、酸化剤を
含有しないが、多酸化部位を有する少なくとも1つの触
媒及び少なくとも1つの安定剤、そして1又はそれ以上
の研磨材を構成成分とし又はしない組み合わせの生成物
を含む。最も好ましいCMP前駆体組成物は、何らの酸
化剤も含有せず、約3.0〜約7.0wt%のシリカ、
約0.01〜約0.05wt%の硝酸第2鉄、及び触媒
あたり約2イクイバレント〜触媒あたり約15イクイバ
レントのマロン酸を含有する。上記のように、次に前記
酸化剤は、使用の地点でCMP前駆体組成物と混合され
る。
【0057】本発明の単一−又は多−パッケージ(もし
くは多−容器)化学的機械的組成物又はCMPスラリー
は、望みの金属層又はウェーハーに対する使用に適した
標準の研磨装置と共に使用することができる。前記多−
パッケージ系は、2又はそれ以上の容器中の水系の又は
乾燥系の形で1又はそれ以上のCMP成分を有する。前
記多−パッケージ系を使用して、望みの量の種々の容器
からの成分を組み合わせて、上述の量の少なくとも1つ
の酸化剤、少なくとも1つの触媒、及び任意の研磨材を
含有するCMPスラリーを作る。
【0058】
【実施例】本発明者等は、酸化剤及び触媒を含有する組
成物は、タングステン及びチタンを包含する多金属層を
高速度で研磨することができ、一方で誘電層に対して許
容可能な低研磨速度を示すことを見いだした。
【0059】以下の例は本発明の好ましい具体例、及び
本発明の組成物を使用するための好ましい方法を示す。
【0060】(例1)得られたCMPスラリーの、タン
グステンウェーハーCMPに対する性能を評価するため
に、研磨スラリーを調製した。測定した性能パラメータ
ーは、タングステン研磨速度を含んでいた。5.0wt
%のコロイド状シリカ及び脱イオン水を含有する標準研
磨スラリーを全ての実験で使用した。タングステン研磨
速度に対する種々のCMPスラリー組成物の効果を評価
するために、標準研磨スラリーに種々の酸化剤及び触媒
を加えた。前記研磨スラリーは、Cabot Corp
orationによって製造され、商標CAB−O−S
PERSE(R)の下に販売されているSCEヒューム
ドシリカ−ベースの分散液の適量を掲記の量の酸化剤、
触媒、及び適当な場合には、追加の添加剤と組み合わせ
ることにより、調製した。
【0061】Rodel,Inc.製のSUBA 50
0/SUBA IV パッドスタック(pad sta
ck)を用い、前記CMPスラリーを適用して、厚さ約
8000Åのタングステンブランケットウェーハーを化
学的機械的に研磨した。IPEC/WESTECH 4
72 CMP工具を用い、下方の力5psi、スラリー
流速150mL/分、テーブル速度60rpm、及びスピ
ンドル速度65rpmで、研磨を行った。
【0062】(例2)例1の方法に従って5つの研磨ス
ラリーを調製し、タングステン速度についてのCMPス
ラリーに対する硝酸第2鉄、及び/又は過酸化水素酸化
剤の添加の効果を調べた。各スラリーは5.0wt%の
ヒュームドシリカを含有した。各スラリー中の過酸化水
素及び硝酸第2鉄の濃度を表1に示す。
【0063】 〔表1〕スラリー 2 2 wt% 硝酸第2鉄wt% W CMP速度(Å/分) 1 0 0 43 2 0 0.2 291 3 5.0 0 385 4 5.0 0.02 4729 5 5.0 0.05 6214
【0064】表1に示されているように、対照のサンプ
ル(スラリー1〜3)は、許容できない低速度でタング
ステンを研磨している。特に、過酸化水素単独でも、触
媒量の硝酸第2鉄単独でも大きなタングステン速度は達
成できない。しかしながら、スラリー4及び5は酸化剤
及び触媒が組み合わされて使用されると、強い相乗効果
が現れて、5000Å/分のオーダー及びそれより大き
なタングステン速度をもたらす。触媒量の硝酸第2鉄の
過酸化水素への添加(又は反対に過酸化水素の硝酸第2
鉄への添加)は、タングステン速度における一桁より大
きな増加をもたらす。
【0065】(例3)硝酸第2鉄触媒及び/又は一過硫
酸塩酸化剤のCMPスラリーへの添加の、タングステン
化学的機械的研磨速度に対する効果を調べるために、例
1に述べた方法に従って、5つのスラリーを調製し、試
験した。この例において使用された一過硫酸塩の源は、
DuPontによって製造されたOxone(R)であ
る。Oxone(R)は、トリプル塩:2KHSO5
KHSO4 ・K2 SO4 であり、ほぼ50wt%が一過
硫酸塩である。このスラリー中の硝酸第2鉄及び一過硫
酸塩の濃度を以下の表2に示す。
【0066】 〔表2〕スラリー Oxone(R)wt% 硝酸第2鉄wt% W CMP速度(Å/分) 1 0.0 0.0 43 2 0.0 0.2 291 3 10.0 0.0 264 4 20.0 0.0 413 5 10.0 0.2 3396
【0067】表2に示されているように、対照のサンプ
ル(スラリー1〜4)は、許容できない低速度でタング
ステンを研磨している。5.0wt%の一過硫酸塩及び
0.2wt%の硝酸第2鉄触媒の組み合わせであるスラ
リー5は、タングステン層を非常に高い速度で研磨する
ことができ、電子を動かす触媒と、前記触媒を酸化する
に必要な電位より大きな電気化学電位を有する酸化剤と
の組み合わせの相乗効果を、再び証明した。
【0068】(例4)例1に述べた方法に従って、それ
ぞれ種々の量の過酸化水素及び硝酸第2鉄を含有する8
つの研磨スラリーを調製し、試験した。各スラリーは
5.0wt%のヒュームドシリカを含有していた。前記
スラリー中の硝酸第2鉄及び過酸化水素の濃度を以下の
表3に示す。
【0069】 〔表3〕スラリー 2 2 wt% 硝酸第2鉄wt% W CMP速度(Å/分) 1 0.1 0.20 717 2 1.0 0.05 2694 3 2.0 0.02 3019 4 3.0 0.01 2601 5 3.0 0.02 3420 6 3.0 0.05 4781 7 5.0 0.01 3374 8 5.0 0.02 4729 9 5.0 0.05 6214
【0070】表3に示すように、タングステン研磨速度
は、スラリー中の過酸化水素の量及び硝酸第2鉄の量の
両方によって変化する。更に、表3に報告された結果
は、非常に少量の触媒−0.05wt%又はそれ以下−
は、過酸化水素を含むCMPスラリーを用いるタングス
テン研磨を触媒するのに非常に有効であることをも証明
している。
【0071】(例5)CMPスラリー中の種々の量の硝
酸第2鉄触媒及び/又は一過硫酸塩(Oxone
(R))酸化剤の、タングステン化学的機械的研磨速度
に対する効果を調べるために、例1に述べた方法に従っ
て9の研磨スラリーを調製し試験した。各スラリーは
5.0wt%のヒュームドシリカを含有していた。前記
スラリー中の硝酸第2鉄及び一過硫酸塩を以下の表4に
示す。
【0072】 〔表4〕スラリー Oxone(R)wt% 硝酸第2鉄wt% W CMP速度(Å/分) 1 5.0 0.05 1925 2 5.0 0.14 2921 3 5.0 0.2 3178 4 5.0 0.35 3401 5 10.0 0.036 1661 6 10.0 0.2 3396 7 10.0 0.5 3555 8 15.0 0.05 2107 9 15.0 0.35 3825
【0073】表4に報告したタングステンCMPの結果
は、CMPスラリー中の一過硫酸塩の量を変化させるこ
とは、このCMPスラリー中の触媒の量を変化させるよ
りも小さな効果を有することを証明している。
【0074】(例6)触媒の種類及び酸化剤の種類を変
化させることのタングステン化学的機械的研磨速度に対
する効果を調べるために、例1に述べた方法に従って1
1のCMPスラリーを調製し、試験した。各スラリー
は、5.0wt%のヒュームドシリカを含有していた。
各CMPスラリー中に使用された触媒及び酸化剤の種類
及び濃度を以下の表5に示す。
【0075】 〔表5〕スラリー 酸化剤wt% 触媒wt% W CMP 速度(Å/分) 1 5.0% H2O2 28 ppmCu 1417 2 5.0% H2O2 70 ppmCu 2134 7 ppmFe 3 5.0% H2O2 28 ppmAg 561 4 5.0% H2O2 28 ppmFe 4729 5 5.0% Oxone(R) 560 ppmCu 1053 6 5.0% Oxone(R) 700 ppmCu 608 7 5.0% Oxone(R) 280 ppmCu 3178 8 5.0% (NH4)2S2O8 70 ppmCu 712 9 5.0% 70 ppmFe 1501 (NH4)2Ce(NO3)6 10 5.0%ヨウ素酸K 70 ppmFe 1203 11 5.0% H2O2, 280 ppmFe 7840 1.0% Oxone(R)
【0076】試験した各スラリーは、酸化剤のみを含有
するスラリー(例2−スラリー3;例3−スラリー3及
び4)に対して優れた、そして触媒単独を含有するスラ
リー(例2−スラリー2;例3−スラリー2)に対して
優れたタングステン研磨速度を示した。
【0077】(例7)2つの研磨スラリーを調製し、パ
ターン化形成したデバイスウェーハー上でのそれらの性
能を評価した。各ウェーハーは、パターン形成したPE
TEOS層上にW/TiN/Ti金属被膜を被着したも
のからなっていた。最初のW層の厚さは8000Åであ
り、TiN層の厚さは400Åであり、Ti層の厚さは
250Åであった。各ウェーハーを、W/TiN/Ti
金属被膜がウェーハー全体から除去されるまで研磨し
た。例1に述べた研磨条件を用いた。スラリー1及び2
は、5.0wt%のヒュームドシリカを含有していた。
各スラリーに使用された触媒及び酸化剤の種類及び濃度
を表6に示す。3wt%のアルミナ研磨材及び5.0w
t%の硝酸第2鉄を含有する第3の市販のスラリーも評
価した。
【0078】 〔表6〕スラリー 酸化剤(wt%) 触媒 除去時間 1 5%H2 2 28ppm Fe 90秒 2 5%H2 2 & 280ppm Fe 70秒 1%Oxone(R) 3 市販のスラリー(5wt%硝酸第2鉄) 170秒
【0079】スラリー1及び2を用いて優れた研磨性能
が達成された。これらのスラリーは金属被膜層の各々に
対して高い研磨速度を有し、金属被膜を除去するのに最
小の時間をもたらすことが観察された。両方の触媒含有
スラリーは、市販のスラリーに比較して優れた性能を示
した。研磨したウェーハーを原子間力顕微鏡で調べたと
ころ、デバイスウェーハーは平坦化するのに成功してお
り、浸食並びにスタッド(stud)及びライン(li
ne)の形態の窪み(dishing)のレベルは許容
できるものであった。更に、前記下に横たわるPETE
OS層は、平滑で掻き傷もピットもその証拠が無かっ
た。
【0080】(例8)この例は、化学的機械的研磨用ス
ラリーに種々の安定剤を添加することにより引き起こさ
れる酸化剤の寿命の向上を証明する。2つの化学的機械
的研磨用スラリーを評価した。第1のスラリーは、5.
0wt%のシリカ、0.02wt%の硝酸第2鉄・(H
2 O)9 触媒、5.0wt%のH2 2 酸化剤、以下の
表7に示す量の安定剤、及び脱イオン水からなってい
た。第2のスラリーは、5.0wt%のシリカ、0.0
36wt%の硝酸第2鉄・(H2 O)9 触媒、6又は8
wt%のH2 2 酸化剤、以下の表8に示す量の安定
剤、及び脱イオン水からなっていた。両方のスラリーに
使用したシリカは、ヒュームドシリカベースの分散液で
あり、Cabot Corporation製で、商標
CAB−O−SPERSE(R)の下に販売されている
ものである。
【0081】これらスラリーは例1の方法に従って調製
し、タングステンウェーハーに適用した。次いで、これ
らスラリーを数日エージングし、その後既知の量のエー
ジングしたスラリーをサンプル採取し、過マンガン酸カ
リウムで滴定し、残っている活性過酸化物の量を測定し
た。この滴定及び研磨の結果を以下の表7及び8に報告
する。
【0082】 〔表7〕 安定剤 8日後残留 W研磨速度 シリカ表面積 過酸化水素% (Å/分) (m2/g) 1.1イクイバレント 94 670 90 のホスホン酸 4.9イクイバレント 93 1600 90 のホスホン酸 6.0イクイバレント 91 2200 90 のフタール酸 3〜5イクイバレント 72〜89 2200 90 のくえん酸 3〜5イクイバレント 79〜85 2500 90 のマロン酸 なし 0 4300 90
【0083】 〔表8〕 安定剤 6日後残留 W研磨速度 シリカ表面積 過酸化水素% (Å/分) (m2/g) 1%のアジピン酸 76% 3451 150 0.5%のアジピン酸 1イクイバレントの 84% 4054 150 シュウ酸 5イクイバレントの 83% 3802 90 マロン酸
【0084】これらの結果は、安定剤を含有せず8日後
に過酸化水素活性を有しなかったスラリーに較べて、安
定剤を含有する各スラリーには過酸化水素活性が維持さ
れたことを示す。これらの研磨結果は、許容できるもの
であり、安定剤がスラリーの触媒効率に影響することを
証明している。それ故、化学的に安定なスラリー及び触
媒/酸化剤の組み合わせによって促進される高タングス
テン速度の間にバランスが存在する。
【0085】(例9)アルミナ研磨材を含有するスラリ
ーを用いて例1の方法に従ってタングステンウェーハー
を研磨した。各スラリーに使用したアルミナ分散液は、
CabotCorporation製のW−A355で
あった。試験したスラリー組成物及びそれらの研磨結果
を、以下の表9に示す。
【0086】 〔表9〕 スラリー H2 2 アルミナ 硝酸第2鉄・ 安定剤 W速度 wt%) (wt%(H2 O)9 (wt%) Å/分) 1 5.0% 3.0% 0.02% なし 566 2 5.0% 3.0% 0.02% 1%くえん酸 1047 3 6.0% 3.0% 0.036% 0.091% 1947 フタール酸 水素カリウム 4 6.0% 3.0% 0.036% 0.1066% 2431 テトラフルオロ フタレート 5 6.0% 3.0% 0.036% 0.0466% 2236 マロン酸
【0087】表9のスラリー2〜5に示されているよう
に、アルミナは、酸化剤及び触媒安定剤錯体と組み合わ
されると、タングステン基体を研磨するのに有効であ
る。
【0088】本発明を特別の具体例によって説明した
が、本発明の精神から離れることなく変形が可能である
ことが理解されるであろう。本発明の範囲は明細書及び
具体例に記載された発明によって限定されるものでな
く、特許請求の範囲によって定義されるものと考えられ
るべきである。
【0089】例えば、上記の例は金属触媒を有するCM
Pスラリーの調製について記載したが、多酸化状態の非
金属触媒も、本発明の有用なCMP組成物及びスラリー
中に添加できることが理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 13/06 101 C09K 13/06 101 H01L 21/304 321 H01L 21/304 321P (72)発明者 ブライアン エル.ミューラー アメリカ合衆国,イリノイ 60504,オー ロラ,ブライン コート 3235

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のものを含む化学的機械的研磨用組成
    物:少なくとも1つの酸化剤;及び多酸化部位を有する
    少なくとも1つの触媒。
  2. 【請求項2】 前記酸化剤が前記触媒を酸化するに必要
    な電気化学的ポテンシャルより大きな電気化学的ポテン
    シャルを有する請求項1の化学的機械的研磨用組成物。
  3. 【請求項3】 前記酸化剤が有機パー化合物(per
    compound)、無機パー化合物、並びに臭素酸
    塩、塩素酸塩、ヨウ素酸塩、及びセリウム(IV)化合物
    を包含する非パー化合物、又はこれらの混合物である請
    求項1又は2の化学的機械的研磨用組成物。
  4. 【請求項4】 前記酸化剤が一過硫酸塩、過硫酸、パー
    オキサイド、パーヨウ素酸又はこれらの混合物である請
    求項1〜3のいずれか1項の化学的機械的研磨用組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記酸化剤が次式で示される少なくとも
    1つの一過硫酸塩を含有する酸化剤: 【化1】 (ここに、X1 、X2 はそれぞれ個別にH、Si
    (R’)3 、NH 、N(R”)4 及びアルカリ土類金
    属、例えばLi、Na、Kであり;ここにR’は炭素原
    子数1〜10又はそれ以上のアルキル基であり;そして
    ここにR”はH、アルキル基、アリール基、又はこれら
    の混合物である)。
  6. 【請求項6】 約0.5〜約20wt%の一過硫酸塩を
    含む請求項4又は5の化学的機械的研磨用組成物。
  7. 【請求項7】 約1〜約20wt%の2KHSO5 ・K
    HSO4 ・K2 SO 4 を含む請求項4〜6のいずれか1
    項の化学的機械的研磨用組成物。
  8. 【請求項8】 次のものを含有する化学的機械的研磨用
    前駆体組成物:多酸化部位を有する少なくとも1つの触
    媒及び少なくとも1つの安定剤の混合物の生成物。
  9. 【請求項9】 次のものを含有する化学的機械的研磨用
    組成物:少なくとも1つの酸化剤;及び多酸化部位を有
    する少なくとも1つの触媒及び少なくとも1つの安定剤
    の混合物の生成物。
  10. 【請求項10】 前記安定剤が、有機酸、無機酸、ニト
    リル、又はこれらの混合物である、請求項8又は9の組
    成物。
  11. 【請求項11】 前記安定剤が、燐酸、フタール酸、く
    えん酸、マロン酸、ホスホン酸、シュウ酸、アジピン
    酸、ベンゾニトリル、及びこれらの混合物からなる群か
    ら選ばれる、請求項8〜10のいずれか1項の組成物。
  12. 【請求項12】 前記安定剤が、触媒あたり約0イクイ
    バレント〜触媒あたり約3イクイバレントのシュウ酸、
    及び約0.2〜約1.0wt%のアジピン酸の混合物で
    ある、請求項8〜11のいずれか1項の組成物。
  13. 【請求項13】 前記安定剤が、触媒あたり約2イクイ
    バレント〜触媒あたり約15イクイバレントのマロン酸
    である、請求項8〜11のいずれか1項の組成物。
  14. 【請求項14】 前記安定剤が触媒あたり約3イクイバ
    レント〜約3.0wt%のフタール酸である請求項8〜
    11のいずれか1項の組成物。
  15. 【請求項15】 前記酸化剤が有機化合物、無機化合
    物、又はこれらの混合物である請求項9〜14のいずれ
    か1項の組成物。
  16. 【請求項16】 前記酸化剤が約0.1〜約50wt%
    の過酸化水素である、請求項1〜7及び9〜15のいず
    れか1項の組成物。
  17. 【請求項17】 前記酸化剤が約0.5〜約10wt%
    の過酸化水素である、請求項1〜7及び9〜16のいず
    れか1項の組成物。
  18. 【請求項18】 前記触媒が金属触媒である請求項1〜
    17のいずれか1項の組成物。
  19. 【請求項19】 前記金属触媒が、多酸化部位を有する
    Ag、Co、Cr、Cu、Fe、Mo、Mn、Nb、N
    i、Os、Pd、Ru、Sn、Ti、V又はこれらの混
    合物である請求項18の組成物。
  20. 【請求項20】 前記金属触媒が、多酸化部位を有する
    鉄、銅、銀、及びこれらのいずれかの組み合わせである
    請求項19の組成物。
  21. 【請求項21】 前記触媒が、多酸化部位を有する無機
    鉄化合物及び有機鉄化合物からなる群から選ばれる鉄触
    媒である請求項1〜20のいずれか1項の組成物。
  22. 【請求項22】 前記触媒が硝酸第2鉄である請求項1
    〜21のいずれか1項の組成物。
  23. 【請求項23】 前記鉄触媒が、0.01〜約0.5w
    t%の硝酸第2鉄である請求項22の組成物。
  24. 【請求項24】 約0.001〜約2.0wt%の触媒
    を含む請求項1〜22のいずれか1項の組成物。
  25. 【請求項25】 約0.005〜約0.2wt%の触媒
    を含む請求項1〜22及び24のいずれか1項の組成
    物。
  26. 【請求項26】 前記酸化剤が過酸化水素であり、前記
    触媒が約0.01〜約0.5wt%の鉄触媒である請求
    項1〜4及び9〜24のいずれか1項の組成物。
  27. 【請求項27】 前記酸化剤が一過硫酸塩であり、前記
    触媒が約0.05〜約1.0wt%の鉄触媒である請求
    項1〜7及び9〜24のいずれか1項の組成物。
  28. 【請求項28】 更に研磨材を含む請求項1〜27のい
    ずれか1項の組成物。
  29. 【請求項29】 前記研磨材が少なくとも1つの金属酸
    化物である請求項1〜28のいずれか1項の組成物。
  30. 【請求項30】 前記金属酸化物研磨材が、アルミナ、
    セリア、ゲルマニア、シリカ、チタニア、ジルコニア、
    及びこれらの混合物を含む群から選ばれる請求項1〜2
    9のいずれか1項の組成物。
  31. 【請求項31】 前記研磨材が金属酸化物の水性分散液
    である請求項1〜30のいずれか1項の組成物。
  32. 【請求項32】 前記金属酸化物研磨材が、粒度分布約
    1.0μm 未満で、平均凝結直径が約0.4μm 未満で
    ある金属酸化物凝結体からなる請求項1〜31のいずれ
    か1項の組成物。
  33. 【請求項33】 前記金属酸化物研磨材が、一次粒子直
    径が0.400μm未満で、表面積が約10m2/g〜約
    250m2/gである分離した個別の金属酸化物球からな
    る、請求項1〜32のいずれか1項の組成物。
  34. 【請求項34】 前記研磨材が約5m2/g〜約430m2
    /gの表面積を有する請求項1〜33のいずれか1項の
    組成物。
  35. 【請求項35】 前記研磨材が約30m2/g〜約170
    m2/gの表面積を有する請求項1〜34のいずれか1項
    の組成物。
  36. 【請求項36】 前記研磨材が沈降研磨材又はヒューム
    ド研磨材である請求項1〜35のいずれか1項の組成
    物。
  37. 【請求項37】 前記研磨材が、沈降シリカ、ヒューム
    ドシリカ又はヒュームドアルミナである請求項1〜36
    のいずれか1項の組成物。
  38. 【請求項38】 次のものを含む請求項1の化学的機械
    的研磨用組成物:研磨材;鉄触媒;及び約1.0〜約1
    0.0wt%の、過酸化水素及び一過硫酸塩からなる群
    から選ばれる酸化剤、但しここに、前記酸化剤が過酸化
    水素であるときは、前記スラリーは約0.01〜約0.
    05wt%の硝酸第2鉄を含み、前記酸化剤が一過硫酸
    塩であるときは、前記スラリーは約0.1〜約0.5w
    t%の硝酸第2鉄触媒を含む。
  39. 【請求項39】 次のものを含む化学的機械的研磨用ス
    ラリー:約1.0〜約15.0wt%のシリカ;約0.
    1〜約0.5wt%の硝酸第2鉄触媒;及び約1.0〜
    約10.0wt%の一過硫酸塩。
  40. 【請求項40】 次のものを含む化学的機械的研磨用ス
    ラリー:約1.0〜約15.0wt%のシリカ;約0.
    01〜約0.05wt%の硝酸第2鉄触媒;及び約1.
    0〜約10.0wt%の過酸化水素。
  41. 【請求項41】 次のものを含む化学的機械的研磨用ス
    ラリー:約3.0〜約7.0wt%のシリカ;約0.0
    1〜約0.05wt%の硝酸第2鉄触媒;及び約0.5
    〜約10.0wt%の過酸化水素と、触媒あたり約2イ
    クイバレント〜触媒あたり約15イクイバレントのマロ
    ン酸。
  42. 【請求項42】 前記シリカが、表面積約120m2/g
    〜約200m2/gを有する請求項41のスラリー。
  43. 【請求項43】 約3.0〜約7.0wt%のシリカ、
    及び約0.01〜約0.05wt%の硝酸第2鉄触媒
    と、触媒あたり約2イクイバレント〜触媒あたり約15
    イクイバレントのマロン酸の混合物の生成物を含む化学
    的機械的研磨用前駆体組成物。
  44. 【請求項44】 次の工程を含む少なくとも1つの金属
    層を有する基体の研磨方法: (a)請求項8、10〜14、18〜25、29〜37
    及び43のいずれか1項の組成物と、脱イオン水とを混
    合して、化学的機械的研磨用前駆体を作る工程; (b)工程(a)の化学的機械的研磨用前駆体と酸化剤
    とを混合して化学的機械的研磨用スラリーを作る工程; (c)前記基体に化学的機械的研磨用スラリーを適用す
    る工程;及び (d)パッドを前記基体と接触させ、このパッドを前記
    基体に関して動かすことによって基体から前記金属層の
    少なくとも一部を取り除く工程。
  45. 【請求項45】 次の工程を含む少なくとも1つの金属
    層を有する基体の研磨方法: (a)請求項1〜7及び9〜42のいずれか1項の化学
    的機械的研磨用組成物と、脱イオン水とを混合して、化
    学的機械的研磨用スラリーを作る工程; (b)前記基体に化学的機械的研磨用スラリーを適用す
    る工程;及び (c)パッドを前記基体と接触させ、このパッドを前記
    基体に関して動かすことによって基体から前記金属層の
    少なくとも一部を取り除く工程。
  46. 【請求項46】 前記基体がタングステン含有金属層を
    有し、ここに少なくとも一部のタングステン層を工程
    (c)で除く、請求項44又は45の方法。
  47. 【請求項47】 前記基体が更にチタン及び/又は窒化
    チタン金属層を有し、ここに少なくとも一部の窒化チタ
    ン層を工程(c)で除く、請求項44〜46のいずれか
    1項の方法。
  48. 【請求項48】 次のものを含む化学的機械的研磨用組
    成物多パッケージ系(multi−package s
    ystem): (a)請求項8、10〜14、18〜25、29〜37
    及び43のいずれか1項の組成物を含む第1の容器;及
    び (b)酸化剤を含む第2の容器。
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