JPH10129276A - 電気自動車用バッテリ固定構造 - Google Patents
電気自動車用バッテリ固定構造Info
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- JPH10129276A JPH10129276A JP8283541A JP28354196A JPH10129276A JP H10129276 A JPH10129276 A JP H10129276A JP 8283541 A JP8283541 A JP 8283541A JP 28354196 A JP28354196 A JP 28354196A JP H10129276 A JPH10129276 A JP H10129276A
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- batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリの間隔を狭くし、横方向にバッテリ
を詰めることができ、所要部品点数及び組立て工数を減
らし、コストを下げる。 【解決手段】 バッテリ１２の上端縁を押さえる押さえ
部材１３と、該押さえ部材に対し直角をなす方向に沿い
バッテリトレイに固着された兼用ストッパ１８と、該兼
用ストッパ１８に押さえ部材１３を結合するための中継
部材２０とを設け、押さえ部材１３にはバッテリ１２の
上面２４及び側面２７にそれぞれ対向する上方規制板部
３０及び側方規制板部３１を備え、隣合う２つのバッテ
リ１２の側面間に側方規制板部３１を配置し、長手方向
に沿って並んだ２つのバッテリ１２を、共通の押さえ部
材１３で押さえている。
を詰めることができ、所要部品点数及び組立て工数を減
らし、コストを下げる。 【解決手段】 バッテリ１２の上端縁を押さえる押さえ
部材１３と、該押さえ部材に対し直角をなす方向に沿い
バッテリトレイに固着された兼用ストッパ１８と、該兼
用ストッパ１８に押さえ部材１３を結合するための中継
部材２０とを設け、押さえ部材１３にはバッテリ１２の
上面２４及び側面２７にそれぞれ対向する上方規制板部
３０及び側方規制板部３１を備え、隣合う２つのバッテ
リ１２の側面間に側方規制板部３１を配置し、長手方向
に沿って並んだ２つのバッテリ１２を、共通の押さえ部
材１３で押さえている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のバッテリ
を配列して設置する場合に適した電気自動車用バッテリ
固定構造に関するものである。
を配列して設置する場合に適した電気自動車用バッテリ
固定構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７に示すような電気自動車１は、図８
に示す車体フレーム２を備え、この車体フレーム２の前
後方向の中間にある低い中間部３の下面側に図９及び図
１０に示すバッテリ４が配設される。図９は従来の電気
自動車用バッテリ固定構造を示す平面図、図１０は図９
のＡ−Ａ線に沿った断面図である。従来のバッテリ固定
構造では、バッテリ４の長手方向に沿った横方向ストッ
パ５（図１１参照）と、バッテリ４の長手方向に対し直
角をなす方向に沿った縦方向ストッパ６（図１２参照）
とをバッテリトレイ７上に配設し、バッテリ４の上を個
々に押さえる押さえ部材８が使用されていた。
に示す車体フレーム２を備え、この車体フレーム２の前
後方向の中間にある低い中間部３の下面側に図９及び図
１０に示すバッテリ４が配設される。図９は従来の電気
自動車用バッテリ固定構造を示す平面図、図１０は図９
のＡ−Ａ線に沿った断面図である。従来のバッテリ固定
構造では、バッテリ４の長手方向に沿った横方向ストッ
パ５（図１１参照）と、バッテリ４の長手方向に対し直
角をなす方向に沿った縦方向ストッパ６（図１２参照）
とをバッテリトレイ７上に配設し、バッテリ４の上を個
々に押さえる押さえ部材８が使用されていた。
【０００３】横方向ストッパ５及び縦方向ストッパ６の
フランジ５ａ，６ａの部分がバッテリトレイ７の上にス
ポット溶接等によって固着されており、バッテリトレイ
７上に位置決めされ配列載置された複数のバッテリ４
は、各押さえ部材８の両脚部８ａの下端の透孔８ｂに挿
通したボルト９を、横方向ストッパ５の上端板に開けて
ある透孔５ｂに合わせて内面側に固着したナット１０に
ねじ込み、対応する横方向ストッパ５に押さえ部材８の
両端を止めることによってバッテリトレイ７の上に固定
されていた。
フランジ５ａ，６ａの部分がバッテリトレイ７の上にス
ポット溶接等によって固着されており、バッテリトレイ
７上に位置決めされ配列載置された複数のバッテリ４
は、各押さえ部材８の両脚部８ａの下端の透孔８ｂに挿
通したボルト９を、横方向ストッパ５の上端板に開けて
ある透孔５ｂに合わせて内面側に固着したナット１０に
ねじ込み、対応する横方向ストッパ５に押さえ部材８の
両端を止めることによってバッテリトレイ７の上に固定
されていた。
【０００４】そして、バッテリトレイ７の上に固定され
た複数のバッテリ４は、車体フレーム２の所定位置にバ
ッテリトレイ７が図示しない取付け部材を介して取付け
られることによって電気自動車１に装着されていた。
た複数のバッテリ４は、車体フレーム２の所定位置にバ
ッテリトレイ７が図示しない取付け部材を介して取付け
られることによって電気自動車１に装着されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ッテリ固定構造では、隣合うバッテリ４，４間に、横方
向ストッパ５を配置しているため、バッテリ４，４の間
隔が広くなり、横方向にバッテリ４，４の間隔を詰める
ことができないという欠点があり、また、各バッテリ４
に対して、個別の押さえ部材８が必要であるため、所要
部品点数及び組立て工数が多く、コストが高くなるとい
う欠点があった。
ッテリ固定構造では、隣合うバッテリ４，４間に、横方
向ストッパ５を配置しているため、バッテリ４，４の間
隔が広くなり、横方向にバッテリ４，４の間隔を詰める
ことができないという欠点があり、また、各バッテリ４
に対して、個別の押さえ部材８が必要であるため、所要
部品点数及び組立て工数が多く、コストが高くなるとい
う欠点があった。
【０００６】本発明は、上述のような従来の欠点に鑑み
なされたものであって、その目的とするところは、バッ
テリの間隔を狭くし、横方向にバッテリを詰めることが
でき、必要部品点数及び組立て工数を減らし、コストを
下げることが可能な電気自動車用バッテリ固定構造を提
供することにある。
なされたものであって、その目的とするところは、バッ
テリの間隔を狭くし、横方向にバッテリを詰めることが
でき、必要部品点数及び組立て工数を減らし、コストを
下げることが可能な電気自動車用バッテリ固定構造を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のバッテリをバッテリトレイの上に
配列し固定するための電気自動車用バッテリ固定構造に
おいて、前記バッテリの上端縁を押さえる押さえ部材
と、該押さえ部材に対し交差する方向に沿い前記バッテ
リトレイに固着されたストッパと、該ストッパに前記押
さえ部材を結合するための中継部材とを設け、前記押さ
え部材にはバッテリの上面及び側面にそれぞれ対向する
上方規制板部及び側方規制板部を備え、隣合うバッテリ
の側面間に前記側方規制板部を配置したことを特徴とす
る。
に、本発明は、複数のバッテリをバッテリトレイの上に
配列し固定するための電気自動車用バッテリ固定構造に
おいて、前記バッテリの上端縁を押さえる押さえ部材
と、該押さえ部材に対し交差する方向に沿い前記バッテ
リトレイに固着されたストッパと、該ストッパに前記押
さえ部材を結合するための中継部材とを設け、前記押さ
え部材にはバッテリの上面及び側面にそれぞれ対向する
上方規制板部及び側方規制板部を備え、隣合うバッテリ
の側面間に前記側方規制板部を配置したことを特徴とす
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る電気自
動車用バッテリ固定構造につき、バッテリを長手方向に
２個これと直交する横方向に３個配列した場合を例とし
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明
の実施の形態に係る電気自動車用バッテリ固定構造の要
部を示す平面図、図２は図１の部分拡大正面図である。
動車用バッテリ固定構造につき、バッテリを長手方向に
２個これと直交する横方向に３個配列した場合を例とし
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明
の実施の形態に係る電気自動車用バッテリ固定構造の要
部を示す平面図、図２は図１の部分拡大正面図である。
【０００９】この実施の形態に係る電気自動車用バッテ
リ固定構造では、バッテリ１２の上端縁を押さえる押さ
え部材１３と、バッテリトレイ１６に固着され押さえ部
材１３を止める止め機能を兼ねた兼用ストッパ１８及び
押さえ部材１３に平行配置したストッパ１９と、兼用ス
トッパ１８に押さえ部材１３を結合するための中継部材
としてのスタッドボルト２０とが設けられている。
リ固定構造では、バッテリ１２の上端縁を押さえる押さ
え部材１３と、バッテリトレイ１６に固着され押さえ部
材１３を止める止め機能を兼ねた兼用ストッパ１８及び
押さえ部材１３に平行配置したストッパ１９と、兼用ス
トッパ１８に押さえ部材１３を結合するための中継部材
としてのスタッドボルト２０とが設けられている。
【００１０】バッテリ１２は、３個ずつ並べて構成した
バッテリ群２２が２群並設されている。各バッテリ１２
は、上面の中央に凸部２３を有し、該凸部２３の両端近
傍の平らな上面から端子２５が上向きに突出している。
バッテリ群２２が２群並設されている。各バッテリ１２
は、上面の中央に凸部２３を有し、該凸部２３の両端近
傍の平らな上面から端子２５が上向きに突出している。
【００１１】押さえ部材１３は、バッテリ１２の長手方
向に沿う長上面２４及び長側面２７にそれぞれ添わせた
上方規制板部３０及び側方規制板部３１を備えた基本部
材１４（図３参照）として用いられるのみならず、２本
を組み合わせて成る組合わせ部材１５（図４参照）とし
ても用いられ、隣り合うバッテリ１２の長側面２７間に
側方規制板部３１が配置され、両端の突出部３２がバッ
テリ１２の長手方向に対し直角をなす方向に沿う短側面
２８の外側まで突出している。
向に沿う長上面２４及び長側面２７にそれぞれ添わせた
上方規制板部３０及び側方規制板部３１を備えた基本部
材１４（図３参照）として用いられるのみならず、２本
を組み合わせて成る組合わせ部材１５（図４参照）とし
ても用いられ、隣り合うバッテリ１２の長側面２７間に
側方規制板部３１が配置され、両端の突出部３２がバッ
テリ１２の長手方向に対し直角をなす方向に沿う短側面
２８の外側まで突出している。
【００１２】そして、押さえ部材１３は、バッテリ１２
の長手方向の長上面２４及び長側面２７にそれぞれ対向
する上方規制板部３０及び側方規制板部３１を備えた断
面がＬ字形の基本部材１４として用いられる場合、隣り
にバッテリ１２が並んでいない左右両側のバッテリ１２
の長手方向に沿って配置され、図３に示すように、上方
規制板部３０の両端の突出部３２における部分と中間部
分とに透孔３３を有する。
の長手方向の長上面２４及び長側面２７にそれぞれ対向
する上方規制板部３０及び側方規制板部３１を備えた断
面がＬ字形の基本部材１４として用いられる場合、隣り
にバッテリ１２が並んでいない左右両側のバッテリ１２
の長手方向に沿って配置され、図３に示すように、上方
規制板部３０の両端の突出部３２における部分と中間部
分とに透孔３３を有する。
【００１３】また、押さえ部材１３は、組合わせ部材１
５として用いられる場合、基本部材１４を背中合わせに
２本組み合わせて側方規制板部３１をスポット溶接等に
よって互いに固着し断面がＴ字形とされており、各バッ
テリ群２２，２２の真ん中のバッテリ１２の長手方向に
沿って配置され、図４に示すように、両端の突出部３２
における一方の上方規制板部３０の部分と、他方の上方
規制板部３０の部分のほぼ中央部分とに透孔３３を有す
る。
５として用いられる場合、基本部材１４を背中合わせに
２本組み合わせて側方規制板部３１をスポット溶接等に
よって互いに固着し断面がＴ字形とされており、各バッ
テリ群２２，２２の真ん中のバッテリ１２の長手方向に
沿って配置され、図４に示すように、両端の突出部３２
における一方の上方規制板部３０の部分と、他方の上方
規制板部３０の部分のほぼ中央部分とに透孔３３を有す
る。
【００１４】兼用ストッパ１８は、各押さえ部材１３の
両突出部３２の下方の位置と、これらの中間にあって３
個ずつ並んだバッテリ群２２，２２の間の位置とに、各
押さえ部材１３に対し直角をなす方向に沿って配設さ
れ、図５に示すように、上端板３８及び両側板３９から
なる伏せた状態の溝型部３６と、両側板３９の長手方向
の縁に設けたフランジ３７とを一体に有し、断面がハッ
ト形であり、複数の各押さえ部材１３を止める止め機能
とバッテリ群２２の縦方向の位置決め機能とを兼ね備え
ている。
両突出部３２の下方の位置と、これらの中間にあって３
個ずつ並んだバッテリ群２２，２２の間の位置とに、各
押さえ部材１３に対し直角をなす方向に沿って配設さ
れ、図５に示すように、上端板３８及び両側板３９から
なる伏せた状態の溝型部３６と、両側板３９の長手方向
の縁に設けたフランジ３７とを一体に有し、断面がハッ
ト形であり、複数の各押さえ部材１３を止める止め機能
とバッテリ群２２の縦方向の位置決め機能とを兼ね備え
ている。
【００１５】また、兼用ストッパ１８は、溝型部３６の
上端板３８に押さえ部材１３の配置間隔に合わせて複数
の透孔４０が開けられ、各透孔４０に同心配置して裏面
側にナット４１が固着されており、スポット溶接によっ
てフランジ３７がバッテリトレイ１６上に固着され、フ
ランジ３７上にバッテリ１２の端部が載っており、図１
に示すように、側板３９が各バッテリ１２の短側面２８
の下部に対向してバッテリ群２２の縦方向の位置決めを
している。
上端板３８に押さえ部材１３の配置間隔に合わせて複数
の透孔４０が開けられ、各透孔４０に同心配置して裏面
側にナット４１が固着されており、スポット溶接によっ
てフランジ３７がバッテリトレイ１６上に固着され、フ
ランジ３７上にバッテリ１２の端部が載っており、図１
に示すように、側板３９が各バッテリ１２の短側面２８
の下部に対向してバッテリ群２２の縦方向の位置決めを
している。
【００１６】ストッパ１９は、３個ずつ並んだ各バッテ
リ群２２の両端にバッテリ１２の長手方向に沿って配置
され、兼用ストッパ１８と同様に溝型部４６とフランジ
４７とを備えて断面がハット形であり、フランジ４７が
バッテリトレイ１６上に固着され、一方のフランジ４７
上にバッテリ１２の端部が載っており、図１に示すよう
に、一方の側板４８がバッテリ１２の長側面２７の下部
に対向してバッテリ１２の横方向の位置決めをしてい
る。
リ群２２の両端にバッテリ１２の長手方向に沿って配置
され、兼用ストッパ１８と同様に溝型部４６とフランジ
４７とを備えて断面がハット形であり、フランジ４７が
バッテリトレイ１６上に固着され、一方のフランジ４７
上にバッテリ１２の端部が載っており、図１に示すよう
に、一方の側板４８がバッテリ１２の長側面２７の下部
に対向してバッテリ１２の横方向の位置決めをしてい
る。
【００１７】中継部材としてのスタッドボルト２０は、
図６に示すように、断面が円形の両端に雄ねじ部２０
ａ，２０ｂを有し、押さえ部材１３の透孔３３及び兼用
ストッパ１８の透孔４０に挿通され、下端側の雄ねじ部
２０ａを兼用ストッパ１８に固着したナット４１に螺合
させ、上端側の雄ねじ部２０ｂにナット５３を螺合させ
て締結し、押さえ部材１３を兼用ストッパ１８に結合す
るためのものである。
図６に示すように、断面が円形の両端に雄ねじ部２０
ａ，２０ｂを有し、押さえ部材１３の透孔３３及び兼用
ストッパ１８の透孔４０に挿通され、下端側の雄ねじ部
２０ａを兼用ストッパ１８に固着したナット４１に螺合
させ、上端側の雄ねじ部２０ｂにナット５３を螺合させ
て締結し、押さえ部材１３を兼用ストッパ１８に結合す
るためのものである。
【００１８】上述のような電気自動車用バッテリ固定構
造に係る組立方法について説明する。バッテリトレイ１
６の所定箇所に予め兼用ストッパ１８及びストッパ１９
が固着される。各ナット４１に下端の雄ねじ部２０ａを
ねじ込んで各スタッドボルト２０を植え込んだ後、６個
のバッテリ１２を位置決め配置し、それぞれ対応する透
孔３３にスタッドボルト２０を挿通しながら、押さえ部
材１３のうちの基本部材１４を長手方向に沿って上方か
らバッテリ１２の左右両端の上端縁部へ配置すると共
に、組合わせ部材１５を各バッテリ１２の列間に配置す
る。次いで、上端の雄ねじ部２０ｂにナット５３を螺合
させて締付ける。
造に係る組立方法について説明する。バッテリトレイ１
６の所定箇所に予め兼用ストッパ１８及びストッパ１９
が固着される。各ナット４１に下端の雄ねじ部２０ａを
ねじ込んで各スタッドボルト２０を植え込んだ後、６個
のバッテリ１２を位置決め配置し、それぞれ対応する透
孔３３にスタッドボルト２０を挿通しながら、押さえ部
材１３のうちの基本部材１４を長手方向に沿って上方か
らバッテリ１２の左右両端の上端縁部へ配置すると共
に、組合わせ部材１５を各バッテリ１２の列間に配置す
る。次いで、上端の雄ねじ部２０ｂにナット５３を螺合
させて締付ける。
【００１９】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。例えば、バッテリ群２２を
構成するバッテリ１２を２個又は４個以上とすることも
でき、バッテリ群２２を３つ以上にする場合にも適用可
能であり、各押さえ部材１３を３個以上のバッテリ１２
に共通に使用するようにしてもよい。
限定されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。例えば、バッテリ群２２を
構成するバッテリ１２を２個又は４個以上とすることも
でき、バッテリ群２２を３つ以上にする場合にも適用可
能であり、各押さえ部材１３を３個以上のバッテリ１２
に共通に使用するようにしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、バッテリの上端縁を押さえる
押さえ部材と、該押さえ部材に対し交差する方向に沿い
バッテリトレイに固着されたストッパと、該ストッパに
押さえ部材を結合するための中継部材とを設け、押さえ
部材にはバッテリの上面及び側面にそれぞれ対向する上
方規制板部及び側方規制板部を備え、隣り合うバッテリ
の側面間に側方規制板部を配置したことにより、隣り合
うバッテリ間に側方規制板部が介在するだけなので、バ
ッテリの間隔を狭くし、横方向にバッテリを詰めること
ができるという効果を奏する。また、長手方向に沿って
並んだ複数のバッテリを、共通の押さえ部材で押さえ可
能としたことにより、所要部品点数及び組立て工数を減
らし、コストを下げることができる。更に、押さえ部材
には上方規制板部及び側方規制板部からなる基本部材と
２本の該基本部材を背中合わせに組合わせ互いに固着し
てなる組合わせ部材とを備え、該組合わせ部材を隣り合
う複数のバッテリの固定に共通に使用することにより、
基本部材の共通化を図り、一層のコスト及び組立工数の
低減を図ることができる。
押さえ部材と、該押さえ部材に対し交差する方向に沿い
バッテリトレイに固着されたストッパと、該ストッパに
押さえ部材を結合するための中継部材とを設け、押さえ
部材にはバッテリの上面及び側面にそれぞれ対向する上
方規制板部及び側方規制板部を備え、隣り合うバッテリ
の側面間に側方規制板部を配置したことにより、隣り合
うバッテリ間に側方規制板部が介在するだけなので、バ
ッテリの間隔を狭くし、横方向にバッテリを詰めること
ができるという効果を奏する。また、長手方向に沿って
並んだ複数のバッテリを、共通の押さえ部材で押さえ可
能としたことにより、所要部品点数及び組立て工数を減
らし、コストを下げることができる。更に、押さえ部材
には上方規制板部及び側方規制板部からなる基本部材と
２本の該基本部材を背中合わせに組合わせ互いに固着し
てなる組合わせ部材とを備え、該組合わせ部材を隣り合
う複数のバッテリの固定に共通に使用することにより、
基本部材の共通化を図り、一層のコスト及び組立工数の
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る電気自動車用バッテ
リ固定構造の要部を示す平面図である。
リ固定構造の要部を示す平面図である。
【図２】図１の部分拡大正面図である。
【図３】本発明の実施の形態に係る電気自動車用バッテ
リ固定構造に用いられる押さえ部材のうちの基本部材を
示す斜視図である。
リ固定構造に用いられる押さえ部材のうちの基本部材を
示す斜視図である。
【図４】本発明の実施の形態に係る電気自動車用バッテ
リ固定構造に用いられる押さえ部材のうちの組合わせ部
材を示す斜視図である。
リ固定構造に用いられる押さえ部材のうちの組合わせ部
材を示す斜視図である。
【図５】本発明の実施の形態に係る電気自動車用バッテ
リ固定構造に用いられる兼用ストッパを示す斜視図であ
る。
リ固定構造に用いられる兼用ストッパを示す斜視図であ
る。
【図６】本発明の実施の形態に係る電気自動車用バッテ
リ固定構造に用いられる組立て前の中継部材を示す側面
図である。
リ固定構造に用いられる組立て前の中継部材を示す側面
図である。
【図７】電気自動車の一例を示す斜視図である。
【図８】電気自動車の車体フレームの一例を示す斜視図
である。
である。
【図９】従来の電気自動車用バッテリ固定構造を示す平
面図である。
面図である。
【図１０】図９のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【図１１】従来の電気自動車用バッテリ固定構造に用い
られる横方向ストッパを示す斜視図である。
られる横方向ストッパを示す斜視図である。
【図１２】従来の電気自動車用バッテリ固定構造に用い
られる縦方向ストッパを示す斜視図である。
られる縦方向ストッパを示す斜視図である。
１２ バッテリ １３ 押さえ部材 １４ 基本部材 １５ 組合わせ部材 １６ バッテリトレイ １８ 兼用ストッパ １９ ストッパ ２０ スタッドボルト（中継部材） ２２ バッテリ群 ２４ 長上面 ２７ 長側面 ２８ 短側面 ３０ 上方規制板部 ３１ 側方規制板部 ３２ 突出部
Claims (3)
- 【請求項１】 複数のバッテリをバッテリトレイの上に
配列し固定するための電気自動車用バッテリ固定構造に
おいて、前記バッテリの上端縁を押さえる押さえ部材
と、該押さえ部材に対し交差する方向に沿い前記バッテ
リトレイに固着されたストッパと、該ストッパに前記押
さえ部材を結合するための中継部材とを設け、前記押さ
え部材にはバッテリの上面及び側面にそれぞれ対向する
上方規制板部及び側方規制板部を備え、隣合うバッテリ
の側面間に前記側方規制板部を配置したことを特徴とす
る電気自動車用バッテリ固定構造。 - 【請求項２】 請求項１に記載の電気自動車用バッテリ
固定構造において、長手方向に沿って並んだ複数のバッ
テリを、共通の前記押さえ部材で押さえ可能としたこと
を特徴とする電気自動車用バッテリ固定構造。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の電気自動
車用バッテリ固定構造において、前記押さえ部材には前
記上方規制板部及び側方規制板部からなる基本部材と２
本の該基本部材を背中合わせに組合わせ互いに固着して
なる組合わせ部材とを備え、該組合わせ部材を隣合う複
数のバッテリの固定に共通に使用することを特徴とする
電気自動車用バッテリ固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283541A JPH10129276A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 電気自動車用バッテリ固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283541A JPH10129276A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 電気自動車用バッテリ固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10129276A true JPH10129276A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17666875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8283541A Pending JPH10129276A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 電気自動車用バッテリ固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10129276A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6622809B2 (en) | 2001-01-12 | 2003-09-23 | Suzuki Motor Corporation | Battery fixing structure of a vehicle |
| KR100599806B1 (ko) | 2004-09-24 | 2006-07-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 모듈 |
| KR100948002B1 (ko) | 2006-03-06 | 2010-03-18 | 주식회사 엘지화학 | 중대형 전지모듈 |
| JP2012106737A (ja) * | 2012-01-13 | 2012-06-07 | Mitsubishi Motors Corp | 電気自動車のバッテリー固定構造 |
| US8968901B2 (en) | 2006-03-06 | 2015-03-03 | Lg Chem, Ltd. | Middle or large-sized battery module |
| US9269934B2 (en) | 2006-03-06 | 2016-02-23 | Lg Chem, Ltd. | Battery module |
| US9484591B2 (en) | 2006-03-06 | 2016-11-01 | Lg Chem, Ltd. | Voltage sensing member and battery module employed with the same |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP8283541A patent/JPH10129276A/ja active Pending
Cited By (9)
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| US6622809B2 (en) | 2001-01-12 | 2003-09-23 | Suzuki Motor Corporation | Battery fixing structure of a vehicle |
| DE10200670B4 (de) | 2001-01-12 | 2018-06-21 | Suzuki Motor Corporation | Batterie-Befestigungsstruktur für ein Fahrzeug |
| KR100599806B1 (ko) | 2004-09-24 | 2006-07-12 | 삼성에스디아이 주식회사 | 이차 전지 모듈 |
| KR100948002B1 (ko) | 2006-03-06 | 2010-03-18 | 주식회사 엘지화학 | 중대형 전지모듈 |
| US8968901B2 (en) | 2006-03-06 | 2015-03-03 | Lg Chem, Ltd. | Middle or large-sized battery module |
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| US9337455B2 (en) | 2006-03-06 | 2016-05-10 | Lg Chem, Ltd. | Middle or large-sized battery module |
| US9484591B2 (en) | 2006-03-06 | 2016-11-01 | Lg Chem, Ltd. | Voltage sensing member and battery module employed with the same |
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