JPH0966035A - 血圧測定装置 - Google Patents
血圧測定装置Info
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- JPH0966035A JPH0966035A JP7223520A JP22352095A JPH0966035A JP H0966035 A JPH0966035 A JP H0966035A JP 7223520 A JP7223520 A JP 7223520A JP 22352095 A JP22352095 A JP 22352095A JP H0966035 A JPH0966035 A JP H0966035A
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- pressure measurement
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- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度良く運動負荷試験などに使用できる血圧
測定装置を提供するにある。 【解決手段】 血圧値測定部分に所定圧力を印加するカ
フ30と、カフ30に気体を注排気する加圧ポンプ11
と排気弁12、13及び圧力センサ14及びアンプ2
3、血管情報を検知するマイクアンプ14を有する血圧
計測機構部10と、血圧計測機構部10よりの検出結果
を受け取り血圧値を算出して表示/印刷出力するととも
に、血圧計測機構部10に駆動用電力を供給する本体部
50との3つの部分に分離構成する。そして、カフ30
と血圧計測機構部10間の空気路を直結する。
測定装置を提供するにある。 【解決手段】 血圧値測定部分に所定圧力を印加するカ
フ30と、カフ30に気体を注排気する加圧ポンプ11
と排気弁12、13及び圧力センサ14及びアンプ2
3、血管情報を検知するマイクアンプ14を有する血圧
計測機構部10と、血圧計測機構部10よりの検出結果
を受け取り血圧値を算出して表示/印刷出力するととも
に、血圧計測機構部10に駆動用電力を供給する本体部
50との3つの部分に分離構成する。そして、カフ30
と血圧計測機構部10間の空気路を直結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血圧測定装置に関
し、特に被検者の体動の影響の少ない血圧測定装置に関
するものである。
し、特に被検者の体動の影響の少ない血圧測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動血圧測定装置は、カフと本体
との2つにより構成されており、両者の間は一定の長さ
を有するエアーホースとコロトコフ音などを採音するマ
イクのリード線で接続されていた。
との2つにより構成されており、両者の間は一定の長さ
を有するエアーホースとコロトコフ音などを採音するマ
イクのリード線で接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ホースの移
動や振動等によるカフ圧の変動を含む雑音の発生が避け
られず、安静状態の確保が必ず必要であった。
動や振動等によるカフ圧の変動を含む雑音の発生が避け
られず、安静状態の確保が必ず必要であった。
【0004】この安静状態の確保が必要であることよ
り、被検者の自由行動下や運動負荷試験など、体動を伴
う計測には複雑な雑音除去プログラムや複数マイクの設
置などを必要とし、簡便に血圧測定が出来ないのが現状
であった。
り、被検者の自由行動下や運動負荷試験など、体動を伴
う計測には複雑な雑音除去プログラムや複数マイクの設
置などを必要とし、簡便に血圧測定が出来ないのが現状
であった。
【0005】更に、以上の点を考慮してパーソナルユー
スを中心としてカフと本体とを一体不可分に構成した血
圧測定装置も登場してきている。この種の血圧測定装置
は、カフに血圧測定に必要な全ての器材(圧力計、加圧
ポンプ、定排気弁、急排気弁、血圧測定解析部、測定値
などをを表示する表示器及び該表示器駆動回路、電源回
路等)が搭載された構造である。このため、エアーホー
スが原因となる振動、雑音の影響は回避できるが、全体
の形状、重量が多大であるために、体動があると血圧測
定装置全体が振動する、又は、被検者が重量の重い者を
装着していることより違和感を感じるなどの不具合が避
けられず、やはり事実上は安静状態でしか使うことがで
きなかった。更に、カフと本体とが一体不可分に接続さ
れているため、カフ部分のみ取り外すことができず、カ
フ部分の生体接触部分などが汚れても、洗濯などするこ
とができず、汚れがひどくなると使用をやめるしかなか
った。このため、使用頻度の高い病院などでは使用でき
なかった。
スを中心としてカフと本体とを一体不可分に構成した血
圧測定装置も登場してきている。この種の血圧測定装置
は、カフに血圧測定に必要な全ての器材(圧力計、加圧
ポンプ、定排気弁、急排気弁、血圧測定解析部、測定値
などをを表示する表示器及び該表示器駆動回路、電源回
路等)が搭載された構造である。このため、エアーホー
スが原因となる振動、雑音の影響は回避できるが、全体
の形状、重量が多大であるために、体動があると血圧測
定装置全体が振動する、又は、被検者が重量の重い者を
装着していることより違和感を感じるなどの不具合が避
けられず、やはり事実上は安静状態でしか使うことがで
きなかった。更に、カフと本体とが一体不可分に接続さ
れているため、カフ部分のみ取り外すことができず、カ
フ部分の生体接触部分などが汚れても、洗濯などするこ
とができず、汚れがひどくなると使用をやめるしかなか
った。このため、使用頻度の高い病院などでは使用でき
なかった。
【0006】更に、本体はカフと一体であるため、どう
してもその機能に制約が有り、測定データはその装置の
表示器に表示するのみであり、他の装置で測定結果を吸
い上げることはできなかった。
してもその機能に制約が有り、測定データはその装置の
表示器に表示するのみであり、他の装置で測定結果を吸
い上げることはできなかった。
【0007】このように、精度良く運動負荷試験などに
使用できる血圧測定装置が存在しないのが現状であっ
た。
使用できる血圧測定装置が存在しないのが現状であっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決することを目的として成されたもので、上述の課題
を解決し、精度良く運動負荷試験などに使用できる血圧
測定装置を提供するために、以下の構成を備える。
解決することを目的として成されたもので、上述の課題
を解決し、精度良く運動負荷試験などに使用できる血圧
測定装置を提供するために、以下の構成を備える。
【0009】即ち、血圧値測定部分に所定圧力を印加す
るカフと、前記カフに気体を注排気する加圧ポンプと排
気機構を有し圧力値と血管情報を検出する血圧計測機構
部と、前記血圧計測機構部よりの検出結果を受け取り血
圧値を算出して表示出力する本体部とに分離構成された
血圧測定装置であって、前記カフは、前記血圧計測機構
部の気体の空気路直結用の接続機構と、前記血圧計測機
構部を着脱自在に係止する係止部を備えることを特徴と
する。
るカフと、前記カフに気体を注排気する加圧ポンプと排
気機構を有し圧力値と血管情報を検出する血圧計測機構
部と、前記血圧計測機構部よりの検出結果を受け取り血
圧値を算出して表示出力する本体部とに分離構成された
血圧測定装置であって、前記カフは、前記血圧計測機構
部の気体の空気路直結用の接続機構と、前記血圧計測機
構部を着脱自在に係止する係止部を備えることを特徴と
する。
【0010】そして例えば前記カフの係止部は生体装着
時に外側となる部分の少なくとも一部に配設された面フ
ァスナーを含み、前記血圧計測機構部は、前記カフを生
体に装着したときの前記カフの径の変化に対応可能に曲
率のついた弾性体と、前記弾性体の内側に配設された前
記カフの面ファスナー部分と対になる面ファスナーと、
前記弾性体の外側に形成された機構部より構成されてお
り、血圧測定時には前記カフの接続機構に前記血圧計測
機構部の気体供給部を直結するとともに前記係止部によ
り互いを係止することを特徴とする。
時に外側となる部分の少なくとも一部に配設された面フ
ァスナーを含み、前記血圧計測機構部は、前記カフを生
体に装着したときの前記カフの径の変化に対応可能に曲
率のついた弾性体と、前記弾性体の内側に配設された前
記カフの面ファスナー部分と対になる面ファスナーと、
前記弾性体の外側に形成された機構部より構成されてお
り、血圧測定時には前記カフの接続機構に前記血圧計測
機構部の気体供給部を直結するとともに前記係止部によ
り互いを係止することを特徴とする。
【0011】更に例えば、前記血圧計測機構部と前記本
体部とは互いの情報の授受を電気信号で行うための電気
信号インタフェース部を含み、前記血圧計測機構部と前
記本体部とは導電性の信号線で電気的に接続されている
ことを特徴とする。あるいは、前記血圧計測機構部と前
記本体部とは互いの情報の授受を無線電波信号で行うた
めの無線信号インタフェース部を含み、前記血圧計測機
構部と前記本体部とは無線電波で互いの情報を授受する
ことを特徴とする。又は、前記血圧計測機構部と前記本
体部とは互いの情報の授受を光通信で行うための光通信
インタフェース部を含み、前記血圧計測機構部と前記本
体部とは光通信により互いの情報を授受することを特徴
とする。そして、前記本体部は前記血圧計測機構部の駆
動電源部を有し、前記血圧計測機構部に駆動用の電力を
供給することを特徴とする。
体部とは互いの情報の授受を電気信号で行うための電気
信号インタフェース部を含み、前記血圧計測機構部と前
記本体部とは導電性の信号線で電気的に接続されている
ことを特徴とする。あるいは、前記血圧計測機構部と前
記本体部とは互いの情報の授受を無線電波信号で行うた
めの無線信号インタフェース部を含み、前記血圧計測機
構部と前記本体部とは無線電波で互いの情報を授受する
ことを特徴とする。又は、前記血圧計測機構部と前記本
体部とは互いの情報の授受を光通信で行うための光通信
インタフェース部を含み、前記血圧計測機構部と前記本
体部とは光通信により互いの情報を授受することを特徴
とする。そして、前記本体部は前記血圧計測機構部の駆
動電源部を有し、前記血圧計測機構部に駆動用の電力を
供給することを特徴とする。
【発明の実施の態様】以下、図面を参照して本発明に係
る発明の実施の態様の一例を詳細に説明する。
る発明の実施の態様の一例を詳細に説明する。
【0012】本発明に係る発明の実施の態様において
は、血圧値測定部分に所定圧力を印加するカフと、カフ
に気体を注排気する加圧ポンプと排気機構を有し血圧値
を測定する血圧計測機構部と、血圧計測機構部よりの計
測結果を受け取り血圧測定結果を解析して表示出力する
本体部とに分離構成されていることに大きな特徴を有し
ている。
は、血圧値測定部分に所定圧力を印加するカフと、カフ
に気体を注排気する加圧ポンプと排気機構を有し血圧値
を測定する血圧計測機構部と、血圧計測機構部よりの計
測結果を受け取り血圧測定結果を解析して表示出力する
本体部とに分離構成されていることに大きな特徴を有し
ている。
【0013】この結果、カフのみを分離して洗浄でき、
常に清潔な状態で血圧測定することが可能となる。この
ため、不特定多数の被検者に対する血圧測定を行うこと
ができる。更に、カフ部分のみを交換すれば足りる構成
であるため、例えばこのカフ部分を使い捨てタイプで構
成することもできる。このため、運動負荷試験時におけ
る血圧測定の場合の如く、発汗が激しい場合にこのタイ
プを使用すれば、カフを常に清潔な状態で使用すること
ができ、今まで正確な血圧測定ができにくい分野にも広
く使用することができる。
常に清潔な状態で血圧測定することが可能となる。この
ため、不特定多数の被検者に対する血圧測定を行うこと
ができる。更に、カフ部分のみを交換すれば足りる構成
であるため、例えばこのカフ部分を使い捨てタイプで構
成することもできる。このため、運動負荷試験時におけ
る血圧測定の場合の如く、発汗が激しい場合にこのタイ
プを使用すれば、カフを常に清潔な状態で使用すること
ができ、今まで正確な血圧測定ができにくい分野にも広
く使用することができる。
【0014】以下、本例における血圧測定装置を図面を
参照して詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係る発
明の実施の態様の一例の血圧測定装置の構成を示す図で
ある。図1は本例の血圧計測機構部の斜視図、図2はそ
の内側の構造を示す図、図3は本例のカフを説明するた
めの図である。
参照して詳細に説明する。図1〜図3は本発明に係る発
明の実施の態様の一例の血圧測定装置の構成を示す図で
ある。図1は本例の血圧計測機構部の斜視図、図2はそ
の内側の構造を示す図、図3は本例のカフを説明するた
めの図である。
【0015】図1〜図3において、10は血圧計測機構
部、30はカフである。血圧計測機構部10は、カフ3
0の血圧測定時のあらゆる径に対応可能なように一定の
曲率のついた弾性体19と、該弾性体19の外側中央部
分に弾性体19と一体構造となった同様の曲率のついた
機構部20とで構成されている。そして、弾性体19の
内側部分には、カフ30と一体化した状態において容易
に脱落しないように係止するために、面ファスナー15
が配設されている。
部、30はカフである。血圧計測機構部10は、カフ3
0の血圧測定時のあらゆる径に対応可能なように一定の
曲率のついた弾性体19と、該弾性体19の外側中央部
分に弾性体19と一体構造となった同様の曲率のついた
機構部20とで構成されている。そして、弾性体19の
内側部分には、カフ30と一体化した状態において容易
に脱落しないように係止するために、面ファスナー15
が配設されている。
【0016】そして、図2に示す様にカフ30に設けら
れている脈音あるいはコロトコフ音(K音)を検出する
ためのマイクロホンと接続するためのマイクコネクタ2
2及びカフ30に加圧用のエアーを供給するためのエア
ーコネクタ21が配設されている。
れている脈音あるいはコロトコフ音(K音)を検出する
ためのマイクロホンと接続するためのマイクコネクタ2
2及びカフ30に加圧用のエアーを供給するためのエア
ーコネクタ21が配設されている。
【0017】また、29は不図示の本体部との接続のた
めのケーブルであり、本体側の電源部より血圧計測機構
部20の動作用の駆動電力を供給するための電力線と、
後述する制御用の信号線及び計測結果を出力する信号線
により構成されている。
めのケーブルであり、本体側の電源部より血圧計測機構
部20の動作用の駆動電力を供給するための電力線と、
後述する制御用の信号線及び計測結果を出力する信号線
により構成されている。
【0018】一方、カフ30は血圧測定部位に装着した
外側となる血圧計測機構部10の面ファスナー15に位
置する部分に前記面ファスナー15と対となる対応する
面ファスナー35が配設されている。そして、上述した
マイクコネクタ22及びエアーコネクタ21と対となる
対応マイクコネクタ32及びエアーコネクタ31が設け
られている。更に、カフ30を血圧測定部位に装着した
際に最後にカフを巻いた状態で端部が簡単に固定できる
ように面ファスナー35の裏側端部近傍に固定用の面フ
ァスナー35と対となる面ファスナー37が配設されて
いる。
外側となる血圧計測機構部10の面ファスナー15に位
置する部分に前記面ファスナー15と対となる対応する
面ファスナー35が配設されている。そして、上述した
マイクコネクタ22及びエアーコネクタ21と対となる
対応マイクコネクタ32及びエアーコネクタ31が設け
られている。更に、カフ30を血圧測定部位に装着した
際に最後にカフを巻いた状態で端部が簡単に固定できる
ように面ファスナー35の裏側端部近傍に固定用の面フ
ァスナー35と対となる面ファスナー37が配設されて
いる。
【0019】図に示す様に本例においては、血圧計測機
構部10とカフ30との加圧機構の接続は、従来の如く
の長いホース状のチューブ等で連結するのではなく、必
要最小限の長さのもので構成しているため、体動などが
あっても、その影響を最小限に抑えることができる。以
上の形状を有する本例の制御及び計測用の機構部分の詳
細ブロック構成を図4に示す。
構部10とカフ30との加圧機構の接続は、従来の如く
の長いホース状のチューブ等で連結するのではなく、必
要最小限の長さのもので構成しているため、体動などが
あっても、その影響を最小限に抑えることができる。以
上の形状を有する本例の制御及び計測用の機構部分の詳
細ブロック構成を図4に示す。
【0020】図4において、血圧計測機構部10におい
て、11はカフ30に空気を送り込んで生体の計測部位
を加圧するための加圧ポンプ、12はカフ30内の圧力
を急激に減少させるための急排気弁、13は加圧後に血
圧値を測定するために一定量づつ排気させてカフ圧を減
圧する(例えば2〜3mmHg/sec)ための定排気弁
である。また、14は圧力センサであり、カフ30内の
圧力に応じて電気的パラメータが変化する。また、16
はこれらの各部分を接続する空気路であり、エアーコネ
クタ21を介してカフ30に接続される。
て、11はカフ30に空気を送り込んで生体の計測部位
を加圧するための加圧ポンプ、12はカフ30内の圧力
を急激に減少させるための急排気弁、13は加圧後に血
圧値を測定するために一定量づつ排気させてカフ圧を減
圧する(例えば2〜3mmHg/sec)ための定排気弁
である。また、14は圧力センサであり、カフ30内の
圧力に応じて電気的パラメータが変化する。また、16
はこれらの各部分を接続する空気路であり、エアーコネ
クタ21を介してカフ30に接続される。
【0021】更に、23はカフ圧の変化に応じて変化す
る圧力センサ22の電気的パラメータを検出し、対応す
る電気信号に変換・増幅して出力する圧力検出アンプ、
24はマイクアンプであり、カフ30内の血圧測定用の
血管の上部位置に成るように位置決めされたマイクロホ
ンよりの電気信号変化を検出して増幅するマイクアンプ
であり、圧力検出アンプ23とマイクアンプ24の出力
はインタフェース部26に出力される。なお、本体50
より送られる血圧計測機構部10の各構成の駆動用の電
力は、インタフェース26より供給される。
る圧力センサ22の電気的パラメータを検出し、対応す
る電気信号に変換・増幅して出力する圧力検出アンプ、
24はマイクアンプであり、カフ30内の血圧測定用の
血管の上部位置に成るように位置決めされたマイクロホ
ンよりの電気信号変化を検出して増幅するマイクアンプ
であり、圧力検出アンプ23とマイクアンプ24の出力
はインタフェース部26に出力される。なお、本体50
より送られる血圧計測機構部10の各構成の駆動用の電
力は、インタフェース26より供給される。
【0022】以上の説明では、カフ30内に設けられた
マイクロホンにより例えばK音又は脈音を検出して血圧
を測定する例を示しているが、本発明は以上の例に限定
されるものではなく、脈動等によりカフ30の圧力が変
化することを利用して、圧力センサ14でこの脈動など
による圧力の変化を検出することにより、血圧測定をす
るように構成してもよい。
マイクロホンにより例えばK音又は脈音を検出して血圧
を測定する例を示しているが、本発明は以上の例に限定
されるものではなく、脈動等によりカフ30の圧力が変
化することを利用して、圧力センサ14でこの脈動など
による圧力の変化を検出することにより、血圧測定をす
るように構成してもよい。
【0023】本例によれば、従来の如くにカフと加圧ポ
ンプ間に長いチューブ等が無いため、この圧力変化を雑
音の影響少なく検出することができる。これにより、マ
イクロホンが不要となり、マイク位置による測定精度へ
の影響などもなくすことはできる。
ンプ間に長いチューブ等が無いため、この圧力変化を雑
音の影響少なく検出することができる。これにより、マ
イクロホンが不要となり、マイク位置による測定精度へ
の影響などもなくすことはできる。
【0024】更に、脈動する例えば動脈血流にLED等
により光を照射し、動脈血流による光の反射光をフォト
トランジスタ等で検出することにより、血管内容量変化
を検出して血圧測定を行う構成としてもよい。本発明に
よる血圧測定方法は、あらゆる方法を用いることがで
き、何らその方法に限定されるものではない。
により光を照射し、動脈血流による光の反射光をフォト
トランジスタ等で検出することにより、血管内容量変化
を検出して血圧測定を行う構成としてもよい。本発明に
よる血圧測定方法は、あらゆる方法を用いることがで
き、何らその方法に限定されるものではない。
【0025】そして、この血圧計測機構部10のインタ
フェース部26は本例では電気的な信号線及び電力供給
線を介して本体50と接続されている。この本体は、生
体に装着されたりすることがないため、その形状等に制
約はほとんどない。このため、各種の用途に応じて任意
の形状にでき、例えば、他の生体情報処理装置や検査装
置、コンピュータシステム等あらゆる装置の中に組み込
むことも可能となる。このため、血圧測定結果を容易に
あらゆる装置で利用可能とすることができる。
フェース部26は本例では電気的な信号線及び電力供給
線を介して本体50と接続されている。この本体は、生
体に装着されたりすることがないため、その形状等に制
約はほとんどない。このため、各種の用途に応じて任意
の形状にでき、例えば、他の生体情報処理装置や検査装
置、コンピュータシステム等あらゆる装置の中に組み込
むことも可能となる。このため、血圧測定結果を容易に
あらゆる装置で利用可能とすることができる。
【0026】この本体の例として、血圧測定装置の本体
として例えばワンチップCPUで構成した例を図4に示
している。即ち、図4に示す本体50は、ワンチップの
CPU51、CPU51の動作プログラムや血圧測定用
の各種のパラメータ等が格納されているROM52、測
定結果や測定経過等を記憶するRAM53、血圧測定等
に伴う各種の報知音を出力するブザー54、測定結果や
測定ガイダンス等を表示可能な表示器(LCD)55等
により構成されている。
として例えばワンチップCPUで構成した例を図4に示
している。即ち、図4に示す本体50は、ワンチップの
CPU51、CPU51の動作プログラムや血圧測定用
の各種のパラメータ等が格納されているROM52、測
定結果や測定経過等を記憶するRAM53、血圧測定等
に伴う各種の報知音を出力するブザー54、測定結果や
測定ガイダンス等を表示可能な表示器(LCD)55等
により構成されている。
【0027】また、血圧計測機構部10とのインタフェ
ースを司るインタフェース56、血圧測定指示などの各
種指示入力を行う操作部58、本体の駆動電力及び血圧
計測機構部10の動作電力を供給する電源部59を備え
ている。更に、血圧計測機構部10の圧力センサによる
測定信号及びマイクなどよりの検出信号は本例ではアナ
ログ信号として送られてくるため、この信号を対応する
デジタル信号に変換するA/D変換部57を有してい
る。
ースを司るインタフェース56、血圧測定指示などの各
種指示入力を行う操作部58、本体の駆動電力及び血圧
計測機構部10の動作電力を供給する電源部59を備え
ている。更に、血圧計測機構部10の圧力センサによる
測定信号及びマイクなどよりの検出信号は本例ではアナ
ログ信号として送られてくるため、この信号を対応する
デジタル信号に変換するA/D変換部57を有してい
る。
【0028】なお、これ以外に、更にプリンタを備え、
測定結果を印刷出力可能に構成することも可能であり、
この場合においても本体の形状に特別の制約が無いた
め、プリンタを本体内に組み込む構成としても、他の一
般の市販のプリンタを接続してこれに出力する構成であ
っても良い。また、通信部60を介して心電計等の機器
から本血圧計を制御することが可能である。
測定結果を印刷出力可能に構成することも可能であり、
この場合においても本体の形状に特別の制約が無いた
め、プリンタを本体内に組み込む構成としても、他の一
般の市販のプリンタを接続してこれに出力する構成であ
っても良い。また、通信部60を介して心電計等の機器
から本血圧計を制御することが可能である。
【0029】以上の構成において、CPU51は、カフ
30の被検者への装着が終了して血圧測定準備が終了し
て操作部58よりの測定開始指示等が入力されると、イ
ンタフェース部56を介して血圧計測機構部10のイン
タフェース部26に排気弁12、13よりの排気を停止
させて加圧ポンプ11を起動し、カフ30に空気を送り
込み、カフ圧を上げていく。そしてその後、排気弁1
2、13を公知の方法で制御して圧力センサ14及びマ
イクロホン等よりの検出信号を利用して、血圧測定を行
う。
30の被検者への装着が終了して血圧測定準備が終了し
て操作部58よりの測定開始指示等が入力されると、イ
ンタフェース部56を介して血圧計測機構部10のイン
タフェース部26に排気弁12、13よりの排気を停止
させて加圧ポンプ11を起動し、カフ30に空気を送り
込み、カフ圧を上げていく。そしてその後、排気弁1
2、13を公知の方法で制御して圧力センサ14及びマ
イクロホン等よりの検出信号を利用して、血圧測定を行
う。
【0030】以上説明したように本例においては、本体
部分、カフ、血圧計測機構部とを互いに分離可能に構成
したため、各々独立して製造、販売及び交換が可能であ
り、例えば、カフが使用により汚れたような場合であっ
ても、このカフの部分のみ分離して洗浄することができ
る。このため、常に清潔な状態に維持できる。しかも、
使用頻度が上がったような場合であっても、このカフ部
分のみを別途交換すれば他の部分は新たに購入する必要
がなく、利便性が向上する。
部分、カフ、血圧計測機構部とを互いに分離可能に構成
したため、各々独立して製造、販売及び交換が可能であ
り、例えば、カフが使用により汚れたような場合であっ
ても、このカフの部分のみ分離して洗浄することができ
る。このため、常に清潔な状態に維持できる。しかも、
使用頻度が上がったような場合であっても、このカフ部
分のみを別途交換すれば他の部分は新たに購入する必要
がなく、利便性が向上する。
【0031】この際においても、被検者に装着するのは
カフ30及び血圧計測機構部10のみであり、しかも、
この血圧測定機構部10とカフ30とはいわゆる直結状
態である。このため、互いの連結のための余分な空気路
がなく、従来の血圧計のように、体動による振動や雑音
の影響を受けやすい、カフと圧力センサや加圧ポンプと
の間を接続するチューブ(エアーホース)をなくすこと
ができ、体動などがあっても非常な高精度での血圧測定
が可能となる。
カフ30及び血圧計測機構部10のみであり、しかも、
この血圧測定機構部10とカフ30とはいわゆる直結状
態である。このため、互いの連結のための余分な空気路
がなく、従来の血圧計のように、体動による振動や雑音
の影響を受けやすい、カフと圧力センサや加圧ポンプと
の間を接続するチューブ(エアーホース)をなくすこと
ができ、体動などがあっても非常な高精度での血圧測定
が可能となる。
【0032】更に、血圧計測機構部とカフを一体として
生体に装着した状態であっても、本体部分と分離されて
いるため生体に装着した部分は形状も小型に形成でき、
且つ重量も軽くできる。
生体に装着した状態であっても、本体部分と分離されて
いるため生体に装着した部分は形状も小型に形成でき、
且つ重量も軽くできる。
【0033】このため、従来は精度の良い血圧測定は非
常な困難があった体動を伴う運動負荷時の血圧測定も、
本例の血圧計によれば精度良くしかも容易に行うことが
可能となる。なお、本例における本体と血圧計測機構部
との間の接続信号線は、例えばワンタッチで着脱可能な
コネクタにより接続する構成とすれば良い。
常な困難があった体動を伴う運動負荷時の血圧測定も、
本例の血圧計によれば精度良くしかも容易に行うことが
可能となる。なお、本例における本体と血圧計測機構部
との間の接続信号線は、例えばワンタッチで着脱可能な
コネクタにより接続する構成とすれば良い。
【0034】[他の発明の実施の態様]以上説明した実
施例では、本体と血圧計測機構部とは信号線で接続され
ており、血圧計測機構部の動作電源はすべて本体側より
供給していた。これにより、血圧計測機構部の形状を小
型軽量のものとしていた。しかし、本発明は以上の例に
限定されるものではない。即ち、以上の例では信号線に
より本体と血圧計測機構部との間の信号の授受をおこな
っていたが、運動負荷実行時に本発明の血圧測定装置を
使用する場合には、本体と血圧計測機構部とが完全に分
離していた方が信号線が邪魔になるようなことがなく、
被検者の装着感がより向上する。
施例では、本体と血圧計測機構部とは信号線で接続され
ており、血圧計測機構部の動作電源はすべて本体側より
供給していた。これにより、血圧計測機構部の形状を小
型軽量のものとしていた。しかし、本発明は以上の例に
限定されるものではない。即ち、以上の例では信号線に
より本体と血圧計測機構部との間の信号の授受をおこな
っていたが、運動負荷実行時に本発明の血圧測定装置を
使用する場合には、本体と血圧計測機構部とが完全に分
離していた方が信号線が邪魔になるようなことがなく、
被検者の装着感がより向上する。
【0035】以上の点に鑑み、本体と血圧計測機構部と
の間の信号線を無くし、両構成間の制御信号や検出信号
の授受を無線信号で行うように構成する本発明に係る発
明の実施の態様の他の例を図5及び図6に示す。
の間の信号線を無くし、両構成間の制御信号や検出信号
の授受を無線信号で行うように構成する本発明に係る発
明の実施の態様の他の例を図5及び図6に示す。
【0036】図5及び図6の例では、上述した第1の例
のように、血圧計測機構部の全ての駆動用電源を本体側
よりの電力線を介して供給を受けることはできないが、
近年の電池技術の向上及びモータ等の省電力化技術の向
上により、小型高性能のモータ及び電池が開発されてお
り、表示器やプリンタ装置などを駆動しない限り駆動電
源を内蔵してもさほど大きな電力を消費することのない
ものとできる。このため、血圧計測機構部とカフ部分の
みでは、例え駆動用の電源として電池を内臓したとして
も、さほど重量が増えるものではなく、大型化すること
もない。
のように、血圧計測機構部の全ての駆動用電源を本体側
よりの電力線を介して供給を受けることはできないが、
近年の電池技術の向上及びモータ等の省電力化技術の向
上により、小型高性能のモータ及び電池が開発されてお
り、表示器やプリンタ装置などを駆動しない限り駆動電
源を内蔵してもさほど大きな電力を消費することのない
ものとできる。このため、血圧計測機構部とカフ部分の
みでは、例え駆動用の電源として電池を内臓したとして
も、さほど重量が増えるものではなく、大型化すること
もない。
【0037】図5の例は、無線電波により本体と血圧計
測機構部との間の各種情報の授受を行い、図6の例では
変調光により本体と血圧計測機構部との間の各種情報の
授受を行なって、本体との間の信号線による連結を無く
している。図5及び図6の例では、図4に示す第1の例
のインタフェース部に変え、送受信部を備える構成と
し、例えば血圧計測機構部側においては各アナログ信号
を対応するデジタル信号に変換するA/D変換回路を備
え、このA/D変換回路を用いて本体との間の信号がデ
ジタル信号となるように変換し、このデジタル信号を時
分割して送受信すれば良い。
測機構部との間の各種情報の授受を行い、図6の例では
変調光により本体と血圧計測機構部との間の各種情報の
授受を行なって、本体との間の信号線による連結を無く
している。図5及び図6の例では、図4に示す第1の例
のインタフェース部に変え、送受信部を備える構成と
し、例えば血圧計測機構部側においては各アナログ信号
を対応するデジタル信号に変換するA/D変換回路を備
え、このA/D変換回路を用いて本体との間の信号がデ
ジタル信号となるように変換し、このデジタル信号を時
分割して送受信すれば良い。
【0038】このように、各装置間を無線信号により接
続する構成とすることにより、物理的に本体と血圧計測
機構部とを接続状態とする必要がなくなり、より適用範
囲を広くすることができる。
続する構成とすることにより、物理的に本体と血圧計測
機構部とを接続状態とする必要がなくなり、より適用範
囲を広くすることができる。
【0039】さらに、この場合においては、インタフェ
ース使用により自由度を持たすことが可能となり、専用
の血圧計に測定データを送る場合に限定されず、たとえ
ば、他の生体情報処理装置に直接測定データを送信する
ことができ、また、本例の血圧計測機構部を制御するこ
とも容易にできる。
ース使用により自由度を持たすことが可能となり、専用
の血圧計に測定データを送る場合に限定されず、たとえ
ば、他の生体情報処理装置に直接測定データを送信する
ことができ、また、本例の血圧計測機構部を制御するこ
とも容易にできる。
【0040】この結果、ベッドサイドモニタ装置や、ト
レッドミル・エルゴメータによる運動時の計測が可能な
運動負荷試験機等に直接血圧測定データを送ることが可
能となる。
レッドミル・エルゴメータによる運動時の計測が可能な
運動負荷試験機等に直接血圧測定データを送ることが可
能となる。
【0041】本例では、血圧計の各構成のうち、カフ及
びセンサ部分及び加圧ポンプ、排気弁を一体化した血圧
計測機構部、及びセンサ部分よりの検出値より血圧値を
計測したり、計測結果を表示する表示器、及び必要に応
じて計測血圧値などを印刷出力するプリンタを別途本体
部に備える3つの部位に分離可能に構成し、特にカフと
血圧計測機構部とをチューブレス(エアーホースレス)
に構成したことにより、血圧測定時に安静状態でなくと
も、体動による振動の影響やノイズの影響を極小に抑え
ることができる。以上の点に第1の特徴点が有り、上述
した無線による通信方法としては公知の通信方法を使用
することができる。
びセンサ部分及び加圧ポンプ、排気弁を一体化した血圧
計測機構部、及びセンサ部分よりの検出値より血圧値を
計測したり、計測結果を表示する表示器、及び必要に応
じて計測血圧値などを印刷出力するプリンタを別途本体
部に備える3つの部位に分離可能に構成し、特にカフと
血圧計測機構部とをチューブレス(エアーホースレス)
に構成したことにより、血圧測定時に安静状態でなくと
も、体動による振動の影響やノイズの影響を極小に抑え
ることができる。以上の点に第1の特徴点が有り、上述
した無線による通信方法としては公知の通信方法を使用
することができる。
【0042】以上説明した様に本発明に係る実施の態様
の各例によれば、使用環境別に用意された夫々に専用の
機種に容易に接続状態として測定値を送ることができ
る。このため、従来と同様の安静時の血圧測定に加え、
集中管理できる患者監視用の機器、トレッドミル・エル
ゴメータによる運動時の計測が可能な運動負荷試験用の
機器など任意の機器に容易に接続することができる。
の各例によれば、使用環境別に用意された夫々に専用の
機種に容易に接続状態として測定値を送ることができ
る。このため、従来と同様の安静時の血圧測定に加え、
集中管理できる患者監視用の機器、トレッドミル・エル
ゴメータによる運動時の計測が可能な運動負荷試験用の
機器など任意の機器に容易に接続することができる。
【0043】しかも、カフ部分のみ容易に分離すること
ができ、直接生体に接触するカフを特別の方法などを用
いることなく洗浄することが可能である。このため、清
潔な状態での血圧測定ができる。さらに、カフ部分のみ
容易に交換できるため、カフ部分を使い捨てタイプに構
成することもでき、特に運動負荷試験などの様に発汗を
伴う血圧測定においても、他の人の使用したカフを使わ
なくて済み、衛生面でも優れた物が提供できる。
ができ、直接生体に接触するカフを特別の方法などを用
いることなく洗浄することが可能である。このため、清
潔な状態での血圧測定ができる。さらに、カフ部分のみ
容易に交換できるため、カフ部分を使い捨てタイプに構
成することもでき、特に運動負荷試験などの様に発汗を
伴う血圧測定においても、他の人の使用したカフを使わ
なくて済み、衛生面でも優れた物が提供できる。
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、使用
環境別に用意された夫々に専用の機種に容易に接続状態
として測定値を送ることができる。このため、使用環境
別の専用機器など任意の機器に容易に接続することがで
きる。
環境別に用意された夫々に専用の機種に容易に接続状態
として測定値を送ることができる。このため、使用環境
別の専用機器など任意の機器に容易に接続することがで
きる。
【0044】しかも、カフ部分のみ容易に分離すること
ができ、直接生体に接触するカフを特別の方法などを用
いることなく洗浄することが可能である。このため、清
潔な状態での血圧測定ができる。
ができ、直接生体に接触するカフを特別の方法などを用
いることなく洗浄することが可能である。このため、清
潔な状態での血圧測定ができる。
【0045】
【図1】本発明に係る発明の実施の形態の一例の血圧計
の血圧計測機構部の外観を示す図である。
の血圧計測機構部の外観を示す図である。
【図2】本例の血圧計の図1に血圧計測機構部のカフ係
止面を示す図である。
止面を示す図である。
【図3】本例の血圧計のカフ部分を示す図である。
【図4】本例の血圧計の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る他の発明の実施の形態例における
血圧計本体部と血圧計測機構部との接続例を示す図であ
る。
血圧計本体部と血圧計測機構部との接続例を示す図であ
る。
【図6】本発明に係る更に他の発明の実施の形態例にお
ける血圧計本体部と血圧計測機構部との接続例を示す図
である。
ける血圧計本体部と血圧計測機構部との接続例を示す図
である。
【符号の説明】 10 血圧計測機構部 11 加圧ポンプ 12 急排気弁 13 定排気弁 14 圧力センサ 15、35、37 面ファスナー 16 空気路 19 弾性体 20 機構部 21、31 エアーコネクタ 22、32 マイクコネクタ 23 圧力検出アンプ 24 マイクアンプ 26、56 インタフェース部 30 カフ 50 本体 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 ブザー 55 表示器(LCD) 57 A/D変換部 58 操作部 59 電源部 60 通信部
Claims (6)
- 【請求項1】 血圧値測定部分に所定圧力を印加するカ
フと、 前記カフに気体を注排気する加圧ポンプと排気機構を有
し圧力値と血管情報を検出する血圧計測機構部と、 前記血圧計測機構部よりの検出結果を受け取り血圧値を
算出して表示出力する本体部とに分離構成された血圧測
定装置であって、 前記カフは、前記血圧計測機構部の気体の空気路直結用
の接続機構と、前記血圧計測機構部を着脱自在に係止す
る係止部を備えることを特徴とする血圧測定装置。 - 【請求項2】 前記カフの係止部は生体装着時に外側と
なる部分の少なくとも一部に配設された面ファスナーを
含み、 前記血圧計測機構部は、前記カフを生体に装着したとき
の前記カフの径の変化に対応可能に曲率のついた弾性体
と、前記弾性体の内側に配設された前記カフの面ファス
ナー部分と対になる面ファスナーと、前記弾性体の外側
に形成された機構部より構成されており、 血圧測定時には前記カフの接続機構に前記血圧計測機構
部の気体供給部を直結するとともに前記係止部により互
いを係止することを特徴とする請求項1記載の血圧測定
装置。 - 【請求項3】 前記血圧計測機構部と前記本体部とは互
いの情報の授受を電気信号で行うための電気信号インタ
フェース部を含み、前記血圧計測機構部と前記本体部と
は導電性の信号線で電気的に接続されていることを特徴
とする請求項1または2のいずれかに記載の血圧測定装
置。 - 【請求項4】 前記血圧計測機構部と前記本体部とは互
いの情報の授受を無線電波信号で行うための無線信号イ
ンタフェース部を含み、前記血圧計測機構部と前記本体
部とは無線電波で互いの情報を授受することを特徴とす
る請求項1または2のいずれかに記載の血圧測定装置。 - 【請求項5】 前記血圧計測機構部と前記本体部とは互
いの情報の授受を光通信で行うための光通信インタフェ
ース部を含み、前記血圧計測機構部と前記本体部とは光
通信により互いの情報を授受することを特徴とする請求
項1または2のいずれかに記載の血圧測定装置。 - 【請求項6】 前記本体部は前記血圧計測機構部の駆動
電源部を有し、前記血圧計測機構部に駆動用の電力を供
給することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
載の血圧測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223520A JPH0966035A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 血圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223520A JPH0966035A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 血圧測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966035A true JPH0966035A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16799436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7223520A Withdrawn JPH0966035A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 血圧測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0966035A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040019586A (ko) * | 2002-08-28 | 2004-03-06 | 주식회사 아론통신기술 | 맥상파 측정 시스템 및 방법 |
JP2007282856A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 血圧測定装置及びそれを用いた血圧測定システム |
WO2010004840A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-14 | オムロンヘルスケア株式会社 | 血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置 |
JP2014133049A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Tanita Corp | 生体情報管理モジュール、睡眠計、制御装置 |
JP2015181579A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | フクダ電子株式会社 | 生体情報計測用の加圧装置 |
JP2019022725A (ja) * | 2018-10-11 | 2019-02-14 | フクダ電子株式会社 | 生体情報計測用の加圧装置 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7223520A patent/JPH0966035A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040019586A (ko) * | 2002-08-28 | 2004-03-06 | 주식회사 아론통신기술 | 맥상파 측정 시스템 및 방법 |
JP2007282856A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 血圧測定装置及びそれを用いた血圧測定システム |
WO2010004840A1 (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-14 | オムロンヘルスケア株式会社 | 血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置 |
JP2010012164A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Omron Healthcare Co Ltd | 血圧情報測定装置用カフおよびこれを備えた血圧情報測定装置 |
RU2505265C2 (ru) * | 2008-07-07 | 2014-01-27 | Омрон Хэлткэа Ко., Лтд. | Манжета устройства измерения данных кровяного давления и устройство измерения данных кровяного давления, снабженное такой манжетой |
JP2014133049A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Tanita Corp | 生体情報管理モジュール、睡眠計、制御装置 |
JP2015181579A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | フクダ電子株式会社 | 生体情報計測用の加圧装置 |
JP2019022725A (ja) * | 2018-10-11 | 2019-02-14 | フクダ電子株式会社 | 生体情報計測用の加圧装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |