JPH0962099A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0962099A
JPH0962099A JP7219191A JP21919195A JPH0962099A JP H0962099 A JPH0962099 A JP H0962099A JP 7219191 A JP7219191 A JP 7219191A JP 21919195 A JP21919195 A JP 21919195A JP H0962099 A JPH0962099 A JP H0962099A
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JP
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developing roller
process unit
electrostatic latent
latent image
holding member
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JP7219191A
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Akira Sato
昭 佐藤
Masayuki Odagiri
昌之 小田切
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロセスユニットを長期間使用しないときには
静電潜像保持体と現像ローラとを無圧状態にする。ま
た、両者を離間させるスペーサ等の部材の管理を不要に
する。 【解決手段】感光体ドラム21とこの感光体ドラムに現
像ローラ23を使用してトナーを付着させる現像装置と
を備えたプロセスユニットを装置本体から離脱した状態
では感光体ドラムと現像ローラとを無圧状態にする。ま
た、装置本体に位置決め部材29を設け、この位置決め
部材の第1のガイド切欠き孔27に感光体ドラムの回転
軸21aを挿入し、第2のガイド切欠き孔28に現像ロ
ーラの回転軸23aを挿入してプロセスユニットを装置
本体に装着したとき感光体ドラムに現像ローラが圧接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式で画
像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置では、図6に示す
ように、フレーム1に静電潜像保持体である感光体ドラ
ム2と現像装置の現像ローラ3を回転自在に取り付けて
プロセスユニットとして一体化し、感光体ドラム2に現
像ローラ3を常時圧接させたものが知られている。すな
わち、感光体ドラム2の中心と現像ローラ3の中心との
距離をA1 、感光体ドラム2の直径をd、現像ローラ3
の直径をDとしたとき、A1 ≦(d+D)/2、の関係
が成立するように感光体ドラム2と現像ローラ3を配置
している。なお、図中4はトナーカートリッジである。
【0003】また、図7に示すように、感光体ドラム2
と現像ローラ3を別々のフレーム5,6にそれぞれ回転
自在に取り付け、この各フレーム5,6を軸7に回転自
在に軸支し、感光体ドラム2と現像ローラ3を各フレー
ム5,6間に掛け渡されたスプリング8によって圧接さ
せたものが知られている。
【0004】しかし、これらは感光体ドラム2と現像ロ
ーラ3が常に圧接状態にあるため、長期間使用せずに保
存する場合や工場出荷後ユーザが使用するまでの期間が
長い場合には、感光体ドラム2と現像ローラ3の特定の
位置が圧接状態になったまま長期間おかれるので、その
位置に歪みなどが生じて変形するという問題が発生す
る。
【0005】このようなことから、特開平5−2327
52号公報では、図8に示すように、感光体ドラム2を
設けた感光体ユニット9と現像ローラ3を設けた現像ユ
ニット10を互いに枢着し、感光体ドラム2と現像ロー
ラ3が圧接するように各ユニット9,10をスプリング
11で付勢するものにおいて、各ユニット9,10の当
接面にスペーサ12を挟んで長期間使用しない場合には
感光体ドラム2と現像ローラ3との圧接状態を解除する
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように単
にスペーサを挟むものでは、スペーサを外して使用した
後、再度プロセスユニットを長期間保存する事態が発生
するとスペーサを再度挟むことになるが、使用している
期間スペーサを別途管理することは面倒であり、途中で
スペーサを無くしてしまうという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、プロセスユニットを長
期間使用しない場合には静電潜像保持体と現像ローラと
の圧接状態を解除でき、しかも長期間使用しない状態が
複数回繰り返されても使用中において静電潜像保持体と
現像ローラを離間させるスペーサ等の部材を別途管理す
るような面倒がない画像形成装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
露光により形成した静電潜像を保持する静電潜像保持体
及びこの静電潜像保持体が保持する静電潜像に現像ロー
ラを使用してトナーを付着させる現像装置を備えたプロ
セスユニットを装置本体に着脱自在に設けた画像形成装
置において、プロセスユニットを装置本体から離脱した
状態では静電潜像保持体と現像ローラとの接触圧を無圧
状態にし、装置本体に、プロセスユニットを装着したと
き静電潜像保持体に現像ローラを圧接させる位置決め部
材を設けたものである。
【0009】これにより、プロセスユニットを長期間使
用せずに保存する場合はプロセスユニットを装置本体か
ら離脱するのみで静電潜像保持体と現像ローラとの接触
圧は無圧状態となる。そして、再使用時にはプロセスユ
ニットを装置本体に装着すれば位置決め部材により現像
ローラは静電潜像保持体に圧接するようになる。
【0010】請求項2記載の発明は、露光により形成し
た静電潜像を保持する静電潜像保持体及びこの静電潜像
保持体が保持する静電潜像に現像ローラを使用してトナ
ーを付着させる現像装置を備えたプロセスユニットを装
置本体に着脱自在に設けた画像形成装置において、プロ
セスユニットは、静電潜像保持体と現像ローラを圧接さ
せるバネ部材と、このバネ部材のバネ力に抗して静電潜
像保持体と現像ローラを離間状態に保持する保持部材と
を設け、装置本体は、プロセスユニットを装着したとき
保持部材の離間保持状態を解除する保持解除部材を設け
たものである。これにより、プロセスユニットを長期間
使用せずに保存する場合はプロセスユニットを装置本体
から離脱し、保持部材により静電潜像保持体と現像ロー
ラを離間状態に保持する。そして、再使用時にはプロセ
スユニットを装置本体に装着すれば保持解除部材により
保持部材の離間保持状態が解除され、現像ローラは静電
潜像保持体に圧接するようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1に示すように、静電潜像保持
体である感光体ドラム21をフレーム22の下部に回転
軸21aにより回転自在に取り付け、現像装置の現像ロ
ーラ23をフレーム24の下部に回転軸23aにより回
転自在に取り付けている。前記フレーム24内には現像
装置が組み込まれ、このフレーム24の上に新規トナー
を補給するトナーカートリッジ25を設けている。
【0012】前記各フレーム22,24は、上端部を軸
26に回転自在に取り付けてプロセスユニットとして一
体化している。このプロセスユニットは、画像形成装置
本体に装着せずに単体状態にあるときには各フレーム2
2,24が軸26を中心にフリー状態となる。
【0013】前記画像形成装置本体には、図2に示すよ
うに、前記感光体ドラム21の回転軸21aを案内して
所定の位置に位置決めする第1のガイド切欠き孔27を
設けると共に、前記現像ローラ23の回転軸23aを案
内して所定の位置に位置決めする第2のガイド切欠き孔
28を設けた位置決め部材29を両側に備え、この位置
決め部材29により前記感光体ドラム21及び現像ロー
ラ23をそれぞれ位置決めし支持している。前記第2の
ガイド切欠き孔28は前記現像ローラ23を支持する最
下部において前記第1のガイド切欠き孔27との距離が
狭くなるように曲がっており、前記現像ローラ23の回
転軸23aが第2のガイド切欠き孔28の最下部で位置
決めされたとき現像ローラ23が前記感光体ドラム21
に圧接するようになっている。
【0014】このような構成においては、長期間使用し
ない場合は、プロセスユニットを画像形成装置本体から
離脱させて保存する。この状態では、図1に示すよう
に、各フレーム22,24が軸26を中心にフリー状態
となるので、感光体ドラム21と現像ローラ23との接
触圧は無圧状態となる。従って、感光体ドラム21と現
像ローラ23が長期間に亘って特定の位置が圧接し続け
るという状態は生じない。これにより、感光体ドラム2
1や現像ローラ23が変形するという問題は発生しな
い。
【0015】そして、使用する場合は、プロセスユニッ
トを画像形成装置本体の位置決め部材29に取り付け
る。すなわち、感光体ドラム21の回転軸21aを第1
のガイド切欠き孔27に挿入し、現像ローラ23の回転
軸23aを第2のガイド切欠き孔28に挿入して、所定
の位置決めの部位にセットする。これにより、感光体ド
ラム21に対して現像ローラ23が圧接した状態で支持
され、現像ローラ23により感光体ドラム21にトナー
供給ができる状態となる。
【0016】また、感光体ドラム21と現像ローラ23
を離間させるスペーサ等の余分な部品を使用せずに済む
ので、プロセスユニットの構成が簡単であり、しかもプ
ロセスユニットの管理も容易にできる。また、感光体ド
ラム21に現像ローラ23を圧接させるバネ部材も不要
にでき、プロセスユニットの構成をさらに簡単化でき
る。
【0017】(第2の実施の形態)図3に示すように、
静電潜像保持体である感光体ドラム31をフレーム32
の下部に回転軸31aにより回転自在に取り付け、現像
装置の現像ローラ33をフレーム34の下部に回転軸3
3aにより回転自在に取り付けている。前記フレーム3
4内には現像装置が組み込まれ、このフレーム34の上
に新規トナーを補給するトナーカートリッジ35を設け
ている。
【0018】前記各フレーム32,34は、上端部を軸
36に回転自在に取り付けてプロセスユニットとして一
体化している。そして、前記感光体ドラム31の回転軸
31aと前記現像ローラ33の回転軸33aとの間にバ
ネ部材であるスプリング37を架設し、感光体ドラム3
1に対して現像ローラ33を圧接させるようにしてい
る。
【0019】また、前記感光体ドラム31の回転軸31
aには、図5に示すように保持部材38を回動自在に取
り付けている。前記保持部材38は、一端側を感光体ド
ラム31の回転軸31aに回動自在に取り付け、他端に
前記現像ローラ33の回転軸33aとの係止凹部38a
を形成すると共に他端側面に係止用突起38bを取り付
けている。前記保持部材38の長さは、係止凹部38a
が前記現像ローラ33の回転軸33aに係止している状
態では前記感光体ドラム31と現像ローラ33が離間す
る長さとしている。
【0020】前記画像形成装置本体には、図4に示すよ
うに、前記感光体ドラム31の回転軸31aを案内して
所定の位置に位置決めする第1のガイド切欠き孔39を
設けると共に、前記保持部材38の係止用突起38bを
案内してこの保持部材38bを図中反時計方向に回動さ
せる突起ガイド切欠き孔40を設けた位置決め及び保持
解除部材41を両側に備え、この位置決め及び保持解除
部材41により前記感光体ドラム21を位置決めし支持
すると共に、前記保持部材38の係止凹部38aによる
現像ローラ33の回転軸33aの係止状態を解除するよ
うになっている。すなわち、前記突起ガイド切欠き孔4
0の最下部は前記現像ローラ33の回転軸33aよりも
上方に位置し、保持部材38の係止用突起38bがこの
突起ガイド切欠き孔40の最下部に係止されると、保持
部材38は感光体ドラム31の回転軸31aを中心にし
て図中反時計方向に回動し、これにより保持部材38の
係止凹部38aが現像ローラ33の回転軸33aから外
れるようになる。
【0021】このような構成においては、プロセスユニ
ットを画像形成装置本体から離脱させて長期間保存する
場合は、図3に示すように保持部材38を時計方向に回
動させて係止凹部38aを現像ローラ33の回転軸33
aに係止させる。これにより、各フレーム32,34が
スプリング37の圧縮力に抗して押し広げられ、感光体
ドラム31と現像ローラ33は離間した状態となる。従
って、感光体ドラム31と現像ローラ33が長期間に亘
って特定の位置が圧接するという状態は生じない。すな
わち、プロセスユニットの長期間保存により感光体ドラ
ム31や現像ローラ33が変形するという問題は発生し
ない。
【0022】そして、使用する場合は、プロセスユニッ
トを画像形成装置本体の位置決め及び保持解除部材41
に取り付ける。すなわち、感光体ドラム31の回転軸3
1aを第1のガイド切欠き孔39に挿入すると共に、保
持部材38の係止用突起38bを突起ガイド切欠き孔4
0に挿入し、感光体ドラム31の回転軸31aを第1の
ガイド切欠き孔39の最下部に位置決めされるまでプロ
セスユニットを押し下げる。
【0023】プロセスユニットが下降する途中で保持部
材38の係止用突起38bは突起ガイド切欠き孔40の
最下部に到達し、以降、下降を停止する。これにより、
保持部材38の係止用突起38bは突起ガイド切欠き孔
40に係止され、プロセスユニットがさらに下降する
と、保持部材38は感光体ドラム31の回転軸31aを
中心に図中反時計方向に回動する。この回動により、保
持部材38の係止凹部38aの現像ローラ33の回転軸
33aに対する係止状態が解除される。こうして、感光
体ドラム31の回転軸31aが第1のガイド切欠き孔3
9の最下部に位置決めされたときには、感光体ドラム3
1に対して現像ローラ33が圧接した状態で支持され、
現像ローラ33により感光体ドラム31にトナー供給が
できる状態となる。
【0024】そして、保持部材38は常に感光体ドラム
31の回転軸31aに取り付けられた状態となっている
ので、単なるスペーサのようにプロセスユニットの使用
時に分離することはないので管理を確実に行うことがで
き、従って、プロセスユニットの長期間保存と再使用が
繰り返されても保持部材38を無くしてしまうという問
題は全く生じない。
【0025】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、プ
ロセスユニットを長期間使用しない場合には静電潜像保
持体と現像ローラとの接触圧を無圧状態にでき、従っ
て、静電潜像保持体及び現像ローラに変形が生じること
はない。また、静電潜像保持体と現像ローラを離間させ
るスペーサ等の部材を不要にでき、また静電潜像保持体
と現像ローラを圧接させるためのバネ部材も不要にでき
るので、プロセスユニットの構成が簡単であり、また、
スペーサ等の部材を管理するような面倒もない。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、プロ
セスユニットを長期間使用しない場合には静電潜像保持
体と現像ローラを離間状態に保持でき、静電潜像保持体
及び現像ローラに変形が生じることはない。また、静電
潜像保持体と現像ローラを離間させるための保持部材は
プロセスユニットから分離することはないので、この保
持部材を別途管理するような面倒はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すプロセスユニ
ット単体の側面図。
【図2】同実施の形態を示すプロセスユニットを装置本
体の位置決め部材にセットしたときの一部切欠した側面
図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すプロセスユニ
ット単体の側面図。
【図4】同実施の形態を示すプロセスユニットを装置本
体の位置決め及び保持解除部材にセットしたときの一部
切欠した側面図。
【図5】同実施の形態の要部構成を示す部分拡大斜視
図。
【図6】従来例を示す側面図。
【図7】別の従来例を示す側面図。
【図8】別の従来例を示す側面図。
【符号の説明】
21…感光体ドラム(静電潜像保持体) 23…現像ローラ 22,24…フレーム 27…第1のガイド切欠き孔 28…第2のガイド切欠き孔 29…位置決め部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光により形成した静電潜像を保持する
    静電潜像保持体及びこの静電潜像保持体が保持する静電
    潜像に現像ローラを使用してトナーを付着させる現像装
    置を備えたプロセスユニットを装置本体に着脱自在に設
    けた画像形成装置において、 前記プロセスユニットを前記装置本体から離脱した状態
    では前記静電潜像保持体と現像ローラとの接触圧を無圧
    状態にし、前記装置本体に、前記プロセスユニットを装
    着したとき前記静電潜像保持体に前記現像ローラを圧接
    させる位置決め部材を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 露光により形成した静電潜像を保持する
    静電潜像保持体及びこの静電潜像保持体が保持する静電
    潜像に現像ローラを使用してトナーを付着させる現像装
    置を備えたプロセスユニットを装置本体に着脱自在に設
    けた画像形成装置において、 前記プロセスユニットは、前記静電潜像保持体と現像ロ
    ーラを圧接させるバネ部材と、このバネ部材のバネ力に
    抗して前記静電潜像保持体と現像ローラを離間状態に保
    持する保持部材とを設け、 前記装置本体は、前記プロセスユニットを装着したとき
    前記保持部材の離間保持状態を解除する保持解除部材を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP7219191A 1995-08-28 1995-08-28 画像形成装置 Pending JPH0962099A (ja)

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