【発明の詳細な説明】再充填ディスペンサ 発明の分野
本発明は、例えば液体やスラリー製品を分注するディスペンサ、特に限定はし
ないが代表的には皿洗機等の産業洗浄工程に対する洗剤、湿潤材、乾燥剤および
リンス材を分注するディスペンサ、あるいは業務用キッチンにおける機械もしく
は手動皿洗等の工程、一般的な洗浄活動、およびランドリにおいて非液状洗剤を
分注するディスペンサに関する。非液状洗剤は粉体、顆粒、タブレット、ブリケ
ットもしくはペレット状とすることができる。“洗剤”という用語は洗浄、乾燥
および/もしくは消毒の特性を有する任意の化学製品を意味する。本ディスペン
サは洗浄について特に有用であるが、例えばスケールを防止するための、水処理
用添加剤等の他の非液状物質にも使用することができる。皿洗機の洗剤は一般的
には間欠的に分注されるが、本発明は間欠分注に限定されない。発明の背景
従来、液状洗剤は大型ドラム缶に入れて顧客へ供給されドラム缶から皿洗機内
の洗剤槽へ規則的に充填される。これは皿洗機を上までいっぱいに保つための骨
の折れる不便な方法であり、苛性液であることが多い、液体が操作者の手にこぼ
れることがある。また、洗剤
は比較的大型のドラム缶から供給し管に沿って皿洗機内へポンプで送ったり皿洗
機内へ直接分注したりすることができる。このようなポンプシステムでは操作者
がポンプシステムを供給ドラム缶から外したり再接続する時に洗剤がこぼれるこ
とがある。
従来の液体分注方法の問題点を解決する1つの方法がDiversey社の名
前でEP−A−0369722に示されている。この出願に記載されたディスペ
ンサでは、剛性の液体容器が分注ヘッド上で逆さにされる。容器の頂部はスリッ
トのあるゴム膜により閉じられる。分注ヘッド上の貫通部材が膜を貫通して液体
を分注できるようにする。
また、ハイランドラボラトリの名前の米国特許第3952918号には分注さ
れる液体の剛性容器上のゴムシールを突き通す穴あけチューブを含む分注システ
ムが開示されている。
皿洗機用の従来の非液状洗剤ディスペンサは、ノズルにより一般的に垂直方向
に散水を行う洗剤容器を含む。代表的にはノズルは、洗浄槽自体を含む電気回路
内に接続された弁により制御される。洗浄槽内の洗浄剤の濃度が所定量よりも降
下すると、弁が開いて散水される。濃度が十分高い値に達すると、弁が閉じて散
水が停止される。容器は必要に応じて再充填されかつ内部にノズルが永久固定さ
れているホッパー、もしく
は空になったら使い捨てて別の充填カートリッジと交換するカートリッジとする
ことができ、後者の場合には、ノズルはカートリッジの開口の下に載置される。
いずれの場合にも、ノズルは粗いメッシュによりノズルの上に支持されている粉
体もしくは顆粒状洗剤中へ上向きに散水する。これら2つの従来のシステムは世
界中で過去15年以上非常に広範に使用されている。例えばレストランで使用さ
れる産業用洗浄機に現在採用されている分注システムの過半数をそれらが占めて
いるものと思われる。
粉体もしくは、例えば皿洗い苛性顆粒等の顆粒状材料を分注する別のディスペ
ンサが本出願人による米国特許第4666682号および欧州特許出願第030
0819号に記載されている。このディスペンサでは、容器内へ一般的に水平方
向に散水するスプレー手段を含むディスペンサヘッド上に、顆粒状材料の剛性容
器が逆さに載置されている。スプレーが、容器から落下する顆粒状材料を溶解し
、それを洗浄機内へ洗い流す。
槽すなわちホッパーが定期的に再充填されるシステムの欠点は、ホッパーを再
充填させることが難しくこぼれが生じ易く、健康上の問題を生じることがあるこ
とである。剛性容器もしくはカートリッジが使用されるシステムの欠点は、カー
トリッジが比較的高価であ
るため再使用されなければ資源の浪費を伴うことである。さらに、空のカートリ
ッジはかさばり取り扱いに不便をきたす。
独国のヘンケル社から市販されているシステムでは、ディスペンサ上のホッパ
ー内に粉体もしくは顆粒状材料のバッグを配置することが知られている。ディス
ペンサは、動かしてバッグを切り開くワイヤを含んでいる。次にバッグを振って
ホッパーを充填しバッグを空にしてから取り除く。このシステムの欠点は、バッ
グを振ったり取り除く時に、粉体もしくは顆粒状材料がこぼれがちなことである
。これは不便なだけでなく健康上の問題も生じる。
本発明の目的は改良型ディスペンサを提供することである。発明の要約
したがって、本発明は、製品を分注するディスペンサを提供し、そのディスペ
ンサはそれを介して製品を分注することができるディスペンサヘッドと、その畳
み込み容器から製品を引き出すのを助ける引出し手段と、畳み込み容器を保持す
るディスペンサヘッド上の実質的に剛性の容器と、最初に述べた容器のベースに
あってその容器内へ配置された時に畳み込み容器を開くための突き通し手段と、
引き出し手段が製品の引き出しを助けている間製品を畳み込み容器内に保持する
手段とを具備している。
また本発明は、分注ヘッドを介して製品を分注する方法を提供し、その方法は
分注ヘッド上の実質的に剛性の容器内へ製品の畳み込み容器を挿入するステップ
と、畳み込み容器が下げ入れると開かれるように剛性容器のベースに設けられて
いる突き通し手段と、さらにディスペンサヘッドを介して畳み込み容器から製品
を引き出すステップと、製品が全て分注されたら空の畳み込み容器を取り除くス
テップとを含んでいる。
本発明の利点は製品のこぼれが生ぜず取り除くべく残されるのは、比較的低廉
で容易に圧縮可能な、空の畳み込み容器だけであることである。ここで使用され
る“畳み込み容器”という用語は、空の時にはそれ自体の重さで畳み込まれ、特
に製品を引き出す時に空気が容器へ入ることができずにその中身が取り除かれて
いる時にはごく僅かな圧力もしくは大気圧で畳み込まれる容器を意味する。した
がって、畳み込み容器はパウチやバッグの性質をもつ。
製品が液体もしくはスラリー製品である場合には、ディスペンサヘッドは、製
品を引き出すためのポンプに接続された出口を含むことができる。ポンプは、畳
み込み容器内に製品を保持する手段および製品を引き出す引き出し手段の両方と
して機能するようにされている。好ましくは、この場合の突き通し手段は、その
最上部の尖端から広がる少なくとも部分的にテーパ付けされたスパイクである。
畳み込み容器は容易に引き裂かれることのない材料で形成されある程度の弾性を
有している。したがって、本発明の好ましい特徴にしたがって、充填畳み込み容
器を剛性容器内へ下げ入れると、スパイクの尖端により最初に容器に穴が開けら
れ、容器をスパイク上へさらに降下させるとパンク穴が広がり、好ましくはその
壁によりスパイク周りが封止されて中身が漏洩しないようにされる。
製品の出口経路を画定するように、スパイクは少なくとも部分的に中空とされ
る。好ましくは、スパイクの側面には、実質的に中央の軸方向経路と連絡された
少なくとも1つの開口がある。尖端もしくはそれに隣接してスパイクの頂部に開
口が無いので、穴開け時に尖端上へ畳み込まれる畳み込み容器や、容器壁自体の
1区画によりこのような開口が塞がれる可能性は回避される。
製品が非液状である場合には、製品へ散水するスプレー手段が引き出し手段と
してディスペンサヘッドに設けられる。この場合には、突き通し手段は一点に集
まる複数の上向きに傾斜するウエッブを含むことができる。ウエッブの底端をつ
なぐ仮想線は多角形、好ましくは方形、を形成する。剛性容器および畳み込み容
器の底部は、実質的にこの形状に一致する。この設計
の突き通し手段の利点は、容器が突き通される時に複数の三角形の区画すなわち
フラップが生成され、それらは内側の材料により下向きに押されてバッグ底部に
完全な開口が作り出されることである。ディスペンサヘッドは、スプレー手段に
より分注される前に製品を載せる、例えばメッシュやグリッド等の、保持手段も
含んでいる。
好ましくは、畳み込み容器の底部にはそのベース周りに比較的剛性の強化カラ
ーが形成されており、カラーの形状は少なくとも実質的には突き通し手段の形状
に一致している。カラーの利点は、容器材料のフラップがより確実に下向きに垂
下され、カラーの側面周りを蝶番で動くことである。例えば粉体状の材料がその
上に集まりがちな“シェルフ”が容器ベースの内側に残されることがない。この
ように材料が集まることは容器を交換すべき時に経済性および健康上の両方の観
点から不利であり、容器は完全に空とはならない。
非液状製品の別の実施例では、突き通し手段はほぼ円錐状の有孔部材である。
換言すれば、突き通し手段は、スプレーで湿潤された製品を分注するメッシュと
一体化されている。突き通し手段は一般的に尖った形状とされ、それとメッシュ
は、中間に散水することができる中空部を形成する。図面の簡単な説明
次に添付図を参照して本発明の実施例を、単なる例として詳細に説明する。こ
こに、
図1は、内部に畳み込み容器が配置されている本発明のディスペンサの斜視図
、
図2は、図1のディスペンサの一実施例の概略部分立面図および部分断面図、
図3A、図3Bおよび図3Cは、図1のディスペンサのさまざまな突き通し部
材の概略断面図、
図4は、図1のディスペンサの第2の実施例の概略部分立面図および部分断面
図、
図5Aは、突き通し部材の概略斜視図、図5Bは、畳み込み容器の下側面図、
図6は、本発明のディスペンサの第3の実施例の概略立面図である。実施例の詳細な説明
図2のディスペンサは、図1に関連して、液体もしくはスラリー製品を分注す
るものであり、ディスペンサヘッド1、剛性容器すなわちホッパー2および引き
出し手段(不図示)を具備している。ディスペンサヘッドおよび引き出し手段は
従来のものとすることができる、例えば保持手段および引き出し手段の組合せを
蠕動ポンプにより提供することができ、その構造は当業者ならば周知であるので
ここでは詳細な説明は行わない。蠕動ポンプは、作動時に、突き通し装置を介し
て液体を引き出すが、ポンプが作動していない時には液体はディスペンサ内に保
持されポンプヘッドを越えて通すことはできない。このようにして、引き出し手
段が始動された時しか分注は行われず、間歇分注となる。
ディスペンサヘッド1上にはホッパー2が配置されており、そのホッパは実質
的に剛性設計され、任意適切な形状およびサイズとされている。ホッパー2の頂
部は開放されており、被分注液体もしくはスラリー材料の畳み込み容器4を挿入
することができる。ホッパーの開放頂部には蓋5がある。
畳み込み容器すなわちパウチ4は、ホッパー2の形状およびサイズに対応する
形状およびサイズを有するように構成されている。例えば、容器は0.25mm
厚の低密度ポリエチレンシートで形成することができる。もちろん、引裂抵抗が
高く突き通し装置の周りを封止する能力があれば、例えば積層ポリエチレン/ナ
イロンもしくはポリエチレン/PET等の、他の材料を使用することもできる。
容器4のベースすなわちガセットは、畳み込み容器の残部とは異なる材料、例
えば幾分小さい薄い材料(例えば0.16mm)で形成することができる。しか
しながら、リサイクルを容易にするために、容器全体を同じプラスチック物質で
作るのが有利である。
ホッパー2のベースには、畳み込み容器すなわちバッグ2に穴を開ける突き通
し部材8がある。図3A、図3Bおよび図3Cに詳細に示すように、突き通し部
材8は尖端10のある上向きスパイク9からなっている。スパイク9は、例えば
PVC等の、剛性プラスチック材料もしくは鋼により形成することができる。
好ましくはスパイク9はホッパー2のベースの中心に配置される。それにより
可撓性容器に穴を開けるための最大突き通し力が生じ、かつ容器周りの氷平力が
等化される、すなわち、容器の一方側がスパイクから余計引き離されて漏洩を生
じることがなくなる。
図3A、図3Bおよび図3Cに示すように、畳み込み容器の弾性材料が、拡大
されたパンク穴の周りを効率的に封止するように、スパイクはテーパ付けされて
いる。
2つのテーパ角間でテーパは一定としたり変動させたりすることができる。ま
た、図3Aに示すように、スパイクはテーパ付けされた尖端部の下に円筒本体部
を有することができる。
スパイクはディスペンサの出口パイプにつながる中央中空内径11を有してい
る。スパイクの1面もしくは2面で開口する横断経路12が、内径の終端と連絡
されている。
図3Cのスパイクは、パウチ4からの製品の漏洩や
空気の侵入を防止するのを助けるために、個別のリングを作りだす環状リップ1
3を有している。リップ13はまた、パウチのベースをスパイク上へより効率的
に固定するように働く。
スパイクの長さ、すなわちホッパーの床上を延びる部分はおよそ20mmとす
ることができ、最大径は8mmである。しかしながら、これらの寸法は単なる例
にすぎない。
図2のディスペンサを使用するために、ホッパーが開かれ所望する洗剤の畳み
込み容器すなわちパウチが下げ入れられる。充填容器の重量により、その底部が
スパイク9の尖端10上へ押し付けられて、容器に穴が開けけられる。容器がホ
ッパーの底部へ降下し続けると、容器のパンク穴が広げられてスパイクの側面周
りが封止される。容器内の液面を保持するポンプや他の引き出し手段により、突
き通し装置の周りに容器により確立される封止は容器内の液体の水頭圧に十分耐
えるものでなければならない。次に、所望により、従来の方法で引き出し手段が
作動されて液体が分注される。容器が空であれば、中身が吸い出された時に大気
圧の元で畳み込まれており単に取り出されて充填容器と交換される。ホッパー2
は取り外し可能に設計されていて容易に洗浄することができ、畳み込み容器を間
違って下げ入れた時に生じる任意の漏洩を容易に除去
することができる。ホッパーを取り外した時は、ディスペンサへベッドからの出
口内にあるボール14が出口を封止する。また、畳み込み容器が“二重スパイク
”された場合に生じる漏洩に対処するために、過剰液体を流出させて除去もしく
はリサイクルするための排水孔1”をホッパーに設けることができる。
図4のディスペンサは、図1に関して、例えば粉体や顆粒状材料等の非液状製
品を分注するものであり、ディスペンサヘッド1’およびスプレー手段3を具備
している。ディスペンサヘッドおよびスプレー手段は従来のものとすることがで
き、当業者ならばそれらの構造は周知しているため詳細説明は行わない。
最初の実施例と同様に、ディスペンサヘッド1’上にはホッパー2’がありそ
れは実質的に剛性設計とされており任意適切な形状およびサイズである。ホッパ
ー2の頂部は開いて被分注粉体もしくは顆粒状材料の畳み込み容器4’を挿入す
ることができる。
畳み込み容器4’はやはりホッパー2の形状およびサイズに対応する形状およ
びサイズを有するように構成することができる。容器は最初の実施例と同じ材料
で形成することができるが、中身の性質の観点からは、水を浸透させないように
ワックスやプラスチックで適切に被覆したプレス紙から作ることができる。
ディスペンサヘッド内でホッパー2’のベースの下
にメッシュ16があり、横方向開口17を通って流入する水の噴流17’の衝撃
を受けた粉体もしくは顆粒状材料がそれを介して分注される。別の例では、噴流
はメッシュを介して垂直上向きに流入することもできる。
ホッパー2’のベースには畳み込み容器すなわちバッグ4’を開く突き通し手
段18がある。図5Aに詳細に示すように、突き通し手段18は尖端20に集ま
る4つの上向きに傾斜するウェッブ19からなっている。ウェッブ19は剛性プ
ラスチック材もしくは鋼により形成され、下向きの方向で見た場合、粉体もしく
は顆粒状材料を通過させるための最大面積を与えるには比較的狭い。
ウェッブ19の下端を結ぶ仮想線により、ここでは方形の、多角形が形成され
る。本実施例では、ホッパー2’のベースは補方形に形成されている。
この狭さおよび/もしくは急峻なエッジを有することにより、ウェッブは容器
4’のベースにウェッブの配列と整合する“X”字型の穴をあける。X字型のカ
ットが形成される方形を構成する容器材料の4つの区画は、容器内の材料の重量
により下向きに湾曲する傾向があり大きく効果的な開口が作られる。
図5Bに明示するように、適切なプラスチック材料の比較的剛性のカラー21
が容器4’の底部に取り付
けられており、プラスチックシート材料の1区画がその両端間に広げられている
。例えば、カラーは、高密度ポリエチレン/低密度ポリエチレンの混合物を射出
成型して作ることができ、容器の底部へ加熱溶接することができる。カラー21
の形状はウェッブ19の底端を結ぶ仮想線の形状に対応している。突き通される
と、カラー内部の容器材料の三角形の区画がカラーの側面の周りを下向きに枢動
しようとし、そのため内部の材料がその上に集まる“シェルフ”が容器の内側に
は残らないことがお判りと思う。
カラーの内側の材料は、カラーの両端間に比較的ぴったりと広がる、容器の残
りの材料と同じであったり、突き通しを容易にする−ポリエチレン、PET、ポ
リプロピレンもしくはナイロン等の−薄い材料であったりする。特に、カラーの
内側の膜は0.05−0.10mm厚の低密度ポリエチレンで形成することがで
きる。
ウェッブの数は4,3程度で、もちろん最小数とすることができる。ウェッブ
の数が3であれば、カラーの形状は三角形となり5であれば五角形となる。5よ
りも多ければ、ウェッブの数により粉体や顆粒状材料の通過が妨げられ始めると
いう問題が生じる。
図4のディスペンサを使用するには、ホッパーが開かれ、所望する洗剤の畳み
込み容器すなわちパウチが
下げ入れられる。充填容器の重量によりその底部がウェッブ19の尖端20上へ
押し込まれて、容器が破断される。容器がホッパーの底部へ継続的に降下される
と、容器の開口が広がって4つの三角形のフラップが形成されそれはカラーのエ
ッジに沿って下向きに垂下する。次に、所望により、スプレー手段3が従来の方
法で作動されて洗剤を分注する。容器が空であれば、散水により容器が洗浄され
て完全に空となり、単に取り出され、捨てられて充填容器と交換される。
図6のディスペンサも非液状製品を分注するものであり、ほぼ水平なスプレー
の替わりにほぼ垂直なスプレー手段3’が使用される点を除けば図4のディスペ
ンサと同様である。
畳み込み容器は前の実施例と本質的に同じである。ホッパ2”のベースには剛
性メッシュ24が配置されており、それは本出願の始めに説明した従来技術のシ
ステムと同様に、散水上の粉体もしくは顆粒状材料を支持することができる。メ
ッシュ24は、ホッパー内側の畳み込み容器を突き通し、破断もしくは引き裂く
ための尖端その他の形状を画成するような形状とされる。実施例では、メッシュ
はほぼ円錐状であり、4つの主リブ25が尖端26で集まっている。
所望するならば、前の実施例と同様に、メッシュの尖端により破られる容器の
ベース部分は、剛性カラー
の内側の容器材料の残りに固着された個別の膜として形成することができる。し
たがって膜は、例えば薄いポリエチレン、PET、ポリプロピレンもしくはナイ
ロン等の、容器材料よりも容易に引き裂くことのできる材料で形成することがで
きる。
また、別の例として、膜は突き通し装置により容易に切断することができる非
浸透性プレス紙で作ることもできることをお判り願いたい。膜の感圧性の観点か
ら言えば、カラー21上に保護キャップ等を圧入して膜を保護し、分注ヘッド内
に配置されて穴を開けるために膜を露呈する時に取り外すことができることをお
判り願いたい。
図6のディスペンサを使用する時は、ホッパーが開かれ、所望する洗剤の畳み
込み容器すなわちパウチが下げ入れられる。充填容器の重量によりその底部がメ
ッシュ24の尖端26上へ押し込まれて、容器が破断される。容器がホッパーの
底部へ継続的に降下すると、容器の開口が広がり、メッシュ全体にわたって中身
が露呈される。次に、所望により、従来の方法でスプレー手段3が作動し、垂直
噴流水を使用して洗剤が分注される。より大きい面積に洗剤が散水に露呈される
ように中空状のメッシュが有利である。前と同様に、容器が空であれば、散水に
より洗浄されて容器は完全に空とされ、単に取り出されて充填容器と交換される
。
本発明の実施例について詳細に説明してきたが、当業者ならば本発明の精神や
請求の範囲から逸脱せずに変更をし得ることはお判りであろう。 FIELD OF THE INVENTION The Detailed Description of the Invention refill dispensers invention, for example, dispensing a liquid or slurry product dispenser, detergents for the particular but not limited to typical industrial cleaning processes such as dishwashing machines, the wet material The present invention relates to a dispenser for dispensing a desiccant and a rinse material, or a process such as machine or manual dish washing in a commercial kitchen, general cleaning activities, and a dispenser for dispensing a non-liquid detergent in a landry. The non-liquid detergent can be in the form of powder, granules, tablets, briquettes or pellets. The term "detergent" means any chemical product that has cleaning, drying and / or disinfecting properties. The dispenser is particularly useful for cleaning, but can also be used with other non-liquid substances, such as water treatment additives, for example to prevent scale. Dishwasher detergents are generally dispensed intermittently, but the invention is not limited to intermittent dispensing. BACKGROUND OF THE INVENTION Conventionally, liquid detergents are supplied to customers in large drums and are regularly filled from the drums into a detergent tank in a dishwasher. This is a laborious and inconvenient way to keep the dishwasher full and liquids, often caustic, can spill into the operator's hand. Also, the detergent can be supplied from a relatively large drum and pumped along the pipe into the dishwasher or dispensed directly into the dishwasher. In such a pump system, the detergent may spill when the operator disconnects or reconnects the pump system from the supply drum. One method for solving the problems of the conventional liquid dispensing method is shown in EP-A-0369722 under the name of Diversey. In the dispenser described in this application, a rigid liquid container is inverted on a dispense head. The top of the container is closed by a rubber membrane with slits. The penetrating member on the dispensing head allows the liquid to be dispensed through the membrane. Also, U.S. Pat. No. 3,952,918 in the name of Highland Laboratories discloses a dispensing system that includes a piercing tube that penetrates a rubber seal on a rigid container for the liquid to be dispensed. A conventional non-liquid detergent dispenser for a dishwasher includes a detergent container with a nozzle for generally vertical watering. Typically, the nozzle is controlled by a valve connected in an electrical circuit that includes the wash bath itself. When the concentration of the cleaning agent in the cleaning tank falls below a predetermined amount, the valve opens and water is sprayed. When the concentration reaches a high enough value, the valve closes and watering is stopped. The container can be a hopper that is refilled as needed and has the nozzle permanently fixed inside, or a cartridge that can be disposable and replaced with another filling cartridge when empty, in which case the nozzle is It is placed under the opening of the cartridge. In each case, the nozzle is sprinkled upward into a powder or granular detergent that is supported above the nozzle by a coarse mesh. These two conventional systems have been in widespread use worldwide for the past 15 years. For example, they are likely to account for the majority of the dispensing systems currently used in industrial washing machines used in restaurants. Alternative dispensers for dispensing powders or granular materials such as dishwashing caustic granules are described in the applicant's US Pat. No. 4,666,682 and European patent application No. 030 0819. In this dispenser, a rigid container of granular material is mounted upside down on a dispenser head which includes spraying means for generally horizontal water spraying into the container. The spray dissolves the granular material that falls from the container and flushes it into the washer. A drawback of systems in which the tank or hopper is refilled regularly is that the hopper is difficult to refill and is prone to spillage, which can lead to health problems. A disadvantage of systems where rigid containers or cartridges are used is that the cartridges are relatively expensive and therefore waste of resources unless reused. Furthermore, empty cartridges are bulky and inconvenient to handle. In systems available from Henkel, Germany, it is known to place a bag of powder or granular material in a hopper on a dispenser. The dispenser contains a wire that can be moved to open the bag. Then shake the bag to fill the hopper, empty the bag and remove. A disadvantage of this system is that powder or granular material tends to spill when shaking or removing the bag. Not only is this inconvenient, but it also creates health problems. It is an object of the present invention to provide an improved dispenser. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, the present invention provides a dispenser for dispensing a product, the dispenser head through which the product can be dispensed, and a withdrawal means for aiding the withdrawal of the product from its convoluted container. A substantially rigid container on the dispenser head for holding the folding container, a piercing means for opening the folding container when placed in the first-mentioned container base, and a withdrawing means Hold the product in the convolution container while assisting in withdrawing the product. The present invention also provides a method of dispensing a product via a dispensing head, the method comprising: inserting a convolution container of product into a substantially rigid container on the dispensing head; The piercing means provided on the base of the rigid container so that it opens when lowered, and the step of withdrawing the product from the convoluted container via the dispenser head, and the step of removing the empty convoluted container when all the product is dispensed Includes and. An advantage of the present invention is that all that is left to remove product spills is a relatively inexpensive, easily compressible, empty convolution container. The term "convolving container" as used herein is collapsed by its own weight when empty, especially when air is unable to enter the container and its contents are removed when the product is withdrawn. It means a container that is folded under a slight pressure or atmospheric pressure. Therefore, the folding container has the properties of a pouch and a bag. If the product is a liquid or slurry product, the dispenser head can include an outlet connected to a pump for drawing the product. The pump is adapted to function both as a means of holding the product in the convolution container and as a means of withdrawing the product. Preferably, the piercing means in this case are at least partially tapered spikes extending from its uppermost tip. The collapsible container is made of a material that is not easily torn and has some elasticity. Thus, in accordance with a preferred feature of the present invention, when the filled convolution container is lowered into the rigid container, the spike tips first pierce the container and further lowering of the container onto the spike widens the puncture hole. The wall seals around the spike to prevent leakage of the contents. The spikes are at least partially hollow so as to define an outlet path for the product. Preferably, the sides of the spike have at least one opening in communication with the substantially central axial path. Since there is no opening at or near the tip of the spike at the tip, the possibility of blocking such an opening by a collapsible container that is collapsed onto the tip during drilling, or by a section of the container wall itself is avoided. When the product is non-liquid, spray means for spraying the product is provided on the dispenser head as a withdrawal means. In this case, the piercing means may include a plurality of upwardly inclined webs that converge. The imaginary line connecting the bottom ends of the webs forms a polygon, preferably a rectangle. The bottoms of the rigid and convolution containers substantially conform to this shape. The advantage of the piercing means of this design is that when the container is pierced, multiple triangular compartments or flaps are created which are pushed downward by the inner material to create a complete opening at the bottom of the bag. is there. The dispenser head also includes holding means, for example a mesh or grid, on which the product is placed before being dispensed by the spraying means. Preferably, the bottom of the collapsible container is formed with a relatively rigid reinforcing collar around its base, the shape of the collar at least substantially matching the shape of the piercing means. The advantage of the collar is that the flap of container material is more reliably hung downwards and hinges around the sides of the collar. For example, no "shelf" is left inside the container base on which powdered material tends to collect. This gathering of material is a disadvantage both from an economic and health point of view when the container should be replaced and the container is not completely empty. In another embodiment of the non-liquid product, the piercing means is a generally conical perforated member. In other words, the piercing means are integrated with the mesh that dispenses the spray-wet product. The piercing means are generally pointed in shape, with the mesh forming a hollow space through which water can be sprinkled. Brief Description of the Drawings Embodiments of the present invention will now be described in detail, by way of example only, with reference to the accompanying drawings . Here, FIG. 1 is a perspective view of a dispenser of the present invention in which a folding container is arranged, FIG. 2 is a schematic partial elevational view and partial sectional view of one embodiment of the dispenser of FIG. 1, FIG. 3B and 3C are schematic cross-sectional views of various piercing members of the dispenser of FIG. 1, FIG. 4 is a schematic partial elevational view and partial cross-sectional view of a second embodiment of the dispenser of FIG. 1, and FIG. , A schematic perspective view of a piercing member, Fig. 5B is a bottom side view of a folding container, and Fig. 6 is a schematic elevational view of a third embodiment of the dispenser of the present invention. Detailed Description of Embodiments The dispenser of FIG. 2 is, in conjunction with FIG. 1, for dispensing liquid or slurry products and comprises a dispenser head 1, a rigid container or hopper 2 and withdrawal means (not shown). ing. The dispenser head and the withdrawal means can be conventional, for example the combination of the holding means and the withdrawal means can be provided by a peristaltic pump, the construction of which is well known to the person skilled in the art and therefore a detailed description is given here Not performed. The peristaltic pump draws liquid through the piercing device when activated, but when the pump is not activated the liquid is retained in the dispenser and cannot pass past the pump head. In this way, dispensing is performed only when the pulling-out means is started, and intermittent dispensing is performed. Disposed on the dispenser head 1 is a hopper 2, which is designed to be substantially rigid and of any suitable shape and size. The top of the hopper 2 is open so that a convolution container 4 of dispensed liquid or slurry material can be inserted. At the open top of the hopper is a lid 5. The convolutional container or pouch 4 is configured to have a shape and size that corresponds to the shape and size of the hopper 2. For example, the container can be formed of a 0.25 mm thick low density polyethylene sheet. Of course, other materials can be used, such as laminated polyethylene / nylon or polyethylene / PET, as long as they have high tear resistance and the ability to seal around the piercing device. The base or gusset of the container 4 can be made of a different material than the rest of the convolution container, for example a somewhat smaller thin material (eg 0.16 mm). However, it is advantageous to make the entire container out of the same plastic material to facilitate recycling. At the base of the hopper 2 there is a piercing member 8 for making a hole in the folding container or bag 2. As shown in detail in FIGS. 3A, 3B and 3C, the piercing member 8 comprises an upward spike 9 with a point 10. The spikes 9 can be made of a rigid plastic material such as PVC or steel. Preferably the spike 9 is located in the center of the base of the hopper 2. This creates a maximum piercing force for piercing the flexible container and equalizes the ice flatness around the container, i.e. one side of the container is not pulled further away from the spike and leaks occur. . As shown in FIGS. 3A, 3B and 3C, the spikes are tapered so that the elastic material of the convolution vessel effectively seals around the enlarged puncture hole. The taper can be constant or variable between two taper angles. Also, as shown in FIG. 3A, the spike can have a cylindrical body below the tapered tip. The spike has a central hollow inner diameter 11 leading to the outlet pipe of the dispenser. A transverse path 12 opening on one or two sides of the spike communicates with the end of the inner diameter. The spike of FIG. 3C has an annular lip 13 that creates a separate ring to help prevent product leakage or air ingress from the pouch 4. The lip 13 also serves to more efficiently secure the base of the pouch onto the spike. The length of the spikes, ie the portion of the hopper that extends over the floor, can be approximately 20 mm with a maximum diameter of 8 mm. However, these dimensions are merely examples. To use the dispenser of Figure 2, the hopper is opened and the desired detergent convolution container or pouch is lowered. The weight of the filled container pushes its bottom onto the tip 10 of the spike 9 to pierce the container. As the container continues to descend to the bottom of the hopper, the puncture holes in the container are widened to seal around the sides of the spike. The seal established by the container around the piercing device by means of a pump or other withdrawal means that holds the liquid level in the container must be sufficient to withstand the head pressure of the liquid in the container. Then, if desired, the withdrawal means is actuated to dispense the liquid in a conventional manner. If the container is empty, it is collapsed under atmospheric pressure when the contents are aspirated and is simply removed and replaced with a filled container. The hopper 2 is designed to be removable so that it can be easily cleaned and any leaks that may occur if the convolution container is accidentally lowered. When the hopper is removed, the ball 14 in the outlet from the bed to the dispenser seals the outlet. In addition, the hopper can be provided with a drainage hole 1 "for draining excess liquid for removal or recycling in order to cope with leaks that occur when the convolution container is" double spiked ". 1 dispenses a non-liquid product such as powder or granular material, and is provided with a dispenser head 1'and a spraying means 3. The dispenser head and the spraying means are different from conventional ones. The construction is well known to those skilled in the art and will not be described in detail.As in the first embodiment, there is a hopper 2'on the dispenser head 1 ', which has a substantially rigid design. The shape and size of the hopper 2 are open and the top of the hopper 2 is opened to insert the convolution container 4'of the powder to be dispensed or the granular material. The convolution container 4'can also be configured to have a shape and size corresponding to the shape and size of the hopper 2. The container can be made of the same material as the first embodiment, but with the nature of the contents. From the point of view, it can be made from pressed paper that is suitably coated with wax or plastic to prevent water penetration.In the dispenser head, there is a mesh 16 under the base of the hopper 2 ', which passes through a lateral opening 17. The powder or granular material that has been impacted by the incoming jet of water 17 'is dispensed therethrough, in another example the jet can also flow vertically upward through a mesh. The base of 2'has a piercing means 18 for opening the convolutional container or bag 4'.The piercing means 18 is at the tip 20 as shown in detail in FIG. It consists of four upwardly sloping webs 19. Collected from rigid plastic material or steel, the webs 19 provide a maximum area for passing powder or granular material when viewed in a downward direction. The imaginary line connecting the lower ends of the webs 19 forms a polygon, here a square, in the present example the base of the hopper 2'is formed in a complementary square shape. By having / or having a sharp edge, the web will have a "X" shaped hole in the base of the container 4'which matches the alignment of the web. The four compartments tend to curve downward due to the weight of the material in the container, creating a large and effective opening. Suitable plastic material, as clearly shown in Figure 5B. Relatively collar 21 rigid is attached to the bottom of the container 4 ', one section of the plastic sheet material is spread across it. For example, the collar can be injection molded from a mixture of high density polyethylene / low density polyethylene and heat welded to the bottom of the container. The shape of the collar 21 corresponds to the shape of an imaginary line connecting the bottom ends of the webs 19. When pierced, the triangular section of container material inside the collar will try to pivot downward around the sides of the collar so that there is no "shelf" inside the container on which the inner material collects. I think you understand. The material inside the collar may be the same as the rest of the container, with a relatively tight spread between the ends of the collar, or may be easier to penetrate-thin material such as polyethylene, PET, polypropylene or nylon. Or In particular, the inner membrane of the collar can be formed of 0.05-0.10 mm thick low density polyethylene. The number of webs is about 4, 3 and can be set to the minimum number. If the number of webs is 3, the shape of the collar is triangular, and if the number of webs is 5, it is pentagonal. If it is more than 5, there is a problem that the number of webs starts to obstruct the passage of the powder or granular material. To use the dispenser of Figure 4, the hopper is opened and the desired detergent convolution container or pouch is lowered. The weight of the filled container pushes its bottom onto the tip 20 of the web 19 and breaks the container. As the container is continuously lowered to the bottom of the hopper, the container opening widens to form four triangular flaps that hang down along the edges of the collar. Then, if desired, the spray means 3 are operated in a conventional manner to dispense the detergent. If the container is empty, sprinkle the water to clean the container until it is completely empty, simply removed, discarded and replaced with a filled container. The dispenser of FIG. 6 also dispenses a non-liquid product and is similar to the dispenser of FIG. 4 except that a substantially vertical spray means 3'is used instead of a substantially horizontal spray. The convolution container is essentially the same as the previous embodiment. Located at the base of the hopper 2 "is a rigid mesh 24, which, like the prior art systems described earlier in this application, is capable of supporting powdered or granular material over a watering. Is shaped to pierce the convolution container inside the hopper and define a point or other shape for breaking or tearing.In an embodiment, the mesh is generally conical and the four main ribs 25 are pointed. Assembled at 26. If desired, as in the previous embodiment, the base portion of the container that is breached by the tips of the mesh is formed as a separate membrane secured to the rest of the container material inside the rigid collar. The membrane is therefore made of a material that is easier to tear than the container material, such as thin polyethylene, PET, polypropylene or nylon. It should be noted that, as another example, the membrane can also be made of non-permeable press paper that can be easily cut with a piercing device. Speaking of which, it should be noted that a protective cap or the like is press-fitted onto the collar 21 to protect the membrane, and the membrane can be removed when the membrane is exposed to be placed in the dispensing head to make a hole. When the dispenser is used, the hopper is opened and the convoluted container or pouch of the desired detergent is lowered and the weight of the filling container pushes its bottom onto the tip 26 of the mesh 24, breaking the container. Continued lowering of the container to the bottom of the hopper widens the opening of the container and exposes the contents throughout the mesh, then, if desired, in a conventional manner by spraying. 3 is activated and the detergent is dispensed using a vertical jet of water. A hollow mesh is advantageous so that the detergent is exposed to the water spray over a larger area. If so, the container is completely emptied by sprinkling with water and simply removed and replaced with a filling container.While the embodiments of the invention have been described in detail, those skilled in the art will appreciate the spirit and claims of the invention. It will be understood that changes can be made without departing from the scope of.
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年12月6日
【補正内容】
従来の液体分注方法の問題点を解決する1つの方法がDiversey社の名
前でEP−A−0369722に示されている。この出願に記載されたディスペ
ンサでは、剛性の液体容器が分注ヘッド上で逆さにされる。容器の頂部はスリッ
トのあるゴム膜により閉じられる。分注ヘッド上の貫通部材が膜を貫通して液体
を分注できるようにする。容器内の栓等を変位させる貫通部材を含む別の形状の
ディスペンサが独国特許第DE3216151号に記載されている。
また、ハイランドラボラトリの名前の米国特許第3952918号には分注さ
れる液体の剛性容器上のゴムシールを突き通す穴あけチューブを含む分注システ
ムが開示されている。
皿洗機用の従来の非液状洗剤ディスペンサは、ノズルにより一般的に垂直方向
に散水を行う洗剤容器を含む。代表的にはノズルは洗浄槽自体を含む電気回路内
に接続された弁により制御される。洗浄槽内の洗浄剤の濃度が所定量よりも降下
すると、弁が開いて散水される。濃度が十分高い値に達すると、弁が閉じて散水
が停止される。容器は必要に応じて再充填されかつ内部にノズルが永久固定され
ているホッパー、もしくは空になったら使い捨てて別の充填カートリッジと交換
するカートリッジとすることができ、後者の場合には、ノズルはカートリッジの
開口の下に載置される。いず
れの場合にも、ノズルは粗いメッシュによりノズルの上に支持されている粉体も
しくは顆粒状洗剤中へ上向きに散水する。これら2つの従来のシステムは世界中
で過去15年以上非常に広範に使用されている。例えばレストランで使用される
産業用洗浄機に現在採用されている分注システムの過半数をそれらが占めている
ものと思われる。
粉体もしくは、例えば皿洗い苛性顆粒等の顆粒状材料を分注する別のディスペ
ンサが本出願人による米国特許第4666682号および欧州特許出願第030
0819号に記載されている。このディスペンサでは、容器内へ一般的に水平方
向に散水するスプレー手段を含むディスペンサヘッド上に、顆粒状材料の剛性容
器が逆さに載置されている。スプレーが、容器から落下する顆粒状材料を溶解し
、それを洗浄機内へ洗い流す。
槽すなわちホッパーが定期的に再充填されるシステムの欠点は、ホッパーを再
充填させることが難しくこぼれが生じ易く、健康上の問題を生じることがあるこ
とである。剛性容器もしくはカートリッジが使用されるシステムの欠点は、カー
トリッジが比較的高価であるため再使用されなければ資源の浪費を伴うことであ
る。さらに、空のカートリッジはかさばり取り扱いに不便をきたす。
独国のヘンケル社から市販されているシステムでは、
ディスペンサ上のホッパー内に粉体もしくは顆粒状材料のバッグを配置すること
が知られている。ディスペンサは、動かしてバッグを切り開くワイヤを含む。次
にバッグを振ってホッパーを充填しバッグを空にしてから取り除く。このシステ
ムの欠点は、バッグを振ったり取り除く時に、粉体もしくは顆粒状材料がこぼれ
がちなことである。これは不便なだけでなく健康上の問題も生じる。
突き通しシステムを有するディスペンサが独国特許第DE14621号に記載
されている。この特許にはそれを介して製品を分注することができるディスペン
サヘッドが記載されている。実質的に剛性の容器が、畳み込み容器を保持するた
めに設けられている。突き通し装置が剛性容器のベースに配置されていて、剛性
容器内に畳み込み容器が配置されるとそれを突き通して開く。連続する水流によ
り溶解される大きなかたまりを保持するためのメッシュが、ディスペンサのベー
スに設けられている。溶解された固体製品を運び出すための排水管がディスペン
サのベースに配置されている。
本発明の目的は改良型ディスペンサを提供することである。発明の要約
したがって、本発明は、製品を分注するディスペン
サを提供し、そのディスペンサは、それを介して製品を分注することができるデ
ィスペンサヘッドと、その畳み込み容器から製品を引き出すのを助ける引出し手
段と、畳み込み容器を保持するディスペンサヘッド上の実質的に剛性の容器と、
最初に述べた容器のベースにあってその容器内へ配置された時に畳み込み容器を
開くための突き通し手段とを具備し、前記引き出し手段は前記突き通し手段の下
に配置されており、さらに引き出し手段が製品の引き出しを助けている間製品を
畳み込み容器内に保持する手段とを具備している。
本発明の利点は製品のこぼれが生ぜず取り除くべく残されるのは、比較的低廉
で容易に圧縮可能な、空の畳み込み容器だけであることである。ここで使用され
る“畳み込み容器”という用語は空の時にはそれ自体の重さで畳み込まれ、特に
製品を引き出す時に空気が容器へ入ることができずにその中身が取り除かれてい
る時にはごく僅かな圧力もしくは大気圧で畳み込まれる容器を意味する。したが
って、畳み込み容器はパウチやバッグの性質をもつ。
製品が液体もしくはスラリー製品である場合には、ディスペンサヘッドは、製
品を引き出すためのポンプに接続された出口を含むことができる。ポンプは、畳
み込み容器内に製品を保持する手段および製品を引き出す引き出し手段の両方と
して機能するようにされて
いる。好ましくは、この場合の突き通し手段は、その最上部の尖端から広がる少
なくとも部分的にテーパ付けされたスパイクである。畳み込み容器は容易に引き
裂かれることのない材料で形成されある程度の弾性を有している。したがって、
本発明の好ましい特徴にしたがって、充填畳み込み容器を剛性容器内へ下げ入れ
ると、スパイクの尖端により最初に容器に穴が開けられ、容器をスパイク上へさ
らに降下させるとパンク穴が広がり好ましくはその壁によりスパイク周りが封止
されて中身が漏洩しないようにされる。
請求の範囲
1. 製品を分注するディスペンサであって、それを介して製品を分注すること
ができるディスペンサヘッドと、その畳み込み容器から製品を引き出すのを助け
る引き出し手段と、畳み込み容器を保持するディスペンサヘッド上の実質的に剛
性の容器と、前記容器のベースにあって畳み込み容器が前記容器内に配置される
とそれを開く突き通し手段とを具備し、前記引き出し手段は前記突き通し手段の
下に配置されており、さらに引き出し手段が製品の引き出しを助けている間製品
を畳み込み容器内に保持する手段を具備するディスペンサ。
2. 突き通し手段は中空スパイクである、液体もしくはスラリー製品を分注す
るための、請求項1記載のディスペンサ。
3. 突き通し手段は、畳み込み容器の底部を開いて製品が落下できるようにさ
れており、前記引き出し手段は、落下する製品を湿潤するためのスプレー手段を
含む、非液状製品を分注するための、請求項1記載のディスペンサ。
4. 突き通し手段は、畳み込み容器を突き通すための上向きに突出する突き通
し手段を有するほぼ円錐状の有孔部材を含む、請求項3記載のディスペンサ。
5. 前記中空スパイクは、突き通し部材を具備し、
前記引き出し手段は、前記突き通し部材の下を横断して延びる経路を含む、請求
項2記載のディスペンサ。
6. 前記中空スパイクは、突き通した畳み込み容器により封止を強化する外向
きにテーパ付けされた軸部材を含む、請求項2記載のディスペンサ。
7. 前記突き通し手段は、交差して頂点を形成する複数の傾斜した切り込みエ
ッジを含み、前記切り込みエッジが畳み込み容器の壁を切断して非液状製品を放
出する、請求項3記載のディスペンサ。
8. 前記非液状製品は顆粒状固体洗剤であり、前記切り込みエッジは、固体材
料が前記保持手段上に下向きに落下できるようにする開口を形成する、請求項7
記載のディスペンサ。
9. 前記保持手段はメッシュスクリーンである、請求項8記載のディスペンサ
。[Procedure Amendment] Patent Law Article 184-8 [Submission date] December 6, 1995 [Amendment content] One method to solve the problems of the conventional liquid dispensing method is EP-A under the name of Diversey. -0369722. In the dispenser described in this application, a rigid liquid container is inverted on a dispense head. The top of the container is closed by a rubber membrane with slits. The penetrating member on the dispensing head allows the liquid to be dispensed through the membrane. Another form of dispenser that includes a penetrating member for displacing a stopper or the like in a container is described in DE 3216151. Also, U.S. Pat. No. 3,952,918 in the name of Highland Laboratories discloses a dispensing system that includes a piercing tube that penetrates a rubber seal on a rigid container for the liquid to be dispensed. A conventional non-liquid detergent dispenser for a dishwasher includes a detergent container with a nozzle for generally vertical watering. Typically, the nozzle is controlled by a valve connected in an electrical circuit that includes the wash bath itself. When the concentration of the cleaning agent in the cleaning tank falls below a predetermined amount, the valve opens and water is sprayed. When the concentration reaches a high enough value, the valve closes and watering is stopped. The container can be a hopper that is refilled as needed and has the nozzle permanently fixed inside, or a cartridge that can be disposable and replaced with another filling cartridge when empty, in which case the nozzle is It is placed under the opening of the cartridge. In each case, the nozzle is sprinkled upward into a powder or granular detergent that is supported above the nozzle by a coarse mesh. These two conventional systems have been in widespread use worldwide for the past 15 years. For example, they are likely to account for the majority of the dispensing systems currently used in industrial washing machines used in restaurants. Alternative dispensers for dispensing powders or granular materials such as dishwashing caustic granules are described in the applicant's US Pat. No. 4,666,682 and European patent application No. 030 0819. In this dispenser, a rigid container of granular material is mounted upside down on a dispenser head which includes spraying means for generally horizontal water spraying into the container. The spray dissolves the granular material that falls from the container and flushes it into the washer. A drawback of systems in which the tank or hopper is refilled regularly is that the hopper is difficult to refill and is prone to spillage, which can lead to health problems. A disadvantage of systems where rigid containers or cartridges are used is that the cartridges are relatively expensive and therefore waste of resources unless reused. Furthermore, empty cartridges are bulky and inconvenient to handle. In systems available from Henkel, Germany, it is known to place a bag of powder or granular material in a hopper on a dispenser. The dispenser includes a wire that can be moved to open the bag. Then shake the bag to fill the hopper, empty the bag and remove. A disadvantage of this system is that powder or granular material tends to spill when shaking or removing the bag. Not only is this inconvenient, but it also creates health problems. A dispenser with a piercing system is described in German patent DE 14621. This patent describes a dispenser head through which a product can be dispensed. A substantially rigid container is provided to hold the convolution container. A piercing device is located at the base of the rigid container and pierces and opens the convoluted container when placed within the rigid container. A mesh is provided at the base of the dispenser to hold the large mass that is dissolved by the continuous stream of water. A drain for delivering the melted solid product is located at the base of the dispenser. It is an object of the present invention to provide an improved dispenser. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, the present invention provides a dispenser for dispensing a product, the dispenser having a dispenser head through which the product can be dispensed, and a drawer for assisting withdrawing the product from its convoluted container. Means, a substantially rigid container on the dispenser head for holding the collapsible container, and a piercing means for opening the collapsible container at the base of the first mentioned container and when placed in the container. However, the withdrawal means is disposed below the piercing means and further comprises means for holding the product in the convolution container while the withdrawal means assists in withdrawing the product. An advantage of the present invention is that all that is left to remove product spills is a relatively inexpensive, easily compressible, empty convolution container. The term "convolving container" as used herein is collapsed by its own weight when empty, and only slightly when air is not able to enter the container and its contents are removed when withdrawing the product. It means a container that is folded at normal pressure or atmospheric pressure. Therefore, the folding container has the properties of a pouch and a bag. If the product is a liquid or slurry product, the dispenser head can include an outlet connected to a pump for drawing the product. The pump is adapted to function both as a means of holding the product in the convolution container and as a means of withdrawing the product. Preferably, the piercing means in this case are at least partially tapered spikes extending from its uppermost tip. The collapsible container is made of a material that is not easily torn and has some elasticity. Therefore, in accordance with a preferred feature of the present invention, when the filled convolution container is lowered into the rigid container, the spike tips first pierce the container and further lowering the container onto the spike widens the puncture hole, preferably. The wall seals around the spikes and prevents the contents from leaking. Claims 1. A dispenser for dispensing a product, through which the product can be dispensed, a withdrawal means for assisting withdrawal of the product from the convolution container, and a substance on the dispenser head for holding the convolution container. A substantially rigid container and piercing means at the base of the container that opens the convoluted container when placed in the container, the withdrawing means being located below the piercing means. And a means for holding the product in the convoluted container while the withdrawing means assists in withdrawing the product. 2. Dispenser according to claim 1, for dispensing liquid or slurry products, wherein the piercing means are hollow spikes. 3. The piercing means is adapted to open the bottom of the convolution container to allow the product to fall, and the withdrawing means comprises a spray means for wetting the falling product, for dispensing non-liquid products, The dispenser according to claim 1. 4. 4. The dispenser according to claim 3, wherein the piercing means comprises a generally conical perforated member having upwardly projecting piercing means for piercing the convoluted container. 5. The dispenser of claim 2, wherein the hollow spike comprises a piercing member, and the withdrawing means includes a passage extending transversely below the piercing member. 6. The dispenser of claim 2, wherein the hollow spike includes an outwardly tapered shaft member that enhances the seal by a piercing convolution container. 7. 4. The dispenser according to claim 3, wherein the piercing means comprises a plurality of beveled scoring edges intersecting to form an apex, the scoring edges cutting a wall of a convolution container to release a non-liquid product. 8. The dispenser according to claim 8, wherein the non-liquid product is a granular solid detergent and the cutting edge forms an opening that allows solid material to fall downwardly on the retaining means. 9. The dispenser according to claim 8, wherein the holding means is a mesh screen.
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,
LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M
W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU
,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA,
UG,US,UZ,VN
(72)発明者 バード, ケネス ジョン ハーバート
イギリス国 エヌジー9 3イージェー
ノッティンガム ブリーストン ブランコ
ート ヒルズ サンドリンハム ドライブ
32
(72)発明者 ウェブ, ジョン クリストファー
イギリス国 エス18 5ワイダブリュー
ノースシェフィールド ドランフィールド
ウッドハウス メルバーン アヴェニュ
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Continuation of front page
(81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE,
DK, ES, FR, GB, GR, IE, IT, LU, M
C, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG
, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN,
TD, TG), AP (KE, MW, SD, SZ, UG),
AM, AT, AU, BB, BG, BR, BY, CA, C
H, CN, CZ, DE, DK, EE, ES, FI, GB
, GE, HU, JP, KE, KG, KP, KR, KZ,
LK, LR, LT, LU, LV, MD, MG, MN, M
W, MX, NL, NO, NZ, PL, PT, RO, RU
, SD, SE, SG, SI, SK, TJ, TT, UA,
UG, US, UZ, VN
(72) Inventor Byrd, Kenneth John Herbert
UK NG 9 3 EJ
Nottingham Breeston Swing
Toe Hills Sandrinham Drive
32
(72) Inventor Web, John Christopher
England S 18 5 W
North Sheffield Drunfield
Woodhouse Melvern Avenue
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