JPH0935353A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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JPH0935353A
JPH0935353A JP7176263A JP17626395A JPH0935353A JP H0935353 A JPH0935353 A JP H0935353A JP 7176263 A JP7176263 A JP 7176263A JP 17626395 A JP17626395 A JP 17626395A JP H0935353 A JPH0935353 A JP H0935353A
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optical disk
bias
cartridge holder
cartridge
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JP7176263A
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So Nishimura
創 西村
Koji Ichikawa
厚司 市川
Akio Yabe
昭雄 矢部
Yuji Yokoyama
裕治 横山
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 永久磁石、駆動コイル、磁気センサを用いた
バイアスマグネットをカ−トリッジホルダの上面に永久
磁石の厚さと同程度のスペ−スに収まるよう配置して装
置の薄型化を図ること。 【構成】 光スポットの部分にバイアス磁界を印加する
マグネットと前記バイアス磁界の極性を変えるためマグ
ネットを回動させる回動駆動用コイルと前記バイアス磁
界の極性を検出するセンサとから構成されるバイアスマ
グネット6を備え、前記マグネットの回動駆動用コイル
と前記センサは前記マグネットの前記光ディスク媒体方
向への厚みの範囲内に配置すると共に、カ−トリッジホ
ルダの長穴72とバイアスマグネットの穴と両穴を接続
するストッパア−ム73とから構成されるバイアスマグ
ネット上下機構の厚みを光ディスクカ−トリッジ着脱時
にバイアスマグネット6と同等の厚みにすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクカ−トリッ
ジを着脱可能な光磁気ディスク装置に係り、特にバイア
ス磁界を加えてデ−タの記録を行なう光磁気ディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置は一般に、光ディス
ク媒体を所定の速度で回動させるスピンドルモ−タ、光
ディスク媒体の所定の記録箇所に光スポットを形成し、
光ディスク上のデ−タを読み取るための光学ヘッド及び
信号検出光学系、信号処理及び装置制御のための回路、
操作者が光ディスクカ−トリッジを着脱する位置とデ−
タを記録、再生する位置の間を搬送するロ−ディング機
構、光スポットにバイアス磁界を印加するマグネットや
マグネット支持部、バイアス磁界の極性を検出する磁気
センサ等で構成されるバイアスマグネットなどから構成
される。
【0003】光ディスク媒体は光ディスクカ−トリッジ
の中に収納されており、ロ−ディング機構部にあるア−
ムがカ−トリッジ挿入時にカ−トリッジの表面にある金
属製シャッタを開き、光ディスク媒体へのデ−タの記
録、再生が行われる。
【0004】スピンドルモ−タや光学ヘッドは装置の奥
まった位置に配置されているため、操作者が光ディスク
カ−トリッジをセットすることは装置構造上、困難であ
る。そのため、上記光磁気ディスク装置には、ロ−ディ
ング機構にあるカ−トリッジホルダがカ−トリッジを保
持したまま、垂直方向に降下する、あるいは水平方向に
奥に移動し垂直方向に降下することによって光ディスク
媒体の中心をスピンドルモ−タに位置付ける。
【0005】光磁気ディスク装置は、光ディスク媒体の
記録箇所に垂直にN極またはS極のバイアス磁界を印加
させながら、光スポットをあてることにより光ディスク
のデ−タの記録、消去を行なう。光ディスク媒体に印加
する磁界の極性はデ−タの記録と消去とにおいて相反す
るものである。
【0006】従来の技術におけるバイアスマグネットの
機構としては永久磁石を利用したものや、電磁石を利用
したものがある。電磁石を利用した特開平5−2792
号公報に記載の装置では、コイルに流れる電流の向きを
変えることにより印加磁界の極性を反転させることがで
きる。しかし、コイルの厚みが8mm程度必要となるた
め、装置薄型化を考慮した場合、電磁石をバイアスマグ
ネットに使用することは不利であるといえる。
【0007】一方、永久磁石を利用したものとして特開
平6−176424号公報に記載される装置では円筒型
のマグネットの周りにマグネット回動駆動用コイルを配
置し、コイルに流れる電流とマグネットに発生する磁界
の相互作用によりマグネットを回動させ、印加磁界の極
性を反転させる方式を用いたものである。本バイアスマ
グネットの駆動コイルは、回動始めと停止時に大きな回
動トルクを発生させ、マグネットの回動時間を短くする
ため、光ディスク媒体に対して直交方向に配置されてい
る。
【0008】また、マグネットの回動角度を磁気センサ
の出力によって検出し、一定の回動角度となった時、回
動が停止するように駆動電流を変化させることでマグネ
ットの回動を停止させている。マグネットの回動角度を
精度良く検出するため、磁気センサをマグネットの厚さ
方向に設置している。
【0009】特開平6−176424号公報に記載され
る装置では、バイアスマグネットと光学ヘッドを可動ヘ
ッドに収納し、この可動ヘッドをディスク半径方向に動
かすことにより、光ディスク媒体に対して同一面側から
光スポットとバイアス磁界を与えて装置の薄型化を図っ
ている。しかし、可動ヘッドが重くなり、アクセスタイ
ムが長くなるという問題がある。
【0010】永久磁石あるいは電磁石いずれの場合にお
いても、磁界の強さはバイアスマグネットから離れるほ
ど弱くなるため、デ−タの記録、再生時にバイアスマグ
ネットをできるだけ、光ディスク媒体の近くに配置する
ことが必要である。そのため、カ−トリッジの挿抜時に
バイアスマグネットをカ−トリッジホルダの上面、また
は側面付近に退避させる方式が採られている。
【0011】特開平4−137992号公報に記載され
た装置では光ディスクカ−トリッジがロ−ディング機構
によって搬送され、光ディスク媒体が光学ヘッドにセッ
トされる位置よりも奥にバイアスマグネットを予め退避
させておき、光ディスク媒体のスピンドルモ−タへのセ
ットと共に、光ディスク媒体に対してバイアスマグネッ
トが光学ヘッドと対面する位置まで前進させ、バイアス
磁界を印加させている。しかしながら、光ディスクカ−
トリッジのセット位置よりも奥にバイアスマグネットを
退避させておくため、バイアスマグネット及び機構部の
退避スペ−スが必要となり、また前後へのバイアスマグ
ネットの移動時間が長いという問題がある。
【0012】そこで、特開平2−126402号公報に
記載される装置では、光ディスクカ−トリッジの挿入の
妨げにならないよう、光ディスクカ−トリッジ挿入位置
の上部に位置する装置カバ−とカ−トリッジホルダの間
にバイアスマグネットを配置し、光ディスクカ−トリッ
ジの挿入及び光ディスク媒体のスピンドルモ−タへのセ
ットとともに、バイアスマグネットを光ディスク媒体に
近ずけるバイアス磁界印加機構としている。
【0013】光ディスクカ−トリッジを搬送するロ−デ
ィング機構の上下方向の動作により、バイアスマグネッ
ト側面に取り付けられた板バネを上下に動かし、てこの
原理を用いてバイアスマグネットを光ディスク媒体に近
ずける機構となっている。バイアスマグネット及び上下
機構部の厚みは約10mm程度となっている。5インチハ−
フハイトサイズの光磁気ディスク装置の場合、カ−トリ
ッジホルダとその上部に位置する部品との間隔を約3mm
程度しか確保できない。カ−トリッジホルダの上部に回
路基板を配置し、回路基板に穴をあける方法もあるが回
路設計が難しくなる問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は厚さ2mm程度
の薄型バイアスマグネットを永久磁石回動方式で可能と
すること及びこのバイアスマグネットに対応して精度良
く高さを位置決めできる薄型上下機構を提供することを
目的としており、その実現のために次の技術的課題があ
る。
【0015】マグネット回動型のバイアスマグネットの
場合、マグネットのS極及びN極の境界面と駆動コイル
の面が同一面となると、マグネットを回動させるトルク
がゼロとなり、マグネットの回動が停止あるいは始動し
なくなる。光ディスク媒体に対してマグネットと平行と
なるよう駆動コイルを配置することで、従来のバイアス
マグネットよりも厚みを薄くすることは可能ではある
が、その配置のままではマグネットを回動させるトルク
がゼロとなりマグネットが回動しない場合が発生する問
題がある。
【0016】また、デ−タの記録、再生時にバイアスマ
グネットを光ディスク媒体に近ずけるための機構部につ
いては、従来の技術では、バイアスマグネットの光ディ
スク媒体への移動量と同程度の高さをカ−トリッジホル
ダとその上面に位置する部品との間に確保することが必
要であった。光ディスクカ−トリッジの着脱時にはバイ
アスマグネット上下機構の厚みがバイアスマグネットと
同等以下となるようにし、且つ、バイアスマグネットを
光ディスク媒体付近へ位置付け、またカ−トリッジホル
ダの上部に位置する部品とバイアスマグネットとの間隔
を保ち、光ディスクカ−トリッジの着脱の障害とならな
い位置にバイアスマグネットを停止させることが課題で
ある。
【0017】
【発明の目的】本発明は、薄型の永久磁石、駆動コイ
ル、磁気センサを用いた永久磁石回動型のバイアスマグ
ネットの各要素をカ−トリッジホルダの上面に永久磁石
の厚さと同程度のスペ−スに収まるよう配置し、永久磁
石の回動を確実に行えるようにすることが第一の目的で
ある。また、バイアスマグネットを光ディスク媒体に精
度良く近ずけることのできる機能を有するバイアスマグ
ネット上下機構の厚みを光ディスクカ−トリッジ着脱時
に(図9の状態)バイアスマグネットと同等の厚みにす
ることが第二の目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題は、厚さ
2mm程度のマグネットの両端に円筒状のシャフトを取付
け、そのシャフトをすべり軸とし、前記シャフトのすべ
り受け面と、マグネットの回動スペ−スとなる空孔を中
央部に有するマグネットホルダに挿入し、マグネット回
動駆動用コイル及びマグネットの回動動作角度及びマグ
ネットの回動停止を検出する磁気センサをマグネットの
光ディスク媒体から最も遠い点と最も近い点を含む光デ
ィスク媒体に平行な面の間に配置して薄型とし、マグネ
ットの回動をストッパにより制限して、マグネットを回
動させるトルクがゼロとなることを防止することにより
解決できる。
【0019】また、マグネットの回動動作途中では回動
駆動電流を変化させ、あるいは極性を反転し、マグネッ
トの回動速度を減速することにより、マグネットがスト
ッパに衝突する時の衝撃を小さくし、寿命を長くするこ
とができる。
【0020】上記第二の課題は、バイアスマグネット上
下機構については、光ディスクカ−トリッジを保持する
カ−トリッジホルダの側面に対向して装置ベ−スに固定
されたサイドカバ−を備え、カ−トリッジホルダが光デ
ィスクカ−トリッジを保持して、垂直方向に、または水
平方向及び垂直方向に移動し、光ディスクカ−トリッジ
を搬送するロ−ディング機構を有する光磁気ディスク装
置において、両端のL字状部が交差する2平面上にそれ
ぞれあるようなア−ムの中央直線部をカ−トリッジホル
ダの上面の軸受に支承し、一方のL字状先端をバイアス
マグネット側面に設けられた穴に嵌合し、他方のL字部
先端をサイドカバ−の穴に嵌合し、中央直線部とその両
端のL字状部をカ−トリッジホルダ面に投影したとき、
2つのL字状部の先端が中央直線部に対して逆方向にあ
り、バイアスマグネット側面の穴あるいはサイドカバ−
の穴の少なくとも一方を長穴とし、このサイドカバ−の
穴もしくは長穴に嵌合されたバイアスマグネット上下機
構のア−ムの両端のL字状部とカ−トリッジホルダの上
面との角度が、いずれもロ−ディング機構の動作時、あ
るいは動作終了時において90゜にならないようにし
(90°であるとカ−トリッジホルダが下降できないた
め)、ア−ムを円滑に回動できるようにしてバイアスマ
グネットの上下動を確実にするとともに、カ−トリッジ
ホルダの上面とバイアスマグネット側面に長穴もしくは
穴を複数設け、カ−トリッジホルダの複数の穴部の間隔
を、バイアスマグネットの複数の穴部の間隔よりも大き
くし、カ−トリッジホルダの穴部とバイアスマグネット
の穴部とを接続したストッパア−ムがバイアスマグネッ
トの降下を精度良く停止させ、さらに、カ−トリッジホ
ルダ及びバイアスマグネットにストッパ部を設け、バイ
アスマグネットの下面とカ−トリッジホルダの上面がほ
ぼ同一面になる位置で、バイアスマグネットの上昇を停
止させることにより解決される。
【0021】
【作用】以上解決手段をとると、マグネットの回動角度
がストッパで制限され、マグネット回動駆動用コイル
が、マグネットの厚みの範囲内でマグネットのS極及び
N極の境界面とコイルの面が平行になることがないの
で、マグネットの回動トルクがゼロとなることがなく、
マグネットの回動が途中で停止する、あるいはマグネッ
トが回動しないということを防ぐことができる。マグネ
ットがストッパに押し当たることでマグネットの回動停
止が行なわれ、その際に駆動コイルに流れる電流を変化
させ、回動速度を小さくすることで、衝突時の衝撃を小
さくし、マグネット及びストッパの損傷を抑え、寿命時
間を長くすることができる。
【0022】マグネットがストッパを押しつけるよう
に、駆動コイルに電流を流すことによってマグネット回
動停止位置の保持を行なうことで、光ディスク媒体に印
加するバイアス磁界の強さを一定にする。また、マグネ
ット側面付近に設置された磁気センサの出力により光デ
ィスク媒体に印加する磁界の極性及び磁界の強さを推定
し、光スポット部のバイアス磁界の状態を監視すること
ができる。
【0023】また、バイアスマグネット上下機構は2箇
所のL字形状を有し、先端をサイドカバ−の長穴に嵌合
したL字状ア−ムの水平移動あるいは垂直移動にともな
う回動動作によって、他方のL字状ア−ム先端が嵌合し
たバイアスマグネットを上下方向に移動させる。光ディ
スクカ−トリッジの挿抜時にはバイアスマグネットをカ
−トリッジホルダとその上部に位置する部品との間に退
避させる。またデ−タの記録、再生時にはバイアスマグ
ネットを光ディスク媒体に近ずける。サイドカバ−に設
けた長穴に嵌合された上下機構のア−ムの端部とカ−ト
リッジホルダ上面との角度を常に鋭角とすることで、バ
イアスマグネット上下機構のア−ムのL字部先端が穴の
面と直角に当ってロックし、カ−トリッジホルダの上
昇、下降を停止してしまうことがない。
【0024】バイアスマグネットの垂直方向の移動量
は、カ−トリッジホルダとバイアスマグネットに設けら
れた複数の長穴、または穴とア−ムによって構成された
複数のストッパア−ムによって制限され、下降するバイ
アスマグネットが光ディスク媒体に接触することはな
い。またカ−トリッジホルダあるいはバイアスマグネッ
トのどちらか一方または両方に設けられたストッパによ
り、バイアスマグネットの上昇位置が制限され、カ−ト
リッジホルダの上部に位置する部品にバイアスマグネッ
トが接触することはない。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を図1を用いて説明する。な
お、以後の説明において光磁気ディスクが水平になるよ
うに光磁気ディスク装置をおいた状態を基準として水
平、垂直、上昇、下降の言葉を用いる。また、操作者が
光ディスクカ−トリッジを挿抜する側を手前、その反対
側を奥と呼ぶ。
【0026】図1は本発明による光磁気ディスク装置を
斜め上面から見た図である。この光磁気ディスク装置は
スピンドルモ−タや光学ヘッド等を搭載しているユニッ
トメカ3、半導体レ−ザや光学部品、信号検出系などが
ある固定部4、信号検出処理や各機構部の駆動制御を行
う回路部5、光磁気ディスクカ−トリッジを搬送するた
めのロ−ディング機構部2、そして、光ディスク媒体に
バイアス磁界を印加するバイアスマグネット6、バイア
スマグネットを垂直方向に移動させるバイアスマグネッ
ト上下機構7から構成されている。
【0027】操作者により装置前方から挿入された光デ
ィスクカ−トリッジ1はカ−トリッジホルダ21に保持
されたまま、ロ−ディング機構部2により水平方向に奥
に移動し、その後、垂直方向に降下することにより光デ
ィスク媒体12が図示していないユニットメカ3に配置
されたスピンドルモ−タに支持され、一定の速度で回転
される。固定部4の図示されていない半導体レ−ザから
出射されたレ−ザ光は図示されていない光学ヘッドを通
過し、光ディスク媒体12の同心円上に形成された記録
箇所にスポット光を形成する。光ディスク媒体12から
の反射光は光ヘッドを通過した後、固定部4の図示され
ていない信号検出処理系に到達し、デ−タの再生処理が
行われる。
【0028】図2にバイアスマグネット6を構成する部
品の詳細を示す。マグネット61は厚さ2mm程度、幅2
mm程度の矩形断面を有し、光ディスク媒体12の記録箇
所の最大及び最小半径の差より5mm長い長さ35mmの永
久磁石である。磁界の極性はマグネット61の厚さ方向
に対して、一方の面がS極、他面がN極となっている。
マグネット61は両端に直径1mm程度の円形断面を有す
るシャフト622A,Bが設けられているキャップ62
の中央部に填め込まれており、キャップ62の厚みはマ
グネット61とほぼ同等の厚さになっている。シャフト
622A,Bには、キャップ62がスム−ズに回転動作
を行えるよう、コ−ティング材が塗布されている。
【0029】また、キャップ62には回転動作停止用の
ストッパ623A,Bがシャフト622A,B付近に一
つずつ設けられており、その二つはキャップ62の回転
軸に対して対称の位置に設けられている。マグネットホ
ルダ631、641はマグネット61よりも幅及び長さ
が十分大きい平面状の形状で、その中央部にはキャップ
62が回転動作を行えるだけの空間があり、その端部に
シャフト622A,Bの受け面となる半円形部632
A,Bと642A,Bが設けられている。
【0030】このマグネットホルダ631,641が上
下からキャップ62をはさみ込み、キャップ62の回転
動作を支持している。マグネットホルダ631,641
はそれぞれの厚さがマグネットの厚さの半分の1mm程度
となっており、2枚重ね合わせることでキャップ62と
同等の厚さになっている。
【0031】光ディスク媒体に印加する磁界の極性の反
転はマグネット61を保持するキャップ62を回転させ
ることにより行う。駆動コイル64は光ディスク媒体に
対して、マグネットとほぼ平行ではあるが若干角度を有
した状態で、マグネットホルダ631、632に取付け
られている。また、マグネットホルダ631の端部には
バイアスマグネット上下機構7のア−ム71A,B及び
73A,B,Cの先端を嵌合するための穴633A,
B,Cと、シャフト622に対して反対側に図示してい
ない643A,B,Cが設けられている。マグネットホ
ルダ641には、印加磁界の極性を検出したり磁界の強
さでマグネットの回動角度を検出したりするための磁気
センサ65を挿入する空間645があり、図示していな
い小型薄板基板に取り付けられた磁気センサ65が空間
645に挿入されている。
【0032】光ディスク媒体に印加する磁界極性の反転
を、駆動コイル64に流れる電流とマグネット61に発
生する磁界との相互作用によりマグネット61を含むキ
ャップ62を回転させることにより行なう。回転はシャ
フト622A,Bを回転中心として、時計回り、反時計
回りに140゜程度とする。
【0033】マグネット回転方法の詳細を図3、図4及
び図5を用いて説明する。図3及び図4に、光ディスク
媒体12、駆動コイル64、マグネット61の断面形状
とそれぞれの位置関係を示している。図3は光ディスク
カ−トリッジ1着脱時及びデ−タの記録時のマグネット
61と駆動コイル64の位置を表している。マグネット
61のS極及びN極の境界面81が光ディスク媒体にほ
ぼ平行となるようストッパ623A,Bが設置されてい
る。また駆動コイル64のコイル中央面を含む面は光デ
ィスク媒体に対し、20゜傾いて取り付けられている。
【0034】一方、図4はデ−タの消去時のマグネット
61と駆動コイル64の位置を表しており、マグネット
61のS極及びN極の境界面81が光ディスク媒体に対
して140゜となるようストッパ623A,Bが設けら
れている。キャップ62の回転はキャップ62のストッ
パ623A,Bがマグネットホルダ631,641のス
トッパ632A,B、642A,Bに押し当たることに
より停止され、トルクが発生しない角度で停止しないよ
うにしている。
【0035】ストッパの形状を図6及び図7に示す。図
5には横軸に光ディスク媒体とマグネット61のS極及
びN極の境界面81との角度を示し、縦軸にマグネット
の回転トルク、光ディスク媒体に印加する磁界の強さ、
磁気センサの出力、駆動コイル64に流れる電流値を示
している。
【0036】駆動コイル64に流れる電流を、マグネッ
トの回転始動時はI1と大きくして回転を加速する。回
転途中では電流値をI2と変化させて回転を減速してス
トッパへの衝突の衝撃を小さくする。回転途中で電流の
極性を反転させることが、ストッパへの衝突の衝撃を小
さくする有効な手段である。マグネットが回転停止位置
を保持するよう、マグネットの回転停止後、キャップ6
2のストッパ623A,Bがマグネットホルダ631,
641のストッパ632A,B、642A,Bを押しつ
けるように駆動コイル64に必要最小限の電流I2を流
す。マグネットを反転する場合、前述と同様の理由か
ら、マグネットの回転始動時にI3の電流を流し、回転
途中よりI4と変化させ、回転停止後I4の電流を流
し、回転停止位置の保持を行なう。マグネットの回転停
止位置が正常であることの判断は、センサ55の出力が
正常な時の値S1またはS2付近のそれぞれに設定され
た範囲内であることを判定をすれば良い。
【0037】以上説明したバイアスマグネット6は、バ
イアスマグネット6の下面とカ−トリッジホルダ21の
上面がほぼ同一面となるように、バイアスマグネット上
下機構7に支持され、カ−トリッジホルダ21の上面に
配置されている。また、カ−トリッジホルダ上面にはバ
イアスマグネット6が上昇、下降動作ができるように空
孔が設けられている。光ディスクカ−トリッジ11の挿
抜時はマグネット61のS極及びN極の境界面が光ディ
スク媒体12に平行となる。
【0038】図3及び図4に示すように、マグネット6
1のS極及びN極の境界面と光ディスク媒体面との角度
がデ−タの記録時と消去時で異なることから、マグネッ
ト61の回転軸と光スポットとを結ぶ面が、光スポット
を通り光ディスク媒体12に直交する面上となるような
位置にバイアスマグネット6を配置すると、デ−タ消去
時の光ディスク媒体に印加するバイアス磁界の強さがデ
−タ記録時に比べて低下する。そこで、デ−タ消去時の
光スポットの位置の垂直方向の磁界が図3の記録時と同
程度となるように、マグネット61の回転軸が光スポッ
トを通り光ディスク媒体12に直交する面より水平方向
に適量ずらしてバイアスマグネット6を配置すること
で、デ−タの記録時と消去時のバイアス磁界の強さをほ
ぼ同等とする。
【0039】次に、バイアスマグネット6を移動させる
バイアスマグネット上下機構7の構造について図1を用
いて説明する。ア−ム71A,Bの両端のL字状部が交
差する2平面上にそれぞれあり、中央直線部がカ−トリ
ッジホルダ21の上面にある軸受74A,B,C,D,
E,Fによって支持され、一方のL字状部先端がマグネ
ットホルダ631の側面にある穴633A,643Aに
嵌合され、他方のL字状部先端がサイドカバ−22にあ
る長穴75A,Bに嵌合されている。マグネットホルダ
631側面の穴633、643とサイドカバ−にある長
穴75の形状は、両方とも長穴であっても良い。
【0040】また、カ−トリッジホルダ21の上面には
複数の長穴部72A,B,Cが、長穴部72AまたはB
と72Cとの間隔を穴部の633BとCの間隔よりも広
くなるよう設置され、マグネットホルダ631の側面に
ある穴633B,C及び643B,Cと長穴部72A,
B,Cを接続するストッパア−ム73A,B,Cが設置
されている。このような構造を採用することにより、ス
トッパア−ムは光ディスク媒体面に対して鉛直した配置
とならずバイアスマグネット6は円滑に上下動できる。
バイアスマグネット上下機構7のア−ム71、軸受7
4、ストッパア−ム73及び長穴部72の高さ方向の寸
法はバイアスマグネットとほぼ同等になっている。さら
に、長穴部72A,Bの間のカ−トリッジホルダ21上
面と長穴部72Cの上面との2箇所に薄板の突出部7
6,77が設置されている。
【0041】次に、バイアスマグネット上下機構7の動
作について図8を用いて説明する。図8では説明の簡素
化のため、ア−ム71A,Bとストッパア−ム73A,
B,Cと長穴部72A,B,Cの内、ア−ム71A及び
ストッパア−ム73B、長穴部72Bのみを図示してい
る。操作者が光ディスクカ−トリッジ11を挿入する
と、カ−トリッジホルダ21に保持され、図示していな
いロ−ディングモ−タによって水平方向に奥に移動す
る。カ−トリッジホルダ21の水平移動が終了したこと
を図示していないセンサによって確認した後、カ−トリ
ッジホルダ21が降下する。その際、ア−ム71Aのサ
イドカバ−22側の端部には垂直上向きの力が加わる。
しかし、この部分は垂直方向に対して90゜より若干ず
れた角度92を有しているため、垂直上向きの力によっ
てア−ム71が長穴75に沿って水平方向に移動し、角
度92が増加する。そのため、ア−ム71Aが軸94を
回転中心として時計回りに回転し、バイアスマグネット
6が降下する。
【0042】バイアスマグネット6の降下と共に、スト
ッパア−ム73Bが軸95を中心に回転し、長穴72B
に嵌合されたストッパア−ム73Bの端部長穴72Bに
沿って手前に水平に移動する。ストッパア−ム73Bの
端部が長穴72Bの端部に押し当たることで、ストッパ
ア−ム73Bの端部の水平移動が停止し、ストッパア−
ム73Bの回転動作が停止することで、バイアスマグネ
ット6の降下が停止する。図10はロ−ディング動作が
終了し、バイアスマグネット6の降下が停止したとき
の、バイアスマグネット6、カ−トリッジホルダ21、
光ディスク媒体12、ストッパア−ム73、長穴72の
位置関係を示す断面図である。
【0043】光ディスク媒体12の排出時は、始めにカ
−トリッジホルダ21が上昇する。ア−ム71Aのサイ
ドカバ−22側端部には垂直上向きの力が作用し、ア−
ム71A端部が長穴75Aに沿って水平に奥に移動す
る。そのためア−ム71Aは軸94を回転中心として反
時計回りに回転し、バイアスマグネット6が上昇する。
長穴部72A,Bの間のカ−トリッジホルダ21上面と
長穴部72Cの上面との2箇所に設置された薄板の突出
部76、77が上昇するバイアスマグネット6に接触
し、バイアスマグネット6の下面とカ−トリッジホルダ
21の上面がほぼ同一面になる位置で、バイアスマグネ
ットの上昇を停止させる。図9には光ディスクカ−トリ
ッジ11の挿入前及び排出後のバイアスマグネット6、
カ−トリッジホルダ21、ストッパア−ム73、長穴7
2の位置関係を示す断面図である。
【0044】
【発明の効果】以上のように構成された光磁気ディスク
装置に、操作者が光ディスクカ−トリッジを挿入した場
合、装置カバ−とカ−トリッジホルダの間に設置された
薄型バイアスマグネットがバイアスマグネット上下機構
により光ディスク媒体の記録個所付近まで降下し、また
光ディスクカ−トリッジを排出する場合には、バイアス
マグネットが装置カバ−とカ−トリッジホルダの間に退
避する。
【0045】厚さ2mm程度のスペ−スに、マグネット
と駆動コイルと磁気センサとマグネットホルダからなる
バイアスマグネットと前記バイアスマグネットの上下機
構を設置すること(図9の状態)ができることから、光
磁気ディスク装置の高さを小さくすることができる。マ
グネットの回動、停止時に駆動コイルに流れる電流は小
さく、また、バイアスマグネット上下機構はア−ムを主
に構成されており、バイアスマグネットを移動させるた
めの特別なモ−タ、ギア等が不要であることから組立て
性が良く、消費電力も少量である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光磁気ディスク装置を斜め上
方より見た図である。
【図2】バイアスマグネットを構成する部品を示す分解
斜視図である。
【図3】光ディスク媒体にデ−タを記録、再生するとき
の光ディスク媒体とマグネット及び駆動コイルの位置関
係を示した断面図である。
【図4】光ディスク媒体のデ−タを消去するときの光デ
ィスク媒体とマグネット及び駆動コイルの位置関係を示
した断面図である。
【図5】マグネットの回動角度と回動トルク、光ディス
ク媒体に印加する磁界の強さ、センサの出力、駆動コイ
ルを流れる電流の関係を示したグラフである。
【図6】光ディスク媒体へデ−タの記録時のマグネット
及びストッパの位置関係を示した断面図である。
【図7】光ディスク媒体へデ−タの消去時のマグネット
及びストッパの位置関係を示した断面図である。
【図8】バイアスマグネット上下機構の動作説明図であ
る。
【図9】 光ディスクカ−トリッジ挿入前及び排出後の
バイアスマグネット、ストッパア−ム及びカ−トリッジ
ホルダの位置関係を示した断面図である。
【図10】光ディスク媒体にデ−タを記録、再生すると
きの光ディスク媒体とバイアスマグネット、ストッパア
−ム及びカ−トリッジホルダの位置関係を示した断面図
である。
【符号の説明】
1 光ディスクカ−トリッジ 12 光ディスク媒体 2 ロ−ディング機構 21 カ−トリッジホルダ 22 サイドカバ− 6 バイアスマグネット 61 永久磁石 631、632、641 マグネットホルダ 64 マグネット回転駆動用コイル 65 センサ 7 バイアスマグネット上下機構 71 ア−ム中央直線部 73 ストッパア−ム 76,77 バイアスマグネット上昇停止用ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 厚司 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレ−ジシステム事業部内 (72)発明者 矢部 昭雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 横山 裕治 神奈川県小田原市国府津2880番地 日立コ ンピュ−タ機器株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクカ−トリッジを保持して移動
    するカ−トリッジホルダと、前記光ディスクカ−トリッ
    ジ内の光ディスク媒体を回転させるスピンドルモ−タ
    と、光ディスク媒体の記録、再生箇所に光スポットを当
    てる光学ヘッドと、光ディスクカ−トリッジを保持して
    前記カ−トリッジホルダを垂直方向に、または水平方向
    及び垂直方向に移動させることにより光ディスクカ−ト
    リッジを着脱位置と演奏位置に搬送するロ−ディング機
    構と、前記光スポットの部分にバイアス磁界を印加する
    マグネットと前記バイアス磁界の極性を変えるためマグ
    ネットを回動させる回動駆動用コイルと前記バイアス磁
    界の極性を検出するセンサとから構成されるバイアスマ
    グネット部と、前記カ−トリッジホルダの側面に対向し
    装置ベ−スに固定されたサイドカバ−と、を備えた光磁
    気ディスク装置において、 前記マグネットの回動駆動用コイルと前記センサは前記
    マグネットの前記光ディスク媒体方向への厚みの範囲内
    に配置されていることを特徴とする光磁気ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 回動駆動用コイルにより付勢力を与えられたマグネット
    の回動角度はバイアスマグネット部のストッパにより制
    限され、マグネットのS極及びN極の境界面と前記駆動
    用コイルの面とが非平行となることを特徴とする光磁気
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクカ−トリッジを保持して移動
    するカ−トリッジホルダと、前記光ディスクカ−トリッ
    ジ内の光ディスク媒体を回転させるスピンドルモ−タ
    と、光ディスク媒体の記録、再生箇所に光スポットを当
    てる光学ヘッドと、光ディスクカ−トリッジを保持して
    前記カ−トリッジホルダを垂直方向に、または水平方向
    及び垂直方向に移動させることにより光ディスクカ−ト
    リッジを着脱位置と演奏位置に搬送するロ−ディング機
    構と、前記光スポットの部分にバイアス磁界を印加する
    マグネットと前記バイアス磁界の極性を変えるためマグ
    ネットを回動させる回動駆動用コイルと前記バイアス磁
    界の極性を検出するセンサとから構成されるバイアスマ
    グネット部と、前記カ−トリッジホルダの側面に対向し
    装置ベ−スに固定されたサイドカバ−と、を備えた光磁
    気ディスク装置において、 ア−ムの中央直線部が前記カ−トリッジホルダの上面の
    軸受に支承され、前記ア−ムの一端のL字状部先端がバ
    イアスマグネット部側面に設けられた穴に嵌合し、前記
    ア−ムの他端のL字状部先端がサイドカバ−の長穴にそ
    れぞれ嵌合し、前記ア−ムの中央直線部と2つのL字状
    部を前記カ−トリッジホルダ上面に投影したとき、2つ
    の該L字状部の先端が該中央直線部に対して逆方向にな
    るような構成であって、前記ア−ムがバイアスマグネッ
    ト部上下機構の一部を形成していることを特徴とする光
    磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記カ−トリッジホルダの上面と前記バイアスマグネッ
    ト部側面にそれぞれ長穴または穴を複数設置し、前記カ
    −トリッジホルダの複数の長穴または穴の間隔を、バイ
    アスマグネット部の複数の長穴または穴の間隔よりも大
    きくし、前記カ−トリッジホルダの長穴または穴とバイ
    アスマグネット部の長穴または穴とを接続したストッパ
    ア−ムを設けてバイアスマグネット部上下機構の一部を
    構成し、前記ロ−ディング機構による前記カ−トリッジ
    ホルダの垂直方向の演奏位置におけるバイアスマグネッ
    ト部の降下位置を前記ストッパア−ムにより規制するこ
    とを特徴とする光磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記カ−トリッジホルダ又は前記バイアスマグネット部
    のいずれか一方または両方にストッパを設け、前記スト
    ッパが、バイアスマグネット部の下面とカ−トリッジホ
    ルダの上面がほぼ同一面となる位置で、バイアスマグネ
    ット部の上昇を停止させることを特徴とした光磁気ディ
    スク装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記カ−トリッジホルダの上面と前記バイアスマグネッ
    ト部側面にそれぞれ設けられた長穴または穴と、前記カ
    −トリッジホルダの長穴または穴とバイアスマグネット
    部の長穴または穴とを接続したストッパア−ムと、から
    少なくとも構成されるバイアスマグネット部上下機構の
    厚みを、光ディスクカ−トリッジの着脱時にマグネット
    の厚みと略同一にすることを特徴とする光磁気ディスク
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2または3において、 光スポットの部分を通り光ディスク媒体に直交する面と
    マグネットの回転軸を通り光ディスク媒体に直交する面
    とを一致させずに、マグネットを水平方向に適宜シフト
    させる配置構造として、デ−タ消去時とデ−タ記録時と
    でバイアス磁界の強さを略同等とすることを特徴とする
    光磁気ディスク装置。
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