JPH09325227A - 光導波路グレーティング - Google Patents
光導波路グレーティングInfo
- Publication number
- JPH09325227A JPH09325227A JP8144639A JP14463996A JPH09325227A JP H09325227 A JPH09325227 A JP H09325227A JP 8144639 A JP8144639 A JP 8144639A JP 14463996 A JP14463996 A JP 14463996A JP H09325227 A JPH09325227 A JP H09325227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- optical waveguide
- clad
- substrate
- grating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
阻止率を充分に大きくできるようにする。 【解決手段】 基板1上にクラッド層2を形成し、クラ
ッド層2内にクラッド層2よりも高屈折率のコア3を形
成するとともに、コア3の光導波方向にコア幅を周期的
に変化させて基板型光導波路グレーティングを構成す
る。基板1として屈折率がクラッド層2と等しいものを
用いる。
Description
ィングおよび基板型光導波路グレーティングを含む光導
波路グレーティングに関し、特に放射モード結合型グレ
ーティングの阻止率を増大できるようにした光導波路グ
レーティングに関する。
バ中に波長フィルタを作製する技術、あるいは光ファイ
バ増幅器におけるゲイン調整のための技術として用いら
れている。一般にグレーティングには、放射モード結合
型と反射モード結合型があり、放射モード結合型グレー
ティングは、コアを伝搬するモードとクラッドを伝搬す
るモードとを結合させることによって、特定波長の光を
光導波路外に放射して減衰させる特性が得られるように
したものである。また反射モード結合型グレーティング
は、コアを正の方向に伝搬するモードと、コアをこれと
は反対の方向(負の方向)に伝搬するモードとを結合さ
せることによって、特定波長の光を反射させる特性が得
られるようにしたものである。放射モード結合型グレー
ティングにあっては、特定の波長帯の光の透過損失が選
択的に大きくなり、この波長帯の幅を阻止帯域幅、その
中心の波長を中心波長、透過損失の変化の変化の大きさ
を阻止率という。
いるのはコアに生じる摂動である。一般に、光ファイバ
において実現されているグレーティングの場合、この摂
動はコア屈折率の周期的変化による場合が多く、放射モ
ード結合型グレーティングは、コアの屈折率変化の周期
(以下、グレーティングピッチということがある)を数
百μmにすることによって作製され、反射モード結合型
グレーティングは、グレーティングピッチを1μm程度
とすることによって作製されている。
る摂動によって、同様に放射モード結合型グレーティン
グまたは反射モード結合型グレーティングを形成するこ
とができる。そしてこの摂動は、放射モード結合型グレ
ーティングの場合は導波路のコア径(コアの幅)の周期
的変化により比較的簡単に実現されており、反射モード
結合型グレーティングの場合はグレーティングピッチが
短いために、導波路のコア屈折率の変化により実現され
ている。
ている放射モード結合型グレーティングでは、光ファイ
バにおける放射モード結合型グレーティングに比べて、
阻止率を充分に大きくすることができないという問題が
あった。すなわち、放射モード結合型グレーティングで
は、グレーティング長を長くすれば阻止率は周期的に変
化するが、光ファイバグレーティングの場合はこの阻止
率変化の周期が比較的長く変化量も大きいので、通常用
いられる範囲でグレーティング長を長くすれば阻止率を
単調増加的に大きくすることができる。これに対して、
放射モード結合型の基板型光導波路グレーティングで
は、阻止率変化の周期が短く変化量も比較的小さいため
に、グレーティング長を長くしても阻止率が周期的に変
化するだけで、ある値以上に大きくすることができなか
った。
ける課題は、放射モード結合型光導波路グレーティング
の阻止率を充分に大きくできるようにすることにある。
に請求項1記載の発明は、コアの周囲に、該コアよりも
低屈折率のクラッドを有する光導波路の光導波方向に導
波構造の周期的変化を形成してなる基板型光導波路グレ
ーティングであって、コアの厚さの13倍以上の厚さの
クラッドを有することを特徴とする基板型光導波路グレ
ーティングである。請求項2記載の発明は、基板上にク
ラッド層を形成し、該クラッド層内に該クラッド層より
も高屈折率のコアを形成してなる基板型光導波路の光導
波方向に導波構造の周期的変化を形成してなる基板型光
導波路グレーティングであって、前記基板の屈折率が前
記クラッド層と等しいことを特徴とする基板型光導波路
グレーティングである。請求項3記載の発明は、コアの
周囲に、該コアよりも低屈折率のクラッドを有する光導
波路の光導波方向に導波構造の周期的変化を形成してな
る基板型光導波路グレーティングであって、前記クラッ
ドの厚さ方向外側に該クラッドよりも高屈折率のクラッ
ドモード吸収層を有することを特徴とする基板型光導波
路グレーティングである。請求項4記載の発明は、コア
の周上に、該コアよりも低屈折率のクラッドを有する光
ファイバの光導波方向に導波構造の周期的変化を形成し
てなる光ファイバグレーティングであって、前記クラッ
ドの周上に該クラッドよりも高屈折率のクラッドモード
吸収層を有することを特徴とする光ファイバグレーティ
ングである。
における光導波路とは、コアの周囲に、コアよりも低屈
折率のクラッドを有するものを言い、基板上にクラッド
層が形成され、クラッド層内にクラッド層よりも高屈折
率のコアが形成された埋め込み型の基板型光導波路の
他、光ファイバも含まれる。本発明における光導波路グ
レーティングは、これら光導波路の光導波方向に導波構
造に周期的変化が形成され、放射モード結合型の特性を
示すものである。光導波路の導波構造の具体的なものと
しては、コア径(コアの幅)、コア屈折率、屈折率差な
どが挙げられるが、特に基板型光導波路においてはコア
の幅(光導波方向に対して垂直かつ基板に対して平行な
方向におけるコアの大きさ、以下同様)が好ましく、周
期的変化の形成が容易である。本発明において、光導波
路として基板型光導波路を用いた場合、コアの厚さとは
光導波方向に対して垂直かつ基板に対しても垂直な方向
におけるコアの大きさを言い、クラッドの厚さとはコア
の厚さ方向と同じ方向におけるコア表面からクラッド表
面までの距離を言う。また光導波路として光ファイバを
用いた場合は、コアの厚さとはコア径を言い、クラッド
の厚さとはコア周面からクラッド周面までの距離を言
う。
型基板型光導波路グレーティング(以下、単に基板型光
導波路グレーティングということもある)を例に挙げて
説明する。図1および2は本実施例の基板型光導波路グ
レーティングを示すもので、図1は斜視図、図2は正面
図である。図中符号1は基板である。基板1上には、ク
ラッド層2が形成されており、クラッド層2内にコア3
が形成されている。すなわち、コア3の周囲にクラッド
層2が形成された構造となっている。基板1は、クラッ
ド層2と同じ屈折率を有する材料からなる平板状のもの
で、石英系ガラス基板が好適に用いられる。
示す)に沿って周期的に変化したグレーティング構造と
なっている。すなわち、コア3は、基板1の上方に光導
波方向に沿って帯状の幹部3aが延びており、この幹部
3aから、コア3の幅方向(図中Zで示す)に延びる矩
形の枝部3bが光導波方向に沿って所定の等間隔で形成
されてなっている。クラッド層2は、基板1上であって
コア3の下部に形成された下部クラッド層2aと、この
下部クラッド層2a上、すなわちコア3の上部および側
部に形成された上部クラッド層2bとからなっている。
添加されたSiO2からなり、クラッド層2の材質は例
えばB、Pなどが添加されたSiO2からなっており、
下部クラッド層2aと上部クラッド層2bとは同じ材質
からなっている。またコア3の屈折率はクラッド層2の
屈折率よりも高くなっている。コア3とクラッド層2と
の比屈折率差は適宜設定することができるが、例えば△
=0.3%程度に好ましく設定することができる。本実
施例において、基板1に対して垂直でかつ導波方向に対
しても垂直な方向(図中Yで示す)における基板1、下
部クラッド層2a、およびコア3の厚さは、基板1の厚
さT1が1mm、コア3の厚さ(T2)×幹部3aの幅
(W1)が8μm×8μm、コア3の枝部3bの幅
(W2)が5μm、下部クラッド層2aの厚さT3が10
μm、上部クラッド層2bの厚さT4が110μmに好
ましく形成されている。これらの寸法は、要求される性
質機能等に応じて適宜変更可能である。
ィングは、例えば以下のようにして製造される。図3
(a)〜(d)は本実施例の基板型光導波路グレーティ
ングの製造方法の例を工程順に示したものである。まず
図3(a)に示すように、基板1を用意し表面を洗浄す
る。次に図3(b)に示すように、基板1上に下部クラ
ッド層2aとなる第1のクラッドガラス層12、および
コア3となるコアガラス層13を順次形成する。これら
のガラス層はいずれも、FHD法(火炎加水分解堆積
法)により基板1上にガラススートを堆積させた後、こ
のガラススートが堆積された基板1をヘリウム(He)
および酸素(O2)雰囲気下で1290℃で焼結してガ
ラススートを透明ガラス化することによって形成するこ
とができる。
ト膜14を形成する。このSiレジスト膜はArスパッ
タリング堆積法により好ましく形成することができる。
この後、周知のフォトリソグラフ法によりコアガラス層
13をエッチングして、図3(c)に示すようにコア3
のパターン形成を行う。このパターン形成は、例えば、
まずSiレジスト膜14上にフォトレジスト層(図示せ
ず)を形成し、コア3の形状に対応したマスクパターン
(図示せず)を介して露光した後、エッチングを行って
Siレジスト膜14にコア3のパターン形状を形成す
る。この後、Siレジスト膜14をマスクとして反応性
イオンエッチング(RIE)を行って、コアガラス層1
3をコア3の形状に加工する。
クラッドガラス層12およびパターン形成されたコア3
上に、上部クラッド層2bとなる第2のクラッドガラス
層15を形成する。この第2のクラッドガラス層15
は、第1のクラッドガラス層12と同様に形成される。
第2のクラッドガラス層15は、コア3の厚さよりも厚
い所定の厚さに形成され、コア3が第1のクラッドガラ
ス層12および第2のクラッドガラス層15とによって
埋め込まれた状態となる。また第1のクラッドガラス層
12および第2のクラッドガラス層15はいずれもコア
3より低屈折率の材料で形成され、これにより埋め込ま
れたコア3がそのままグレーティング構造の光導波路と
なる。そして、このようにコア3で光導波路が形成され
た基板1は、必要に応じて、コア3の周囲を所望の形状
に切断され、光フィルタ等の光部品となる。
ィングの作用について説明する。上述の従来の放射モー
ド結合型の基板型光導波路グレーティングにおいて、グ
レーティング長を長くしても阻止率は周期的に変化する
だけで、ある値以上に大きくすることができなかったの
は、クラッド層の厚みが薄いためにクラッドモードから
の再結合が生じていたためと考えられる。すなわち基板
型光導波路構造にあっては、通常、コアの幅方向両側の
クラッド層の幅は充分に大きく形成されているが、コア
の厚さ方向両側のクラッド層の厚さは、それぞれコアの
厚さの3〜4倍程度と比較的小さい。
レーティングは、基板1の屈折率がクラッド層2と等し
いので、基板1は光導波構造上クラッドとして機能して
おり、実質的にコア3の下方には、下部クラッド層2a
の厚さT3と基板1の厚さT1の合計の厚さのクラッドが
形成されていることになる。よって、本実施例において
は、基板1として石英系ガラス基板を用いるだけで、コ
ア3の下方のクラッドの厚さを、コア3の厚さの125
倍程度にも厚くすることができる。これにより下部クラ
ッド層2aが薄いために生じていたクラッドモードから
コア伝搬モードへの再結合を減少させることができ、放
射モード結合型光導波路グレーティングにおける阻止率
を増大させることができる。また、本実施例の基板型光
導波路グレーティングは、基板1として石英系ガラスを
用いるだけで阻止率を増大させることができるので、基
板型光導波路の製造工程を大きく変更せずに容易に実施
可能であり、新しい製造設備を導入するための費用も発
生しないのでコスト的に有利である。
しくすることによって下部クラッド層2aの厚さを実質
的に増大させるだけでなく、これに加えて上部クラッド
層2bの厚さT4も増大させてもよく、こうすればより
効果的に阻止率を大きくすることができる。上部クラッ
ド層2bを厚くする方法としては、例えばこの層をFH
D法により形成する際に、ガラススートを厚く堆積させ
ればよい。そしてこの場合、コア3の上側のクラッド層
2の厚さ(T4−T2)は、コア3の厚さT2の13倍以
上となる程度に好ましく設定され、厚いほど阻止率は大
きくなる。ただし、上部クラッド層2bを厚くすれば、
製造効率が悪くなり、製造コストも高くなってしまう。
したがって、基板型光導波路グレーティングの用途によ
っては、上部クラッド層2bの厚さT4は放射モード結
合型グレーティングとしての特性が得られる範囲で設定
し、下部クラッド層2aの厚さを増大させるだけで、好
ましい阻止率を得ることが可能であり、コスト的に有利
である。
して基板型光導波路を用いたが、放射モード結合型光フ
ァイバグレーティングにおいても、同様にクラッドの厚
さをコアに対して厚くすることによって阻止率を増大さ
せる効果が得られる。通常、光ファイバグレーティング
に用いられる光ファイバにおけるクラッドの厚さはコア
径の15倍程度であるが、クラッドの厚さがコア径の1
3倍以上であれば、阻止率を効果的に増大させることが
できる。
結合型基板型光導波路グレーティングを例に挙げて説明
する。図4は本実施例の基板型光導波路グレーティング
を示すもので、(a)は正面図、(b)はコアを通る厚
さ方向における屈折率変化を示したグラフである。図中
符号21は基板である。基板21上には、クラッドモー
ド吸収層24、クラッド層22、クラッドモード吸収層
25が順次積層されており、クラッド層22内にコア2
3が形成されている。すなわち、コア23の周囲にクラ
ッド層22が形成された構造となっている。基板1は、
平板状のもので、石英系ガラス基板、シリコン(Si)
基板等、各種の材質のものを適宜使用できる。
その幅が光導波方向に沿って周期的に変化したグレーテ
ィング構造となっている。すなわち、コア23は、基板
21の上方に光導波方向に沿って帯状の幹部23aが延
びており、この幹部23aから、幅方向(図中Zで示
す)に延びる矩形の枝部23bが光導波方向に沿って所
定の等間隔で形成されてなっている。クラッド層22
は、コア23の下部に形成された下部クラッド層22a
と、下部クラッド層22a上、すなわちコア23の上部
および側部に形成された上部クラッド層22bとからな
っている。
が添加されたSiO2からなり、クラッド層22の材質
は例えばB、Pなどが添加されたSiO2からなってお
り、下部クラッド層22aと上部クラッド層22bとは
同じ材質からなっている。またコア23の屈折率はクラ
ッド層22の屈折率よりも高くなっている。コア23と
クラッド層22との比屈折率差は適宜設定することがで
きるが、例えば△=0.3%程度に好ましく設定するこ
とができる。
す)両外側、すなわちクラッド層22と基板21との
間、およびクラッド層22の上面にはそれぞれクラッド
モード吸収層24,25が形成されている。これらクラ
ッドモード吸収層24,25は図4(b)に示すよう
に、クラッド層22よりも高屈折率に形成され、例えば
Ge、B、Pなどが添加されたSiO2で構成される。
クラッドモード吸収層24,25とクラッド層22との
比屈折率差は△=1〜5%程度が好ましい。またクラッ
ドモード吸収層24,25の厚さは、これによりクラッ
ドモード吸収層24,25で吸収、減衰される光の波長
が変化するので、得ようとするグレーティング特性に応
じて適宜設定される。
ィングは、例えば以下のようにして製造される。図5
(a)〜(e)は本実施例の基板型光導波路グレーティ
ングの製造方法の例を工程順に示したものである。まず
図5(a)に示すように、基板21を用意し表面を洗浄
する。Si基板を用いた場合には、RCA洗浄を行うの
が好ましい。
にクラッドモード吸収層24となる高屈折率ガラス層3
1、下部クラッド層22aとなる第1のクラッドガラス
層32、およびコア23となるコアガラス層33を順次
形成する。これらのガラス層はいずれも、FHD法(火
炎加水分解堆積法)により基板21上にガラススートを
堆積させた後、このガラススートが堆積された基板21
をヘリウム(He)および酸素(O2)雰囲気下で12
90℃で焼結してガラススートを透明ガラス化すること
によって形成することができる。また高屈折率ガラス層
31の形成は、FHD法によりガラススートを堆積させ
る際に、クラッド層22よりも高屈折率となるようなド
ーパント材料を加えて、所定の厚さだけガラススートを
堆積させればよい。あるいは、この上層に形成される第
1のクラッドガラス層32の形成工程に含めて、はじめ
の数分間だけ屈折率を上げるドーパント材料を加えてガ
ラススートの堆積を行ってもよい。
ト膜34を形成する。このSiレジスト膜34はArス
パッタリング堆積法により好ましく形成することができ
る。この後、周知のフォトリソグラフ法によりコアガラ
ス層33をエッチングして、図5(c)に示すようにコ
ア23のパターン形成を行う。このパターン形成は、例
えば、まずSiレジスト膜34上にフォトレジスト層
(図示せず)を形成し、コア23の形状に対応したマス
クパターン(図示せず)を介して露光した後、エッチン
グを行ってSiレジスト膜34にコア3のパターン形状
を形成する。この後、Siレジスト膜34をマスクとし
て反応性イオンエッチング(RIE)を行って、コアガ
ラス層33をコア23の形状に加工する。
クラッドガラス層32およびパターン形成されたコア2
3上に、上部クラッド層22bとなる第2のクラッドガ
ラス層35を形成する。この第2のクラッドガラス層3
5は、第1のクラッドガラス層32と同様に形成され
る。第2のクラッドガラス層35は、コア23の厚さよ
りも厚い所定の厚さに形成され、コア23が第1のクラ
ッドガラス層32および第2のクラッドガラス層35と
によって埋め込まれた状態となる。また第1のクラッド
ガラス層32および第2のクラッドガラス層35はいず
れもコア23より低屈折率の材料で形成され、これによ
り埋め込まれたコア23がそのままグレーティング構造
の光導波路となる。
クラッドガラス層35上にクラッドモード吸収層25と
なる高屈折率ガラス層36を形成する。この高屈折率ガ
ラス層36の形成は、FHD法によりガラススートを堆
積させる際に、クラッド層22よりも高屈折率となるよ
うなドーパント材料を加えて、所定の厚さだけガラスス
ートを堆積させればよい。あるいは、この下層に形成さ
れた第2のクラッドガラス層35の形成工程に含めて、
終わりの数分間だけ屈折率を上げるドーパント材料を加
えてガラススートの堆積を行ってもよい。そして、この
ようにコア23による光導波路が形成された基板21
は、必要に応じて、コア23の周囲を所望の形状に切断
され、光フィルタ等の光部品となる。
ィングの作用について説明する。本実施例の基板型光導
波路グレーティングは、クラッド層22の厚さ方向外側
に、クラッド層22よりも高屈折率のクラッドモード吸
収層24,25がそれぞれ形成されているので、このク
ラッドモード吸収層24,25にクラッドモードを結合
させて、効率よく吸収、減衰させることができる。これ
によりクラッド層22からのクラッドモードの再結合を
減少させることができ、よって、放射モード結合型光導
波路グレーティングにおける阻止率を増大させることが
できる。また、本実施例の基板型光導波路グレーティン
グは、クラッドモード吸収層24,25の厚さによっ
て、クラッドモード吸収層24,25で吸収、減衰され
るクラッドモードの波長が変化するので、クラッドモー
ド吸収層24,25の厚さを適切に設定することによっ
て、この基板型光導波路グレーティングで減衰される光
の波長選択性をさらに強めることができる。
22の両外側にクラッドモード吸収層24,25をそれ
ぞれ設けた構成としたが、これら2つのクラッドモード
吸収層24,25のうちいずれか一方を設けるだけで
も、阻止率を増大させる効果、および波長選択性を強め
る効果を得ることは可能である。ただし、両方に設けた
方がこれらの効果をより効率良く得ることができる。例
えば図1および図2に示す構造の基板型光導波路グレー
ティングにおいて、基板1として屈折率がクラッド層2
よりも高いものを用いれば、クラッド層2の外側の一方
だけにクラッドモード吸収層を設けた構成とすることが
可能である。
して基板型光導波路を用いたが、放射モード結合型光フ
ァイバグレーティングにおいても、同様にクラッドの周
上にクラッドより高屈折率のクラッドモード吸収層を形
成することによって、阻止率を増大させる効果、および
波長選択性を強める効果を得ることができる。この場
合、光ファイバのクラッドの周上にクラッドモード吸収
層を形成する方法としては、クラッド周上にコーティン
グ層を形成する際に高屈折率のコーティング材料を用い
る方法、あるいはFHD法により光ファイバ母材を作製
する際に、クラッド部分を形成、焼結した後、その周囲
に屈折率を高くするドーパントを含むガラススートを堆
積させ、焼結する方法等がある。
グレーティングを作製した。基板1としては合成石英
(SiO2)(屈折率1.447)を用い、クラッド層
2はSiO2(屈折率1.447)、コア3はGeO2添
加SiO2(屈折率1.4516)で構成した。基板1
の厚さT1は1mm、下部クラッド層2aの厚さT3は1
0μm、上部クラッド層2bの厚さT4は110μmと
した。またコア3の厚さT2は8μm、幹部の幅W1は6
μmとした。またコア3の枝部の幅W2は9μm、コア
3の幅の周期変化のピッチは400μm、グレーティン
グ長は10mmとした。この基板型光導波路グレーティ
ングについて、波長を変化させたときの透過光強度の変
化を測定した。その結果を図6に実線で示す。図6のグ
ラフにおいて、横軸は波長、縦軸は透過率を示してい
る。得られた基板型光導波路グレーティングは放射モー
ド結合型のグレーティング特性を示し、その中心波長は
1.32μm、阻止率は5.5dB、阻止帯域幅は0.
3μmであった。
1としてシリコン(Si)(屈折率3.5)を用い、下
部クラッド層2aの厚さT3を30μm、上部クラッド
層2bの厚さT4を30μmとした他は同様にして基板
型光導波路グレーティングを作製した。この基板型光導
波路グレーティングについて、波長を変化させたときの
透過光強度の変化を測定した。その結果を図6に破線で
示す。得られた基板型光導波路グレーティングは放射モ
ード結合型のグレーティング特性を示し、その中心波長
は1.27μm、阻止率は2.5dB、阻止帯域幅は
0.3μmであった。
波路グレーティングを作製した。基板21としてはシリ
コン(Si)を用い、クラッドモード吸収層24,25
はGeO2添加SiO2(屈折率1.5)、クラッド層2
2はP2O3添加SiO2(屈折率1.44726)、コ
ア23はGeO2添加SiO2(屈折率1.4516)
で構成した。基板21の厚さは1mm、クラッドモード
吸収層24,25の厚さは4μm、クラッド層22の厚
さは25μmとした。コア23の厚さは8μm、幹部の
幅は6μmとした。またコア3の枝部の幅は9μm、コ
ア3の幅の周期変化のピッチは400μm、グレーティ
ング長は10mmとした。この基板型光導波路グレーテ
ィングについて、波長を変化させたときの透過光強度の
変化を測定した。その結果を図7に□で示す。図7のグ
ラフにおいて、横軸は波長、縦軸は阻止率を示してい
る。得られた基板型光導波路グレーティングは放射モー
ド結合型のグレーティング特性を示し、その中心波長は
1.36μm、阻止率は9dB、阻止帯域幅は0.05
μmであった。
ッドモード吸収層24,25を形成しない他は同様にし
て基板型光導波路グレーティングを作製した。この基板
型光導波路グレーティングについて、波長を変化させた
ときの透過光強度の変化を測定した。その結果を図7に
●で示す。この光導波路は放射モード結合型グレーティ
ング特性を示さなかった。
基板1の屈折率をクラッド層2の屈折率と等しくするこ
とによって、阻止率を増大できることが認められる。ま
た実施例2および比較例2の結果より、クラッドモード
吸収層24,25を設けることによって、特定波長の光
を選択的に減衰させる放射モード結合型グレーティング
特性が得られるとともに、比較的大きな阻止率を達成で
きることが認められる。
載の光導波路グレーティングは、コアの周囲に、該コア
よりも低屈折率のクラッドを有する光導波路の光導波方
向に導波構造の周期的変化を形成してなる基板型光導波
路グレーティングであって、コアの厚さの13倍以上の
厚さのクラッドを有することを特徴とするものである。
したがって、コアに対してクラッドが十分に厚いので、
クラッドモードに結合させたコアの伝搬モードが再びコ
アに結合するのを減少させることができ、阻止率を大き
くすることができる。
ィングは、基板上にクラッド層を形成し、該クラッド層
内に該クラッド層よりも高屈折率のコアを形成してなる
基板型光導波路の光導波方向に導波構造の周期的変化を
形成してなる基板型光導波路グレーティングであって、
前記基板の屈折率が前記クラッド層と等しいことを特徴
とするものである。したがって、基板型光導波路グレー
ティングのクラッド層をコアに対して十分に厚くするこ
とができるので、クラッドモードに結合させたコアの伝
搬モードが再びコアに結合するのを減少させることがで
き、阻止率を大きくすることができる。また、基板の材
質を屈折率がクラッド層と等しいものにするだけで阻止
率を増大させることができるので、基板型光導波路の製
造工程を大きく変更せずに容易に実施可能であり、新し
い製造設備を導入するための費用も発生しないのでコス
ト的に有利である。
ィングは、コアの周囲に、該コアよりも低屈折率のクラ
ッドを有する光導波路の光導波方向に導波構造の周期的
変化を形成してなる基板型光導波路グレーティングであ
って、前記クラッドの厚さ方向外側に該クラッドよりも
高屈折率のクラッドモード吸収層を有することを特徴と
するものである。したがって、基板型光導波路グレーテ
ィングにおいて、クラッドモードをクラッドモード吸収
層に結合させて、効率よく吸収、減衰させることができ
るので、クラッドモードからコア伝搬モードへの再結合
を減少させることができ、阻止率を増大させることがで
きる。また、クラッドモード吸収層厚さを変化させるこ
とによって、クラッドモード吸収層で吸収、減衰される
クラッドモードの波長が変化するので、基板型光導波路
グレーティングで減衰される光の波長選択性をさらに強
めることができる。
ィングは、コアの周上に、該コアよりも低屈折率のクラ
ッドを有する光ファイバの光導波方向に導波構造の周期
的変化を形成してなる光ファイバグレーティングであっ
て、前記クラッドの周上に該クラッドよりも高屈折率の
クラッドモード吸収層を有することを特徴とするもので
ある。したがって、光ファイバグレーティングにおい
て、クラッドモードをクラッドモード吸収層に結合させ
て、効率よく吸収、減衰させることができるので、クラ
ッドモードからコア伝搬モードへの再結合を減少させる
ことができ、阻止率を増大させることができる。また、
クラッドモード吸収層厚さを変化させることによって、
クラッドモード吸収層で吸収、減衰されるクラッドモー
ドの波長が変化するので、光ファイバグレーティングで
減衰される光の波長選択性をさらに強めることができ
る。
施例を示す斜視図である。
施例を示す正面図である。
施例の製造方法の例を工程順に示す斜視図である。
施例を示すもので(a)は正面図、(b)は屈折率変化
を示すグラフである。
施例の製造方法の例を工程順に示す正面図である。
ーティングの特性を示すグラフである。
ーティングの特性を示すグラフである。
ア、24,25…クラッドモード吸収層。
Claims (4)
- 【請求項1】 コアの周囲に、該コアよりも低屈折率の
クラッドを有する光導波路の光導波方向に導波構造の周
期的変化を形成してなる基板型光導波路グレーティング
であって、コアの厚さの13倍以上の厚さのクラッドを
有することを特徴とする基板型光導波路グレーティン
グ。 - 【請求項2】 基板上にクラッド層を形成し、該クラッ
ド層内に該クラッド層よりも高屈折率のコアを形成して
なる基板型光導波路の光導波方向に導波構造の周期的変
化を形成してなる基板型光導波路グレーティングであっ
て、前記基板の屈折率が前記クラッド層と等しいことを
特徴とする基板型光導波路グレーティング。 - 【請求項3】 コアの周囲に、該コアよりも低屈折率の
クラッドを有する光導波路の光導波方向に導波構造の周
期的変化を形成してなる基板型光導波路グレーティング
であって、前記クラッドの厚さ方向外側に該クラッドよ
りも高屈折率のクラッドモード吸収層を有することを特
徴とする基板型光導波路グレーティング。 - 【請求項4】 コアの周上に、該コアよりも低屈折率の
クラッドを有する光ファイバの光導波方向に導波構造の
周期的変化を形成してなる光ファイバグレーティングで
あって、前記クラッドの周上に該クラッドよりも高屈折
率のクラッドモード吸収層を有することを特徴とする光
ファイバグレーティング。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8144639A JPH09325227A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 光導波路グレーティング |
US08/823,629 US5949934A (en) | 1996-04-05 | 1997-03-26 | Optical waveguide grating and production method therefor |
CA002316530A CA2316530C (en) | 1996-04-05 | 1997-03-27 | Optical waveguide grating and production method therefor |
CA002316525A CA2316525A1 (en) | 1996-04-05 | 1997-03-27 | Optical waveguide grating and production method therefor |
CA002201193A CA2201193C (en) | 1996-04-05 | 1997-03-27 | Optical waveguide grating and production method therefor |
DE69737917T DE69737917T2 (de) | 1996-04-05 | 1997-04-02 | Optische Wellenleiter-Gitter-Anordnung und deren Herstellungsmethode |
EP00116007A EP1061386A1 (en) | 1996-04-05 | 1997-04-02 | Optical waveguide grating and production method therefor |
EP07108921A EP1882962A3 (en) | 1996-04-05 | 1997-04-02 | Optical waveguide grating and production method therefor |
EP97400757A EP0800098B1 (en) | 1996-04-05 | 1997-04-02 | Optical waveguide grating and production method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8144639A JPH09325227A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 光導波路グレーティング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325227A true JPH09325227A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15366746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8144639A Pending JPH09325227A (ja) | 1996-04-05 | 1996-06-06 | 光導波路グレーティング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325227A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002174739A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Fujikura Ltd | 光ファイバグレーティング |
US6594423B2 (en) * | 2001-08-31 | 2003-07-15 | Fujikura Ltd. | Fiber type optical component |
KR100416998B1 (ko) * | 2001-10-06 | 2004-02-05 | 삼성전자주식회사 | 격자를 구비한 평면 광도파로 소자 |
KR100440763B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-07-21 | 전자부품연구원 | 광도파로형 이득평탄화 필터소자 및 그의 제조방법 |
US6836418B2 (en) | 2000-06-19 | 2004-12-28 | Fujikura Ltd. | Slant short-period grating |
KR100803288B1 (ko) * | 2006-12-20 | 2008-02-13 | 인하대학교 산학협력단 | 폴리머 집광 도파로 격자 커플러 및 광 pcb |
WO2011024302A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
WO2011024301A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
JP2011048016A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Fujikura Ltd | グレーティング構造を有する基板型光導波路デバイスの設計方法 |
US8227178B2 (en) | 2009-08-25 | 2012-07-24 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
US8404133B2 (en) | 2009-08-25 | 2013-03-26 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
JP2013064942A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光素子 |
Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3993485A (en) * | 1975-05-27 | 1976-11-23 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Photopolymerization process and related devices |
JPS55115002A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-04 | Toshiba Corp | Waveguide type photo branching filter |
JPS5821209A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 画像伝送路 |
JPS59187301A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-24 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 光フアイバ |
JPS59198407A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 回折格子付き光導波膜の製造方法 |
JPH01105220A (ja) * | 1987-07-20 | 1989-04-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光波長変換素子 |
JPH02163706A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | シリコン光導波路およびその製造方法 |
GB2246234A (en) * | 1990-05-21 | 1992-01-22 | Univ Southampton | Optical amplifier with shaped spectral gain |
JPH0422904A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-27 | Omron Corp | リブ形光導波路 |
JPH04324405A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-13 | Hitachi Cable Ltd | 光分岐回路およびその製造方法 |
JPH0627427A (ja) * | 1992-05-15 | 1994-02-04 | Ricoh Co Ltd | 光機能素子 |
JPH06317823A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-11-15 | General Instr Corp | 所望の波長において高スペクトル密度を有する自発放出光源。 |
JPH07244210A (ja) * | 1994-01-14 | 1995-09-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光導波路型回折格子の作製方法及びその作製用光導波路 |
JPH07283786A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-27 | At & T Corp | 長周期スペクトル成形デバイスを使用する光システムと光デバイス |
JPH07333449A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光導波路内にグレーティングを形成する方法 |
JPH09145927A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 導波路型光フィルタ |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8144639A patent/JPH09325227A/ja active Pending
Patent Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3993485A (en) * | 1975-05-27 | 1976-11-23 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Photopolymerization process and related devices |
JPS55115002A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-04 | Toshiba Corp | Waveguide type photo branching filter |
JPS5821209A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 画像伝送路 |
JPS59187301A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-24 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 光フアイバ |
JPS59198407A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 回折格子付き光導波膜の製造方法 |
JPH01105220A (ja) * | 1987-07-20 | 1989-04-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光波長変換素子 |
JPH02163706A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | シリコン光導波路およびその製造方法 |
JPH0422904A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-27 | Omron Corp | リブ形光導波路 |
GB2246234A (en) * | 1990-05-21 | 1992-01-22 | Univ Southampton | Optical amplifier with shaped spectral gain |
JPH04324405A (ja) * | 1991-04-24 | 1992-11-13 | Hitachi Cable Ltd | 光分岐回路およびその製造方法 |
JPH0627427A (ja) * | 1992-05-15 | 1994-02-04 | Ricoh Co Ltd | 光機能素子 |
JPH06317823A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-11-15 | General Instr Corp | 所望の波長において高スペクトル密度を有する自発放出光源。 |
JPH07244210A (ja) * | 1994-01-14 | 1995-09-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光導波路型回折格子の作製方法及びその作製用光導波路 |
JPH07283786A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-27 | At & T Corp | 長周期スペクトル成形デバイスを使用する光システムと光デバイス |
JPH07333449A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光導波路内にグレーティングを形成する方法 |
JPH09145927A (ja) * | 1995-11-20 | 1997-06-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 導波路型光フィルタ |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
A.M.VENGSARKAR ET AL., JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, vol. Vol.14, No.1, p.58-65, JPN4006005903, January 1996 (1996-01-01), ISSN: 0000728495 * |
A.M.VENGSARKAR ET AL., JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, vol. Vol.14, No.1, p.58-65, JPNX007028545, January 1996 (1996-01-01), ISSN: 0000858554 * |
A.M.VENGSARKAR ET AL., OPTICS LETTERS, vol. Vol.21, No.5, p.336-338, JPN4006005902, 1 March 1996 (1996-03-01), ISSN: 0000728494 * |
A.M.VENGSARKAR ET AL., OPTICS LETTERS, vol. Vol.21, No.5, p.336-338, JPNX007028544, 1 March 1996 (1996-03-01), ISSN: 0000858553 * |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6836418B2 (en) | 2000-06-19 | 2004-12-28 | Fujikura Ltd. | Slant short-period grating |
JP2002174739A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Fujikura Ltd | 光ファイバグレーティング |
US6594423B2 (en) * | 2001-08-31 | 2003-07-15 | Fujikura Ltd. | Fiber type optical component |
KR100416998B1 (ko) * | 2001-10-06 | 2004-02-05 | 삼성전자주식회사 | 격자를 구비한 평면 광도파로 소자 |
KR100440763B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-07-21 | 전자부품연구원 | 광도파로형 이득평탄화 필터소자 및 그의 제조방법 |
KR100803288B1 (ko) * | 2006-12-20 | 2008-02-13 | 인하대학교 산학협력단 | 폴리머 집광 도파로 격자 커플러 및 광 pcb |
WO2011024302A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
WO2011024301A1 (en) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
JP2011048016A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Fujikura Ltd | グレーティング構造を有する基板型光導波路デバイスの設計方法 |
JP2011527021A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-10-20 | 株式会社フジクラ | グレーティング構造を有する基板型光導波路デバイスの製造方法 |
JP2011527020A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-10-20 | 株式会社フジクラ | グレーティング構造を有する基板型光導波路デバイスの製造方法 |
CN102483491A (zh) * | 2009-08-25 | 2012-05-30 | 株式会社藤仓 | 具有光栅结构的平面光波导装置的制造方法 |
US8227178B2 (en) | 2009-08-25 | 2012-07-24 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
US8404133B2 (en) | 2009-08-25 | 2013-03-26 | Fujikura Ltd. | Manufacturing method of planar optical waveguide device with grating structure |
JP2013064942A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光素子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1323783C (en) | Device including a substrate-supported optical waveguide, and method of manufacture | |
US5612171A (en) | Planar optical waveguides with planar optical elements | |
JPH09166716A (ja) | 平面型光学導波路素子 | |
JPH09318826A (ja) | 光導波路型フィルタおよびその製造方法 | |
JPH01196005A (ja) | 光マイクロガイドの製造方法 | |
JPH09325227A (ja) | 光導波路グレーティング | |
JPH11142668A (ja) | 損失吸収のための光導波路素子及びその製造方法 | |
US5500916A (en) | Method for making Bragg reflectors for waveguides | |
US6775454B2 (en) | Silica-based optical waveguide circuit and fabrication method thereof | |
JP2004077665A (ja) | 平面光導波路 | |
US7289712B2 (en) | Planar optical waveguide and method of fabricating the same | |
JP2002258091A (ja) | 光ファイバおよび光ファイバ型回折格子 | |
JPH095549A (ja) | 光回路及びその作製方法 | |
AU729257B2 (en) | Method of fabricating an optical component and optical component made thereby | |
JP3500990B2 (ja) | 基板型光導波路の製造方法 | |
JPH0720336A (ja) | 光導波路の構造とその製造方法 | |
JPH0980246A (ja) | 石英系ガラス導波路の製造方法 | |
JPH05257021A (ja) | 光導波路の製造方法 | |
CN118091838A (zh) | 改善光波导损耗和偏振敏感性的波导结构及其制备方法 | |
JPS5934281B2 (ja) | 単一モ−ド光フアイバ | |
JP2001350045A (ja) | 光導波路 | |
JPH08110425A (ja) | 光導波路及びその製造方法並びに光伝送モジュール | |
JP2570822B2 (ja) | 光導波路の製造方法 | |
JP3602255B2 (ja) | 光反射端付きチャンネル導波路及びその製造方法並びにそれを用いた光干渉計 | |
KR100464552B1 (ko) | 광민감성을 이용한 평판형 도파로 광소자 제작방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070123 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |