JPH09278653A - 網膜疾患治療剤 - Google Patents
網膜疾患治療剤Info
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- JPH09278653A JPH09278653A JP8084205A JP8420596A JPH09278653A JP H09278653 A JPH09278653 A JP H09278653A JP 8084205 A JP8084205 A JP 8084205A JP 8420596 A JP8420596 A JP 8420596A JP H09278653 A JPH09278653 A JP H09278653A
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- tranilast
- occlusion
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- retinopathy
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/192—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having aromatic groups, e.g. sulindac, 2-aryl-propionic acids, ethacrynic acid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P27/00—Drugs for disorders of the senses
- A61P27/02—Ophthalmic agents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 網膜疾患の中で特に重要な位置を占めている
網膜血管障害に対する治療に有用な化合物を見いだす。 【解決手段】 本発明は、トラニラストまたはその医薬
として許容される塩類を有効成分として含む網膜疾患治
療剤である。この化合物は、例えば、網膜静脈閉塞症の
ような網膜血管閉塞症、網膜血管炎、糖尿病網膜症など
の網膜血管障害に有効である。
網膜血管障害に対する治療に有用な化合物を見いだす。 【解決手段】 本発明は、トラニラストまたはその医薬
として許容される塩類を有効成分として含む網膜疾患治
療剤である。この化合物は、例えば、網膜静脈閉塞症の
ような網膜血管閉塞症、網膜血管炎、糖尿病網膜症など
の網膜血管障害に有効である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラニラストまたは
その医薬として許容される塩類を有効成分とする網膜疾
患治療剤に関するものである。
その医薬として許容される塩類を有効成分とする網膜疾
患治療剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】網膜は外部からの光を受容する機能を有
しており、視機能に関して重要な役割を果たしている。
これは、構造的には網膜色素上皮層をはじめ、内顆粒
層、神経線維層など、10層の層から成る、厚さ0.1
〜0.5mmの組織である。
しており、視機能に関して重要な役割を果たしている。
これは、構造的には網膜色素上皮層をはじめ、内顆粒
層、神経線維層など、10層の層から成る、厚さ0.1
〜0.5mmの組織である。
【0003】網膜の血管は網膜中心動静脈の分枝で、神
経線維層を走行し、視神経に酸素ならびに栄養を供給す
る役割を担っている。
経線維層を走行し、視神経に酸素ならびに栄養を供給す
る役割を担っている。
【0004】網膜血管が痙攣、血栓、栓子などの要因に
より閉塞または狭窄すると、網膜循環に障害が生じ、網
膜への酸素ならびに栄養の供給が閉ざされる。網膜血管
障害は、網膜疾患の中で特に重要な位置を占めており、
網膜血管障害を伴う症状の代表的な例として、網膜血管
閉塞症、網膜血管炎、糖尿病網膜症、高血圧性網膜症が
ある。
より閉塞または狭窄すると、網膜循環に障害が生じ、網
膜への酸素ならびに栄養の供給が閉ざされる。網膜血管
障害は、網膜疾患の中で特に重要な位置を占めており、
網膜血管障害を伴う症状の代表的な例として、網膜血管
閉塞症、網膜血管炎、糖尿病網膜症、高血圧性網膜症が
ある。
【0005】網膜血管閉塞症には、網膜静脈が閉塞する
網膜中心静脈閉塞症および網膜静脈分枝閉塞症、網膜動
脈が閉塞あるいは狭窄する網膜中心動脈閉塞症および網
膜中心動脈分枝閉塞症があり、現在行われている治療に
は以下のようなものがある。網膜中心静脈閉塞症および
網膜静脈分枝閉塞症には、レーザー光凝固が主たる治療
方法となっている(Am. J. Ophthalmol., 98, 271-282
(1984))。その他にも線溶系酵素剤や抗凝血剤による薬
物治療も試みられている。一方、網膜中心動脈閉塞症お
よび網膜中心動脈分枝閉塞症には、眼球マッサージ、亜
硝酸アミルの吸入、硝酸イソソルビドの投与などの治療
が施されている。しかしながら、これら治療法では十分
に治療することができない場合があり、また詳細な治療
方法も流動的であるのが現状である。
網膜中心静脈閉塞症および網膜静脈分枝閉塞症、網膜動
脈が閉塞あるいは狭窄する網膜中心動脈閉塞症および網
膜中心動脈分枝閉塞症があり、現在行われている治療に
は以下のようなものがある。網膜中心静脈閉塞症および
網膜静脈分枝閉塞症には、レーザー光凝固が主たる治療
方法となっている(Am. J. Ophthalmol., 98, 271-282
(1984))。その他にも線溶系酵素剤や抗凝血剤による薬
物治療も試みられている。一方、網膜中心動脈閉塞症お
よび網膜中心動脈分枝閉塞症には、眼球マッサージ、亜
硝酸アミルの吸入、硝酸イソソルビドの投与などの治療
が施されている。しかしながら、これら治療法では十分
に治療することができない場合があり、また詳細な治療
方法も流動的であるのが現状である。
【0006】網膜血管炎は、眼内悪性リンパ腫において
呈する後部ブドウ膜炎症状の一種であり、ステロイド薬
に対する反応性が悪い。
呈する後部ブドウ膜炎症状の一種であり、ステロイド薬
に対する反応性が悪い。
【0007】また、糖尿病性眼合併症である糖尿病網膜
症は、全身の糖尿病性細小血管症の一端として発症す
る。最初に毛細血管瘤、点状・斑状出血、硬性白斑が生
じ、次いで軟性白斑が多発し、網膜内細小血管異常が生
じる。その後、硝子体に新生血管が発生し硝子体出血の
原因となり、網膜剥離を引き起こすことになる。これら
の症状が黄斑部にかかると黄斑浮腫が生じ、視力障害の
原因となる。これまで、黄斑浮腫に対して数多くの治療
法が試みられている。例えば、プロスタグランジン産生
抑制剤、柴苓湯、アセタゾミラドなどによる薬物療法、
高気圧酸素療法などが報告されている(あたらしい眼
科,12, 727-733 (1995))。
症は、全身の糖尿病性細小血管症の一端として発症す
る。最初に毛細血管瘤、点状・斑状出血、硬性白斑が生
じ、次いで軟性白斑が多発し、網膜内細小血管異常が生
じる。その後、硝子体に新生血管が発生し硝子体出血の
原因となり、網膜剥離を引き起こすことになる。これら
の症状が黄斑部にかかると黄斑浮腫が生じ、視力障害の
原因となる。これまで、黄斑浮腫に対して数多くの治療
法が試みられている。例えば、プロスタグランジン産生
抑制剤、柴苓湯、アセタゾミラドなどによる薬物療法、
高気圧酸素療法などが報告されている(あたらしい眼
科,12, 727-733 (1995))。
【0008】一方、トラニラスト(2−(3,4−ジメ
トキシシンナモイル)アミノ安息香酸)はアレルギー反
応によるケミカルメディエーターの遊離抑制作用を有
し、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
などのアレルギーに起因する疾患の治療に有用であるこ
とが開示されており(特公昭56−40710号公
報)、アレルギー性疾患治療剤としてカプセル剤、細粒
剤およびドライカプセルが市販されている。また、ケロ
イドなどのコラーゲン過剰合成に起因する疾患の治療剤
(特開平5−163222号公報)、経皮的冠動脈形成
術後の再狭窄、動脈硬化症などの血管内膜細胞増殖過剰
に起因する疾患の予防および治療剤(特開平6−135
829号公報)として有用であることも開示されてい
る。しかしながら、眼科領域に関する検討、特に網膜疾
患についての報告はない。
トキシシンナモイル)アミノ安息香酸)はアレルギー反
応によるケミカルメディエーターの遊離抑制作用を有
し、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
などのアレルギーに起因する疾患の治療に有用であるこ
とが開示されており(特公昭56−40710号公
報)、アレルギー性疾患治療剤としてカプセル剤、細粒
剤およびドライカプセルが市販されている。また、ケロ
イドなどのコラーゲン過剰合成に起因する疾患の治療剤
(特開平5−163222号公報)、経皮的冠動脈形成
術後の再狭窄、動脈硬化症などの血管内膜細胞増殖過剰
に起因する疾患の予防および治療剤(特開平6−135
829号公報)として有用であることも開示されてい
る。しかしながら、眼科領域に関する検討、特に網膜疾
患についての報告はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】網膜疾患の中で特に重
要な位置を占めている網膜血管障害に対する治療に有用
な化合物を見いだすことは非常に興味ある課題であっ
た。
要な位置を占めている網膜血管障害に対する治療に有用
な化合物を見いだすことは非常に興味ある課題であっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、網膜疾患
の中で特に重要な位置を占めている網膜血管障害に対す
る新たな治療剤を見いだすために種々検討を行った結
果、アレルギー疾患治療剤であるトラニラストまたはそ
の医薬として許容される塩類が網膜血管障害、例えば、
網膜静脈閉塞症のような網膜血管閉塞症、網膜血管炎、
糖尿病網膜症などに有効であり、網膜疾患治療剤として
有用であることを見いだした。
の中で特に重要な位置を占めている網膜血管障害に対す
る新たな治療剤を見いだすために種々検討を行った結
果、アレルギー疾患治療剤であるトラニラストまたはそ
の医薬として許容される塩類が網膜血管障害、例えば、
網膜静脈閉塞症のような網膜血管閉塞症、網膜血管炎、
糖尿病網膜症などに有効であり、網膜疾患治療剤として
有用であることを見いだした。
【0011】本発明における医薬として許容される塩類
とは特に制限はなく、例えば塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、シュウ酸塩な
どが挙げられる。
とは特に制限はなく、例えば塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、乳酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、シュウ酸塩な
どが挙げられる。
【0012】
【発明の実施の形態】トラニラストまたはその医薬とし
て許容される塩類の網膜血管障害への影響に関して、詳
細については後述のヒトでの試験の項で示すが、網膜血
管障害が認められるヒトにトラニラストを投与したとこ
ろ、黄斑浮腫の改善や視力の回復を認めた。
て許容される塩類の網膜血管障害への影響に関して、詳
細については後述のヒトでの試験の項で示すが、網膜血
管障害が認められるヒトにトラニラストを投与したとこ
ろ、黄斑浮腫の改善や視力の回復を認めた。
【0013】トラニラストまたはその医薬として許容さ
れる塩類の投与剤型としては、市販のカプセル剤、細粒
剤およびドライシロップを始め、錠剤、散剤、点眼剤、
注射剤などが挙げられ、汎用される技術を用いてトラニ
ラストまたはその医薬として許容される塩類を製剤化す
ることができる。散剤、錠剤、カプセル剤については特
開平5−163222号公報および特開平6−1358
29号公報に、水性製剤については特開平1−2946
20号公報および特開平2−264716号公報に例示
されている。また、点眼剤であれば、塩化ナトリウム、
濃グリセリンなどの等張化剤、リン酸ナトリウム、酢酸
ナトリウムなどの緩衝化剤、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレート(以下、ポリソルベート80とす
る)、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油などの界面活性剤、クエン酸ナトリウ
ム、エデト酸ナトリウムなどの安定化剤、塩化ベンザル
コニウム、パラベンなどの防腐剤などを必要に応じて用
い製剤化することができ、pHは眼科製剤に許容される
範囲内にあればよいが、4〜8の範囲が好ましい。
れる塩類の投与剤型としては、市販のカプセル剤、細粒
剤およびドライシロップを始め、錠剤、散剤、点眼剤、
注射剤などが挙げられ、汎用される技術を用いてトラニ
ラストまたはその医薬として許容される塩類を製剤化す
ることができる。散剤、錠剤、カプセル剤については特
開平5−163222号公報および特開平6−1358
29号公報に、水性製剤については特開平1−2946
20号公報および特開平2−264716号公報に例示
されている。また、点眼剤であれば、塩化ナトリウム、
濃グリセリンなどの等張化剤、リン酸ナトリウム、酢酸
ナトリウムなどの緩衝化剤、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノオレート(以下、ポリソルベート80とす
る)、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油などの界面活性剤、クエン酸ナトリウ
ム、エデト酸ナトリウムなどの安定化剤、塩化ベンザル
コニウム、パラベンなどの防腐剤などを必要に応じて用
い製剤化することができ、pHは眼科製剤に許容される
範囲内にあればよいが、4〜8の範囲が好ましい。
【0014】投与量は症状、年令、剤型などによって適
宜選択できるが、経口剤であれば通常1日当り100〜
1000mg、好ましくは300〜600mgを1回ま
たは数回に分けて投与すればよく、点眼剤であれば0.
01〜5%(w/v)、好ましくは0.1〜3%のもの
を1日1回〜数回点眼すればよい。
宜選択できるが、経口剤であれば通常1日当り100〜
1000mg、好ましくは300〜600mgを1回ま
たは数回に分けて投与すればよく、点眼剤であれば0.
01〜5%(w/v)、好ましくは0.1〜3%のもの
を1日1回〜数回点眼すればよい。
【0015】以下にヒトでの試験の結果を示すが、これ
らの例は本発明をよりよく理解するためのものであり、
本発明の範囲を限定するものではない。
らの例は本発明をよりよく理解するためのものであり、
本発明の範囲を限定するものではない。
【0016】
【実施例】 [ヒトでの試験]トラニラストの有用性を調べるべく、
黄斑浮腫を呈する網膜循環障害へのトラニラストの影響
について、ヒトにおける蛍光眼底検査で検討した。
黄斑浮腫を呈する網膜循環障害へのトラニラストの影響
について、ヒトにおける蛍光眼底検査で検討した。
【0017】(結果)表1に結果の一例として、ともに
黄斑浮腫が認められた網膜中心静脈閉塞症(症例A)お
よび糖尿病網膜症(症例B)の患者に、トラニラスト1
00mgを1日3回連日投与したときの、黄斑浮腫の改
善度を示す。なお、表中に示した改善度は、下記に示し
たとおりである。
黄斑浮腫が認められた網膜中心静脈閉塞症(症例A)お
よび糖尿病網膜症(症例B)の患者に、トラニラスト1
00mgを1日3回連日投与したときの、黄斑浮腫の改
善度を示す。なお、表中に示した改善度は、下記に示し
たとおりである。
【0018】 − :変化なし、 ± :やや改善、 + :改善、 ++:著しく改善
【表1】
【0019】表1から明らかなように、トラニラスト投
与後2週間で黄斑浮腫の改善が認められた。また、トラ
ニラスト投与によって、視力が回復した症例も認められ
た。
与後2週間で黄斑浮腫の改善が認められた。また、トラ
ニラスト投与によって、視力が回復した症例も認められ
た。
【0020】
【発明の効果】上記のヒトでの試験の結果から、トラニ
ラスト投与によって黄斑浮腫の改善や視力の回復が認め
られ、トラニラストは網膜静脈閉塞症などの網膜血管閉
塞症、網膜血管炎、糖尿病網膜症などの網膜血管障害に
有効であり、網膜疾患治療剤として有用であることが見
いだされた。
ラスト投与によって黄斑浮腫の改善や視力の回復が認め
られ、トラニラストは網膜静脈閉塞症などの網膜血管閉
塞症、網膜血管炎、糖尿病網膜症などの網膜血管障害に
有効であり、網膜疾患治療剤として有用であることが見
いだされた。
Claims (6)
- 【請求項1】 トラニラストまたはその医薬として許容
される塩類を有効成分とする網膜疾患治療剤。 - 【請求項2】 網膜疾患が網膜血管障害である請求項1
記載の治療剤。 - 【請求項3】 網膜血管障害が網膜血管閉塞症である請
求項2記載の治療剤。 - 【請求項4】 網膜血管閉塞症が網膜静脈閉塞症である
請求項3記載の治療剤。 - 【請求項5】 網膜血管障害が網膜血管炎である請求項
2記載の治療剤。 - 【請求項6】 網膜血管障害が糖尿病網膜症である請求
項2記載の治療剤。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084205A JPH09278653A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 網膜疾患治療剤 |
PCT/JP1997/001120 WO1997037650A1 (fr) | 1996-04-05 | 1997-03-31 | Medicaments contre les maladies retiniennes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084205A JPH09278653A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 網膜疾患治療剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09278653A true JPH09278653A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=13823993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8084205A Withdrawn JPH09278653A (ja) | 1996-04-05 | 1996-04-05 | 網膜疾患治療剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09278653A (ja) |
WO (1) | WO1997037650A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998047504A1 (fr) * | 1997-04-18 | 1998-10-29 | Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. | Remedes pour la prophylaxie ou le traitement de maladies se traduisant par une proliferation excessive des cellules epitheliales pigmentaires de la retine |
JP4612981B2 (ja) * | 1999-08-19 | 2011-01-12 | キッセイ薬品工業株式会社 | 高血圧性細動脈障害抑制剤 |
JP2014502267A (ja) * | 2010-11-24 | 2014-01-30 | フィブロテック セラピューティクス プロプライエタリー リミテッド | 炎症及び血管増殖に関連する眼疾患の治療法 |
Families Citing this family (5)
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---|---|---|---|---|
WO2006073126A1 (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-13 | Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. | 慢性移植片対宿主症におけるドライアイの予防および治療剤 |
DK2799427T3 (en) | 2006-07-05 | 2018-10-22 | Fibrotech Therapeutics Pty Ltd | Therapeutic compounds |
SG10201506526QA (en) | 2007-12-21 | 2015-09-29 | Fibrotech Therapeutics Pty Ltd | Halogenated analogues of anti-fibrotic agents |
CN105153188B (zh) | 2009-10-22 | 2018-06-01 | 法博太科制药有限公司 | 抗纤维化剂的稠环类似物 |
CN110546133A (zh) | 2017-02-03 | 2019-12-06 | 塞尔塔治疗有限公司 | 抗纤维化化合物 |
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US5414011A (en) * | 1987-09-11 | 1995-05-09 | Syntex (U.S.A.) Inc. | Preservative system for ophthalmic formulations |
JPH01294620A (ja) * | 1988-05-19 | 1989-11-28 | Kissei Pharmaceut Co Ltd | 水溶液製剤およびその製造方法 |
IT1224513B (it) * | 1988-07-19 | 1990-10-04 | Fidia Farmaceutici | Uso terapeutico del derivato estere isopropilico del monosialogangliosi de in patologie ad interessamento nervoso con componente infiammatoria |
JPH02289532A (ja) * | 1989-02-27 | 1990-11-29 | Takeda Chem Ind Ltd | 生理活性物質tan―1085,そのアグリコン,製造法及び用途 |
JPH07116029B2 (ja) * | 1989-04-04 | 1995-12-13 | キッセイ薬品工業株式会社 | トラニラスト水溶液製剤 |
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-
1996
- 1996-04-05 JP JP8084205A patent/JPH09278653A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-03-31 WO PCT/JP1997/001120 patent/WO1997037650A1/ja active Application Filing
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