JPH0926598A - アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置 - Google Patents
アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置Info
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- JPH0926598A JPH0926598A JP17353695A JP17353695A JPH0926598A JP H0926598 A JPH0926598 A JP H0926598A JP 17353695 A JP17353695 A JP 17353695A JP 17353695 A JP17353695 A JP 17353695A JP H0926598 A JPH0926598 A JP H0926598A
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- Japan
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- crystal display
- display device
- type liquid
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- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スループット及び歩留まりが高く、且つ高精
細化、大画面化を可能にするのに必要な低抵抗配線が容
易に得られるようにしたアクティブマトリクス型液晶デ
ィスプレイ装置を提供すること。 【構成】 ゲート電極2とゲート絶縁膜3、半導体層
4、それにソース・ドレーン電極6からなるアクティブ
マトリクス型液晶ディスプレイ装置のTFT素子におい
て、ゲート電極2とソース・ドレーン電極6、及びこれ
らの電極に対する配線部分を、Nbを主体とし、Mo又
はVの少なくとも一方を添加した金属材料で構成したも
の。 【効果】 電極と配線の低抵抗化と膜応力の低減とが得
られるので、スループット及び歩留まりが高いTFT−
LCDパネルを容易に提供することができ、従って、ア
クティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置の低コスト
化を充分に得ることができ、アクティブマトリクス型液
晶ディスプレイ装置の高精細化と大型化にも低コストで
容易に対応することができる。
細化、大画面化を可能にするのに必要な低抵抗配線が容
易に得られるようにしたアクティブマトリクス型液晶デ
ィスプレイ装置を提供すること。 【構成】 ゲート電極2とゲート絶縁膜3、半導体層
4、それにソース・ドレーン電極6からなるアクティブ
マトリクス型液晶ディスプレイ装置のTFT素子におい
て、ゲート電極2とソース・ドレーン電極6、及びこれ
らの電極に対する配線部分を、Nbを主体とし、Mo又
はVの少なくとも一方を添加した金属材料で構成したも
の。 【効果】 電極と配線の低抵抗化と膜応力の低減とが得
られるので、スループット及び歩留まりが高いTFT−
LCDパネルを容易に提供することができ、従って、ア
クティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置の低コスト
化を充分に得ることができ、アクティブマトリクス型液
晶ディスプレイ装置の高精細化と大型化にも低コストで
容易に対応することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ駆動
による液晶を用いたアクティブマトリクス型液晶ディス
プレイ装置に関する。
による液晶を用いたアクティブマトリクス型液晶ディス
プレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタ(TFT)駆動の
アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ(LCD)装
置、すなわち、TFT−LCDは、表示品質の高さから
需要が大きく広がってきているが、この装置に対する最
大の要求は低価格化であり、この要求に応えるために
は、アモルファスシリコン(a−Si)を適用したTFT
−LCDの製造プロセスコストの低減、すなわち製造工
程数の低減、スループットの向上及び歩留まりの向上な
どが必要であり、さらに、高精細化、大画面化などによ
る性能対価格比の向上も必要である。
アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ(LCD)装
置、すなわち、TFT−LCDは、表示品質の高さから
需要が大きく広がってきているが、この装置に対する最
大の要求は低価格化であり、この要求に応えるために
は、アモルファスシリコン(a−Si)を適用したTFT
−LCDの製造プロセスコストの低減、すなわち製造工
程数の低減、スループットの向上及び歩留まりの向上な
どが必要であり、さらに、高精細化、大画面化などによ
る性能対価格比の向上も必要である。
【0003】ここで、このような液晶ディスプレイ装置
の高精細化、大画面化を進めようとすると、回路内での
配線の抵抗値及び寄生容量の増加を伴い、これらの積で
決まる駆動パルスの波形のなまりに起因して、画質の低
下がもたらされてしまうという問題があり、従って、こ
の問題を解決するためには、TFT−LCD用の配線膜
として、低抵抗で、且つ信頼性の高い金属材料が必要で
ある。
の高精細化、大画面化を進めようとすると、回路内での
配線の抵抗値及び寄生容量の増加を伴い、これらの積で
決まる駆動パルスの波形のなまりに起因して、画質の低
下がもたらされてしまうという問題があり、従って、こ
の問題を解決するためには、TFT−LCD用の配線膜
として、低抵抗で、且つ信頼性の高い金属材料が必要で
ある。
【0004】そこで、このような要求に応えるため、例
えば特開平5−55575号公報では、低抵抗値と耐薬
品性を有するTa(タンタル)とNbの合金、Nb又はN
bを主成分とする金属材料の使用について提案してお
り、これによれば、比抵抗が約20μΩcmで、製造工
程での各種処理液、特に弗酸と硝酸の混合液に対しても
充分な耐薬品性が得られる旨、説明している。
えば特開平5−55575号公報では、低抵抗値と耐薬
品性を有するTa(タンタル)とNbの合金、Nb又はN
bを主成分とする金属材料の使用について提案してお
り、これによれば、比抵抗が約20μΩcmで、製造工
程での各種処理液、特に弗酸と硝酸の混合液に対しても
充分な耐薬品性が得られる旨、説明している。
【0005】また、特開平2−106723号公報で
は、ゲート線の材料として、基板側からNb、Taの順
に積層したものを用い、陽極酸化によりその表面を酸化
し、さらに酸化シリコン又は窒化シリコンからなるゲー
ト絶縁膜を積層した薄膜トランジスタアレイについて提
案しており、これによれば、Ta単体層を用いた場合に
比して抵抗値の低減が得られ、且つゲート線とドレーン
線の間での短絡防止に有効である旨、説明している。
は、ゲート線の材料として、基板側からNb、Taの順
に積層したものを用い、陽極酸化によりその表面を酸化
し、さらに酸化シリコン又は窒化シリコンからなるゲー
ト絶縁膜を積層した薄膜トランジスタアレイについて提
案しており、これによれば、Ta単体層を用いた場合に
比して抵抗値の低減が得られ、且つゲート線とドレーン
線の間での短絡防止に有効である旨、説明している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、製造
工程でのスループット及び歩留まりの向上についての配
慮が充分にされているとは言えず、大幅な価格低減が困
難であるという問題があった。すなわち、従来技術で
は、ゲート線の抵抗値を所定値以下に保つ点に主眼がお
かれており、製造プロセス中での様々な不良の発生を防
止し、スループット(単位時間当りの処理数)の改善と材
料コストの低減に対しては、特に配慮がされているとは
言えず、歩留まりが不十分でコストアップにってしまう
のである。
工程でのスループット及び歩留まりの向上についての配
慮が充分にされているとは言えず、大幅な価格低減が困
難であるという問題があった。すなわち、従来技術で
は、ゲート線の抵抗値を所定値以下に保つ点に主眼がお
かれており、製造プロセス中での様々な不良の発生を防
止し、スループット(単位時間当りの処理数)の改善と材
料コストの低減に対しては、特に配慮がされているとは
言えず、歩留まりが不十分でコストアップにってしまう
のである。
【0007】特に、近年は、基板サイズの著しい増加の
反面、基板厚の減少が趨勢になっており、例えば、基板
サイズとしては、従来は、最大できも、せいぜい300
mm×400mmであり、他方、基板厚は1.1mmが
標準であったが、最近では、最低でも360mm×46
0mmで、0.7mm厚になっている。このような大型
に加えて、さらには、基板の処理時間も大きく短縮化さ
れてきており、これらに起因する各種の問題が生じてい
るが、上記従来技術では、この点については、何も言及
されていない。本発明の目的は、スループット及び歩留
まりが高く、且つ高精細化、大画面化を可能にするのに
必要な低抵抗配線が容易に得られるようにしたアクティ
ブマトリクス型液晶ディスプレイ装置を提供することに
ある。
反面、基板厚の減少が趨勢になっており、例えば、基板
サイズとしては、従来は、最大できも、せいぜい300
mm×400mmであり、他方、基板厚は1.1mmが
標準であったが、最近では、最低でも360mm×46
0mmで、0.7mm厚になっている。このような大型
に加えて、さらには、基板の処理時間も大きく短縮化さ
れてきており、これらに起因する各種の問題が生じてい
るが、上記従来技術では、この点については、何も言及
されていない。本発明の目的は、スループット及び歩留
まりが高く、且つ高精細化、大画面化を可能にするのに
必要な低抵抗配線が容易に得られるようにしたアクティ
ブマトリクス型液晶ディスプレイ装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、次の各
構成によって達成される。
構成によって達成される。
【0009】(1) 画素となる液晶素子毎に薄膜トランジ
スタを備えた、アクティブマトリクス型液晶ディスプレ
イ装置において、前記薄膜トランジスタの各電極及びそ
れに対する配線の少なくとも一種をNbを主体とし、こ
れにMo又はVの少なくとも一方を添加した合金材料で
構成すること。 (2) 前記配線は、同一の合金材料で構成されているこ
と。 (3) 前記配線は、同一の膜厚に形成されていること。 (4) 前記配線のパターン端部には60°以下のテーパが
形成されていること。 (5) 前記配線は、Mo又はVの少なくとも一方の金属の
濃度の高い合金層と低い合金層との積層膜で構成されて
いること。 (6) 前記配線は、Nbの層と、Nbを主体とし、これに
Mo又はVの少なくとも一方の金属が添加された合金層
との積層膜で構成されていること。
スタを備えた、アクティブマトリクス型液晶ディスプレ
イ装置において、前記薄膜トランジスタの各電極及びそ
れに対する配線の少なくとも一種をNbを主体とし、こ
れにMo又はVの少なくとも一方を添加した合金材料で
構成すること。 (2) 前記配線は、同一の合金材料で構成されているこ
と。 (3) 前記配線は、同一の膜厚に形成されていること。 (4) 前記配線のパターン端部には60°以下のテーパが
形成されていること。 (5) 前記配線は、Mo又はVの少なくとも一方の金属の
濃度の高い合金層と低い合金層との積層膜で構成されて
いること。 (6) 前記配線は、Nbの層と、Nbを主体とし、これに
Mo又はVの少なくとも一方の金属が添加された合金層
との積層膜で構成されていること。
【0010】
【作用】アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置
におけるゲート配線、及びドレーン配線の材料として
は、以下のことが要求される。 信号パルスの波形歪を低減するため、電気抵抗が低
いこと。 a−Si及び透明電極ITOに対する電気的接触が
良好なこと。 製造プロセスでの化学的安定性が良好なこと。 これらの観点から、材料探索を進めた結果、まず、Nb
が適していることを見出した。
におけるゲート配線、及びドレーン配線の材料として
は、以下のことが要求される。 信号パルスの波形歪を低減するため、電気抵抗が低
いこと。 a−Si及び透明電極ITOに対する電気的接触が
良好なこと。 製造プロセスでの化学的安定性が良好なこと。 これらの観点から、材料探索を進めた結果、まず、Nb
が適していることを見出した。
【0011】すなわち、まず、従来技術により提案され
ているTaでは、低抵抗化のためには合金化、又は下地
層が必要になる上、それでも低抵抗化に限界(約30μ
Ωcm)があった。次に、Al(アルミニウム)、又はM
o(モリブデン)、或いはW(タングステン)によれば、比
抵抗値としては20μΩcm以下のものが得られるが、
化学的安定性が低い点で問題があった。さらに、Cr
(クロム)は比抵抗値が約25μΩcmなので、これを用
いると、上記との要件は満足されるが、ドライエッ
チングによる配線加工が困難で、ウェットエッチングに
よらざるを得ず、配線の微細加工に限界があり、従っ
て、今後考えられるLCDの高精細化に対して不利にな
ってしまう。ここで、Nbは低い比抵抗値が得られる
上、ドライエッチングが可能なので、上記したように、
有望な材料と考えたのである。
ているTaでは、低抵抗化のためには合金化、又は下地
層が必要になる上、それでも低抵抗化に限界(約30μ
Ωcm)があった。次に、Al(アルミニウム)、又はM
o(モリブデン)、或いはW(タングステン)によれば、比
抵抗値としては20μΩcm以下のものが得られるが、
化学的安定性が低い点で問題があった。さらに、Cr
(クロム)は比抵抗値が約25μΩcmなので、これを用
いると、上記との要件は満足されるが、ドライエッ
チングによる配線加工が困難で、ウェットエッチングに
よらざるを得ず、配線の微細加工に限界があり、従っ
て、今後考えられるLCDの高精細化に対して不利にな
ってしまう。ここで、Nbは低い比抵抗値が得られる
上、ドライエッチングが可能なので、上記したように、
有望な材料と考えたのである。
【0012】しかして、このNbは、以下の問題があ
る。 (a) プロセス中、膜が基板から剥がれ易く、歩留まり低
下を引き起こし易い。 (b) 膜堆積中、膜中に応力が発生するので、特に大型で
薄型の場合、基板に反りが生じてしまう。 (c) 比較的高価な材料である。
る。 (a) プロセス中、膜が基板から剥がれ易く、歩留まり低
下を引き起こし易い。 (b) 膜堆積中、膜中に応力が発生するので、特に大型で
薄型の場合、基板に反りが生じてしまう。 (c) 比較的高価な材料である。
【0013】そこで、本発明では、Nb単体ではなく、
Nbを主体とした上で、これにMo(モリブデン)又はV
(バナジウム)から選んだ少なくとも一種の金属を添加し
た材料を用いており、この結果、以下に説明するよう
に、上記〜の問題も含め、これら(a)、(b)、(c)の
問題点を全て解決することができたのである。
Nbを主体とした上で、これにMo(モリブデン)又はV
(バナジウム)から選んだ少なくとも一種の金属を添加し
た材料を用いており、この結果、以下に説明するよう
に、上記〜の問題も含め、これら(a)、(b)、(c)の
問題点を全て解決することができたのである。
【0014】すなわち、まず、NbにMo(又はV)を添
加することにより、膜応力が低減されると共に、膜全体
としての熱膨張係数が、基板となるガラスの熱膨張係数
に近づけられるので、上記(a)、(b)の問題が解決でき
る。また、この結果、配線膜の厚さを増加させることが
できるので、低抵抗化が可能になる。
加することにより、膜応力が低減されると共に、膜全体
としての熱膨張係数が、基板となるガラスの熱膨張係数
に近づけられるので、上記(a)、(b)の問題が解決でき
る。また、この結果、配線膜の厚さを増加させることが
できるので、低抵抗化が可能になる。
【0015】次に、Nbに比して、Mo(又はV)の方が
安価な材料である。従って、本発明の合金化により、ス
パッタリングに使用するターゲットが、Nbターゲット
の場合よりも安価になるので、上記(c)の問題が解決さ
れる。なお、比較的高価であるとはいうものの、純Nb
の方が、純Taよりも安価である(何れも、純度99.
9%の場合)。
安価な材料である。従って、本発明の合金化により、ス
パッタリングに使用するターゲットが、Nbターゲット
の場合よりも安価になるので、上記(c)の問題が解決さ
れる。なお、比較的高価であるとはいうものの、純Nb
の方が、純Taよりも安価である(何れも、純度99.
9%の場合)。
【0016】次に、NbにMo(又はV)を添加すること
により、製造プロセスでの歩留まりが改善される。すな
わち、スパッタリングで使用する高融点金属ターゲット
は、原料粉末の焼結により作成されるのが一般的であ
り、このため、スパッタリング中、ターゲットからパー
ティクルが発生し、これが基板に付着することにより歩
留まりの低下が生じる。特に、合金ターゲットの場合に
は、ターゲット中に第2相或いは析出物が存在し易く、
これらがパーティクル発生の原因になり易かった。しか
るに、Nb−Mo系合金の場合には、全率固溶(組成の
全域で両者が完全に溶け合うこと)であること、及び合
金化によってNb単体の場合よりも融点が下げられた結
果、電子ビーム照射により材料の溶融が可能になったこ
とにより、第2相或いは析出物の生成を抑えることがで
きるようになり、従って、パーティクル発生の問題が回
避され、歩留まりの改善が得られるのである。
により、製造プロセスでの歩留まりが改善される。すな
わち、スパッタリングで使用する高融点金属ターゲット
は、原料粉末の焼結により作成されるのが一般的であ
り、このため、スパッタリング中、ターゲットからパー
ティクルが発生し、これが基板に付着することにより歩
留まりの低下が生じる。特に、合金ターゲットの場合に
は、ターゲット中に第2相或いは析出物が存在し易く、
これらがパーティクル発生の原因になり易かった。しか
るに、Nb−Mo系合金の場合には、全率固溶(組成の
全域で両者が完全に溶け合うこと)であること、及び合
金化によってNb単体の場合よりも融点が下げられた結
果、電子ビーム照射により材料の溶融が可能になったこ
とにより、第2相或いは析出物の生成を抑えることがで
きるようになり、従って、パーティクル発生の問題が回
避され、歩留まりの改善が得られるのである。
【0017】次に、本発明によれば、ゲート配線及びド
レーン配線が同じ材料で構成され、同一の膜厚に作られ
ている。この結果、基板を製造装置にセット後、膜作製
までの時間、或いはエッチングを終了して装置から搬出
するまでの時間が短く(スループットが大)、且つ工程間
でその時間が一定である(物流が滞らない)こと、膜作製
・エッチング等の工程で使用する材料が安価、且つ材料
品種が少ないことなどの要求が満たされるので、製造コ
ストの削減を充分に得ることができる。
レーン配線が同じ材料で構成され、同一の膜厚に作られ
ている。この結果、基板を製造装置にセット後、膜作製
までの時間、或いはエッチングを終了して装置から搬出
するまでの時間が短く(スループットが大)、且つ工程間
でその時間が一定である(物流が滞らない)こと、膜作製
・エッチング等の工程で使用する材料が安価、且つ材料
品種が少ないことなどの要求が満たされるので、製造コ
ストの削減を充分に得ることができる。
【0018】さらに、本発明によれば、配線のパターン
端部には60°以下のテーパを形成するようになってお
り、この結果、その上の画素電極のカバレージを良好に
得ることができるため、欠陥数の発生が抑えられ、この
点でも、製造コストの削減を得ることができる。そし
て、このようなテーパの付与には、エッチング液を適当
に選ぶなど、エッチング方法を工夫することでも対策で
きるが、本発明によれば、配線材料に、Nbを主体と
し、Mo又はVから選んだ少なくとも一種の金属を用
い、濃度の高い合金層と低い合金層との積層膜で構成し
ているので、これだけで容易に対策できる。
端部には60°以下のテーパを形成するようになってお
り、この結果、その上の画素電極のカバレージを良好に
得ることができるため、欠陥数の発生が抑えられ、この
点でも、製造コストの削減を得ることができる。そし
て、このようなテーパの付与には、エッチング液を適当
に選ぶなど、エッチング方法を工夫することでも対策で
きるが、本発明によれば、配線材料に、Nbを主体と
し、Mo又はVから選んだ少なくとも一種の金属を用
い、濃度の高い合金層と低い合金層との積層膜で構成し
ているので、これだけで容易に対策できる。
【0019】すなわち、NbへのMo又はVの添加量を
増大するに伴い、エッチングレートが増加することが利
用できるからで、Mo又はVの添加量の少ない合金層を
下層に、Mo又はV添加量の多い合金層を上層にするこ
とにより、テーパ状の端面構造を簡単に、しかも確実に
実現できる。また、同様な原理によって、Nbの層と、
Nbを主体とし、これにMo又はVの少なくとも一方の
金属が添加された合金層との積層膜によっても良好な端
面形状が形成できる。
増大するに伴い、エッチングレートが増加することが利
用できるからで、Mo又はVの添加量の少ない合金層を
下層に、Mo又はV添加量の多い合金層を上層にするこ
とにより、テーパ状の端面構造を簡単に、しかも確実に
実現できる。また、同様な原理によって、Nbの層と、
Nbを主体とし、これにMo又はVの少なくとも一方の
金属が添加された合金層との積層膜によっても良好な端
面形状が形成できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明によるアクティブマトリクス型
液晶ディスプレイ装置について、説明するのであるが、
その前に、本発明の実施例におけるゲート電極及びゲー
ト配線、前記ドレーン電極及びドレーン配線の少なくと
も一種に使用される配線膜の構成について説明する。
液晶ディスプレイ装置について、説明するのであるが、
その前に、本発明の実施例におけるゲート電極及びゲー
ト配線、前記ドレーン電極及びドレーン配線の少なくと
も一種に使用される配線膜の構成について説明する。
【0021】まず、よく洗浄したガラス基板を用意し、
その上に、DCマグネトロンスパッタリング法を用い、
基板温度100℃でNb−Mo膜を堆積した。このとき
用いるターゲットには純度99.9%のNbを用い、こ
の上にMoチップ(小片)を設置し、このときのNbとM
oの表面積の比により添加量を制御した。膜中のMo量
はICP(Induced Coupled Plasma Spectoscopy)法で確
認した。膜厚は約120nmを目標としたが、膜堆積
後、エッチングにより、膜に断差を形成し、その高さを
表面粗さ計によって測定し、正確に膜厚を定めた。
その上に、DCマグネトロンスパッタリング法を用い、
基板温度100℃でNb−Mo膜を堆積した。このとき
用いるターゲットには純度99.9%のNbを用い、こ
の上にMoチップ(小片)を設置し、このときのNbとM
oの表面積の比により添加量を制御した。膜中のMo量
はICP(Induced Coupled Plasma Spectoscopy)法で確
認した。膜厚は約120nmを目標としたが、膜堆積
後、エッチングにより、膜に断差を形成し、その高さを
表面粗さ計によって測定し、正確に膜厚を定めた。
【0022】次に、膜厚と4端針法で求めたシート抵抗
とから比抵抗を求めた。得られた結果は、図4に示すよ
うになった。この図から、スパッタガス圧が1mTor
rの場合、Moの添加量を増加させるのに伴って一旦は
比抵抗が増加するが、その後、約40wt%を越えると
低下してゆくことが判る。このとき、スパッタガス圧を
2mTorr、3mTorrと高くすると、比抵抗はや
や低下する傾向がみられる。
とから比抵抗を求めた。得られた結果は、図4に示すよ
うになった。この図から、スパッタガス圧が1mTor
rの場合、Moの添加量を増加させるのに伴って一旦は
比抵抗が増加するが、その後、約40wt%を越えると
低下してゆくことが判る。このとき、スパッタガス圧を
2mTorr、3mTorrと高くすると、比抵抗はや
や低下する傾向がみられる。
【0023】次に、ガラス基板1として、約0.2mm
厚の薄いガラス板を用い、これに膜堆積の前後での基板
の反り量の差を計測することにより、堆積した膜に発生
した応力を評価した。
厚の薄いガラス板を用い、これに膜堆積の前後での基板
の反り量の差を計測することにより、堆積した膜に発生
した応力を評価した。
【0024】評価結果を図5に示す。ここで、縦軸のSt
ress(応力)において、正符号は引張応力で、膜面が凹に
なることを表わし、負符号は圧縮応力で、膜面は凸にな
ることを表わす。この図5から、Moを添加しない場合
には、約1000MPaの大きな圧縮応力が働くことが
判る。そして、Moの添加量が多くなるにつれ、圧縮応
力が低下し、0に近づいてゆくのが判る。その後、40
wt%以上では、再び圧縮応力が増加する。
ress(応力)において、正符号は引張応力で、膜面が凹に
なることを表わし、負符号は圧縮応力で、膜面は凸にな
ることを表わす。この図5から、Moを添加しない場合
には、約1000MPaの大きな圧縮応力が働くことが
判る。そして、Moの添加量が多くなるにつれ、圧縮応
力が低下し、0に近づいてゆくのが判る。その後、40
wt%以上では、再び圧縮応力が増加する。
【0025】また、このとき、Mo添加量40wt%以
上でも、スパッタガス圧を高くすると、圧縮応力の低下
が得られ、スパッタガス圧3mTorrでは、反対に弱
い引張応力になることが判明した。従って、これら図
4、図5から、本発明においては、Moの添加量を約5
0wt%にし、スパッタガス圧を2〜3mTorrにし
てやれば、比抵抗が低く、しかも応力が小さい膜が得ら
れることが判る。
上でも、スパッタガス圧を高くすると、圧縮応力の低下
が得られ、スパッタガス圧3mTorrでは、反対に弱
い引張応力になることが判明した。従って、これら図
4、図5から、本発明においては、Moの添加量を約5
0wt%にし、スパッタガス圧を2〜3mTorrにし
てやれば、比抵抗が低く、しかも応力が小さい膜が得ら
れることが判る。
【0026】一方、Vを添加した場合でも同様な結果が
得られており、Moと同様な作用効果が期待できる。な
お、このことは、MoとVの状態図の比較からも容易に
推測することができる。
得られており、Moと同様な作用効果が期待できる。な
お、このことは、MoとVの状態図の比較からも容易に
推測することができる。
【0027】そこで、以上の説明を前提として、以下、
本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ
装置について、図示の実施例により詳細に説明する。 実施例1 図3は、本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディ
スプレイ装置の実施例1を示す平面模式図で、図1は、
図3の実施例1におけるTFT素子の1個をA−A’線
による断面で示した模式図で、これらの図において、1
はガラス基板、2はゲート電極、3はゲート絶縁膜、4
はa−Si:H膜からなる半導体層、5はn+・a−S
i膜、6はソース・ドレーン電極、7は保護性絶縁膜、
そして8は画素電極である。図3から明らかなように、
図1で示すTFT素子が多数個、ガラス基板1に形成さ
れ、液晶ディスプレイ装置の画素を形成しているのであ
るが、これらは、以下のようにして作成した。
本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ
装置について、図示の実施例により詳細に説明する。 実施例1 図3は、本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディ
スプレイ装置の実施例1を示す平面模式図で、図1は、
図3の実施例1におけるTFT素子の1個をA−A’線
による断面で示した模式図で、これらの図において、1
はガラス基板、2はゲート電極、3はゲート絶縁膜、4
はa−Si:H膜からなる半導体層、5はn+・a−S
i膜、6はソース・ドレーン電極、7は保護性絶縁膜、
そして8は画素電極である。図3から明らかなように、
図1で示すTFT素子が多数個、ガラス基板1に形成さ
れ、液晶ディスプレイ装置の画素を形成しているのであ
るが、これらは、以下のようにして作成した。
【0028】よく洗浄したガラス基板1上にマグネトロ
ンスパッタリング法を用い、基板温度100℃でNb−
Mo膜を堆積した。このとき、ターゲットのMo組成は
50.0%、スパッタガス圧2.5mTorr、膜厚は
240nmとし、これにより得られた膜のシート抵抗は
0.96Ω/□であった。
ンスパッタリング法を用い、基板温度100℃でNb−
Mo膜を堆積した。このとき、ターゲットのMo組成は
50.0%、スパッタガス圧2.5mTorr、膜厚は
240nmとし、これにより得られた膜のシート抵抗は
0.96Ω/□であった。
【0029】このNb−Mo膜をホトエッチングによっ
てゲート電極2に加工した。この加工には、エッチング
液としてりん酸、酢酸、硝酸の混合水溶液にふっ酸を適
量添加した溶液を用い、40℃でエッチングしたが、こ
のとき、硝酸添加量を調節することにより、電極端部の
テーパ角が制御できる。この実施例では、Nb−Moゲ
ート電極2の端部のテーパ角は約30°にしてあり、こ
の結果、この上に積層する膜のカバレージを良好にでき
た。
てゲート電極2に加工した。この加工には、エッチング
液としてりん酸、酢酸、硝酸の混合水溶液にふっ酸を適
量添加した溶液を用い、40℃でエッチングしたが、こ
のとき、硝酸添加量を調節することにより、電極端部の
テーパ角が制御できる。この実施例では、Nb−Moゲ
ート電極2の端部のテーパ角は約30°にしてあり、こ
の結果、この上に積層する膜のカバレージを良好にでき
た。
【0030】なお、予備検討により、ゲート電極のテー
パ角と、この上に形成する絶縁層SiNのカバレージ性
について調べた。具体的には、テーパ角を10°〜80
°の範囲で調節し、それぞれこの上に後述する方法でS
iN膜、引き続きAl膜を形成してMIM素子を作成
し、SiN膜の絶縁耐圧を求めた。その結果、テーパ角
が60°を越えると絶縁耐圧の低い素子数が増加する傾
向であった。
パ角と、この上に形成する絶縁層SiNのカバレージ性
について調べた。具体的には、テーパ角を10°〜80
°の範囲で調節し、それぞれこの上に後述する方法でS
iN膜、引き続きAl膜を形成してMIM素子を作成
し、SiN膜の絶縁耐圧を求めた。その結果、テーパ角
が60°を越えると絶縁耐圧の低い素子数が増加する傾
向であった。
【0031】次に、作製した基板をRFプラズマCVD
装置に設置し、ゲート絶縁膜3となるSiN層を形成し
た。このとき基板温度は280℃とし、モノシランSi
H4、NH3及びN2の混合ガスを原料ガスとして用い、
300nmの膜厚に作製した。 次いで、同じRFプラ
ズマCVD装置内の別チャンバで半導体層のa−Si:
H膜4を形成した。基板温度は250℃とし、SiH4
を原料ガスに用い、膜厚220nmとした。
装置に設置し、ゲート絶縁膜3となるSiN層を形成し
た。このとき基板温度は280℃とし、モノシランSi
H4、NH3及びN2の混合ガスを原料ガスとして用い、
300nmの膜厚に作製した。 次いで、同じRFプラ
ズマCVD装置内の別チャンバで半導体層のa−Si:
H膜4を形成した。基板温度は250℃とし、SiH4
を原料ガスに用い、膜厚220nmとした。
【0032】引き続いて別チャンバに移し、この上にP
(リン)をドープしたn+・a−Si層5を形成した。基
板温度は230℃とし、SiH4、PH3、及びH2の混
合ガスを原料ガスとして用い、50nmの膜厚に作製し
た。次に、ドライエッチング法によりn+・a−Si層
5及び半導体層a−Si:H膜4をTFT形状にパター
ニングした。
(リン)をドープしたn+・a−Si層5を形成した。基
板温度は230℃とし、SiH4、PH3、及びH2の混
合ガスを原料ガスとして用い、50nmの膜厚に作製し
た。次に、ドライエッチング法によりn+・a−Si層
5及び半導体層a−Si:H膜4をTFT形状にパター
ニングした。
【0033】続いてゲート絶縁膜を同様にドライエッチ
ング法によって加工し、画素電極及びゲート電極端子取
り出し部のためのスルーホールを形成した。この上に、
ゲート電極に用いたと同一の材料及び装置によって、N
b−Mo膜を堆積した。すなわち、DCマグネトロンス
パッタリング法で、基板温度を100℃、スパッタガス
圧2.5mTorrとし、240nmの膜厚に堆積し
た。このNb−Mo膜を、エッチングガスとしてCF4
とO2の混合ガスを用いたドライエッチング法によって
ソース・ドレーン電極6に加工した。
ング法によって加工し、画素電極及びゲート電極端子取
り出し部のためのスルーホールを形成した。この上に、
ゲート電極に用いたと同一の材料及び装置によって、N
b−Mo膜を堆積した。すなわち、DCマグネトロンス
パッタリング法で、基板温度を100℃、スパッタガス
圧2.5mTorrとし、240nmの膜厚に堆積し
た。このNb−Mo膜を、エッチングガスとしてCF4
とO2の混合ガスを用いたドライエッチング法によって
ソース・ドレーン電極6に加工した。
【0034】引き続き、ドライエッチング法によってn
+・a−Si層5を除去し、TFTのチャネルを形成し
た。なお、実際は、n+・a−Si層5のドライエッチ
ング法では、加工裕度(エッチング残りを防止するため)
を考慮して、n+・a−Si層5のみでなく、図には示
していないが、半導体層a−Si:H膜4も約100n
mオーバエッチしてある。
+・a−Si層5を除去し、TFTのチャネルを形成し
た。なお、実際は、n+・a−Si層5のドライエッチ
ング法では、加工裕度(エッチング残りを防止するため)
を考慮して、n+・a−Si層5のみでなく、図には示
していないが、半導体層a−Si:H膜4も約100n
mオーバエッチしてある。
【0035】この上に、保護性絶縁膜7となるSiN膜
を、RFプラズマCVD法により、基板温度230℃
で、SiN4、NH3、及びN2の混合ガスを原料ガスと
して用い、300nmの膜厚に作成した。この後、ドラ
イエッチング法によって、パネル周辺の保護性絶縁膜S
iNを除去し、電極端子を露出させると共に、画素電極
部分にスルーホールを形成した。なお、図示すると複雑
になるので、図3では保護性絶縁膜7は省略してある。
を、RFプラズマCVD法により、基板温度230℃
で、SiN4、NH3、及びN2の混合ガスを原料ガスと
して用い、300nmの膜厚に作成した。この後、ドラ
イエッチング法によって、パネル周辺の保護性絶縁膜S
iNを除去し、電極端子を露出させると共に、画素電極
部分にスルーホールを形成した。なお、図示すると複雑
になるので、図3では保護性絶縁膜7は省略してある。
【0036】次にDCマグネトロンスパッタリング法を
用い、基板温度200℃で透明電極となるITO膜を堆
積後、ホトエッチングによって画素電極8をパターニン
グした。なお、図には示していないが、このパターニン
グにおいては、同時にパネル周囲のゲート電極2及びソ
ース・ドレーン電極6の端部も、ITO透明電極で被覆
しているが、その理由は、パネルと駆動回路との接続の
信頼性を確保するためである。
用い、基板温度200℃で透明電極となるITO膜を堆
積後、ホトエッチングによって画素電極8をパターニン
グした。なお、図には示していないが、このパターニン
グにおいては、同時にパネル周囲のゲート電極2及びソ
ース・ドレーン電極6の端部も、ITO透明電極で被覆
しているが、その理由は、パネルと駆動回路との接続の
信頼性を確保するためである。
【0037】この実施例によれば、以上までの工程にお
いて、基板割れ、膜剥れなど、従来しばしば生じていた
問題は全く発生しなかった。そこで、このようにして作
製したTFT基板を、引き続き液晶製造工程に投入し、
LCDパネルを完成させ、駆動回路を設け、バックライ
トにより表示状態を調べた結果、画素欠陥による歩留ま
りの低下は極めて少ないことを確認した。
いて、基板割れ、膜剥れなど、従来しばしば生じていた
問題は全く発生しなかった。そこで、このようにして作
製したTFT基板を、引き続き液晶製造工程に投入し、
LCDパネルを完成させ、駆動回路を設け、バックライ
トにより表示状態を調べた結果、画素欠陥による歩留ま
りの低下は極めて少ないことを確認した。
【0038】上述した実施例1によるTFT作製プロセ
スをまとめると、次のようになる。
スをまとめると、次のようになる。
【0039】基板洗浄 Nb−Mo膜堆積 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ウェットエッチング、ドライエッチングでも可
能):ゲート電極 ホトレジスト剥離 CVD(n+・a−Si/a−Si:H/SiN) ホトストレジ塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング):n+・a−Si/a−Si:
H(TFT) ホトレジスト剥離 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング):ゲート絶縁膜SiNスルーホ
ール形成 ホトレジスト剥離 Nb−Mo膜堆積 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング、ウェットエッチングでも可
能):ソース・ドレーン電極 加工(ドライエッチング):n+・a−Si除去(チャネル
形成) ホトレジスト剥離 CVD(SiN) ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング):電極端子・画素電極部にスル
ーホール形成 ホトレジスト剥離 ITO膜堆積 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ウェットエッチング):画素電極 ホトレジスト剥離 以上から明らかなように、CVDによるn+・a−Si
/a−Si:H/SiN積層膜は、1台の装置で連続し
て堆積するので工程数は1である。従って、この実施例
のプロセスは、5回の膜堆積工程と6回のホトリソグラ
フィー工程から構成されていることになり、これは、従
来技術と同じである。しかしながら、この実施例のプロ
セスでは、従来技術と異なり、ゲート電極及びソース・
ドレーン電極にNb−Mo材料を用いている点が特長で
あり、且つ膜堆積及び加工を両電極について全く同一の
工程で作製できることが特長である。
能):ゲート電極 ホトレジスト剥離 CVD(n+・a−Si/a−Si:H/SiN) ホトストレジ塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング):n+・a−Si/a−Si:
H(TFT) ホトレジスト剥離 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング):ゲート絶縁膜SiNスルーホ
ール形成 ホトレジスト剥離 Nb−Mo膜堆積 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング、ウェットエッチングでも可
能):ソース・ドレーン電極 加工(ドライエッチング):n+・a−Si除去(チャネル
形成) ホトレジスト剥離 CVD(SiN) ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ドライエッチング):電極端子・画素電極部にスル
ーホール形成 ホトレジスト剥離 ITO膜堆積 ホトレジスト塗布・露光・現像 加工(ウェットエッチング):画素電極 ホトレジスト剥離 以上から明らかなように、CVDによるn+・a−Si
/a−Si:H/SiN積層膜は、1台の装置で連続し
て堆積するので工程数は1である。従って、この実施例
のプロセスは、5回の膜堆積工程と6回のホトリソグラ
フィー工程から構成されていることになり、これは、従
来技術と同じである。しかしながら、この実施例のプロ
セスでは、従来技術と異なり、ゲート電極及びソース・
ドレーン電極にNb−Mo材料を用いている点が特長で
あり、且つ膜堆積及び加工を両電極について全く同一の
工程で作製できることが特長である。
【0040】従って、この実施例によれば、スループッ
トが向上できると共に、設備投資及びメンテナンス費を
大幅に低減できるので、LCD製品のコスト低減を充分
に得ることができる。
トが向上できると共に、設備投資及びメンテナンス費を
大幅に低減できるので、LCD製品のコスト低減を充分
に得ることができる。
【0041】実施例2 次に、本発明の第2の実施例について説明する。この実
施例により作製したTFT素子の断面模式図を図2に示
す。
施例により作製したTFT素子の断面模式図を図2に示
す。
【0042】よく洗浄したガラス基板1上に、実施例1
のゲート電極のマグネトロンスパッタリング法を用い、
基板温度100℃でNb−Mo膜を堆積した。膜厚は1
20nmとした。
のゲート電極のマグネトロンスパッタリング法を用い、
基板温度100℃でNb−Mo膜を堆積した。膜厚は1
20nmとした。
【0043】このNb−Mo膜をホトエッチングによっ
てソース・ドレーン電極6に加工した。この加工方法
(ウェットエッチング)も、実施例1と全く同様とした。
次に、作製した基板をRFプラズマCVD装置に設置
し、まずソース・ドレーン電極との電気的接触をとるた
めPH3プラズマ処理を加えた後、半導体層4となるa
−Si:H膜を形成した。このとき基板温度は250℃
とし、モノシランSiH4を原料ガスに用いて膜厚は1
8nmとした。なお、このように膜厚を薄くする理由
は、パネルを完成させたとき半導体層に流れ、トランジ
スタのオフ電流を増大させる原因となる光電流を抑制す
るためである。
てソース・ドレーン電極6に加工した。この加工方法
(ウェットエッチング)も、実施例1と全く同様とした。
次に、作製した基板をRFプラズマCVD装置に設置
し、まずソース・ドレーン電極との電気的接触をとるた
めPH3プラズマ処理を加えた後、半導体層4となるa
−Si:H膜を形成した。このとき基板温度は250℃
とし、モノシランSiH4を原料ガスに用いて膜厚は1
8nmとした。なお、このように膜厚を薄くする理由
は、パネルを完成させたとき半導体層に流れ、トランジ
スタのオフ電流を増大させる原因となる光電流を抑制す
るためである。
【0044】引き続き、同一チャンバ内で、この上にゲ
ート絶縁膜3となるSiN層を形成した。基板温度は、
活性層のときと同じく250℃とし、SiH4、NH3、
及びN2の混合ガスを原料ガスとして用い、300nm
の膜厚に作製した。次いで、ゲート電極2となるNb−
Mo膜を、ソース・ドレーン電極6と同一の方法、すな
わちマグネトロンスパッタリング法で、基板温度100
℃、膜厚240nmとして作製した。
ート絶縁膜3となるSiN層を形成した。基板温度は、
活性層のときと同じく250℃とし、SiH4、NH3、
及びN2の混合ガスを原料ガスとして用い、300nm
の膜厚に作製した。次いで、ゲート電極2となるNb−
Mo膜を、ソース・ドレーン電極6と同一の方法、すな
わちマグネトロンスパッタリング法で、基板温度100
℃、膜厚240nmとして作製した。
【0045】この後、ゲート電極2を加工したが、この
ときソース・ドレーン電極6のときとやや異なる点は、
Nb−Mo膜をオーバエッチングすることであり、具体
的には、エッチング時間を長めに設定すれば良い。引き
続き、そのままホトレジスト剥離をしないで、ドライエ
ッチング法によって活性層及びゲート絶縁膜をパターニ
ングした。ここで測定した結果、ゲート電極Nb−Mo
の活性層及びゲート絶縁膜パターン幅に対する、オーバ
エッチングによる後退量は、片側約1.5μmであっ
た。この後退量はゲート電極とソース・ドレ−ン電極間
のショートを防止するのに必要十分な距離である。
ときソース・ドレーン電極6のときとやや異なる点は、
Nb−Mo膜をオーバエッチングすることであり、具体
的には、エッチング時間を長めに設定すれば良い。引き
続き、そのままホトレジスト剥離をしないで、ドライエ
ッチング法によって活性層及びゲート絶縁膜をパターニ
ングした。ここで測定した結果、ゲート電極Nb−Mo
の活性層及びゲート絶縁膜パターン幅に対する、オーバ
エッチングによる後退量は、片側約1.5μmであっ
た。この後退量はゲート電極とソース・ドレ−ン電極間
のショートを防止するのに必要十分な距離である。
【0046】この上に保護性絶縁膜7となるSiN膜を
RFプラズマCVD法によって形成した。基板温度は2
50℃とし、SiH4、NH3、及びN2の混合ガスを原
料ガスとして用い、300nmの膜厚に作製した。その
後、ドライエッチング法によってパネル周囲の保護性絶
縁膜SiNを除去し、電極端子を露出させると共に画素
電極部分にスルーホールを形成した。さらにこの上に、
マグネトロンスパッタリング法を用い、基板温度200
℃で透明電極のITO膜を堆積後、ホトエッチングによ
って画素電極8をパターニングした。なお、図には示し
ていないが、このパターニングにおいては、同時にパネ
ル周囲のゲート電極2及びソース・ドレーン電極6端部
もITO透明電極で被覆している。
RFプラズマCVD法によって形成した。基板温度は2
50℃とし、SiH4、NH3、及びN2の混合ガスを原
料ガスとして用い、300nmの膜厚に作製した。その
後、ドライエッチング法によってパネル周囲の保護性絶
縁膜SiNを除去し、電極端子を露出させると共に画素
電極部分にスルーホールを形成した。さらにこの上に、
マグネトロンスパッタリング法を用い、基板温度200
℃で透明電極のITO膜を堆積後、ホトエッチングによ
って画素電極8をパターニングした。なお、図には示し
ていないが、このパターニングにおいては、同時にパネ
ル周囲のゲート電極2及びソース・ドレーン電極6端部
もITO透明電極で被覆している。
【0047】この実施例2によっても、基板割れ、膜剥
れなど、以上の工程において従来しばしば生じていた問
題は全く発生しなかった。そこで、作製したTFT基板
を液晶工程に投入し、LCDパネルを完成させ、表示状
態を調べた結果、画素欠陥による歩留まりの低下は極め
て少ないことを確認した。
れなど、以上の工程において従来しばしば生じていた問
題は全く発生しなかった。そこで、作製したTFT基板
を液晶工程に投入し、LCDパネルを完成させ、表示状
態を調べた結果、画素欠陥による歩留まりの低下は極め
て少ないことを確認した。
【0048】なお、以上の実施例では説明しなかった
が、本発明では、Moに代えてVを用いても実施可能な
ことは、上記した通りであり、この場合でも、Moを用
いた場合と同様な作用効果を得ることができる。
が、本発明では、Moに代えてVを用いても実施可能な
ことは、上記した通りであり、この場合でも、Moを用
いた場合と同様な作用効果を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、電極材料や配線材料と
して、Nbに、Mo又はVから選んだ少なくとも一種の
金属を添加した材料を用いるという簡単な構成で、低抵
抗化と膜応力の低減とが得られるので、スループット及
び歩留まりが高いTFT−LCDパネルを容易に提供す
ることができ、従って、アクティブマトリクス型液晶デ
ィスプレイ装置の低コスト化を充分に得ることができ
る。また、この結果、本発明によれば、アクティブマト
リクス型液晶ディスプレイ装置の高精細化と大型化にも
低コストで容易に対応することができる。
して、Nbに、Mo又はVから選んだ少なくとも一種の
金属を添加した材料を用いるという簡単な構成で、低抵
抗化と膜応力の低減とが得られるので、スループット及
び歩留まりが高いTFT−LCDパネルを容易に提供す
ることができ、従って、アクティブマトリクス型液晶デ
ィスプレイ装置の低コスト化を充分に得ることができ
る。また、この結果、本発明によれば、アクティブマト
リクス型液晶ディスプレイ装置の高精細化と大型化にも
低コストで容易に対応することができる。
【図1】本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディ
スプレイ装置の第1の実施例におけるTFT部分を示す
断面模式図である。
スプレイ装置の第1の実施例におけるTFT部分を示す
断面模式図である。
【図2】本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディ
スプレイ装置の第2の実施例におけるTFT部分を示す
断面模式図である。
スプレイ装置の第2の実施例におけるTFT部分を示す
断面模式図である。
【図3】本発明によるアクティブマトリクス型液晶ディ
スプレイ装置の第1の実施例を示す平面模式図である。
スプレイ装置の第1の実施例を示す平面模式図である。
【図4】本発明による配線材料の比抵抗を説明する特性
図である。
図である。
【図5】本発明による配線材料の内部応力を説明する特
性図である。
性図である。
1 ガラス基板 2 ゲート電極 3 ゲート絶縁膜 4 半導体層(a−Si:H膜) 5 n+・a−Si膜 6 ソース・ドレーン電極 7 画素電極 8 保護性絶縁膜
フロントページの続き (72)発明者 峯村 哲郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 画素となる液晶素子毎に薄膜トランジス
タを備えた、アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ
装置において、 前記薄膜トランジスタの各電極及びそれに対する配線の
少なくとも一種が、ニオブを主体とし、これにモリブデ
ン又はバナジウムの少なくとも一方を添加した合金材料
で構成されていることを特徴とするアクティブマトリク
ス型液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、 前記配線が同一の合金材料で構成されていることを特徴
とするアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項3】 請求項1の発明において、 前記配線が同一の膜厚に形成されていることを特徴とす
るアクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項4】 請求項1の発明において、 前記配線は、そのパターン端部に60°以下のテーパが
形成されていることを特徴とするアクティブマトリクス
型液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項5】 請求項1の発明において、 前記配線が、前記モリブデン又はバナジウムの少なくと
も一種の金属の濃度の高い合金層と低い合金層との積層
膜で構成されていることを特徴とするアクティブマトリ
クス型液晶ディスプレイ装置。 - 【請求項6】 請求項1の発明において、 前記配線が、ニオブの層と、前記合金材料の層との積層
膜で構成されていることを特徴とするアクティブマトリ
クス型液晶ディスプレイ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17353695A JPH0926598A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置 |
US08/663,523 US5831694A (en) | 1995-06-14 | 1996-06-13 | TFT panel for high resolution- and large size- liquid crystal display |
KR1019960021429A KR100430744B1 (ko) | 1995-06-14 | 1996-06-14 | 고집적도대면적lcd디스플레이용tft패널과그제조방법및액정표시장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17353695A JPH0926598A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0926598A true JPH0926598A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15962357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17353695A Pending JPH0926598A (ja) | 1995-06-14 | 1995-07-10 | アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0926598A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040001689A (ko) * | 2002-06-28 | 2004-01-07 | 삼성전자주식회사 | 배선, 이를 포함하는 박막 트랜지스터 어레이 기판 및 그제조 방법 |
JP2006080505A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Samsung Electronics Co Ltd | 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法 |
US7105896B2 (en) | 2003-07-22 | 2006-09-12 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Thin film transistor circuit device, production method thereof and liquid crystal display using the think film transistor circuit device |
JP2010281995A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | 電子デバイス及びその製造方法、並びに電子機器 |
JP2011018786A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Fujifilm Corp | 電子素子及び電子素子の製造方法 |
US9437486B2 (en) | 1998-06-29 | 2016-09-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sputtering target |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP17353695A patent/JPH0926598A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9437486B2 (en) | 1998-06-29 | 2016-09-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sputtering target |
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