JPH09263001A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09263001A JPH09263001A JP7605096A JP7605096A JPH09263001A JP H09263001 A JPH09263001 A JP H09263001A JP 7605096 A JP7605096 A JP 7605096A JP 7605096 A JP7605096 A JP 7605096A JP H09263001 A JPH09263001 A JP H09263001A
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像品質に優れると共に安定した画像形成が
可能であり、しかも消費電力が小さくコンパクトな画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 中間記録媒体16と、アパチャ4を挟ん
でトナー供給装置10に対して搬送方向上流側近傍にお
いて、中間記録媒体16表面に加湿する加湿機構51が
配設されている。この加湿機構51は、親水性に優れた
ゴム製の加湿ローラー52が回転可能に枢支され、この
加湿ローラー52の下端部が部分的に、水貯蔵タンク5
3の水に浸されている。これにより、加湿ローラー52
が搬送される中間記録媒体16と同期して回転すること
で、加湿ローラー52の表面に付着した水が中間記録媒
体16の表面に全体に亙って付着され、トナー供給装置
10より供給されるトナーTがより中間記録媒体16に
強く付着することになる。
可能であり、しかも消費電力が小さくコンパクトな画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 中間記録媒体16と、アパチャ4を挟ん
でトナー供給装置10に対して搬送方向上流側近傍にお
いて、中間記録媒体16表面に加湿する加湿機構51が
配設されている。この加湿機構51は、親水性に優れた
ゴム製の加湿ローラー52が回転可能に枢支され、この
加湿ローラー52の下端部が部分的に、水貯蔵タンク5
3の水に浸されている。これにより、加湿ローラー52
が搬送される中間記録媒体16と同期して回転すること
で、加湿ローラー52の表面に付着した水が中間記録媒
体16の表面に全体に亙って付着され、トナー供給装置
10より供給されるトナーTがより中間記録媒体16に
強く付着することになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アパチャ電極体の
通過部から飛び出した現像剤を、中間記録媒体に一旦付
着させて移送した後、記録媒体に転写させる画像形成装
置に関し、特にその中間記録媒体への現像剤の付着力を
改善するようにしたものに関する。
通過部から飛び出した現像剤を、中間記録媒体に一旦付
着させて移送した後、記録媒体に転写させる画像形成装
置に関し、特にその中間記録媒体への現像剤の付着力を
改善するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の微小な開口部を、記録媒体
の幅方向に向けて、微小間隔毎に列状に形成するととも
に、これら多数の開口部の各々の周囲に電極を有するア
パチャ電極体を設け、このアパチャ電極体の一方側に、
アパチャ電極体の多数の開口部にトナーを供給するトナ
ー供給機構を設けるとともに、その他方側に、高電圧が
印加された対向電極を設け、このアパチャ電極体の各電
極に供給する駆動電圧を個別に制御しながら、その対向
電極に沿わせて記録媒体を搬送することで、トナー供給
機構から供給されるトナーが、開口部を通過して、対向
電極の静電吸着力により、その対向電極に向けて飛び出
して、記録用紙に付着され、その後定着機構により定着
されて画像を記録するようにした画像形成装置が提案
(米国特許第3689935号参照)されている。
の幅方向に向けて、微小間隔毎に列状に形成するととも
に、これら多数の開口部の各々の周囲に電極を有するア
パチャ電極体を設け、このアパチャ電極体の一方側に、
アパチャ電極体の多数の開口部にトナーを供給するトナ
ー供給機構を設けるとともに、その他方側に、高電圧が
印加された対向電極を設け、このアパチャ電極体の各電
極に供給する駆動電圧を個別に制御しながら、その対向
電極に沿わせて記録媒体を搬送することで、トナー供給
機構から供給されるトナーが、開口部を通過して、対向
電極の静電吸着力により、その対向電極に向けて飛び出
して、記録用紙に付着され、その後定着機構により定着
されて画像を記録するようにした画像形成装置が提案
(米国特許第3689935号参照)されている。
【0003】しかし、この画像形成装置においては、ト
ナー供給機構から供給されるトナーを、開口部を介して
対向電極に向けて確実に移動させる関係状、アパチャ電
極体と対向電極との隙間が、約1mm以下に設定されてい
ることから、厚手の記録媒体がその隙間を通過できない
ことから、厚手の記録媒体に画像を記録できないことに
なる。
ナー供給機構から供給されるトナーを、開口部を介して
対向電極に向けて確実に移動させる関係状、アパチャ電
極体と対向電極との隙間が、約1mm以下に設定されてい
ることから、厚手の記録媒体がその隙間を通過できない
ことから、厚手の記録媒体に画像を記録できないことに
なる。
【0004】そこで、特開平4−152154号公報に
おいて、前記アパチャ電極体と記録媒体との間に、対向
電極と部分的に接触する転写ドラム(中間記録媒体に相
当する)を、記録媒体の搬送と同期して回転駆動可能に
設け、開口部を通過して対向電極に向けて飛び出したト
ナーが転写ドラムに一旦付着され、この転写ドラムに付
着したトナーが転写位置まで移送された後、記録媒体に
転写されるように構成し、樹脂系や金属系などの各種の
厚手の記録媒体にも画像を記録できるようにした画像形
成装置が提案されている。
おいて、前記アパチャ電極体と記録媒体との間に、対向
電極と部分的に接触する転写ドラム(中間記録媒体に相
当する)を、記録媒体の搬送と同期して回転駆動可能に
設け、開口部を通過して対向電極に向けて飛び出したト
ナーが転写ドラムに一旦付着され、この転写ドラムに付
着したトナーが転写位置まで移送された後、記録媒体に
転写されるように構成し、樹脂系や金属系などの各種の
厚手の記録媒体にも画像を記録できるようにした画像形
成装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特開平
4−152154号公報に記載の、転写ドラムを備えた
画像形成装置においては、対向電極の高電圧を介して発
生した静電吸引力、つまり静電力により、開口部を通過
して転写ドラム(中間記録媒体に相当する)に付着され
たトナーは、転写ドラムの回転により、対向電極から遠
ざかりつつ移動する。このとき、この転写ドラムに付着
しているトナーは、主に対向電極による比較的大きな静
電力により付着しているが、転写ドラムの回転に応じ
て、その静電力を徐々に受けなくなったトナーは、その
後、ファン・デル・ワールス力や鏡像力などにより、辛
うじて付着している状態で転写位置まで移送される。
4−152154号公報に記載の、転写ドラムを備えた
画像形成装置においては、対向電極の高電圧を介して発
生した静電吸引力、つまり静電力により、開口部を通過
して転写ドラム(中間記録媒体に相当する)に付着され
たトナーは、転写ドラムの回転により、対向電極から遠
ざかりつつ移動する。このとき、この転写ドラムに付着
しているトナーは、主に対向電極による比較的大きな静
電力により付着しているが、転写ドラムの回転に応じ
て、その静電力を徐々に受けなくなったトナーは、その
後、ファン・デル・ワールス力や鏡像力などにより、辛
うじて付着している状態で転写位置まで移送される。
【0006】一方、トナー粒子は、綺麗な球状ではな
く、例えるなら、「コンペイトウ」のように、多数の突
出部を有する球体であるので、転写ドラムの付着面と
は、これら突出部の先端部だけで付着し、更に2〜3層
に亙って集団的に層状に付着しているので、前述したフ
ァン・デル・ワールス力や鏡像力が極端に弱くなった場
合には、これら層状に付着したトナー集団の質量が大き
いことから、このトナー集団が転写ドラムからその移送
中に部分的に脱落する場合があり、綺麗な画像を記録媒
体に形成できないという問題がある。
く、例えるなら、「コンペイトウ」のように、多数の突
出部を有する球体であるので、転写ドラムの付着面と
は、これら突出部の先端部だけで付着し、更に2〜3層
に亙って集団的に層状に付着しているので、前述したフ
ァン・デル・ワールス力や鏡像力が極端に弱くなった場
合には、これら層状に付着したトナー集団の質量が大き
いことから、このトナー集団が転写ドラムからその移送
中に部分的に脱落する場合があり、綺麗な画像を記録媒
体に形成できないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、中間記録媒体を加湿手段
によって加湿させて、現像剤の付着力を高めて脱落させ
ることなく、記録媒体に確実に転写し得るような画像形
成装置を提供することである。
によって加湿させて、現像剤の付着力を高めて脱落させ
ることなく、記録媒体に確実に転写し得るような画像形
成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の画像形成装置
は、複数の通過部が記録媒体の幅方向に列状に形成され
るとともに、複数の通過部の各々に電極を有するアパチ
ャ電極体と、そのアパチャ電極体の通過部に現像剤を供
給する現像剤供給機構と、アパチャ電極体の各電極に供
給する電圧を個別に制御して、各通過部を通過する現像
剤を制御する現像剤制御手段と、アパチャ電極体に対し
て現像剤供給機構と反対側に設けられ、記録媒体の搬送
と同期して回転駆動して、通過部を通過した現像剤を付
着して転写位置へ移送する中間記録媒体とを備えた画像
形成装置において、中間記録媒体に付着する現像剤の付
着力を高める為に、中間記録媒体を加湿するための加湿
手段を備えたものである。
は、複数の通過部が記録媒体の幅方向に列状に形成され
るとともに、複数の通過部の各々に電極を有するアパチ
ャ電極体と、そのアパチャ電極体の通過部に現像剤を供
給する現像剤供給機構と、アパチャ電極体の各電極に供
給する電圧を個別に制御して、各通過部を通過する現像
剤を制御する現像剤制御手段と、アパチャ電極体に対し
て現像剤供給機構と反対側に設けられ、記録媒体の搬送
と同期して回転駆動して、通過部を通過した現像剤を付
着して転写位置へ移送する中間記録媒体とを備えた画像
形成装置において、中間記録媒体に付着する現像剤の付
着力を高める為に、中間記録媒体を加湿するための加湿
手段を備えたものである。
【0009】このとき、例えば現像剤が供給する前に、
あらかじめ中間記録媒体を加湿手段によって加湿させる
ことにより、中間記録媒体と現像剤の付着力が高まり、
現像剤の転写位置への移送時に、現像剤が中間記録媒体
から脱落することがなく、中間記録媒体に付着した全て
の現像剤が転写位置まで確実に移送され、その後転写位
置で記録媒体に転写されて綺麗な画像を記録媒体に形成
することができる。
あらかじめ中間記録媒体を加湿手段によって加湿させる
ことにより、中間記録媒体と現像剤の付着力が高まり、
現像剤の転写位置への移送時に、現像剤が中間記録媒体
から脱落することがなく、中間記録媒体に付着した全て
の現像剤が転写位置まで確実に移送され、その後転写位
置で記録媒体に転写されて綺麗な画像を記録媒体に形成
することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置において、前記中間記録媒体がベ
ルト状に形成され、前記加湿手段がローラ状に形成され
て中間記録媒体に接触していることを特徴とする。つま
り、請求項2の画像形成装置によれば、中間記録媒体が
ベルト状に形成されているため、中間記録媒体をドラム
により構成した場合に比べ、小さなスペースに納めるこ
とができ、また、加湿手段の配置は、比較的に柔軟に行
えるので、スペースを有効に利用して配置することがで
き、延いては装置全体を小型化することができる。
に記載の画像形成装置において、前記中間記録媒体がベ
ルト状に形成され、前記加湿手段がローラ状に形成され
て中間記録媒体に接触していることを特徴とする。つま
り、請求項2の画像形成装置によれば、中間記録媒体が
ベルト状に形成されているため、中間記録媒体をドラム
により構成した場合に比べ、小さなスペースに納めるこ
とができ、また、加湿手段の配置は、比較的に柔軟に行
えるので、スペースを有効に利用して配置することがで
き、延いては装置全体を小型化することができる。
【0011】次に、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の画像形成装置において、前記中
間記録媒体に対向させて、アパチャ電極体および現像剤
供給手段を複数設けたことを特徴とする。従って、請求
項3の画像形成装置によれば、各現像剤供給手段が、色
の異なる現像剤を各アパチャ電極体に供給するようにす
れば、中間記録媒体上に色の異なる画像を形成すること
ができ、これらを画像記録媒体に転写することで画像記
録媒体にマルチカラーあるいはフルカラーの画像を形成
することができる。
または請求項2に記載の画像形成装置において、前記中
間記録媒体に対向させて、アパチャ電極体および現像剤
供給手段を複数設けたことを特徴とする。従って、請求
項3の画像形成装置によれば、各現像剤供給手段が、色
の異なる現像剤を各アパチャ電極体に供給するようにす
れば、中間記録媒体上に色の異なる画像を形成すること
ができ、これらを画像記録媒体に転写することで画像記
録媒体にマルチカラーあるいはフルカラーの画像を形成
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態について図面と共に説明する。
形態について図面と共に説明する。
【0013】図1は、第1の実施の形態のモノカラー画
像を形成する画像形成装置2の概略構成を示す説明図で
ある。
像を形成する画像形成装置2の概略構成を示す説明図で
ある。
【0014】図1に示すように、本実施の形態の画像形
成装置2は、現像剤としてのトナーTを通過させるため
の複数の通過部としてのアパチャ4,及びトナーTのア
パチャ4通過を制御するために各アパチャ4毎に設けら
れた制御電極6を有するアパチャ電極体8と、アパチャ
電極体8の下部に設けられ、記録紙やOHP用紙等の画
像記録媒体Pに画像を形成するためのトナーTを蓄える
と共に、該トナーTをアパチャ電極体8に供給する現像
剤供給機構としてのトナー供給装置10と、継ぎ目のな
いベルト状に形成され、アパチャ電極体8の上部に該ア
パチャ電極体8に対し所定間隔(例えば0.5mm)を
あけて配設された中間記録媒体16と、アパチャ4を挟
んでトナー供給装置10に対向する位置に配設された背
面電極ローラ12と、画像記録媒体Pの搬送経路に接す
る位置に設けられ、背面電極ローラ12と共に中間記録
媒体16を張設すると共に、内部にヒータを有し発熱し
て中間記録媒体16を所定の温度に加熱する熱ローラ1
4と、中間記録媒体16を挟んで熱ローラ14に対向す
る位置に設けられ、熱ローラ14と共に画像記録媒体P
を中間記録媒体16に圧接しながら搬送する圧力ローラ
18と、背面電極ローラ12に所定の高電圧(例えば5
00V)を印加し、背面電極ローラ12と制御電極6と
の間に所定の電界を形成する直流電源20と、外部から
入力される画像データに応じて制御電極6に画像形成電
圧(例えば+30V),あるいは画像非形成電圧(例え
ば−30V)を印加する現像剤制御手段としての制御電
圧印加回路22とにより構成されている。
成装置2は、現像剤としてのトナーTを通過させるため
の複数の通過部としてのアパチャ4,及びトナーTのア
パチャ4通過を制御するために各アパチャ4毎に設けら
れた制御電極6を有するアパチャ電極体8と、アパチャ
電極体8の下部に設けられ、記録紙やOHP用紙等の画
像記録媒体Pに画像を形成するためのトナーTを蓄える
と共に、該トナーTをアパチャ電極体8に供給する現像
剤供給機構としてのトナー供給装置10と、継ぎ目のな
いベルト状に形成され、アパチャ電極体8の上部に該ア
パチャ電極体8に対し所定間隔(例えば0.5mm)を
あけて配設された中間記録媒体16と、アパチャ4を挟
んでトナー供給装置10に対向する位置に配設された背
面電極ローラ12と、画像記録媒体Pの搬送経路に接す
る位置に設けられ、背面電極ローラ12と共に中間記録
媒体16を張設すると共に、内部にヒータを有し発熱し
て中間記録媒体16を所定の温度に加熱する熱ローラ1
4と、中間記録媒体16を挟んで熱ローラ14に対向す
る位置に設けられ、熱ローラ14と共に画像記録媒体P
を中間記録媒体16に圧接しながら搬送する圧力ローラ
18と、背面電極ローラ12に所定の高電圧(例えば5
00V)を印加し、背面電極ローラ12と制御電極6と
の間に所定の電界を形成する直流電源20と、外部から
入力される画像データに応じて制御電極6に画像形成電
圧(例えば+30V),あるいは画像非形成電圧(例え
ば−30V)を印加する現像剤制御手段としての制御電
圧印加回路22とにより構成されている。
【0015】なお、背面電極ローラ12および熱ローラ
14は、図示しない駆動回路により所定の速度で図中反
時計回り方向(矢印X方向)に回転駆動されており、中
間記録媒体16を所定の速度で移送している。
14は、図示しない駆動回路により所定の速度で図中反
時計回り方向(矢印X方向)に回転駆動されており、中
間記録媒体16を所定の速度で移送している。
【0016】一方、アパチャ4によるトナーTの通過位
置に対して、中間記録媒体16の搬送方向上流側近傍に
おいて、中間記録媒体16表面に加湿する加湿手段とし
ての加湿機構51が配設されている。即ち、この加湿機
構51について説明すると、親水性に優れたゴム製の加
湿ローラー52が回転可能に枢支され、この加湿ローラ
ー52の下端部が部分的に、水貯蔵タンク53の水に浸
されている。これにより、加湿ローラー52が搬送され
る中間記録媒体16と同期して回転することで、加湿ロ
ーラー52の表面に付着した水が中間記録媒体16の表
面に全体に亙って付着され、トナー供給装置10より供
給されるトナーTがより中間記録媒体16に強く付着
し、トナーT同士も付着しやすくなる。付着の機構は次
に説明する。すなわち、トナー粒子と他の物体(ここで
は中間記録媒体16あるいは他のトナー粒子)の間に液
が付着して円弧状の曲面を形成すると、両者は水膜内に
生ずる負圧による力と水膜の表面張力の和の力を受ける
こととなる。この力は付着力であり、トナーTがより中
間記録媒体16に強く付着し、トナーT同士も付着しや
すくなる。
置に対して、中間記録媒体16の搬送方向上流側近傍に
おいて、中間記録媒体16表面に加湿する加湿手段とし
ての加湿機構51が配設されている。即ち、この加湿機
構51について説明すると、親水性に優れたゴム製の加
湿ローラー52が回転可能に枢支され、この加湿ローラ
ー52の下端部が部分的に、水貯蔵タンク53の水に浸
されている。これにより、加湿ローラー52が搬送され
る中間記録媒体16と同期して回転することで、加湿ロ
ーラー52の表面に付着した水が中間記録媒体16の表
面に全体に亙って付着され、トナー供給装置10より供
給されるトナーTがより中間記録媒体16に強く付着
し、トナーT同士も付着しやすくなる。付着の機構は次
に説明する。すなわち、トナー粒子と他の物体(ここで
は中間記録媒体16あるいは他のトナー粒子)の間に液
が付着して円弧状の曲面を形成すると、両者は水膜内に
生ずる負圧による力と水膜の表面張力の和の力を受ける
こととなる。この力は付着力であり、トナーTがより中
間記録媒体16に強く付着し、トナーT同士も付着しや
すくなる。
【0017】次に、中間記録媒体16は、ポリイミド,
アラミド,テフロン,シリコン等といった耐湿性,離型
性の優れた樹脂により形成された樹脂フィルムからな
り、この樹脂フィルムを継目のないベルト状に形成した
ものである。
アラミド,テフロン,シリコン等といった耐湿性,離型
性の優れた樹脂により形成された樹脂フィルムからな
り、この樹脂フィルムを継目のないベルト状に形成した
ものである。
【0018】なお、中間記録媒体16の離型性を更に高
めるために、樹脂フィルムの表面にシリコンオイル等を
塗布あるいは含浸してもよい。また、中間記録媒体16
の帯電を除去し、中間記録媒体16にほこり等が付着し
て画像品質を低下させることを防止するために、カーボ
ン粒子を分散させたコート層を樹脂フィルムの表面に形
成してもよい。更に、樹脂の代わりに、ステンレス,ニ
ッケル等の金属フィルムを用いて中間記録媒体16を構
成してもよい。
めるために、樹脂フィルムの表面にシリコンオイル等を
塗布あるいは含浸してもよい。また、中間記録媒体16
の帯電を除去し、中間記録媒体16にほこり等が付着し
て画像品質を低下させることを防止するために、カーボ
ン粒子を分散させたコート層を樹脂フィルムの表面に形
成してもよい。更に、樹脂の代わりに、ステンレス,ニ
ッケル等の金属フィルムを用いて中間記録媒体16を構
成してもよい。
【0019】また、制御電圧印加回路22は、外部のコ
ンピュータや画像読取装置や画像通信装置等に接続さ
れ、これらの装置から画像データが入力される。
ンピュータや画像読取装置や画像通信装置等に接続さ
れ、これらの装置から画像データが入力される。
【0020】ここで、トナー供給装置10は、トナー供
給装置10のハウジングを兼ねるトナーケース24と、
トナーケース24内に回動可能に支持された円筒形のト
ナー担持ローラ26と、同様にトナーケース24内に回
動可能に支持されると共に、トナー担持ローラ26と接
した状態で平行に配設された円筒形の供給ローラ28
と、供給ローラ28の上方にその一端がトナー担持ロー
ラ26のローラ面を押圧するように配設された平板状の
トナー層規制ブレード30とにより構成されている。
給装置10のハウジングを兼ねるトナーケース24と、
トナーケース24内に回動可能に支持された円筒形のト
ナー担持ローラ26と、同様にトナーケース24内に回
動可能に支持されると共に、トナー担持ローラ26と接
した状態で平行に配設された円筒形の供給ローラ28
と、供給ローラ28の上方にその一端がトナー担持ロー
ラ26のローラ面を押圧するように配設された平板状の
トナー層規制ブレード30とにより構成されている。
【0021】なお、トナー担持ローラ26および供給ロ
ーラ28は、図示しない駆動回路により、所定の速度で
図中時計回り方向(矢印Y方向)に回動駆動されてい
る。また、トナー担持ローラ26は、表面部分が電極体
で被覆されており、その電位が0Vとなるように電気的
に接地されている。
ーラ28は、図示しない駆動回路により、所定の速度で
図中時計回り方向(矢印Y方向)に回動駆動されてい
る。また、トナー担持ローラ26は、表面部分が電極体
で被覆されており、その電位が0Vとなるように電気的
に接地されている。
【0022】このように構成されたトナー供給装置10
においては、供給ローラ28の回動により、トナーケー
ス24内に蓄えられたトナーTが、トナー担持ローラ2
6に向けて搬送される。そして、供給ローラ28とトナ
ー担持ローラ26との接触面まで搬送されたトナーT
は、トナー担持ローラ26に擦り付けられてマイナスに
帯電すると共に、トナー担持ローラ26に担持される。
こうしてトナー担持ローラ26に担持されたトナーT
は、トナー担持ローラ26の回動により、アパチャ電極
体8に向けて搬送され、その途中で、トナー層規制ブレ
ード30により、ローラ面上で均一にトナーTが分布す
るよう薄層化されると共に、各トナーTの帯電量を均一
にされた後、アパチャ電極体8に供給される。
においては、供給ローラ28の回動により、トナーケー
ス24内に蓄えられたトナーTが、トナー担持ローラ2
6に向けて搬送される。そして、供給ローラ28とトナ
ー担持ローラ26との接触面まで搬送されたトナーT
は、トナー担持ローラ26に擦り付けられてマイナスに
帯電すると共に、トナー担持ローラ26に担持される。
こうしてトナー担持ローラ26に担持されたトナーT
は、トナー担持ローラ26の回動により、アパチャ電極
体8に向けて搬送され、その途中で、トナー層規制ブレ
ード30により、ローラ面上で均一にトナーTが分布す
るよう薄層化されると共に、各トナーTの帯電量を均一
にされた後、アパチャ電極体8に供給される。
【0023】次に、アパチャ電極体8は、図2に示すよ
うに、厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート32に
より構成されており、この絶縁シート32には、直径1
00μmの丸型をした複数のアパチャ4が長手方向に沿
って一列に形成され、更に、アパチャ4の通過周縁部に
は、厚さ8μmの銅箔からなる制御電極6が各アパチャ
4毎に形成されている。
うに、厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート32に
より構成されており、この絶縁シート32には、直径1
00μmの丸型をした複数のアパチャ4が長手方向に沿
って一列に形成され、更に、アパチャ4の通過周縁部に
は、厚さ8μmの銅箔からなる制御電極6が各アパチャ
4毎に形成されている。
【0024】このように構成されたアパチャ電極体8
は、図1に示すように、制御電極6が形成されている面
を中間記録媒体16に対向させた状態で、トナー担持ロ
ーラ26の上部を圧接するように配設される。
は、図1に示すように、制御電極6が形成されている面
を中間記録媒体16に対向させた状態で、トナー担持ロ
ーラ26の上部を圧接するように配設される。
【0025】このため、トナー担持ローラ26上のトナ
ーTはアパチャ電極体8を構成する絶縁シート32に擦
られつつアパチャ4の下に供給される。
ーTはアパチャ電極体8を構成する絶縁シート32に擦
られつつアパチャ4の下に供給される。
【0026】次に、上記のように構成された画像形成装
置2の動作について説明する。
置2の動作について説明する。
【0027】即ち、画像形成装置2においては、外部よ
り画像信号が入力されると、制御電圧印加回路22が、
この画像信号に応じて、トナーTを通過させるべきアパ
チャ4の制御電極6には+30V、トナーTを通過させ
るべきでないアパチャ4の制御電極6には−30Vの電
圧を印加する。
り画像信号が入力されると、制御電圧印加回路22が、
この画像信号に応じて、トナーTを通過させるべきアパ
チャ4の制御電極6には+30V、トナーTを通過させ
るべきでないアパチャ4の制御電極6には−30Vの電
圧を印加する。
【0028】すると、所定の電圧が印加された制御電極
6と、接地され0Vに設定されたトナー担持ローラ26
との間の電位差により、各アパチャ4内には、制御電極
6に印加された電圧に応じた電界が形成され、マイナス
に帯電したトナーTは、電位の高い側に向かう静電力を
受ける。
6と、接地され0Vに設定されたトナー担持ローラ26
との間の電位差により、各アパチャ4内には、制御電極
6に印加された電圧に応じた電界が形成され、マイナス
に帯電したトナーTは、電位の高い側に向かう静電力を
受ける。
【0029】つまり、制御電極6に+30Vの電圧が印
加されたアパチャ4では、制御電極6側の電位が高くな
るため、トナーTは、制御電極6に向かう静電力を受け
る。これにより、トナー担持ローラ26に担持されたト
ナーTは、トナー担持ローラ26の表面から飛翔してア
パチャ4を通過し、アパチャ電極体8の制御電極6側に
引き出される。ここで、背面電極ローラ12には直流電
源20により+500Vの電圧が印加されており、制御
電極6側に引き出されたトナーTは、背面電極ローラ1
2と制御電極6との間の電位差により形成される電界に
より、静電力を受けて更に電位の高い背面電極ローラ1
2に向けて飛翔し、アパチャ電極体8と背面電極ローラ
12の間に配設された中間記録媒体16上に付着堆積す
る。
加されたアパチャ4では、制御電極6側の電位が高くな
るため、トナーTは、制御電極6に向かう静電力を受け
る。これにより、トナー担持ローラ26に担持されたト
ナーTは、トナー担持ローラ26の表面から飛翔してア
パチャ4を通過し、アパチャ電極体8の制御電極6側に
引き出される。ここで、背面電極ローラ12には直流電
源20により+500Vの電圧が印加されており、制御
電極6側に引き出されたトナーTは、背面電極ローラ1
2と制御電極6との間の電位差により形成される電界に
より、静電力を受けて更に電位の高い背面電極ローラ1
2に向けて飛翔し、アパチャ電極体8と背面電極ローラ
12の間に配設された中間記録媒体16上に付着堆積す
る。
【0030】また、制御電極6に−30Vの電圧が印加
されたアパチャ4では、トナー担持ローラ26側の電位
が高くなり、トナーTは、トナー担持ローラ26に向か
う静電力を受ける。このため、トナーTはトナー担持ロ
ーラ26の表面から飛翔することなく、トナー担持ロー
ラ26上に保持される。
されたアパチャ4では、トナー担持ローラ26側の電位
が高くなり、トナーTは、トナー担持ローラ26に向か
う静電力を受ける。このため、トナーTはトナー担持ロ
ーラ26の表面から飛翔することなく、トナー担持ロー
ラ26上に保持される。
【0031】この結果、中間記録媒体16上において、
制御電極6に+30Vが印加されたアパチャ4に対向す
る部分には画素が形成され、制御電極6に−30Vが印
加されたアパチャ4に対向する部分には画素が形成され
ず、1列分のトナー像が形成される。
制御電極6に+30Vが印加されたアパチャ4に対向す
る部分には画素が形成され、制御電極6に−30Vが印
加されたアパチャ4に対向する部分には画素が形成され
ず、1列分のトナー像が形成される。
【0032】このようにして、中間記録媒体16に、1
列分のトナー像が形成されると、背面電極ローラ12お
よび熱ローラ14の回転駆動により、中間記録媒体16
は、アパチャ4列に対して垂直方向に1画素分だけ移送
される。そして、上記の1列分のトナー像を形成するプ
ロセスを繰り返すことにより中間記録媒体16上には、
1画面分のトナー像が形成される。
列分のトナー像が形成されると、背面電極ローラ12お
よび熱ローラ14の回転駆動により、中間記録媒体16
は、アパチャ4列に対して垂直方向に1画素分だけ移送
される。そして、上記の1列分のトナー像を形成するプ
ロセスを繰り返すことにより中間記録媒体16上には、
1画面分のトナー像が形成される。
【0033】一方、中間記録媒体16と、アパチャ4を
挟んでトナー供給装置10に対して搬送方向上流側近傍
において、中間記録媒体16表面に加湿する加湿機構5
1が配設されている。即ち、この加湿機構51について
説明すると、親水性に優れたゴム製の加湿ローラー52
が回転可能に枢支され、この加湿ローラー52の下端部
が部分的に、水貯蔵タンク53の水に浸されている。こ
れにより、加湿ローラー52が搬送される中間記録媒体
16と同期して回転することで、加湿ローラー52の表
面に付着した水が中間記録媒体16の表面に全体に亙っ
て付着され、トナー供給装置10より供給されるトナー
Tがより中間記録媒体16に強く付着することになる。
挟んでトナー供給装置10に対して搬送方向上流側近傍
において、中間記録媒体16表面に加湿する加湿機構5
1が配設されている。即ち、この加湿機構51について
説明すると、親水性に優れたゴム製の加湿ローラー52
が回転可能に枢支され、この加湿ローラー52の下端部
が部分的に、水貯蔵タンク53の水に浸されている。こ
れにより、加湿ローラー52が搬送される中間記録媒体
16と同期して回転することで、加湿ローラー52の表
面に付着した水が中間記録媒体16の表面に全体に亙っ
て付着され、トナー供給装置10より供給されるトナー
Tがより中間記録媒体16に強く付着することになる。
【0034】その後、中間記録媒体16が移送されるこ
とにより、トナー像が形成された部分が、圧力ローラ1
8および熱ローラ14の配設された位置に達する。
とにより、トナー像が形成された部分が、圧力ローラ1
8および熱ローラ14の配設された位置に達する。
【0035】そして、圧力ローラ18は、中間記録媒体
16の移送速度に合わせて画像形成媒体Pを所定の方向
に搬送しつつ、画像形成媒体Pを中間記録媒体16に押
しつけて、中間記録媒体16上のトナー像を画像形成媒
体Pに転写する。これと共に、熱ローラ14によって所
定の温度にまで加熱された中間記録媒体16が、画像形
成媒体Pに熱を加えて、転写されたトナー像を画像形成
媒体Pに定着させることで、画像記録媒体Pに画像を形
成する一連の動作を終了する。この場合、熱ローラ14
によって加熱された中間記録媒体16が同時に除湿さ
れ、画像形成媒体Pを濡らすことなくトナー像を定着す
ることができる。
16の移送速度に合わせて画像形成媒体Pを所定の方向
に搬送しつつ、画像形成媒体Pを中間記録媒体16に押
しつけて、中間記録媒体16上のトナー像を画像形成媒
体Pに転写する。これと共に、熱ローラ14によって所
定の温度にまで加熱された中間記録媒体16が、画像形
成媒体Pに熱を加えて、転写されたトナー像を画像形成
媒体Pに定着させることで、画像記録媒体Pに画像を形
成する一連の動作を終了する。この場合、熱ローラ14
によって加熱された中間記録媒体16が同時に除湿さ
れ、画像形成媒体Pを濡らすことなくトナー像を定着す
ることができる。
【0036】以上説明したように、本実施の形態の画像
形成装置2によれば、中間記録媒体16の表面を加湿す
ることにより、トナー供給装置10より供給されるトナ
ーTがより中間記録媒体16に強く付着することにな
る。付着したトナー像を定着すると、より画像品質に優
れ、安定した画像形成を行うことができる。
形成装置2によれば、中間記録媒体16の表面を加湿す
ることにより、トナー供給装置10より供給されるトナ
ーTがより中間記録媒体16に強く付着することにな
る。付着したトナー像を定着すると、より画像品質に優
れ、安定した画像形成を行うことができる。
【0037】また、中間記録媒体16が、ベルト状に形
成された樹脂フィルムからなり、背面電極ローラ12と
熱ローラ14とによって張設され、中間記録媒体16と
アパチャ電極体8との間隔は常に一定に保たれているの
で、アパチャ電極体8に異物が接触する恐れがなく、ア
パチャ電極体8の破損を防止できる。
成された樹脂フィルムからなり、背面電極ローラ12と
熱ローラ14とによって張設され、中間記録媒体16と
アパチャ電極体8との間隔は常に一定に保たれているの
で、アパチャ電極体8に異物が接触する恐れがなく、ア
パチャ電極体8の破損を防止できる。
【0038】また、中間記録媒体16により、画像記録
媒体Pをアパチャ電極体8から離れた位置に配置するこ
とができるので、画像記録媒体Pから異物が離脱したて
も、アパチャ電極体8に付着することがない。従って、
トナーTの制御性を劣化させることもないので、画像品
質に優れ、安定した画像形成を行うことができる。
媒体Pをアパチャ電極体8から離れた位置に配置するこ
とができるので、画像記録媒体Pから異物が離脱したて
も、アパチャ電極体8に付着することがない。従って、
トナーTの制御性を劣化させることもないので、画像品
質に優れ、安定した画像形成を行うことができる。
【0039】また、本実施の形態の画像形成装置2によ
れば、中間記録媒体16の除湿と、中間記録媒体16か
ら画像記録媒体Pへの転写と、画像記録媒体Pにおける
トナー像の定着とを、加熱した中間記録媒体16に画像
記録媒体Pを押し付けることにより一度に行っているの
で、これら転写と定着とを別々に行っている従来装置に
比べて、電力消費を少なくできる。しかも、樹脂フィル
ムからなる中間記録媒体16は熱容量が小さいので、少
ない熱エネルギーで、速やかに所定の温度にまで加熱す
ることができる。従って、本実施の形態によれば、消費
電力を大幅に削減することができる。
れば、中間記録媒体16の除湿と、中間記録媒体16か
ら画像記録媒体Pへの転写と、画像記録媒体Pにおける
トナー像の定着とを、加熱した中間記録媒体16に画像
記録媒体Pを押し付けることにより一度に行っているの
で、これら転写と定着とを別々に行っている従来装置に
比べて、電力消費を少なくできる。しかも、樹脂フィル
ムからなる中間記録媒体16は熱容量が小さいので、少
ない熱エネルギーで、速やかに所定の温度にまで加熱す
ることができる。従って、本実施の形態によれば、消費
電力を大幅に削減することができる。
【0040】また、中間記録媒体16がベルト状に形成
され、背面電極ローラ12と熱ローラ14とにより張設
されていることにより、熱ローラ14の配置は比較的自
由に変更することができる。中間記録媒体をドラムによ
り構成した場合に比べ、小さなスペースに納めることが
でき、また、加湿機構51の配置は、比較的に柔軟に行
えるので、スペースを有効に利用して配置することがで
き、延いては装置全体を小型化することができる。従っ
て、スペースを有効に利用して配置することができるの
で、装置を小型化することができる。
され、背面電極ローラ12と熱ローラ14とにより張設
されていることにより、熱ローラ14の配置は比較的自
由に変更することができる。中間記録媒体をドラムによ
り構成した場合に比べ、小さなスペースに納めることが
でき、また、加湿機構51の配置は、比較的に柔軟に行
えるので、スペースを有効に利用して配置することがで
き、延いては装置全体を小型化することができる。従っ
て、スペースを有効に利用して配置することができるの
で、装置を小型化することができる。
【0041】なお、上記第1の実施の形態では、モノカ
ーラー画像を形成する画像形成装置に適用した例を示し
たが、本発明はこれに限らず、マルチカラー,更にはフ
ルカラー画像を形成する画像形成装置に適用することも
可能である。
ーラー画像を形成する画像形成装置に適用した例を示し
たが、本発明はこれに限らず、マルチカラー,更にはフ
ルカラー画像を形成する画像形成装置に適用することも
可能である。
【0042】ここで、本発明をフルカラーの画像形成装
置に適用した第2の実施の形態について説明する。な
お、図3は、第2の実施の形態のフルカラー画像形成装
置40の概略構成を示す説明図である。
置に適用した第2の実施の形態について説明する。な
お、図3は、第2の実施の形態のフルカラー画像形成装
置40の概略構成を示す説明図である。
【0043】図3に示すように、本実施の形態のフルカ
ラー画像形成装置40は、外部から入力される画像信号
に応じて、夫々イエロー,マゼンダ,シアンのトナー像
を形成する3つのプロセスユニット42Y,42M,4
2Cと、各プロセスユニット42Y,42M,42Cの
アパチャ電極体に対して所定間隔(例えば0.5mm)
をあけて対向配設されたベルト状の中間記録媒体44
と、画像記録媒体Pの搬送経路に接する位置に設けら
れ、内部にヒータを有し発熱して中間記録媒体44を所
定の温度に加熱する熱ローラ46と、熱ローラ46と共
に中間記録媒体44を張設すると共に、中間記録媒体4
4を所定の方向に移送する一対の張力ローラ48a,4
8bと、中間記録媒体44を挟んで各プロセスユニット
42Y,42M,42Cのアパチャ電極体と対向する位
置に夫々配設された背面電極50Y,50M,50C
と、各背面電極50Y,50M,50Cに夫々所定の高
電圧(例えば500V)を印加する直流電源54と、中
間記録媒体44を挟んで熱ローラ46に対向する位置に
配設され、画像記録媒体Pを中間記録媒体44に押圧し
ながら所定の速度で搬送する圧力ローラ55と、熱ロー
ラ46と張力ローラ48aとの間に、中間記録媒体44
のトナー像が形成される面に接するように設けられ、ト
ナー像が画像記録媒体Pに転写された後に中間記録媒体
44の表面に残存するトナーTを除去するローラ状のリ
ムーバ56と、リムーバ56と同様に中間記録媒体44
のトナー像が形成する面に接するように設けられ、中間
記録媒体44の帯電を除去するローラ状の除電装置58
とにより構成されている。
ラー画像形成装置40は、外部から入力される画像信号
に応じて、夫々イエロー,マゼンダ,シアンのトナー像
を形成する3つのプロセスユニット42Y,42M,4
2Cと、各プロセスユニット42Y,42M,42Cの
アパチャ電極体に対して所定間隔(例えば0.5mm)
をあけて対向配設されたベルト状の中間記録媒体44
と、画像記録媒体Pの搬送経路に接する位置に設けら
れ、内部にヒータを有し発熱して中間記録媒体44を所
定の温度に加熱する熱ローラ46と、熱ローラ46と共
に中間記録媒体44を張設すると共に、中間記録媒体4
4を所定の方向に移送する一対の張力ローラ48a,4
8bと、中間記録媒体44を挟んで各プロセスユニット
42Y,42M,42Cのアパチャ電極体と対向する位
置に夫々配設された背面電極50Y,50M,50C
と、各背面電極50Y,50M,50Cに夫々所定の高
電圧(例えば500V)を印加する直流電源54と、中
間記録媒体44を挟んで熱ローラ46に対向する位置に
配設され、画像記録媒体Pを中間記録媒体44に押圧し
ながら所定の速度で搬送する圧力ローラ55と、熱ロー
ラ46と張力ローラ48aとの間に、中間記録媒体44
のトナー像が形成される面に接するように設けられ、ト
ナー像が画像記録媒体Pに転写された後に中間記録媒体
44の表面に残存するトナーTを除去するローラ状のリ
ムーバ56と、リムーバ56と同様に中間記録媒体44
のトナー像が形成する面に接するように設けられ、中間
記録媒体44の帯電を除去するローラ状の除電装置58
とにより構成されている。
【0044】一方、張力ローラ48aの構成位置に対し
て、中間記録媒体44の搬送方向上流側近傍において、
中間記録媒体44表面に加湿する加湿機構61が配設さ
れている。即ち、この加湿機構61について説明する
と、親水性に優れたゴム製の加湿ローラー62が回転可
能に枢支され、この加湿ローラー62の下端部が部分的
に、水貯蔵タンク63の水に浸されている。これによ
り、加湿ローラー62が搬送される中間記録媒体44と
同期して回転することで、加湿ローラー62の表面に付
着した水が中間記録媒体44の表面に全体に亙って付着
され、トナー供給装置10より供給されるトナーTがよ
り中間記録媒体44に強く付着することになる。中間記
録媒体44の構成は、第1の実施の形態における中間記
録媒体16と同様である。
て、中間記録媒体44の搬送方向上流側近傍において、
中間記録媒体44表面に加湿する加湿機構61が配設さ
れている。即ち、この加湿機構61について説明する
と、親水性に優れたゴム製の加湿ローラー62が回転可
能に枢支され、この加湿ローラー62の下端部が部分的
に、水貯蔵タンク63の水に浸されている。これによ
り、加湿ローラー62が搬送される中間記録媒体44と
同期して回転することで、加湿ローラー62の表面に付
着した水が中間記録媒体44の表面に全体に亙って付着
され、トナー供給装置10より供給されるトナーTがよ
り中間記録媒体44に強く付着することになる。中間記
録媒体44の構成は、第1の実施の形態における中間記
録媒体16と同様である。
【0045】また、熱ローラ46は、電気的に接地され
ており、中間記録媒体44の内面側から中間記録媒体4
4の帯電を除去する除電装置としても働く。
ており、中間記録媒体44の内面側から中間記録媒体4
4の帯電を除去する除電装置としても働く。
【0046】各プロセスユニット42Y,42M,42
Cは、夫々、第1の実施の形態にて説明したものと全く
同じ構成のトナー供給装置,アパチャ電極体,及び制御
電圧印加回路により構成され、動作は、第1の実施の形
態と全く同じであるのでその説明は省略する。なお、イ
エローのトナー像を形成するプロセスユニット42Yに
は、イエローのトナーTが、マゼンタのトナー像を形成
するプロセスユニット42Mには、マゼンダのトナーT
が、シアンのトナー像を形成するプロセスユニット42
Cには、シアンのトナーTが、夫々貯蔵されている。
Cは、夫々、第1の実施の形態にて説明したものと全く
同じ構成のトナー供給装置,アパチャ電極体,及び制御
電圧印加回路により構成され、動作は、第1の実施の形
態と全く同じであるのでその説明は省略する。なお、イ
エローのトナー像を形成するプロセスユニット42Yに
は、イエローのトナーTが、マゼンタのトナー像を形成
するプロセスユニット42Mには、マゼンダのトナーT
が、シアンのトナー像を形成するプロセスユニット42
Cには、シアンのトナーTが、夫々貯蔵されている。
【0047】次に、フルカラー画像形成装置40の動作
について説明する。
について説明する。
【0048】外部より入力されたカラー画像信号は、3
つの色信号に分離され、夫々対応する各プロセスユニッ
ト42Y,42M,42Cの各制御電圧印加回路に入力
される。これに応じて、各プロセスユニット42Y,4
2M,42Cからは、各プロセスユニット42Y,42
M,42Cに対向配設された背面電極50Y,50M,
50Cに向けてトナーTが飛翔し、夫々中間記録媒体4
4に付着堆積してトナー像が形成される。
つの色信号に分離され、夫々対応する各プロセスユニッ
ト42Y,42M,42Cの各制御電圧印加回路に入力
される。これに応じて、各プロセスユニット42Y,4
2M,42Cからは、各プロセスユニット42Y,42
M,42Cに対向配設された背面電極50Y,50M,
50Cに向けてトナーTが飛翔し、夫々中間記録媒体4
4に付着堆積してトナー像が形成される。
【0049】従って、中間記録媒体44上には、まずプ
ロセスユニット42Yを通過する時にイエローのトナー
像が形成され、次に、プロセスユニット42Mを通過す
る時にマゼンタのトナー像が形成され、更に、プロセス
ユニット42Cを通過する時にシアンのトナー像が形成
される。この様にして、中間記録媒体44が、3つのプ
ロセスユニット42Y,42M,42Cを通過すること
によって、フルカラーのトナー像がこの中間記録媒体4
4上に形成される。
ロセスユニット42Yを通過する時にイエローのトナー
像が形成され、次に、プロセスユニット42Mを通過す
る時にマゼンタのトナー像が形成され、更に、プロセス
ユニット42Cを通過する時にシアンのトナー像が形成
される。この様にして、中間記録媒体44が、3つのプ
ロセスユニット42Y,42M,42Cを通過すること
によって、フルカラーのトナー像がこの中間記録媒体4
4上に形成される。
【0050】このようにしてフルカラーのトナー像が形
成された中間記録媒体44は、熱ローラ46および張力
ローラ48a,48bが図示しない駆動回路により回転
駆動されることによって、圧力ローラ55および熱ロー
ラ46が配設されている位置まで移送される。
成された中間記録媒体44は、熱ローラ46および張力
ローラ48a,48bが図示しない駆動回路により回転
駆動されることによって、圧力ローラ55および熱ロー
ラ46が配設されている位置まで移送される。
【0051】そして圧力ローラ55が画像記録媒体Pを
中間記録媒体44に押圧しながら中間記録媒体44の移
送速度に合わせて画像記録媒体Pを搬送することによ
り、中間記録媒体44上に形成されたフルカラーのトナ
ー像は、画像記録媒体Pに転写され、また、熱ローラ4
6により加湿された中間記録媒体44が、画像記録媒体
Pを加湿することにより、転写されたトナー像は画像記
録媒体Pに熱定着され、画像記録媒体Pに記録されたフ
ルカラーの画像が得られる。
中間記録媒体44に押圧しながら中間記録媒体44の移
送速度に合わせて画像記録媒体Pを搬送することによ
り、中間記録媒体44上に形成されたフルカラーのトナ
ー像は、画像記録媒体Pに転写され、また、熱ローラ4
6により加湿された中間記録媒体44が、画像記録媒体
Pを加湿することにより、転写されたトナー像は画像記
録媒体Pに熱定着され、画像記録媒体Pに記録されたフ
ルカラーの画像が得られる。
【0052】また、転写後、中間記録媒体44は、リム
ーバ56によってトナー像形成面に残存するトナーTや
付着したほこり等が除去され、更に、除電装置58によ
って静電気が除去された後、再度、各プロセスユニット
42Y,42M,42Cと背面電極50Y,50M,5
0Cとの間に供給され、新たなトナー像が形成される。
ーバ56によってトナー像形成面に残存するトナーTや
付着したほこり等が除去され、更に、除電装置58によ
って静電気が除去された後、再度、各プロセスユニット
42Y,42M,42Cと背面電極50Y,50M,5
0Cとの間に供給され、新たなトナー像が形成される。
【0053】以上説明したように、本実施の形態のフル
カラー画像形成装置40によれば、転写する毎に中間記
録媒体44上に残像するトナーTやほこり等が除去され
るため、常に、品質のよい画像を得ることができる。
カラー画像形成装置40によれば、転写する毎に中間記
録媒体44上に残像するトナーTやほこり等が除去され
るため、常に、品質のよい画像を得ることができる。
【0054】また、勿論、第1の実施の形態の画像形成
装置2と同様の効果を得ることができる。
装置2と同様の効果を得ることができる。
【0055】なお、本実施の形態においては、中間記録
媒体44上にフルカラーのトナー像を形成した後に画像
記録媒体Pに転写していたが、1色のトナー像を中間記
録媒体44上に形成してから画像記録媒体Pに転写する
プロセスを、プロセスユニットを順次切り替えて3回繰
り返すことによって、画像記録媒体Pにフルカラーの画
像を形成することも可能である。
媒体44上にフルカラーのトナー像を形成した後に画像
記録媒体Pに転写していたが、1色のトナー像を中間記
録媒体44上に形成してから画像記録媒体Pに転写する
プロセスを、プロセスユニットを順次切り替えて3回繰
り返すことによって、画像記録媒体Pにフルカラーの画
像を形成することも可能である。
【0056】また、本実施の形態においては、イエロ
ー,マゼンダ,シアンの3つのプロセスユニットにより
構成されているが、更に黒色のトナー像を形成するプロ
セスユニットを登載してもよい。これによれば、形成さ
れる画像において、より鮮やかな黒色を表現することが
できる。
ー,マゼンダ,シアンの3つのプロセスユニットにより
構成されているが、更に黒色のトナー像を形成するプロ
セスユニットを登載してもよい。これによれば、形成さ
れる画像において、より鮮やかな黒色を表現することが
できる。
【0057】以上、本発明の各実施の形態について詳述
したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるもので
はなく、その主旨を逸脱しない範囲において、種々の変
更を加えることが可能である。
したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるもので
はなく、その主旨を逸脱しない範囲において、種々の変
更を加えることが可能である。
【0058】ここで、次のように部分的に変更した変更
態様で構成してもよい。
態様で構成してもよい。
【0059】例えば、前記加湿機構51、61は、簡単
な加湿器を用いて構成したり、霧吹きするように構成す
るようにしてもよい。
な加湿器を用いて構成したり、霧吹きするように構成す
るようにしてもよい。
【0060】また、画像形成に供する中間記録媒体1
6,44の種類に応じて、加湿機構51、61による加
湿量とを調節可能に構成してもよい。
6,44の種類に応じて、加湿機構51、61による加
湿量とを調節可能に構成してもよい。
【0061】次に、蒸気を吹き出すスチームアイロンの
ように、加湿機構51、61に微小の霧吹き用の穴を複
数形成し、これら霧吹き用穴から霧吹きしながら加湿機
構51、61で加湿してもよい。
ように、加湿機構51、61に微小の霧吹き用の穴を複
数形成し、これら霧吹き用穴から霧吹きしながら加湿機
構51、61で加湿してもよい。
【0062】さらに、加湿用液体の付着力、蒸発力を増
加するために、たとえばエタノールや他の有機あるいは
無機溶剤を用いてもよい。
加するために、たとえばエタノールや他の有機あるいは
無機溶剤を用いてもよい。
【0063】また、上記各実施の形態ではトナー像を形
成しない場合に、制御電極6に印加する制御電圧を−3
0Vとしたが、トナー担持ローラ26の電位と同じ電位
(0V)以下であればよい。なお、制御電圧を0Vにし
た場合は、制御電圧印加回路の構成をより簡単にするこ
とができる。
成しない場合に、制御電極6に印加する制御電圧を−3
0Vとしたが、トナー担持ローラ26の電位と同じ電位
(0V)以下であればよい。なお、制御電圧を0Vにし
た場合は、制御電圧印加回路の構成をより簡単にするこ
とができる。
【0064】また、上記実施の形態においては、中間記
録媒体16,44にトナー像を形成する際のトナーTの
制御に、アパチャ4が一列に形成されたアパチャ電極体
8を用いたが、例えば、米国特許第5036341号の
明細書に記載されているように、アパチャが二次元的に
形成されたアパチャ電極体を用いることも可能である。
録媒体16,44にトナー像を形成する際のトナーTの
制御に、アパチャ4が一列に形成されたアパチャ電極体
8を用いたが、例えば、米国特許第5036341号の
明細書に記載されているように、アパチャが二次元的に
形成されたアパチャ電極体を用いることも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の画像形成装置によれば、あらかじめ中間
記録媒体を加湿手段によって加湿させることにより、中
間記録媒体と現像剤の付着力が高まり、現像剤の転写位
置への移送時に、現像剤が中間記録媒体から脱落するこ
とがなく、中間記録媒体に付着した全ての現像剤が転写
位置まで確実に移送され、その後転写位置で記録媒体に
転写されて、綺麗な画像を記録媒体に形成することがで
きる。
求項1に記載の画像形成装置によれば、あらかじめ中間
記録媒体を加湿手段によって加湿させることにより、中
間記録媒体と現像剤の付着力が高まり、現像剤の転写位
置への移送時に、現像剤が中間記録媒体から脱落するこ
とがなく、中間記録媒体に付着した全ての現像剤が転写
位置まで確実に移送され、その後転写位置で記録媒体に
転写されて、綺麗な画像を記録媒体に形成することがで
きる。
【0066】また、請求項2に記載の発明は、中間記録
媒体がベルト状に形成され、加湿手段がローラ状に形成
されて中間記録媒体に接触しているため、中間記録媒体
をドラムにより構成した場合に比べ、小さなスペースに
納めることができ、また、加湿手段の配置は、比較的に
柔軟に行えるので、スペースを有効に利用して配置する
ことができ、延いては装置全体を小型化することができ
る。
媒体がベルト状に形成され、加湿手段がローラ状に形成
されて中間記録媒体に接触しているため、中間記録媒体
をドラムにより構成した場合に比べ、小さなスペースに
納めることができ、また、加湿手段の配置は、比較的に
柔軟に行えるので、スペースを有効に利用して配置する
ことができ、延いては装置全体を小型化することができ
る。
【0067】次に、請求項3に記載の発明は、中間記録
媒体に対向させて、アパチャ電極体および現像剤供給手
段を複数設けているため、各現像剤供給手段が、色の異
なる現像剤を各アパチャ電極体に供給するようにすれ
ば、中間記録媒体上に色の異なる画像を形成することが
でき、これらを画像記録媒体に転写することで画像記録
媒体にマルチカラーあるいはフルカラーの画像を形成す
ることができる。
媒体に対向させて、アパチャ電極体および現像剤供給手
段を複数設けているため、各現像剤供給手段が、色の異
なる現像剤を各アパチャ電極体に供給するようにすれ
ば、中間記録媒体上に色の異なる画像を形成することが
でき、これらを画像記録媒体に転写することで画像記録
媒体にマルチカラーあるいはフルカラーの画像を形成す
ることができる。
【図1】第1の実施の形態である画像形成装置の概略構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図2】画像形成装置2に用いられるアパチャ電極体の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図3】第2の実施の形態であるフルカラーの画像形成
装置の概略構成を示す説明図である。
装置の概略構成を示す説明図である。
2,40 画像形成装置 4 アパチャ 6 制御電極 8 アパチャ電極体 10 トナー供給装置 12 背面電極ローラ 14,46 熱ローラ 16,44 中間記録媒体 51,61 加湿機構 52,62 加湿ローラ 53,63 水貯蔵タンク 22 制御電圧印加回路 26 トナー担持ローラ 32 絶縁シート 42Y,42M,42C プロセスユニット 48a,48b 張力ローラ 50Y,50M,50C 背面電極
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の通過部が記録媒体の幅方向に列状
に形成されるとともに、複数の通過部の各々に電極を有
するアパチャ電極体と、そのアパチャ電極体の通過部に
現像剤を供給する現像剤供給機構と、前記アパチャ電極
体の各電極に供給する電圧を個別に制御して、各通過部
を通過する現像剤を制御する現像剤制御手段と、前記ア
パチャ電極体に対して現像剤供給機構と反対側に設けら
れ、記録媒体の搬送と同期して回転駆動して、通過部を
通過した現像剤を付着して転写位置へ移送する中間記録
媒体を備えた画像形成装置において、 前記中間記録媒体に付着した現像剤の付着力を高める為
に、前記中間記録媒体を加湿するための加湿手段を設け
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記中間記録媒体がベルト状に形成さ
れ、前記加湿手段がローラ状に形成されて中間記録媒体
に接触していることを特徴とする請求項1に記載の画像
形成装置。 - 【請求項3】 前記中間記録媒体に対向させて、前記ア
パチャ電極体および現像剤供給手段を複数設けたことを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7605096A JPH09263001A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7605096A JPH09263001A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09263001A true JPH09263001A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13593966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7605096A Pending JPH09263001A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09263001A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039976A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009039977A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP7605096A patent/JPH09263001A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039976A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009039977A (ja) * | 2007-08-09 | 2009-02-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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