JPH09118461A - ウェブの拡幅方法および装置 - Google Patents
ウェブの拡幅方法および装置Info
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Abstract
布等のウェブを、簡便な装置で、高拡幅倍率に、しかも
均一に拡幅することを目的とする。 【構成】 ウェブの走行方向に対して直角方向に湾曲棒
状体が設置され、ウェブを湾曲棒状体の凹面より凸面に
接して導く手段からなり、その湾曲棒状体の表面の溝ま
たは筋がウェブの走行方向にウェブの走行速度より高速
で回転する機構を有し、当該湾曲棒状体の前に、拡幅後
のウェブの巾に対して2倍以上の拡幅距離を設け、走行
するウェブを一定テンションに制御するテンションコン
トロール装置を有するウェブの拡幅装置、およびそれら
を自動コントロールするウェブの拡幅方法。
Description
や不織布等のウェブを原巾よりも少なくとも1.2倍以
上に巾を拡げる装置および拡げる方法に関する。本発明
の拡幅とは、ウェブの巾を拡げることであり、ウェブの
シワ伸ばしやシワ防止とは異なる。これらのシワ伸ばし
やシワ防止ではウェブの巾が実質上一定である。また本
発明の拡幅は、ウェブのヨコ延伸とも異なる。ヨコ延伸
は、延伸により分子をヨコに配向させることを目的にし
ているのに対し、拡幅は単に巾が広がるのみで、分子配
向の変化はない。但し、不織布の拡幅において、一部の
フィラメントが延伸され、配向を伴う場合もあるが、全
体としてはごく一部である。走行するウェブを巾方向に
拡幅して使用することは、繊維業界やプラスチックフィ
ルムの分野で使用されている。例えば、広巾1軸延伸フ
ィルムのスプリットウェブやスリットウェブを拡幅し
て、スプリットウェブの経緯積層不織布(割繊維不織
布)を製造すること(特公昭53−38783号)、不
織布の巾出しやヨコ延伸する場合(USP4,223,
059)、不織布をタテ延伸したウェブを経緯積層する
こと(特公平3−36948号)、その他フィラメント
トウを拡幅してパシフィックコンバータやトウカッター
に導くこと(一般に繊維業界ではトウ開繊と呼ばれてい
る)、またトウ開繊不織布等がある。
過程で、シワが入らないように、エクスパンダーロール
等が使用されていた。しかし、これらは拡幅倍率が低
く、拡幅倍率を高くするために湾曲を大きくしたり、走
行するテンションを強くしても、本発明のように高倍率
拡幅ができず、また、拡幅されたウェブの各部位の均一
性が良くなかった。また別の拡幅装置として、スクリュ
ウロールがあるが、これはエクスパンダーロールより拡
幅倍率が上がるが、拡幅の均一性が悪く、中央部が大き
く拡幅され、耳部の拡幅倍率が低く、高倍率の拡幅には
使用できなかった。これらの欠点を克服すべく、本出願
人は先発明として種々の拡幅手段を提案してきた(特公
昭46−43275号、特公昭50−40186号、特
公昭51−30182号、特公昭58−10507号
等)。特公昭46−43275号はスプリングの目にウ
ェブを挟み、スプリングを伸張することにより拡幅する
ものであり、高拡幅倍率、均一拡幅を満足し、過去の技
術のなかでは最も優れた技術の一つである。しかし、装
置が高価であること、高速化や広巾ウェブに対応困難で
あった。特公昭50−40186号、特公昭51−30
182号、特公昭58−10507号は、装置は簡便で
あり、高速、広巾にも対応できるが、ウェブの種類によ
っては拡幅の均一性に問題があった。また、過去の技術
に共通して満たされない要件として、ウェブの拡幅巾や
拡幅の均一性を原反ウェブの種類やライン速度等の運転
条件にインラインで対応して制御できず、常に安定した
拡幅品質を保つことができず、工業装置としては不十分
なものであった。
がら、各部位ごとの拡幅の均一性の良いウェブが得ら
れ、しかも、原反ウェブの種類、品質のムラ等の変化や
ラインスピード等の運転条件の変化、拡幅倍率等の製品
としての要求性能等の変化に対して、即刻追随できる方
式であり、これらの変化に対しても常に安定した製品が
得られるような方式が必要である。また、近年の各種技
術の高速化・大型化に対応できるように、より高速・広
巾に対応できる技術が望まれる。
解決すべく鋭意研究した結果、走行するウェブに対し
て、直角方向に設置した湾曲棒状体の表面に溝または筋
があり、その溝または筋がウェブのラインスピードより
高速に回転させることにより、その湾曲回転棒状体に沿
って走行するウェブを拡幅する手段を発明するに到っ
た。この方式は簡便な方式であるが、種々のウェブに適
応でき、拡幅倍率を大きく取れ、しかも拡幅の均一性の
優れたものであった。
向に対して若干傾斜した溝または筋を有し、その表面が
ウェブの走行速度より速い表面速度で強制駆動されてい
る湾曲棒状体からなる。以下この棒状体を簡便のため拡
幅ロールと呼ぶ。本発明の拡幅ロールの溝や筋がウェブ
の走行速度より高速で強制駆動されることにより、拡幅
能力が大きく、したがって通常のエキスパンダーロール
等の湾曲よりも湾曲が小さく、また接触角も小さくで
き、さらにウェブの導入角を出口角度より大きくとるな
どマイルドな条件で、しかも小さなウェブテンションで
拡幅できることより、拡幅の均一性が高まる。本発明の
拡幅ロールは、その表面速度がウェプのラインスピード
より高速に回転させることにより高倍率に拡幅できる。
拡幅ロールは、表面に平行溝でも良いが、スパイラル状
の溝がさらに有効である。溝やスパイラルの形状につい
ては図面により詳述する。本発明の拡幅ロールは、中心
より左右で筋または溝の回転数を変えることもでき、ウ
ェブの原反が左右で拡幅性にムラがある場合、拡幅性の
悪い側の筋または溝の回転数を上げることによって拡幅
の均一性を良くすることができる。本発明は拡幅能力が
高いため、通常のエキスパンダーロールより、むしろ湾
曲の程度を小さく、接触角度も小さくすることで、均一
拡幅が可能となる。また、上述の湾曲や接触角度を小さ
く保った拡幅ロールを多段に設けることにより、より均
一に、また強力に拡幅できる。この多段に設ける拡幅ロ
ールは、湾曲の形状や程度を異にする、異なった形状に
することにより、適合範囲が広い。
るものを修正する機能も有する。すなわち、部分的に拡
幅倍率が小さい部分を積極的に拡幅ロールに押し当てる
ことで、その部分の拡幅倍率を上げることができる。逆
に、拡幅倍率が高すぎる部分は、その部分を逆側から押
すことで拡幅ロールから離すことで、拡幅倍率を下げる
ことができる。拡幅作用において、一般に両耳端部は拡
幅の程度が小さく、また拡幅されても走行中に両耳端部
の拡幅が戻り、両耳部の拡幅の程度が悪くなる。そこ
で、両耳端部のみを強制的に拡幅させることが均一な製
品を得ることに有用である。本発明では、その一例とし
て、スパイラル溝のロールをウェプの両耳端部に斜めに
押し当てることにより、両耳端部の拡幅を可能にした。
されることが重要であり、テンションムラが生ずると拡
幅ムラに直結する。したがって、テンションコントロー
ル装置と組み合わして運転することが重要である。本発
明では、拡幅ロールの拡幅能力が大きいため、拡幅テン
ションを小さくできる。小さい拡幅テンションは、製品
を損傷しない点で特徴があり、さらに拡幅ロールに当た
るテンションが各部で均一になるため、より均一拡幅に
貢献する。
拡幅の開始点はウェブが拡幅ロールに入る以前からスタ
ートしており、この拡幅開始点地点から最後の拡幅ロー
ルまでの距離が均一拡幅において重要である。拡幅距離
が短いと急激に拡幅しなければならず、均一拡幅できな
い。同速に回転するロールがあると、その点まではウェ
ブは広がらず同巾でくる。したがって、一般に拡幅開始
点はウェブと同速で回転する最終ロールから開始する。
この拡幅開始点から最後の拡幅ロールまでの距離、すな
わち拡幅距離について鋭意研究した結果、少なくとも拡
幅後のウェブの巾の2倍以上は必要であり、それ以下で
は均一拡幅が困難である。
の拡幅条件、ラインスピードやラインのテンション等の
変動要因に対しても、常に一定の品質の拡幅が得られる
よう自動コントロールできるようにしたことに特徴があ
る。拡幅の品質としては、ウェブの巾全体としての拡幅
倍率ばかりでなく、部分的な拡幅倍率即ちウェブの密度
のムラにも対応できるようにした。これは本発明が拡幅
ロールを強制駆動していること、多段の拡幅ロールを使
用していること、テンションコントロールと組み合わさ
れることによって初めて可能となったものである。
スプリットウェブ(特公昭46−39486号、実公昭
52−13371号等)、広巾スリットウェブ(特公昭
51−37390号、実公昭54−30384号等)、
スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、ニードルパ
ンチ不織布やウォータニードル不織布、乾式不織布等の
通常の不織布、またタテ延伸不織布(特公平3−369
48号等)である。ウェブの原反巾は少なくとも300
mm以上、拡幅後の巾が少なくとも1000mm以上で
ある。但し、フィラメントトウは原反巾が100mm前
後と狭いために拡幅後の巾が200mm以上となる。本
発明における拡幅倍率は、スプリットウェブおよびスリ
ットウェブでは少なくとも2倍以上、他の不織布では絡
みの強いものもあるので、少なくとも1.2倍の拡幅を
行う。
ラ、熱処理ムラ等が原因で、ウェブの巾方向に均一でな
いウェブがある。これら歪やムラのあるウェブでは、本
発明の拡幅ロール上でウェブテンションが均一になら
ず、拡幅ムラが生じ易い。これらの歪やムラを除去する
手段としては、ウェブを熱処理するのが最も効果的であ
る。熱処理手段としては、シリンダー熱処理やロール巻
のまま熱処理する手段もある。しかし、熱風中にウェブ
を通し、その後本発明の拡幅ロールを通す方式が本発明
の拡幅に最も適合することが実験結果判明した。したが
って、熱風室を通すことはウェブの巾方向のテンション
コントロール装置を通すことにもなる。
述する。図1は本発明の拡幅装置の例を示し、A図は工
程を側面から見たものであり、B図は正面から見たもの
である。ウェブ1が繰出機2よりニップロール3a、3
bへ導かれ、トルク感知ロール4経て、一定テンション
のウェブ5となる。トルク感知ロール4により一定のテ
ンションPになるように入口にニップロール3a、bの
回転速度V1をモータM1により自動的にコントロール
する。図ではテンションコントロールとしてトルク感知
ロールの例を示したが、一定テンションにする機能があ
れば他の方式、例えばダンサーロール方式でも良い。一
定テンションのウェブ5は、速度調整ロール7を経て拡
幅ロール8、10へ導かれて拡幅されたウェブ12とし
て、引取ニップロール13a、13bへ導かれる。速度
調整ロール7は、その回転速度を調整することにより、
速度調整ロール上でのウェブの巾を一定にする。拡幅ロ
ール7の前後には、必要に応じてウェブの拡幅を補助す
るクロスガイダー9や耳拡幅ロール11が設置される。
拡幅ロール8、10による拡幅は、ウェブの速度と等速
の表面速度で回転しているロールから始まり、速度調整
ロール7より先のトルク感知ロール4にまで及ぶ。拡幅
の操業の安定性のためには、速度調整ロール上での巾や
位置が一定であることが望ましい。図1では巾感知器6
により巾Qを感知し、ウェブの品種やグレードにより決
まる一定巾に達しない場合は、速度調整ロール7の速度
をモータM2により遅くする。広すぎる場合は、速度を
速くすると、ロール7での巾は小さくなる。通常は速度
調整ロール7の表面速度はウェブ速度より遅く回転して
おり、停止している場合もある。巾感知器6と速度調整
ロール7の巾調整機構は、速度調整ロールを固定バーと
し、クロスガイダーを固定バーの前または後に置くこと
により代用することができる。拡幅ロールは、図1では
8と10の2段の例を示したが、1段または3段等とウ
ェブの種類に応じて選択される。拡幅が始まる位置(図
1ではトルク感知ロール4)より最後の拡幅ロール10
までが拡幅距離で、その距離が少なくとも拡幅後のウェ
ブの巾の2倍以上であることが望ましい。拡幅されたウ
ェブ12はニップロール13を経て、必要な場合に熱処
理ロール14を経て、最終製品としての拡幅ウェブ15
は拡幅状態感知機16により拡幅状態が感知される。拡
幅状態感知器16は、拡幅後の巾感知機能Rと密度感知
機能Sからなる。感知機能P、R、Sにより拡幅ロール
8、10の回転速度、ウェブのテンションが決められ、
それぞれモータM1、M3、M4をコントロールするこ
とにより一定の巾、品質に制御されたウェブ15とな
る。密度感知機能Sは、ウェブが、図8A、NBに示す
スプリットウェブおよびスリットウェブでは各部分の枝
の本数を測定し、部分的に拡幅状態を感知することがで
きる。ウェブが不織布やフィラメントトウである場合
は、ウェブの密度や厚みを感知することで、所定値との
比較で行う。図1における巾感知器6および拡幅状態感
知器16における巾の感知は、機械的接触やエアーセン
サー、光電センサー、超音波センサー等によって行う。
また拡幅状態感知器16における密度は、機械的な厚み
測定や静電容量測定、ベータ線厚み計等で行う。また、
スプリットウェブの枝の数等は光電センサーや高速画像
認識装置等により行う。
ムラがある場合には、図1において拡幅ロール8や10
に入る前に熱風チャンバーZを設けることが望ましい。
チャンバー内のエアーはファンFで循環されており、ヒ
ータHで加熱される。このチャンバーZの中をウェブ5
が通ることにより、ウェブの持っている熱収縮力でウェ
ブが均一化される。熱風チャンバーZの位置は、拡幅ロ
ール8に入る前が望ましいが、多段の拡幅ロールを設け
る場合は、拡幅ロール8と10の中間でも良い。
す。図2のAは、市販のエクスパンダーロールに溝を切
ったものであり、走行するウェブ20を拡幅する。通常
のエキスパンダーロールは、曲軸21にボールベアリン
グ等の数十個の回転子(図示していない)を連結したも
のの上にゴム筒22を挿入密着させたロールである。本
発明は、そのゴム筒22に溝23を彫り、プーリ24に
より強制駆動可能にしたものである。図A−1において
は、ウェブ20は湾曲している凹面側から入り、凸面側
へ走行する。図A−1においては、ウェブ20は拡幅ロ
ールの背面を上から下へ走行する。図A−2は、図A−
1でゴムロール22に彫られた溝23aがスパイラルタ
イプである場合を示し、図A−1のウェプ20が拡幅ロ
ールの背面を上から下に通る場合、スパイラルの溝は表
面からみて中心から対称に末広がりになるように彫られ
ている。彫られた溝23aは1条ネジでも多条ネジでも
良い。図A−3は、ゴムロール22の表面に平行溝23
bを彫った場合で、その場合も拡幅効果がある。図A−
4は、図A−2の溝がゴムであるが、耐摩耗性を向上さ
せるため、溝にコード23cを巻き付け、ゴムロール2
2に接着固定したしたものである。コードの種類として
は、ウレタン樹脂、ナイロン樹脂、シリコン樹脂、フッ
素樹脂等の樹脂コードやスチールワイヤー等が適合す
る。これらのコードを使用すれば、摩耗すれば簡単に取
り替えることもでき、また、コードの種類を変えること
により表面の摩擦係数を変えることも簡便に行うことが
できる。図Aはゴムエクスパンダーの例を示したが、短
いスチール直管を組み合わせたタイプもあり、その表面
に筋または溝を設けることにより本発明に使用できる。
図Bは、湾曲バー25の表面にスプリング26を設けた
場合で、この場合、湾曲バー25は固定しており、スプ
リング26のみがプーリ27A、27Bにより両側より
強制駆動される。本発明がこのように芯は固定バーであ
る場合を含むため、厳密には拡幅ロールという表現が適
当でないが、図Bの場合も表面のスプリングは回転して
いるので、図Bの場合を含めて拡幅ロールと表現した。
図Cは、軸28は、フレキシブルシャフトでその表面に
スプリング29を巻き付けたものであり、この場合は、
フレキシブルシャフト28とスプリング29は一体とな
って、プーリ30、30bにより強制駆動される。この
場合、フレキシブルシャフト28の形状が安定しない場
合があるので、案内コロロール31−1、31−2、3
1−3を設けることが有益である。図B、図Cにおい
て、スパイラルの目の方向は、図A−2とは逆に示して
あるので、ウェブが上から下に流れる場合は、ウェブは
拡幅ロールの表面側を走行する。本発明で拡幅ロールに
おける筋または溝という表現を用いたが、図2における
A−1、A−2、A−3タイプは、溝のタイプを示し、
A−4およびB、Cは筋のタイプを示す。
で、拡幅ロールの左右で回転速度を可変にしたものであ
る。湾曲バー35の表面に、中央より左右対象に設置さ
れたスプリング36a、36bは、それぞれのスプリン
グがプーリ37a、37bとベアリング38a、38b
により回転自在となり、それぞれモータMa、Mbによ
り別個に駆動する。図2のCも左右のプーリによって駆
動されているが、その場合は拡幅ロールが長い場合、ス
プリングの駆動が片側駆動では他端の回転が遅れること
が懸念されるため、同一モータにより伝導された2つの
プーリまたは同一回転速度に調整された2つのモータを
使用する。それに対して、この図3では、別々のモータ
Ma、Mbがそれぞれ別回転し、ウェブの原反が左右で
拡幅性にムラがある場合、拡幅性の悪い側のスプリング
の回転数を上げることによって拡幅の均一性を良くする
ことができる。
これらは巾を拡げるというより、走行するウェブにシワ
が入らないようにするために用いられるものであり、本
発明のように巾を2倍以上にも拡幅する能力はない。し
かし、これらの物も本発明と併用し、または補助的に用
いることを妨げるものではない。図4のA−1、2、3
は市販のエキスパンダーロールの例を示した。A−1
は、ウェブの耳端を伸ばす効果が大きいタイプであり、
A−2は中央部がより多く拡幅するタイプであり、A−
3は湾曲ではなく径を耳部を大きくすることにより、耳
部の表面速度を大きくしたものである。これらA−1、
A−2、A−3のタイプに溝や筋を設けることにより、
本発明に利用することが出来る。図Bはフラットエキス
パンダーの例である。図Cはスクリュウロールの例で、
図2のA−1図で湾曲のないものであるが、通常はスチ
ール製である。
はウェブ41が拡幅ロール42にかかる状態を示す。図
Bは拡幅角度を示す部分拡大図である。煩雑さを避ける
ため拡幅ロール42は溝等や強制駆動の方式等は省略し
てある。ウェブ41は、湾曲している拡幅ロール42の
凹面から入り、凸面から出ていく。図Bで拡幅ロールに
かかる角度θは、湾曲の一番凸の方向Yの方向から測
り、導入角度αと出口角度βから以下の関係にある。 θ=180−(α+β) 拡幅は、θが大きいほど深くかかり、αとβが等しいほ
ど凸面にかかり、拡幅能力が大きい。図は、わかり易い
ように一般のエクスパンダーロールの使用におけるウェ
ブのかかる角度θが大きい場合を描いている。一般のウ
ェブをエキスパンダー等で使用する場合は、θは30度
から90度の範囲である。本発明の場合は、溝等を強制
駆動するので拡幅能力が大きく、θは10度前後が適当
で、通常30度以下で使用される。深く掛けると、均一
性に欠けることが多い。また、本発明では導入角度αを
出口角度βより大きくとることで、均一性が増す。ま
た、本発明では、拡幅ロール42の溝が強制駆動される
ことにより、拡幅能力が大きいために、拡幅テンション
を低く抑えられることにも特徴がある。拡幅テンション
が小さいことは、ウェブの損傷が少ないことを意味し、
その意味でも高品質となる。
拡幅調整装置の例を示す。走行するウェブ51に対し
て、プーリ52により強制駆動されている本発明の拡幅
ロール53の直前または直後に、板54に固定されてい
る部分押し当てバー(ロールでも良い)55a、55b
を、ウェブの拡幅状態の悪い箇所に押し当てることによ
り、その部分の拡幅ロールの接触角度を大きくすること
により、その部分の拡幅倍率を上げることができる。図
には示さなかったが、逆にウェブから離す側に押し当て
バーを使用することにより、ウェブの拡幅倍率が高すぎ
る部分を低くすることもできる。
拡幅調整装置を云う。走行するウェブ61に対して、ウ
ェブの両耳端部を耳拡幅ロール62a、62bを押し当
てることによりウェブの両耳端部のみを拡幅できる。耳
拡幅ロール62には、スパイラル状の溝または筋63が
設けられており、拡幅ロール62はウェブ61の走行方
向に対して、斜行して設置される。この耳拡幅ロール
は、拡幅終了後ニップロールへ入る直前や、熱処理シリ
ンダーへ入る直前に設けるのが、最も効果が大きい。
り、その一部分を図示したものである。Aは広巾スプリ
ットウェブの例であり、Bは広巾スリットウェブの例、
Cはフィラメントトウ、Dはスパンボンド不織布、Eは
タテ延伸不織布を図示したものである。A’、B’、
C’は、A、B、Cを3倍に拡幅した例であり、D’、
E’は、D、Eを1.5倍に拡幅した例である。A、
B、Cはフィラメント間の絡みが無いので、本発明に特
に適し、拡幅テンションも非常に小さい。A、B、Cの
ウェブの拡幅テンションは、本発明においては、通常
は、ウェブは50万デニールから100万デニールの範
囲では、ウエブのテンションは2kgから50kgであ
り、約0.002g/dから0.05g/dの範囲とな
る。ここで、dはウェブのデニールである。D、Eはフ
ィラメント間の絡みが大きく、拡幅に張力を大きくし、
しかも接触角をきつくする必要がある。Eは延伸不織布
であり、図では明確ではないが、フィラメントのデニー
ルは一般のスパンボンド不織布の5分の1から10分の
1であり、同じ坪量なら、その分だけ繊維本数が多い。
本を設けることが有効である。そして、その1本の拡幅
ロールには、ウェブにかかる角度、テンションはマイル
ドな条件にし、複数本の拡幅能力で全体を拡幅していく
ことが、高品質の拡幅ウェブを得るのに有効である。不
織布のように絡みの強いウェブでは、上記多段の拡幅ロ
ールをウェブの表裏に近接して設置することにより、さ
らに拡幅能力を高めることができる。
コントロールする場合のブロックダイアグラムを図1の
ケースで例示した。図1で拡幅ロール8は図4のA−2
タイプのエキスパンダーに溝を彫って強制駆動した場合
で、中央が拡幅され易いタイプである。拡幅ロール10
は、図4のA−4タイプで、コードとしてナイロンコー
ドを使用して、ウェブの端部が拡幅され易くしたもので
ある。図9で、本発明は一定速度以上の処置を示し(#
2→#4)、一定速度以下ではSUB1(サブルーチン
1)で、ウェブのつなぎ等、正常でないウェブの場合の
処理で、本発明とは直接関係ないので省略した。#4の
張力設定値は、原反ウェブ、目的製品、操業条件等で決
まるトルク感知ロール4のトルク値で、特定範囲の定数
Pで予め定められている。#6の検知Aは、巾感知器6
で感知した上部にあるウェブ5の巾であり、速度調節ロ
ール7の速度V2を調節することにより、一定巾Qに調
節する(#6〜10)。#202で、回数規定範囲とし
たのは、一定時間以内に所定回数以上になれば、V2の
みではコントロールできないことを意味し、張力でも制
御する(#205)。また、#203のV2速度(速度
調節ロール7の速度)減は停止の場合を含む。V2が停
止の場合は、ダイアグラムには煩雑であるので省略した
が、直接張力減である#205へつなげる。#12の検
知Bは、拡幅状態感知器16による巾感知機能Rであ
り、拡幅ロール10の速度V4と張力を制御することで
適正巾とする。#18の検知Cは、拡幅状態感知器16
による密度感知機能Sであり、拡幅ロール8の速度V3
と張力を制御することで適正密度とする。ダイアグラム
の検知Cで、中厚、中薄等と記したのは、中央部が厚い
場合、薄い場合を示し、適は適当であることを示す。図
9、10、11に示したダイアグラムは一例であり、ウ
ェブの種類や拡幅倍率、拡幅ロールのタイプや設置本数
で異なる。図3に示す、両サイド駆動によってウェブの
左右の偏りを修正できるタイプでも同様に自動コントロ
ールできる。この場合、左右のウェブの位置、左右の厚
みムラ等を測定し、それぞれ拡幅ロールの左右の回転速
度を調整することにより自動コントロールできる。
ションと拡幅ロールの回転数でコントロールする方式を
示したが、他に、ウェブと拡幅ロールとの接触角度や拡
幅ロールの湾曲の程度を変化させることによっても達成
するすることができる。接触角度は拡幅ロールの上にタ
ーンバーを設置し、その位置をコントロールすることに
より調節可能である。また、湾曲の程度は、図2のAタ
イプの元になるエキスパンダーロールに、バリボウタイ
プのエキスパンダーを使用し、油圧等で湾曲の程度をコ
ントロールできる。また、図3のウェブの左右で回転速
度をコントロールする方式を採用すると、ウェブの左右
で品質のムラのあるウェブでは特に有効である。
可能にする方法および装置に関する。本発明の特徴は拡
幅の均一性が良いことである。さらに、従来は装置の簡
便さと製品の品質の両方を完備した方法、装置はなく、
本発明で初めて可能にしたものである。また、本発明は
製品の品質を自動コントロール可能にし、ウェブの種
類、操業条件、製品の要求性能に適合した製品に自動的
にコントロールできる方式にした点にも特徴がある。本
発明は簡便な装置であるにもかかわらず、高速性、広巾
性を達成でき、100m/分以上の高速のウェブも拡幅
でき、拡幅後の製品巾も2m以上4mあるいは5mに達
するウェブにも対処できる。また、本発明では、拡幅テ
ンションを低く抑えられることにも特徴があり、毛羽立
ち易いウェブにも対処できる特徴がある。
面図。
す。
す。
ロックダイアグラムの例を示す。
トルク感知ロール、5:一定テンションのウェブ、6:
巾感知器、7:速度調整ロール、8:拡幅ロール、9:
クロスガイダー、10:拡幅ロール、11:耳拡幅ロー
ル、12:拡幅ウェブ、13:ニップロール、14:熱
処理ロール、15:最終拡幅ウェブ、16:拡幅状態感
知器、M1、M2、M3、M4、M5:モータ、F:熱
風循環ファン、H:熱風加熱ヒータ、Z:熱風チャンバ
ー、20:ウェブ、21:曲軸、22:ゴム筒、23:
溝、24:プーリ、25:湾曲バー、26:スプリン
グ、27:プーリ、28:軸、29:スプリング、3
0:プーリ、31:案内コロロール、35:湾曲バー、
36:スプリング、37:プーリ、38:ベアリング、
Ma、Mb:モータ、41:ウェブ、42:拡幅ロール 51:ウェブ、52:プーリ、53:拡幅ロール、5
4:固定板、55:押当バー、61:ウェブ、62:耳
拡幅ロール。
Claims (6)
- 【請求項1】 ウェブの巾を少なくとも原巾の1.2倍
以上に拡幅する装置において、以下の手段からなるウェ
ブの拡幅装置。 a.ウェブの走行方向に対して直角方向に湾曲棒状体が
設置され、ウェブを湾曲棒状体の凹面より凸面に接して
導く手段からなり、 b.その湾曲棒状体の表面にウェブの走行方向に対して
若干傾斜する溝または筋が設けられており、その溝また
は筋がウェブの走行方向にウェブの走行速度より高速で
回転する機構を有し、 d.当該湾曲棒状体の前に、拡幅後のウェブの巾に対し
て2倍以上の拡幅距離を有し、 e.走行するウェブを一定テンションに制御するテンシ
ョンコントロール装置を有する。 - 【請求項2】 請求項1における湾曲棒状体において、
中心より左右対照にスパイラル状に溝または筋を設けた
湾曲棒状体からなるウェブの拡幅装置。 - 【請求項3】 請求項1、2において、湾曲棒状体の中
心より左右対照の溝または筋が左右個々に別の表面速度
で回転できる手段を有するウェブの拡幅装置。 - 【請求項4】 請求項1、2、3における装置を使用
し、拡幅したウェブの巾および密度をインラインで測定
しながら、その測定値に基づき湾曲棒状体の溝または筋
の回転速度および走行するウェブのテンションを制御す
ることにより、ウェブの拡幅後の巾、拡幅倍率、拡幅の
均一性の内少なくとも一つを自動コントロールするウェ
ブの拡幅方法。 - 【請求項5】 ウェブを熱風加熱によりウェブの歪を除
去した後、請求項1における拡幅装置に導かれるウェブ
の拡幅方法。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4、5におけるウェ
ブが、広巾タテ1軸延伸フィルムのスプリットウェブま
たはスリットウェブ、不織布、フィラメントトウ、不織
布のタテ延伸ウェブから選択された1種であり、広巾タ
テ1軸延伸フィルムのスプリットウェブまたはスリット
ウェブおよびフィラメントトウでは拡幅倍率が少なくと
も2倍以上であり、不織布、不織布のタテ延伸ウェブで
は拡幅倍率が少なくとも1.2倍以上であるウェブの拡
幅方法。
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- 1996-07-26 JP JP22924696A patent/JP3687213B2/ja not_active Expired - Fee Related
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