JPH0884244A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH0884244A JPH0884244A JP6218823A JP21882394A JPH0884244A JP H0884244 A JPH0884244 A JP H0884244A JP 6218823 A JP6218823 A JP 6218823A JP 21882394 A JP21882394 A JP 21882394A JP H0884244 A JPH0884244 A JP H0884244A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信文と関連する受信文の識別および管理を
容易に行う。 【構成】 識別コード付加部7が送信原稿について、識
別コードを求め、この識別コードおよびそれを示す分類
件名を管理テーブル12に登録し、また、当該識別コー
ドを原稿画像に付加する。そして、識別コードが付加さ
れた原稿画像を符号化復号化部4によって符号化して転
送する。一方、受信の際は、受信原稿から読み取った識
別コードが管理テーブル12に登録されている識別コー
ドと一致した場合は、受信電文を示す情報を当該識別コ
ードに対応付けて管理テーブル12に登録し、また、受
信電文自体(受信原稿)を記憶装置11に格納する。受
信原稿をプリントアウトする場合は、識別コードを共通
にする受信電文のリストを表示装置1に表示し、その中
の所望のものを選択し、記録装置9から出力させる。
容易に行う。 【構成】 識別コード付加部7が送信原稿について、識
別コードを求め、この識別コードおよびそれを示す分類
件名を管理テーブル12に登録し、また、当該識別コー
ドを原稿画像に付加する。そして、識別コードが付加さ
れた原稿画像を符号化復号化部4によって符号化して転
送する。一方、受信の際は、受信原稿から読み取った識
別コードが管理テーブル12に登録されている識別コー
ドと一致した場合は、受信電文を示す情報を当該識別コ
ードに対応付けて管理テーブル12に登録し、また、受
信電文自体(受信原稿)を記憶装置11に格納する。受
信原稿をプリントアウトする場合は、識別コードを共通
にする受信電文のリストを表示装置1に表示し、その中
の所望のものを選択し、記録装置9から出力させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置に
係わり、特に送信文と受信文とが関連ある場合に、これ
らを効率良く管理することができるファクシミリ装置に
関する。
係わり、特に送信文と受信文とが関連ある場合に、これ
らを効率良く管理することができるファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置においては、電
文を受信するとリアルタイムで印字出力していたが、近
年のファクシミリ装置においては、受信電文を一旦蓄積
してから印字出力するものが主流になっている。この種
のファクシミリ装置においては、蓄積された受信電文か
ら必要な電文を選択して印字することが可能となり、不
要な電文を無駄に印字しないで済むという利点を有して
いる。
文を受信するとリアルタイムで印字出力していたが、近
年のファクシミリ装置においては、受信電文を一旦蓄積
してから印字出力するものが主流になっている。この種
のファクシミリ装置においては、蓄積された受信電文か
ら必要な電文を選択して印字することが可能となり、不
要な電文を無駄に印字しないで済むという利点を有して
いる。
【0003】ところが、受信電文は、受信順に蓄積され
るだけなので、これを単純に出力した場合は、種々の電
文が整理されないまま出力される。このため、印字出力
後に受信ファイルを整理する必要が生じる。例えば、電
文の種類や発信者別に仕分けする作業が必要になる。
るだけなので、これを単純に出力した場合は、種々の電
文が整理されないまま出力される。このため、印字出力
後に受信ファイルを整理する必要が生じる。例えば、電
文の種類や発信者別に仕分けする作業が必要になる。
【0004】そこで、特開平5−316310号公報に
記載されているように、受信電文を送信元毎に仕分けし
て印字出力するようにした装置が開発されている。この
装置においては、送信元である相手先を指定することに
より、特定相手先からの受信蓄積ファイルのみを印字出
力することができ、特定の電文を探す際の煩わしさを取
り除くことができる。
記載されているように、受信電文を送信元毎に仕分けし
て印字出力するようにした装置が開発されている。この
装置においては、送信元である相手先を指定することに
より、特定相手先からの受信蓄積ファイルのみを印字出
力することができ、特定の電文を探す際の煩わしさを取
り除くことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファクシミ
リの受信電文は、例えば、送信電文に対する回答である
場合など、送信電文に対して何らかの関係を有している
ことが多い。そこで、送信電文に関連させて受信電文を
仕分けできれば、内容に沿った仕分けとなるので極めて
効率適である。
リの受信電文は、例えば、送信電文に対する回答である
場合など、送信電文に対して何らかの関係を有している
ことが多い。そこで、送信電文に関連させて受信電文を
仕分けできれば、内容に沿った仕分けとなるので極めて
効率適である。
【0006】しかしながら、従来のファクシミリ装置に
おいては、相手毎の単純な仕分けしか行うことができ
ず、特定の内容についてまとめたい場合は、受信電文の
中から探して仕分ける作業が必要になり、時間を要する
とともに、煩わしいという問題が生じた。
おいては、相手毎の単純な仕分けしか行うことができ
ず、特定の内容についてまとめたい場合は、受信電文の
中から探して仕分ける作業が必要になり、時間を要する
とともに、煩わしいという問題が生じた。
【0007】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、送信電文と関連する受信電文の識別、管理を
容易に行うことができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的としている。
たもので、送信電文と関連する受信電文の識別、管理を
容易に行うことができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点を解決するために、送信文に該送信文を識別するた
めの識別コードを付加する識別コード付加手段と、該送
信文に付加された識別コードを記憶する第1の記憶手段
と、受信文に付加されている識別コードが該第1の記憶
手段に記憶されている識別コードであるか否かを判定す
る識別コード判定手段と、該受信文を記憶する第2の記
憶手段と、該識別コード判定手段の判定結果に応じて、
同じ識別コードを持つ該送信文と該受信文とを対応付け
て管理する送受信データ管理手段とを具備することを特
徴とする。
題点を解決するために、送信文に該送信文を識別するた
めの識別コードを付加する識別コード付加手段と、該送
信文に付加された識別コードを記憶する第1の記憶手段
と、受信文に付加されている識別コードが該第1の記憶
手段に記憶されている識別コードであるか否かを判定す
る識別コード判定手段と、該受信文を記憶する第2の記
憶手段と、該識別コード判定手段の判定結果に応じて、
同じ識別コードを持つ該送信文と該受信文とを対応付け
て管理する送受信データ管理手段とを具備することを特
徴とする。
【0009】
【作用】送信時においては、識別コード付加手段によっ
て送信文に識別コードが付加され、かつ、この識別コー
ドが第1の記憶手段に記憶される。このとき、相手方の
ファクシミリ装置は、識別コードが付加された文を受信
する。そして、相手方がこの文の回答等を返信する際に
は、識別コードが付されたその受信文をヘッダーとして
送信する。この結果、自局においては、送信時に付加し
た識別コードと同じ識別コードを有する文が受信され
る。この受信文に付加された識別コードは、識別コード
判定手段によって第1の記憶手段に記憶されているか否
かが判定され、記憶されていれば、送受信データ管理手
段によって該送信文と該受信文とが対応付けられて管理
される。したがって、送信文に対し、内容的に関連のあ
る受信文を識別して一括管理することができ、例えば、
必要な受信文だけをプリントアウトすることなどが容易
に行える。
て送信文に識別コードが付加され、かつ、この識別コー
ドが第1の記憶手段に記憶される。このとき、相手方の
ファクシミリ装置は、識別コードが付加された文を受信
する。そして、相手方がこの文の回答等を返信する際に
は、識別コードが付されたその受信文をヘッダーとして
送信する。この結果、自局においては、送信時に付加し
た識別コードと同じ識別コードを有する文が受信され
る。この受信文に付加された識別コードは、識別コード
判定手段によって第1の記憶手段に記憶されているか否
かが判定され、記憶されていれば、送受信データ管理手
段によって該送信文と該受信文とが対応付けられて管理
される。したがって、送信文に対し、内容的に関連のあ
る受信文を識別して一括管理することができ、例えば、
必要な受信文だけをプリントアウトすることなどが容易
に行える。
【0010】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。図1は、本発明が適用されるファクシミ
リ装置のシステム構成を示すブロック図である。図1に
おいて、表示装置1は、操作ガイダンス表示、蓄積文書
リスト表示、蓄積文書の表示、および識別コード(後
述)の表示などに使用される。操作装置2は、ファクシ
ミリ装置に所定の送受信処理を実行させるための各種キ
ー(ファンクションキーやテンキー)を有しており、そ
の操作に伴う信号は制御部3に供給される。この場合、
操作装置2を操作するオペレータは、表示装置1に表示
されたガイダンス等を参照して操作を行う。
いて説明する。図1は、本発明が適用されるファクシミ
リ装置のシステム構成を示すブロック図である。図1に
おいて、表示装置1は、操作ガイダンス表示、蓄積文書
リスト表示、蓄積文書の表示、および識別コード(後
述)の表示などに使用される。操作装置2は、ファクシ
ミリ装置に所定の送受信処理を実行させるための各種キ
ー(ファンクションキーやテンキー)を有しており、そ
の操作に伴う信号は制御部3に供給される。この場合、
操作装置2を操作するオペレータは、表示装置1に表示
されたガイダンス等を参照して操作を行う。
【0011】制御部3は、CPU、ROM、RAM等で
構成され、図1に示す装置各部を制御する。符号化復合
化部4は、送信する画情報の符号化、および、受信した
画情報の復合化を行う。通信制御部5は、電話回線13
と接続され、網制御およびモデム制御を行っている。そ
して、符号化復合化部4で符号化された画情報を電話回
線13を介して網側へ転送するとともに、網側から電話
回線13を介して転送される画情報を符号化復合化部4
へ供給する。また、網制御としては、回線補足、発信先
電話番号である選択信号の送出、または着信などの検出
を行い、所定の発呼動作および着信動作の制御を行う。
モデム制御としては、画情報を変復調して伝送するとと
もに、伝送制御手順における各種手順信号の伝送を行
う。
構成され、図1に示す装置各部を制御する。符号化復合
化部4は、送信する画情報の符号化、および、受信した
画情報の復合化を行う。通信制御部5は、電話回線13
と接続され、網制御およびモデム制御を行っている。そ
して、符号化復合化部4で符号化された画情報を電話回
線13を介して網側へ転送するとともに、網側から電話
回線13を介して転送される画情報を符号化復合化部4
へ供給する。また、網制御としては、回線補足、発信先
電話番号である選択信号の送出、または着信などの検出
を行い、所定の発呼動作および着信動作の制御を行う。
モデム制御としては、画情報を変復調して伝送するとと
もに、伝送制御手順における各種手順信号の伝送を行
う。
【0012】次に、データ読取装置6は、原稿画像から
所定解像度の画像情報を読み出す。識別コード付加部7
は、データ読取装置が読み取った原稿画像に対して識別
コードを付加し、識別コード判定部8に転送する。この
識別コードは、関連のある送受信データを対応付け、そ
れらを自動的に識別管理するために用いられるものであ
り、この実施例においては図2に示すように原稿の左上
余白部分にバーコードa1として付加される。図2に示
す部分Aが原稿画像であり、バーコードa1は原稿画像
と重ならない位置に付加される。
所定解像度の画像情報を読み出す。識別コード付加部7
は、データ読取装置が読み取った原稿画像に対して識別
コードを付加し、識別コード判定部8に転送する。この
識別コードは、関連のある送受信データを対応付け、そ
れらを自動的に識別管理するために用いられるものであ
り、この実施例においては図2に示すように原稿の左上
余白部分にバーコードa1として付加される。図2に示
す部分Aが原稿画像であり、バーコードa1は原稿画像
と重ならない位置に付加される。
【0013】また、識別コードは、例えば、相手先電話
番号、原稿のタイトル、日付などの識別要素を基に作成
される。この場合、日付やタイトルなどの識別要素と識
別コードとを対応付けるテーブル(ROM等)が予め用
意されており、このテーブルを参照することによって識
別コードが求められる。
番号、原稿のタイトル、日付などの識別要素を基に作成
される。この場合、日付やタイトルなどの識別要素と識
別コードとを対応付けるテーブル(ROM等)が予め用
意されており、このテーブルを参照することによって識
別コードが求められる。
【0014】ここで、相手先電話番号は、操作部2にお
けるテンキーから入力され、その入力信号が制御部3を
介して識別コード付加部3に転送される。また、タイト
ルも同様にして、操作部2から入力される。例えば、テ
ンキーを用いたカタカナ入力、あるいは、タイトルを数
字や記号として入力する場合は、原稿を特定する数字や
記号が入力される。なお、データ読取装置6が読み取っ
た原稿画像を画像解析することによって、タイトルを認
識するようにしてもよい。この場合には、原稿にいおけ
るタイトルの位置を予め定めておけば、認識処理の容易
化を図ることができる。また、年月日についての情報
は、図示せぬカレンダー部から供給される。このカレン
ダー部は、内部で発生するクロック信号のカウント値に
基づいて年月日および時間情報を出力するものであり、
いわゆるカレンダー用集積回路によって構成される。
けるテンキーから入力され、その入力信号が制御部3を
介して識別コード付加部3に転送される。また、タイト
ルも同様にして、操作部2から入力される。例えば、テ
ンキーを用いたカタカナ入力、あるいは、タイトルを数
字や記号として入力する場合は、原稿を特定する数字や
記号が入力される。なお、データ読取装置6が読み取っ
た原稿画像を画像解析することによって、タイトルを認
識するようにしてもよい。この場合には、原稿にいおけ
るタイトルの位置を予め定めておけば、認識処理の容易
化を図ることができる。また、年月日についての情報
は、図示せぬカレンダー部から供給される。このカレン
ダー部は、内部で発生するクロック信号のカウント値に
基づいて年月日および時間情報を出力するものであり、
いわゆるカレンダー用集積回路によって構成される。
【0015】次に、識別コード判定部8は、送受信デー
タの識別コードの識別および判定を行う。すなわち、識
別コード付加部7から供給される送信画像データおよび
符号化復号化部4から供給される受信文の識別コードに
ついて、判別や判定を行う。記録装置9は、判別コード
判定部8の制御の下に、用紙に受信文あるいは送信文を
印字する。
タの識別コードの識別および判定を行う。すなわち、識
別コード付加部7から供給される送信画像データおよび
符号化復号化部4から供給される受信文の識別コードに
ついて、判別や判定を行う。記録装置9は、判別コード
判定部8の制御の下に、用紙に受信文あるいは送信文を
印字する。
【0016】送受信データ管理部10は、識別コード付
加部7によって付加された識別コードを管理テーブル1
2に登録するとともに、識別コード判定部8を介して供
給される受信文を記憶装置11に記憶させて管理する。
この場合、識別コードを持たない受信文についても管理
テーブル12に登録され、管理されるようになってい
る。
加部7によって付加された識別コードを管理テーブル1
2に登録するとともに、識別コード判定部8を介して供
給される受信文を記憶装置11に記憶させて管理する。
この場合、識別コードを持たない受信文についても管理
テーブル12に登録され、管理されるようになってい
る。
【0017】B:実施例の動作 次に、上記構成によるこの実施例の動作について説明す
る。 (1)送信動作 始めに、送信動作について、図4に示すフローチャート
を参照して説明する。まず、操作者は、送信原稿を所定
のトレーにセットする(ステップS1)。そして、操作
装置2を用いて送信先電話番号を入力する。この場合、
送信先電話番号が予めプリセット(ユーザープリセッ
ト)してある場合は、対応する送信先登録キーを選択す
る(ステップS2)。次に、ステップS3に進むと、登
録送信か否か、すなわち、送信すべき原稿に識別コード
を付して管理するか否か判定される。この判定が「N
O」の場合は、通常のファクシミリ動作となり、ステッ
プS7の処理が行われる。したがって、データ読取り装
置6で読み込まれた送信原稿の画像は、識別コードが付
加されないまま、識別コード付加部7、識別コード判定
部8を介して符号化復号化部4に供給され、ここで、符
号化された後、通信制御部5を介して相手先に転送され
る。次に、ステップS8に進み、送信原稿を保持する必
要がある場合には、送受信データ管理部10によって、
当該送信原稿の画像が記憶装置11に記憶される。
る。 (1)送信動作 始めに、送信動作について、図4に示すフローチャート
を参照して説明する。まず、操作者は、送信原稿を所定
のトレーにセットする(ステップS1)。そして、操作
装置2を用いて送信先電話番号を入力する。この場合、
送信先電話番号が予めプリセット(ユーザープリセッ
ト)してある場合は、対応する送信先登録キーを選択す
る(ステップS2)。次に、ステップS3に進むと、登
録送信か否か、すなわち、送信すべき原稿に識別コード
を付して管理するか否か判定される。この判定が「N
O」の場合は、通常のファクシミリ動作となり、ステッ
プS7の処理が行われる。したがって、データ読取り装
置6で読み込まれた送信原稿の画像は、識別コードが付
加されないまま、識別コード付加部7、識別コード判定
部8を介して符号化復号化部4に供給され、ここで、符
号化された後、通信制御部5を介して相手先に転送され
る。次に、ステップS8に進み、送信原稿を保持する必
要がある場合には、送受信データ管理部10によって、
当該送信原稿の画像が記憶装置11に記憶される。
【0018】一方、ステップS3において「YES」と
判定された場合は、ステップS4に進み、識別コード付
加部7が当該原稿についての識別コード情報を求める。
これは前述のように、日付、タイトル等の識別要素に基
づいて求められる。そして、求めた識別コードおよびそ
の識別コードを示す分類件名を管理テーブル12に登録
し、また、当該識別コードを原稿画像に付加する(ステ
ップS5、S6)。分類件名は、識別コードのリストを
表示した場合に、操作者に分かり易くするためのもの
で、適当な名称が操作装置2から入力される。なお、前
述のタイトルをそのまま分類件名としてもよく、また、
日付や送信時刻で分類する場合は、自動的に分類件名を
生成してもよい。
判定された場合は、ステップS4に進み、識別コード付
加部7が当該原稿についての識別コード情報を求める。
これは前述のように、日付、タイトル等の識別要素に基
づいて求められる。そして、求めた識別コードおよびそ
の識別コードを示す分類件名を管理テーブル12に登録
し、また、当該識別コードを原稿画像に付加する(ステ
ップS5、S6)。分類件名は、識別コードのリストを
表示した場合に、操作者に分かり易くするためのもの
で、適当な名称が操作装置2から入力される。なお、前
述のタイトルをそのまま分類件名としてもよく、また、
日付や送信時刻で分類する場合は、自動的に分類件名を
生成してもよい。
【0019】そして、ステップS6の処理の後は、識別
コード(バーコード)が付加された送信文を符号化して
転送するとともに、必要があれば当該送信文を記憶装置
11に記憶する(ステップS7、S8)。
コード(バーコード)が付加された送信文を符号化して
転送するとともに、必要があれば当該送信文を記憶装置
11に記憶する(ステップS7、S8)。
【0020】(2)受信動作 次に、受信動作について説明する。まず、図5に示すス
テップR1において電文を受信すると、この受信電文が
符号化復号化部4によって復号化され、識別コード判定
部8に供給される。識別コード判定部8においては、復
号化された受信電文にバーコード(識別コード)が含ま
れているか否かを判定する(ステップR3)。この判定
結果が、「NO」の場合は、記録装置9によってプリン
トアウトし、処理を終了する(ステップR8)。
テップR1において電文を受信すると、この受信電文が
符号化復号化部4によって復号化され、識別コード判定
部8に供給される。識別コード判定部8においては、復
号化された受信電文にバーコード(識別コード)が含ま
れているか否かを判定する(ステップR3)。この判定
結果が、「NO」の場合は、記録装置9によってプリン
トアウトし、処理を終了する(ステップR8)。
【0021】一方、ステップR3の判定が「YES」の
場合は、ステップR4に進み、管理テーブル12に登録
されている識別コードと比較される。そして、一致する
識別コードが存在した場合は、ステップR5の判定が
「YES」となり、ステップR6に進んで、その受信電
文を示す情報(以下、受信電文情報という)を当該識別
コードに対応付けて管理テーブル12に登録する。この
場合、受信電文情報は、ステップR6の処理の際に操作
装置2から入力してもよく、また、受信電文に含まれる
相手電話番号等を用いるようにしてもよい。さらに、同
一識別コードについて何回目の受信文であるかをカウン
トし、このカウント値に応じた受信電文情報を作成する
ようにしてもよい。
場合は、ステップR4に進み、管理テーブル12に登録
されている識別コードと比較される。そして、一致する
識別コードが存在した場合は、ステップR5の判定が
「YES」となり、ステップR6に進んで、その受信電
文を示す情報(以下、受信電文情報という)を当該識別
コードに対応付けて管理テーブル12に登録する。この
場合、受信電文情報は、ステップR6の処理の際に操作
装置2から入力してもよく、また、受信電文に含まれる
相手電話番号等を用いるようにしてもよい。さらに、同
一識別コードについて何回目の受信文であるかをカウン
トし、このカウント値に応じた受信電文情報を作成する
ようにしてもよい。
【0022】次に、ステップR7に進んで、受信電文自
体(受信原稿)を記憶装置11に格納する。ここで、ス
テップR5において「YES」となる場合は、相手側が
図2に示す原稿をヘッダとして送信した場合である。
体(受信原稿)を記憶装置11に格納する。ここで、ス
テップR5において「YES」となる場合は、相手側が
図2に示す原稿をヘッダとして送信した場合である。
【0023】また、ステップR5の判定が「NO」の場
合は、ステップR9において当該受信電文に含まれる識
別コードを管理テーブル12に登録した後、上述と同様
にしてステップR6、R7の処理を行う。ステップR9
の処理が行われる場合は、相手側の電文に識別コードが
あっても、管理テーブル12に登録のない場合であるか
ら、こちらの送信文に対する返信ではなく、例えば、相
手側の往信文であることが考えられる。この実施例で
は、このような場合でも管理できるように、ステップR
9において管理テーブル12への登録処理を行うように
している。
合は、ステップR9において当該受信電文に含まれる識
別コードを管理テーブル12に登録した後、上述と同様
にしてステップR6、R7の処理を行う。ステップR9
の処理が行われる場合は、相手側の電文に識別コードが
あっても、管理テーブル12に登録のない場合であるか
ら、こちらの送信文に対する返信ではなく、例えば、相
手側の往信文であることが考えられる。この実施例で
は、このような場合でも管理できるように、ステップR
9において管理テーブル12への登録処理を行うように
している。
【0024】(3)プリントアウト動作 次に、プリントアウト動作について、図6を参照して説
明する。まず、記憶装置11に蓄積された電文データを
出力するモードを選択し(ステップP1)、次いで、識
別コードモードか異かを判定する(ステップP2)。こ
の判定が「YES」の場合は、ステップP3に移り、識
別コードの選択が行われる。この選択は、次のようにし
て行われる。まず、管理テーブル12に登録された識別
コードおよびその分類件名が表示装置1に表示される。
そして、操作者は、表示装置1の画面を見ながら、所望
の分類件名をカーソル等で選択する。このようにして選
択が行われると、送受信データ管理部10は、選択され
た分類件名に対応する識別コードを用いて管理テーブル
12を検索し、当該識別コードを有する受信電文情報を
探す。そして、ステップP5においては、検索された受
信電文データが表示装置1に表示される。この場合、同
一の識別コードを持つ複数の電文があれば、それらの受
信電文情報が一覧表示される。
明する。まず、記憶装置11に蓄積された電文データを
出力するモードを選択し(ステップP1)、次いで、識
別コードモードか異かを判定する(ステップP2)。こ
の判定が「YES」の場合は、ステップP3に移り、識
別コードの選択が行われる。この選択は、次のようにし
て行われる。まず、管理テーブル12に登録された識別
コードおよびその分類件名が表示装置1に表示される。
そして、操作者は、表示装置1の画面を見ながら、所望
の分類件名をカーソル等で選択する。このようにして選
択が行われると、送受信データ管理部10は、選択され
た分類件名に対応する識別コードを用いて管理テーブル
12を検索し、当該識別コードを有する受信電文情報を
探す。そして、ステップP5においては、検索された受
信電文データが表示装置1に表示される。この場合、同
一の識別コードを持つ複数の電文があれば、それらの受
信電文情報が一覧表示される。
【0025】次に、操作者は、表示装置1の表示を見な
がらカーソル等で受信電文情報を選択する(ステップP
6)。このようにして選択された受信電文情報に対応す
る受信電文は、送受信データ管理部10の制御の下に記
憶装置11から読み出され、識別コード判定部8を介し
て記録装置9に供給されプリントアウトされる(ステッ
プP7)。
がらカーソル等で受信電文情報を選択する(ステップP
6)。このようにして選択された受信電文情報に対応す
る受信電文は、送受信データ管理部10の制御の下に記
憶装置11から読み出され、識別コード判定部8を介し
て記録装置9に供給されプリントアウトされる(ステッ
プP7)。
【0026】以上のように、送信文に関連する受信電文
リストが表示され、このなかの所望の電文について選択
印字することができる。
リストが表示され、このなかの所望の電文について選択
印字することができる。
【0027】一方、ステップP2において「NO」と判
定された場合は、ステップP8に移り、管理テーブル1
2内の受信電文情報を識別コードに関わらず表示装置1
に一覧表示する。そして、操作者は、前述の場合と同様
にして、一覧表示の中から所望の受信文を選択し、当該
受信文をプリントアウトさせる(ステップP6、P
7)。
定された場合は、ステップP8に移り、管理テーブル1
2内の受信電文情報を識別コードに関わらず表示装置1
に一覧表示する。そして、操作者は、前述の場合と同様
にして、一覧表示の中から所望の受信文を選択し、当該
受信文をプリントアウトさせる(ステップP6、P
7)。
【0028】C:変形例 (1)上述の実施例においては、送信原稿の余白部分に
識別コードを付加したが、これに代えて、図3に示すよ
うに、識別コードであるバーコードa2が付加されたヘ
ッダを別シートとして出力するようにしてもよい。この
場合、図3に示す部分Bは、予め固定の文字情報として
記憶しておき、「○○関連送信ヘッダ」と表記されてい
るタイトル部分だけをその都度入力するようにしてもよ
い。
識別コードを付加したが、これに代えて、図3に示すよ
うに、識別コードであるバーコードa2が付加されたヘ
ッダを別シートとして出力するようにしてもよい。この
場合、図3に示す部分Bは、予め固定の文字情報として
記憶しておき、「○○関連送信ヘッダ」と表記されてい
るタイトル部分だけをその都度入力するようにしてもよ
い。
【0029】(2)上述した実施例においては、識別コ
ードとしてバーコードを用いたが、送信内容を特定でき
るコードであれば、バーコードに限らず、その他任意の
識別コードを用いることができる。例えば、ファクシミ
リ装置が数字を認識し得る機能を有していれば、数字に
よって識別コードを構成してもよい。
ードとしてバーコードを用いたが、送信内容を特定でき
るコードであれば、バーコードに限らず、その他任意の
識別コードを用いることができる。例えば、ファクシミ
リ装置が数字を認識し得る機能を有していれば、数字に
よって識別コードを構成してもよい。
【0030】(3)上述した実施例における操作装置2
に、キーボードとワードプロセッサ機能を設け、タイト
ルや受信電文情報などを仮名漢字混じり文で入力するよ
うに構成してもよい。
に、キーボードとワードプロセッサ機能を設け、タイト
ルや受信電文情報などを仮名漢字混じり文で入力するよ
うに構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、送信文と関連する受信文の識別および管理を容易に
行うことができ、例えば、内容的に関連のある受信文だ
けをプリントアウトすることなどが容易に行うことがで
きる。
ば、送信文と関連する受信文の識別および管理を容易に
行うことができ、例えば、内容的に関連のある受信文だ
けをプリントアウトすることなどが容易に行うことがで
きる。
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】 同実施例における送信原稿の一例を示す図で
ある。
ある。
【図3】 同実施例における送信原稿の他の例を示す図
である。
である。
【図4】 同実施例の送信時の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】 同実施例の受信時の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】 同実施例の受信画情報出力時の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1 表示装置 2 操作装置 3 制御部(送受信データ管理手段) 4 符号化復号化部 5 通信制御部 6 データ読取り装置 7 識別コード付加部(識別コード付加手段) 8 識別コード判定部(識別コード判定手段:送受信デ
ータ管理手段) 9 記録装置 10 送受信データ管理部 11 記憶装置(第2の記憶手段) 12 管理テーブル(第1の記憶手段) a1,a2 識別コード
ータ管理手段) 9 記録装置 10 送受信データ管理部 11 記憶装置(第2の記憶手段) 12 管理テーブル(第1の記憶手段) a1,a2 識別コード
Claims (1)
- 【請求項1】 送信文に該送信文を識別するための識別
コードを付加する識別コード付加手段と、 該送信文に付加された識別コードを記憶する第1の記憶
手段と、 受信文に付加されている識別コードが該第1の記憶手段
に記憶されている識別コードであるか否かを判定する識
別コード判定手段と、 該受信文を記憶する第2の記憶手段と、 該識別コード判定手段の判定結果に応じて、同じ識別コ
ードを持つ該送信文と該受信文とを対応付けて管理する
送受信データ管理手段とを具備することを特徴とするフ
ァクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6218823A JPH0884244A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6218823A JPH0884244A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884244A true JPH0884244A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16725914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6218823A Pending JPH0884244A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884244A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003500939A (ja) * | 1999-05-25 | 2003-01-07 | シルバーブルック リサーチ ピーティーワイ リミテッド | ファクシミリの送達のための方法およびシステム |
JP2008294710A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6218823A patent/JPH0884244A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003500939A (ja) * | 1999-05-25 | 2003-01-07 | シルバーブルック リサーチ ピーティーワイ リミテッド | ファクシミリの送達のための方法およびシステム |
US7518756B2 (en) | 1999-05-25 | 2009-04-14 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method and system for delivery of a facsimile using sensor with identifier |
US7612905B2 (en) | 1999-05-25 | 2009-11-03 | Silverbrook Research Pty Ltd | Method of delivering facsimile |
US7843593B2 (en) | 1999-05-25 | 2010-11-30 | Silverbrook Research Pty Ltd | Restricting replies to communications |
US7933037B2 (en) | 1999-05-25 | 2011-04-26 | Silverbrook Research Pty Ltd | System for sending e-mail message via printed form |
JP2008294710A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Murata Mach Ltd | ファクシミリ装置 |
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