JPH0872308A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0872308A
JPH0872308A JP24187294A JP24187294A JPH0872308A JP H0872308 A JPH0872308 A JP H0872308A JP 24187294 A JP24187294 A JP 24187294A JP 24187294 A JP24187294 A JP 24187294A JP H0872308 A JPH0872308 A JP H0872308A
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JP
Japan
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light
image forming
light source
scanning
forming apparatus
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JP24187294A
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Junichi Takano
潤一 高野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を大きくすることなく走査幅を増大
させることができる画像形成装置を得ること。 【構成】 複数の光源手段1a,1bから放射した複数
の光ビームをそれぞれ異なる複数の導光手段12a,1
2b、偏向手段4a,4b、そして結像手段5a,5b
を介して同一の被走査面8上に導光し、該被走査面の同
一の走査域をそれぞれ分担して光走査するように各要素
を構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、特
に複数の光ビームを用いて同一の被走査面の同一の走査
域を分担して光走査することにより、主走査方向の走査
幅を増大させて文字や画像等の画像情報を記録するよう
にした、例えば印刷装置等に好適な画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より印刷装置等の画像形成装置にお
いては図4に示すようにレーザーユニット(光源手段)
41からの光変調された光ビーム(レーザ光)をコリメ
ーターレンズ42とシリンドリカルレンズ43を介して
光偏向器としてのポリゴンミラー(スキャンニングミラ
ー)44に導光し、該ポリゴンミラー44で偏向反射し
た光ビームをトーリックレンズ45と結像レンズ46と
より成る結像手段(結像光学系)により折り返しミラー
47を介して被走査面としての感光ドラム48面上に導
光している。そして感光ドラム48面上にて所定の大き
さのビームスポット径(スポット径)を形成し、これに
より該感光ドラム48面上に画像情報を順次形成してい
る。
【0003】感光ドラム48は一次帯電ユニット49で
一様に帯電処理され露光位置において光ビームによる走
査露光を受けることにより静電画像の形成を行なってい
る。その潜像は現像ユニット50で現像している。そし
てその画像は感光ドラム48と転写ユニット51との間
に給紙カセット(不図示)から給送されたコピー用紙5
3に転写されて分離ユニット54により該感光ドラム4
8から分離している。そして定着ユニット55に搬送さ
れた後、像定着を受け排紙トレイ(不図示)に排出し、
次いで転写して残したトナー像の転写材をドラム・クリ
ーニング・ユニット56によって除去している。
【0004】このような画像形成装置において、近年ユ
ーザのニーズはより大きな用紙に文字や画像等の画像情
報が印刷できることが望まれている。その為には被走査
面上における光ビームの走査幅(主走査方向の走査領
域)を従来の画像形成装置の走査幅に比べてより一層広
げることが必要である。
【0005】そこで従来の画像形成装置においてはこの
走査幅を広げる方法として、例えば結像光学系の焦点距
離を長くして、あるいは光偏向器としてのポリゴンミラ
ー(回転多面鏡)の面数を減らして走査角を広げる、こ
と等が考えられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら結像光学
系の焦点距離を長くすると装置全体が大型化になってし
まい装置全体のコンパクト化を図るのが難しくなってく
るという問題点があった。又ポリゴンミラーの面数を減
らして走査角を広げようとすると、例えば従来の画像形
成装置と同一の解像度を得る為には該ポリゴンミラーを
駆動する駆動モータの回転数をより大きくする必要が生
じ、これはメカ的に限界があり実現するには非常に難し
いという問題点があった。
【0007】本発明の第1の目的は複数の光源手段から
放射した複数の光ビームをそれぞれ異なる複数の導光手
段、偏向手段、そして結像手段を介して同一の被走査面
上に導光し、該複数の光ビームで該被走査面の同一の走
査域を分担して光走査することにより、走査幅を増大さ
せることができる画像形成装置の提供にある。
【0008】本発明の第2の目的は複数の光源手段から
放射した複数の光ビームをそれぞれ異なる導光手段を介
して単一の偏向手段の異なる偏向面に同時に導光し、該
異なる偏向面で偏向反射された複数の光ビームを1組の
結像手段を介して同一の被走査面上に導光し、該複数の
光ビームで該被走査面の同一の走査域を分担して光走査
することにより、走査幅を増大させることができる画像
形成装置の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、 (1−1)複数の光源手段から放射した複数の光ビーム
をそれぞれ異なる複数の導光手段、偏向手段、そして結
像手段を介して同一の被走査面上に導光し、該被走査面
の同一の走査域をそれぞれ分担して光走査するように各
要素を構成したことを特徴としている。
【0010】(1−2)特に前記複数の偏向手段はそれ
ぞれ複数の偏向面を有する光偏向器より成り、同一の駆
動手段により駆動されていることや、前記複数の光源手
段から放射される光ビームはメモリ上に展開された1ラ
イン分の画像情報から作成されたレーザ駆動信号をそれ
ぞれ分担して放射していることや、前記複数の光偏向器
の偏向面に対してそれぞれ副走査方向に複数の光源手段
と導光手段とを有する光学手段を配設し、該複数の光源
手段から放射した複数の光ビームを用いて副走査方向の
複数ラインを同時に光走査するようにしたことや、前記
複数の光偏向器の偏向面に対して副走査方向にそれぞれ
設けた光源手段から放射される光ビームはメモリ上に展
開された複数ライン分の画像情報から作成されたレーザ
駆動信号をそれぞれ分担して放射していること等を特徴
としている。
【0011】本発明の画像形成装置は、 (2−1)複数の光源手段から放射した複数の光ビーム
をそれぞれ異なる導光手段を介して複数の偏向面を有す
る光偏向器より成る単一の偏向手段の異なる偏向面へそ
れぞれ導光し、該異なる偏向面で偏向反射された複数の
光ビームを1組の結像手段により同一の被走査面上に導
光し、該被走査面の同一の走査域をそれぞれ分担して光
走査するように各要素を構成したことを特徴としてい
る。
【0012】(2−2)特に前記複数の光源手段から放
射される光ビームはメモリ上に展開された1ライン分の
画像情報から作成されたレーザ駆動信号をそれぞれ分担
して放射していることや、前記光偏向器の異なる偏向面
に対してそれぞれ副走査方向に複数の光源手段と導光手
段とを有する光学手段を配設し、該複数の光源手段から
放射した複数の光ビームを用いて副走査方向の複数ライ
ンを同時に光走査するようにしたことや、前記光偏向器
の異なる偏向面に対して副走査方向にそれぞれ設けた複
数の光源手段から放射される光ビームはメモリ上に展開
された複数ライン分の画像情報から作成されたレーザ駆
動信号をそれぞれ分担して放射していること等を特徴と
している。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図であ
る。
【0014】同図において1a,1bは各々光源手段
(レーザユニット)であり、例えば半導体レーザ等より
成っており、画像信号に基づき光変調した光ビーム(レ
ーザ光)を放射している。本実施例ではメモリ上に展開
された1ライン分の画像情報からレーザ駆動信号を作成
し、そのレーザ駆動信号を半分ずつ各光源手段1a,1
bへ送出し、該各光源手段1a,1bから同時に放射し
た2つの光ビームで後述するように被走査面としての感
光ドラム8面上の同一の走査域をそれぞれ外側(端部)
8A,8Cから内側(中心部)8Bへ向けて光走査する
ことによって1ライン分のデータの画像記録を行なって
いる。
【0015】2a,2bは各々コリメーターレンズであ
り、各々の光源手段1a,1bから放射した光ビームを
略平行光束としている。3a,3bは各々シリンドリカ
ルレンズであり、副走査方向にのみ所定の屈折力を有し
ている。尚、本実施例ではコリメーターレンズ2a(2
b)とシンドリカルレンズ3a(3b)との各要素で導
光手段12a(12b)を構成しており、又導光手段1
2a(12b)と光源手段1a(1b)とで光学手段1
1a(11b)を構成している。
【0016】4a,4bは各々偏向手段としての光偏向
器であり、例えば複数の偏向面(反射面)を有するポリ
ゴンミラー(回転多面鏡)より成っており、本実施例で
はモータ等の同一の駆動手段(動力装置)10により各
伝達部20a,20bを介して矢印C方向に所定の速度
で回転している。
【0017】5a,5bは各々f−θ特性を有する結像
手段(結像光学系)であり、トーリックレンズ5a1,
5b1と結像レンズ5a2,5b2とを有しており、光
偏向器4a,4bで偏向反射された光ビームA,Bを単
一の折り返しミラー7を介して感光ドラム8面上に結像
させている。
【0018】感光ドラム8はモータ等の駆動手段(不図
示)により矢印E方向(副走査方向)に所定の速度で回
転し、該感光ドラム8面上に画像情報を潜像として書き
込んでいる。尚感光ドラム8の周囲には電子写真プロセ
ス手段としての不図示の帯電手段、現像手段、そして転
写手段等が配設されている。
【0019】本実施例においてはメモリ上に展開された
1ライン分の画像情報からレーザ駆動信号を作成し、そ
のレーザ駆動信号を半分ずつ各光源手段1a,1bへ送
出し、該2つの光源手段1a,1bから同時に放射した
2つの光ビームA,Bを各々対応するコリメーターレン
ズ2a,2bにより略平行光束とし、各シリンドリカル
レンズ3a,3bに入射させている。
【0020】この各シリンドリカルレンズ3a,3bに
入射した平行光束のうち主走査断面においてはそのまま
平行光束の状態で射出しており、副走査断面においては
集束して各光偏向器4a,4bの偏向面(反射面)4a
1,4b1にほぼ線像として結像している。
【0021】その後、各光偏向器4a,4bの偏向面4
a1,4b1で偏向反射した2つの光ビームA,Bは対
応する結像光学系5a,5bにより単一の折り返しミラ
ー7を介して同一の感光ドラム8面上に結像している。
【0022】そして各光偏向器4a,4bを単一の動力
装置10により各伝達部20a,20bを介して図中矢
印C方向にそれぞれ回転させることによって各光ビーム
A,Bは感光ドラム8面の同一の走査域を矢印Dの如く
外側(端部)8A,8Cから内側(中心部)8Bに向か
ってそれぞれ同時に光走査している。そして感光ドラム
8面の中心の位置8Bまで光走査したときに1ラインの
露光が終了(1ライン露光終了)し、これにより1ライ
ン分の画像情報の記録を行なっている。
【0023】本実施例では各光偏向器4a,4bを駆動
する駆動装置(動力装置)10を単一の装置として用い
ている為、同一の回転速度を保持することができ、又光
ビームの走査時間も全て同一となるという利点がある。
これによりジッターのない良好なる画像を得ている。
【0024】このように本実施例においては前述の如く
複数の光源手段から放射した複数の光ビームを用いて同
一の被走査面上の同一の走査域をそれぞれ分担して同時
に光走査することにより、走査幅(主走査方向の走査領
域)を増大させることができ、これにより主走査方向に
大きな用紙を用いて文字や画像等の画像情報を形成する
ことができる。
【0025】図2は本発明の実施例2の要部概略図であ
る。同図において図1に示した要素と同一要素には同符
番を付している。
【0026】本実施例において前述の実施例1と異なる
点は光偏向器と結像手段とをそれぞれ1組の要素から構
成し、かつ該光偏向器の異なる偏向面に各光源手段から
放射した光ビームをそれぞれ入射させ、該異なる2つの
偏向面で偏向反射された2つの光ビームを1組の結像手
段を介して被走査面の同一の走査域を分担して光走査を
行なったことである。その他の構成及び光学的作用は実
施例1と略同様であり、これにより同様な効果を得てい
る。
【0027】即ち、本実施例においてはメモリ上に展開
された1ライン分の画像情報からレーザ駆動信号を作成
し、そのレーザ駆動信号を半分ずつ各光源手段1a,1
bへ送出し、該各2つの光源手段1a,1bから同時に
放射した2つの光ビームA,Bを各々対応するコリメー
ターレンズ2a,2bにより略平行光束とし、各シリン
ドリカルレンズ3a,3bに入射させている。
【0028】この各シリンドリカルレンズ3a,3bに
入射した平行光束のうち主走査断面においてはそのまま
平行光束の状態で射出しており、副走査断面においては
集束して光偏向器24の異なる偏向面(反射面)24
a,24bにそれぞれほぼ線像として結像している。
【0029】その後、光偏向器24の各偏向面24a,
24bで偏向反射した2つの光ビームA,Bは結像光学
系15により単一の折り返しミラー7を介して同一の感
光ドラム8面上に結像している。
【0030】そして光偏向器24を駆動手段(不図示)
により図中矢印C方向に回転させることによって2つの
光ビームA,Bのうち該光ビームAは図中矢印D1の如
く感光ドラム8の中心部8Bから端部8Aに向かい光走
査し、他の光ビームBは図中矢印D2の如く感光ドラム
8の端部8Cから中心部8Bに向かい光走査している。
そして光ビームAが感光ドラムの端部8Cまで光走査
し、かつ光ビームBが感光ドラム8面の中心部8Bまで
光走査したときに1ラインの露光が終了(1ライン露光
終了)し、これにより1ライン分の画像情報の記録を行
なっている。
【0031】本実施例においては前述の如く単一のポリ
ゴンミラーの複数の偏向面を同時に使用して、該複数の
偏向面で偏向反射させた複数の光ビームで被走査面上を
光走査しているので、光ビームの副走査方向の走査ズレ
が起こることなく、スムーズに走査書き出し用の同期信
号を得ることができる。
【0032】図3は本発明の実施例3の要部概略図であ
る。同図において図2に示した要素と同一要素には同符
番を付している。
【0033】本実施例において前述の実施例2と異なる
点は光偏向器の異なる偏向面に対して副走査方向に光源
手段と、コリメーターレンズやシリンドリカルレンズ等
から成る導光手段と、を有する光学手段をそれぞれ2つ
設け、該各光学手段からの光ビームを用いて副走査方向
の複数ライン(2ライン)も同時に光走査できるように
構成したことである。その他の構成及び光学的作用は実
施例2と略同様であり、これにより同様な効果を得てい
る。
【0034】即ち、同図において31a(31b,31
c,31d)は光学手段であり、光源手段1a(1b,
1c,1d)と、該光源手段1a(1b,1c,1d)
から放射した光ビームを平行光束に変換するコリメータ
ーレンズ2a(2b,2c,2d)、副走査方向にのみ
所定の屈折力を有するシリンドリカルレンズ3a(3
b,3c,3d)とを有する導光手段32a(32b,
32c,32d)とから成っている。この複数の光学手
段31a,31b,31c,31dのうち光学手段31
a,31cは同図に示すように光偏向器34の同一の偏
向面に対して副走査方向に並置しており、他の光学手段
31b,31dは上記とは異なる偏向面に対して副走査
方向に並置している。
【0035】本実施例においてはこのような構成により
メモリ上で展開された2ライン分の画像情報からレーザ
駆動信号を作成し、最初の1ライン分の信号を半分ずつ
2つの光源手段1a,1bへ送出し、次の1ライン分の
信号を半分ずつ他の2つの光源手段1c,1dへ送出し
ている。そして4つの光源手段1a,1b,1c,1d
から同時に放射した4つの光ビームA1,B1,A2,
B2を各々対応するコリメーターレンズ2a,2b,2
c,2dにより略平行光束とし、各シリンドリカルレン
ズ3a,3b,3c,3dに入射させている。
【0036】この各シリンドリカルレンズ3a,3b,
3c,3dに入射した平行光束のうち主走査断面におい
てはそのまま平行光束の状態で射出しており、副走査断
面においては集束している。そして4つの光ビームA
1,B1,A2,B2のうち2つの光ビームA1,A2
は光偏向器34の偏向面(反射面)34aにほぼ線像と
して結像し、他の2つの光ビームB1,B2は偏向面3
4bにほぼ線像として結像している。
【0037】本実施例において同一の偏向面で反射する
2つの光ビームは副走査方向に1ドット分離された位置
でそれぞれ反射させており、これにより2ライン分の露
光を同時に行なえるようにしている。
【0038】その後、光偏向器34の各偏向面34a,
34bで偏向反射した4つの光ビームA1,A2,B
1,B2は1組の結像光学系15により単一の折り返し
ミラー7を介して同一の感光ドラム8面上に結像してい
る。
【0039】そして光偏向器34を駆動手段(不図示)
により図中矢印C方向に回転させることによって4つの
光ビームA1,A2,B1,B2のうち光ビームA1,
A2は図中矢印D1の如く感光ドラム8の中心部8Bか
ら端部8Aに向かい光走査し、他の光ビームB1,B2
は図中矢印D2の如く感光ドラム8の端部8Cから中心
部8Bに向かい光走査している。そして光ビームA1,
A2が端部8Aまで光走査し、かつ他の光ビームB1,
B2が感光ドラム8面の中心部8Bまで光走査したとき
に2ラインの露光が終了(2ライン露光終了)し、これ
により2ライン分の画像情報の記録を行なっている。
【0040】このように本実施例においては単一のポリ
ゴンミラーの異なる偏向面を同時に使用して、該異なる
偏向面で偏向反射された複数の光ビームで前述の如く副
走査方向の複数ラインを同時に光走査することにより、
走査幅を増大させると共に画像処理の高速化を図ってい
る。
【0041】尚、前述した実施例1においては各々の光
偏向器の偏向面に対して1つの光学手段しか設けていな
いが、例えば実施例3のように光偏向器の偏向面に対し
て副走査方向に複数の光学手段を並置することによって
副走査方向の複数ラインを同時に光走査することがで
き、これにより走査幅を増大させると共に画像処理の高
速化も図ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く複数の光源手
段から同時に放射した複数の光ビームをそれぞれ異なる
複数の導光手段、偏向手段、そして結像手段を介して同
一の被走査面上に導光し、該被走査面の同一の走査域を
それぞれ分担して光走査するように各要素を構成するこ
とにより、装置全体を大きくすることなく、又光偏向器
を駆動する駆動装置の回転数を大きくすることなく、走
査幅を容易に増大させることができる画像形成装置を達
成することができる。
【0043】又、本発明によれば前述の如く複数の光源
手段から同時に放射した複数の光ビームをそれぞれ異な
る導光手段を介して複数の偏向面を有する単一の偏向手
段の異なる偏向面へそれぞれ導光し、該異なる偏向面で
偏向反射された複数の光ビームを1組の結像手段により
同一の被走査面上に導光し、該被走査面の同一の走査域
をそれぞれ分担して光走査するように各要素を構成する
ことにより、装置全体を大きくすることなく、走査幅を
容易に増大させることができる画像形成装置を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明の実施例2の要部概略図
【図3】 本発明の実施例3の要部概略図
【図4】 従来の画像形成装置の要部概略図
【符号の説明】
1a.1b,1c,1d 光源手段 2a.2b,2c,2d コリメーターレンズ 3a.3b,3c,3d シリンドリカルレンズ 4a,4b,24,34 偏向手段 5a,5b,15 結像手段 7 折り返しミラー 8 感光ドラム 11a,11b 光学手段 31a,31b,31c,31d 光学手段 12a,12b 導光手段 32a,32b,32c,32d 導光手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光源手段から放射した複数の光ビ
    ームをそれぞれ異なる複数の導光手段、偏向手段、そし
    て結像手段を介して同一の被走査面上に導光し、該被走
    査面の同一の走査域をそれぞれ分担して光走査するよう
    に各要素を構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の偏向手段はそれぞれ複数の偏
    向面を有する光偏向器より成り、同一の駆動手段により
    駆動されていることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記複数の光源手段から放射される光ビ
    ームはメモリ上に展開された1ライン分の画像情報から
    作成されたレーザ駆動信号をそれぞれ分担して放射して
    いることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の光偏向器の偏向面に対してそ
    れぞれ副走査方向に複数の光源手段と導光手段とを有す
    る光学手段を配設し、該複数の光源手段から放射した複
    数の光ビームを用いて副走査方向の複数ラインを同時に
    光走査するようにしたことを特徴とする請求項2の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の光偏向器の偏向面に対して副
    走査方向にそれぞれ設けた光源手段から放射される光ビ
    ームはメモリ上に展開された複数ライン分の画像情報か
    ら作成されたレーザ駆動信号をそれぞれ分担して放射し
    ていることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数の光源手段から放射した複数の光ビ
    ームをそれぞれ異なる導光手段を介して複数の偏向面を
    有する光偏向器より成る単一の偏向手段の異なる偏向面
    へそれぞれ導光し、該異なる偏向面で偏向反射された複
    数の光ビームを1組の結像手段により同一の被走査面上
    に導光し、該被走査面の同一の走査域をそれぞれ分担し
    て光走査するように各要素を構成したことを特徴とする
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の光源手段から放射される光ビ
    ームはメモリ上に展開された1ライン分の画像情報から
    作成されたレーザ駆動信号をそれぞれ分担して放射して
    いることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記光偏向器の異なる偏向面に対してそ
    れぞれ副走査方向に複数の光源手段と導光手段とを有す
    る光学手段を配設し、該複数の光源手段から放射した複
    数の光ビームを用いて副走査方向の複数ラインを同時に
    光走査するようにしたことを特徴とする請求項6の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記光偏向器の異なる偏向面に対して副
    走査方向にそれぞれ設けた複数の光源手段から放射され
    る光ビームはメモリ上に展開された複数ライン分の画像
    情報から作成されたレーザ駆動信号をそれぞれ分担して
    放射していることを特徴とする請求項8の画像形成装
    置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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