JPH08331404A - 電圧発生方法、電圧発生回路及びモニタ装置 - Google Patents

電圧発生方法、電圧発生回路及びモニタ装置

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JPH08331404A
JPH08331404A JP7133375A JP13337595A JPH08331404A JP H08331404 A JPH08331404 A JP H08331404A JP 7133375 A JP7133375 A JP 7133375A JP 13337595 A JP13337595 A JP 13337595A JP H08331404 A JPH08331404 A JP H08331404A
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JP
Japan
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voltage
waveform
data
digital
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JP7133375A
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Morihiko Sumino
守彦 住野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/18Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発生すべき電圧の波形を近似した波形データ
に基づいて、電圧を発生させる電圧発生方法、電圧発生
回路及びモニタ装置の提供。 【構成】 発生すべきパラボラ波電圧の波形を曲線近似
する波形データが格納される記憶容量が小さいメモリ10
と、メモリ10から読出した波形データを入力すべきCPU
11と、読出した波形データに基づいてCPU 11が直線近似
の波形データを演算し、CPU 11から出力される演算した
直線近似の波形データをディジタル/アナログ変換する
ディジタル/アナログコンバータ13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧発生方法、電圧発
生回路及びモニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータのモニタ装置あ
るいはテレビジョン受像機には、図13に示すCRT 100 の
表示画像に破線で示すように水平幅が垂直方向に変化す
る糸巻歪が生じる。この糸巻歪を補正するために、図14
に示すような垂直パラボラ波電圧VP を発生するパラボ
ラ波電圧発生回路を内蔵している。
【0003】図15はディジタル信号によりパラボラ波電
圧を発生させる従来の垂直パラボラ波電圧発生回路のブ
ロック図である。メモリ1には、発生すべき垂直パラボ
ラ波電圧 (以下パラボラ波電圧という)を直線近似する
波形データが格納されている。1つのパラボラ波電圧を
直線近似する場合、直線近似の波形データは512 ワード
を必要とする。またパラボラ波電圧波形が100 種類の場
合は、夫々のパラボラ波電圧を直線近似する波形データ
を必要とする。そのためメモリ1は図16に示すように横
方向が512 ワード、縦方向が100 行のデータテーブルと
なっている。
【0004】そして、データテーブルには、表示画像の
輪郭を調整する調整値に対応づけて直線近似した512 ワ
ードの波形データが格納されている。メモリ1から読み
出した波形データはCPU 2へ入力される。表示画像の輪
郭を調整する調整値を指定する輪郭調整部3の出力信号
はCPU 2へ入力される。指定した調整値に対応してメモ
リ1から読出した直線近似の波形データは、ディジタル
/アナログコンバータ4へ入力される。ディジタル/ア
ナログコンバータ4は、入力されたディジタル信号をア
ナログ電圧に変換してアナログのパラボラ波電圧を発生
し、発生したパラボラ波電圧はモニタ装置5へ入力され
る。
【0005】次にこのパラボラ波電圧発生回路の動作
を、CPU 2の制御内容を示す図17のフローチャートとと
もに説明する。ユーザが表示画像の輪郭の補正、即ち表
示画像の糸巻歪の補正の操作をして調整値を指定する
と、CPU 2は表示画像の輪郭を調整する指定された調整
値を取り込む(S1)。ここで指定された調整値を“2”と
する(S2)。その調整値の信号がCPU 2へ入力されて、CP
U 2は指定された調整値に対応するアドレス信号を出力
して図15のデータテーブルの調整値“2”に対応してい
る直線近似の波形データをデータテーブルの調整値
“2”のエリアから512ワードの波形データを読み出し
取り込む(S3)。
【0006】そして、CPU 2は取り込んだ512 ワードの
波形データをディジタル/アナログコンバータ4へ入力
する(S4)。そうするとディジタル/アナログコンバータ
4は入力された直線近似の波形データのディジタル信号
をディジタル/アナログ変換してアナログのパラボラ波
電圧を発生し、モニタ装置5へ入力する。それにより表
示画像の糸巻歪が補正される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに発生すべきパラボラ波電圧の直線近似の波形データ
を格納するメモリは、(512ワード×100 行) ×2バイト
(ここで1ワードは2バイトとする) の記憶容量が必要
であり、パラボラ波電圧発生回路には高価なメモリを用
いなければならないという問題がある。本発明は斯かる
問題に鑑み、記憶容量が小さい記憶部を用いることがで
きる電圧発生方法、電圧発生回路及びモニタ装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る電圧発生
方法は、ディジタル信号により所要波形の電圧を発生さ
せる方法において、発生すべき電圧を曲線近似する波形
データを格納した記憶部から波形データを読み出し、読
み出した波形データにより発生すべき電圧の直線近似の
波形データを演算し、演算した波形データをディジタル
/アナログ変換してアナログの電圧を発生させることを
特徴とする。
【0009】第2発明に係る電圧発生回路は、ディジタ
ル信号により所要波形の電圧を発生させる電圧発生回路
において、発生すべき電圧を曲線近似する波形データを
格納する記憶部と、記憶部から波形データを読み出す手
段と、読み出した波形データにより直線近似する波形デ
ータを演算する演算手段と、演算した直線近似の波形デ
ータをディジタル/アナログ変換するディジタル/アナ
ログ変換部とを備えることを特徴とする。
【0010】第3発明に係るモニタ装置は、請求項2に
記載の電圧発生回路を備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1発明では、発生すべき電圧を曲線近似す
る、波形データを例えば5ワード×100 行×2バイトの
記憶容量の記憶部に格納しておく。記憶部から読み出し
た曲線近似の波形データに基づいて、発生すべき電圧の
直線近似の波形データを演算する。演算した直線近似の
波形データのディジタル信号をディジタル/アナログ変
換すると、アナログの電圧が発生する。発生すべき電圧
を直線近似する波形データを格納する場合は、記憶部の
記憶容量は、例えば512 ワード×100 行×2バイトを要
する。これにより、記憶容量が小さい記憶部を用い得
る。
【0012】第2発明では、記憶部に、発生すべき電圧
を曲線近似する波形データを格納しておく。発生すべき
電圧を曲線近似する波形データは少数であり、直線近似
する波形データの数より少なくてすみ、記憶部は記憶容
量が大きいものを必要としない。記憶部から、曲線近似
した波形データを読み出し、読み出した波形データに基
づいて直線近似の波形データを演算する。演算した直線
近似の波形データのディジタル信号をディジタル/アナ
ログ変換するとアナログの電圧が発生する。これによ
り、記憶容量が小さい記憶部を用い得る。
【0013】第3発明では、発生すべき電圧を曲線近似
する波形データに基づいて、直線近似の波形データを演
算する。演算した直線近似の波形データをディジタル/
アナログ変換して得られたアナログ電圧により表示画像
の表示状態が制御される。これにより、表示画像の表示
状態を調整できる。
【0014】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図1は本発明に係る電圧発生回路の構成を示す
ブロック図である。メモリ10には、発生すべきパラボラ
波電圧を少数の波形データで近似できる曲線近似の波形
データを、図2に示す横方向が5ワード、縦方向が100
行のデータテーブルに、表示画像の輪郭を調整する調整
値に対応づけて格納しておく。メモリ10から読み出した
曲線近似の波形データはCPU 11へ入力される。
【0015】表示画像の輪郭を調整する調整値を指定す
る調整値指定部12の出力信号はCPU11へ入力される。CPU
11が取込んだ曲線近似の波形データにより演算した直
線近似の波形データはディジタル/アナログコンバータ
13へ入力される。ディジタル/アナログコンバータ13は
入力された波形データのディジタル信号をアナログ信号
に変換して、アナログのパラボラ波電圧を発生するよう
になっている。ディジタル/アナログコンバータ13から
出力されるパラボラ波電圧は画像を表示するモニタ装置
14へ入力される。
【0016】図3は発生すべきパラボラ波電圧を直線近
似する場合の概念図であり、直線近似する場合はこの図
3に示すように基本的にX座標方向の1つの点に対して
Y座標方向の1つの点の波形データが必要である。とこ
ろで、パラボラ波電圧は曲線部分が多いため、公知であ
る3次スプライン補間をする場合は、図4に示す曲線近
似する場合の概念図のように、例えば5点a, b, c,
d, eの波形データを用いればパラボラ波電圧を同様に
近似する曲線を再現できる。
【0017】即ち、曲線近似をすることにより、少ない
座標情報で曲線を近似できる。そのため、メモリ10のデ
ータテーブルには前述したように、1つのパラボラ波電
圧に対して5ワードの波形データを格納すればよいこと
になる。また100 種類のパラボラ波電圧夫々に対して同
様の波形データを格納する。そのためメモリ10には (5
×100)×2バイト (ここでは1ワードを2バイトとす
る) のデータを格納すればよいのでメモリ10は直線近似
の波形データを格納する場合には512 ワード×100 行×
2バイトを必要としたのに対して記憶容量が極めて小さ
い安価なメモリを使用できる。
【0018】次にこのように構成した電圧発生回路の動
作を、CPU 11の制御内容を示す図5のフローチャートと
ともに説明する。ユーザが表示画像の輪郭の補正、即ち
表示画像の糸巻歪の補正をすべき操作をすると、CPU 11
はその操作により指定した調整値を取込む(S1)。ここで
指定した調整値を“2”とする(S2)。調整値“2”の信
号がCPU 11へ入力されて、CPU 11は指定された調整値に
対応するアドレス信号をメモリ10へ入力して、メモリ10
の図2に示すデータテーブルから調整値“2”に対応し
ている曲線近似の波形データを読出して取り込む(S3)。
【0019】即ち、データテーブルの調整値“2”のエ
リアから5ワードの曲線近似の波形データが読み出され
る。続いてCPU 11により、読み出した波形データに基づ
いて公知である3次スプライン曲線補間方法により、曲
線の波形データを算出する(S4)。続いて、算出した曲線
の波形データに基づいて、X座標512 点に対応するY座
標の直線近似の波形データを演算する(S5)。続いて演算
した直線近似の波形データを従来の場合と同様にディジ
タル/アナログコンバータ13へ入力する(S6)。そうする
とディジタル/アナログコンバータ13は、入力された波
形データのディジタル信号をアナログ電圧に変換し、ア
ナログのパラボラ波電圧を出力する。このパラボラ波電
圧をモニタ装置14へ入力すると、モニタ装置14の表示画
像の輪郭が、パラボラ波電圧により調整されて指定した
調整値“2”に対応した輪郭の表示画像を表示すること
になる。
【0020】そして、従来はメモリにパラボラ波電圧を
直線近似する波形データを格納しているために、記憶容
量が極めて大きいメモリを用いる必要があったが、パラ
ボラ波電圧を曲線近似する場合は少数の波形データをメ
モリに格納すればよく、記憶容量が極めて小さい安価な
メモリを用いることができる。それによりパラボラ波電
圧発生回路のコストダウンが図れる。
【0021】図6は本発明に係る電圧発生回路の他の実
施例の構成を示すブロック図である。この図6は、垂直
リニアリティを補正する鋸歯状波電圧を発生するよう構
成されている。メモリ10A には発生すべき正弦波電圧を
少数の波形データで近似できる曲線近似の1周期分の波
形データを、図7に示すように横方向が8ワード、縦方
向が100 行のデータテーブルに、表示画像の垂直直線性
を調整する調整値に対応づけて格納している。メモリ10
A から読み出した正弦波の曲線近似の波形データはCPU1
1へ入力される。
【0022】表示画像の垂直直線性を調整する調整値を
指定する調整値指定部12の出力信号はCPU 11へ入力され
る。メモリ10A から読み出してCPU 11が取り込んだ曲線
近似の波形データにより演算した、正弦波の直線近似の
波形データはディジタル/アナログコンバータ13A へ入
力される。メモリ10B には、正弦波電圧と同一周期で発
生すべき鋸歯状波電圧の1周期分の波形データを格納し
ている。メモリ10B から読み出して、CPU 11が取り込ん
だ鋸歯状波電圧の波形データはディジタル/アナログコ
ンバータ13B へ入力される。ディジタル/アナログコン
バータ13A は、入力された正弦波の波形データのディジ
タル信号をアナログ信号に変換して、アナログの正弦波
電圧を発生するようになっている。ディジタル/アナロ
グコンバータ13B は入力された鋸歯状波の波形データの
ディジタル信号をアナログ信号に変換してアナログの鋸
歯状波電圧を発生するようになっている。
【0023】ディジタル/アナログコンバータ13A から
出力される正弦波電圧及びディジタル/アナログコンバ
ータ13B から出力される鋸歯状波電圧は波形合成部16へ
入力される。波形合成部16は、入力された正弦波電圧と
鋸歯状波電圧とを合成して補正した鋸歯状波電圧を出力
するようになっており、波形合成部16から出力される、
補正した鋸歯状波電圧は、画像を表示するモニタ装置14
の図示しない垂直回路へ入力される。
【0024】図8は波形合成部16の構成を示すブロック
図である。ディジタル/アナログコンバータ13A の出力
側は抵抗R1 を会してオペアンプOA1 の負入力端子−と
接続される。オペアンプOA1 の負入力端子−と出力端子
OPとの間にコンデンサC1 と抵抗R2 との並列回路が介
装される。オペアンプOA1の出力端子OPはコンデンサC
2 と抵抗R3 との直列回路を会してオペアンプOA2の正
入力端子+と接続される。
【0025】ディジタル/アナログコンバータ13B の出
力側は抵抗R4 を会してオペアンプOA3 の負入力端子−
と接続される。オペアンプOA3 の負入力端子−と出力端
子OPとの間に、コンデンサC3 と抵抗R5 との並列回路
が介装され、負入力端子−はオペアンプOA1 の正入力端
子+と接続される。オペアンプOA3 の正入力端子+は接
地され、出力端子OPは抵抗R6 を会してオペアンプOA2
の正入力端子+と接続される。オペアンプOA2 の負入力
端子−は、その出力端子OPと接続され、モニタ装置14の
図示しない垂直回路に接続される。
【0026】図9は発生すべき正弦波電圧を曲線近似す
る場合の概念図である。図9に示すように正弦波の正,
負側夫々で4点合計8点j, k, l, m, o,p,q,
rの波形データを用いれば正弦波電圧を近似する曲線を
再現できる。即ち、曲線近似することにより、前述した
ようにパラボラ波電圧の場合と同様、少ない座標情報で
曲線を近似できる。そのためメモリ10A のデータテーブ
ルには1つの正弦波電圧に対して8ワードの波形データ
を格納すればよいことになる。またデータテーブルには
100 種類の正弦波電圧夫々に対して同様に波形データを
格納する。
【0027】そのため、メモリ10A には (8×100)×2
バイト (ここでは1ワードを2バイトとする) のデータ
を格納すればよいので、メモリ10A は前述したように直
線近似の波形データを格納する場合は512 ワード×100
行×2バイトを必要としたのに対して記憶容量が極めて
小さい安価なメモリを使用できる。
【0028】次にこのように構成した電圧発生回路の動
作をCPU の制御内容を示す図10のフローチャートととも
に説明する。ユーザが表示画像の垂直直線性の補正をす
べき操作をすると、CPU 11はその操作により指定した調
整値を取込む(S11) 。ここで指定した調整値を“2”と
する(S12) 。調整値“2”の信号がCPU 11へ入力され
て、CPU 11は指定された調整値に対応するアドレス信号
をメモリ10A へ入力して、メモリ10A の図7に示すデー
タテーブルから調整値“2”に対応している曲線近似の
波形データを読出して取り込む(S13) 。即ち、データテ
ーブルの調整値“2”のエリアから4ワードの曲線近似
の波形データが読み出される。
【0029】続いて、CPU 11により読み出した波形デー
タに基づいて、公知である3次スプライン曲線補間方法
により、曲線の波形データを算出する(S14) 。続いて算
出した曲線の波形データに基づいてX座標512 点に対応
するY座標の直線近似の波形データを演算する(S15) 。
続いて、演算した直線近似の波形データを、従来の場合
と同様にディジタル/アナログコンバータ13A へ入力す
る(S16) 。続いて、CPU 11はメモリ10A に入力している
アドレス信号と同一のアドレス信号をメモリ10B へ入力
して、メモリ10B から鋸歯状波の波形データを読み出し
て取り込む(S17) 。そして、取り込んだ鋸歯状波の波形
データをディジタル/アナログコンバータ13B へ入力す
る(S18) 。
【0030】そうすると、ディジタル/アナログコンバ
ータ13A は入力された正弦波の波形データのディジタル
信号をアナログ電圧に変換し、図11(a) に示すアナログ
の正弦波電圧VA を出力する。またディジタル/アナロ
グコンバータ13B は入力された鋸歯状波の波形データの
ディジタル信号をアナログ電圧に変換し、図11(b) に示
すアナログの鋸歯状波電圧VB を出力する。これらの電
圧がともに波形合成部16へ入力されてオペアンプOA1 ,
OA3 により各別に増幅された後、オペアンプOA 2 により
正弦波電圧と鋸歯状波電圧とを合成し、図11(c) に示す
正弦波電圧により補正された鋸歯状波電圧VC を発生し
出力する。そして補正された鋸歯状波電圧VC は正弦波
電圧VA の半周期に対応する時点で電圧変化が大きい波
形となっている。
【0031】そして、このように補正した鋸歯状波電圧
C がモニタ装置14の図示しない垂直回路へ入力される
と、モニタ装置14の表示画像の直線性が、補正した鋸歯
状波電圧により補正されて、補正していない鋸歯状波電
圧を入力した場合は図12(a)に示すようにCRT 100 にお
ける表示画像の垂直方向の中央付近で浮遊磁界の影響に
より走査線Lの間隔が大になり、直線性が悪化するの
が、図12(b) に示すように指定した調整値“2”に応じ
て垂直の直線性が補正されて走査線Lの間隔が一定し、
垂直直線性が良い画像を表示することになる。
【0032】そして、パラボラ波電圧を発生させた場合
と同様に、正弦波電圧を発生させる場合にも正弦波を曲
線近似する波形データをメモリに格納すればよく、この
場合も記憶容量が極めて小さい安価なメモリを用いるこ
とができて、補正した鋸歯状波電圧を発生させる電圧発
生回路のコストダウンが図れる。また、本実施例におい
て用いている曲線近似の波形データを5ワード又は8ワ
ードとし、またX座標の点を512 としたが、これは例示
であるのは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように第1発明は、発生す
べき電圧の曲線近似の波形データを記憶部に格納し、記
憶部から読み出した曲線近似の波形データに基づいて直
線近似の波形データを演算して電圧を発生するようにし
たので、記憶部に記憶容量が小さいものを用いて安価に
電圧を発生させ得る。
【0034】第2発明は、発生すべき電圧の曲線近似の
波形データを記憶部に格納させるから、発生すべき電圧
を曲線近似する波形データが少なくてすみ、記憶容量が
小さい安価な記憶部を用いることができて、安価な電圧
発生回路を提供できる等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電圧発生回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】メモリのデータテーブルの概念図である。
【図3】パラボラ波電圧を直線近似する場合の概念図で
ある。
【図4】パラボラ波電圧を曲線近似する場合の概念図で
ある。
【図5】CPU の制御内容を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る電圧発生回路の他の実施例の構成
を示すブロック図である。
【図7】メモリのデータテーブルの概念図である。
【図8】波形合成部の構成を示すブロック図である。
【図9】正弦波電圧を曲線近似する場合の概念図であ
る。
【図10】CPU の制御内容を示すフローチャートであ
る。
【図11】正弦波、鋸歯状波及び補正した鋸歯状波の波
形図である。
【図12】表示画像の表示状態の説明図である。
【図13】表示画像の糸巻歪の説明図である。
【図14】垂直パラボラ波電圧の波形図である。
【図15】従来のパラボラ波電圧発生回路のブロック図
である。
【図16】メモリのデータテーブルの概念図である。
【図17】CPU の制御内容を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 メモリ 11 CPU 12 調整値指定部 13 ディジタル/アナログコンバータ 16 波形合成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号により所要波形の電圧を
    発生させる方法において、発生すべき電圧を曲線近似す
    る波形データを格納した記憶部から波形データを読み出
    し、読み出した波形データにより発生すべき電圧の直線
    近似の波形データを演算し、演算した波形データをディ
    ジタル/アナログ変換してアナログの電圧を発生させる
    ことを特徴とする電圧発生方法。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号により所要波形の電圧を
    発生させる電圧発生回路において、発生すべき電圧を曲
    線近似する波形データを格納する記憶部と、記憶部から
    波形データを読み出す手段と、読み出した波形データに
    より直線近似する波形データを演算する演算手段と、演
    算した直線近似の波形データをディジタル/アナログ変
    換するディジタル/アナログ変換部とを備えることを特
    徴とする電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電圧発生回路を備えて
    いるモニタ装置。
JP7133375A 1995-05-31 1995-05-31 電圧発生方法、電圧発生回路及びモニタ装置 Pending JPH08331404A (ja)

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JP7133375A JPH08331404A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 電圧発生方法、電圧発生回路及びモニタ装置
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