JPH0830448A - プログラム仕様整合検査装置 - Google Patents

プログラム仕様整合検査装置

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JPH0830448A
JPH0830448A JP6162088A JP16208894A JPH0830448A JP H0830448 A JPH0830448 A JP H0830448A JP 6162088 A JP6162088 A JP 6162088A JP 16208894 A JP16208894 A JP 16208894A JP H0830448 A JPH0830448 A JP H0830448A
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JP
Japan
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program
source code
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JP6162088A
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English (en)
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Seiji Kishimoto
誠司 岸本
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソースコードとプログラム仕様書との整合性
を詳細にかつ機械的に検査できるプログラム仕様整合検
査装置を提供する。 【構成】 編集装置21により、標準形式管理装置10
内の任意の標準形式に基づいてプログラム仕様書を編集
し、仕様書解析装置30により、その標準形式に対応す
る仕様書解析処理に基づいて仕様書解析情報を生成す
る。一方ソースコード解析装置70によりソースコード
からソースコード解析情報を生成し、照合装置90によ
り、これら仕様書解析情報とソースコード解析情報とに
基づいてプログラム仕様書およびソースコードに記述さ
れている各種設計情報を照合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラム仕様整合検
査装置に関し、特にプログラム仕様書とソースコードと
の整合を検査するプログラム仕様整合検査装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、目的のプログラムを作成する場
合、そのプログラムに要求される内容を記述したプログ
ラム仕様書が作成され、このプログラム仕様書に基づ
き、実際にプログラムが記述されるとともに、作成され
たプログラムの評価が行われる。従来、このようなプロ
グラム仕様書を作成する装置として、予めプログラム仕
様書の標準形式をテンプレートとして定義しておき、こ
のテンプレートにしたがってプログラム仕様書を編集す
ることにより、プログラム仕様書を標準化し、プログラ
ムの生産性や品質を改善するようにしたものが提案され
ている(例えば、特願平3−171230号公報な
ど)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来のプログラム仕様書作成装置では、テンプレート
として、プログラム仕様書の目次のみを定義するもので
あるため、実際にプログラム仕様書に記述すべき詳細な
内容、例えば、プログラムを構成する複数のモジュール
内で変数として使用されるパラメータ定義名や属性、各
モジュール内でデータ領域として使用されるデータ定義
名などについて特定されておらず、作成されたプログラ
ムすなわちソースコードを、このようなプログラム仕様
書に基づいて詳細に評価することは困難であり、またソ
ースコードとプログラム仕様書との相違点を機械的に検
出することができないという問題点があった。本発明は
このような課題を解決するためのものであり、ソースコ
ードとプログラム仕様書との整合性を詳細にかつ機械的
に検査できるプログラム仕様整合検査装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるプログラム仕様整合検査装置
は、プログラムを作成するための各種設計情報に関する
詳細な情報を示す項目にしたがって入力された情報に基
づいて、各種設計情報の詳細を示す仕様書解析情報を生
成する仕様書解析情報生成手段と、ソースコードを解析
することによりソースコード内に記述されている各種設
計情報の詳細を示すソースコード解析情報を生成するソ
ースコード解析情報生成手段と、仕様書解析情報および
ソースコード解析情報に基づいてプログラム仕様書およ
びソースコードに記述されている各種設計情報を照合
し、その照合結果を出力する照合手段とを備えるもので
ある。
【0005】また、仕様書解析情報生成手段は、プログ
ラム仕様書の複数の標準形式を管理する標準形式管理手
段と、この標準形式管理手段により管理されている任意
の標準形式に基づいてプログラム仕様書を編集する編集
手段と、標準形式管理手段に管理されている各標準形式
に対応する複数の仕様書解析処理を有し、編集手段によ
り編集されたプログラム仕様書の元となる標準形式に対
応する仕様書解析処理に基づいてプログラム仕様書を解
析することにより、仕様書解析情報を出力する仕様書解
析手段とを備えるものである。また、仕様書解析情報生
成手段は、プログラムを作成するための各種設計情報に
関する詳細な情報を利用者に対して問い合わせるととも
に、これに応じて入力された情報を出力するユーザイン
ターフェース制御手段と、このユーザインターフェース
手段からの出力を一時的に記憶し、これら情報を仕様書
解析情報として出力する仕様書情報記憶手段とを備える
ものである。
【0006】
【作用】したがって、仕様書解析情報生成手段により、
各種設計情報に関する詳細な情報を示す項目にしたがっ
て情報が入力されて各種設計情報の詳細を示す仕様書解
析情報が生成されるとともに、ソースコード解析情報生
成手段により、ソースコードが解析されてソースコード
内に記述されている各種設計情報の詳細を示すソースコ
ード解析情報が生成され、照合手段により、これら仕様
書解析情報およびソースコード解析情報に基づいてプロ
グラム仕様書およびソースコードに記述されている各種
設計情報が照合される。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例であるプログラム仕様整合
検査装置のブロック図であり、同図において、10はプ
ログラム仕様書の標準的な複数の形式を管理する標準形
式管理装置、20は標準形式管理装置10で管理されて
いる形式のいずれかに基づき、編集装置21で編集され
たプログラム仕様書を記憶する仕様書記憶装置、30は
プログラム仕様書の各標準形式に対応する複数の仕様書
解析処理を有し、仕様書記憶装置20内に記憶されてい
るプログラム仕様書を、その標準形式に対応する仕様書
解析処理に基づき解析する仕様書解析装置、50は仕様
書解析装置30から出力される解析結果を記憶する仕様
書解析情報記憶装置である。
【0008】60は作成されたソースコードを記憶する
ソースコード記憶装置、70はソースコード記憶装置6
0内のソースコードを解析するソースコード解析装置、
80はソースコード解析装置70から出力される解析結
果を記憶するソースコード解析情報記憶装置、90は仕
様書解析情報記憶装置50内の仕様書解析情報とソース
コード解析情報記憶装置80内のソースコード解析情報
とを照合し、その照合結果を照合情報記憶装置91に出
力する照合装置である。標準形式管理装置10におい
て、11はプログラム仕様書の標準形式を登録するため
の標準形式登録手段、12は標準形式登録手段11によ
り登録された複数の標準形式を記憶する標準形式記憶手
段、13は標準形式記憶手段12から所望の標準形式を
検索出力する標準形式検索手段である。
【0009】仕様書解析装置30において、31はプロ
グラム仕様書の各標準形式に対応した仕様書解析処理を
登録するための仕様書解析処理登録手段、32は仕様書
解析処理登録手段31により登録された複数の処理を記
憶する仕様書解析処理記憶手段、33は仕様書解析処理
記憶手段32から所望の解析処理を検索出力する仕様書
解析処理検索手段、34は仕様書解析処理検索手段33
により検索された解析処理に基づき仕様書記憶装置20
内に記憶されているプログラム仕様書を解析する仕様書
解析処理実行手段である。ソースコード解析装置70に
おいて、71はソースコード記憶装置60内のソースコ
ードの字句を解析する字句解析手段、72は字句解析さ
れたソースコードの構文を解析する構文解析手段、73
は構文解析されたソースコードの解析情報を生成出力す
るソースコード解析情報出力手段である。
【0010】次に、図1を参照して、本発明の動作につ
いて説明する。まず、標準形式管理装置10の標準形式
登録手段11により、プログラム仕様書の標準形式が登
録されるとともに、この標準形式を他の標準形式と識別
するための標準形式識別子が付与され、標準形式記憶手
段12に格納される。図2は、標準形式記憶手段12内
に記憶されている標準形式を示す説明図であり、102
はプログラム仕様書の標準形式の詳細内容を示す標準形
式データ、101は標準形式データ102に対して個々
に付与された標準形式識別子である。
【0011】また図3,4は、プログラム仕様書の標準
形式例を示す説明図であり、これら標準形式には、モジ
ュールの定義名、属性、概要の他、モジュール内で変数
として使用されるパラメータの数、定義名およびその属
性、モジュール実行終了時の返値、モジュール内でデー
タ領域として使用されるデータ定義名、属性およびその
初期値など、モジュールの仕様を示す設計情報を記載す
るための詳細かつ具体的な項目が設けられている。な
お、属性とは、その設計情報のデータ型を示すものであ
り、例えば「文字」、「整数」または「実数」などの型
や、情報長などから構成されている。
【0012】標準形式記憶手段12には、このような標
準形式が複数記憶されており、仕様書記憶装置20を介
した編集装置21からの指示に応じて、標準形式検索手
段13により標準形式識別子に基づいて所望の標準形式
が検索され出力され、編集装置21により、各項目に対
して設計情報が入力されてプログラム仕様書が生成さ
れ、仕様書記憶装置20に格納される。仕様書解析装置
30の仕様書解析処理記憶手段32には、仕様書解析処
理登録手段31により、各プログラム仕様書の標準形式
に対応した解析処理が登録され格納されている。図5
は、仕様書解析処理記憶手段32内に記憶されている解
析処理を示す説明図であり、105は個々の標準形式に
基づくプログラム仕様書を解析するための解析処理であ
り、それぞれ対応する標準形式を示す標準形式識別子1
01が付与されている。
【0013】仕様解析処理実行手段34は、仕様書記憶
装置20内のプログラム仕様書を作成したときに基準と
した標準形式を示す標準形式識別子に基づいて、仕様書
解析処理検索手段33により仕様書解析処理記憶手段3
2から所定の仕様書解析処理を検索する。続いて、仕様
書解析処理実行手段34は、検索された仕様書解析処理
に基づいて仕様書記憶装置20内のプログラム仕様書を
解析し、その解析結果を仕様書解析情報記憶装置50に
出力する。図6は、仕様書解析装置30から出力される
解析結果を示す説明図であり、編集装置21で作成され
たプログラム仕様書に記述されている各設計情報に関す
る情報が詳細に記載されている。
【0014】図6において、111はプログラム仕様書
の名前、112は先頭からの文字数や行・桁数などプロ
グラム仕様書内における各設計情報の位置を示す情報、
113は「モジュール名」や「概要」など各設計情報の
種類を示す情報、114はこのプログラム仕様書で規定
されるモジュールが所属する親モジュールに関する情
報、115はこのモジュールに関する情報、116は
「文字」、「整数」あるいは「実数」や情報長など各設
計情報の属性を示す情報である。この仕様書解析情報に
よれば、プログラム仕様書のどの位置に、どのような設
計情報が記載されているかを認識することができる。
【0015】一方、ソースコード記憶装置60内に記憶
されているソースコードは、ソースコード解析装置70
の字句解析手段71により字句が解析されるとともに、
構文解析手段72によりその構文が解析され、ソースコ
ード解析情報出力手段73により解析情報が生成され
て、ソースコード解析情報記憶装置80に出力され記憶
される。図7は、ソースコード解析装置70から出力さ
れる解析結果を示す説明図であり、ソースコード記憶装
置60に格納されたソースコードに記述されている各設
計情報に関する情報が詳細に記載されている。
【0016】図7において、121はソースコードの名
前、122は先頭からの文字数や行・桁数などソースコ
ード内における各設計情報の位置を示す情報、123は
「モジュール名」や「概要」など各設計情報の種類を示
す情報、124はこのソースコードすなわちモジュール
が所属する親モジュールに関する情報、125はこのソ
ースコードに関する情報、126は「文字」、「整数」
あるいは「実数」や情報長など設計情報の属性を示す情
報である。この仕様書解析情報によれば、ソースコード
のどの位置に、どのような設計情報が記載されているか
を認識することができる。
【0017】照合装置90は、仕様書解析情報記憶装置
50内に記憶されている仕様書解析情報(図6)と、ソ
ースコード解析情報記憶装置80内に記憶されているソ
ースコード解析情報(図7)とから、プログラム仕様書
およびソースプログラムに記述されている各種設計情報
を照合し、例えば、モジュール定義名やモジュール属
性、そのモジュール内で変数として使用されるパラメー
タの数、各定義名および属性、そのモジュール内でデー
タ領域として使用されるデータ定義名やデータ属性、さ
らにこのデータ領域の個々の領域を示す各データメンバ
定義名やデータメンバ属性などの整合性を検査し、その
結果を照合情報記憶装置91に出力する。
【0018】図8は、照合装置90から出力される照合
結果を示す説明図であり、プログラム仕様書とソースコ
ードとで整合しない設計情報について出力される。例え
ば、プログラム仕様書のみに定義されており対応する設
計情報がソースコードから検出されないもの、逆にソー
スコードのみに定義されており対応する設計情報がプロ
グラム仕様書から検出されないもの、あるいはプログラ
ム仕様書とソースコードとの両方に記述されてはいる
が、その設計情報の属性や数などの詳細が一致しないも
のなどが、プログラム仕様書およびソースコード内にお
ける位置とともに出力される。
【0019】このように、プログラムを作成するための
各種設計情報に関する詳細な情報を示す項目にしたがっ
て入力された情報に基づいて、各種設計情報の詳細を示
す仕様書解析情報を生成するとともに、ソースコードを
解析することによりソースコード内に記述されている設
計情報の詳細を示すソースコード解析情報を生成し、こ
れら仕様書解析情報およびソースコード解析情報に基づ
いてプログラム仕様書およびソースコードに記述されて
いる各種設計情報を照合することにより、プログラム仕
様書とソースコードとの整合検査を行うようにしたの
で、両者の整合性を詳細にかつ機械的に検査することが
可能となり、プログラムの設計効率や評価効率を改善す
ることができる。
【0020】また、プログラム仕様書に対する複数の標
準形式を管理する標準形式管理装置と、各標準形式に対
応する複数の仕様書解析処理を有する仕様書解析装置と
を設けて、作成されたプログラム仕様書の元となる各標
準形式に対応する仕様書解析処理に基づきプログラム仕
様書を解析するようにしたので、プログラム仕様書の形
式が1種類に固定されず、従来からの形式に対しても、
あるいは設計情報に関する新たな情報項目の追加変更が
必要な場合にも、柔軟に対応することが可能となる。
【0021】次に、本発明の第2の実施例について、図
9を参照して説明する。図9は、本発明の第2の実施例
によるプログラム仕様整合検査装置のブロック図であ
り、同図において、前述の説明(図1)と同じまたは同
等部分には同一符号を付してある。40はプログラム仕
様書を編集する仕様書編集装置であり、41は各種設計
情報に関する詳細な情報を利用者(編集者)に問い合わ
せるとともに、この問い合わせに応じて入力された情報
を出力するユーザインターフェース制御手段、42はユ
ーザインターフェース手段41からの出力を記憶し、プ
ログラム仕様書内の各種設計情報に関する詳細な情報す
なわち仕様書解析情報として、仕様書解析情報記憶装置
50に出力する仕様書情報記憶手段である。
【0022】前述の実施例(図1)では、いずれかの標
準形式に基づいてプログラム仕様書を編集し、その標準
形式に対応する仕様書解析処理によりプログラム仕様書
を解析することにより、プログラム仕様書内の各種設計
情報に関する詳細な情報を生成するものであったが、本
実施例では、仕様書編集装置40を設けて、ユーザイン
ターフェース制御手段41により、各種設計情報に関す
る詳細な情報すなわちソースコードとの整合検査に必要
な情報を利用者(編集者)に逐次問い合わせるととも
に、この問い合わせに応じて入力された情報を仕様書情
報記憶手段により記憶し、プログラム仕様書内の各種設
計情報に関する詳細な情報すなわち仕様書解析情報(図
6)として、仕様書解析情報記憶装置50に出力するよ
うにしたものである。
【0023】図10は、ユーザインターフェース制御手
段41から仕様書編集装置40の表示部(図示せず)に
出力される画面出力例を示す説明図であり、利用者に対
して各種設計情報に関する詳細な情報の入力が促され、
利用者がこの問い合わせに応じて個々の情報を入力する
ことにより、ソースコードとの整合検査に必要な情報が
漏れなく得られるものとなり、得られた情報が仕様諸情
報記憶手段42を介して仕様書解析情報記憶装置50に
出力され、前述と同様に、照合装置90により、ソース
コード解析情報(図7)と比較され整合検査される。
【0024】このように、仕様書編集装置40により、
利用者に対して、各種設計情報に関する詳細な情報を利
用者(編集者)に逐次問い合わせるようにしたので、ソ
ースコードとの整合検査に必要な情報を漏れなく得るこ
とが可能となるとともに、これら情報を直接得ることが
可能となり、各種設計情報を得るためにプログラム仕様
書を解析する必要がなくなり、処理が簡略化される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、仕様書
解析情報生成手段により、各種設計情報に関する詳細な
情報を示す項目にしたがって入力された情報に基づい
て、各種設計情報の詳細を示す仕様書解析情報を生成す
るとともに、ソースコード解析情報生成手段により、ソ
ースコード内に記述されている各種設計情報の詳細を示
すソースコード解析情報を生成し、照合手段により、こ
れら仕様書解析情報およびソースコード解析情報に基づ
いてプログラム仕様書およびソースコードに記述されて
いる各種設計情報を照合することにより、プログラム仕
様書とソースコードとの整合検査を行うようにしたの
で、両者の整合性を詳細かつ機械的に検査することが可
能となり、プログラムの設計効率や評価効率を改善する
ことができる。
【0026】また、仕様書解析情報生成手段として、標
準形式管理手段により管理されている任意の標準形式に
基づいて編集手段によりプログラム仕様書を編集し、仕
様書解析手段により、このプログラム仕様書の元となる
標準形式に対応する仕様書解析処理に基づいてプログラ
ム仕様書を解析することにより、仕様書解析情報を出力
するようにしたので、プログラム仕様書の形式が1種類
に固定されず、従来からのプログラム仕様書の形式に対
しても、あるいは設計情報に関する新たな情報項目の追
加変更が必要な場合にも、柔軟に対応することが可能と
なる。
【0027】また、仕様書解析情報生成手段として、ユ
ーザインターフェース制御手段により、プログラムを作
成するための各種設計情報に関する詳細な情報を利用者
に対して問い合わせるとともに、これに応じて入力され
た情報を仕様書解析情報として出力するようにしたの
で、ソースコードとの整合検査に必要な情報を漏れなく
得ることが可能となるとともに、これら情報を直接得る
ことが可能となり、各種設計情報を得るためにプログラ
ム仕様書を解析する必要がなくなり、処理が簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるプログラム仕様整合
検査装置のブロック図である。
【図2】 標準形式記憶手段内に記憶されている標準形
式を示す説明図である。
【図3】 プログラム仕様書の標準形式例を示す説明図
である。
【図4】 プログラム仕様書の他の標準形式例を示す説
明図である。
【図5】 仕様書解析処理記憶手段内に記憶されている
解析処理を示す説明図である。
【図6】 仕様書解析情報を示す説明図である。
【図7】 ソースコード解析情報を示す説明図である。
【図8】 照合結果出力例を示す説明図である。
【図9】 本発明の第2の実施例によるプログラム仕様
整合検査装置のブロック図である。
【図10】 仕様書編集装置の画面出力例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10…標準形式管理装置、11…標準形式登録手段、1
2…標準形式記憶手段、13…標準形式検索手段、20
…仕様書記憶装置、21…編集装置、30…仕様書解析
装置、31…仕様書解析処理登録手段、32…仕様書解
析処理記憶手段、33…仕様書解析処理検索手段、34
…仕様書解析処理実行手段、40…仕様書編集装置、4
1…ユーザインターフェース制御手段、42…仕様書情
報記憶手段、50…仕様書解析情報記憶装置、60…ソ
ースコード記憶装置、70…ソースコード解析装置、7
1…字句解析手段、72…構文解析手段、80…ソース
コード解析情報記憶装置、90…照合装置、91…照合
情報記憶装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムの仕様が記述されているプロ
    グラム仕様書と、このプログラム仕様書に基づいて作成
    されたソースコードとの整合性を検査するプログラム仕
    様整合検査装置において、 プログラムを作成するための各種設計情報に関する詳細
    な情報を示す項目にしたがって入力された情報に基づい
    て、各種設計情報の詳細を示す仕様書解析情報を生成す
    る仕様書解析情報生成手段と、 ソースコードを解析することによりソースコード内に記
    述されている各種設計情報の詳細を示すソースコード解
    析情報を生成するソースコード解析情報生成手段と、 前記仕様書解析情報およびソースコード解析情報に基づ
    いてプログラム仕様書およびソースコードに記述されて
    いる各種設計情報を照合し、その照合結果を出力する照
    合手段とを備えることを特徴とするプログラム仕様整合
    検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラム仕様整合検査
    装置において、 前記仕様書解析情報生成手段は、 プログラム仕様書の複数の標準形式を管理する標準形式
    管理手段と、 この標準形式管理手段により管理されている任意の標準
    形式に基づいてプログラム仕様書を編集する編集手段
    と、 前記標準形式管理手段に管理されている各標準形式に対
    応する複数の仕様書解析処理を有し、前記編集手段によ
    り編集されたプログラム仕様書の元となる標準形式に対
    応する仕様書解析処理に基づいて前記プログラム仕様書
    を解析することにより、前記仕様書解析情報を出力する
    仕様書解析手段とを備えることを特徴とするプログラム
    仕様整合検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプログラム仕様整合検査
    装置において、 前記仕様書解析情報生成手段は、 プログラムを作成するための各種設計情報に関する詳細
    な情報を利用者に対して問い合わせるとともに、これに
    応じて入力された情報を出力するユーザインターフェー
    ス制御手段と、 このユーザインターフェース手段からの出力を一時的に
    記憶し、これら情報を前記仕様書解析情報として出力す
    る仕様書情報記憶手段とを備えることを特徴とするプロ
    グラム仕様整合検査装置。
JP6162088A 1994-07-14 1994-07-14 プログラム仕様整合検査装置 Pending JPH0830448A (ja)

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