JPH08299527A - 固定装置 - Google Patents

固定装置

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JPH08299527A
JPH08299527A JP7129261A JP12926195A JPH08299527A JP H08299527 A JPH08299527 A JP H08299527A JP 7129261 A JP7129261 A JP 7129261A JP 12926195 A JP12926195 A JP 12926195A JP H08299527 A JPH08299527 A JP H08299527A
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JP
Japan
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band
base
tightening
fixed
belt
Prior art date
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JP7129261A
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English (en)
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Yoshiharu Watanabe
芳晴 渡辺
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Individual
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 基枠2及び基体3により本体を形成し、その
内部にばね6により自動的にバンド19を係止するストッ
パ5による係止手段と、送り込み主体8に回転部材9及
び爪11、ばね12等で構成する緊締手段と、係合部材14、
14’、コイルスプリング17、パッキン15、15’及び押さ
え板16、16’等で構成する緊締解除手段とを設けてバッ
クル18を構成する。 【効果】 被固定物(例えばブーツ)の着脱、締め付け
の操作が、環境に関係なく確実で簡単に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定装置に関し、例え
ば運動靴の運動用具への固定装置、特にスノーボード用
ブーツのボードへの固定に好適な固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、雪上スポーツの代表的なスキーの
他に、スノーボードが急速に普及し始めている。スノー
ボードの歴史は浅く、1960年代に米国で始まり、我が国
には1970年代に紹介されたものであって、将に始まった
ばかりの新しいスポーツである。然し、オリンピックの
正式種目として話題になるに伴って、急激にその愛好者
も増加し始めている。
【0003】スノーボードは、図27及び図28に示すよう
に、スキーの板と同じく、中央部がキャンバー(反り)
を有し、トップ(前部)及びテール(後部)が共に反り
上がった形の1枚の幅広の橇(そり)(以下、ボードと
称する)93の上に人が両足を斜めに固定して雪94上を滑
走するスポーツである。そして、進行方向に対して右足
Rを前に左足Lを後ろ側に載せるグーフィスタンスと進
行方向に対して左足Lを前に右足Rを後ろ側に載せるレ
ギュラースタンスと称される二通りの滑走スタイルがあ
る。
【0004】図27は使用状態を示す要部の背面図である
が、図27及び図28において実線で示す足の置き方がグー
フィスタンスであり、図28において仮想線で示す足の置
き方がレギュラースタンスであるが、これは人によって
異なる。即ち、人には軸足と利き足とがあり、スノーボ
ードの場合は、一般に軸足を前に利き足を後ろにセット
する。また、両足の間隔やボードに対する足の角度もそ
の人の技術レベルによって異なる。
【0005】スノーボードを行うためには、図29に示す
ようなスノーボード専用のブーツ26と、これをボード93
に固定するための専用の固定器具(以下、バインディン
グと称する)25とが必要である。そして、ブーツ26には
ソフトブーツとハードブーツの2種類があり、ブーツの
種類に応じてバインディングも二つのタイプに分かれ
る。図30はソフトブーツタイプ用バインディングへのブ
ーツ固定方法の一例であって、ブーツ26をバンド19、20
で締めつける要領を示す要部の斜視図である。
【0006】図29及び図30に示すように、バインディン
グ25の側枠21の一方に締め金具88が設けられ、その連結
部92からバンド19が延設され、そしてこれら対向して反
対側の側枠(図示省略)に固定されたバンド20が延設さ
れ、その先端にバックル87が設けられている。バンド19
の表面は鋸刃形の断面形状に形成されており、これを受
けるバックル87は押さえ部86にばねが内設され、押さえ
部86の先端がバンド19の表面の波形溝19aに係合して抜
けないようになっている。
【0007】従って、先ずブーツを締めつけるときは図
30に示すように、例えば左手LHでバックル87の本体85
と押さえ部86を持ち、右手RHで差し込んだバンド19の
先端をつまみ、矢印の如く左手LHの親指でバックル87
の押さえ部86を押さえながら或る程度まで締めてから最
後は締め金具88を閉じてロックする。即ち、最後はハン
ドル91を矢印側へ押し込むことによってその爪91aがフ
ック90aに係合するものであるが、台89と共に側枠21に
固定されている基枠90に対して、これに軸着されたハン
ドル91が、ハンドル91に軸着された連結部92を梃子の作
用によってバンド19を引っ張り、増し締めする機構にな
っている。
【0008】このような機構は、図29に示すように、一
方の足に前後2箇所に設けられており、両足で合計4箇
所の操作を行わなければならない。しかし、この操作は
非常に面倒な上に気温も低く、冷たい風にさらされなが
らの操作は苦痛すら伴うものであり、ましてバンド19を
外す際は図30に示すように、素手で一方の手の親指で押
さえ部86を押さえながらバンド19を矢印とは反対方向に
引き抜くものであるが、これが堅く、また半ば凍りつい
ていることもあり容易ではない。
【0009】しかも、このようなスノーボード用の固定
器具は、現在は主として欧米諸国で開発されており、輸
入されたものが多い。また、この取扱いは上記したよう
に非常に面倒な上に破損しても補給部品がないため手軽
に修理ができず、生産国のメーカから部品を取り寄せる
場合は長期間待たなければならないのが実情である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであって、環境に関係なく、被固
定物の着脱や締め付けが片手でも簡単な操作で容易にで
きる固定装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一の帯状体
に固定された基枠と、この基枠内に一端を回動可能に軸
着された基体とによって本体を構成し、この本体内に挿
入される第二の帯状体を係止するための係止手段と、前
記本体内に挿入された前記第二の帯状体を被固定物に対
して緊締するための緊締手段と、前記第二の帯状体の緊
締を解除するための緊締解除手段とを有し、前記本体内
に挿入された前記第二の帯状体を緊締状態で固定し又は
固定解除するように構成され、前記本体内の前記係止手
段が、弾性手段を具備するストッパにより前記第二の帯
状体を自動的に係止し、かつ、前記本体内の緊締手段
が、前記第二の帯状体表面の溝に係合する係合部を具備
する回動部材を有し、この回動部材を駆動させるレバー
によって前記第二の帯状体を送り込みかつ緊締するよう
に構成されている固定装置に係る。
【0012】本発明において、緊締手段が、基体内に設
けた爪部を介して前記基体による梃子の作用によって第
二の帯状体を送り込みかつ緊締するように構成するのが
望ましい。
【0013】また、本発明において、緊締解除手段が、
基体の外部に設けたプッシュ機構により、その内部に連
設された凸部と基体に設けた凹部との凹凸嵌合を離脱さ
せることによって第二の帯状体を緊締解除するように構
成することが望ましい。
【0014】また、本発明において、緊締解除手段が、
基体に設けた可動片を介して基体による梃子の作用によ
って、ストッパを浮揚させて第二の帯状体の緊締を解除
するように構成することが望ましい。
【0015】また、本発明において、第二の帯状体が、
その長手方向に直交する多数の凸部又は溝をその一方の
面に有する帯状体であって、この帯状体を固定するよう
に構成することが望ましい。
【0016】更に、本発明において、第二の帯状体の先
端に固定された基枠に回動可能に軸着されたレバーの端
末に設けたリンク機構を介して、このリンク機構に接続
されたレバーと、第一の帯状体に立設され前記基枠の内
部に突出した係合片との係止又は係止解除により被固定
物を固定又は固定解除するように構成うることが望まし
い。
【0017】本発明に基づく固定装置を一対用いて左右
一対の補助枠を以て総体を形成し、前記一対の補助枠の
一方を台座の一方の側面に軸着させ、この軸を中心とし
て前記総体を前記台座に対して横方向へ回動して開閉さ
せ、他方の補助枠を前記台座の非軸着側面に固定又は固
定解除するように固定装置を構成することもできる。
【0018】上記に替えて、本発明に基づく固定装置を
一対用いて左右一対の補助枠を以て総体を形成し、前記
各補助枠の先端を台座の前部両側面に軸着させ、この軸
を中心として前記総体を前記台座に対して前後方向へ回
動して開閉させ、各補助枠の後端部を前記台座の後部側
面に固定又は固定解除するように固定装置を構成するこ
ともできる。
【0019】前記の総体を台座に対して横方向へ回動さ
せるように固定装置を構成した場合、台座の側方におけ
る補助枠の固定方法が、先端にワンタッチで係合及び係
合解除可能な係合機構を具備したベルトにより固定する
ように構成することが望ましい。
【0020】前記の総体を台座に対して前後方向へ回動
させるように固定装置を構成した場合、前記台座の後部
側面における補助枠の固定方法が、台座の後部側面に設
けた係合及び係合解除可能な係合機構により固定するよ
うに構成することが望ましい。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明が以下の実施例に限定されるものでない
ことは勿論である。
【0022】図1〜図10は、本発明の第1の実施例によ
る固定装置を示す。
【0023】図2は、この例による固定装置(以下バッ
クルと称する)18の斜視図であり、差し込まれたバンド
19を緊締している状態を示している。このバックル18は
図1に示す分解斜視図の部品によって構成されている。
【0024】基体3はコの字形に形成され、表面の先端
部は切欠き3aを有し、表面の後部は傾斜面に形成され
ている。後部の傾斜面側にはストッパ5がばね6を側面
の抉り部5bに係合させ、基体3の穴3cにピン7によ
ってストッパ5の穴5cを通されて回動可能に取り付け
られ、ストッパ5はばね6の作用により爪5aを下方へ
押し付けるようになっている。
【0025】基体3の中央部には係合穴4、4’がその
下部をその穴より小さい幅の切欠き4aに連続させて形
成されている。そして、そこには係合部材14、14’がそ
の両側に軸14a、14a’及び14b、14b’を一体に形成
し対向して配置され、内側の軸14b、14b’間にコイル
スプリング17を介在させて係合部材14、14’を基体3の
係合穴4、4’に係合させている。外側の軸14a、14
a’は基枠2に設けた穴2bに内側から差し込まれ、そ
の外側でパッキン15、15’及び押さえ板16、16’を順次
取付け、軸14a、14a’は押さえ板16、16’にかしめて
固定されて緊締解除機構が構成されている。
【0026】基体3の先端の切欠き部3aには送り込み
主体(レバー)8がピン10を介して基体3の穴3dに回
動可能に取付けられている。そして、送り込み主体8に
はピン10により歯車状の回転部材9が軸着して内設さ
れ、またその近傍には爪11が爪先11aを回転部材9の歯
に当接させてばね12と共にピン13によって送り込み主体
8に内設され、爪先11aはばね12の作用により回転部材
9に圧接している。送り込み機構はこのように構成され
ている。
【0027】このように構成された基体3は、その穴3
bをピン1を介して基枠の穴2aに回動可能に結合され
ている。これらの部品が組み立てられてバックル18は図
2のような形状に整えられ、基枠2の端末の突出部2d
に設けた結合穴2eにバンド20が結合されている。従っ
て、図2に示すようにバンド19を矢印方向にバックル18
内に差し込めば、バンド19の先端は上記した基体3に内
設されているストッパ5の爪5aを押し上げて挿入さ
れ、同時にバンド19の表面に形成されている鋸刃状の溝
19aにストッパ5の爪5aが自動的に係合して抜けなく
なる。
【0028】そして、バックル18の基体3に内設された
送り込み主体8のレバー8aを押せば、上記した回転部
材9を介してバンド19は鋸刃状の溝19aを1段づつが送
り込まれて増し締めできるようになっている。このよう
にして緊締したバンド19は、基枠2の側面の押さえ板1
6、16’を夫々内側へ押せば、緊締解除機構が作動して
バンド19は解放されて抜くことができる。これらの作動
原理については、後に詳述する。
【0029】上記のように構成されたバンド19及び先端
にバックル18を設けたバンド20は、図3に示すように、
金属製のバインディング25のフレーム21の側枠21b、21
bに夫々が前後2箇所に結合されてバインディング25を
構成する。フレーム21の後部には金属製の連結板23が左
右の側枠21bに結合して設けられ、その上部内側には合
成樹脂製のハイバック24が固定され、これらでブーツの
踵部背面を受けるようになっている。従って、図4に示
すように、ブーツ26はハイバック24を後側にしてバイン
ディング25を差し入れてバンド19、20により緊締する。
従って、爪先側のバンドをトラストラップ、足首側のバ
ンドをアンクルストラップと称している。
【0030】バインディング25はフレーム21の底面にボ
ードとの結合穴22が設けられ、4本のボルトによって結
合される。そしてこの結合穴22は同心円上の4箇所に円
弧形に配置されており、これにより使用する人のブーツ
の爪先の向きを好みの角度に調節してから、ボルトでボ
ード(いずれも図示省略)に緊締するものである。
【0031】次に、上記において概略説明したバックル
18の操作に伴う各部の作動原理を更に詳しく説明する。
【0032】図5は、バックル18の正面図であり、仮想
線によりバンド19が差し込まれた状態を示している。そ
して、図6は図5のVI−VI線断面図であり、バンド19の
緊締解除機構の作動原理を示すものである。即ち、基体
3に設けた係合穴4、4’に係合した係合部材14、14’
は、内側の軸14b、14b’に外嵌させたコイルスプリン
グ17により外方向へ押されている。そして外側の軸14
a、14a’は基枠2を貫通してその外側に弾性のパッキ
ン15、15’を挟んで押さえ板16、16’に結合されてい
る。
【0033】従って、緊締解除の際は押さえ板16、16’
を手の親指と人指し指で挟むようにして内側へ押せば、
パッキン15、15’を圧縮して押さえ板16、16’が押し込
まれる。図7はこの状態を示す図である。この動作によ
り、図示の如く押さえ板16、16’に連結されている係合
部材14、14’は、基体3の係合穴4、4’から離脱す
る。
【0034】この時点での内部の動作を図8及び図9は
示している。即ち、図8は図7の状態における縦断面図
であり、押さえ板16、16’を押し込んだことにより係合
部材14、14’が係合穴4、4’から離脱した状態を示し
ている。ストッパ5には前述したようにばね(図2の
6)が併用され、その爪部5aで常にバンド19の表面に
圧接係合しているので、軸7を支点として非爪側5dを
介して梃子の作用により基体3を持ち上げる力が働いて
いる。従って、基体3は、係合穴4、4’下部の切欠き
4a、4a’により係合部材14、14’の外側軸14a、14
a’に引っ掛かることなく基枠2と基体3との結合軸1
を軸として跳ね上がって図9のような状態になり、バン
ド19を解放する。
【0035】そして、再び基体3を矢印のように下方へ
押し付ければ、各部は上記とは逆の動作により自動的に
ストッパ5がバンド19を係止することになる。図10はそ
の状態においてバンド19の送り込み方を示す図である。
送り込み方は、図示の通り送り込み機構の送り込み主体
8のレバー8aを矢印のように動かし、この動作を繰り
返すことにより爪11aが回転部材9の歯を押して回し、
ラッチの原理によりこの歯がバンド19の溝19aを引っ掛
けて1段づつ送り込む。
【0036】以上のように、本実施例によれば、最初に
バックル18にバンド19を通す動作と、係止や緊締解除、
更にバンド19を送り込んで増し締めにより緊締すること
が、手袋をつけたままでも片手で簡単な操作で行える。
従って、これを従来のように素手の両手で而も煩わしか
った動作を余儀なくされていたことと比較すれば、その
手軽さや便利さは顕著である。
【0037】図11〜図16は、本発明の第2の実施例によ
るバックルを示す。
【0038】図12は本実施例のバックル43の斜視図であ
り、差し込まれたバンド19を緊締している状態を示して
いる。そして、このバックル43は図11に示す分解斜視図
の部品によって構成されている。
【0039】基枠30は、前記第1の実施例における基枠
2とほぼ同じ形状に形成されているが、底面に切欠き30
fを有している。ストッパ5は、互換性のために第1の
実施例と共通部品が使用され、本例においてはピン7に
よりばね6と共に基枠30の取付け穴30bに回動可能に取
り付けられている。そして、ばね6は一方の端を穴30c
に掛け、他端側でストッパ5をバンド19に圧接させてい
る。
【0040】基体33は、板状に形成され、中央部に切欠
き38を設けてここに可動片40をピン41により回動可能に
して取付け穴38bに軸着している。基体33の後端部は彎
曲し、両面に滑り止め42a、42bを設けたつまみ部42が
形成され、他端側は両側面にフランジ34を設けて軸受け
部を形成している。
【0041】フランジ34、34の間隙35には爪37が、ばね
38を片側の抉り部37cに内包してピン39により、軸受け
穴37bを通してフランジ34に設けた取付け穴36に回動可
能に軸着されている。爪37の内側には後述する基枠30と
基体33との結合軸のための逃げ37aが形成され、爪37は
ピン39を軸としてばね38の作用によりその爪先37dを下
方向へ押し下げている。
【0042】このように構成された基体33は、軸受け部
34の拡径部34bにばね32を内包してピン31を軸受け穴34
aに通し、基枠30の穴30aに軸着される。軸受け部の拡
径部34bに続いて設けた切削溝34cにはばね32の一端が
係合し、他端は基枠30の上部の切欠き30gに係合して常
に基体33のつまみ42側を押し上げる働きをしている。
【0043】このようにして、図12のように組み立てた
バックル43は、第1の実施例と同様にバンド20の先端に
取り付けられてバインディング25を構成する。従って、
図12に示すようにバンド19を矢印方向に差し込めば、バ
ンド19の先端は基枠33に内設されているストッパ5の爪
5aを押し上げて挿入され、同時にバンド19の表面に形
成されている鋸刃状の溝19aにストッパ5の爪5aが自
動的に係合して抜けなくなる。
【0044】バンド19を抜き取るためには、可動片40を
起こしてから基体33のつまみ42を軽く押さえれば、バン
ド19は緊締状態を解除される。また、つまみ42を持って
反対側へ約90度回動させれば、バンド19を送り込むこと
もできる。これらの作動原理を図13〜図16により詳細に
説明する。
【0045】図13は本例のバックル43にバンド19が差し
込まれた状態の縦断面図、図14はバンド19の送り込み要
領を示す断面図である。即ち、基体33のつまみ42を持っ
てA点からC点へ回せば爪37の爪先37bがバンド19の溝
19aに係合し、更につまみ42をD点まで回せば爪先37b
がバンド19を1段送り込む。この動作を繰り返すことに
よってバンドは1段づつ送り込まれ、バンドを増し締め
することができる。基枠底面の切欠き30fは、このとき
のバンド19の逃げのためのものであり、これによってバ
ンド19は無理することなく送り込まれる。
【0046】図15は緊締解除のために可動片40を円弧矢
印方向に起こした状態を示している。この状態になった
とき可動片40は、図15に示す如くその一端がストッパ5
の非爪側面に当接する。図12において、可動片40の符号
40dはこの際の滑り止めを示している。
【0047】従って、基体33のつまみ42を押さえれば、
図16に示すように、つまみ42は、A点位置からB点位置
へ押し下げられ、可動片40を介して梃子の作用によって
ストッパ5の爪5aを浮揚させてバンド19を解放する。
【0048】本実施例によれば、第1の実施例と同様
に、最初のバックル43にバンドを通す以外は全ての動作
が片手で簡単に行える便利さがあり、従来の方式と比較
して頗る便利である。
【0049】図17〜図20は、本発明の第3の実施例を示
すバックルであり、図17は、その斜視図であってバック
ルを解放又は閉じる直前の状態を示している。
【0050】この実施例は、前述した第1及び第2の実
施例とは異なり、一方のバンド55の先端には係合片52が
立設され、他方のバンド56の先端にバックル45が設けら
れている。即ち、図18に示すように、一方のバンド55の
先端部には金属製の受け金53が設けられ、その中央部に
は先端が折曲した爪52aを有する係合片52が立設されて
いる。
【0051】他方のバンド56の先端には長方形の箱状の
バックル45が設けられ、基枠46にはスライド部材51が内
設され、このスライド部材51の係合部51aがバックル45
の底面の切欠き穴46eからバックル内へ突出した係合片
52の爪52aに係合してロックする。バックル45の上面に
はピン49により軸着されたレバー48が設けられ、バック
ルの閉鎖時はレバー48の先端部をノックピン47によって
固定されている。そして、レバー48の後端部はリンクロ
ッド50を介して軸48bとスライド部材51の軸51cとを結
合している。
【0052】従って、このレバー48の開閉動作に伴い、
リンクロッド50のレバー48側の結合部はピン49を軸とし
て図17に示すように円弧運動をし、スライド部材51はリ
ンクロッド50を介して前後に矢印の如くl領域を移動す
る。スライド部材51は、上部をフランジ46bにより遮ら
れているので、上記の動作時に外部へ飛び出すことはな
い。
【0053】この実施例のバックル45のロック解除は、
先ず図18の状態から図19に示すようにノックピン47を外
してからレバー48を起こせば、リンクロッド50がスライ
ド部材51を押して係合部51aが爪52aから離脱してロッ
ク解除される。従って、次は図20に示すようにバックル
45を持ち上げて分離すればよい。このバックル45におい
ては、バンドの緊締具合を増し締めすることはできない
ので、予めバンドの長さを前述した要領で良好な緊締状
態に調節しておく。
【0054】この実施例によれば、片手で容易に操作が
できる便利さは第1及び第2の実施例に比べても劣ら
ず、更に構造も簡単で耐久性があり、従来の方式と比較
すれば操作性に優れている。
【0055】図21〜図24は、本発明の第4の実施例を示
すものであるが、この実施例が前述の第1〜第3の実施
例と異なる点は発想が根本的に異なることである。即
ち、第1〜第3の実施例によるバックルのいずれかを用
いて補助枠にバンド一式を設けて総体を形成しておき、
その補助枠の一部をバインディングフレームに軸着さ
せ、補助枠の開閉によってブーツ全体をワンタッチで固
定するものである。
【0056】図21及び図22は、横方向への開閉によるバ
インディングを示す。即ち、棒状の補助枠60a、60bに
第1の実施例によるバント19、20及びバックル18で構成
したブーツ締め付け装置一式を取り付けて総体を構成し
ている。そして、更に金属製のバンド61の一端を一方の
補助枠60bと共にバインディングフレーム21の側枠21b
の一方に軸着させ、バンド61の先端にロック機構(例え
ば工具箱において本体に対する蓋の固定及び固定解除を
ワンタッチで行えるロック機構と同様の機構)62を設
け、その係合部62aを側枠21bに設けたフック63に係合
させてブーツ26を一挙に固定するものである。なお、図
21、図22ではボードは図示省略してある。
【0057】このロック機構62は、ハンドル62bがその
一端を軸62cによりバンド61に軸着され、その軸62cに
よりハンドル62bの他端寄りの位置で係合部62aがハン
ドル62bに軸着されている。従って、係合部62aをフッ
ク63に係合させてからハンドル62bを閉じれば補助枠60
aは緊締される。図21及び図22において符号61eはハン
ドル62bの留めピン穴、64は補助枠の係合フック、E1
はこの装置の閉じ方向、E2 はその開き方向を示してい
る。
【0058】図23に示す動作の断面図及び図24に示す斜
視図は、この例に用いたロック機構の変形例である。こ
の形状は異なっているが原理は同じである。
【0059】即ち、図23によりその動作を説明すれば、
基台66にハンドル74が回動可能に軸着され、一方、可動
片67が軸68によつて回動可能に同様に軸着されている。
可動片67はリンク70及び72を介してハンドル軸43に連結
されているので、図23(a)に示すように、ハンドル74
を矢印方向へ倒せばリンク70、72同士の結合軸71は更に
折り曲げられて矢印方向へ移動する。これらの動作によ
り係合片67もまた矢印方向へ動き、その先端の係合部67
aがフック75に係合して更にハンドル74を倒せば図23
(b)の状態になってロックされる。このロック解除は
ハンドル74を起こすことにより、各部が上記と逆の動作
をして解除される。
【0060】この実施例によれば、一度総体をロックし
た状態でブーツ26が確実に固定されるようにバックル18
で予め緊締状態に調節しておけば、それ以後はバックル
18を操作する必要がなく、ロック機構のみの操作によっ
て総体そのものが開閉できるので、上記した各実施例よ
りも更に便利性が付加されたメリットがある。
【0061】図25及び図26は、本発明の第5の実施例に
よるバインディングを示すものである。そして、前記第
4の実施例が総体を横方向へ開閉するのに対し、本例は
総体を前後方向へ開閉するようになっている。
【0062】従って、総体の回動軸は左右の補助枠78
a、78bの先端部をバインディングフレーム21の側枠21
bに軸79によって軸着させている。この例においては、
第4の実施例のバンド61に代えてロック機構を設けない
金属製のバンド77を用いている。これにより、補助枠78
a、78b自体の弾性力によってブーツ26を緊締させた上
で、補助枠78a、78bの後端部を、バインディング後部
に設けた留め金具82に係合させてロックする。
【0063】図25は本実施例によるバインディングの概
略正面図である。この留め金具82のフック機構80、81は
バインディング後部の内側に設けられ、双方のフック機
構は夫々連結材により連結されている。図25に示すよう
に、側面におけるフック機構80、81の形状は、上側及び
下側共にL形を呈し、下のフック材80の曲げ部をバイン
ディング後部の連結板23に回動可能に軸着され、上のフ
ック材81は連結材23に固定されている。そして、フック
機構の先端は対向する方向に曲げられてフック80b、81
bを形成し、フックの先端同士が軽く係合し合うように
なっている。
【0064】補助枠の非軸着部端末は、内側に直角に折
曲げられて係合部78cを形成し、先端には持ち易くする
ための把持部が設けてある。この例の補助枠78a、78b
は図25に示すように、解放状態から円弧矢印F1 方向へ
回して係合部78cを下のフック80bに係合させ、更に下
のフック80bは係合部78cを保持した状態でその先端を
上のフック81bに係合させてロックする。図26はその状
態を示す斜視図である。
【0065】この係合の解除は、上下フックの夫々の連
結材80c を連結材81dに対して握り矢印方向へ引き寄せ
ることにより、下のフック80bは軸80aを軸としてフッ
ク80bが円弧矢印F3 へ動かされ係合を解除する。上の
フック連結材に設けた突出部81cは係合解除の際に持ち
易くするために設けられたものである。
【0066】この実施例によれば、予め調節された総体
そのものを開閉するので、第4の実施例と同じ便利性や
メリットがあり、第4の実施例と共に従来方式に比べれ
ば操作の簡易性は極めて顕著である。
【0067】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明の技術的思想に基いて各種の変形が可能である。例え
ば、第1及び第2の実施例におけるバンドの係止方法
は、送り込み機構そのもので係止も兼ねることもでき
る。即ち、第1の実施例は回転部材9を、また第2の実
施例は基体33そのもので兼用することができる。
【0068】また、バックル全体の形状や各構成部品の
形状、更に全体の構成も、適宜の形状、構成とすること
が可能である。
【0069】また、第2の実施例についても、形状や構
造も、適宜の形状、構成とすることが可能であり、これ
に送り込み機構を併設することも可能である。
【0070】
【発明の作用効果】本発明に基づく固定装置は、第一の
帯状体に固定された基枠と、この基枠内に一端を回動可
能に軸着された基体とによって本体を構成し、この本体
内の係止手段が、弾性手段を具備するストッパにより前
記第二の帯状体を自動的に係止し、かつ、前記本体内の
緊締手段が、前記第二の帯状体の溝に係合する係合部を
具備する回動部材を有し、この回動部材を駆動させるた
めのレバーによって前記第二の帯状体を送り込みかつ被
固定物を緊締するように構成されかつ緊締解除手段を有
するので、前記第二の帯状体を前記本体に挿入して前記
レバーを操作し、前記第一及び第二の帯状体によって被
固定物を緊締、固定でき、環境に関係なくこの固定が簡
単に行える上に、前記緊締解除手段の操作によって前記
被固定物を簡易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるバックルの分解斜
視図である。
【図2】同バックルを示す斜視図である。
【図3】同バックルを装備したバインディングを示す斜
視図である。
【図4】同バインディングの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同バックルの正面図である。
【図6】同図5のVI−VI線断面図である。
【図7】同図6の状態からのバックル内部の動作を示す
断面図である。
【図8】同図7の状態におけるバックルの断面図であ
る。
【図9】同バックルの固定解除機構の動作を示す断面図
である。
【図10】同バックルのバンド送り込み機構の動作を示す
断面図である。
【図11】本発明の第2の実施例によるバックルの分解斜
視図である。
【図12】同バックルの斜視図である。
【図13】同バンドを差し込まれたバックルの断面図であ
る。
【図14】同バックルのバンド送り込み機構の動作を示す
断面図である。
【図15】同バックルのバンド固定解除機構の動作を示す
断面図である。
【図16】同バックルのバンド固定解除状態を示す断面図
である。
【図17】本発明の第3の実施例によるバックルを示す斜
視図である。
【図18】同バックルの固定状態を示す断面図である。
【図19】同バックルの固定解除機構の動作を示す断面図
である。
【図20】同バックルの固定解除状態を示す断面図であ
る。
【図21】本発明の第4の実施例によるバインディングの
使用状態を示す斜視図である。
【図22】同バインディングの使用状態を示す概略側面図
である。
【図23】同バインディングのロック装置の一例の動作を
示す断面図である。
【図24】同バインディングのロック装置の一例を示す斜
視図である。
【図25】本発明の第5の実施例によるバインディングの
使用状態を示す正面図である。
【図26】同バインディングの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図27】スノーボードの使用状態を示す背面図である。
【図28】スノーボードの使い方を示す平面図である。
【図29】従来のバインディングの使用状態を示す斜視図
である。
【図30】同バインディングの固定動作を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、7、10、13、31、39、41、49・・・ピン 2、30、46・・・基枠 3、33・・・基体 4・・・係合穴 5・・・ストッパ 6、12、32、38・・・ばね 8・・・送り込み主体(レバー) 9・・・回動部材 11、37・・・爪 14・・・係合部材 15・・・パッキン 16・・・押さえ板 17・・・コイルスプリング 18、43、45・・・バックル(固定装置) 19、20、55、56、61、77・・・バンド 21・・・フレーム 22・・・取付け穴 23・・・連結材 24・・・ハイバック 25・・・バインディング 26・・・ブーツ 34・・・フランジ 35・・・間隙 36・・・穴 38・・・切欠き 40、67・・・可動片 42・・・つまみ 47・・・ノックピン 48・・・レバー 50、70、72・・・リンク 51・・・スライド部材 52・・・係合片 53・・・受け金 60a、60b、78a、78b・・・補助枠 62・・・ロック機構 63、64・・・フック 66・・・基台 68、69、71、73・・・軸 74・・・ハンドル 80・・・下のフック材 81・・・上のフック材 82・・・フック機構 93・・・ボード R・・・右足 L・・・左足 RH・・・右手 LH・・・左手 E1 、F1 ・・・閉じ方向曲線 E2 、F2 ・・・開き方向曲線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の帯状体に固定された基枠と、この
    基枠内に一端を回動可能に軸着された基体とによって本
    体を構成し、この本体内に挿入される第二の帯状体を係
    止するための係止手段と、前記本体内に挿入された前記
    第二の帯状体を被固定物に対して緊締するための緊締手
    段と、前記第二の帯状体の緊締を解除するための緊締解
    除手段とを有し、前記本体内に挿入された前記第二の帯
    状体を緊締状態で固定し又は固定解除するように構成さ
    れ、前記本体内の前記係止手段が、弾性手段を具備する
    ストッパにより前記第二の帯状体を自動的に係止し、か
    つ、前記本体内の緊締手段が、前記第二の帯状体表面の
    溝に係合する係合部を具備する回動部材を有し、この回
    動部材を駆動させるレバーによって前記第二の帯状体を
    送り込みかつ緊締するように構成されている固定装置。
  2. 【請求項2】 緊締手段が、基体内に設けた爪部を介し
    て前記基体による梃子の作用によって第二の帯状体を送
    り込みかつ緊締するように構成されている、請求項1に
    記載した固定装置。
  3. 【請求項3】 緊締解除手段が、基体の外部に設けたプ
    ッシュ機構により、その内部に連設された凸部と基体に
    設けた凹部との凹凸嵌合を離脱させることによって第二
    の帯状体を緊締解除するように構成されている、請求項
    1又は2に記載した固定装置。
  4. 【請求項4】 緊締解除手段が、基体に設けた可動片を
    介して基体による梃子の作用によって、ストッパを浮揚
    させて第二の帯状体の緊締を解除するように構成されて
    いる、請求項1、2又は3に記載した固定装置。
  5. 【請求項5】 第二の帯状体が、その長手方向に直交す
    る多数の凸部又は溝をその一方の面に有する帯状体であ
    って、この帯状体を固定する、請求項1〜4のいずれか
    1項に記載した固定装置。
  6. 【請求項6】 第二の帯状体の先端に固定された基枠に
    回動可能に軸着されたレバーの端末に設けたリンク機構
    を介して、このリンク機構に接続されたレバーと、第一
    の帯状体に立設され前記基枠の内部に突出した係合片と
    の係止又は係止解除により被固定物を固定又は固定解除
    するように構成されている、請求項1〜5のいずれか1
    項に記載した固定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載され
    た固定装置を一対用いて左右一対の補助枠を以て総体を
    形成し、前記一対の補助枠の一方を台座の一方の側面に
    軸着させ、この軸を中心として前記総体を前記台座に対
    して横方向へ回動して開閉させ、他方の補助枠を前記台
    座の非軸着側面に固定又は固定解除するように構成され
    ている固定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載され
    た固定装置を一対用いて左右一対の補助枠を以て総体を
    形成し、前記各補助枠の先端を台座の前部両側面に軸着
    させ、この軸を中心として前記総体を前記台座に対して
    前後方向へ回動して開閉させ、各補助枠の後端部を前記
    台座の後部側面に固定又は固定解除するように構成され
    ている固定装置。
  9. 【請求項9】 台座の側方における補助枠の固定方法
    が、先端にワンタッチで係合及び係合解除可能な係合機
    構を具備したベルトにより固定する、請求項7に記載し
    た固定装置。
  10. 【請求項10】 台座の後部側面における補助枠の固定方
    法が、前記台座の後部側面に設けた係合及び係合解除可
    能な係合機構により固定する、請求項8に記載した固定
    装置。
JP7129261A 1995-04-28 1995-04-28 固定装置 Pending JPH08299527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6554297B2 (en) 2001-01-03 2003-04-29 The Burton Corporation Dive resistant buckle
WO2005089892A1 (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Setsuko Takahashi スノーボードブーツ用ホルダ

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