JPH08148613A - Ic実装用ソケット - Google Patents

Ic実装用ソケット

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JPH08148613A
JPH08148613A JP28983294A JP28983294A JPH08148613A JP H08148613 A JPH08148613 A JP H08148613A JP 28983294 A JP28983294 A JP 28983294A JP 28983294 A JP28983294 A JP 28983294A JP H08148613 A JPH08148613 A JP H08148613A
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JP
Japan
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pin
socket
mounting
mounting socket
arrangement
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Application number
JP28983294A
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English (en)
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Azuma Sugawara
東 菅原
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多種類の異なるピン配置をもつICに対応して
基板に実装できるICの実装用ソケットを提供する。 【構成】実装用ソケットのピン521の外周部にねじ部
631を刻設し、前記実装用ソケットのベースの所定位
置にねじ穴部を刻設し、前記ねじ部631と前記ねじ穴
部とを螺合させるように構成したものである。これによ
り、多種類の異なるピン配置をもつICに対応した多種
類の異なるIC実装用ソケットを取り揃えることなく、
前記ICを基板に実装することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路素子
(本明細書においては、ICという)実装用ソケットに
係り、とくに、ピンの取り外しが自在にできるIC実装
用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品の一つであるICを基板
に実装する際には、直接当該基板に半田付けをせずに、
実装用ソケットを前記基板に半田付けし、このソケット
にICのピンを挿し込んでいた。
【0003】以下、図4ないし図6を参照して、従来の
技術をピングリッドアレイ型ICの実装用ソケットを例
にとり説明する。図4は、従来のピングリッドアレイ型
ICの実装用ソケットにおけるピン配置の略示説明図、
図5は、実装用ソケットのピン配置の略示説明図、図6
は図4のソケットに用いられるピンの略示断面図であ
る。
【0004】図4において、図中101はソケット、1
11はソケットのピンである。
【0005】前記ピングリッドアレイ型IC実装用ソケ
ットでは、一辺のピン数が同じ、すなわち同一サイズで
あっても、ピン配置の異なる種類のソケットがあった。
【0006】図5(a)、(b)、(c)においては、
201、202、203はピン配置を示しておりそれぞ
れ異なったピン配置をしている。
【0007】図6は、図4のソケットに用いられるピン
断面を略示しているが、301はピンであり、頭部の直
径が大であり、尾部の直径が小さくなり、前記両部は傾
斜面で連続している。
【0008】前記頭部の内部が空洞部となっており、前
記空洞部の上方先端部はすり鉢形に開放され、このすり
鉢形の底部から下方に対しては円筒形の孔部が延設さ
れ、続いて、すり鉢形となり、末部が閉じられている。
【0009】また、把持部材311はバネ性を持った金
属で作られており、内部に挿入されるICピンを把持
し、電気的接触を確実にするものである。
【0010】なお、前記ピン301、前記把持部材31
1、前記挿入されるICピンは、導電性部材で作られる
ことはいうまでもない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のピングリッ
ドアレイ型IC実装用ソケットの技術的な課題を図7、
図8、図9を参照して検討する。図7は、従来のピング
リッドアレイ型ICの基板穴配置の略示説明図、図8
は、従来のピングリッドアレイ型ICの実装用ソケット
のピン配置の略示説明図、図9は、従来のピングリッド
アレイ型ICのピン配置の略示説明図である。図7にお
いて、401は基板の穴配置、図8において、402は
IC実装用ソケットのピン配置、図9において、403
はICのピン配置をそれぞれ示している。
【0012】いま、401の穴配置をもつ基板に、40
3のピン配置をもつICを、402のピン配置をもつI
C実装用ソケットを用いて実装する場合を検討する。こ
の場合、ICをソケットに取り付けることはできるが、
402のピン配置の内、図示黒丸のピン、イ、ロ、ハ、
ニ、ホ、ヘ、トが障害となり、前記ソケットを前記基板
に取り付けることはできない。
【0013】また、従来のIC実装用ソケットでは、当
該ソケットピンがプラスチックからなるベースに固定し
てあるため、前記黒丸で図示するピン、イ、ロ、ハ、
ニ、ホ、ヘ、トが障害となっても、取り外すことが困難
であった。
【0014】つまり、上記従来のIC実装用ソケットに
おいては、異なるピン配置をもつ多種類のICをIC実
装用ソケットを用いて基板に実装するためには、前記異
なるピン配置をもつ多種類のICに対応した異なるピン
配置をもつ多種類のIC実装用ソケットが必要となると
いう問題点があった。
【0015】本発明は、かかる従来のIC実装用ソケッ
トのもつ問題点を解決するためになされたもので、多種
類の異なるピン配置をもつICに対応した多種類の異な
るIC実装用ソケットを取り揃えることなく、前記IC
を基板に実装できるICの実装用ソケットを提供するこ
とをその目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るIC実装用ソケットの構成は、ICの
ピンを挿し込む実装用ソケットのピンが、当該実装用ソ
ケットのベースに着脱自在となるように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0017】また、前記実装用ソケットのピンの外周部
にねじ部を刻設し、前記実装用ソケットのベースの所定
位置にねじ穴部を刻設し、前記ねじ部と前記ねじ穴部と
が螺合するように構成されていることを特徴とするもの
である。
【0018】
【作用】上記各技術的手段の働きは次のとおりである。
【0019】本発明の構成によれば、同一サイズであり
ながら、ピン配置の異なる多種類の実装用ソケットを揃
えず、一つの種類のソケットを用意するだけで、多種類
のピン配置のICに合わせて、前記ソケットの不要なピ
ンを抜き、挿しを行い、前記ICを前記ソケットを介し
て基板に実装することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1、図2、図3を
参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例に係るIC実装
用ソケットの略示説明図、図2は、図1の実装用ソケッ
トにおけるピンの平面図、図3は、図1の実装用ソケッ
トのピンの断面図である。
【0022】図1において、501はソケットのベー
ス、511はねじ穴、521はソケットのピンである。
図3において、621はソケットピン回転用溝、631
は、ソケットのピン頭部に刻設されたねじ部である。
【0023】図1に示すように、ねじ穴511はソケッ
トのベース501に刻設され、当該ベース501上に碁
盤目上に配設されている。前記ねじ穴511にソケット
のピン521を螺合させるようになっている。
【0024】図2、3に示されるソケットのピン521
を説明するが、図6に示されるソケットのピン301と
共通している構造については、説明を省略し、特徴的部
分について説明する。
【0025】前記ソケットのピン521の直径が大きい
頭部の外周部には、ねじ部631が所定の長さだけ刻設
されている。この所定の長さは、ねじ穴511の深さと
ほぼ同一であれば十分である。前記ねじ部631は前記
ねじ穴511と螺合し、当該ねじ穴511内に前記ソケ
ットのピン521が挿し込まれるようになっている。前
記ソケットのピン521の頭部空洞部に設けた上部すり
鉢形の斜面には、ソケットピン回転用溝621を形成し
ておくことにより、前記ソケットピン回転用溝621に
ドライバを挿し込み、前記ソケットのピン521を回転
させることができる。
【0026】以上のように構成した実装用ソケットのピ
ン521を用い、前掲した図7に示す基板の穴配置40
1をもつ基板に、図8に示すソケットのピン配置402
をもつIC実装用ソケットを介して、図9に示すICの
ピン配置403をもつICを実装する場合について説明
する。IC実装用ソケットには上記ソケットのピン52
1が用いられている。
【0027】前記ソケットのピン配置402の内、図示
黒丸のピン、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トが障害となっ
ている場合について説明する。
【0028】まず、ピン、イについて説明する。
【0029】前記ソケットのピン521の頭部のソケッ
トピン回転用溝621にドライバを挿し込み、前記ソケ
ットのピン521を、ねじ部631とねじ穴511との
螺合を解除するように、回転させる。前記ソケットのピ
ン521は上昇し、ベース501の前記ねじ穴511か
ら抜き取れる。
【0030】このような操作をピン、ロ、ハ、ニ、ホ、
ヘ、トについて行うと、障害となっているピンすべてが
除去される。このようにして、図7に示す基板の穴配置
401をもつ基板に、図8に示すソケットのピン配置4
02から障害となっているピンを取り去ったIC実装用
ソケットを介して、図9に示すICのピン配置403を
もつICを実装することができる。
【0031】上記実施例においては、障害となっている
ピンを取り去る場合について説明したが、ピンが不足し
ている場合には、ソケットピン回転用溝621にドライ
バを挿し込み、前記ソケットのピン521を、逆に、ね
じ部631とねじ穴511とが螺合するように回転させ
る。前記ソケットのピン521は下降し、ベース501
の前記ねじ穴511に挿し込まれる。このようにして構
成した前記ソケットのピン521にICピンを実装する
ことができる。
【0032】上記実施例においては、着脱自在の構造と
して、ねじ部とねじ穴とを螺合させるように構成した
が、本発明はこれに限定されるものでなく、多くの他の
変形例が考えられる。例えばソケットのピン521の直
径が小さな尾部に円弧状の弾性部材を出入自在に埋設
し、その弾性力を利用しても同一の機能がえられる。ま
た、前記尾部を内部が空洞の弾性部材で構成し、その表
面部に長手方向に割目部を設けても同一の機能がえられ
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れぱ、多種類の異なるピン配置をもつICに対応した多
種類の異なるIC実装用ソケットを取り揃えることな
く、前記ICを基板に実装できるICの実装用ソケット
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るIC実装用ソケットの
略示説明図である。
【図2】図1の実装用ソケットにおけるピンの平面図で
ある。
【図3】図1の実装用ソケットのピンの断面図である。
【図4】従来のピングリッドアレイ型ICの実装用ソケ
ットにおけるピン配置の略示説明図である。
【図5】実装用ソケットのピン配置の略示説明図であ
る。
【図6】従来のピン配置の略示説明図である。
【図7】ピングリッドアレイ型ICの基板穴配置の略示
説明図である。
【図8】従来のピングリッドアレイ型ICの実装用ソケ
ットのピン配置の略示説明図である。
【図9】ピングリッドアレイ型ICのピン配置の略示説
明図である。
【符号の説明】 101 ソケット 111 ソケットのピン 201、202、203 ピン配置 301 ピン 401 基板の穴配置 402 ソケットのピン配置 403 ICのピン配置 501 ベース 511 ねじ穴 521 ソケットのピン 621 ソケットピン回転用溝 631 ねじ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IC実装用ソケットにおいて、ICのピン
    を挿し込む実装用ソケットのピンが、当該実装用ソケッ
    トのベースに着脱自在となるように構成されていること
    を特徴とするIC実装用ソケット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の前記実装用ソケットのピン
    の外周部にねじ部を刻設し、当該実装用ソケットのベー
    スの所定位置にねじ穴部を刻設し、前記ねじ部と前記ね
    じ穴部とが螺合するように構成されていることを特徴と
    するIC実装用ソケット。
JP28983294A 1994-11-24 1994-11-24 Ic実装用ソケット Pending JPH08148613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28983294A JPH08148613A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 Ic実装用ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28983294A JPH08148613A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 Ic実装用ソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08148613A true JPH08148613A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17748353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28983294A Pending JPH08148613A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 Ic実装用ソケット

Country Status (1)

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JP (1) JPH08148613A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6159638A (en) * 1997-07-24 2000-12-12 Sharp Kabushiki Kaisha Solid polymer electrolyte and preparation method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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