JPH0793636A

JPH0793636A - 現金処理装置

Info

Publication number: JPH0793636A
Application number: JP5234980A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Yamagishi; 智山岸
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1993-09-21
Filing date: 1993-09-21
Publication date: 1995-04-07

Abstract

(57)【要約】【目的】発明の目的は、複数の金種の紙幣を収納した金
庫から紙幣を回収する場合においても、操作の簡略化お
よび処理時間の短縮を図ることのできる現金処理装置を
提供することにある。【構成】現金処理装置は、紙幣を金種毎に収納する複数
の保管庫と、複数金種の損券を混合して収納する損券庫
と、を備えている。各保管庫および損券庫は、紙幣を一
時的にかつ取り出し可能に集積する一時集積部と、一時
集積部から紙幣を受け取る収納部とを有している。損券
庫内の損券を回収する際、損券は収納部から出金搬送路
を通して出金鑑査部に搬送され、ここで金種を判別され
た後、金種毎に分類された状態で保管庫の一時集積部に
集積される。その後、各一時集積部から各金種毎に分類
された損券が取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、金融機関等に設置さ
れ、入金出金等の取引きを自動的に行う現金処理装置に
関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、銀行等の金融機関には、入金出金
等の取引きを自動的に行う現金処理装置が設置されてい
る。この現金処理装置は、入出金リサイクル機と施封機
とを組み合わせて構成されている。そして、入出金リサ
イクル機は、例えば、顧客に対して入出金等の取引を自
動的に行う自動取引装置から回収した紙幣を受け入れて
入金処理するとともに、入金された紙幣を出金紙幣の一
部として利用して出金処理と行う。

【０００３】通常、現金処理装置は複数の保管庫に加え
て、いわゆる損券庫と呼ばれる収納庫を備えている。こ
の損券庫には、入金処理の計数時に汚れ、破れなどがあ
り出金に使用できないと判断された損券が収納される。
そして、損券庫には、種々の金種の紙幣が混合して収納
されている。

【０００４】一定期間毎に各金庫内の紙幣を回収して紙
幣を有高を確認する場合、同様に、損券庫内の紙幣も回
収される。この場合、損券庫内には種々の金種が混合し
て収納されているため、一旦、損券庫から紙幣を回収し
た後、この紙幣を入出金リサイクル機に投入し、金種毎
に分類してから再度計数する作業が必要である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このように、損券庫内
には種々の金種が混合して収納されているため、従来の
現金処理装置おいては、損券庫内の紙幣を検査するため
には、一旦、損券庫から紙幣を回収した後、再びこの紙
幣を入出金リサイクル機に投入して金種毎に分類する操
作が必ず必要となる。そのため、操作が面倒であるとと
もに、処理に時間が掛かるという問題がある。

【０００６】そこで、この発明は以上の点に鑑みなされ
たもので、その目的は、複数の金種の紙幣を収納した金
庫から紙幣を回収する場合においても、操作の簡略化お
よび処理時間の短縮を図ることのできる現金処理装置を
提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る現金処理装置は、複数の金種の紙幣
を混合して収納する収納部と、金種毎に紙幣を一時的に
かつ取り出し可能に集積する複数の一時集積部と、紙幣
の金種を判別する判別手段と、上記収納部から紙幣を取
り出して上記判別手段に搬送する第１の搬送手段と、上
記判別部により金種の判別された紙幣を金種毎に分類し
て対応する上記一時集積部に搬送する第２の搬送手段
と、を備えている。

【０００８】また、この発明に係る他の現金処理装置
は、複数の金種の紙幣を混合して収納する収納部と、金
種毎に紙幣を一時的に集積可能な複数の一時集積部と、
上記収納部内の紙幣の回収を指示する指示手段と、紙幣
の回収が指示された際、上記収納部から紙幣を取り出し
て搬送する第１の搬送手段と、上記第１の搬送手段によ
り搬送される紙幣の金種を判別する判別手段と、上記判
別部により金種の判別された紙幣を金種毎に分類して対
応する上記一時集積部に搬送する第２の搬送手段と、施
封すべき紙幣の金種を指定する指定手段と、上記判別部
により判別された金種の内、上記指定された金種の紙幣
を施封手段に搬送する第３の搬送手段と、を備えてい
る。

【０００９】

【作用】上記構成の現金処理装置によれば、上記収納部
から紙幣を回収する際、判別部により金種を判別した
後、金種毎に分類して一時集積部に集積している。そし
て、各一時集積部から紙幣を取り出すことにより、予め
金種毎に分類した状態で紙幣を回収することができる。

【００１０】従って、各一時集積部から紙幣を回収する
だけで、金種毎に分類する作業が不要となり、操作の簡
略化および処理時間の短縮を図ることが可能となる。ま
た、この発明の他の現金処理装置によれば、上記収納部
から取り出されて判別部に送られた紙幣の内、指定され
た紙幣の金種は施封手段に送られ、ここで所定枚数毎に
施封される。他の金種の紙幣は、金種毎に分類して一時
集積部に収納された後に回収される。従って、収納部内
の紙幣を予め金種毎に分類した後に回収することができ
るとともに、指定された金種の紙幣を施封された状態で
回収することが可能となる。

【００１１】

【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の一実施
例に係る現金処理装置について詳細に説明する。図１に
示すように、現金処理装置は、現金の入金処理および入
金した紙幣を利用して出金処理を行う入出金リサイクル
機１０と、この入出金リサイクル機に連結され紙幣を所
定枚数毎に施封する施封機１２と、を備えている。

【００１２】入出金リサイクル機１０は、一括して紙幣
を入金可能な入金口１４および出金口１６の設けられた
本体を備え、この本体内には、複数、例えば、４つの保
管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄが並んで配設され
ている。

【００１３】各保管庫は、紙幣を集積する収納部Ａ１、
Ｂ１、Ｃ１、Ｄ１と、紙幣を一時的にかつ取り出し可能
に集積する一時集積部Ａ２、Ｂ２、Ｃ２、Ｄ２と、を有
している。そして、一時集積部に所定枚数の紙幣が集積
されると、その紙幣が収納部に移されるように構成され
ている。一時集積部には約６００枚、収納部には約２千
枚の紙幣を集積可能となっている。これらの保管庫の
内、例えば、保管庫２０Ｄは、汚れ、破れ等があり出金
紙幣として使用不能な複数金種の損券を収納する損券庫
として使用される。そして、保管庫２０Ｄの一時集積部
Ｄ２および収納部Ｄ１は、この発明における第２の一時
集積部および第２の収納部にそれぞれ対応している。ま
た、他の３つの保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃは、汚
れ、破れ等のない正券を金種毎に収容する収納部として
使用され、例えば、保管庫２０Ａ、２０Ｂには万円券が
集積され、保管庫２０Ｃには千円券が集積される。そし
て、保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃの一時集積部Ａ２、
Ｂ２、Ｃ２および収納部Ａ１、Ｂ１、Ｃ１は、この発明
における第１の一時集積部および第１の収納部にそれぞ
れ対応している。

【００１４】入金口１４は、入金搬送路１９および算当
搬送路２２を介して保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２
０Ｄの一時集積部Ａ２、Ｂ２、Ｃ２、Ｄ２に接続されて
いる。入金搬送路１９には、入金された紙幣の金種、正
損、真偽等を鑑査するとともに計数する入金鑑査部１８
が設けられている。また、算当搬送路２２には、入金鑑
査部１８により鑑査された紙幣を金種毎に対応する保管
庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃに振り分ける図示しない複数
の振り分けゲ−トおよび損券を保管庫２０Ｄに振り分け
る図示しない他の振り分けゲ−トが設けられている。

【００１５】出金口１６は、出金搬送路２４を介して、
保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄの収納部Ａ１、
Ｂ１、Ｃ１、Ｄ１に接続されている。出金搬送路２４に
は、保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄから取り出
された紙幣の金種、正損を判別するとともに計数する判
別手段としての出金鑑査部２６が設けられている。ま
た、出金搬送路２４には、出金鑑査部２４を通過した紙
幣を算当搬送路２２に振り分ける第１の振り分けゲ−ト
２７、出金された紙幣を出金口１６と施封機１２とに振
り分ける第２の振り分けゲ−ト２５とが設けられてい
る。更に、出金搬送路２４において、出金口１６の近傍
には、リジェクト紙幣を収容する出金リジェクト庫２８
が設けられている。

【００１６】ここで、入金搬送路１９、算当搬送路２
２、出金搬送路２４には、図示しない多数の搬送ロ−ラ
および搬送ベルトが設けられている。また、各保管庫２
０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄの一時集積部Ａ２、Ｂ
２、Ｃ２、Ｄ２には、算当搬送路２２を通して送られて
来た紙幣を取り込む図示しない取り込み機構がそれぞれ
設けられているとともに、保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０
Ｃ、２０Ｄの収納部Ａ１、Ｂ１、Ｃ１、Ｄ１には、各収
納部から出金搬送路２４へ紙幣を取り出す図示しない取
り出し機構が設けられている。そして、出金搬送路２
４、取り出し機構はこの発明における第１の搬送手段を
構成し、算当搬送路２２および取り込み機構はこの発明
における第２の搬送手段を構成している。

【００１７】一方、施封機１２は、出金搬送路１９ある
いは出金搬送路２４から第３の搬送手段としての施封搬
送路３１を通して送られて来た紙幣を所定枚数づつ施封
する施封部３０と、施封された小束を収納する複数の収
納部３２と、施封された小束を排出する排出口３４とを
備えている。

【００１８】また、入出金リサイクル機１０には指定手
段および指示手段を構成する操作部４２が接続されてい
る。この操作部４２は、入出金リサイクル機１０および
施封機１２の動作を制御する制御部４３と、装置の動作
状態および種々の情報等を表示する表示部４５と、取引
種目、入金金額、出金金額、回収処理等の処理項目等を
入力する入力部４６と、を備えている。

【００１９】次に、以上のように構成された現金処理装
置の動作について説明する。まず、通常の入金取引にお
いて入金口１４に紙幣が一括して入金されると、これら
の紙幣は、入金搬送路１９を通して搬送され、入金鑑査
部１８により金種、正損、真偽が判別されるとともに計
数される。その後、紙幣は算当搬送路２２に送られ、金
種毎に保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃの一時集積部Ａ
２、Ｂ２、Ｃ２に集積される。また、入金鑑査部１８に
て損券と判別された各金種の紙幣は損券庫２０Ｄの一時
集積部Ｄ２に集積される。従って、保管庫（損券庫）２
０Ｄの一時集積部Ｄ２には複数金種の紙幣が混合して集
積される。そして、一時集積部に所定枚数の紙幣が集積
されると、これらの紙幣は収納部に自動的に移される。

【００２０】一方、出金取引において所望の出金金額が
入力されると、保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃの収納部
Ａ１、Ｂ１、Ｃ１の少なくとも１つから所定枚数の紙幣
が取り出され、取り出された紙幣は出金搬送路２４を通
して出金鑑査部２６に送られる。ここで、各紙幣は金種
の判別および計数がされた後、振り分けゲ−ト２５によ
り出金口１６へ排出される。この際、リジェクト紙幣、
例えば、複数枚重なって搬送され出金鑑査部２６により
判別不能な紙幣は、出金リジェクト庫２８に送られて収
納される。

【００２１】なお、出金取引において、操作部４２を介
して所定の金種を指定し、所定の金種を施封部３０に送
り、ここで所定枚数づつ施封してから排出口３４に排出
しても良い。

【００２２】また、一定期間経過する毎に、各保管庫２
０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄ内の紙幣を回収して入出
金リサイクル機１０内の紙幣の有高を確認する回収処理
が行われる。以下、この回収処理について説明する。

【００２３】図２および図３に示すように、まず、操作
部４２を入力部４６通して回収処理が指示されると、入
出金リサイクル機１０が回収動作可能か否かが検知され
る。つまり、例えば、入出金リサイクル機１０が出金取
引中あるいは入金取引中である場合には、回収処理不能
と検知され、操作部４２の表示部４５に回収不能表示が
示される。回収処理が可能な場合には、図４に示すよう
に、表示部４５に回収画面３６が表示される。

【００２４】回収画面３６には、回収する保管庫を指定
する指定釦３８、指定を変更する切換え釦４０等が示さ
れている。また、回収と同時に施封を指定することも可
能となっている。回収画面３６により回収する保管庫が
指定されると、指定された保管庫を示す指定釦３８が反
転して表示される。

【００２５】続いて、保管庫（損券庫）２０Ｄが指定さ
れているかを判別し（Ｓ１）、損券庫が指定されている
場合、まず、出金リジェクト庫２８の回収が行われる
（Ｓ２）。つまり、保管庫２０Ｄ内の紙幣を回収する際
にリジェクト券が発生して出金リジェクト庫２８に収納
されると、損券の正確な回数が困難となるため予め出金
リジェクト庫を回収する。

【００２６】次に、回収画面３６において、搬送モ−ド
の選択を行う（Ｓ３）。つまり、通常の回収処理モ−ド
か、あるいは、所望の金種を施封機１２に送って施封す
る施封モ−ドを選択する。その後、開始釦が押下される
と、回収処理が開始される。（Ｓ４）。なお、開始釦が
押下されうずに切換え釦４０により搬送モ−ドが変更さ
れた場合には、Ｓ２に戻る。

【００２７】回収処理が開始されると、まず、各保管庫
２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄの一時集積部Ａ２、Ｂ
２、Ｃ２、Ｄ２内の紙幣が取り出されているか否かが検
出され、残っていない場合には紙幣の搬送が開始され
る。この場合、図５に示すように、保管庫２０Ｄの収納
部Ｄ１から保管庫内の紙幣が取り出され、出金搬送路２
２を通して出金鑑査部２６に送られる。紙幣は、出金監
査部２６にて金種の判別および計数が行われた後、第１
の振り分けゲ−ト２７により算当搬送路２２に送られ
る。そして、紙幣は出金監査部２６の判別結果に応じて
金種毎に分類され、金種毎に対応する保管庫２０Ａ、２
０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄの一時集積部Ａ２、Ｂ２、Ｃ２、
Ｄ２に集積される。

【００２８】保管庫２０Ｄの収納部Ｄ１から全ての紙幣
が取り出された後、係員が各一時集積部Ａ２、Ｂ２、Ｃ
２、Ｄ２に集積されている紙幣を取り出し、回収印字お
よび集計を行うことにより損券の回収処理が終了する。

【００２９】なお、Ｓ３において施封モ−ドが選択され
た場合には、指定された金種の紙幣は、出金監査部２６
を通過した後に施封機１２に搬送され、施封部３０で施
封された後排出口３４に排出される。他の金種の紙幣
は、上記と同様に対応する一時集積部に金種毎に集積さ
れる。

【００３０】一方、回収金庫として保管庫２０Ｄ以外の
金庫、例えば、保管庫２０Ａが指定されている場合、開
始釦の押下に従って回収動作が開始される。そして、各
保管庫２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０Ｄの一時集積部Ａ
２、Ｂ２、Ｃ２、Ｄ２内における紙幣の有無が検出され
た後、紙幣がない場合には、収納部Ａ１から出金搬送路
２４に紙幣が取り出され、出金鑑査部２６にて計数され
た後、一時集積部Ａ２に集積される。ここで、一時集積
部Ａ２が満杯となった場合には隣の一時集積部Ｂ２、Ｃ
２、Ｄ２に順次集積される。その後、一時集積部から紙
幣を取り出し、回収印字および集計を行うことにより回
収処理が終了する。なお、各保管庫の紙幣の計数結果は
回収画面３６に表示される。

【００３１】以上のように構成された現金処理装置によ
れば、複数金種の紙幣が混合して収納されている保管庫
（損券庫）２０Ｄから紙幣を回収する際、損券庫から取
り出した紙幣を出金鑑査部２６で金種を判別、計数した
後、金種毎に分類して一時集積部Ａ２、Ｂ２、Ｃ２、Ｄ
２に集積している。そして、各一時集積部から紙幣を取
り出すことにより、予め金種毎に分類した状態で紙幣を
回収することができる。

【００３２】従って、各一時集積部から紙幣を回収する
だけで、金種毎に分類する作業が不要となり、回収操作
の簡略化および処理時間の短縮を図ることが可能とな
る。なお、この発明は上述した実施例に限定されること
なく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例え
ば、上記実施例においては、損券庫内の紙幣を回収する
際、予め出金リジェクト庫２８の回収を行なようにした
が、損券回収時に生じたイジェクド券を出金リジェクト
庫ではなく出金口１６に搬送するようにしてもよい。こ
の場合、出金リジェクト庫２８を回収する必要がなく、
操作の簡略化を図ることができる。

【００３３】また、損券の回収時に生じたリジェクト券
を損券庫の一時集積部に搬送し、再び損券庫の収納部に
収納することにより、出金リジェクト庫の回収を行なわ
ないようにしてもよい。この場合においても上記と同様
の効果を得ることができる。

【００３４】損券庫内の紙幣を回収する際、出金鑑査部
を通して金種毎に一時集積部に集積した後、各一時集積
部の紙幣を再度収納部に収納し、各金種毎に順次施封機
１２に搬送して金種毎に施封するようにしてもよい。こ
の場合、入出金リサイクル機１０内部に直接アクセスこ
となく、損券を金種毎に施封された状態で回収すること
ができる。なお、この場合、損券の回収を行なう前に、
損券庫以外の保管庫が空になっている必要がある。

【００３５】更に、損券を回収する際、指定した金種の
みを施封機１２により施封して回収し、他の金種の損券
を再び損券庫に戻すようにしてもよい。この場合、希望
する金種の損券のみを部分的に回収することができる。

【００３６】なお、上記実施例においては、複数金種の
紙幣を収納する収納部として損券庫を例に説明したが、
この発明はこれに限らず、収納部として複数金種の正券
を収納した金庫を用いるようにしてもよく、この場合に
おいても、紙幣を金種毎に分類した状態で回収すること
ができる。

【００３７】

【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数金種の紙幣を混合して収納した収納部から紙幣
を回収する場合に紙幣を金種毎に分類した状態で回収で
き、回収操作の簡略化および処理時間の短縮が可能な現
金処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例に係る現金処理装置全体を
概略的に示す図。

【図２】上記現金処理装置の紙幣回収動作を示すフロー
チャート。

【図３】上記現金処理装置の紙幣回収動作を示すフロー
チャート。

【図４】上記現金処理装置の紙幣回収操作時に表示され
る表示画面を示す平面図。

【図５】上記現金処理装置の損券回収時における紙幣を
流れを示す概略図。

【符号の説明】

１０…入出金リサイクル機、１２…施封機、１４…入金
口、１６…出金口、１８…入金鑑査部、１９…入金搬送
路、２２…算当搬送路、２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ、２０
Ｄ…保管庫、Ａ１、Ｂ１、Ｃ１、Ｄ１…収納部、Ａ２、
Ｂ２、Ｃ２、Ｄ２…一時集積部、２４…出金搬送路、２
６…出金鑑査部、２８…出金リジェクト庫。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の金種の紙幣を混合して収納する収
納部と、金種毎に紙幣を一時的に集積可能な複数の一時集積部
と、紙幣の金種を判別する判別手段と、上記収納部から紙幣を取り出して上記判別手段に搬送す
る第１の搬送手段と、上記判別部により金種の判別された紙幣を金種毎に分類
して対応する上記一時集積部に搬送する第２の搬送手段
と、を備えていることを特徴とする現金処理装置。
【請求項２】入金紙幣を一時的にかつ取り出し可能に
集積する複数の第１の一時集積部と、それぞれ上記一時集積部に集積された紙幣を受け取って
収納する複数の第１の収納部と、入金紙幣のうち損券を一時的にかつ取り出し可能に集積
する第２の一時集積部と、第２の一時集積部に集積され
た紙幣を受け取って複数の金種の損券を混合して収納す
る第２の収納部と、紙幣の回収を指示する指示手段と、上記指示手段により回収が指示された際、上記第２の収
納部から損券を取り出して搬送する第１の搬送手段と、上記第１の搬送手段により搬送されてきた紙幣の金種を
判別する判別手段と、上記判別部により金種の判別された損券を金種毎に分類
して上記第１および第２の一時集積部のいずれかに搬送
する第２の搬送手段と、を備えていることを特徴とする現金処理装置。
【請求項３】複数の金種の紙幣を混合して収納する収
納部と、金種毎に紙幣を一時的に集積可能な複数の一時集積部
と、上記収納部内の紙幣の回収を指示する指示手段と、紙幣の回収が指示された際、上記収納部から紙幣を取り
出して搬送する第１の搬送手段と、上記第１の搬送手段により搬送される紙幣の金種を判別
する判別手段と、上記判別部により金種の判別された紙幣を金種毎に分類
して対応する上記一時集積部に搬送する第２の搬送手段
と、施封すべき紙幣の金種を指定する指定手段と、上記判別部により判別された金種の内、上記指定手段に
より指定された金種の紙幣を施封手段に搬送する第３の
搬送手段と、を備えていることを特徴とする現金処理装置。