JPH0767544B2 - 回転霧化静電塗装装置 - Google Patents
回転霧化静電塗装装置Info
- Publication number
- JPH0767544B2 JPH0767544B2 JP61309262A JP30926286A JPH0767544B2 JP H0767544 B2 JPH0767544 B2 JP H0767544B2 JP 61309262 A JP61309262 A JP 61309262A JP 30926286 A JP30926286 A JP 30926286A JP H0767544 B2 JPH0767544 B2 JP H0767544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- atomizing electrostatic
- high voltage
- electrostatic coating
- machines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/04—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns characterised by having rotary outlet or deflecting elements, i.e. spraying being also effected by centrifugal forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/08—Plant for applying liquids or other fluent materials to objects
Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転霧化静電塗装装置に関する。本発明は、さ
らに詳しく述べると、改良されたサイド塗装機を有する
回転霧化静電塗装装置に関する。
らに詳しく述べると、改良されたサイド塗装機を有する
回転霧化静電塗装装置に関する。
自動車ボディをはじめとする種々の物品の塗装に静電塗
装技術が広く用いられており、また、かかる塗装に用い
られる装置の一つとして回転霧化静電塗装装置があるこ
とは周知の通りである。回転霧化静電塗装装置は、通
常、例えば特開昭56−115652号公報に記載されるよう
に、噴霧ヘッド(ベルカップ等)を具えた回転軸をエア
モータハウジング内において回転可能に支承すると共に
回転軸をエアモータにより高速度で回転せしめ、エアモ
ータハウジングを高電圧発生装置に接続して負の高電圧
をエアモータハウジングを介して噴霧ヘッドに印加し、
噴霧ヘッドのカップ状内周面に塗料を供給して噴霧ヘッ
ド先端部から負電荷を帯びた塗料噴霧を被塗物に向けて
放出せしめるようにした構造をとっている。
装技術が広く用いられており、また、かかる塗装に用い
られる装置の一つとして回転霧化静電塗装装置があるこ
とは周知の通りである。回転霧化静電塗装装置は、通
常、例えば特開昭56−115652号公報に記載されるよう
に、噴霧ヘッド(ベルカップ等)を具えた回転軸をエア
モータハウジング内において回転可能に支承すると共に
回転軸をエアモータにより高速度で回転せしめ、エアモ
ータハウジングを高電圧発生装置に接続して負の高電圧
をエアモータハウジングを介して噴霧ヘッドに印加し、
噴霧ヘッドのカップ状内周面に塗料を供給して噴霧ヘッ
ド先端部から負電荷を帯びた塗料噴霧を被塗物に向けて
放出せしめるようにした構造をとっている。
さらに、回転霧化静電塗装の方法及び装置の改良も数多
くなされている。例えば、特開昭56−139164号公報に
は、特にレシプロケータ装置の改良で塗装機を傾斜させ
て均一な塗膜厚を確実に得ることを可能にした塗装装置
が、特開昭57−165064号公報には、車両ボディ外板の部
分と外板以外の部分とで噴霧ヘッドの向きを調整して塗
膜厚の均一化等の効果を可能にした塗装方法が、特開昭
57−194072号公報には、非塗装部における帯電塗料と被
塗物との電位差を小さくして電圧遮断装置の誤動作を防
止した塗装方法が、特開昭57−204265号公報には、装置
から被塗物に流れる暗電流を一定値以下に制御すること
により、静電クレータ等の塗装不良の発生を防止した塗
装方法が、特開昭58−174269号公報には、塗装空間に特
定の空気流を適用することにより、物品への塗料付着効
率を高め、かつスプレーダストの飛散を防止した塗装方
法が、また、特開昭58−196862号公報には、塗料室内の
塗料を帯電させるとともにその室内に第2の抵抗を発生
させる構成とすることにより、大型の第2の抵抗を不必
要にするとともに安全性の向上をはかった塗装方法が、
それぞれ記載されている。
くなされている。例えば、特開昭56−139164号公報に
は、特にレシプロケータ装置の改良で塗装機を傾斜させ
て均一な塗膜厚を確実に得ることを可能にした塗装装置
が、特開昭57−165064号公報には、車両ボディ外板の部
分と外板以外の部分とで噴霧ヘッドの向きを調整して塗
膜厚の均一化等の効果を可能にした塗装方法が、特開昭
57−194072号公報には、非塗装部における帯電塗料と被
塗物との電位差を小さくして電圧遮断装置の誤動作を防
止した塗装方法が、特開昭57−204265号公報には、装置
から被塗物に流れる暗電流を一定値以下に制御すること
により、静電クレータ等の塗装不良の発生を防止した塗
装方法が、特開昭58−174269号公報には、塗装空間に特
定の空気流を適用することにより、物品への塗料付着効
率を高め、かつスプレーダストの飛散を防止した塗装方
法が、また、特開昭58−196862号公報には、塗料室内の
塗料を帯電させるとともにその室内に第2の抵抗を発生
させる構成とすることにより、大型の第2の抵抗を不必
要にするとともに安全性の向上をはかった塗装方法が、
それぞれ記載されている。
自動車ボディの回転霧化静電塗装は、例えば先に引用の
特開昭57−204265号公報に開示されかつ本願の第2図に
略示されるような塗装ラインで行うことができる。ドア
及び張り出し部位を有する自動車ボディ26は塗装ブース
内を矢印方向に案内される。このボディ26は、ローサイ
ド噴霧ヘッド27及びハイサイド噴霧ヘッド28によって順
次側面の塗装を終えた後、門型レシプロケータ40によっ
て支持されたトップ噴霧ヘッド41による塗装に供され
る。なお、図示の例の場合、左右あわせて4基のサイド
塗装機しか示されていないけれども、あわせて6基の構
成が一般的である。また、近年は、塗装品質の向上や、
塗装機による塗装範囲の拡大のため、8基の構成が主流
となっており、サイド塗装機の基数は増加傾向にある。
添付の第3図には、サイド塗装機8基(29,30,31及び3
2)及びトップ塗装機1基の構成を示した配置図が示さ
れている。
特開昭57−204265号公報に開示されかつ本願の第2図に
略示されるような塗装ラインで行うことができる。ドア
及び張り出し部位を有する自動車ボディ26は塗装ブース
内を矢印方向に案内される。このボディ26は、ローサイ
ド噴霧ヘッド27及びハイサイド噴霧ヘッド28によって順
次側面の塗装を終えた後、門型レシプロケータ40によっ
て支持されたトップ噴霧ヘッド41による塗装に供され
る。なお、図示の例の場合、左右あわせて4基のサイド
塗装機しか示されていないけれども、あわせて6基の構
成が一般的である。また、近年は、塗装品質の向上や、
塗装機による塗装範囲の拡大のため、8基の構成が主流
となっており、サイド塗装機の基数は増加傾向にある。
添付の第3図には、サイド塗装機8基(29,30,31及び3
2)及びトップ塗装機1基の構成を示した配置図が示さ
れている。
回転霧化静電塗装装置のサイド塗装機は、上記した通
り、塗装品質の向上のために基数を増加する傾向にあ
る。このような塗装機は、他の塗装機の塗料ミストの付
着を防止するため、一定のベルピッチ、通常1.5〜1.8m
(第3図では1.8m)をとる必要がある。つまり、高圧発
生器は、被塗物の進行により順次ON,OFFする。第3図を
用いて説明すると、サイド塗装機29,30,31及び32のすべ
てが塗装中の場合、全ベルが同電位のためミスト付着は
少ないが、30が洗浄中で29,31及び32が塗装中の場合、
塗装機30は安全性確保のため高圧をOFFする必要があ
り、塗装機29,31及び32との間に電位着が発生するた
め、塗装機30へのミスト付着が多量である。このような
理由があるために、サイド塗装機の基数を増加しようと
する場合には、塗装機設置のためのスペースを増大しな
ければならず、また、ブース長の増加、空調空間の増加
によるイニシャルコスト増及びランニングコスト増を甘
受しなければならない。
り、塗装品質の向上のために基数を増加する傾向にあ
る。このような塗装機は、他の塗装機の塗料ミストの付
着を防止するため、一定のベルピッチ、通常1.5〜1.8m
(第3図では1.8m)をとる必要がある。つまり、高圧発
生器は、被塗物の進行により順次ON,OFFする。第3図を
用いて説明すると、サイド塗装機29,30,31及び32のすべ
てが塗装中の場合、全ベルが同電位のためミスト付着は
少ないが、30が洗浄中で29,31及び32が塗装中の場合、
塗装機30は安全性確保のため高圧をOFFする必要があ
り、塗装機29,31及び32との間に電位着が発生するた
め、塗装機30へのミスト付着が多量である。このような
理由があるために、サイド塗装機の基数を増加しようと
する場合には、塗装機設置のためのスペースを増大しな
ければならず、また、ブース長の増加、空調空間の増加
によるイニシャルコスト増及びランニングコスト増を甘
受しなければならない。
さらに、サイド塗装機とサイド塗装機、あるいはサイド
塗装機とトップ塗装機のような、塗装機どうしの塗装パ
ターンのラップする部分(塗り重ね部)では、塗り重ね
時間が長い場合、すなわち、ベルピッチが大きい、コン
ベヤスピードが遅い等の場合(換言すると、最初の塗装
から次の塗装までの塗装中断の時間が長い場合)、すで
に塗装を完了した塗料粒子の乾燥に起因する平滑性不良
が発生している。
塗装機とトップ塗装機のような、塗装機どうしの塗装パ
ターンのラップする部分(塗り重ね部)では、塗り重ね
時間が長い場合、すなわち、ベルピッチが大きい、コン
ベヤスピードが遅い等の場合(換言すると、最初の塗装
から次の塗装までの塗装中断の時間が長い場合)、すで
に塗装を完了した塗料粒子の乾燥に起因する平滑性不良
が発生している。
上記した問題点は、本発明によれば、複数基のサイド塗
装機を有する多色塗装のための回転霧化静電塗装装置で
あって、前記サイド塗装機のそれぞれが、2個の上下に
配置された噴霧ヘッドを有しており、これらの噴霧ヘッ
ドのうち上方の噴霧ヘッドは、下方の噴霧ヘッドよりも
塗装ブースのセンターライン寄りに位置しており、かつ
これらの噴霧ヘッドを支承及び回転するエアモータのそ
れぞれに1台の共通の高圧発生装置から同一の高電圧を
印加可能であることを特徴とする回転霧化静電塗装装置
によって解決することができる。
装機を有する多色塗装のための回転霧化静電塗装装置で
あって、前記サイド塗装機のそれぞれが、2個の上下に
配置された噴霧ヘッドを有しており、これらの噴霧ヘッ
ドのうち上方の噴霧ヘッドは、下方の噴霧ヘッドよりも
塗装ブースのセンターライン寄りに位置しており、かつ
これらの噴霧ヘッドを支承及び回転するエアモータのそ
れぞれに1台の共通の高圧発生装置から同一の高電圧を
印加可能であることを特徴とする回転霧化静電塗装装置
によって解決することができる。
本発明の回転霧化静電塗装装置は、より具体的に説明す
ると、ベルカップを支承,回転するエアモータと、エア
モータを支持,絶縁するインシュレートサポートと、イ
ンシュレートサポートを支持するマシーンと、エアモー
タを印加する高圧発生器とからなるサイド自動塗装機に
おいて、マシーンの支持軸に、複数のエアモータ及びベ
ルカップをインシュレートサポートを介して上下に取り
付け、更に、汚れ対策として、上下のエアモータが同一
電位となるように、同一の高圧発生器から上下各々のエ
アモータに高電圧を印加可能としたことに特徴がある。
ると、ベルカップを支承,回転するエアモータと、エア
モータを支持,絶縁するインシュレートサポートと、イ
ンシュレートサポートを支持するマシーンと、エアモー
タを印加する高圧発生器とからなるサイド自動塗装機に
おいて、マシーンの支持軸に、複数のエアモータ及びベ
ルカップをインシュレートサポートを介して上下に取り
付け、更に、汚れ対策として、上下のエアモータが同一
電位となるように、同一の高圧発生器から上下各々のエ
アモータに高電圧を印加可能としたことに特徴がある。
本発明では、1基のサイド塗装機に複数個の噴霧ヘッド
を上下に取り付け可能であるので、サイド塗装機の増設
によっても設置スペースあるいはブース長が増大するこ
とはなく、また、上下の噴霧ヘッドを常時同電位とする
ことにより、上側噴霧ヘッドから噴霧される塗料粒子と
下側の噴霧ヘッドは電気的に反発するので、下側噴霧ヘ
ッドの塗料付着を完全に防止することができる。さらに
また、上下の噴霧ヘッドから同時塗装を行うため、塗り
重ね時間がゼロとなり、塗料粒子の乾燥に起因する平滑
性不良を防止することができる。
を上下に取り付け可能であるので、サイド塗装機の増設
によっても設置スペースあるいはブース長が増大するこ
とはなく、また、上下の噴霧ヘッドを常時同電位とする
ことにより、上側噴霧ヘッドから噴霧される塗料粒子と
下側の噴霧ヘッドは電気的に反発するので、下側噴霧ヘ
ッドの塗料付着を完全に防止することができる。さらに
また、上下の噴霧ヘッドから同時塗装を行うため、塗り
重ね時間がゼロとなり、塗料粒子の乾燥に起因する平滑
性不良を防止することができる。
次いで、本発明による回転霧化静電塗装装置において用
いられるサイド塗装機の好ましい一例を示した第1図の
参照しながら、本発明の実施を説明する。
いられるサイド塗装機の好ましい一例を示した第1図の
参照しながら、本発明の実施を説明する。
連続搬送される塗装ラインにおいて被塗物を塗装する回
転霧化静電塗装装置のサイド塗装機1において、サイド
塗装機1の支持軸2に、複数のベルカップ3,4を支承,
回転するエアモータ5,6を、インシュレートサポート7,8
を介して装着する。高圧発生器13と連結する高圧ケーブ
ル12は、三ツ叉コネクタ11に連結され、三ツ叉コネクタ
11の他端は高圧ケーブル9,10に連結され、高圧ケーブル
9はエアモータ5に、高圧ケーブル10はエアモータ6
に、それぞれ連結される。ベルカップ3,4にはそれぞれ
塗料ホース14,15により塗料が供給され、塗料ホース14,
15の他端はそれぞれマニホールド16,17に連結され、マ
ニホールド16,17には、1色カラーバルブ18,19、2色カ
ラーバルブ20,21、シンナーバルブ22,23、そしてエアバ
ルブ24,25がそれぞれ装着される。1色カラーバルブ18,
19は、それぞれ、塗料供給源(図示せず)に接続され、
2色カラーバルブ20,21も同様である。同様に、シンナ
ーバルブ22,23はシンナー供給源に、エアバルブ24,25は
エア供給源に、それぞれ接続される。
転霧化静電塗装装置のサイド塗装機1において、サイド
塗装機1の支持軸2に、複数のベルカップ3,4を支承,
回転するエアモータ5,6を、インシュレートサポート7,8
を介して装着する。高圧発生器13と連結する高圧ケーブ
ル12は、三ツ叉コネクタ11に連結され、三ツ叉コネクタ
11の他端は高圧ケーブル9,10に連結され、高圧ケーブル
9はエアモータ5に、高圧ケーブル10はエアモータ6
に、それぞれ連結される。ベルカップ3,4にはそれぞれ
塗料ホース14,15により塗料が供給され、塗料ホース14,
15の他端はそれぞれマニホールド16,17に連結され、マ
ニホールド16,17には、1色カラーバルブ18,19、2色カ
ラーバルブ20,21、シンナーバルブ22,23、そしてエアバ
ルブ24,25がそれぞれ装着される。1色カラーバルブ18,
19は、それぞれ、塗料供給源(図示せず)に接続され、
2色カラーバルブ20,21も同様である。同様に、シンナ
ーバルブ22,23はシンナー供給源に、エアバルブ24,25は
エア供給源に、それぞれ接続される。
第1図のサイド塗装機は、次のようにして運転すること
ができる。
ができる。
連続搬送される被塗物が所定の位置に達すると、マシー
ンスタート信号により、エアモータ5,6、すなわち、ベ
ルカップ3,4は所定の回転数に達する。次いで、塗料ホ
ース14,15からベルカップ3,4までを1色塗料で満たすた
め、1色カラーバルブ18,19が一定時間開弁し、いわゆ
る寸吹を行う。次に、高圧発生器13がONし、高圧ケーブ
ル12、三ツ叉コネクタ11、及び高圧ケーブル9,10を介し
て、エアモータ5,6に高圧が印加される。
ンスタート信号により、エアモータ5,6、すなわち、ベ
ルカップ3,4は所定の回転数に達する。次いで、塗料ホ
ース14,15からベルカップ3,4までを1色塗料で満たすた
め、1色カラーバルブ18,19が一定時間開弁し、いわゆ
る寸吹を行う。次に、高圧発生器13がONし、高圧ケーブ
ル12、三ツ叉コネクタ11、及び高圧ケーブル9,10を介し
て、エアモータ5,6に高圧が印加される。
次いで、図示しない塗装開始信号により、1色カラーバ
ルブ18,19が開弁し、被塗物の塗装を開始する。
ルブ18,19が開弁し、被塗物の塗装を開始する。
被塗物が所定の位置に達すると、塗装終了信号により、
1色カラーバルブ18,19が閉弁し、高圧発生器13がOFFす
る。次に、色替信号により、シンナーバルブ22,23、エ
アバルブ24,25が交互に開弁され、マニホールド16,17、
塗料ホース14,15、ベルカップ3,4を洗浄する。
1色カラーバルブ18,19が閉弁し、高圧発生器13がOFFす
る。次に、色替信号により、シンナーバルブ22,23、エ
アバルブ24,25が交互に開弁され、マニホールド16,17、
塗料ホース14,15、ベルカップ3,4を洗浄する。
なお、上下ベルのベルピッチに関して、パターン幅600m
m/ガン距離300mm程度の塗装機(ベルカップ3,4及びエア
モータ5,6)を使用した場合には、望ましくはベルピッ
チ700mm以上ではパターン干渉(上下ベル同時塗装によ
るパターン分布の乱れ)はなく、良好な塗装品質が得ら
れ、また、下側ベル4への塗料ミスト付着は少ない。さ
らに、上下ベルのベルカップ3,4の位置について、ベル
カップ3は、ベルカップ4よりもブースC/L寄りに位置
することがベルカップ4への塗料ミスト付着が少ないた
め、望ましい位置である。このため、被塗物が自動車ボ
デーの場合、ピラー用とロッカー部用の塗装機を同一マ
シーンに装着した場合、塗料ミスト付着が少ない。
m/ガン距離300mm程度の塗装機(ベルカップ3,4及びエア
モータ5,6)を使用した場合には、望ましくはベルピッ
チ700mm以上ではパターン干渉(上下ベル同時塗装によ
るパターン分布の乱れ)はなく、良好な塗装品質が得ら
れ、また、下側ベル4への塗料ミスト付着は少ない。さ
らに、上下ベルのベルカップ3,4の位置について、ベル
カップ3は、ベルカップ4よりもブースC/L寄りに位置
することがベルカップ4への塗料ミスト付着が少ないた
め、望ましい位置である。このため、被塗物が自動車ボ
デーの場合、ピラー用とロッカー部用の塗装機を同一マ
シーンに装着した場合、塗料ミスト付着が少ない。
以上の説明から明らかなように、上下塗装機を絶えず同
電位にして反発電位の効果を持たせ、また、上下塗装機
の間隔を塗装機の塗布パターン巾以上、例えば塗布パタ
ーンが600mmの時600mm以上、望ましくは700mm以上とす
ることにより、塗装機の汚れがなくなり、良好な塗装が
可能となる。
電位にして反発電位の効果を持たせ、また、上下塗装機
の間隔を塗装機の塗布パターン巾以上、例えば塗布パタ
ーンが600mmの時600mm以上、望ましくは700mm以上とす
ることにより、塗装機の汚れがなくなり、良好な塗装が
可能となる。
本発明によれば、従来技術では3〜3.6m必要としていた
サイド2ベル分の設置スペースが1.8mで設置可能とな
り、ブース長の短縮が可能となり、ブース・空調のイニ
シャルコスト及びランニングコストの低減が可能になっ
た。また、同時塗装が可能であるので、サイド2ベル間
の塗り重ね時間がゼロとなり、塗装パターンのラップ部
における平滑性が向上した。さらにまた、上下塗装機を
絶えず同電位にして反発電位の効果をひき出したので、
塗装機の塗料ミストの付着を完全に防止することが可能
になった。
サイド2ベル分の設置スペースが1.8mで設置可能とな
り、ブース長の短縮が可能となり、ブース・空調のイニ
シャルコスト及びランニングコストの低減が可能になっ
た。また、同時塗装が可能であるので、サイド2ベル間
の塗り重ね時間がゼロとなり、塗装パターンのラップ部
における平滑性が向上した。さらにまた、上下塗装機を
絶えず同電位にして反発電位の効果をひき出したので、
塗装機の塗料ミストの付着を完全に防止することが可能
になった。
第1図は、本発明の回転霧化静電塗装装置において用い
られるサイド塗装機の好ましい一例を示した略示図、 第2図は、従来の静電塗装ラインを示した略示平面図、
そして 第3図は、従来のサイド塗装機及びトップ塗装機の配置
を示した略示図である。 図中、1はサイド塗装機、3及び4はベルカップ、5及
び6はエアモータ、7及び8はインシュレートサポー
ト、そして13は高圧発生器である。
られるサイド塗装機の好ましい一例を示した略示図、 第2図は、従来の静電塗装ラインを示した略示平面図、
そして 第3図は、従来のサイド塗装機及びトップ塗装機の配置
を示した略示図である。 図中、1はサイド塗装機、3及び4はベルカップ、5及
び6はエアモータ、7及び8はインシュレートサポー
ト、そして13は高圧発生器である。
フロントページの続き (72)発明者 竹内 一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 太田 幸治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山田 直樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−138040(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数基のサイド塗装機を有する多色塗装の
ための回転霧化静電塗装装置であって、前記サイド塗装
機のそれぞれが、2個の上下に配置された噴霧ヘッドを
有しており、これらの噴霧ヘッドのうち上方の噴霧ヘッ
ドは、下方の噴霧ヘッドよりも塗装ブースのセンターラ
イン寄りに位置しており、かつこれらの噴霧ヘッドを支
承及び回転するエアモータのそれぞれに1台の共通の高
圧発生装置から同一の高電圧を印加可能であることを特
徴とする回転霧化静電塗装装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61309262A JPH0767544B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 回転霧化静電塗装装置 |
US07/136,935 US4909180A (en) | 1986-12-27 | 1987-12-23 | Assembly of electrostatic rotary sprayers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61309262A JPH0767544B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 回転霧化静電塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166453A JPS63166453A (ja) | 1988-07-09 |
JPH0767544B2 true JPH0767544B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17990878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61309262A Expired - Lifetime JPH0767544B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 回転霧化静電塗装装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4909180A (ja) |
JP (1) | JPH0767544B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2671580B2 (ja) * | 1990-08-15 | 1997-10-29 | トヨタ自動車株式会社 | レシプロ塗装方法 |
DE4418288A1 (de) * | 1994-05-26 | 1995-11-30 | Gema Volstatic Ag | Elektrostatische Sprühvorrichtung |
DE19649538A1 (de) * | 1996-11-29 | 1998-06-04 | Eisenmann Kg Maschbau | Verfahren zum Aufbringen von Spritzapplikationen o. dgl. vornehmlich auf Fahrzeugkarossen und Vorrichtung zur Verfahrensdurchführung |
US6189804B1 (en) * | 1998-03-27 | 2001-02-20 | Behr Systems, Inc. | Rotary atomizer for particulate paints |
US8141797B2 (en) | 2001-01-25 | 2012-03-27 | Durr Systems Inc. | Rotary atomizer for particulate paints |
US6817553B2 (en) * | 2003-02-04 | 2004-11-16 | Efc Systems, Inc. | Powder paint spray coating apparatus having selectable, modular spray applicators |
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