JPH0744338A - コンピュータシステムの印刷処理装置および方法 - Google Patents
コンピュータシステムの印刷処理装置および方法Info
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- JPH0744338A JPH0744338A JP5184863A JP18486393A JPH0744338A JP H0744338 A JPH0744338 A JP H0744338A JP 5184863 A JP5184863 A JP 5184863A JP 18486393 A JP18486393 A JP 18486393A JP H0744338 A JPH0744338 A JP H0744338A
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- program
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- Pending
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- Stored Programmes (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】印刷設定のためのユーザインターフェースやそ
の印刷機能の統一化を図る。 【構成】印刷機能を提供するＤＬＬモジュール２０１お
よび印刷処理プログラム２０２は、アプリケーションプ
ログラム１２１とは独立してオペレーティングシステム
１２２内に組み込まれている。ＤＬＬモジュール２０１
は、アプリケーションプログラム１２１ａ，１２１ｂに
よって呼び出され、そのアプリケーションプログラムか
ら印刷データを受け取ると共に、オプション情報の指定
を利用者に問い合わせるためのダイアログを画面表示す
る。ダイアログ画面上で設定されたオプション情報は印
刷データと共に印刷処理プログラム２０２に送られ、そ
こで、受け取ったデータをもとにオプション情報を含む
最終的な印刷データが作成され、出力先プリンタに送ら
れる。
の印刷機能の統一化を図る。 【構成】印刷機能を提供するＤＬＬモジュール２０１お
よび印刷処理プログラム２０２は、アプリケーションプ
ログラム１２１とは独立してオペレーティングシステム
１２２内に組み込まれている。ＤＬＬモジュール２０１
は、アプリケーションプログラム１２１ａ，１２１ｂに
よって呼び出され、そのアプリケーションプログラムか
ら印刷データを受け取ると共に、オプション情報の指定
を利用者に問い合わせるためのダイアログを画面表示す
る。ダイアログ画面上で設定されたオプション情報は印
刷データと共に印刷処理プログラム２０２に送られ、そ
こで、受け取ったデータをもとにオプション情報を含む
最終的な印刷データが作成され、出力先プリンタに送ら
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷データを印刷設
定用のオプション情報にしたがって編集して出力先プリ
ンタに対応する印刷データを作成するコンピュータシス
テムにおける印刷処理装置および方法に関する。
定用のオプション情報にしたがって編集して出力先プリ
ンタに対応する印刷データを作成するコンピュータシス
テムにおける印刷処理装置および方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、コンピュータの印刷機能はアプ
リケーションプログラムによってサポートされている。
このため、印刷を必要とするアプリケーションプログラ
ムについては、印刷設定用のオプション情報の指定を利
用者に問い合わせるための画面を表示する機能、および
オプション情報にしたがって出力先のプリンタに対応し
た印刷データを作成する機能などが組み込まれている。
リケーションプログラムによってサポートされている。
このため、印刷を必要とするアプリケーションプログラ
ムについては、印刷設定用のオプション情報の指定を利
用者に問い合わせるための画面を表示する機能、および
オプション情報にしたがって出力先のプリンタに対応し
た印刷データを作成する機能などが組み込まれている。
【０００３】しかしながら、このようにアプリケーショ
ンプログラムの中に印刷の機能を持たせる従来の手法に
おいては、次のような問題がある。まず、アプリケーシ
ョンプログラム毎に印刷処理のユーザインターフェース
が異なり、利用者側から見た場合に、そのユーザインタ
ーフェースが使いづらいものになる。
ンプログラムの中に印刷の機能を持たせる従来の手法に
おいては、次のような問題がある。まず、アプリケーシ
ョンプログラム毎に印刷処理のユーザインターフェース
が異なり、利用者側から見た場合に、そのユーザインタ
ーフェースが使いづらいものになる。
【０００４】また、アプリケーションプログラム毎にサ
ポートしている印刷機能が異なる場合があり、システム
全体として見た場合、印刷機能に統一性がなくなるとい
う問題が生じる。
ポートしている印刷機能が異なる場合があり、システム
全体として見た場合、印刷機能に統一性がなくなるとい
う問題が生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来、印刷機能はプリ
ケーションプログラムによってサポートされており、複
数のアプリケーションプログラムによって１つのシステ
ムを構成する場合には、印刷設定のためのユーザインタ
ーフェースや、印刷機能について統一性が無くなり、操
作性が低下される欠点があった。
ケーションプログラムによってサポートされており、複
数のアプリケーションプログラムによって１つのシステ
ムを構成する場合には、印刷設定のためのユーザインタ
ーフェースや、印刷機能について統一性が無くなり、操
作性が低下される欠点があった。
【０００６】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、アプリケーションプログラム毎にその内部に用
意していた印刷機能を１つの機能として独立させ、その
印刷機能を複数のアプリケーションプログラムによって
共通に利用できるようにし、ユーザインターフェースや
印刷機能について統一性を実現することができる印刷制
御装置および方法を提供することを目的とする。
もので、アプリケーションプログラム毎にその内部に用
意していた印刷機能を１つの機能として独立させ、その
印刷機能を複数のアプリケーションプログラムによって
共通に利用できるようにし、ユーザインターフェースや
印刷機能について統一性を実現することができる印刷制
御装置および方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
コンピュータシステムの印刷処理装置において、前記コ
ンピユータシステムのハードウェアとアプリケーション
プログラムの中間に位置し前記システムの動作を管理す
るオペレーティングシステムを有するシステム管理手段
と、このシステム管理手段に組み込まれ、前記アプリケ
ーションプログラムに印刷機能を提供する印刷制御手段
とを具備し、この印刷制御手段は、印刷データを印刷設
定用のオプション情報にしたがって編集して出力先プリ
ンタに対応する印刷データを作成する印刷処理手段と、
前記アプリケーションプログラムからの呼び出しに応答
してそのアプリケーションプログラムにリンクされ、そ
のアプリケーションプログラムからの印刷データの受
信、および前記オプション情報の指定を利用者に問い合
わせるためのオプション設定画面の表示を行うアプリケ
ーションインターフェース手段と、前記アプリケーショ
ンインターフェース手段を前記印刷処理手段に連携さ
せ、前記アプリケーションプログラムからの印刷データ
および前記オプション設定画面上で指定されたオプショ
ン情報を、前記印刷処理手段に引き渡す通信手段とを含
むことを特徴とする。
コンピュータシステムの印刷処理装置において、前記コ
ンピユータシステムのハードウェアとアプリケーション
プログラムの中間に位置し前記システムの動作を管理す
るオペレーティングシステムを有するシステム管理手段
と、このシステム管理手段に組み込まれ、前記アプリケ
ーションプログラムに印刷機能を提供する印刷制御手段
とを具備し、この印刷制御手段は、印刷データを印刷設
定用のオプション情報にしたがって編集して出力先プリ
ンタに対応する印刷データを作成する印刷処理手段と、
前記アプリケーションプログラムからの呼び出しに応答
してそのアプリケーションプログラムにリンクされ、そ
のアプリケーションプログラムからの印刷データの受
信、および前記オプション情報の指定を利用者に問い合
わせるためのオプション設定画面の表示を行うアプリケ
ーションインターフェース手段と、前記アプリケーショ
ンインターフェース手段を前記印刷処理手段に連携さ
せ、前記アプリケーションプログラムからの印刷データ
および前記オプション設定画面上で指定されたオプショ
ン情報を、前記印刷処理手段に引き渡す通信手段とを含
むことを特徴とする。
【０００８】この印刷処理装置においては、印刷機能を
提供する印刷制御手段がアプリケーションプログラムと
は独立して設けられており、その印刷制御手段には、印
刷処理手段、アプリケーションインターフェース手段、
それらの間の通信を行う通信手段が含まれている。ある
アプリケーションプログラムからデータを印刷する要求
が発行された場合、そのアプリケーションプログラムは
アプリケーションインターフェース手段を呼び出す。ア
プリケーションインターフェース手段は、アプリケーシ
ョンプログラムからの呼び出しに応答して起動され、そ
のアプリケーションプログラムから印刷データを受け取
ると共に、オプション情報の指定を利用者に問い合わせ
るためのオプション設定画面の表示する。アプリケーシ
ョンプログラムから印刷データおよびオプション設定画
面上で設定されたオプション情報は、通信手段を介して
印刷処理手段に送られる。印刷処理手段では、受け取っ
たデータをもとにオプション情報を含む最終的な印刷デ
ータが作成され、出力先プリンタに送られる。したがっ
て、アプリケーションプログラムと独立した印刷機能が
実現され、複数のアプリケーションプログラムによって
共通にその印刷機能を利用することによって、ユーザイ
ンターフェースや印刷機能について統一性を図ることが
可能となる。
提供する印刷制御手段がアプリケーションプログラムと
は独立して設けられており、その印刷制御手段には、印
刷処理手段、アプリケーションインターフェース手段、
それらの間の通信を行う通信手段が含まれている。ある
アプリケーションプログラムからデータを印刷する要求
が発行された場合、そのアプリケーションプログラムは
アプリケーションインターフェース手段を呼び出す。ア
プリケーションインターフェース手段は、アプリケーシ
ョンプログラムからの呼び出しに応答して起動され、そ
のアプリケーションプログラムから印刷データを受け取
ると共に、オプション情報の指定を利用者に問い合わせ
るためのオプション設定画面の表示する。アプリケーシ
ョンプログラムから印刷データおよびオプション設定画
面上で設定されたオプション情報は、通信手段を介して
印刷処理手段に送られる。印刷処理手段では、受け取っ
たデータをもとにオプション情報を含む最終的な印刷デ
ータが作成され、出力先プリンタに送られる。したがっ
て、アプリケーションプログラムと独立した印刷機能が
実現され、複数のアプリケーションプログラムによって
共通にその印刷機能を利用することによって、ユーザイ
ンターフェースや印刷機能について統一性を図ることが
可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図１にはこの発明の一実施例に係わるコンピュ
ータシステムの構成が示されている。このコンピュータ
システムは、アプリケーションプログラムの実行によっ
て作成された印刷データを出力先プリンタやユーザによ
って指定されたオプション情報にしたがって編集する印
刷制御機構を有している。ここでは、その印刷制御機構
がワークステーション上に実現されている場合を例にと
って、その構成を説明する。
明する。図１にはこの発明の一実施例に係わるコンピュ
ータシステムの構成が示されている。このコンピュータ
システムは、アプリケーションプログラムの実行によっ
て作成された印刷データを出力先プリンタやユーザによ
って指定されたオプション情報にしたがって編集する印
刷制御機構を有している。ここでは、その印刷制御機構
がワークステーション上に実現されている場合を例にと
って、その構成を説明する。
【００１０】すなわち、ワークステーション１には、図
示のように、システムバス１０、ＣＰＵ１１、メインメ
モリ１２、プリンタコントローラ１３、ディスプレイコ
ントローラ１４、キーボードコントローラ１５、および
通信コントローラ１６が設けられている。
示のように、システムバス１０、ＣＰＵ１１、メインメ
モリ１２、プリンタコントローラ１３、ディスプレイコ
ントローラ１４、キーボードコントローラ１５、および
通信コントローラ１６が設けられている。
【００１１】ＣＰＵ１１はこのワークステーションのシ
ステム全体を制御するためのものであり、メインメモリ
１２に格納されたプログラムを実行する。メインメモリ
１２はＣＰＵ１１によって実行されるプログラムや処理
対象データを記憶するためのものであり、ここには、実
行対象のアプリケーションプログラム（ＡＰＬ）１２１
が格納されると共に、オペレーティングシステム（Ｏ
Ｓ）１２２、プリンタドライバプログラム（ＰＲＴドラ
イバ）１２３、および通信ドライバプログラム１２３が
常駐されている。
ステム全体を制御するためのものであり、メインメモリ
１２に格納されたプログラムを実行する。メインメモリ
１２はＣＰＵ１１によって実行されるプログラムや処理
対象データを記憶するためのものであり、ここには、実
行対象のアプリケーションプログラム（ＡＰＬ）１２１
が格納されると共に、オペレーティングシステム（Ｏ
Ｓ）１２２、プリンタドライバプログラム（ＰＲＴドラ
イバ）１２３、および通信ドライバプログラム１２３が
常駐されている。
【００１２】アプリケーションプログラム（ＡＰＬ）１
２１は、例えばワードプロセッサや表計算、あるいはデ
ータベース等のプログラムであり、印刷データを作成す
る機能を有している。オペレーティングシステム１２２
は、アプリケーションプログラム１２１とシステムのハ
ードウェアとの間の中間に位置しシステム全体の動作管
理を行うためのプログラムであり、印刷管理のための機
能として、図示のように、ＤＬＬ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｌ
ｉｎｋｉｎｇ Ｌｉｂｒａｒｙ）モジュール２０１、お
よび印刷処理プログラム２０２が組み込まれている。
２１は、例えばワードプロセッサや表計算、あるいはデ
ータベース等のプログラムであり、印刷データを作成す
る機能を有している。オペレーティングシステム１２２
は、アプリケーションプログラム１２１とシステムのハ
ードウェアとの間の中間に位置しシステム全体の動作管
理を行うためのプログラムであり、印刷管理のための機
能として、図示のように、ＤＬＬ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｌ
ｉｎｋｉｎｇ Ｌｉｂｒａｒｙ）モジュール２０１、お
よび印刷処理プログラム２０２が組み込まれている。
【００１３】ＤＬＬモジュール２０１はアプリケーショ
ンプログラム１２１によって読み出し可能な関数であ
り、２つの関数、すなわち印刷設定関数および印刷関数
を有している。これら関数は、アプリケーションプログ
ラム２０１からの呼び出しに応答してそのアプリケーシ
ョンプログラム２０１に動的にリンクされる。
ンプログラム１２１によって読み出し可能な関数であ
り、２つの関数、すなわち印刷設定関数および印刷関数
を有している。これら関数は、アプリケーションプログ
ラム２０１からの呼び出しに応答してそのアプリケーシ
ョンプログラム２０１に動的にリンクされる。
【００１４】印刷設定関数は、ＣＰＵ１１によつて実行
される複数のアプリケーションプログラムに共通のユ−
ザインターフェースを提供するためのものであり、アプ
リケーションプログラム２０１からの呼び出しに応答し
て、印刷設定のための以下のようなオプション情報の指
定をユーザに問い合わせるためのオプション設定画面の
表示を行う。 ＜オプション情報＞ ・出力先プリンタの指定 ・ページヘッダの内容および印刷の有無の指定 ・ページフッタの内容および印刷の有無の指定 ・ページ番号の形式および印刷の有無の指定 ・ページ内余白（上余白、下余白、左余白、右余白）の
指定 ・印刷部数の指定 ・２アップ印刷の指定 ・ページ内行数の、１行の桁数の指定 ・ページタイトルの内容および印刷の有無の指定 ユーザによって設定されたオプション情報は、プロセス
間通信によってＤＬＬモジュール２０１から印刷処理プ
ログラム２０２に送られる。
される複数のアプリケーションプログラムに共通のユ−
ザインターフェースを提供するためのものであり、アプ
リケーションプログラム２０１からの呼び出しに応答し
て、印刷設定のための以下のようなオプション情報の指
定をユーザに問い合わせるためのオプション設定画面の
表示を行う。 ＜オプション情報＞ ・出力先プリンタの指定 ・ページヘッダの内容および印刷の有無の指定 ・ページフッタの内容および印刷の有無の指定 ・ページ番号の形式および印刷の有無の指定 ・ページ内余白（上余白、下余白、左余白、右余白）の
指定 ・印刷部数の指定 ・２アップ印刷の指定 ・ページ内行数の、１行の桁数の指定 ・ページタイトルの内容および印刷の有無の指定 ユーザによって設定されたオプション情報は、プロセス
間通信によってＤＬＬモジュール２０１から印刷処理プ
ログラム２０２に送られる。
【００１５】印刷関数は、アプリケーションプログラム
２０１からの呼び出しに応答して印刷データの作成とそ
のアプリケーションプログラム２０１からの印刷データ
を引き渡しを受けるための関数であり、その印刷データ
もプロセス間通信によってＤＬＬモジュール２０１から
印刷処理プログラム２０２に送られる。
２０１からの呼び出しに応答して印刷データの作成とそ
のアプリケーションプログラム２０１からの印刷データ
を引き渡しを受けるための関数であり、その印刷データ
もプロセス間通信によってＤＬＬモジュール２０１から
印刷処理プログラム２０２に送られる。
【００１６】印刷処理プログラム２０２は、印刷データ
を印刷設定用のオプション情報にしたがってデータ変換
などを含む編集処理を行い出力先プリンタに対応する印
刷データを作成するプログラムである。この印刷処理プ
ログラム２０２によって編集された印刷データは、プリ
ンタドライバ１２３に送られる。また、印刷処理プログ
ラム２０２は、印刷イメージの表示制御機能も持つ。
を印刷設定用のオプション情報にしたがってデータ変換
などを含む編集処理を行い出力先プリンタに対応する印
刷データを作成するプログラムである。この印刷処理プ
ログラム２０２によって編集された印刷データは、プリ
ンタドライバ１２３に送られる。また、印刷処理プログ
ラム２０２は、印刷イメージの表示制御機能も持つ。
【００１７】プリンタドライバ１２３は、プリンタコン
トローラ１３によるプリンタ２１の駆動を制御するプリ
ンタ出力制御用のプログラムであり、スプール機構を持
つ。通信ドライバ１２４は、異種ＯＳワークステーショ
ン４１等とのＬＡＮ３０を介した通信を行う通信コント
ローラ１６を動作制御するプログラムであり、異種ＯＳ
ワークステーション４１のプリンタ４２に印刷データを
出力する際には印刷処理プログラム２０２から通信ドラ
イバ１２４に印刷データが送られる。
トローラ１３によるプリンタ２１の駆動を制御するプリ
ンタ出力制御用のプログラムであり、スプール機構を持
つ。通信ドライバ１２４は、異種ＯＳワークステーショ
ン４１等とのＬＡＮ３０を介した通信を行う通信コント
ローラ１６を動作制御するプログラムであり、異種ＯＳ
ワークステーション４１のプリンタ４２に印刷データを
出力する際には印刷処理プログラム２０２から通信ドラ
イバ１２４に印刷データが送られる。
【００１８】プリンタコントローラ１３は、プリンタド
ライバ１２３の制御の下にプリンタ２１の印刷動作を制
御する。ディスプレンコントローラ１４は、ディスプレ
イモニタ２３の表示制御を行う。印刷設定時において
は、ＤＬＬモジュール２０１から送られるオプション情
報設定用画面を表示する。キーボードコントローラ１５
は、キーボード２２のキー入力制御を行う。通信コント
ローラ１６は、異種ＯＳワークステーション４１等との
ＬＡＮ３０を介した通信を実行する。
ライバ１２３の制御の下にプリンタ２１の印刷動作を制
御する。ディスプレンコントローラ１４は、ディスプレ
イモニタ２３の表示制御を行う。印刷設定時において
は、ＤＬＬモジュール２０１から送られるオプション情
報設定用画面を表示する。キーボードコントローラ１５
は、キーボード２２のキー入力制御を行う。通信コント
ローラ１６は、異種ＯＳワークステーション４１等との
ＬＡＮ３０を介した通信を実行する。
【００１９】異種ＯＳワークステーション４１は、オペ
レーティングシテスム１２２とは異なった種類のオペレ
ーティングシテスムによって動作管理されている異機種
ワークステーションであり、そのオペレーティングシス
テムには通常通りプリンタ４２用のプリンタドライバプ
ログムが組み込まれている。このプリンタドライバプロ
グムは、異種ＯＳワークステーション４１上で実行され
るアプリケーションプログラムによって編集された印刷
データ、またはＬＡＮ３０を介してワークステーション
１から転送された印刷データをプリンタ４２に出力す
る。
レーティングシテスム１２２とは異なった種類のオペレ
ーティングシテスムによって動作管理されている異機種
ワークステーションであり、そのオペレーティングシス
テムには通常通りプリンタ４２用のプリンタドライバプ
ログムが組み込まれている。このプリンタドライバプロ
グムは、異種ＯＳワークステーション４１上で実行され
るアプリケーションプログラムによって編集された印刷
データ、またはＬＡＮ３０を介してワークステーション
１から転送された印刷データをプリンタ４２に出力す
る。
【００２０】図２には、図１のワークステーション１上
に実現されている印刷処理機能だけが抽出して示されて
いる。アプリケーションプログラム１２１ａ，１２１ｂ
は、印刷データを作成し、通常の関数呼び出しと同様の
手順でＤＬＬモジュール２０１に対するＤＬＬ呼び出し
１０１を行う。ＤＬＬモジュール２０１は、前述したよ
うに印刷設定関数と印刷関数を有しており、印刷設定関
数が呼び出された場合には、印刷設定用のオプ情報を含
む画面（ダイアログ）を表示する。また、印刷関数が呼
び出された場合には、印刷データをアプリケーションプ
ログラムから受けとり、それをユーザによって設定され
たオプション情報と共にプロセス間通信１０２を利用し
て印刷処理プログラム２０２に送る。印刷処理プログラ
ム２０２は、出力先プリンタ（２１または４２）に合わ
せて印刷データを編集して最終的な印刷データを生成
し、出力先のプリンタへ必要なオプション情報を付加し
て出力する。
に実現されている印刷処理機能だけが抽出して示されて
いる。アプリケーションプログラム１２１ａ，１２１ｂ
は、印刷データを作成し、通常の関数呼び出しと同様の
手順でＤＬＬモジュール２０１に対するＤＬＬ呼び出し
１０１を行う。ＤＬＬモジュール２０１は、前述したよ
うに印刷設定関数と印刷関数を有しており、印刷設定関
数が呼び出された場合には、印刷設定用のオプ情報を含
む画面（ダイアログ）を表示する。また、印刷関数が呼
び出された場合には、印刷データをアプリケーションプ
ログラムから受けとり、それをユーザによって設定され
たオプション情報と共にプロセス間通信１０２を利用し
て印刷処理プログラム２０２に送る。印刷処理プログラ
ム２０２は、出力先プリンタ（２１または４２）に合わ
せて印刷データを編集して最終的な印刷データを生成
し、出力先のプリンタへ必要なオプション情報を付加し
て出力する。
【００２１】このように、この印刷機能は、アプリケー
ションプログラム１２１ａ，１２１ｂによって呼び出し
可能なＤＬＬモジュール２０１とそのＤＬＬモジュール
２０１と通信する印刷処理プログラム２０２とをプリケ
ーションプログラムとは別個に独立して設けることによ
って実現されている。
ションプログラム１２１ａ，１２１ｂによって呼び出し
可能なＤＬＬモジュール２０１とそのＤＬＬモジュール
２０１と通信する印刷処理プログラム２０２とをプリケ
ーションプログラムとは別個に独立して設けることによ
って実現されている。
【００２２】次に、図３および図４を参照して、オプシ
ョン情報の設定から印刷処理の実行までの一連の動作を
説明する。まず、図３のフローチャートを参照して、オ
プション情報の設定動作を説明する。
ョン情報の設定から印刷処理の実行までの一連の動作を
説明する。まず、図３のフローチャートを参照して、オ
プション情報の設定動作を説明する。
【００２３】アプリケーションプログラム１２１によっ
て提供されるディスプレイ２３の画面上には、図示のよ
うに、「印刷設定」メニュー、および「印刷」メニュー
が表示されており、アプリケーションプログラム１２１
によって作成された印刷データを印刷する場合には、ま
ず、「印刷設定」メニューがキーボード２２を用いてユ
ーザによって選択される（Ｓ１１）。「印刷設定」メニ
ューが選択されると、アプリケーションプログラム１２
１はＤＬＬモジュ−ル２０１の印刷設定用関数を呼び出
す（ステップＳ１２）。
て提供されるディスプレイ２３の画面上には、図示のよ
うに、「印刷設定」メニュー、および「印刷」メニュー
が表示されており、アプリケーションプログラム１２１
によって作成された印刷データを印刷する場合には、ま
ず、「印刷設定」メニューがキーボード２２を用いてユ
ーザによって選択される（Ｓ１１）。「印刷設定」メニ
ューが選択されると、アプリケーションプログラム１２
１はＤＬＬモジュ−ル２０１の印刷設定用関数を呼び出
す（ステップＳ１２）。
【００２４】印刷設定用関数は、画面インタ−フェース
機能を利用して、オプション情報設定用のダイアログボ
ックスを図示のようにアプリケーション画面上にウイン
ドとして表示し、オプション情報をユーザに問い合わせ
る（ステップＳ１３）。次いで、そのダイアログボック
スを利用してユーザによるオプション情報の指定動作が
行われ、出力先プリンタの指定、ページヘッダの内容お
よび印刷の有無の指定、ページフッタの内容および印刷
の有無の指定、ページ番号の形式および印刷の有無の指
定、ページ内余白（上余白、下余白、左余白、右余白）
の指定、印刷部数の指定、２アップ印刷の指定、ページ
内行数１行の桁数の指定、ページタイトルの内容および
印刷の有無の指定が行われ、確定ボタンが押されるとＤ
ＬＬモジュ−ル２０１からアプリケーションプログラム
１２１に制御が戻る（ステップＳ１４）。
機能を利用して、オプション情報設定用のダイアログボ
ックスを図示のようにアプリケーション画面上にウイン
ドとして表示し、オプション情報をユーザに問い合わせ
る（ステップＳ１３）。次いで、そのダイアログボック
スを利用してユーザによるオプション情報の指定動作が
行われ、出力先プリンタの指定、ページヘッダの内容お
よび印刷の有無の指定、ページフッタの内容および印刷
の有無の指定、ページ番号の形式および印刷の有無の指
定、ページ内余白（上余白、下余白、左余白、右余白）
の指定、印刷部数の指定、２アップ印刷の指定、ページ
内行数１行の桁数の指定、ページタイトルの内容および
印刷の有無の指定が行われ、確定ボタンが押されるとＤ
ＬＬモジュ−ル２０１からアプリケーションプログラム
１２１に制御が戻る（ステップＳ１４）。
【００２５】次に、図４のフローチャートを参照して、
印刷処理動作を説明する。「印刷設定」メニューによっ
てオプション情報を設定すると、今度は、「印刷」メニ
ューがユーザによって選択される（Ｓ２１）。「印刷」
メニューが選択されると、アプリケーションプログラム
１２１は印刷データを作成した後、ＤＬＬモジュ−ル２
０１の印刷関数を呼び出してその印刷データを引き渡す
（ステップＳ２２）。
印刷処理動作を説明する。「印刷設定」メニューによっ
てオプション情報を設定すると、今度は、「印刷」メニ
ューがユーザによって選択される（Ｓ２１）。「印刷」
メニューが選択されると、アプリケーションプログラム
１２１は印刷データを作成した後、ＤＬＬモジュ−ル２
０１の印刷関数を呼び出してその印刷データを引き渡す
（ステップＳ２２）。
【００２６】次いで、プロセス間通信によって、印刷デ
ータとオプション情報がＤＬＬモジュール２０１から印
刷処理プログラム２０２に引き渡される（ステップＳ２
３）。印刷処理プログラム２０２は、オプション情報に
基づき、印刷データの編集や、出力先プリンタに対応し
たデータ変換など、必要な処理を行った後、プリンタド
ライバ１２３を含むプリンタ出力機構（異種ＯＳワーク
ステーション４１との通信では、通信ドライバ１２４を
含む通信制御機構）に出力する（ステップＳ２４）。ま
た、印刷処理プログラム２０２は、出力前に画面インタ
ーフェースを利用して、印刷イメージを画面に表示する
こともできる。
ータとオプション情報がＤＬＬモジュール２０１から印
刷処理プログラム２０２に引き渡される（ステップＳ２
３）。印刷処理プログラム２０２は、オプション情報に
基づき、印刷データの編集や、出力先プリンタに対応し
たデータ変換など、必要な処理を行った後、プリンタド
ライバ１２３を含むプリンタ出力機構（異種ＯＳワーク
ステーション４１との通信では、通信ドライバ１２４を
含む通信制御機構）に出力する（ステップＳ２４）。ま
た、印刷処理プログラム２０２は、出力前に画面インタ
ーフェースを利用して、印刷イメージを画面に表示する
こともできる。
【００２７】以上のように、この実施例においては、印
刷機能を提供するＤＬＬモジュール２０１，印刷処理プ
ログラム２０２がアプリケーションプログラム１２１と
は独立してオペレーティングシステム１２２内に組み込
まれており、アプリケーションプログラム１２１からデ
ータを印刷する要求が発行された場合、そのアプリケー
ションプログラムによってＤＬＬモジュール２０１が呼
び出される。ＤＬＬモジュール２０１は、そのアプリケ
ーションプログラムから印刷データを受け取ると共に、
オプション情報の指定を利用者に問い合わせるためのダ
イアログを画面表示する。アプリケーションプログラム
１２１からの印刷データおよびダイアログの画面上で設
定されたオプション情報は、プロセス間通信を介して印
刷処理プログラム２０２に送られる。印刷処理プログラ
ム２０２では、受け取ったデータをもとにオプション情
報を含む最終的な印刷データが作成され、出力先プリン
タに送られる。したがって、アプリケーションプログラ
ムと独立した印刷機能が実現され、複数のアプリケーシ
ョンプログラムによって共通にその印刷機能を利用する
ことによって、ユーザインターフェースや印刷機能につ
いて統一性を図ることが可能となる。
刷機能を提供するＤＬＬモジュール２０１，印刷処理プ
ログラム２０２がアプリケーションプログラム１２１と
は独立してオペレーティングシステム１２２内に組み込
まれており、アプリケーションプログラム１２１からデ
ータを印刷する要求が発行された場合、そのアプリケー
ションプログラムによってＤＬＬモジュール２０１が呼
び出される。ＤＬＬモジュール２０１は、そのアプリケ
ーションプログラムから印刷データを受け取ると共に、
オプション情報の指定を利用者に問い合わせるためのダ
イアログを画面表示する。アプリケーションプログラム
１２１からの印刷データおよびダイアログの画面上で設
定されたオプション情報は、プロセス間通信を介して印
刷処理プログラム２０２に送られる。印刷処理プログラ
ム２０２では、受け取ったデータをもとにオプション情
報を含む最終的な印刷データが作成され、出力先プリン
タに送られる。したがって、アプリケーションプログラ
ムと独立した印刷機能が実現され、複数のアプリケーシ
ョンプログラムによって共通にその印刷機能を利用する
ことによって、ユーザインターフェースや印刷機能につ
いて統一性を図ることが可能となる。
【００２８】また、ネットワークを介した異種ＯＳワー
クステーション４１上のプリンタ４２への出力について
も、その出力方式の違いをＤＬＬモジュール２０１と印
刷処理プログラム２０２によって吸収できるので、容易
に異なる種類のＯＳやプリンタを利用することができ
る。
クステーション４１上のプリンタ４２への出力について
も、その出力方式の違いをＤＬＬモジュール２０１と印
刷処理プログラム２０２によって吸収できるので、容易
に異なる種類のＯＳやプリンタを利用することができ
る。
【００２９】このため、特に、種々の異なる種類のワー
クステーションやパーソナルコンピュータなどが接続さ
れているネットワークシステムにおいては、アプリケー
ションやＯＳの違いを越えて印刷機能を統一化でき、プ
リンタ資源を有効利用することが可能となる。
クステーションやパーソナルコンピュータなどが接続さ
れているネットワークシステムにおいては、アプリケー
ションやＯＳの違いを越えて印刷機能を統一化でき、プ
リンタ資源を有効利用することが可能となる。
【００３０】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アプ
リケーションプログラム毎にその内部に用意していた印
刷機能を１つの機能として独立させることによって、そ
の印刷機能を複数のアプリケーションプログラムによっ
て共通に利用することが可能となる。したがって、ユー
ザインターフェースや印刷機能について統一性を実現す
ることができる。
リケーションプログラム毎にその内部に用意していた印
刷機能を１つの機能として独立させることによって、そ
の印刷機能を複数のアプリケーションプログラムによっ
て共通に利用することが可能となる。したがって、ユー
ザインターフェースや印刷機能について統一性を実現す
ることができる。
【図１】この発明の一実施例に係わる印刷制御機構を含
むコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
むコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図２】同実施例のシステムに設けられた印刷制御機構
の動作環境を概念的に示す図。
の動作環境を概念的に示す図。
【図３】同実施例におけるオプション情報の設定動作を
説明するフローチャート。
説明するフローチャート。
【図４】同実施例における印刷処理動作を説明するフロ
ーチャート。
ーチャート。
１…ワークステーション、１１…ＣＰＵ、１２…メイン
メモリ、１２１…アプリケーションプログラム、２１，
４２…プリンタ、１２２…オペレーティングシステム、
２０１…ＤＬＬモジュール、２０２…印刷処理プログラ
ム。
メモリ、１２１…アプリケーションプログラム、２１，
４２…プリンタ、１２２…オペレーティングシステム、
２０１…ＤＬＬモジュール、２０２…印刷処理プログラ
ム。
Claims (2)
- 【請求項１】 コンピュータシステムの印刷制御装置に
おいて、 前記コンピユータシステムのハードウェアとアプリケー
ションプログラムの中間に位置し前記システムの動作を
管理するオペレーティングシステムを有するシステム管
理手段と、 このシステム管理手段に組み込みまれ、前記アプリケー
ションプログラムに印刷機能を提供する印刷制御手段と
を具備し、 この印刷制御手段は、 印刷データを印刷設定用のオプション情報にしたがって
編集して出力先プリンタに対応する印刷データを作成す
る印刷処理手段と、 前記アプリケーションプログラムからの呼び出しに応答
してそのアプリケーションプログラムにリンクされ、そ
のアプリケーションプログラムからの印刷データの受
信、および前記オプション情報の指定を利用者に問い合
わせるためのオプション設定画面の表示を行うアプリケ
ーションインターフェース手段と、 前記アプリケーションインターフェース手段を前記印刷
処理手段に連携させ、前記アプリケーションプログラム
からの印刷データおよび前記オプション設定画面上で指
定されたオプション情報を、前記印刷処理手段に引き渡
す通信手段とを含むことを特徴とする印刷処理装置。 - 【請求項２】 コンピュータシステムの印刷処理方法に
おいて、 アプリケーションプログラムからの呼び出しに応答し
て、オペレーティングシステムに組み込まれてる印刷制
御プログラムを実行し、 この印刷制御プログラムの実行によって、印刷設定用の
オプション情報の指定を利用者に問い合わせるためのオ
プション設定画面を表示し、 前記オプション設定画面上で指定されたオプション情報
に従って前記アプリケーションプログラムから転送され
た印刷データを編集して出力先プリンタに対応した印刷
データを作成することを特徴とする印刷処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184863A JPH0744338A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | コンピュータシステムの印刷処理装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184863A JPH0744338A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | コンピュータシステムの印刷処理装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0744338A true JPH0744338A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16160631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5184863A Pending JPH0744338A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | コンピュータシステムの印刷処理装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744338A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6507411B1 (en) | 1998-07-10 | 2003-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing control method and apparatus |
| US6661530B1 (en) | 1997-11-06 | 2003-12-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Print processing apparatus using computer system |
| JP2005196751A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-07-21 | Sharp Corp | プリントサブシステムのデスプーリングバックプレーン |
| CN100458681C (zh) * | 2005-06-21 | 2009-02-04 | 三星电子株式会社 | 打印控制设备及其方法 |
| US7742196B2 (en) | 2004-01-23 | 2010-06-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus and method for processing information |
| JP2012192740A (ja) * | 2002-07-19 | 2012-10-11 | Ricoh Co Ltd | 機器、方法、プログラム、及び記録媒体 |
| JP2014530397A (ja) * | 2011-09-12 | 2014-11-17 | マイクロソフト コーポレーション | アプリケーションとしてのデバイスの提示 |
Citations (3)
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|---|---|---|---|---|
| JPS61103238A (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-21 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 文書処理システムのプリンタの用紙上に印刷される書類イメ−ジを位置付け制御する方法 |
| JPH01314182A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理システム |
| JPH052520A (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-08 | Agency Of Ind Science & Technol | データベースシステム |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5184863A patent/JPH0744338A/ja active Pending
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