JPH0729609B2 - 手押し車の握り部 - Google Patents

手押し車の握り部

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JPH0729609B2
JPH0729609B2 JP3230354A JP23035491A JPH0729609B2 JP H0729609 B2 JPH0729609 B2 JP H0729609B2 JP 3230354 A JP3230354 A JP 3230354A JP 23035491 A JP23035491 A JP 23035491A JP H0729609 B2 JPH0729609 B2 JP H0729609B2
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JP
Japan
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elastic ring
halves
grip
handle
half body
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JPH0565066A (ja
Inventor
栄太郎 西田
Original Assignee
大和産業株式会社
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  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ショッピングカー
ト、荷物用カート及びベビーカー等の手押し車の握り部
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手押し車のハンドルに
は、持った感じを良くするための握り部が被せられてい
る。
【0003】図4に示すように、握り部1は、合成樹脂
等から成る柔軟性を有するパイプ状のもので、手押し車
のハンドル5の杆部6に差し込んで取り付けている。ハ
ンドル5は、手押し車の本体にネジ等の止具を介して取
り付けられている。
【0004】前記握り部1を汚れや破損のために取替え
る場合、手押し車の本体からハンドル5を取り外し、こ
のハンドル5から握り部1を抜き取って、新しい握り部
1をハンドル5の杆部6まで差し込み、手押し車の本体
にこのハンドル5を取り付けていた。従って、握り部1
は、着脱が困難で、取替えに非常に手間がかかってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、ハ
ンドルからの抜き取りや差し込み、手押し車本体からの
ハンドルの取り外し等の手間のかかる作業が不要な、容
易に着脱できる手押し車の握り部を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのためにこの発明の手
押し車の握り部は、ハンドルに被せて接合することによ
りパイプ状となる二つ割れに形成した2個1組の半体
と、これら両半体を把持する略C字状の弾性リングから
成り、弾性リングを両半体の外側の面に面一に嵌合させ
るための窪部をその両端が一方の半体の頂部付近に位置
するように形成し、前記窪部の両端付近に貫通孔を設
け、弾性リングの両端付近に前記貫通孔に係止される係
止突起を設け、さらに弾性リングの一端に小窪部を形成
して弾性リングと前記一方の半体との間に隙間が生じる
ようにしている。
【0007】また、前記係止突起が弾性リングの各端に
おいて間に溝を有して2つずつ形成されたものとしても
よい。
【0008】
【作用】この発明の手押し車の握り部は、2個1組の半
体は、接合・分離することにより容易に取り付け・取り
外しができ、また、略C字状に形成した弾性リングは、
その両端を開くように変形させることにより、容易に取
り付け・取り外しができる。また、両半体に嵌着させた
後の弾性リングは、両端が開いた状態から元の形状に戻
るので、両半体の接合状態はしっかりと保たれる。しか
も、両半体と弾性リングが面一に嵌合するため、手で握
っても違和感がない。さらに、弾性リングは、その両端
付近に設けた係止突起が一方の半体の頂部付近に設けた
貫通孔に係止されるため、確実に取り付けられるととも
に、その一端に小窪部を形成することにより生じた前記
一方の半体との隙間に、ドライバー等を入れて係止突起
を貫通孔から外れるように移動させれば、容易に取り外
すことができる。
【0009】また、前記係止突起が、弾性リングの各端
において間に溝を有して2つずつ形成されていれば、溝
がある分、係止突起を移動させやすくなり、より容易に
取り外すことができるようになる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係る手押し車の握り部を実
施例として示した図面に従って説明する。
【0011】図1に示すように、この実施例の手押し車
の握り部1は、接合時にパイプ状となる、二つ割れとし
た2個1組の半体2、3を形成し、これら両半体2、3
を接合した状態で外側から弾性リング4を嵌めて、両半
体2、3が弾性リング4に把持されるようにしたもので
ある。握り部1は、断面がパイプ状で、全体がコ字状と
成っている。
【0012】半体2は、断面がパイプ状の半分と成って
おり(図1参照)、長手方向の両端部には凸部2aを形
成している。また、半体2には、等間隔に複数の窪部2
bを形成するとともに、半体2の頂部付近の窪部2bの
各端に貫通孔2c、2cを設けている。前記半体2の頂
部には窪部2bを形成していない。
【0013】半体3は、断面がパイプ状の半分と成って
おり(図1参照)、長手方向の両端部には凹部3aを形
成している。また、半体3には、前記半体2と対応する
位置の外周に窪部3bを形成している。
【0014】弾性リング4は、図1及び図3に示すよう
に、合成樹脂等の弾力性を有する材料から成り、略C字
状に形成している。前記弾性リング4の両端付近には、
それぞれ二つずつの係止突起4aと4b、4cと4dを
形成し、これらの間にそれぞれ溝4e、4fを有するよ
うにしている。また、弾性リング4の一端には、小窪部
4gを形成している。
【0015】次に、この発明に係る手押し車の握り部の
組み立て方について説明する。図1に示した両半体2、
3を接合して、弾性リング4を嵌めれば、図2に示すよ
うに、手押し車のハンドル5の杆部6に握り部1を簡単
に取り付けることができる。
【0016】さらに詳しく説明すると、ハンドル5の杆
部6に、上下方向からそれぞれ半体2と半体3を被せる
と、半体2の凸部2aが、半体3の凹部3aと嵌合す
る。すると、半体2の窪部2bと半体3の窪部3bが、
半体2の頂部付近をその両端として連続する(図3参
照)。
【0017】次に、前記窪部2b、3bに弾性リング4
を嵌めれば、図2に示すようにハンドル5に握り部1が
取り付けられる。この時、弾性リング4の両端にそれぞ
れ形成した二つずつの係止突起4aと4b、4cと4d
を、半体2の窪部2bに設けた2個の貫通孔2c、2c
にそれぞれ挿入すると、弾性リング4が握り部1に係止
される。すると、握り部1の表面と弾性リング4の表面
が面一となるので、握り部1の表面に凹凸が生じないた
め、手で握り部1を握っても違和感がない。
【0018】このようにして、組み立てた手押し車の握
り部をハンドル5から取り外すには、弾性リング4の小
窪部4gと半体2との間に生じた隙間に、マイナスのド
ライバー等の先端を入れて、係止突起4a、4bの間の
溝4eが狭くなるように係止突起4aを係止突起4bの
方へ移動させると、弾性リング4の係止突起4a、4b
が、それぞれ半体2の窪部2bの貫通孔2cの一つから
外れる。そして、他方の貫通孔2cの係止突起4c、4
dを外せば、弾性リング4を握り部1から外すことがで
きる。
【0019】その後、半体2と半体3をハンドル5から
取り外せば、手押し車の握り部をハンドル5から取り外
すことができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上述のような構成を有する
ため、取替えに手間がかからず、容易に着脱できる優れ
た手押し車の握り部を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の手押し車の握り部の一実施例を示す
分解斜視図。
【図2】図1に示した握り部をハンドルに取り付けた状
態の斜視図。
【図3】図2に示したA−A線拡大断面図。
【図4】従来の手押し車の握り部を示す斜視図。
【符号の説明】
1 握り部 2 半体 2b 窪部 2c 貫通孔 3 半体 3b 窪部 4 弾性リング 4a 係止突起 4b 係止突起 4c 係止突起 4d 係止突起 4g 小窪部 5 ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルに被せて接合することによりパ
    イプ状となる二つ割れに形成した2個1組の半体と、こ
    れら両半体を把持する略C字状の弾性リングから成り、
    弾性リングを両半体の外側の面に面一に嵌合させるため
    の窪部をその両端が一方の半体の頂部付近に位置するよ
    うに形成し、前記窪部の両端付近に貫通孔を設け、弾性
    リングの両端付近に前記貫通孔に係止される係止突起を
    設け、さらに弾性リングの一端に小窪部を形成して弾性
    リングと前記一方の半体との間に隙間が生じるようにし
    たことを特徴とする手押し車の握り部。
  2. 【請求項2】 係止突起が弾性リングの各端において間
    に溝を有して2つずつ形成されている請求項1記載の手
    押し車の握り部。
JP3230354A 1991-09-10 1991-09-10 手押し車の握り部 Expired - Fee Related JPH0729609B2 (ja)

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JPH0565066A JPH0565066A (ja) 1993-03-19
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JPH0231260Y2 (ja) * 1985-06-14 1990-08-23

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