JPH07209736A - カメラのパトローネ取り出し装置 - Google Patents
カメラのパトローネ取り出し装置Info
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- JPH07209736A JPH07209736A JP6003102A JP310294A JPH07209736A JP H07209736 A JPH07209736 A JP H07209736A JP 6003102 A JP6003102 A JP 6003102A JP 310294 A JP310294 A JP 310294A JP H07209736 A JPH07209736 A JP H07209736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- patrone
- lid
- opening
- camera
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/30—Locating spools or other rotatable holders of coiled film
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/268—Unloading the cartridge from the camera; Loading the cartridge into the camera
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パトローネを不用意に飛び出させない。
【構成】 イジェクトばね28によって上方に付勢され
るパトローネ2をパトローネ室14内に収納する蓋30
の回転軸としてのピン32近傍にクリックカム46を配
設する。このクリックカム46と当接する係止部48を
有するクリックばね50をボディ10上に設ける。スト
ッパ36による蓋30のロックが解除されてパトローネ
2によって蓋30が押し上げられると所定位置でクリッ
クカム46と係止部48とが係合し、蓋30の回転が停
止される。
るパトローネ2をパトローネ室14内に収納する蓋30
の回転軸としてのピン32近傍にクリックカム46を配
設する。このクリックカム46と当接する係止部48を
有するクリックばね50をボディ10上に設ける。スト
ッパ36による蓋30のロックが解除されてパトローネ
2によって蓋30が押し上げられると所定位置でクリッ
クカム46と係止部48とが係合し、蓋30の回転が停
止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送り出し方式の小型パ
トローネを使用するカメラに設置され、フィルムパトロ
ーネの装填及び取り出しのためのパトローネ取り出し装
置に関する。
トローネを使用するカメラに設置され、フィルムパトロ
ーネの装填及び取り出しのためのパトローネ取り出し装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述の装置としては、従来、種々のもの
が提案されている。例えば特開平4−1624号公報
(第1の従来技術)には、ドロップイン方式で装填され
たパトローネを収納する開口部を閉じるパトローネ蓋が
開くのに連動して、パトローネを取り出しやすい位置ま
で移動させる連動機構を有する装置が開示されている。
が提案されている。例えば特開平4−1624号公報
(第1の従来技術)には、ドロップイン方式で装填され
たパトローネを収納する開口部を閉じるパトローネ蓋が
開くのに連動して、パトローネを取り出しやすい位置ま
で移動させる連動機構を有する装置が開示されている。
【0003】また、特開平4−70637号公報(第2
の従来技術)には、ばねによって付勢されたパトローネ
蓋の開動作を遅延させ、出口方向に付勢されたカム機構
によってパトローネを押し出す装置が開示されている。
の従来技術)には、ばねによって付勢されたパトローネ
蓋の開動作を遅延させ、出口方向に付勢されたカム機構
によってパトローネを押し出す装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来技
術では、連動機構の構成が複雑でコストが高く、設置ス
ペースも大きくなる。第2の従来技術では、パトローネ
蓋の開動作を遅延させているためにパトローネの取り出
しに時間がかかる。また第1の従来技術と同様に構成が
複雑でコストが高い。
術では、連動機構の構成が複雑でコストが高く、設置ス
ペースも大きくなる。第2の従来技術では、パトローネ
蓋の開動作を遅延させているためにパトローネの取り出
しに時間がかかる。また第1の従来技術と同様に構成が
複雑でコストが高い。
【0005】本発明の目的は、機構が簡単でコストが低
く、パトローネが不用意に飛び出して落下することがな
く容易にパトローネを取り出し得るパトローネ取り出し
装置を提供することにある。
く、パトローネが不用意に飛び出して落下することがな
く容易にパトローネを取り出し得るパトローネ取り出し
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】パトローネをパトローネ
室開口部に落とし込むことにより装填するカメラのパト
ローネ取り出し装置において、パトローネの装填時又は
取り出し時にパトローネ室開口を開放する開放位置と該
パトローネ室開口を塞ぐ遮蔽位置とに移動可能なパトロ
ーネ蓋と、装填されたパトローネを上記パトローネ室開
口部からカメラ外へ出る方向に付勢する付勢手段と、遮
蔽位置で上記パトローネ蓋を係止して、上記パトローネ
が上記パトローネ室開口から外へ出ないようにする係止
手段と、上記係止手段が解除されて上記付勢手段の付勢
力によって上記パトローネが上記パトローネ蓋を押し開
けた際に、該パトローネ蓋を上記開放位置と上記遮蔽位
置との間の所定の位置に保持する保持手段と、を具備し
たことを特徴とするカメラのパトローネ取り出し装置。
室開口部に落とし込むことにより装填するカメラのパト
ローネ取り出し装置において、パトローネの装填時又は
取り出し時にパトローネ室開口を開放する開放位置と該
パトローネ室開口を塞ぐ遮蔽位置とに移動可能なパトロ
ーネ蓋と、装填されたパトローネを上記パトローネ室開
口部からカメラ外へ出る方向に付勢する付勢手段と、遮
蔽位置で上記パトローネ蓋を係止して、上記パトローネ
が上記パトローネ室開口から外へ出ないようにする係止
手段と、上記係止手段が解除されて上記付勢手段の付勢
力によって上記パトローネが上記パトローネ蓋を押し開
けた際に、該パトローネ蓋を上記開放位置と上記遮蔽位
置との間の所定の位置に保持する保持手段と、を具備し
たことを特徴とするカメラのパトローネ取り出し装置。
【0007】
【作用】付勢手段による外方向への付勢力に逆らってパ
トローネが開口部に落とし込まれることにより装填され
たのち、パトローネ蓋が遮蔽位置にもたらされ、開口部
が塞がれる。この状態でパトローネ蓋は係止手段によっ
て遮蔽位置に係止され、パトローネが開口部から飛び出
すのを防止する。係止手段による係止が解除されると、
付勢手段による付勢力によってパトローネが外方向へ変
位し、パトローネ蓋が押し開けられる。パトローネ蓋
は、遮蔽位置から開放位置に至る前に保持手段によって
所定位置に保持され、これによってパトローネが開口部
の外に飛び出すのを防止される。
トローネが開口部に落とし込まれることにより装填され
たのち、パトローネ蓋が遮蔽位置にもたらされ、開口部
が塞がれる。この状態でパトローネ蓋は係止手段によっ
て遮蔽位置に係止され、パトローネが開口部から飛び出
すのを防止する。係止手段による係止が解除されると、
付勢手段による付勢力によってパトローネが外方向へ変
位し、パトローネ蓋が押し開けられる。パトローネ蓋
は、遮蔽位置から開放位置に至る前に保持手段によって
所定位置に保持され、これによってパトローネが開口部
の外に飛び出すのを防止される。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明によるパト
ローネ取り出し装置の一実施例を説明する。図1におい
て符号2は、フィルムを収納した小型パトローネを示
す。このパトローネ2内には、フィルムを巻きつけかつ
フィルムを送り出し巻き込むための図示しないスプール
が配設されている。このスプールの両端には、スプール
連結部4が形成されている。このスプール連結部4の内
周には、この連結部4の中心軸側に突出し垂直方向に延
在した2個の係合片6を備えている。
ローネ取り出し装置の一実施例を説明する。図1におい
て符号2は、フィルムを収納した小型パトローネを示
す。このパトローネ2内には、フィルムを巻きつけかつ
フィルムを送り出し巻き込むための図示しないスプール
が配設されている。このスプールの両端には、スプール
連結部4が形成されている。このスプール連結部4の内
周には、この連結部4の中心軸側に突出し垂直方向に延
在した2個の係合片6を備えている。
【0009】一方、図2に示すように、カメラ8はカメ
ラボディ(以下、単に「ボディ」と称する)10,12
を備えている。ボディ10にはパトローネ2を収納する
パトローネ室14が形成されている。このパトローネ室
14の底面には円形の開口が形成されており、この開口
からは駆動フォーク16が突出している。この駆動フォ
ーク16は、フォーク部材18を有している。このフォ
ーク部材18の先端部はスプール連結部4に嵌合して係
合片6に係合する。
ラボディ(以下、単に「ボディ」と称する)10,12
を備えている。ボディ10にはパトローネ2を収納する
パトローネ室14が形成されている。このパトローネ室
14の底面には円形の開口が形成されており、この開口
からは駆動フォーク16が突出している。この駆動フォ
ーク16は、フォーク部材18を有している。このフォ
ーク部材18の先端部はスプール連結部4に嵌合して係
合片6に係合する。
【0010】このフォーク部材18は、ギア20の上面
に固着されたハウジング22内に、ギア20の回転と共
に回転するように配設されている。このハウジング22
内には、ばね24が設置されており、フォーク部材18
を上方に付勢している。ギア20はボディ10の底壁の
下方で図示しないフィルム供給機構に連結されている。
駆動フォーク16の外周部には、ボディ10に引掛け固
定された固定部26を有するイジェクトばね28が配置
されている。このイジェクトばね28は、パトローネ2
を外方向へ付勢する付勢手段として機能する。
に固着されたハウジング22内に、ギア20の回転と共
に回転するように配設されている。このハウジング22
内には、ばね24が設置されており、フォーク部材18
を上方に付勢している。ギア20はボディ10の底壁の
下方で図示しないフィルム供給機構に連結されている。
駆動フォーク16の外周部には、ボディ10に引掛け固
定された固定部26を有するイジェクトばね28が配置
されている。このイジェクトばね28は、パトローネ2
を外方向へ付勢する付勢手段として機能する。
【0011】パトローネ室14の上方には、パトローネ
室14を開閉する蓋30が配置されている。この蓋30
は、図2に示すような閉位置としての第1の位置と図4
に示すような開位置としての第2の位置との間で回転可
能となるように回転中心としてのピン32によってボデ
ィ10に支持されている。
室14を開閉する蓋30が配置されている。この蓋30
は、図2に示すような閉位置としての第1の位置と図4
に示すような開位置としての第2の位置との間で回転可
能となるように回転中心としてのピン32によってボデ
ィ10に支持されている。
【0012】この蓋30の先端部中央には、図1及び図
2に示すように、フック状の係止爪34が形成されてい
る。この係止爪34の下面は湾曲面35を構成してい
る。蓋30が図2に示すように第1の位置にある状態に
おいて係止爪34に対向する位置には、ストッパ36が
配置されている。このストッパ36は、ボディ10に形
成された水平孔内にスライド可能に配設されている。こ
のストッパ36の先端部には斜面38が形成されてお
り、係止爪34の湾曲面35と滑らかに摺動可能となっ
ている。
2に示すように、フック状の係止爪34が形成されてい
る。この係止爪34の下面は湾曲面35を構成してい
る。蓋30が図2に示すように第1の位置にある状態に
おいて係止爪34に対向する位置には、ストッパ36が
配置されている。このストッパ36は、ボディ10に形
成された水平孔内にスライド可能に配設されている。こ
のストッパ36の先端部には斜面38が形成されてお
り、係止爪34の湾曲面35と滑らかに摺動可能となっ
ている。
【0013】このストッパ36の上面には操作突起40
が形成されている。この操作突起40は、ボディ10の
上壁に形成された開口42を介して外部に突出してお
り、この結果図3に示すように使用者の指は操作突起4
0に接触することができ、ストッパ36をスライド移動
させることができる。このストッパ36の基端部側には
押圧ばね44が配設されている。この押圧ばね44によ
って、ストッパ36は図2に示すようにその先端部が常
に係止爪34と接触し得るように付勢されている。これ
らストッパ36と押圧ばね44とは、係止手段として機
能する。
が形成されている。この操作突起40は、ボディ10の
上壁に形成された開口42を介して外部に突出してお
り、この結果図3に示すように使用者の指は操作突起4
0に接触することができ、ストッパ36をスライド移動
させることができる。このストッパ36の基端部側には
押圧ばね44が配設されている。この押圧ばね44によ
って、ストッパ36は図2に示すようにその先端部が常
に係止爪34と接触し得るように付勢されている。これ
らストッパ36と押圧ばね44とは、係止手段として機
能する。
【0014】蓋30の基端部には、ピン32に関してカ
ム面を有するクリックカム46が一体的に形成されてい
る。ボディ10の上面には、弾性手段としてのクリック
ばね50がビス等で固着されている。このクリックばね
50の付勢力は、イジェクトばね28の力量よりも大き
く設定されている。このクリックばね50の先端部に
は、このばね50を湾曲させることにより上方に突出し
た係止部48が形成されている。この係止部48は、突
起手段或いは阻止手段としての役目を果たしており、蓋
30を開閉動作した場合にクリックカム46と接触す
る。このクリックばね50の係止部48とクリックカム
46とが接触した場合には、蓋30は所定の位置、例え
ば図3に示す第3の位置で停止する。これらクリックカ
ム46及びクリックばね50はクリック機構を構成して
おり、保持手段及び停止手段として機能する。
ム面を有するクリックカム46が一体的に形成されてい
る。ボディ10の上面には、弾性手段としてのクリック
ばね50がビス等で固着されている。このクリックばね
50の付勢力は、イジェクトばね28の力量よりも大き
く設定されている。このクリックばね50の先端部に
は、このばね50を湾曲させることにより上方に突出し
た係止部48が形成されている。この係止部48は、突
起手段或いは阻止手段としての役目を果たしており、蓋
30を開閉動作した場合にクリックカム46と接触す
る。このクリックばね50の係止部48とクリックカム
46とが接触した場合には、蓋30は所定の位置、例え
ば図3に示す第3の位置で停止する。これらクリックカ
ム46及びクリックばね50はクリック機構を構成して
おり、保持手段及び停止手段として機能する。
【0015】クリックばね50は金属やプラスチック類
の板ばねでも良いが、ボディ10,12と一体的に形成
され、弾性変形できる形状で構成されても良いのはもち
ろんである。
の板ばねでも良いが、ボディ10,12と一体的に形成
され、弾性変形できる形状で構成されても良いのはもち
ろんである。
【0016】この様に構成された本実施例のパトローネ
取り出し装置の作用を以下に説明する。図2はパトロー
ネ2がパトローネ室14に装填されている状態を示す。
パトローネ2は上方から下方に向けていわゆるドロップ
イン方式でパトローネ室14に装填される。パトローネ
2の下部に配設されたスプール連結部4には、駆動フォ
ーク16のフォーク部材18が嵌合し、ギア20からの
駆動力により回転しフィルムを送り出しおよび巻き込
む。
取り出し装置の作用を以下に説明する。図2はパトロー
ネ2がパトローネ室14に装填されている状態を示す。
パトローネ2は上方から下方に向けていわゆるドロップ
イン方式でパトローネ室14に装填される。パトローネ
2の下部に配設されたスプール連結部4には、駆動フォ
ーク16のフォーク部材18が嵌合し、ギア20からの
駆動力により回転しフィルムを送り出しおよび巻き込
む。
【0017】イジェクトばね28は最も縮んだ状態とな
っている。パトローネ2はイジェクトばね28により上
方に押され蓋30に押し上げる力を与えている。ストッ
パ36は押圧ばね44の力量によって図中右側に付勢さ
れており、かくしてストッパ36の先端部が蓋30の係
止爪34と係合した状態が保たれている。この結果、蓋
30は図2に示す第1の位置に保持されている。このと
き、蓋30のクリックカム46は、クリックばね50の
係止部48からは離れているため、蓋30はクリックば
ね50による係止力を受けていない。
っている。パトローネ2はイジェクトばね28により上
方に押され蓋30に押し上げる力を与えている。ストッ
パ36は押圧ばね44の力量によって図中右側に付勢さ
れており、かくしてストッパ36の先端部が蓋30の係
止爪34と係合した状態が保たれている。この結果、蓋
30は図2に示す第1の位置に保持されている。このと
き、蓋30のクリックカム46は、クリックばね50の
係止部48からは離れているため、蓋30はクリックば
ね50による係止力を受けていない。
【0018】使用者が撮影が終了し、撮影後のフィルム
がパトローネ2内に完全に巻き込まれた後にパトローネ
2を取り出す動作を図3及び図4を用いて説明する。ま
ず、指でストッパ36の操作突起40を押圧ばね44の
付勢力に抗して図中左側にスライドさせる。ストッパ3
6の先端部は蓋30の係止爪34から外れる。
がパトローネ2内に完全に巻き込まれた後にパトローネ
2を取り出す動作を図3及び図4を用いて説明する。ま
ず、指でストッパ36の操作突起40を押圧ばね44の
付勢力に抗して図中左側にスライドさせる。ストッパ3
6の先端部は蓋30の係止爪34から外れる。
【0019】係止が外れると、パトローネ2はイジェク
トばね28により上方に押し出され、蓋30を押し上げ
る。蓋30のクリックカム46は図中時計回りに回転
し、クリックばね50の係止部48に接触する。クリッ
クばね50のばね力がイジェクトばね28の力に勝るた
め、クリックカム46と係止部48との接触により蓋3
0の開動作は停止し、蓋30は図3に示す第3の位置に
保持される。この結果、イジェクトばね28の付勢力に
よってパトローネ室14から飛び出そうとするパトロー
ネ2は、開動作を停止して第3の位置にある蓋30によ
って上方への移動が停止される。クリックばね50とイ
ジェクトばね28の力がつり合うと、図3に示すような
状態となる。
トばね28により上方に押し出され、蓋30を押し上げ
る。蓋30のクリックカム46は図中時計回りに回転
し、クリックばね50の係止部48に接触する。クリッ
クばね50のばね力がイジェクトばね28の力に勝るた
め、クリックカム46と係止部48との接触により蓋3
0の開動作は停止し、蓋30は図3に示す第3の位置に
保持される。この結果、イジェクトばね28の付勢力に
よってパトローネ室14から飛び出そうとするパトロー
ネ2は、開動作を停止して第3の位置にある蓋30によ
って上方への移動が停止される。クリックばね50とイ
ジェクトばね28の力がつり合うと、図3に示すような
状態となる。
【0020】次に図4に示すように、蓋30をクリック
ばね50に抗して手で開けて開位置としての第2の位置
に蓋30をもたらすことにより蓋30のクリックカム4
6は係止部48を乗り越える。蓋30が開くことによ
り、パトローネ2はイジェクトばね28によりさらに上
方に押し出される。次にパトローネ室14上面より出た
パトローネ2を指で掴むことによって取出す。
ばね50に抗して手で開けて開位置としての第2の位置
に蓋30をもたらすことにより蓋30のクリックカム4
6は係止部48を乗り越える。蓋30が開くことによ
り、パトローネ2はイジェクトばね28によりさらに上
方に押し出される。次にパトローネ室14上面より出た
パトローネ2を指で掴むことによって取出す。
【0021】パトローネを入れる時は、上述の動作と逆
の動作である。即ち、図4に示すように蓋30が開いて
いる状態でパトローネ2をドロップインし、イジェクト
ばね28に抗して蓋30を閉め、パトローネ2を押し下
げる。蓋30の係止爪34の湾曲面35がストッパ36
の先端部に形成された斜面38に当接し、ストッパ36
を押圧ばね44に抗してスライドさせる。係止爪34が
ストッパ36の先端部を乗り越えると、押圧ばね44に
よりストッパ36は再び図中右側に戻され、ストッパ3
6の先端部が係止爪34を係止し、蓋30は閉状態にロ
ックされる。
の動作である。即ち、図4に示すように蓋30が開いて
いる状態でパトローネ2をドロップインし、イジェクト
ばね28に抗して蓋30を閉め、パトローネ2を押し下
げる。蓋30の係止爪34の湾曲面35がストッパ36
の先端部に形成された斜面38に当接し、ストッパ36
を押圧ばね44に抗してスライドさせる。係止爪34が
ストッパ36の先端部を乗り越えると、押圧ばね44に
よりストッパ36は再び図中右側に戻され、ストッパ3
6の先端部が係止爪34を係止し、蓋30は閉状態にロ
ックされる。
【0022】蓋30を係止するための係止ボタンは実施
例に限ったことではなく同様機能を果たす別の手段で可
である。また、蓋30を係止するためのクリック手段は
板ばね形式でよくボールと溝等同様の作用が得られれば
良いことはもちろんである。
例に限ったことではなく同様機能を果たす別の手段で可
である。また、蓋30を係止するためのクリック手段は
板ばね形式でよくボールと溝等同様の作用が得られれば
良いことはもちろんである。
【0023】さらに本発明によるパトローネ取り出し装
置を以下のように構成しても良い。即ち、 (1) パトローネをパトローネ室開口部に落とし込む
ことにより装填するカメラのパトローネ取り出し装置に
おいて、パトローネの装填時又は取り出し時にパトロー
ネ室開口を開放する開放位置と該パトローネ室開口を塞
ぐ遮蔽位置とに移動可能なパトローネ蓋と、装填された
パトローネを上記パトローネ室開口部からカメラ外へ出
る方向に付勢する付勢手段と、遮蔽位置で上記パトロー
ネ蓋を係止して、上記パトローネが上記パトローネ室開
口から外へ出ないようにする係止手段と、上記係止手段
が解除されて上記付勢手段に付勢力によって上記パトロ
ーネが上記パトローネ蓋を押し開けた際に、該パトロー
ネ蓋を上記開放位置と上記遮蔽位置との間の所定の位置
に停止させる停止手段と、を具備したことを特徴とする
カメラのパトローネ取り出し装置としてもよい。
置を以下のように構成しても良い。即ち、 (1) パトローネをパトローネ室開口部に落とし込む
ことにより装填するカメラのパトローネ取り出し装置に
おいて、パトローネの装填時又は取り出し時にパトロー
ネ室開口を開放する開放位置と該パトローネ室開口を塞
ぐ遮蔽位置とに移動可能なパトローネ蓋と、装填された
パトローネを上記パトローネ室開口部からカメラ外へ出
る方向に付勢する付勢手段と、遮蔽位置で上記パトロー
ネ蓋を係止して、上記パトローネが上記パトローネ室開
口から外へ出ないようにする係止手段と、上記係止手段
が解除されて上記付勢手段に付勢力によって上記パトロ
ーネが上記パトローネ蓋を押し開けた際に、該パトロー
ネ蓋を上記開放位置と上記遮蔽位置との間の所定の位置
に停止させる停止手段と、を具備したことを特徴とする
カメラのパトローネ取り出し装置としてもよい。
【0024】(2)上記保持手段は、上記パトローネ蓋
の回動とともに回転する突起手段と、上記突起手段の回
転を弾性変形して阻止する弾性手段とからなることを特
徴とする(1)記載のカメラのパトローネ取り出し装置
としてもよい。
の回動とともに回転する突起手段と、上記突起手段の回
転を弾性変形して阻止する弾性手段とからなることを特
徴とする(1)記載のカメラのパトローネ取り出し装置
としてもよい。
【0025】(3)上記突起手段は、上記パトローネ蓋
の回動中心を共有していることを特徴とする(2)記載
のカメラのパトローネ取り出し装置としてもよい。 (4)上記突起手段の先端部は、カム状になっているこ
とを特徴とする(2)又は(3)記載のカメラのパトロ
ーネ取り出し装置としてもよい。
の回動中心を共有していることを特徴とする(2)記載
のカメラのパトローネ取り出し装置としてもよい。 (4)上記突起手段の先端部は、カム状になっているこ
とを特徴とする(2)又は(3)記載のカメラのパトロ
ーネ取り出し装置としてもよい。
【0026】(5)上記弾性手段は、上記突起部が所定
の位置で乗越えることが可能な係止部を有する弾性部材
であることを特徴とする(2)記載のカメラのパトロー
ネ取り出し装置としてもよい。
の位置で乗越えることが可能な係止部を有する弾性部材
であることを特徴とする(2)記載のカメラのパトロー
ネ取り出し装置としてもよい。
【0027】(6)上記突起手段の先端部はカム状にな
っていて、上記摩擦手段は、上記カム状部が所定の位置
で乗越えることが可能な係止部を有する弾性部材である
ことを特徴とする(2)記載のカメラのパトローネ取り
出し装置としてもよい。
っていて、上記摩擦手段は、上記カム状部が所定の位置
で乗越えることが可能な係止部を有する弾性部材である
ことを特徴とする(2)記載のカメラのパトローネ取り
出し装置としてもよい。
【0028】(7)上記停止手段は、上記パトローネ蓋
の回転軸近くに設けたカムとばねとによるクリック機構
であることを特徴とする(1)記載のカメラのパトロー
ネ取り出し装置としてもよい。
の回転軸近くに設けたカムとばねとによるクリック機構
であることを特徴とする(1)記載のカメラのパトロー
ネ取り出し装置としてもよい。
【0029】
【発明の効果】ドロップイン方式の小型送り出しパトロ
ーネの取り出しにおいてイジェクトばねによりパトロー
ネ蓋を開けた時に不要用にパトローネが飛び出し落とし
てしまうことや、パトローネが出張らずに取り出せない
等の不具合が解決できる。
ーネの取り出しにおいてイジェクトばねによりパトロー
ネ蓋を開けた時に不要用にパトローネが飛び出し落とし
てしまうことや、パトローネが出張らずに取り出せない
等の不具合が解決できる。
【図1】本発明によるパトローネ取り出し装置の一実施
例を部分的に示す分解斜視図。
例を部分的に示す分解斜視図。
【図2】図1に示す装置の断面図であり、パトローネ蓋
が第1の位置にあるときの状態を示す図。
が第1の位置にあるときの状態を示す図。
【図3】図1に示す装置の断面図であり、パトローネ蓋
が第3の位置にあるときの状態を示す図。
が第3の位置にあるときの状態を示す図。
【図4】図1に示す装置の断面図であり、パトローネ蓋
が第2の位置にあるときの状態を示す図。
が第2の位置にあるときの状態を示す図。
2…パトローネ、10,12…カメラボディ、14…パ
トローネ室、16…駆動フォーク、28…イジェクトば
ね、30…蓋、34…係止爪、36…ストッパ、40…
操作突起、44…押圧ばね、46…クリックカム、48
…係止部、50…クリックばね。
トローネ室、16…駆動フォーク、28…イジェクトば
ね、30…蓋、34…係止爪、36…ストッパ、40…
操作突起、44…押圧ばね、46…クリックカム、48
…係止部、50…クリックばね。
Claims (2)
- 【請求項1】 パトローネをパトローネ室開口部に落と
し込むことにより装填するカメラのパトローネ取り出し
装置において、 パトローネの装填時又は取り出し時にパトローネ室開口
を開放する開放位置と該パトローネ室開口を塞ぐ遮蔽位
置とに移動可能なパトローネ蓋と、 装填されたパトローネを上記パトローネ室開口部からカ
メラ外へ出る方向に付勢する付勢手段と、 遮蔽位置で上記パトローネ蓋を係止して、上記パトロー
ネが上記パトローネ室開口から外へ出るないようにする
係止手段と、 上記係止手段が解除されて上記付勢手段の付勢力によっ
て上記パトローネが上記パトローネ蓋を押し開けた際
に、該パトローネ蓋を上記開放位置と上記遮蔽位置との
間の所定の位置に保持する保持手段と、を具備したこと
を特徴とするカメラのパトローネ取り出し装置。 - 【請求項2】 上記保持手段は、上記パトローネ蓋の回
動とともに回転する突起手段と、上記突起手段の回転を
阻止する阻止手段とからなることを特徴とする第1項記
載のカメラのパトローネ取り出し装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003102A JPH07209736A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | カメラのパトローネ取り出し装置 |
US08/622,951 US5678110A (en) | 1994-01-17 | 1996-03-27 | Cartridge loading chamber of camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6003102A JPH07209736A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | カメラのパトローネ取り出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07209736A true JPH07209736A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11547992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6003102A Pending JPH07209736A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | カメラのパトローネ取り出し装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5678110A (ja) |
JP (1) | JPH07209736A (ja) |
Families Citing this family (6)
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---|---|---|---|---|
JPH095861A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-10 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
JPH09274236A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラ |
JPH10206944A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-07 | Asahi Optical Co Ltd | ストロボ内蔵カメラ |
US5933672A (en) * | 1998-03-02 | 1999-08-03 | Sinpo Optical Co., Ltd. | Locking mechanism for a film compartment door |
JP3070330U (ja) * | 2000-01-17 | 2000-07-28 | 船井電機株式会社 | バッテリ収納装置 |
US9508965B1 (en) * | 2015-06-16 | 2016-11-29 | Chengdu Ck Technology Co., Ltd. | Housing structure with battery cover |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3543664A (en) * | 1967-05-19 | 1970-12-01 | Agfa Gevaert Ag | Photographic camera with ejector for film magazines |
JPS5725214Y2 (ja) * | 1976-05-28 | 1982-06-01 | ||
US4332453A (en) * | 1981-05-06 | 1982-06-01 | Eastman Kodak Company | Film loading apparatus |
US4339193A (en) * | 1981-05-06 | 1982-07-13 | Eastman Kodak Company | Camera door and body construction |
DE3530916C2 (de) * | 1984-09-03 | 2001-05-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | Kamera |
US5255034A (en) * | 1989-12-05 | 1993-10-19 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera having an automatic film loading mechanism |
US5258793A (en) * | 1990-04-06 | 1993-11-02 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Structure of cartridge chamber and cover of a camera |
JP2844864B2 (ja) * | 1990-07-06 | 1999-01-13 | ミノルタ株式会社 | フィルムカートリッジ用カメラ |
US5307101A (en) * | 1990-04-16 | 1994-04-26 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera using film cartridge |
JPH041624A (ja) * | 1990-04-18 | 1992-01-07 | Canon Inc | カメラ |
US5179402A (en) * | 1990-07-27 | 1993-01-12 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photographic film cassette and camera using the same |
JP2693024B2 (ja) * | 1990-08-01 | 1997-12-17 | キヤノン株式会社 | カメラ |
US5323201A (en) * | 1993-06-04 | 1994-06-21 | Eastman Kodak Company | Cassette ejecting apparatus |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP6003102A patent/JPH07209736A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-27 US US08/622,951 patent/US5678110A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5678110A (en) | 1997-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |