JPH07178693A - ロボットにおけるケーブル保持構造 - Google Patents

ロボットにおけるケーブル保持構造

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JPH07178693A
JPH07178693A JP32798393A JP32798393A JPH07178693A JP H07178693 A JPH07178693 A JP H07178693A JP 32798393 A JP32798393 A JP 32798393A JP 32798393 A JP32798393 A JP 32798393A JP H07178693 A JPH07178693 A JP H07178693A
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JP
Japan
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wrist
cable
arm
holder
robot
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JP32798393A
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English (en)
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Ichiro Asada
一郎 浅田
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Mishima Kosan Co Ltd
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Mishima Kosan Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0025Means for supplying energy to the end effector

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットアームからその手首までのケーブル
の配線保持において、手首の動作への追従性がよくしか
もケーブルの表面損耗等もない保持構造を提供するこ
と。 【構成】 ロボットアームの先端に備える手首の軸線に
ほぼ平行な平面内で回動する2個のホルダを互いに間隔
をおいて回動中心を挟んで配置し、これらのホルダを手
首の軸線に対してほぼ直交する回転軸線を持つ一次軸受
と、この一次軸受に連接されその軸線とほぼ直交する回
転軸線を持つ二次軸受と、この二次軸受の内輪側に環状
に配列されケーブルの抜き差し方向に転動自在なガイド
ローラとから構成し、手首の近傍の2か所においてケー
ブルを三次元の動きが可能なホルダによって保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の産業用のロボッ
トにおいてアーム手首と信号用のケーブルとの干渉を無
くして速やかに手首が動作できるようにしたケーブルの
保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接用スポットガンや各種の工具類を備
えた産業用ロボットでは、ロボットアームと工具との間
に動力用電気ケーブルや信号用電気ケーブル,冷却水ホ
ース,動力用エアホース等の配線や配管を設けることが
必要である。
【0003】このような配線においては、ロボットアー
ムの先端の出力軸がその軸線周りに360°に近い可動
範囲を持つので、ロボットとその他の周辺装置との間で
の配線及び配管が干渉しないようにすることが一つの課
題となる。
【0004】また、工具はアームの先端のロボットの手
首に装着され、この手首も複雑に動き回るので、ケーブ
ルが手首に干渉しないようにしてその表面被膜の摩滅を
防ぐことが必要である。
【0005】ケーブルのアームや手首との干渉を防ぎ手
首や工具の動きに追従してこのケーブルを保持するもの
として、たとえば実開平1−69330号公報に記載さ
れたものがある。
【0006】これは、ロボットのアーム周りに同軸上で
旋回動作する保持具を設けると共にこの保持具にアーム
から見て半径方向に回転軸線を持つ回転部材を装着し、
ケーブルをこの回転部材の先端に通すという構成であ
る。このような回転機構を利用すれば、手首が複雑な動
きをしても、ケーブルはこれに追従しながら動き周りア
ームに沿う姿勢を維持することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、保持具は手
首に近い位置ではあるもののロボットのアーム側に設置
されているので、アームの動きには比較的良好に追従す
るが、手首の動作についてはこれがアームとは無縁であ
ることから必ずしも手首に倣うような動きはできない。
このため、手首の姿勢や動作方向によっては、ケーブル
がこれに干渉してしまうことになり、その表面被膜の摩
滅は避けられない。
【0008】また、手首に対する追従性が十分でない
と、手首の姿勢によってケーブルが引かれてしまったり
手首やアームに絡み付くことが多い。このような状態が
繰り返されると、ケーブルに対する張力が大きくなり、
コネクタが外れてしまう等の原因ともなる。
【0009】更に、アームや手首との接触やケーブルへ
の過大な張力の負荷を無くすには、ケーブルをアームに
対して弛めた状態に配線することで対応できる。しかし
ながら、アームが速い速度で回転したり旋回動作すると
き、ケーブルはそれ自身の慣性によて大きく振り回さ
れ、コネクタの損傷や他の装置との干渉による事故を招
きやすい。
【0010】このように、従来のケーブル保持装置で
は、アームや手首の動作に対する追従性が未だ十分でな
く、ケーブルやコネクタの損傷だけでなく、ロボットに
よる作業にも大きな影響を与えている。
【0011】本発明において解決すべき課題は、ロボッ
トアームやその手首の動きに倣ったケーブルの動作を可
能とするケーブル保持具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、アームの軸線
に対して三次元的に姿勢を変える手首を備え、該手首に
装備する工具へのケーブルを前記アームから手首に沿っ
て配線したロボットにおいて、前記手首に、前記ケーブ
ルが差し込まれる環状のホルダを連接し、前記ホルダ
は、その内周に前記ケーブルの抜き差し方向に転動自在
な複数のガイドローラを備えてなることを特徴とする。
【0013】ホルダは、その軸線周りに回転可能とする
のに加えて、その芯を通る半径方向周りに旋回可能とす
ることができる。また、芯を通る半径方向周りに旋回可
能とする構成を加えることもでき、手首に対してホルダ
の芯の位置を回転変位可能な構成とすることもできる。
【0014】
【作用】ホルダの内周にケーブルが抜き差しされるとき
にこれに接触して転動するガイドローラを環状に配列す
ることによって、ケーブルが動くときにその正面に発生
する摺動抵抗を低く抑えることができ、円滑な操作とケ
ーブル表面の損傷の防止が可能となる。
【0015】また、ホルダ自身をその芯周りに回転自在
としたり、半径方向周りに回転自在としたりすること
で、ケーブルの捩じれや向きの変化に対して自在に姿勢
を変えることができ、更にホルダの芯の位置を手首にち
して回転変位可能とすることで、三次元的な動作が可能
となり、ケーブルの複雑な動きに追従させることができ
る。
【0016】また、2個のホルダを備えてこれらを適切
な間隔をおいて配置した場合でも、2個のホルダはこれ
らの間に位置する回動中心の周りで回転することによっ
て手首に対して同時に位置を変え、ガイドローラが囲む
空間を三次元的に動かすことができる。このため、ガイ
ドローラの環状列の中に差し込んだケーブルは、手首の
動きに追従しながら2個のホルダによって保持される。
【0017】ケーブルは間隔を置いたホルダの中に差し
込まれるので、手首の折れ曲がり動作や軸線周りでの捩
じれ動作に対して、ケーブルはホルダによって2点で拘
束される。そして、この拘束点どうしの距離すなわちホ
ルダ間の間隔を適切にしておけば、ケーブルが鋭角状に
曲がるようなことのない動きが可能となる。また、ケー
ブルはガイドローラに接触するだけなので、頻繁なケー
ブルの動きがあってもその表面の損耗が防止される。
【0018】
【実施例】図1は本発明のケーブル保持装置を備えたロ
ボットアームの要部を示す平面図、図2は図1のA−A
線矢視方向に見た図であって手首の向きを変えて示す要
部の側面図である。
【0019】図において、ロボットのフレーム1に保持
され上下,左右方向及び軸線周りの旋回を可能としたア
ーム2の先端に、三次元的な動きを可能とした手首3が
連接されている。この手首3の先端には各種のツール
(図示せず)が装着され、コントローラからのケーブル
(後述)がこのツールに接続される。
【0020】手首3の周面にはアーム2及びこの手首3
の動きに合わせてケーブルを追従動作させるための保持
ユニット4を設ける。この保持ユニット4はブラケット
4aによって手首3に連結されたものであり、図3に図
1における方向に見たときの切欠図及び図4に図3の底
面図をそれぞれ示す。
【0021】保持ユニット4は、ブラケット4aの先端
に備えた軸受ブロック5,この軸受ブロック5の半径方
向に対向して設けた2本のロッド6a,6b及びこれら
のロッド6a,6bの先端にそれぞれ設けた2個のホル
ダ7,8とから構成されたものである。
【0022】図5はホルダ7を軸線方向に見た一部切欠
図、図6は図5の切欠平面図、図7は図6のB−B線矢
視による切欠図、図8は図7のC−C線矢視による断面
図である。
【0023】ホルダ7は、ロッド6aに連結される転が
りの一次軸受7a,この一次軸受7aの内輪7a−1に
嵌め込み固定されたベース7b,このベース7bに固定
した転がりの二次軸受7c,この二次軸受の内輪7c−
1に連結したマウントプレート7d及びこのマウントプ
レート7dに保持されたガイドローラ7eを備えたもの
である。ガイドローラ7eは、図5に示すように、マウ
ントプレート7dの内周側で環状に複数配列され、手首
3が動き回るときにケーブルが接触したときに自由に転
動可能としたものである。
【0024】このようなホルダ7では、図6においてベ
ース7bはその中心周りに旋回可能であり、このベース
7bに固定した二次軸受7cによってマウントプレート
7dは図5においてその中心周りに旋回する。したがっ
て、マウントプレート7dによって保持されたガイドー
ローラ7eの環状列は、図5においてその姿勢を三次元
的に変えることができる。
【0025】なお、他方のホルダ8も全く同様の構造で
あり、ケーブルの姿勢の変化に対するその動きも同じで
あり、先に説明したホルダ7と同じ部材については符番
8a〜8eで図5において( )内に示している。
【0026】図9は手首3の動きによる保持ユニット4
の動作を示す図であって、図2と同じ方向から見た側面
図である。
【0027】同図の(a)は手首3がアーム2と同軸上
にある状態であり、ホルダ7,8のベース7b,8bの
中心を結ぶ線分はこれらの手首3とアーム2の軸線と平
行配置となっている。そして、同図(c)のように手首
3がその先端を斜め下方に向けると、ブラケット4aに
よって保持されている軸受ブロック5の手首3に対する
位置は変わらず、ロッド6a,6bがその姿勢を変えて
これらの先端のホルダ7,8の位置が変更される。この
とき、ロッド6a,6bに連結した一次軸受7a,8a
に負荷が加わらないときには、同図(a)のような姿勢
を保つが、外力や急激な旋回の慣性に応じて、二次軸受
7c,8cはベース7b,8bの回転によってその姿勢
を変える。
【0028】また、手首3が図2に示すように上向きに
姿勢を変えるときでも、図示のようにホルダ7,8の位
置が変更される。更に、手首3がその軸線周りに回動し
てアーム2の姿勢に対して捩じれる動きをするときで
も、保持ユニット4はブラケット4aの動きに伴ってそ
の全体の姿勢を捩じれに合わせて変える。
【0029】このような手首3の動きに対して、保持ユ
ニット4はブラケット4aによる手首3に対する連接点
の位置は不変であり、この連接点すなわち軸受ブロック
5によるロッド6a,6bによる回転によってホルダ
7,8の位置が変わるだけである。そして、これらのホ
ルダ7,8のそれぞれの中心の間の距離は ロッド6
a,6bによって一定に維持され、手首3の動きに関係
なくホルダ7,8の間に一定の間隔をおいてケーブルを
ガイドすることが可能である。
【0030】図10及び図11はケーブルを装着した状
態を示す図である。
【0031】多数の配線を束としたケーブル20は工場
の天井から吊り下げた巻取りバネ21によってその中途
部分を保持され、アーム2の動作に干渉しないようにす
る。そして、この巻取りバネ21はケーブル20の不要
な振る舞いを拘束してアーム2及び手首3に沿う姿勢を
維持させる役目も果たす。
【0032】ケーブル20は保持ユニット4のホルダ
7,8のそれぞれの環状のマウントプレート7d,8d
に挿し通され、その先端を手首3に装着した工具(図示
せず)に接続される。このときケーブル20は環状に配
列したガイドローラ7eによって包囲されるので、ケー
ブル20がその長手方向に動くときにはその周面がガイ
ドローラ7e,8eに接触し、これらのガイドローラ7
e,8eの転動によって、ケーブル20表面への摩擦が
軽減される。
【0033】図11(b)において、手首3がその軸線
周りに反時計方向に捩じり動作するときには、ホルダ
7,8によって拘束されている部分のケーブル20も手
首3の周りに巻き付けられるようになる。このとき、ホ
ルダ7,8はケーブル20の姿勢の変位にる外力を受
け、図11の(a)に示すように位置を変える。このホ
ルダ7,8の位置の変更は、軸受ブロック5周りでのロ
ッド6a,6bの旋回及びマウントプレート7d,8d
の軸線方向の姿勢の変更等の合成によって可能であり、
これによってケーブル20は手首3の動きに倣うように
追従動作する。そして、ケーブル20は手首3側に引か
れるので、巻取りバネ21はこのようなケーブル20の
動きを許して同図(a)のように伸びる。したがって、
ケーブル20自身には、手首3の姿勢変更に関係なく一
定のテンションが加わった状態に維持され、アーム2の
急激な動作に対してもケーブル20の大きな振れ周りが
防止される。
【0034】以上の構成において、ケーブル20は図1
0及び図11に示したように、互いに距離を置いた2個
のホルダ7,8によって保持され、これらのホルダ7,
8の内周に備えたガイドローラ7eによって包囲されて
いる。このため、手首3が様々に姿勢を変えてケーブル
20がその長手方向に動き回るときでも、ガイドローラ
7eが回転するのでケーブル20の表面接触による損耗
が防止され、ケーブル20の耐久性が向上する。また、
ホルダ7,8に拘束されている部分がケーブル20に接
触してケーブル20のテンションを大きくすることもな
く、アーム2の動作に影響を及ぼすこともない。
【0035】また、ホルダ7,8は軸受ブロック5と第
1軸受7aとによってその軸線方向の姿勢が自在に変え
られ、これに加えて二次軸受7cによって軸線周りの回
転が可能であるため、手首3の様々な動きに対してケー
ブル20を追従させることができる。このとき、ホルダ
7,8のそれぞれの軸線が造る角度が鋭角となるように
姿勢を変えても、これらのホルダ7,8の間には適切な
距離を持たせているので、ホルダ7,8部分でケーブル
20が鋭角的に折れ曲がることはない。したがって、手
首3が激しく動き回るロボットであっても、ケーブル2
0が受ける疲労を抑えることができ、長期の使用にも耐
え得る。
【0036】図12及び図13は別の例を示す保持ユニ
ットのみを示す図である。
【0037】図において、図1で示した軸受ブロック5
に相当する軸受ブロック10を備え、この軸受ブロック
10は同図1に示したブラケット4aを介して手首3に
連接されるものである。
【0038】軸受ブロック10に同軸上で回転する外輪
10aには、軸受ブロック10の回転軸線と平行なロッ
ド10bを連接し、このロッド10bにはホルダ11を
連結する。このホルダ11は、先の例と同様に、ロッド
10bに連結した一次軸受11aの,この一次軸受11
aの内輪11a−1にはめ込み固定されたベース11
b,このベース11bに固定した二次軸受11c,この
二次軸受11cの内輪11c−1に連結したマウントプ
レート11d及びこのマウントプレート11dに保持さ
れたガイドローラ11eを備えたものである。
【0039】このような構成においても、図10及び図
11に示したように、ケーブル20をホルダ11に通す
ことによって、このケーブル20はガイドローラ11e
によって包囲され、手首3が様々に姿勢を変えてケーブ
ル20がその長手方向に動き回るときでも、ガイドロー
ラ7eが回転するのでケーブル20の表面接触による損
耗が防止され、ケーブル20の耐久性が向上する。
【0040】
【発明の効果】本発明はその構成により次の効果を奏す
る。
【0041】1)手首にホルダを設けたことによって、
手首の複雑な動きに対してケーブルを手首の動きに倣う
ようにして保持することができ、手首の動作に対する追
従性が向上すると共に慣性の影響が少ないロボットの作
動が可能となる。
【0042】2)ホルダにはガイドローラを設けている
ので、ケーブルが頻繁に動き回ってこれらのガイドロー
ラに接触しても、ガイドローラが回ることにって接触に
よるケーブル表面の損耗が防止され、耐久性も大幅に向
上する。
【0043】3)2個のホルダを間隔を置いて配置すれ
ば、手首の折れ曲がり角度や捩じれ角度が大きくても、
ケーブルが鋭角状に曲がってしまうことなくこれを保持
でき、ケーブルの断線等の事故もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル保持構造を備えたロボットの
アーム部分を示す要部の平面図である。
【図2】図1をA−A線矢視方向に見たアーム部分の側
面図である。
【図3】保持ユニットの切欠側面図である。
【図4】図3の保持ユニットの底面図である。
【図5】ホルダを軸線方向に見た切欠図である。
【図6】図5のホルダの切欠平面図である。
【図7】図6のB−B線矢視による切欠図である。
【図8】図8は図7のC−C線矢視による断面図であ
る。
【図9】アーム先端の手首の動きによる保持ユニットの
動作を示す図であって、同図の(a)手首の軸線がアー
ムの軸線に一致しているときの側面図、同図の(b)は
同図(a)を手首側から見た正面図、同図の(c)は手
首を折り曲げたときの側面図である。
【図10】保持ユニットにケーブルを通したときの要部
の側面図である。
【図11】ケーブルを通したときの手首の動きによる保
持ユニットの姿勢の変化を示す図であって、同図の
(a)は要部の側面図、同図の(b)は同図(a)を手
首の軸線方向に見た正面図である。
【図12】ロボットの手首に装着する軸受ブロック10
に単一のホルダを備える例を示す一部切欠図である。
【図13】図12の例であって二次軸受が90°回転し
た姿勢としたときの一部切欠図である。
【符号の説明】
1 フレーム 8 ホ
ルダ 2 アーム 8a 一
次軸受 3 手首 8b ベ
ース 4 保持ユニット 8c 二
次軸受 4a ブラケット 8d マ
ウントプレート 5 軸受ブロック 8e ガ
イドローラ 6a ロッド 20 ケ
ーブル 6b ロッド 21 巻
取りバネ 7 ホルダ 7a 一次軸受 7b ベース 7c 二次軸受 7d マウントプレート 7e ガイドローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの軸線に対して三次元的に姿勢を
    変える手首を備え、該手首に装備する工具へのケーブル
    を前記アームから手首に沿って配線したロボットにおい
    て、前記手首に、前記ケーブルが差し込まれる環状のホ
    ルダを連接し、前記ホルダは、その内周に前記ケーブル
    の抜き差し方向に転動自在な複数のガイドローラを備え
    てなるロボットにおけるケーブル保持構造。
  2. 【請求項2】 アームの軸線に対して三次元的に姿勢を
    変える手首を備え、該手首に装備する工具へのケーブル
    を前記アームから手首に沿って配線したロボットにおい
    て、前記手首に、前記ケーブルが差し込まれる環状のホ
    ルダを連接し、前記ホルダは、その軸線周りに回転可能
    に前記手首に連接してなるロボットにおけるケーブル保
    持構造。
  3. 【請求項3】 アームの軸線に対して三次元的に姿勢を
    変える手首を備え、該手首に装備する工具へのケーブル
    を前記アームから手首に沿って配線したロボットにおい
    て、前記手首に、前記ケーブルが差し込まれる環状のホ
    ルダを連接し、前記ホルダは、その軸線周りに回転可能
    であって且つ芯を通る半径方向周りに旋回可能としてな
    るロボットにおけるケーブル保持構造。
  4. 【請求項4】 アームの軸線に対して三次元的に姿勢を
    変える手首を備え、該手首に装備する工具へのケーブル
    を前記アームから手首に沿って配線したロボットにおい
    て、前記手首に、前記ケーブルが差し込まれる環状のホ
    ルダを連接し、前記ホルダは、その軸線周りに回転可能
    であって且つ芯を通る半径方向周りに旋回可能とすると
    共に、前記手首に対して前記ホルダの芯の位置を回転変
    位可能としてなるロボットにおけるケーブル保持構造。
JP32798393A 1993-12-24 1993-12-24 ロボットにおけるケーブル保持構造 Pending JPH07178693A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6431018B1 (en) * 1999-09-09 2002-08-13 Fanuc Ltd. Guide device for wiring member and/or piping member and robot with guide device
JP2010012179A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 椅子式のマッサージ装置
JP2014034075A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Canon Inc ロボット装置

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