JPH0662385B2 - 乳化組成物 - Google Patents

乳化組成物

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JPH0662385B2 JP61059845A JP5984586A JPH0662385B2 JP H0662385 B2 JPH0662385 B2 JP H0662385B2 JP 61059845 A JP61059845 A JP 61059845A JP 5984586 A JP5984586 A JP 5984586A JP H0662385 B2 JPH0662385 B2 JP H0662385B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシリコン油を外相とし内相に多価アルコールを
多量に含有し安定性が良好な乳化組成物に関する。さら
に詳しくは化粧料および医薬品の基材として有用な撥水
性に優れしっとり感のある安定性の良好な乳化組成物に
関する。
[従来の技術] 従来油中水型乳化組成物は流動パラフィンやスクワラン
などの炭化水素系のものが多く知られ、これらは肌表面
をオイル膜でカバーし水分蒸発を防ぐことから肌荒れな
どに効果があると考えられ、フェーシャル製品でトリー
トメント効果の高い製品として市場に出されている。ま
た、メーキャップ製品においては、撥水性に優れ、化粧
くずれがないなどの効果を有することから市場に出され
ている。一方、油相成分としてシリコン油はなめらかな
使用性を持ち撥水性に優れていることから多用され、と
りわけ、揮発性のシリコンを配合したものは塗布時のの
びが良くのばすにつれて揮発性シリコン油が揮発し、幅
表面上に残存するオイルを少なくする為、密着性がよ
く、また皮脂や汗に強くくずれにくいことから多用され
てきている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、シリコン油は安定な油中水型乳化系を得
るのが非常に難しいという欠点を有しており、強く要望
されているにもかかわらず、これを多量に配合しかつ安
定性の良好な乳化組成物は得られていない。さらに、た
とえ安定な乳化組成物が得られたとしても、多価アルコ
ールを多量に配合すると安定性は著しく低下し分離や離
漿や凝集などの現象がみられ、多価アルコールを含有し
かつ安定な乳化組成物は一段と困難である。これまで安
定性が良好で、内相に多価アルコールを多量に含有し、
シリコン油を外相とした乳化組成物を得るための方法は
なかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、こうした事情にかんがみ鋭意検討した結
果、シリコン油を配合した外相において、特定の塩を含
有した水溶液と多価アルコールを混合した内相とポリオ
キシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを用いるこ
とにより安定で化粧料および医薬品の基材として使用し
た際に良好な使用感触の乳化組成物が得られることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(A)シリコン油を含有する外相
と、(B)多糖硫酸および単糖硫酸の塩類、オキシ類、
オキシ酸塩類のなかから選ばれる1種または2種以上を
0.1重量%以上含有する水溶液と、多価アルコールを
組成物全量に対して10〜70重量%とを含有する内相
と、(C)下記一般式[1]、[2]、[3]で示され
るポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンの
1種または2種以上の混合物を含有する乳化組成物であ
る。
{一般式[1]、[2]、[3]中、Rはメチル基また
は一部がフェニル基、R′は水素または炭素数1〜12
のアルキル基、pは1〜5の数、qは2〜3の数、x、
m、nは平均数でポリオキシアルキレン変性オルガノポ
リシロキサンが分子中にポリオキシアルキレン基を5〜
40重量%含有し且つ該ポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサンの分子量が2000以上である。} 以下に、本発明の構成について詳述する。
本発明の第一のポイントは、シリコン油に対して良好な
親油性非イオン海面活性剤を選ぶことであった。従来、
炭化水素系の油を用いた乳化組成物には、親油性乳化剤
としてソルビタンモノ脂肪酸エステル、ソルビタンジ脂
肪酸エステル、グリセリルモノ脂肪酸エステル、グリセ
リルジ脂肪酸エステル、POE付加硬化ヒマシ油、ポリ
グリセリン脂肪酸エステル等が用いられてきた。しか
し、これらの活性剤を用いてシリコンを多量に配合され
た油中水型乳化系を作ろうとしても、油相の性質が異な
るために良好な乳化系が得られるとは限らない。むし
ろ、発明者らの研究によれば、そのほとんどは、安定性
に問題があることがわかった。しかし、[1]、
[2]、[3]の構造をもつ活性剤はシリコン油を多量
に含有する油相を用いて安定な乳化系を与える。特に、
[1]、[2]、[3]の構造をもつ活性剤のうちポリ
オキシアルキレン基の重量%が5%〜40%で分子量が
2000以上で液状かまたはペースト状のもとと、多糖
硫酸および単糖硫酸の塩類、オキシ酸、オキシ酸塩類の
なかから選ばれる1種または2種以上を組合わせること
により飛躍的に安定性が向上した。
第2のポイントは多価アルコールと水の安定分散であ
る。本発明では内相に多糖硫酸および単糖硫酸の塩類、
オキシ酸、オキシ酸塩類の水溶液と多価アルコールの混
合溶液が用いられる。ここで、油中水型乳化組成物また
は油中多価アルコール型乳化組成物と記載しなかったの
は、本発明の乳化組成物は内相の主成分が水である領域
から多価アルコールである領域にまたがっており、どち
らの表現も的確ではないからである。すなわち、本発明
の乳化組成物は内相の主成分が変化しても安定なもので
あって、多糖硫酸および単糖硫酸の塩類、オキシ酸、オ
キシ酸塩類を配合したことによる効果は内相の多価アル
コール量に関して幅広い領域で十分に安定性を向上させ
しっとり感のある乳化組成物を与えた。
また、さらに本発明の乳化組成物は多価アルコールを多
量に配合しても撥水性に優れており、水に流れ落ちがな
くかつ多価アルコールの保湿作用を応用したトリートメ
ント効果も期待できる。
本発明にかかる多糖硫酸は皮膚に対して優れた作用を有
するものが多く、例えばコンドロイチン4硫酸およびコ
ンドロイチン6硫酸のナトリウム塩は、ヒトの真皮中に
あって皮膚組織の水分保持および弾力性等と密接に関係
していることが知られている。又、例えばデキストラン
硫酸エステルは血行を活発にし、新陳代謝を向上するこ
とも知られている。また、本発明で用いられる単糖硫酸
塩であるソルビトール硫酸塩は皮膚の老化予防効果が期
待される。したがって、かかる優れた効果を持つ多糖硫
酸および/または単糖硫酸の塩類を用いることによって
安定である乳化組成物は非常に有効である。本発明で用
いられる多糖および単糖硫酸塩は、コンドロイチン硫
酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸等のムコ多糖類の硫酸
およびデキストラン硫酸、マルチトール硫酸等の多糖硫
酸およびソルビトール硫酸等の単糖硫酸のそれぞれナト
リウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩および
アルギニン等のアミノ酸塩等の無機または有機塩で、好
ましくはナトリウム塩またはカリウム塩である。
また、本発明で用いられるオキシ酸およびオキシ酸塩類
は皮膚収れん剤や保湿剤として化粧料や医薬品に用いら
れるものもあり皮膚に対して有効な働きを持つものが多
い。例えば、乳酸、酒石酸、クエン酸は皮膚収れん剤と
して、また、乳酸ナトリウムは保湿剤として、クエン酸
ナトリウムは金属封鎖剤やpH調整剤として用いられて
いる。したがって、かかる効果を持つオキシ酸およびオ
キシ酸塩類を用いることによって安定である乳化組成物
は非常に有効である。本発明で用いられるオキシ酸およ
びオキシ酸塩類としては、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ヒド
ロキシプロピオン酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシイソ
酪酸、リンゴ酸、タートロン酸、クエン酸、イソクエン
酸、酒石酸およびそのナトリウム、カリウム、トリエタ
ノールアミン塩等を例示することができる。
本発明で用いられる多糖硫酸および単糖硫酸の塩類、オ
キシ酸、オキシ酸塩類は水溶液として配合され、その濃
度は0.1%以上であるが、0.1%未満の場合その効
果が現れず、多量に配合した場合溶解度以上になると析
出が起こり好ましくない。本発明で用いる水溶液の濃度
は特に好ましくは1%〜20%である。
本発明で用いられる多価アルコールは、分子内に2個以
上のヒドロキシル基をもち、水に溶解するものであれば
よく、たとえば、ポリエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン、ソルビトール、マルチトー
ル等があげられる。多価アルコールの配合量は乳化組成
物中、10〜70重量%である。10重量%未満では多
価アルコールの保湿作用からくるしっとり感が不十分で
あり、70重量%を超えると乳化安定性に劣るようにな
る。
本発明で外相として用いられるシリコン油としては、通
常化粧料や医薬品に用いられるものならばよく、ジメチ
ルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メ
チルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、高級脂肪酸変性オルガノポリシロキサ
ン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン、トリ
メチルシロキシシリケート等を例示することができ、特
に使用感触のべたつき感をなくす場合には、下記
[4]、[5]の構造をもつ揮発性のジメチルポリシロ
キサンおよびジメチルシクロポリシロキサンを例示する
ことができる。これらの中から一種または二種以上が任
意選ばれて用いられる。
シリコン油の配合量は、他の油相成分の量と関係する
が、シリコン油が少ない場合、油相の性質が他の配合成
分の性質に近くなり用いられる油相に適した親油性活性
剤が良好となり、また多くなればシリコン油に適した本
発明のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンが良好となる。したがって、シリコン油が油相成分中
の50%以上ならば特に良好である。
また、本発明で用いられる(A)シリコン油を含有した
外相と(B)多糖硫酸および単糖硫酸の塩類、オキシ
類、オキシ酸塩類のなかから選ばれる1種または2種以
上を0.1重量%以上含有する水溶液と多価アルコール
とを含有する内相との混合比は、(A)に含有されるシ
リコン量および(B)に含有される多糖硫酸および単糖
硫酸の塩類、オキシ酸、オキシ酸塩類の量と(C)ポリ
オキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンの量を調
整することによって安定で使用感の良好な乳化組成物が
得られるのであるが、(A):(B)の好ましい範囲は
(A):(B)が2:1〜1:5であり、特に好ましい
範囲は1:2〜2:7である。
また内相に配合される該塩水溶液と多価アルコールの混
合比は5:1〜1:9が好ましく、3:1〜3:7が特
に好ましい。さらに、2:3〜3:2の混合比において
は、外相がシリコン油だけであれば、透明乳化組成物と
なる領域が出現し外観上の特徴も賦与することができ
る。
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンの配
合量は乳化組成物中に0.5〜20%が好ましく、1〜
10%が特に好ましい。
また、本発明の乳化組成物には、本発明の効果を損なわ
ない範囲で、通常用いられる成分を配合することができ
る。たとえば、水相成分としてヒアルロン酸ナトリウム
等の保湿剤や、油相成分としてワセリン、ラノリン、セ
レシン、シリコンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、カルナバロウ、キャンデリラロウ、高級脂肪酸、
高級アルコール等の固型・半固型油分、スクワラン、流
動パラフィン、エステル油、トリグリセライド等の流動
油分、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、非イ
オン性界面活性剤等の界面活性剤、ビタミンE、ビタミ
ンEアセテート等の薬剤、収れん剤、酸化防止剤、防腐
剤、香料、第2リン酸ナトリウム等のpH調整剤、有機
変性モンモリロナイト等の増粘剤、紫外線吸収剤、タル
ク、カオリン、マイカ、シリカ、ケイ酸マグネシウム、
ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、水和酸化鉄、
ヒドロキシアパタイト等の無機粉末、ナイロンパウダ
ー、ポリエチレンパウダー、ベンゾグアナミンパウダ
ー、テトラフルオロエチレンパウダー、窒化ボロン等の
有機粉末、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、チタン酸
鉄、黄土、マンゴウバイオレット、コバルトバイオレッ
ト、水酸化クロム、酸化クロム、コバルトチタネート、
紺青、群青等の無機顔料、酸化チタンコーテッドマイ
カ、酸化チタンコーテッドタルク、魚鱗箔等のパール顔
料、タール系色素をレーキ化したものおよび天然色素を
レーキ化したものおよびこれら無機粉末、有機粉末、無
機顔料、有機顔料をシリコン、有機化合物等で疎水化処
理されたもの等は、本発明の乳化組成物に配合可能であ
る。
[実施例] 次に、本発明による実施例を記載するが、これらは1例
にすぎず何ら本発明の範囲をせばめるものではない。
[実施例1]クリーム状乳化組成物 Aを70℃に加熱撹拌後、これをあらかじめ70℃に加
熱しておいたBに添加し乳化分散する。その後室温まで
撹拌冷却して目的の乳化組成物を得る。
比較例1〜3は実施例1に準じて製造する。
[比較例1]クリーム状乳化組成物 [比較例2]クリーム状乳化組成物 [比較例3]クリーム状乳化組成物 [比較例4]クリーム状乳化組成物 実施例1、比較例1〜4の安定性試験結果を表1に示
す。試験結果は0℃、室温、37℃の恒温槽に放置して
1カ月、2カ月後の外観を下記の評価基準で判定した。
(安定性) ○:分離、凝集なし △:分離、凝集僅かにあり ×:分離、凝集あり 本発明の実施例1だけが安定性が良好であった。
[実施例2]クリーム状乳化組成物 製造方法は実施例1と同じ。
[比較例5]クリーム状乳化組成物 製造方法は実施例1と同じ。
[比較例6]クリーム状乳化組成物 製造方法は実施例1と同じ。
[比較例7]クリーム状乳化組成物 製造方法は実施例1と同じ。
実施例2、比較例5〜7の安定性試験結果を実施例1と
同様にして行った。その結果を表2に示す。
本発明の実施例2だけが安定性が良好であった。
次に従来のクリーム(比較例8〜10)と本発明のクリ
ーム(実施例1,2)の使用性をテストした。
[比較例8]クリーム状乳化組成物 Bを70℃に加熱溶解後、あらかじめ70℃に加熱した
Aに添加乳化する。その後室温まで撹拌冷却して目的の
乳化組成物を得る。
[比較例9]炭化水素系油を用いた乳化組成物 製造方法は実施例1と同じ。
[比較例10]クリーム状乳化組成物 製造方法は実施例1と同じ。
実施例1〜2、比較例8〜10の使用性試験結果を表3
に示す。評価方法はパネル20名を用い、下記の評価基
準で判定した。
(評価方法) 良いと答えた人数が 15名以上 ○ 良いと答えた人数が 7名〜14名 △ 良いと答えた人数が 6名以下 × 従来の水中油型や油中水型乳化組成物はベタつく等の欠
点があり、また多価アルコール量が少ないときはしっと
りさが足りなかった。本発明の乳化組成物は、使用感が
しっとりしまた水に落ちにくくまさに画期的であった。
つぎに、ポリオキシアルキレン変性オリガノポリシロキ
サンのポリオキシアルキレン基の重量%、平均分子量と
安定性との関係を表4、表5に示す。
つぎに本発明の乳化組成物の応用を実施例を用いて説明
する。
[実施例11] ハンドクリーム Bを70℃で加熱撹拌溶解後、あらかじめ70℃に加熱
しておいたAを添加し乳化分散する。その後室温まで撹
拌冷却して目的のハンドクリームを得る。
[実施例12] 化粧下地 Bを70℃に加熱撹拌溶解後Cを添加分散し、あらかじ
め70℃に加熱しておいてAを添加し乳化分散する。そ
の後室温まで撹拌冷却して目的の化粧下地を得る。
[実施例13] クレンジングローション Bを70℃で加熱撹拌溶解後、あらかじめ70℃に加熱
しておいたAを添加し乳化分散する。その後室温まで撹
拌冷却して目的のクレンジングローションを得る。
[実施例14] アイリンクルクリーム Bを70℃で加熱撹拌溶解後、あらかじめ70℃に加熱
しておいたAを添加し乳化分散する。その後室温まで撹
拌冷却して目的のアイリンクルクリームを得る。
実施例3〜14の乳化組成物はいずれも安定性、使用性
ともに優れたものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 重則 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 (72)発明者 難波 富幸 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−79614(JP,A) 特開 昭55−47613(JP,A) 特開 昭54−24959(JP,A) 特開 昭51−46588(JP,A) 特公 昭48−2776(JP,B1) 特公 昭55−39576(JP,B2) フレグランス・ジャーナル 通巻56 (1982)P.19〜25,32〜42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)シリコン油を含有する外相と、
    (B)多糖硫酸および単糖硫酸の塩類、オキシ類、オキ
    シ酸塩類のなかから選ばれる1種または2種以上を0.
    1重量%以上含有する水溶液と、多価アルコールを組成
    物全量に対して10〜70重量%とを含有する内相と、
    (C)下記一般式[1]、[2]、[3]で示されるポ
    リオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンの1種
    または2種以上の混合物を含有する乳化組成物。 {一般式[1]、[2]、[3]中、Rはメチル基また
    は一部がフェニル基、R′は水素または炭素数1〜12
    のアルキル基、pは1〜5の数、qは2〜3の数、x、
    m、nは平均数でポリオキシアルキレン変性オルガノポ
    リシロキサンが分子中にポリオキシアルキレン基を5〜
    40重量%含有し且つ該ポリオキシアルキレン変性オル
    ガノポリシロキサンの分子量が2000以上である。}
  2. 【請求項2】上記(A):(B)が2:1〜1:5で
    (C)が全重量に対して0.5〜20%である特許請求
    の範囲第1項記載の乳化組成物。
  3. 【請求項3】シリコン油を含有する外相中のシリコン油
    含有量が50重量%以上である特許請求の範囲第1項記
    載の乳化組成物。
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