JPH064205A - 手書きコマンド入力装置 - Google Patents
手書きコマンド入力装置Info
- Publication number
- JPH064205A JPH064205A JP15971592A JP15971592A JPH064205A JP H064205 A JPH064205 A JP H064205A JP 15971592 A JP15971592 A JP 15971592A JP 15971592 A JP15971592 A JP 15971592A JP H064205 A JPH064205 A JP H064205A
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- JP
- Japan
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- command
- input
- time
- unit
- measuring unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 より豊富な機能を持つ手書きコマンド入力装
置を提供する。 【構成】 入力部1は、スタイラスペンとタブレットと
を有し、使用者により手書きコマンドが入力される。入
力時刻計測部2は、スタイラスペンによるストロークの
各座標の入力された時刻を計測する。平均速度計測部3
は、入力時刻計測部2により計測された時刻とその時刻
に対応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの平均
移動速度を求める。コマンド認識部4は、スタイラスペ
ンによるストロークの座標データに基づいて手書きコマ
ンドの認識を行う。コマンド処理部5は、コマンド認識
部4により認識されたコマンドと平均速度計測部3によ
り求められた平均移動速度のデータとに基づいてコマン
ドを実行する。
置を提供する。 【構成】 入力部1は、スタイラスペンとタブレットと
を有し、使用者により手書きコマンドが入力される。入
力時刻計測部2は、スタイラスペンによるストロークの
各座標の入力された時刻を計測する。平均速度計測部3
は、入力時刻計測部2により計測された時刻とその時刻
に対応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの平均
移動速度を求める。コマンド認識部4は、スタイラスペ
ンによるストロークの座標データに基づいて手書きコマ
ンドの認識を行う。コマンド処理部5は、コマンド認識
部4により認識されたコマンドと平均速度計測部3によ
り求められた平均移動速度のデータとに基づいてコマン
ドを実行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン入力により手書き
コマンドを入力する手書きコマンド入力装置に関するも
のである。
コマンドを入力する手書きコマンド入力装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、手書きコマンド入力装置は、ペン
入力を用いた小型のコンピュータに採用され始めてい
る。これは、一般にジェスチャコマンドと呼ばれ、入力
されたペンのストロークが特定の形状である場合に、こ
れをコマンドとして認識するものである。
入力を用いた小型のコンピュータに採用され始めてい
る。これは、一般にジェスチャコマンドと呼ばれ、入力
されたペンのストロークが特定の形状である場合に、こ
れをコマンドとして認識するものである。
【0003】このような従来の手書きコマンド入力装置
は、図3のように、スタイラスペン及びタブレットから
なる入力部31と、コマンド認識部32と、コマンド処
理部33とを備えていた。入力部31を用いて手書きで
入力されたコマンドのストロークデータは、座標点列と
してコマンド認識部32に渡される。コマンド認識部3
2は、これらの座標点列を結ぶ軌跡の形状を認識し、コ
マンドとして解釈する。そしてコマンド処理部33に、
認識されたコマンドの種別、ストロークが入力された位
置、ストロークの向き、ストロークの大きさなどに関す
るデータを渡す。コマンド処理部33は、これらのデー
タに基づいて各種の処理を実行する。
は、図3のように、スタイラスペン及びタブレットから
なる入力部31と、コマンド認識部32と、コマンド処
理部33とを備えていた。入力部31を用いて手書きで
入力されたコマンドのストロークデータは、座標点列と
してコマンド認識部32に渡される。コマンド認識部3
2は、これらの座標点列を結ぶ軌跡の形状を認識し、コ
マンドとして解釈する。そしてコマンド処理部33に、
認識されたコマンドの種別、ストロークが入力された位
置、ストロークの向き、ストロークの大きさなどに関す
るデータを渡す。コマンド処理部33は、これらのデー
タに基づいて各種の処理を実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、コマンドに与えられるデータとして、量的
な情報を持つものはストロークの大きさしかない。これ
ではタブレットの大きさと分解能とに依存した情報しか
利用できないという問題があった。本発明はかかる事情
に鑑みて成されたものであり、より豊富な機能を持つ手
書きコマンド入力装置を提供することを目的とする。
の構成では、コマンドに与えられるデータとして、量的
な情報を持つものはストロークの大きさしかない。これ
ではタブレットの大きさと分解能とに依存した情報しか
利用できないという問題があった。本発明はかかる事情
に鑑みて成されたものであり、より豊富な機能を持つ手
書きコマンド入力装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、手書
きによる入力ストロークの各座標の入力された時刻を計
測する入力時刻計測部と、この入力時刻計測部により計
測された時刻とその時刻に対応する座標位置とに基づい
て入力用ペンの平均移動速度を求める平均速度計測部と
を備えたことを特徴としている。
きによる入力ストロークの各座標の入力された時刻を計
測する入力時刻計測部と、この入力時刻計測部により計
測された時刻とその時刻に対応する座標位置とに基づい
て入力用ペンの平均移動速度を求める平均速度計測部と
を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2の発明は、スタイラスペンとタブ
レットとを有し、使用者により手書きコマンドが入力さ
れる入力部と、前記スタイラスペンによるストロークの
各座標の入力された時刻を計測する入力時刻計測部と、
この入力時刻計測部により計測された時刻とその時刻に
対応する座標位置とに基づいて前記スタイラスペンの平
均移動速度を求める平均速度計測部と、前記スタイラス
ペンによるストロークの座標データに基づいて前記手書
きコマンドの認識を行うコマンド認識部と、このコマン
ド認識部により認識されたコマンドと前記平均速度計測
部により求められた平均移動速度のデータとに基づいて
コマンドを実行するコマンド処理部とを備えたことを特
徴としている。
レットとを有し、使用者により手書きコマンドが入力さ
れる入力部と、前記スタイラスペンによるストロークの
各座標の入力された時刻を計測する入力時刻計測部と、
この入力時刻計測部により計測された時刻とその時刻に
対応する座標位置とに基づいて前記スタイラスペンの平
均移動速度を求める平均速度計測部と、前記スタイラス
ペンによるストロークの座標データに基づいて前記手書
きコマンドの認識を行うコマンド認識部と、このコマン
ド認識部により認識されたコマンドと前記平均速度計測
部により求められた平均移動速度のデータとに基づいて
コマンドを実行するコマンド処理部とを備えたことを特
徴としている。
【0007】請求項3の発明は、手書きによる入力スト
ロークの各座標の入力された時刻を計測する入力時刻計
測部と、この入力時刻計測部により計測された時刻とそ
の時刻に対応する座標位置とに基づいて入力用ペンの各
座標間の移動速度を求める区間速度計測部とを備えたこ
とを特徴としている。請求項4の発明は、スタイラスペ
ンとタブレットとを有し、使用者により手書きコマンド
が入力される入力部と、前記スタイラスペンによるスト
ロークの各座標の入力された時刻を計測する入力時刻計
測部と、この入力時刻計測部により計測された時刻とそ
の時刻に対応する座標位置とに基づいて前記スタイラス
ペンの各座標間の移動速度を求める区間速度計測部と、
前記スタイラスペンによるストロークの座標データに基
づいて前記手書きコマンドの認識を行うコマンド認識部
と、このコマンド認識部により認識されたコマンドと前
記区間速度計測部により求められた移動速度のデータと
に基づいてコマンドを実行するコマンド処理部とを備え
たことを特徴としている。
ロークの各座標の入力された時刻を計測する入力時刻計
測部と、この入力時刻計測部により計測された時刻とそ
の時刻に対応する座標位置とに基づいて入力用ペンの各
座標間の移動速度を求める区間速度計測部とを備えたこ
とを特徴としている。請求項4の発明は、スタイラスペ
ンとタブレットとを有し、使用者により手書きコマンド
が入力される入力部と、前記スタイラスペンによるスト
ロークの各座標の入力された時刻を計測する入力時刻計
測部と、この入力時刻計測部により計測された時刻とそ
の時刻に対応する座標位置とに基づいて前記スタイラス
ペンの各座標間の移動速度を求める区間速度計測部と、
前記スタイラスペンによるストロークの座標データに基
づいて前記手書きコマンドの認識を行うコマンド認識部
と、このコマンド認識部により認識されたコマンドと前
記区間速度計測部により求められた移動速度のデータと
に基づいてコマンドを実行するコマンド処理部とを備え
たことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1の発明において、入力時刻計測部は、
手書きによる入力ストロークの各座標の入力された時刻
を計測する。平均速度計測部は、入力時刻計測部により
計測された時刻とその時刻に対応する座標位置とに基づ
いて入力用ペンの平均移動速度を求める。
手書きによる入力ストロークの各座標の入力された時刻
を計測する。平均速度計測部は、入力時刻計測部により
計測された時刻とその時刻に対応する座標位置とに基づ
いて入力用ペンの平均移動速度を求める。
【0009】請求項2の発明において、入力部は、スタ
イラスペンとタブレットとを有し、使用者により手書き
コマンドが入力される。入力時刻計測部は、スタイラス
ペンによるストロークの各座標の入力された時刻を計測
する。平均速度計測部は、入力時刻計測部により計測さ
れた時刻とその時刻に対応する座標位置とに基づいてス
タイラスペンの平均移動速度を求める。コマンド認識部
は、スタイラスペンによるストロークの座標データに基
づいて手書きコマンドの認識を行う。コマンド処理部
は、コマンド認識部により認識されたコマンドと平均速
度計測部により求められた平均移動速度のデータとに基
づいてコマンドを実行する。
イラスペンとタブレットとを有し、使用者により手書き
コマンドが入力される。入力時刻計測部は、スタイラス
ペンによるストロークの各座標の入力された時刻を計測
する。平均速度計測部は、入力時刻計測部により計測さ
れた時刻とその時刻に対応する座標位置とに基づいてス
タイラスペンの平均移動速度を求める。コマンド認識部
は、スタイラスペンによるストロークの座標データに基
づいて手書きコマンドの認識を行う。コマンド処理部
は、コマンド認識部により認識されたコマンドと平均速
度計測部により求められた平均移動速度のデータとに基
づいてコマンドを実行する。
【0010】請求項3の発明において、入力時刻計測部
は、手書きによる入力ストロークの各座標の入力された
時刻を計測する。区間速度計測部は、入力時刻計測部に
より計測された時刻とその時刻に対応する座標位置とに
基づいて入力用ペンの各座標間の移動速度を求める。請
求項4の発明において、入力部は、スタイラスペンとタ
ブレットとを有し、使用者により手書きコマンドが入力
される。入力時刻計測部は、スタイラスペンによるスト
ロークの各座標の入力された時刻を計測する。区間速度
計測部は、入力時刻計測部により計測された時刻とその
時刻に対応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの
各座標間の移動速度を求める。コマンド認識部は、スタ
イラスペンによるストロークの座標データに基づいて手
書きコマンドの認識を行う。コマンド処理部は、コマン
ド認識部により認識されたコマンドと区間速度計測部に
より求められた移動速度のデータとに基づいてコマンド
を実行する。
は、手書きによる入力ストロークの各座標の入力された
時刻を計測する。区間速度計測部は、入力時刻計測部に
より計測された時刻とその時刻に対応する座標位置とに
基づいて入力用ペンの各座標間の移動速度を求める。請
求項4の発明において、入力部は、スタイラスペンとタ
ブレットとを有し、使用者により手書きコマンドが入力
される。入力時刻計測部は、スタイラスペンによるスト
ロークの各座標の入力された時刻を計測する。区間速度
計測部は、入力時刻計測部により計測された時刻とその
時刻に対応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの
各座標間の移動速度を求める。コマンド認識部は、スタ
イラスペンによるストロークの座標データに基づいて手
書きコマンドの認識を行う。コマンド処理部は、コマン
ド認識部により認識されたコマンドと区間速度計測部に
より求められた移動速度のデータとに基づいてコマンド
を実行する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1における手書きコ
マンド入力装置の構成図で、この手書きコマンド入力装
置は、スタイラスペン及びタブレットからなる入力部1
と、入力時刻計測部2と、平均速度計測部3と、コマン
ド認識部4と、コマンド処理部5とを備えている。入力
部1は、スタイラスペンとタブレットとを有し、使用者
により手書きコマンドが入力される。入力時刻計測部2
は、スタイラスペンによるストロークの各座標の入力さ
れた時刻を計測する。平均速度計測部3は、入力時刻計
測部2により計測された時刻とその時刻に対応する座標
位置とに基づいてスタイラスペンの平均移動速度を求め
る。コマンド認識部4は、スタイラスペンによるストロ
ークの座標データに基づいてコマンドの認識を行う。コ
マンド処理部5は、コマンド認識部4により認識された
コマンドと平均速度計測部3により求められた平均移動
速度のデータとに基づいてコマンドを実行する。
説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1における手書きコ
マンド入力装置の構成図で、この手書きコマンド入力装
置は、スタイラスペン及びタブレットからなる入力部1
と、入力時刻計測部2と、平均速度計測部3と、コマン
ド認識部4と、コマンド処理部5とを備えている。入力
部1は、スタイラスペンとタブレットとを有し、使用者
により手書きコマンドが入力される。入力時刻計測部2
は、スタイラスペンによるストロークの各座標の入力さ
れた時刻を計測する。平均速度計測部3は、入力時刻計
測部2により計測された時刻とその時刻に対応する座標
位置とに基づいてスタイラスペンの平均移動速度を求め
る。コマンド認識部4は、スタイラスペンによるストロ
ークの座標データに基づいてコマンドの認識を行う。コ
マンド処理部5は、コマンド認識部4により認識された
コマンドと平均速度計測部3により求められた平均移動
速度のデータとに基づいてコマンドを実行する。
【0012】次に動作を説明する。入力部1に入力され
た手書き文字のストロークは、不連続な座標データ列と
して入力時刻計測部2に渡される。これにより入力時刻
計測部2が、渡された座標データ毎にそのデータを受け
た時刻を計測し、各座標データ及びそれに対応する時刻
データを平均速度計測部3に渡す。これにより平均速度
計測部3が、ストロークの始点から終点までの全座標間
の距離の合計と始点から終点までの時刻の変移すなわち
時間とにより、スタイラスペンの平均移動速度を計算
し、平均移動速度のデータをコマンド認識部4に渡す。
そしてコマンド認識部4が、ストロークの座標データに
基づいてコマンドの認識を行なう。認識されたコマンド
及び平均移動速度のデータは、コマンド処理部5に渡さ
れ、各種のコマンドが実行される。
た手書き文字のストロークは、不連続な座標データ列と
して入力時刻計測部2に渡される。これにより入力時刻
計測部2が、渡された座標データ毎にそのデータを受け
た時刻を計測し、各座標データ及びそれに対応する時刻
データを平均速度計測部3に渡す。これにより平均速度
計測部3が、ストロークの始点から終点までの全座標間
の距離の合計と始点から終点までの時刻の変移すなわち
時間とにより、スタイラスペンの平均移動速度を計算
し、平均移動速度のデータをコマンド認識部4に渡す。
そしてコマンド認識部4が、ストロークの座標データに
基づいてコマンドの認識を行なう。認識されたコマンド
及び平均移動速度のデータは、コマンド処理部5に渡さ
れ、各種のコマンドが実行される。
【0013】このように、スタイラスペンとタブレット
とを有し、使用者により手書きコマンドが入力される入
力部1と、スタイラスペンによるストロークの各座標の
入力された時刻を計測する入力時刻計測部2と、入力時
刻計測部2により計測された時刻とその時刻に対応する
座標位置とに基づいてスタイラスペンの平均移動速度を
求める平均速度計測部3と、スタイラスペンによるスト
ロークの座標データに基づいて手書きコマンドの認識を
行うコマンド認識部4と、コマンド認識部4により認識
されたコマンドと平均速度計測部3により求められた平
均移動速度のデータとに基づいてコマンドを実行するコ
マンド処理部5とを備えたので、大きさが固定であるタ
ブレット上で、同じストロークであっても速度の違いを
つけることにより、より多彩なコマンド入力を行える。 (実施例2)図2は本発明の実施例2における手書きコ
マンド入力装置の構成図で、この手書きコマンド入力装
置は、スタイラスペン及びタブレットからなる入力部1
1と、入力時刻計測部12と、区間速度計測部13と、
コマンド認識部14と、コマンド処理部15とを備えて
いる。入力部11は、スタイラスペンとタブレットとを
有し、使用者により手書きコマンドが入力される。入力
時刻計測部12は、スタイラスペンによるストロークの
各座標の入力された時刻を計測する。区間速度計測部1
3は、入力時刻計測部12により計測された時刻とその
時刻に対応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの
各座標間の移動速度を求める。コマンド認識部14は、
スタイラスペンによるストロークの座標データに基づい
てコマンドの認識を行う。コマンド処理部15は、コマ
ンド認識部14により認識されたコマンドと区間速度計
測部13により求められた移動速度のデータとに基づい
てコマンドを実行する。
とを有し、使用者により手書きコマンドが入力される入
力部1と、スタイラスペンによるストロークの各座標の
入力された時刻を計測する入力時刻計測部2と、入力時
刻計測部2により計測された時刻とその時刻に対応する
座標位置とに基づいてスタイラスペンの平均移動速度を
求める平均速度計測部3と、スタイラスペンによるスト
ロークの座標データに基づいて手書きコマンドの認識を
行うコマンド認識部4と、コマンド認識部4により認識
されたコマンドと平均速度計測部3により求められた平
均移動速度のデータとに基づいてコマンドを実行するコ
マンド処理部5とを備えたので、大きさが固定であるタ
ブレット上で、同じストロークであっても速度の違いを
つけることにより、より多彩なコマンド入力を行える。 (実施例2)図2は本発明の実施例2における手書きコ
マンド入力装置の構成図で、この手書きコマンド入力装
置は、スタイラスペン及びタブレットからなる入力部1
1と、入力時刻計測部12と、区間速度計測部13と、
コマンド認識部14と、コマンド処理部15とを備えて
いる。入力部11は、スタイラスペンとタブレットとを
有し、使用者により手書きコマンドが入力される。入力
時刻計測部12は、スタイラスペンによるストロークの
各座標の入力された時刻を計測する。区間速度計測部1
3は、入力時刻計測部12により計測された時刻とその
時刻に対応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの
各座標間の移動速度を求める。コマンド認識部14は、
スタイラスペンによるストロークの座標データに基づい
てコマンドの認識を行う。コマンド処理部15は、コマ
ンド認識部14により認識されたコマンドと区間速度計
測部13により求められた移動速度のデータとに基づい
てコマンドを実行する。
【0014】次に動作を説明する。入力部11に入力さ
れた手書き文字のストロークは、不連続な座標データ列
として入力時刻計測部12に渡される。これにより入力
時刻計測部12が、渡された座標データ毎にそのデータ
を受けた時刻を計測し、各座標データ及びそれに対応す
る時刻データを区間速度計測部13に渡す。これにより
区間速度計測部13が、各座標間の距離と時刻の変移す
なわち時間とにより、スタイラスペンの区間移動速度を
計算し、区間移動速度データをコマンド認識部14に渡
す。そしてコマンド認識部14が、ストロークの座標デ
ータに基づいてオンライン手書き文字認識の手法により
コマンドの認識を行なう。認識されたコマンド及び区間
移動速度データはコマンド処理部15に渡され、各種の
コマンドが実行される。
れた手書き文字のストロークは、不連続な座標データ列
として入力時刻計測部12に渡される。これにより入力
時刻計測部12が、渡された座標データ毎にそのデータ
を受けた時刻を計測し、各座標データ及びそれに対応す
る時刻データを区間速度計測部13に渡す。これにより
区間速度計測部13が、各座標間の距離と時刻の変移す
なわち時間とにより、スタイラスペンの区間移動速度を
計算し、区間移動速度データをコマンド認識部14に渡
す。そしてコマンド認識部14が、ストロークの座標デ
ータに基づいてオンライン手書き文字認識の手法により
コマンドの認識を行なう。認識されたコマンド及び区間
移動速度データはコマンド処理部15に渡され、各種の
コマンドが実行される。
【0015】このように、スタイラスペンとタブレット
とを有し、使用者により手書きコマンドが入力される入
力部11と、スタイラスペンによるストロークの各座標
の入力された時刻を計測する入力時刻計測部12と、入
力時刻計測部12により計測された時刻とその時刻に対
応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの各座標間
の移動速度を求める区間速度計測部13と、スタイラス
ペンによるストロークの座標データに基づいて手書きコ
マンドの認識を行うコマンド認識部14と、コマンド認
識部14により認識されたコマンドと区間速度計測部1
3により求められた移動速度のデータとに基づいてコマ
ンドを実行するコマンド処理部15とを備えたので、大
きさが固定であるタブレット上で、同じストロークであ
っても速度の違いをつけることにより、より多彩なコマ
ンド入力を行える。
とを有し、使用者により手書きコマンドが入力される入
力部11と、スタイラスペンによるストロークの各座標
の入力された時刻を計測する入力時刻計測部12と、入
力時刻計測部12により計測された時刻とその時刻に対
応する座標位置とに基づいてスタイラスペンの各座標間
の移動速度を求める区間速度計測部13と、スタイラス
ペンによるストロークの座標データに基づいて手書きコ
マンドの認識を行うコマンド認識部14と、コマンド認
識部14により認識されたコマンドと区間速度計測部1
3により求められた移動速度のデータとに基づいてコマ
ンドを実行するコマンド処理部15とを備えたので、大
きさが固定であるタブレット上で、同じストロークであ
っても速度の違いをつけることにより、より多彩なコマ
ンド入力を行える。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力用ペンの入力速度をコマンドへの情報として与えるの
で、大きさが固定であるタブレット上で、同じストロー
クであっても速度の違いをつけることにより、より多彩
なコマンド入力を行える。
力用ペンの入力速度をコマンドへの情報として与えるの
で、大きさが固定であるタブレット上で、同じストロー
クであっても速度の違いをつけることにより、より多彩
なコマンド入力を行える。
【図1】本発明の実施例1における手書きコマンド入力
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図2】本発明の実施例2における手書きコマンド入力
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図3】従来の手書きコマンド入力装置の構成図であ
る。
る。
1 入力部 2 入力時刻計測部 3 平均速度計測部 4 コマンド認識部 5 コマンド処理部 11 入力部 12 入力時刻計測部 13 区間速度計測部 14 コマンド認識部 15 コマンド処理部
Claims (4)
- 【請求項1】 手書きによる入力ストロークの各座標の
入力された時刻を計測する入力時刻計測部と、 前記入力時刻計測部により計測された時刻とその時刻に
対応する座標位置とに基づいて入力用ペンの平均移動速
度を求める平均速度計測部とを備えたことを特徴とする
手書きコマンド入力装置。 - 【請求項2】 スタイラスペンとタブレットとを有し、
使用者により手書きコマンドが入力される入力部と、 前記スタイラスペンによるストロークの各座標の入力さ
れた時刻を計測する入力時刻計測部と、 前記入力時刻計測部により計測された時刻とその時刻に
対応する座標位置とに基づいて前記スタイラスペンの平
均移動速度を求める平均速度計測部と、 前記スタイラスペンによるストロークの座標データに基
づいて前記手書きコマンドの認識を行うコマンド認識部
と、 前記コマンド認識部により認識されたコマンドと前記平
均速度計測部により求められた平均移動速度のデータと
に基づいてコマンドを実行するコマンド処理部とを備え
たことを特徴とする手書きコマンド入力装置。 - 【請求項3】 手書きによる入力ストロークの各座標の
入力された時刻を計測する入力時刻計測部と、 前記入力時刻計測部により計測された時刻とその時刻に
対応する座標位置とに基づいて入力用ペンの各座標間の
移動速度を求める区間速度計測部とを備えたことを特徴
とする手書きコマンド入力装置。 - 【請求項4】 スタイラスペンとタブレットとを有し、
使用者により手書きコマンドが入力される入力部と、 前記スタイラスペンによるストロークの各座標の入力さ
れた時刻を計測する入力時刻計測部と、 前記入力時刻計測部により計測された時刻とその時刻に
対応する座標位置とに基づいて前記スタイラスペンの各
座標間の移動速度を求める区間速度計測部と、 前記スタイラスペンによるストロークの座標データに基
づいて前記手書きコマンドの認識を行うコマンド認識部
と、 前記コマンド認識部により認識されたコマンドと前記区
間速度計測部により求められた移動速度のデータとに基
づいてコマンドを実行するコマンド処理部とを備えたこ
とを特徴とする手書きコマンド入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971592A JPH064205A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 手書きコマンド入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15971592A JPH064205A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 手書きコマンド入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064205A true JPH064205A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15699706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15971592A Pending JPH064205A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 手書きコマンド入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064205A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6062667A (en) * | 1989-08-05 | 2000-05-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus constructed to detect a properly mounted ink cartridge |
US8131081B2 (en) | 2006-08-22 | 2012-03-06 | Ricoh Company, Limited | Image processing apparatus, and computer program product |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15971592A patent/JPH064205A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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