JPH0633277B2 - ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン化合物 - Google Patents
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン化合物Info
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- JPH0633277B2 JPH0633277B2 JP61300596A JP30059686A JPH0633277B2 JP H0633277 B2 JPH0633277 B2 JP H0633277B2 JP 61300596 A JP61300596 A JP 61300596A JP 30059686 A JP30059686 A JP 30059686A JP H0633277 B2 JPH0633277 B2 JP H0633277B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D495/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
- C07D495/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D495/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/20—Hypnotics; Sedatives
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P7/00—Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
- A61P7/02—Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規かつ医薬として有用なベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン化合物に関する。
〔4,3−c〕ピリダジン化合物に関する。
ヨーロッパ公開特許出願第124314A号公報には強
心作用、抗高血圧作用を有する2,4,4a,5−テト
ラヒドロ−7−(1H−イミダゾール−1−イル)−3
H−インデノ〔1,2−c〕ピリダジン−3−オンなど
の化合物が、またジャーナル・オブ・メディシナル・ケ
ミストリー(J.Med.Chem.)、第24巻、830頁(1
981年)には免疫抑制作用などを有する2−(4−ク
ロロフェニル)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピラゾ
ール−3−オンなどの化合物が開示されている。
心作用、抗高血圧作用を有する2,4,4a,5−テト
ラヒドロ−7−(1H−イミダゾール−1−イル)−3
H−インデノ〔1,2−c〕ピリダジン−3−オンなど
の化合物が、またジャーナル・オブ・メディシナル・ケ
ミストリー(J.Med.Chem.)、第24巻、830頁(1
981年)には免疫抑制作用などを有する2−(4−ク
ロロフェニル)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピラゾ
ール−3−オンなどの化合物が開示されている。
本発明者らは、有用な医薬を開発することを目的とし、
上記文献を含む従来技術では知られていないベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン骨格を着想して有効な
化合物を合成すべく、鋭意検討を行った。
上記文献を含む従来技術では知られていないベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン骨格を着想して有効な
化合物を合成すべく、鋭意検討を行った。
その結果、本発明者らは、以下の一般式(I)で表わさ
れる新規なベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン
化合物が抗不安作用などの有用な作用を有することを見
出し、本発明を完成した。
れる新規なベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン
化合物が抗不安作用などの有用な作用を有することを見
出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は一般式 (式中、R1,R2は同一または異なって水素、ハロゲ
ン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニト
ロ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはC
2-5アルカノイルアミドを、R3は水素、C1-8アルキ
ル、ヒドロキシ−C1-4アルキル、C2-5アルカノイルオ
キシ−C1-4アルキル、ピリジル、アリール、アリール
−C1-4アルキルまたは芳香環上にハロゲン、トリフル
オロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C
1-4アルキル、C1-4アルコキシおよびC2-5アルカノイ
ルアミドから選ばれる置換基を少なくとも1個有するア
リールもしくはアリール−C1-4アルキルを、nは0、
1または2を、4位と4a位との間の は単結合または二重結合を示す。) で表わされるベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジ
ン化合物に関する。
ン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニト
ロ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはC
2-5アルカノイルアミドを、R3は水素、C1-8アルキ
ル、ヒドロキシ−C1-4アルキル、C2-5アルカノイルオ
キシ−C1-4アルキル、ピリジル、アリール、アリール
−C1-4アルキルまたは芳香環上にハロゲン、トリフル
オロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C
1-4アルキル、C1-4アルコキシおよびC2-5アルカノイ
ルアミドから選ばれる置換基を少なくとも1個有するア
リールもしくはアリール−C1-4アルキルを、nは0、
1または2を、4位と4a位との間の は単結合または二重結合を示す。) で表わされるベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジ
ン化合物に関する。
一般式(I)の記号を定義により説明すると、ハロゲン
とはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素を、C1-4アルキルと
はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、第3級ブチルなどを、C1-4アルコキシと
はメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、
ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシなどを、C
2-5アルカノイルアミドとはアセチルアミド、プロピオ
ニルアミド、ブチリルアミド、ピバロイルアミドなど
を、ヒドロキシ−C1-4アルキルとはヒドロキシメチ
ル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキ
シブチルなどを、C2-5アルカノイルオキシ−C1-4アル
キルとはアセトキシメチル、アセトキシエチル、アセト
キシプロピル、アセトキシブチル、プロピオニルオキシ
メチル、プロピオニルオキシエチル、プロピオニルオキ
シプロピル、プロピオニルオキシブチルなどを、C1-8
アルキルとは直鎖または分枝鎖状で、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、第2級ブチル、第3
級ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノ
ニル、デシルなどを、アリール−C1-4アルキルとはベ
ンジル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニル
ブチル、ナフチルメチル、ナフチルエチル、ナフチルプ
ロピル、ナフチルブチルなどを、アリールとはフェニ
ル、ナフチルなどを示す。
とはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素を、C1-4アルキルと
はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、第3級ブチルなどを、C1-4アルコキシと
はメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、
ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシなどを、C
2-5アルカノイルアミドとはアセチルアミド、プロピオ
ニルアミド、ブチリルアミド、ピバロイルアミドなど
を、ヒドロキシ−C1-4アルキルとはヒドロキシメチ
ル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキ
シブチルなどを、C2-5アルカノイルオキシ−C1-4アル
キルとはアセトキシメチル、アセトキシエチル、アセト
キシプロピル、アセトキシブチル、プロピオニルオキシ
メチル、プロピオニルオキシエチル、プロピオニルオキ
シプロピル、プロピオニルオキシブチルなどを、C1-8
アルキルとは直鎖または分枝鎖状で、メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、第2級ブチル、第3
級ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノ
ニル、デシルなどを、アリール−C1-4アルキルとはベ
ンジル、フェニルエチル、フェニルプロピル、フェニル
ブチル、ナフチルメチル、ナフチルエチル、ナフチルプ
ロピル、ナフチルブチルなどを、アリールとはフェニ
ル、ナフチルなどを示す。
本発明の化合物(I)が不斉炭素原子を有する場合には
ラセミ体混合物または光学異性体の形で得ることがで
き、さらに化合物(I)が少なくとも2個の不斉炭素原
子を有する場合には、個々のジアステレオマーまたはそ
れらの混合物として得られる。本発明はこれらの混合物
および個々の異性体をも包含する。また、本発明は立体
異性体をも包含する。
ラセミ体混合物または光学異性体の形で得ることがで
き、さらに化合物(I)が少なくとも2個の不斉炭素原
子を有する場合には、個々のジアステレオマーまたはそ
れらの混合物として得られる。本発明はこれらの混合物
および個々の異性体をも包含する。また、本発明は立体
異性体をも包含する。
一般式(I)の好ましい化合物としては、R1,R2は同
一または異なって水素、ハロゲン、トリフルオロメチ
ル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1-4アル
キル、C1-4アルコキシまたはC2-5アルカノイルアミド
を、R3はアリールまたは芳香環上にハロゲン、トリフ
ルオロメチル、ヒドロキシ、ニトロ、C1-4アルキルお
よびC1-4アルコキシから選ばれる置換基を少なくとも
1個有するアリールを、nは0、1または2を、4位と
4a位との間の は単結合または二重結合を示す化合物である。
一または異なって水素、ハロゲン、トリフルオロメチ
ル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1-4アル
キル、C1-4アルコキシまたはC2-5アルカノイルアミド
を、R3はアリールまたは芳香環上にハロゲン、トリフ
ルオロメチル、ヒドロキシ、ニトロ、C1-4アルキルお
よびC1-4アルコキシから選ばれる置換基を少なくとも
1個有するアリールを、nは0、1または2を、4位と
4a位との間の は単結合または二重結合を示す化合物である。
一般式(I)のより好ましい化合物としては、R1,R2
は同一または異なって水素、ハロゲンまたはC1-4アル
キルを、R3はアリールまたは芳香環上にハロゲンを少
なくとも1個有するアリールを、nは0、1または2
を、4位と4a位との間の は単結合を示す化合物である。
は同一または異なって水素、ハロゲンまたはC1-4アル
キルを、R3はアリールまたは芳香環上にハロゲンを少
なくとも1個有するアリールを、nは0、1または2
を、4位と4a位との間の は単結合を示す化合物である。
本発明において一般式(I)の化合物は、たとえば以下
に示す方法によって合成することができる。
に示す方法によって合成することができる。
方法(i) 一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされる化合物と、一般式 R3−NHNH2 (III) (式中、R3は前記と同義である。) で表わされるヒドラジン誘導体またはその水和物あるい
は酸付加塩とを反応させて得られる一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされる化合物を閉環反応に付す方法。
は酸付加塩とを反応させて得られる一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされる化合物を閉環反応に付す方法。
反応は適当な溶媒、たとえばメタノール、エタノール、
プロパノールなどのアルコール系溶媒中、5〜20時間
過熱還流することにより進行し、一般式(I)および一
般式(IV)の化合物を生ずる。
プロパノールなどのアルコール系溶媒中、5〜20時間
過熱還流することにより進行し、一般式(I)および一
般式(IV)の化合物を生ずる。
一般式(III)のヒドラジン誘導体が酸付加塩の場合、
脱酸剤(酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)の存在下
に反応させる。一般式(IV)の化合物が得られた場合に
は、酢酸中5〜10時間加熱還流することにより一般式
(I)の化合物を得ることができる。
脱酸剤(酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど)の存在下
に反応させる。一般式(IV)の化合物が得られた場合に
は、酢酸中5〜10時間加熱還流することにより一般式
(I)の化合物を得ることができる。
方法(ii) 一般式(I)においてn=0の酸化反応を付すことによ
り一般式(I)中、n=1または2の化合物、すなわち
オキシドまたジオキシド化合物を合成する方法。
り一般式(I)中、n=1または2の化合物、すなわち
オキシドまたジオキシド化合物を合成する方法。
反応は適当な溶媒中、酸化剤(過酢酸、過安息香酸、m
−クロロ過安息香酸など)の存在下10〜100℃に1
〜10時間保つことにより進行するが、酢酸溶媒中、過
酸化水素の存在下、室温に1〜5時間保つとn=1の化
合物が優先的に得られ、30〜100℃に2〜10時間
保つことによりn=2の化合物が得られる。
−クロロ過安息香酸など)の存在下10〜100℃に1
〜10時間保つことにより進行するが、酢酸溶媒中、過
酸化水素の存在下、室温に1〜5時間保つとn=1の化
合物が優先的に得られ、30〜100℃に2〜10時間
保つことによりn=2の化合物が得られる。
方法(iii) 一般式(I)においてR3が水素である化合物と一般式 R4−X (V) 〔式中、R4はC1-4アルキル、ヒドロキシ−C1-4アル
キル、C2-5アルカノイルオキシ−C1-4アルキルまたは
アリール−C1-4アルキルを、Xは反応活性な原子また
は基(塩素、臭素などのハロゲンまたはメタンスルホニ
ルオキシ、トルエンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホ
ニルオキシなど)を示す。〕 で表わされる化合物を反応させR3がC1-4アルキル、ヒ
ドロキシ−C1-4アルキル、C2-5アルカノイルオキシ、
C1-4アルキル、アリール−C1-4アルキルである化合物
を製造する方法。
キル、C2-5アルカノイルオキシ−C1-4アルキルまたは
アリール−C1-4アルキルを、Xは反応活性な原子また
は基(塩素、臭素などのハロゲンまたはメタンスルホニ
ルオキシ、トルエンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホ
ニルオキシなど)を示す。〕 で表わされる化合物を反応させR3がC1-4アルキル、ヒ
ドロキシ−C1-4アルキル、C2-5アルカノイルオキシ、
C1-4アルキル、アリール−C1-4アルキルである化合物
を製造する方法。
反応は適当な溶媒、たとえばベンゼン、トルエン、キシ
レンなどの非極性溶媒、あるいはN,N−ジメチルホル
ムアミド、アセトニトリルなどの極性溶媒中、脱酸剤
(水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウムなど)の存在下、0〜50℃で1〜10
時間保つことにより進行する。
レンなどの非極性溶媒、あるいはN,N−ジメチルホル
ムアミド、アセトニトリルなどの極性溶媒中、脱酸剤
(水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウムなど)の存在下、0〜50℃で1〜10
時間保つことにより進行する。
方法(iv) 一般式(I)において4位と4a位との間の結合が二重
結合である場合は、その結合部位が単結合である化合物
に酢酸溶媒中、臭素を滴下することにより(ジャーナル
・オブ・メディシナル・ケミストリー(J.Med.Chem.)
第14巻、262頁(1971年)〕、またはナトリウ
ム−m−ニトロベンゼンスルホネート(Bachmann法、英
国特許第1168291号明細書)と反応する方法によ
っても合成することができる。
結合である場合は、その結合部位が単結合である化合物
に酢酸溶媒中、臭素を滴下することにより(ジャーナル
・オブ・メディシナル・ケミストリー(J.Med.Chem.)
第14巻、262頁(1971年)〕、またはナトリウ
ム−m−ニトロベンゼンスルホネート(Bachmann法、英
国特許第1168291号明細書)と反応する方法によ
っても合成することができる。
反応は酢酸溶媒中、1〜1.5倍モル量の臭素を20〜6
0℃で滴下すると好適に進行する。
0℃で滴下すると好適に進行する。
方法(v) 上記方法(i)〜(iv)により得られた化合物の基
R1,R2または基R3の置換基を、通常の有機化学的手
法によって他の基に交換する方法。
R1,R2または基R3の置換基を、通常の有機化学的手
法によって他の基に交換する方法。
そのような方法としては、たとえばニトロ基をアミノ基
に還元する方法、アミノ基を低級アルカノイル化する方
法またはアミノ基をシアノ基に変換する方法(ザンドマ
イヤー反応、ガッターマン反応など)があげられる。
に還元する方法、アミノ基を低級アルカノイル化する方
法またはアミノ基をシアノ基に変換する方法(ザンドマ
イヤー反応、ガッターマン反応など)があげられる。
また各異性体を単離する場合には、次のような常法を用
いることができる。すなわち、ラセミ体混合物は、たと
えば光学活性な酸との塩の分別再結晶により、もしくは
光学活性な担体を充填したカラムを通すことにより所望
の光学異性体に分割することができる。個々のジアステ
レオマーは分別結晶化、クロマトグラフィーなどの手段
によって分離することができる。これらは光学活性な原
料化合物などを用いることによっても得られる。また、
立体異性体は再結晶法、カラムクロマト法などにより単
離することができる。
いることができる。すなわち、ラセミ体混合物は、たと
えば光学活性な酸との塩の分別再結晶により、もしくは
光学活性な担体を充填したカラムを通すことにより所望
の光学異性体に分割することができる。個々のジアステ
レオマーは分別結晶化、クロマトグラフィーなどの手段
によって分離することができる。これらは光学活性な原
料化合物などを用いることによっても得られる。また、
立体異性体は再結晶法、カラムクロマト法などにより単
離することができる。
本発明における一般式(II)の化合物は文献未載の新規
化合物であり、たとえば一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされる化合物に、アセトン中、ヨウ化メチルを加
え、室温で2〜5時間保持することによって第4級アン
モニウム化合物とする。これをメタノールあるいはジメ
チルホルムアミド中、シアン化カリウムまたはシアン化
ナトリウムを加えて、40〜50℃で4〜8時間反応さ
せて一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされるシアノ体とし、さらに酢酸および濃塩酸を
加え、80〜100℃で8〜10時間保つことによっ
て、一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) の化合物が得られる。
化合物であり、たとえば一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされる化合物に、アセトン中、ヨウ化メチルを加
え、室温で2〜5時間保持することによって第4級アン
モニウム化合物とする。これをメタノールあるいはジメ
チルホルムアミド中、シアン化カリウムまたはシアン化
ナトリウムを加えて、40〜50℃で4〜8時間反応さ
せて一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) で表わされるシアノ体とし、さらに酢酸および濃塩酸を
加え、80〜100℃で8〜10時間保つことによっ
て、一般式 (式中、各記号は前記と同義である。) の化合物が得られる。
参考までに化合物(VII)、(II′)の代表例について
の物理恒数を示す。
の物理恒数を示す。
化合物(VII): ◎ α−(6−クロロ−2,3−ジヒドロ−4−オキソ
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)アセトニト
リル、融点148〜150℃ ◎ α−(2,3−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)アセトニト
リル、融点114〜116℃ 化合物(II′): ◎ α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−4H−1−
ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融点110〜11
3℃ ◎ α−(6−クロロ−2,3−ジヒドロ−4−オキソ
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融点
167〜169℃ ◎ α−(2,3−ジヒドロ−6−フルオロ−4−オキ
ソ−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融
点141〜143℃ ◎ α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融点
113〜115℃ 本発明の一般式(I)の化合物は、ビククリン、ペンチ
レンテトラゾールなどの化学的痙攣誘発剤に対する拮抗
作用を有し、ベンゾジアゼピン受容体に対して10−6
〜10−8Mの高い親和性を示す反面、筋弛緩作用など
の体性機能に対する影響が少ないことから、抗不安薬と
して有用である。また、ジアゼパムなどの既存抗不安薬
の適量投与あるいは中毒に対する中和剤としても有用で
ある。
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)アセトニト
リル、融点148〜150℃ ◎ α−(2,3−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)アセトニト
リル、融点114〜116℃ 化合物(II′): ◎ α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−4H−1−
ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融点110〜11
3℃ ◎ α−(6−クロロ−2,3−ジヒドロ−4−オキソ
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融点
167〜169℃ ◎ α−(2,3−ジヒドロ−6−フルオロ−4−オキ
ソ−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融
点141〜143℃ ◎ α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル
−4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸、融点
113〜115℃ 本発明の一般式(I)の化合物は、ビククリン、ペンチ
レンテトラゾールなどの化学的痙攣誘発剤に対する拮抗
作用を有し、ベンゾジアゼピン受容体に対して10−6
〜10−8Mの高い親和性を示す反面、筋弛緩作用など
の体性機能に対する影響が少ないことから、抗不安薬と
して有用である。また、ジアゼパムなどの既存抗不安薬
の適量投与あるいは中毒に対する中和剤としても有用で
ある。
以下に本発明化合物の薬理作用を実験方法と共に示す。
1)ベンゾジアゼピンに対する置換能 特異的ベンゾジアゼピン受容体結合力試験 ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー
(European J.Pharmcol.)第51巻、129頁(197
8年)とライフ・サイエンス(Life Science)第20
巻、1201頁(1977年)の方法に準じて行なっ
た。
(European J.Pharmcol.)第51巻、129頁(197
8年)とライフ・サイエンス(Life Science)第20
巻、1201頁(1977年)の方法に準じて行なっ
た。
すなわち、9〜10週令のウイスター系雄性ラットの大
脳皮質より粗シナプトソーム画分を分離し、120mM
塩化ナトリウムおよび5mM塩化カリウムを含む50m
Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)に懸濁して実験に用い
た。
脳皮質より粗シナプトソーム画分を分離し、120mM
塩化ナトリウムおよび5mM塩化カリウムを含む50m
Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)に懸濁して実験に用い
た。
次にシナプトソーム懸濁液に数種類の濃度の被検化合物
とトリチウム化ジアゼパム(最終濃度2nM)を加え、
0℃で20分間インキュベートした。その後この懸濁液
をホワットマン(Whatman)GF/Bグラスファイバー
フィルターで濾過し、上記緩衝液でフィルターを洗った
後、フィルター上に残った放射能活性を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。
とトリチウム化ジアゼパム(最終濃度2nM)を加え、
0℃で20分間インキュベートした。その後この懸濁液
をホワットマン(Whatman)GF/Bグラスファイバー
フィルターで濾過し、上記緩衝液でフィルターを洗った
後、フィルター上に残った放射能活性を液体シンチレー
ションカウンターで測定した。
特異的結合量は、総結合量から10−6Mの非放射性ジ
アゼパムの存在下で得られた結合量を差し引いた値とし
た。
アゼパムの存在下で得られた結合量を差し引いた値とし
た。
以上の試験法により、本発明化合物のベンゾジアゼピン
受容体に対する親和力は、トリチウム化ジアゼパムをそ
の結合部位から置換する能力によって評価されるもので
あり、Ki値で表わされる。
受容体に対する親和力は、トリチウム化ジアゼパムをそ
の結合部位から置換する能力によって評価されるもので
あり、Ki値で表わされる。
第1表に試験結果を示す。
2)抗ビククリン作用 ライフ・サイエンス(Life Science)第21巻、177
9頁(1977年)の方法に準じて抗ビククリン作用試
験を行った。
9頁(1977年)の方法に準じて抗ビククリン作用試
験を行った。
すなわち、体重20〜28gの雄性ddYマウスを1群7
〜14匹として使用した。被検薬を経口投与して1時間
後に、(+)ビククリン0.6mg/kgを静脈内投与し5分以
内の強直性伸展痙攣の発現の有無を調べ、50%有効濃
度(ED50値)を求めた。
〜14匹として使用した。被検薬を経口投与して1時間
後に、(+)ビククリン0.6mg/kgを静脈内投与し5分以
内の強直性伸展痙攣の発現の有無を調べ、50%有効濃
度(ED50値)を求めた。
第2表に試験結果を示す。
本発明化合物を医薬として用いる場合には、薬理学上許
容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤などと混合し、錠
剤、カプセル剤、顆粒、シロップ剤、注射剤、坐剤また
は散剤などの形態で投与できる。投与量は、たとえば経
口投与の場合、通常成人1日当り5〜500mg程度であ
り、これを1回または数回に分けて投与することができ
る。
容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤などと混合し、錠
剤、カプセル剤、顆粒、シロップ剤、注射剤、坐剤また
は散剤などの形態で投与できる。投与量は、たとえば経
口投与の場合、通常成人1日当り5〜500mg程度であ
り、これを1回または数回に分けて投与することができ
る。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらにより何ら限定されるものではない。
明はこれらにより何ら限定されるものではない。
実施例1 α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−4H−1−ベン
ゾチオピラン−3−イル)酢酸10g、4−クロロフェ
ニルヒドラジン塩酸塩12gおよび酢酸ナトリウム5.5
gをエタノール200ml中に加え、10時間加熱還流す
る。次にエタノールを減圧下に留去し、残留物に酢酸2
00mlを加えて10時間加熱還流する。酢酸を留去後、
クロロホルムで抽出し、抽出液を水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧下にクロロホルムを留去する。
析出する結晶にイソプロピルエーテルを加えて濾取し、
酢酸から再結晶すると、無色プリズム晶である2−(4
−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ
−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダ
ジン−3−オン11.5gが得られる。融点146〜147
℃ 実施例2 α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル−4
H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸2gおよび
100%ヒドラジン水和物0.8gをエタノール50ml中
に加え、8時間加熱還流する。減圧下約半量のエタノー
ルを留去し、冷却後、析出する結晶を濾取し酢酸から再
結晶すると、無色プリズム晶である9−メチル−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン1gが得ら
れる。融点217〜219℃ 実施例3 2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン11.5gを酢酸200ml中に加
え、室温で撹拌しながら35%過酸化水素66mlを滴下
する。滴下終了後、3時間室温で撹拌し、反応物を過剰
の水に注ぎ、クロロホルムで抽出する。抽出液を水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下クロロホル
ムを留去する。析出する結晶にイソプロピルエーテルを
加えて濾取し、イソプロピルアルコールから再結晶する
と、無色針状晶である2−(4−クロロフェニル)−
2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾ
チオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−
オキシド7.7gが得られる。融点181〜183℃ 実施例4 実施例3で得られた2−(4−クロロフェニル)−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキ
シド7.0gをヘキサン−酢酸エチル(3:1)の混合溶
媒を溶出液としてシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により分離、精製し、第1溶出部から得られた結晶をイ
ソプロピルアルコールから再結晶すると融点210〜2
13℃の(4aR*,6S*)−2−(4−クロロフェ
ニル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−
(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3
−オン−6−オキシド0.6gが得られる。また、第2溶
出部から得られた結晶をイソプロピルアルコールから再
結晶すると、融点190〜192℃の(4aR*,6R
*)−2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド5.0gが
得られる。
ゾチオピラン−3−イル)酢酸10g、4−クロロフェ
ニルヒドラジン塩酸塩12gおよび酢酸ナトリウム5.5
gをエタノール200ml中に加え、10時間加熱還流す
る。次にエタノールを減圧下に留去し、残留物に酢酸2
00mlを加えて10時間加熱還流する。酢酸を留去後、
クロロホルムで抽出し、抽出液を水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧下にクロロホルムを留去する。
析出する結晶にイソプロピルエーテルを加えて濾取し、
酢酸から再結晶すると、無色プリズム晶である2−(4
−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ
−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダ
ジン−3−オン11.5gが得られる。融点146〜147
℃ 実施例2 α−(2,3−ジヒドロ−4−オキソ−6−メチル−4
H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸2gおよび
100%ヒドラジン水和物0.8gをエタノール50ml中
に加え、8時間加熱還流する。減圧下約半量のエタノー
ルを留去し、冷却後、析出する結晶を濾取し酢酸から再
結晶すると、無色プリズム晶である9−メチル−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン1gが得ら
れる。融点217〜219℃ 実施例3 2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン11.5gを酢酸200ml中に加
え、室温で撹拌しながら35%過酸化水素66mlを滴下
する。滴下終了後、3時間室温で撹拌し、反応物を過剰
の水に注ぎ、クロロホルムで抽出する。抽出液を水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下クロロホル
ムを留去する。析出する結晶にイソプロピルエーテルを
加えて濾取し、イソプロピルアルコールから再結晶する
と、無色針状晶である2−(4−クロロフェニル)−
2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾ
チオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−
オキシド7.7gが得られる。融点181〜183℃ 実施例4 実施例3で得られた2−(4−クロロフェニル)−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキ
シド7.0gをヘキサン−酢酸エチル(3:1)の混合溶
媒を溶出液としてシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により分離、精製し、第1溶出部から得られた結晶をイ
ソプロピルアルコールから再結晶すると融点210〜2
13℃の(4aR*,6S*)−2−(4−クロロフェ
ニル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−
(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3
−オン−6−オキシド0.6gが得られる。また、第2溶
出部から得られた結晶をイソプロピルアルコールから再
結晶すると、融点190〜192℃の(4aR*,6R
*)−2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド5.0gが
得られる。
実施例5 2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド4.7gを酢酸
150ml中に加え、室温で撹拌しながら35%過酸化水
素55mlを滴下する。滴下終了後、水浴上40〜50℃
で4時間撹拌し、反応物を過剰の水に注ぐ。析出する結
晶を濾取し、50%酢酸水から再結晶すると、無色粉末
状晶である2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,
4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6,6−ジオキ
シド2.9gが得られる。融点168〜170℃ 実施例6 α−(2,3−ジヒドロ−6−フルオロ−4−オキソ−
4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸2gを
N,N−ジメチルホルムアミド20ml中に加える。次に
撹拌しながら60%水素化ナトリウム0.4gを加える。
混合物を1時間水浴上40〜50℃で撹拌した後、室温
まで冷却して、ヨウ化メチル2.4gを加える。混合物を
水浴上3時間、約30℃で撹拌し、反応混合物を減圧下
留去し、残留物をクロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にクロロ
ホルムを留去する。析出する結晶にイソプロピルエーテ
ルを加えて濾取し、エタノールから再結晶すると無色プ
リズム晶である9−フルオロ−2−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン1gが得られ
る。融点125〜128℃ 実施例7 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン1.7gを酢酸3
0ml中に加え、水浴上40〜50℃で撹拌しながら臭素
1.2gを滴下する。滴下終了後、50℃で3時間撹拌
し、反応物を過剰の水に注ぐ。析出する結晶を濾取し、
酢酸から再結晶すると黄色粉末状晶である2−(4−ク
ロロフェニル)−9−メチル−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン0.5gが得られる。融点200〜206℃ 上記実施例と同様にして、以下の化合物が得られる。
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド4.7gを酢酸
150ml中に加え、室温で撹拌しながら35%過酸化水
素55mlを滴下する。滴下終了後、水浴上40〜50℃
で4時間撹拌し、反応物を過剰の水に注ぐ。析出する結
晶を濾取し、50%酢酸水から再結晶すると、無色粉末
状晶である2−(4−クロロフェニル)−2,3,4,
4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6,6−ジオキ
シド2.9gが得られる。融点168〜170℃ 実施例6 α−(2,3−ジヒドロ−6−フルオロ−4−オキソ−
4H−1−ベンゾチオピラン−3−イル)酢酸2gを
N,N−ジメチルホルムアミド20ml中に加える。次に
撹拌しながら60%水素化ナトリウム0.4gを加える。
混合物を1時間水浴上40〜50℃で撹拌した後、室温
まで冷却して、ヨウ化メチル2.4gを加える。混合物を
水浴上3時間、約30℃で撹拌し、反応混合物を減圧下
留去し、残留物をクロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下にクロロ
ホルムを留去する。析出する結晶にイソプロピルエーテ
ルを加えて濾取し、エタノールから再結晶すると無色プ
リズム晶である9−フルオロ−2−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン1gが得られ
る。融点125〜128℃ 実施例7 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン1.7gを酢酸3
0ml中に加え、水浴上40〜50℃で撹拌しながら臭素
1.2gを滴下する。滴下終了後、50℃で3時間撹拌
し、反応物を過剰の水に注ぐ。析出する結晶を濾取し、
酢酸から再結晶すると黄色粉末状晶である2−(4−ク
ロロフェニル)−9−メチル−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン0.5gが得られる。融点200〜206℃ 上記実施例と同様にして、以下の化合物が得られる。
実施例8 2−フェニル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン、融点103〜106℃ 実施例9 2−(4−メチルフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点116〜118℃ 実施例10 2−(4−メトキシフェニル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点163〜165℃ 実施例11 2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン、融点135〜136℃ 実施例12 2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド、融点1
84〜187℃ 実施例13 2−(4−ブロモフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点167〜169℃ 実施例14 9−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点130〜
131℃ 実施例15 9−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点134〜
136℃ 実施例16 9−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点241〜243℃(分解)。
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン、融点103〜106℃ 実施例9 2−(4−メチルフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点116〜118℃ 実施例10 2−(4−メトキシフェニル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点163〜165℃ 実施例11 2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン、融点135〜136℃ 実施例12 2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド、融点1
84〜187℃ 実施例13 2−(4−ブロモフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点167〜169℃ 実施例14 9−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点130〜
131℃ 実施例15 9−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点134〜
136℃ 実施例16 9−クロロ−2−(4−フルオロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点241〜243℃(分解)。
実施例17 9−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点209〜211℃ 実施例18 2−(4−クロロフェニル)−9−フルオロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点253〜
256℃ 実施例19 2−(4−クロロフェニル)−9−フルオロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点188〜191℃ 実施例20 9−フルオロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オ
ン、融点192〜194℃ 実施例21 9−フルオロ−2−(4−ニトロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点188〜
190℃ 実施例22 2−(4−メトキシフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点146〜
148℃ 実施例23 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点186〜189℃ 実施例24 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点169〜
171℃ 実施例25 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、6,6−ジオ
キシド、融点164〜167℃ 実施例26 9−クロロ−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−
(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3
−オン、融点211〜212℃ 実施例27 2−(2−アセトキシエチル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点82〜86℃ 実施例28 9−フルオロ−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン、融点226〜228℃ 実施例29 2−(4−ブロモフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド、融点204
〜206℃ 実施例30 2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン−6,6−ジオキシド、
融点165〜166℃ 実施例31 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点124〜
127℃ 実施例32 2−(4−ヒドロキシフェニル)−2,3,4,4a−
テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3
−c〕ピリダジン−3−オン、融点239〜240℃ 実施例33 2−(2−ピリジル)−2,3,4,4a−テトラヒド
ロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリ
ダジン−3−オン、融点125〜129℃ 実施例34 2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン−6−オキシド、融点195〜196℃ 実施例35 2−(4−クロロフェニル)−9−メトキシ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点143〜
144℃ 実施例36 2−(4−クロロフェニル)−9−ヒドロキシ−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点21
4〜215℃ 実施例37 2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン、融点183〜185℃ 実施例38 2−(4−メトキシフェニル)−9−メトキシ−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点12
4〜126℃ 実施例39 9−フルオロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン
−6,6−ジオキシド、融点150〜153℃ 実施例40 2−(3−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点136〜138℃ 実施例41 2−(3−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6,6−ジオキシド、融点
175〜177℃ 実施例42 2−(4−クロロフェニル)−7−クロロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点195〜
196℃ 実施例43 9−フルオロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン
−6−オキシド、融点170〜173℃ 実施例44 2−(2−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点165〜167℃ 実施例45 9−メトキシ−2−(3−トルフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オ
ン、融点149〜151℃ 実施例46 9−ヒドロキシ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オ
ン、融点222〜223℃ 実施例47 9−フルオロ−2−(4−メトキシフェニル)−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点12
3〜125℃ 実施例48 9−フルオロ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点26
1〜262℃ 実施例49 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド 実施例50 2−(4−フルオロフェニル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン 実施例51 2−(4−フルオロフェニル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド 実施例52 2−(4−アミノフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン 実施例53 2−(4−アセチルアミドフェニル)−2,3,4,4
a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例54 2−(4−プロピオニルアミドフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕
ピリダジン−3−オン 実施例55 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−9−メトキ
シ−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベ
ンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、 実施例56 2−(4−クロロフェニル)−9−ニトロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例57 9−アセチルアミド−2−(4−クロロフェニル)−
2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾ
チオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例58 2−フェニル−8−トリフルオロメチル−2,3,4,
4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例59 8,9−ジメチル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−
5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジ
ン−3−オン 実施例60 2−ブチル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−
(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3
−オン 実施例61 2−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3,4,4a−
テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3
−c〕ピリダジン−3−オン 実施例62 9−アミノ−2−フェニル−2,3,4,4a−テトラ
ヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕
ピリダジン−3−オン 実施例63 2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン−6,6−ジオキシド 実施例64 2−ベンジル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン 実施例65 2−(3−フェニルプロピル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン 実施例66 2−オクチル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン 実施例67 2−(4−クロロフェニル)−9−シアノ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例68 2−(4−シアノフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点209〜211℃ 実施例18 2−(4−クロロフェニル)−9−フルオロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点253〜
256℃ 実施例19 2−(4−クロロフェニル)−9−フルオロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点188〜191℃ 実施例20 9−フルオロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オ
ン、融点192〜194℃ 実施例21 9−フルオロ−2−(4−ニトロフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点188〜
190℃ 実施例22 2−(4−メトキシフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点146〜
148℃ 実施例23 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシ
ド、融点186〜189℃ 実施例24 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点169〜
171℃ 実施例25 2−(4−クロロフェニル)−9−メチル−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、6,6−ジオ
キシド、融点164〜167℃ 実施例26 9−クロロ−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−
(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3
−オン、融点211〜212℃ 実施例27 2−(2−アセトキシエチル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点82〜86℃ 実施例28 9−フルオロ−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン、融点226〜228℃ 実施例29 2−(4−ブロモフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド、融点204
〜206℃ 実施例30 2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,3,4,4a
−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,
3−c〕ピリダジン−3−オン−6,6−ジオキシド、
融点165〜166℃ 実施例31 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点124〜
127℃ 実施例32 2−(4−ヒドロキシフェニル)−2,3,4,4a−
テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3
−c〕ピリダジン−3−オン、融点239〜240℃ 実施例33 2−(2−ピリジル)−2,3,4,4a−テトラヒド
ロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリ
ダジン−3−オン、融点125〜129℃ 実施例34 2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン−6−オキシド、融点195〜196℃ 実施例35 2−(4−クロロフェニル)−9−メトキシ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点143〜
144℃ 実施例36 2−(4−クロロフェニル)−9−ヒドロキシ−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点21
4〜215℃ 実施例37 2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン、融点183〜185℃ 実施例38 2−(4−メトキシフェニル)−9−メトキシ−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点12
4〜126℃ 実施例39 9−フルオロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン
−6,6−ジオキシド、融点150〜153℃ 実施例40 2−(3−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点136〜138℃ 実施例41 2−(3−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6,6−ジオキシド、融点
175〜177℃ 実施例42 2−(4−クロロフェニル)−7−クロロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点195〜
196℃ 実施例43 9−フルオロ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン
−6−オキシド、融点170〜173℃ 実施例44 2−(2−クロロフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン、融点165〜167℃ 実施例45 9−メトキシ−2−(3−トルフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オ
ン、融点149〜151℃ 実施例46 9−ヒドロキシ−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)
ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オ
ン、融点222〜223℃ 実施例47 9−フルオロ−2−(4−メトキシフェニル)−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点12
3〜125℃ 実施例48 9−フルオロ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−2,
3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオ
ピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、融点26
1〜262℃ 実施例49 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド 実施例50 2−(4−フルオロフェニル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン 実施例51 2−(4−フルオロフェニル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン−6−オキシド 実施例52 2−(4−アミノフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン 実施例53 2−(4−アセチルアミドフェニル)−2,3,4,4
a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例54 2−(4−プロピオニルアミドフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕
ピリダジン−3−オン 実施例55 2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−9−メトキ
シ−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベ
ンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン、 実施例56 2−(4−クロロフェニル)−9−ニトロ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例57 9−アセチルアミド−2−(4−クロロフェニル)−
2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾ
チオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例58 2−フェニル−8−トリフルオロメチル−2,3,4,
4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ
〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例59 8,9−ジメチル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−
5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジ
ン−3−オン 実施例60 2−ブチル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H−
(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−3
−オン 実施例61 2−(3−ヒドロキシプロピル)−2,3,4,4a−
テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3
−c〕ピリダジン−3−オン 実施例62 9−アミノ−2−フェニル−2,3,4,4a−テトラ
ヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕
ピリダジン−3−オン 実施例63 2−(4−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン−6,6−ジオキシド 実施例64 2−ベンジル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン 実施例65 2−(3−フェニルプロピル)−2,3,4,4a−テ
トラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン 実施例66 2−オクチル−2,3,4,4a−テトラヒドロ−5H
−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジン−
3−オン 実施例67 2−(4−クロロフェニル)−9−シアノ−2,3,
4,4a−テトラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラ
ノ〔4,3−c〕ピリダジン−3−オン 実施例68 2−(4−シアノフェニル)−2,3,4,4a−テト
ラヒドロ−5H−(1)ベンゾチオピラノ〔4,3−
c〕ピリダジン−3−オン
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1,R2は同一または異なって水素、ハロゲ
ン、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニト
ロ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルコキシまたはC
2-5アルカノイルアミドを、R3は水素、C1-8アルキ
ル、ヒドロキシ−C1-4アルキル、C2-5アルカノイルオ
キシ−C1-4アルキル、ピリジル、アリール、アリール
−C1-4アルキルまたは芳香環上にハロゲン、トリフル
オロメチル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C
1-4アルキル、C1-4アルコキシおよびC2-5アルカノイ
ルアミドから選ばれる置換基を少なくとも1個有するア
リールもしくはアリールC1-4アルキルを、nは0、1
または2を、4位と4a位との間の は単結合または二重結合を示す。) で表わされるベンゾチオピラノ〔4,3−c〕ピリダジ
ン化合物。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
JP61-3904 | 1986-01-10 | ||
JP390486 | 1986-01-10 |
Publications (2)
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---|---|
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---|---|---|---|
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- 1986-12-27 US US07/087,569 patent/US4843075A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-12-27 EP EP19870900297 patent/EP0252990A4/en not_active Withdrawn
Also Published As
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