JPH06302787A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
- Publication number
- JPH06302787A JPH06302787A JP8449793A JP8449793A JPH06302787A JP H06302787 A JPH06302787 A JP H06302787A JP 8449793 A JP8449793 A JP 8449793A JP 8449793 A JP8449793 A JP 8449793A JP H06302787 A JPH06302787 A JP H06302787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- cell
- data
- cell block
- memory cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 claims abstract description 24
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 abstract 1
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 218
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 20
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 18
- 101000578349 Homo sapiens Nucleolar MIF4G domain-containing protein 1 Proteins 0.000 description 11
- 102100027969 Nucleolar MIF4G domain-containing protein 1 Human genes 0.000 description 11
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 2
- 210000003771 C cell Anatomy 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/04—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
- G11C16/0491—Virtual ground arrays
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/04—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
- G11C16/0483—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、高集積化に適したNAND型の不
揮発性半導体メモリ装置を提供しようとするものであ
る。 【構成】 複数の配線BL1,BL2 と、これらの配線BL1,BL
2 の相互間各々に配設され、複数のメモリセルから構成
され、互いに直列接続されたセルブロックA,B とを具備
する。そして、セルブロックAからデ−タの読み出しを
行う時、このセルブロックAに隣接する一方の配線BL2
をビット線として利用し、他方の配線BL1をソ−ス線と
して利用するように、セルブロックの選択状態に応じて
配線の機能をビット線およびソ−ス線のいずれかに切り
換えるように構成したことを主要な特徴としている。こ
の構成であると、格別にソ−ス線を形成設する必要が無
くなるとともに、ソ−ス線用コンタクト孔も排除できる
ので高集積化に適する。
揮発性半導体メモリ装置を提供しようとするものであ
る。 【構成】 複数の配線BL1,BL2 と、これらの配線BL1,BL
2 の相互間各々に配設され、複数のメモリセルから構成
され、互いに直列接続されたセルブロックA,B とを具備
する。そして、セルブロックAからデ−タの読み出しを
行う時、このセルブロックAに隣接する一方の配線BL2
をビット線として利用し、他方の配線BL1をソ−ス線と
して利用するように、セルブロックの選択状態に応じて
配線の機能をビット線およびソ−ス線のいずれかに切り
換えるように構成したことを主要な特徴としている。こ
の構成であると、格別にソ−ス線を形成設する必要が無
くなるとともに、ソ−ス線用コンタクト孔も排除できる
ので高集積化に適する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置に係わり、特にセルブロックを有したNAND型の
ような不揮発性半導体記憶装置に関する。
装置に係わり、特にセルブロックを有したNAND型の
ような不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不揮発性半導体記憶装置として、
複数のメモリセルによってNANDセルブロックを構成
した電気的にデ−タの書き替えが可能な不揮発性半導体
記憶装置がある。この明細書中、このような記憶装置を
NAND型EEPROMと呼ぶことにする。
複数のメモリセルによってNANDセルブロックを構成
した電気的にデ−タの書き替えが可能な不揮発性半導体
記憶装置がある。この明細書中、このような記憶装置を
NAND型EEPROMと呼ぶことにする。
【0003】図9は代表的なNAND型EEPROMの
回路図、図10は代表的なNAND型EEPROMのパタ
−ン平面図、図11は断面図で、(a)図は図10中のa−
a線に沿う断面図、(b)図は図10中のb−b線に沿う
断面図である。
回路図、図10は代表的なNAND型EEPROMのパタ
−ン平面図、図11は断面図で、(a)図は図10中のa−
a線に沿う断面図、(b)図は図10中のb−b線に沿う
断面図である。
【0004】図9〜図11に示すように、N型シリコン基
板1上には、P型のウェル領域2が形成されている。ウ
ェル領域2上の素子分離絶縁膜3で囲まれた素子領域に
は、4個のメモリセルMa 〜Md と2つの選択ゲ―トS
1,S2とを持つNANDセルブロックが形成されてい
る。NANDセルブロックのメモリセルMa 〜Md はウ
ェル領域2上に熱酸化膜から成る第1ゲ―ト絶縁膜4を
介して形成された第1層多結晶シリコン膜で成る浮遊ゲ
―ト5(5-1〜5-4)と、浮遊ゲ−ト5上に絶縁膜6を
介して形成された第2層多結晶シリコン膜で成る制御ゲ
―ト7(7-1〜7-4)とにより構成されている。
板1上には、P型のウェル領域2が形成されている。ウ
ェル領域2上の素子分離絶縁膜3で囲まれた素子領域に
は、4個のメモリセルMa 〜Md と2つの選択ゲ―トS
1,S2とを持つNANDセルブロックが形成されてい
る。NANDセルブロックのメモリセルMa 〜Md はウ
ェル領域2上に熱酸化膜から成る第1ゲ―ト絶縁膜4を
介して形成された第1層多結晶シリコン膜で成る浮遊ゲ
―ト5(5-1〜5-4)と、浮遊ゲ−ト5上に絶縁膜6を
介して形成された第2層多結晶シリコン膜で成る制御ゲ
―ト7(7-1〜7-4)とにより構成されている。
【0005】各メモリセルの制御ゲ―ト7はそれぞれ行
方向に連続的に形成されてワ―ド線WL1〜WL4とな
る。二つの選択ゲ―トS1,S2のゲ―ト電極7-5,7
-6はそれぞれ選択制御線SGD,SGSに接続されてい
る。各NANDセルブロックのN型ドレイン拡散層8は
共通にビット線BL(BL1)に接続され、N型ソ―ス
拡散層9は複数のNANDセルブロックについて共通ソ
―ス線SLとして形成されている。選択ゲ−トS1とメ
モリセルM1とはN型拡散層10-1により接続され、メ
モリセルM1とメモリセルM2とはN型拡散層10-2に
より接続され、…、メモリセルM4と選択ゲ−トS2と
はN型拡散層10-5により接続されている。
方向に連続的に形成されてワ―ド線WL1〜WL4とな
る。二つの選択ゲ―トS1,S2のゲ―ト電極7-5,7
-6はそれぞれ選択制御線SGD,SGSに接続されてい
る。各NANDセルブロックのN型ドレイン拡散層8は
共通にビット線BL(BL1)に接続され、N型ソ―ス
拡散層9は複数のNANDセルブロックについて共通ソ
―ス線SLとして形成されている。選択ゲ−トS1とメ
モリセルM1とはN型拡散層10-1により接続され、メ
モリセルM1とメモリセルM2とはN型拡散層10-2に
より接続され、…、メモリセルM4と選択ゲ−トS2と
はN型拡散層10-5により接続されている。
【0006】次に、NAND型EEPROMの動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0007】図12は代表的なNAND型EEPROMの
動作を説明するためのタイミングチャ−トである。
動作を説明するためのタイミングチャ−トである。
【0008】NANDセルブロックを構成する各メモリ
セルのしきい値電圧は、制御ゲ―ト7とウェル領域2と
の間に高電圧を印加し、浮遊ゲ―ト5とウェル領域2と
の間で電荷のやりとりを行い設定される。例えばデ−タ
が消去されている状態を浮遊ゲ―ト5から電子をウェル
領域2へ放出した状態(デ−タ“1”)とし、デ−タが
書き込まれている状態を浮遊ゲ―ト5へ電子を注入した
状態(デ―タ“0”)とする。
セルのしきい値電圧は、制御ゲ―ト7とウェル領域2と
の間に高電圧を印加し、浮遊ゲ―ト5とウェル領域2と
の間で電荷のやりとりを行い設定される。例えばデ−タ
が消去されている状態を浮遊ゲ―ト5から電子をウェル
領域2へ放出した状態(デ−タ“1”)とし、デ−タが
書き込まれている状態を浮遊ゲ―ト5へ電子を注入した
状態(デ―タ“0”)とする。
【0009】デ−タの消去は各メモリセルで一括して行
われる。この時のバイアス状態は図12に示すように、制
御ゲ―ト(図中WL1〜WL4)を0V、ウェル領域
(図中P-WELL )および基板(図中N-SUB)をそれぞれ
20V、第1の選択制御線S1(図中SGD)を20
V、第2の選択制御線(図中SGS)を0Vにする。こ
れにより、メモリセルのしきい値は負の方向にシフトさ
れ、例えば−2Vに設定される。
われる。この時のバイアス状態は図12に示すように、制
御ゲ―ト(図中WL1〜WL4)を0V、ウェル領域
(図中P-WELL )および基板(図中N-SUB)をそれぞれ
20V、第1の選択制御線S1(図中SGD)を20
V、第2の選択制御線(図中SGS)を0Vにする。こ
れにより、メモリセルのしきい値は負の方向にシフトさ
れ、例えば−2Vに設定される。
【0010】デ−タの書き込みはソ―ス9側のメモリセ
ルから順番にビット線側のメモリセルへ向かって行われ
る。この時のバイアス条件は図12に示すように、選択さ
れたメモリセルの制御ゲ―ト(図中WL4)を20V,
その他の制御ゲ―ト(図中WL1〜WL3)を中間電位
の10V、ウェル領域(図中P-WELL )および基板(図
中N-SUB)をそれぞれ0V、選択ゲ−トS1(図中SG
D)を10V、選択ゲ−トS2(図中SGS)を0Vに
する。また、ビット線(図中BL1)は、デ―タ“1”
の場合は中間電位10V,デ―タ“0”の場合は0Vと
する。
ルから順番にビット線側のメモリセルへ向かって行われ
る。この時のバイアス条件は図12に示すように、選択さ
れたメモリセルの制御ゲ―ト(図中WL4)を20V,
その他の制御ゲ―ト(図中WL1〜WL3)を中間電位
の10V、ウェル領域(図中P-WELL )および基板(図
中N-SUB)をそれぞれ0V、選択ゲ−トS1(図中SG
D)を10V、選択ゲ−トS2(図中SGS)を0Vに
する。また、ビット線(図中BL1)は、デ―タ“1”
の場合は中間電位10V,デ―タ“0”の場合は0Vと
する。
【0011】尚、図12には、ソ―ス9側のメモリセルか
ら順番にビット線側のメモリセルへ向かってデ−タが書
き込まれていく状態が示されている。
ら順番にビット線側のメモリセルへ向かってデ−タが書
き込まれていく状態が示されている。
【0012】デ―タを読み出す時のバイアス状態は図12
に示すように、選択されたビット線(図中BL1)を例
えば5V、選択ゲ−トS1(図中SGD)および選択ゲ
−トS2(図中SGS)を5Vとする。これにより、選
択ゲ―トS1およびS2がともに導通してNANDセル
ブロックがビット線BLに接続される。この状態で、選
択されたワ―ド線(図中WL3)のみを0Vとし、その
他のワ―ド線(図中WL1,WL2,WL4)を5Vと
する。これにより、NANDセルブロック中の非選択メ
モリセルM1、M2、M4はそれぞれ、トランスファ・
ゲ―トとして機能するようになり、選択メモリセルM3
が保持しているデ−タ“0”もしくはデ−タ“1”が、
ビット線BL1に電流が流れる否かに応じて検出され
る。
に示すように、選択されたビット線(図中BL1)を例
えば5V、選択ゲ−トS1(図中SGD)および選択ゲ
−トS2(図中SGS)を5Vとする。これにより、選
択ゲ―トS1およびS2がともに導通してNANDセル
ブロックがビット線BLに接続される。この状態で、選
択されたワ―ド線(図中WL3)のみを0Vとし、その
他のワ―ド線(図中WL1,WL2,WL4)を5Vと
する。これにより、NANDセルブロック中の非選択メ
モリセルM1、M2、M4はそれぞれ、トランスファ・
ゲ―トとして機能するようになり、選択メモリセルM3
が保持しているデ−タ“0”もしくはデ−タ“1”が、
ビット線BL1に電流が流れる否かに応じて検出され
る。
【0013】また、上記NAND型EEPROMはブロ
ック単位で消去を行うことも可能である。ブロック消去
を行う時には、消去を行わないNANDセルブロックの
ワ―ド線をウェル領域と同じ電位20Vとする。このよ
うなバイアス状態とされたNANDセルブロックではデ
―タの消去が行われず、デ−タをそのまま保持させてお
くことができる。
ック単位で消去を行うことも可能である。ブロック消去
を行う時には、消去を行わないNANDセルブロックの
ワ―ド線をウェル領域と同じ電位20Vとする。このよ
うなバイアス状態とされたNANDセルブロックではデ
―タの消去が行われず、デ−タをそのまま保持させてお
くことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のNAND型
EEPROMでは、NANDセルブロック2個に対して
1本のソ―ス線を必要とする。また、ソ―スは拡散層で
形成されているため抵抗が大きい。このソ―ス線の抵抗
を減らすために、NANDセルブロック数個おきに、ソ
―ス拡散層に金属配線を接続している。このため、ソ―
ス拡散層と金属配線とを接続するためのスペ―スが必要
である。
EEPROMでは、NANDセルブロック2個に対して
1本のソ―ス線を必要とする。また、ソ―スは拡散層で
形成されているため抵抗が大きい。このソ―ス線の抵抗
を減らすために、NANDセルブロック数個おきに、ソ
―ス拡散層に金属配線を接続している。このため、ソ―
ス拡散層と金属配線とを接続するためのスペ―スが必要
である。
【0015】また、NANDセルブロック1個に対して
ビット線用コンタクトが1個必要であり、ビット線用金
属配線とコンタクトとの合わせ余裕が必要である。
ビット線用コンタクトが1個必要であり、ビット線用金
属配線とコンタクトとの合わせ余裕が必要である。
【0016】以上のようなことから、従来のNAND型
EEPROMでは、高集積化が難しくなっている。
EEPROMでは、高集積化が難しくなっている。
【0017】さらに、従来のNANDセルでは、NAN
D1ブロックのメモリセルの個数を増やせば、ブロック
消去できるメモリセルの個数も同じく増えてしまう。
D1ブロックのメモリセルの個数を増やせば、ブロック
消去できるメモリセルの個数も同じく増えてしまう。
【0018】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的は、高集積化に適したNAND型の不揮発性半
導体メモリ装置を提供することにある。
その目的は、高集積化に適したNAND型の不揮発性半
導体メモリ装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる不揮発
性半導体記憶装置は、互いに直列接続され、それぞれ複
数のメモリセルから構成される少なくとも2つの第1、
第2のセルブロックと、第1のセルブロックに接続され
た第1の配線と、第2のセルブロックに接続された第2
の配線とを具備する。そして、第1、第2のセルブロッ
クのいずれか一方のメモリセルからデ−タの読み出しを
行う時、他方のセルブロックのメモリセルを全て導通状
態とし、セルブロックの選択状態に応じて、第1、第2
の配線の機能をそれぞれ、ビット線とソ−ス線とで相互
的に切り換えるように構成したことを特徴としている。
性半導体記憶装置は、互いに直列接続され、それぞれ複
数のメモリセルから構成される少なくとも2つの第1、
第2のセルブロックと、第1のセルブロックに接続され
た第1の配線と、第2のセルブロックに接続された第2
の配線とを具備する。そして、第1、第2のセルブロッ
クのいずれか一方のメモリセルからデ−タの読み出しを
行う時、他方のセルブロックのメモリセルを全て導通状
態とし、セルブロックの選択状態に応じて、第1、第2
の配線の機能をそれぞれ、ビット線とソ−ス線とで相互
的に切り換えるように構成したことを特徴としている。
【0020】この発明に係わる他の態様の不揮発性半導
体記憶装置は、互いに直列接続され、それぞれ複数のメ
モリセルから構成される少なくとも2つの第1、第2の
セルブロックと、第1のセルブロックに接続された第1
の配線と、第2のセルブロックに接続された第2の配線
とを具備する。そして、第1、第2のセルブロックのい
ずれか一方のメモリセルからデ−タの読み出しを行う
時、他方のセルブロックのメモリセルを全て導通状態と
し、一方のセルブロックに近い方の配線をソ−ス線とし
て機能させ、この一方のセルブロックから遠い方の配線
をビット線として機能させるように構成したことを特徴
とする。
体記憶装置は、互いに直列接続され、それぞれ複数のメ
モリセルから構成される少なくとも2つの第1、第2の
セルブロックと、第1のセルブロックに接続された第1
の配線と、第2のセルブロックに接続された第2の配線
とを具備する。そして、第1、第2のセルブロックのい
ずれか一方のメモリセルからデ−タの読み出しを行う
時、他方のセルブロックのメモリセルを全て導通状態と
し、一方のセルブロックに近い方の配線をソ−ス線とし
て機能させ、この一方のセルブロックから遠い方の配線
をビット線として機能させるように構成したことを特徴
とする。
【0021】
【作用】上記不揮発性半導体記憶装置によれば、配線の
機能を、セルブロックの選択に応じて、ビット線、もし
くはソ−ス線というように切り換えるから、格別にソ−
ス線を形成する必要が無くなるともに、ソ−ス線用コン
タクト孔も排除できるので、高集積化に適した構造とな
る。
機能を、セルブロックの選択に応じて、ビット線、もし
くはソ−ス線というように切り換えるから、格別にソ−
ス線を形成する必要が無くなるともに、ソ−ス線用コン
タクト孔も排除できるので、高集積化に適した構造とな
る。
【0022】また、他の態様の半導体記憶装置によれ
ば、上記と同様な作用が得られるとともに、読み出し選
択されたセルブロックに近い方の配線をソ−ス線として
機能させ、このセルブロックから遠い方の配線をビット
線として機能させるから、ソ−ス線と読み出し選択され
たセルブロックとの間の抵抗成分を低くすることがで
き、ソ−ス電位の浮き上がりを防止できる。従って、高
速なデ−タ読み出しも可能となり、また大きい電位差を
持つデ−タを読み出すことができる。
ば、上記と同様な作用が得られるとともに、読み出し選
択されたセルブロックに近い方の配線をソ−ス線として
機能させ、このセルブロックから遠い方の配線をビット
線として機能させるから、ソ−ス線と読み出し選択され
たセルブロックとの間の抵抗成分を低くすることがで
き、ソ−ス電位の浮き上がりを防止できる。従って、高
速なデ−タ読み出しも可能となり、また大きい電位差を
持つデ−タを読み出すことができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明を実施例により説明する。こ
の説明において、全図に渡り同一の部分については同一
の参照符号を付し、重複する説明は避けることにする。
の説明において、全図に渡り同一の部分については同一
の参照符号を付し、重複する説明は避けることにする。
【0024】図1はこの発明の第1の実施例に係わるN
AND型EEPROMの概略的な構成を示すブロック
図、図2はその回路構成を示す回路図、図3はその素子
パタ−ンを示すパタ−ン平面図、図4は断面図で(a)
図は図3中の4a−4a線に沿う断面図、(b)図は図
3中の4b−4b線に沿う断面図、図5はその動作を説
明するためのタイミング・チャ−トである。
AND型EEPROMの概略的な構成を示すブロック
図、図2はその回路構成を示す回路図、図3はその素子
パタ−ンを示すパタ−ン平面図、図4は断面図で(a)
図は図3中の4a−4a線に沿う断面図、(b)図は図
3中の4b−4b線に沿う断面図、図5はその動作を説
明するためのタイミング・チャ−トである。
【0025】図1に示すように、配線BL1〜BLnが
互いに並行して設けられている。配線BL1とBL2と
の間にはNAND型のセルブロックA,Bが直列に接続
され、同様に配線BL2とBL3との間にはNAND型
のセルブロックC,Dが直列に接続され、…、同様に配
線BLn−1とBLnとの相互間にはNAND型のセル
ブロックI,Jが直列に接続されている。セルブロック
Aと配線BL1とは配線SGD2に流れる信号を入力と
して開閉動作するスイッチQ21を介して接続され、セ
ルブロックBと配線BL2とは配線SGD4に流れる信
号を入力として開閉動作するスイッチQ41を介して接
続されている。
互いに並行して設けられている。配線BL1とBL2と
の間にはNAND型のセルブロックA,Bが直列に接続
され、同様に配線BL2とBL3との間にはNAND型
のセルブロックC,Dが直列に接続され、…、同様に配
線BLn−1とBLnとの相互間にはNAND型のセル
ブロックI,Jが直列に接続されている。セルブロック
Aと配線BL1とは配線SGD2に流れる信号を入力と
して開閉動作するスイッチQ21を介して接続され、セ
ルブロックBと配線BL2とは配線SGD4に流れる信
号を入力として開閉動作するスイッチQ41を介して接
続されている。
【0026】セルブロックDと配線BL2とは配線SG
D3に流れる信号を入力として開閉動作するスイッチQ
32を介して接続され、セルブロックCと配線BL3と
は配線SGD1に流れる信号を入力として開閉動作する
スイッチQ12を介して接続されている。
D3に流れる信号を入力として開閉動作するスイッチQ
32を介して接続され、セルブロックCと配線BL3と
は配線SGD1に流れる信号を入力として開閉動作する
スイッチQ12を介して接続されている。
【0027】ワ−ド線WL1〜WL4は、セルブロック
A,C,E,G,…,Iでそれぞれ共通化されている。
さらにワ−ド線WL5〜WL8はセルブロックB,D,
F,H,…,Jにそれぞれ共通化されている。
A,C,E,G,…,Iでそれぞれ共通化されている。
さらにワ−ド線WL5〜WL8はセルブロックB,D,
F,H,…,Jにそれぞれ共通化されている。
【0028】この実施例では、セルブロックA〜Dによ
り構成されるようなブロックを所定数繰り返す。例えば
セルブロックE〜Hのブロック構成は、セルブロックA
〜Dのブロック構成と同様なものとなっている。
り構成されるようなブロックを所定数繰り返す。例えば
セルブロックE〜Hのブロック構成は、セルブロックA
〜Dのブロック構成と同様なものとなっている。
【0029】次に、この実施例を、具体的な回路により
説明する。
説明する。
【0030】図2に示すように、セルブロックA〜Jは
それぞれ、ワ−ド線WL1〜WL8をゲ−トとし、ゲ−
トと基板との間に浮遊ゲ−トを持つような不揮発性のメ
モリセルMを複数個、配線BL相互間に直列に接続する
ことにより構成される。この実施例では1つのセルブロ
ックあたり4つのメモリセルMを直列に接続することに
より構成されている。また、スイッチQ21,Q41,
Q12,Q32,…はそれぞれ、配線SGD1〜SGD
4をゲ−トとするMOSFETにより構成されている。
これらMOSFETソ−スおよびドレインはそれぞれ配
線BLとセルブロックとに接続される。また、スイッチ
Q21と配線BL1とを接続する配線部と、配線SGD
1との交点にはノ−マリ・オンのスイッチQ11が接続
されている。スイッチQ11は配線SGD1をゲ−トす
るデプレッション型のMOSFETにより例えば構成さ
れる。同様にスイッチQ41とセルブロックBとを接続
する配線部と、配線SGD3との交点にはノ−マリ・オ
ンのスイッチQ31が接続されている。スイッチQ31
もスイッチQ11と同様に配線SGD3をゲ−トするデ
プレッション型のMOSFETにより例えば構成され
る。このようなノ−マリ・オンのスイッチは他に、図2
に示されるようにQ22、Q42、Q13、Q33、Q
24、Q44、Q1n−1、Q3n−1が設けられてい
る。なお、これらノ−マリ・オンのスイッチ群は図1に
は図示していない。
それぞれ、ワ−ド線WL1〜WL8をゲ−トとし、ゲ−
トと基板との間に浮遊ゲ−トを持つような不揮発性のメ
モリセルMを複数個、配線BL相互間に直列に接続する
ことにより構成される。この実施例では1つのセルブロ
ックあたり4つのメモリセルMを直列に接続することに
より構成されている。また、スイッチQ21,Q41,
Q12,Q32,…はそれぞれ、配線SGD1〜SGD
4をゲ−トとするMOSFETにより構成されている。
これらMOSFETソ−スおよびドレインはそれぞれ配
線BLとセルブロックとに接続される。また、スイッチ
Q21と配線BL1とを接続する配線部と、配線SGD
1との交点にはノ−マリ・オンのスイッチQ11が接続
されている。スイッチQ11は配線SGD1をゲ−トす
るデプレッション型のMOSFETにより例えば構成さ
れる。同様にスイッチQ41とセルブロックBとを接続
する配線部と、配線SGD3との交点にはノ−マリ・オ
ンのスイッチQ31が接続されている。スイッチQ31
もスイッチQ11と同様に配線SGD3をゲ−トするデ
プレッション型のMOSFETにより例えば構成され
る。このようなノ−マリ・オンのスイッチは他に、図2
に示されるようにQ22、Q42、Q13、Q33、Q
24、Q44、Q1n−1、Q3n−1が設けられてい
る。なお、これらノ−マリ・オンのスイッチ群は図1に
は図示していない。
【0031】次に、半導体基板上での素子パタ−ンにつ
いて説明する。この説明は、配線BL2とBL3との相
互間に直列接続されたセルブロックCおよびDに着目し
て行うことにする。
いて説明する。この説明は、配線BL2とBL3との相
互間に直列接続されたセルブロックCおよびDに着目し
て行うことにする。
【0032】図3および図4に示すように、低濃度N-
型シリコン基板1上には低濃度P-型ウェル領域2が形
成されている。ウェル領域2上の素子分離絶縁膜3で囲
まれた素子領域には、8個のメモリセルM12〜M82
と4つのスイッチ(以下、選択ゲ―トと称す)Q12〜
Q42とが形成されている。メモリセルM12〜M42
で図1および図2に示したセルブロックCが構成され、
メモリセルM52〜M82で図1および図2に示したセ
ルブロックDが構成される。
型シリコン基板1上には低濃度P-型ウェル領域2が形
成されている。ウェル領域2上の素子分離絶縁膜3で囲
まれた素子領域には、8個のメモリセルM12〜M82
と4つのスイッチ(以下、選択ゲ―トと称す)Q12〜
Q42とが形成されている。メモリセルM12〜M42
で図1および図2に示したセルブロックCが構成され、
メモリセルM52〜M82で図1および図2に示したセ
ルブロックDが構成される。
【0033】各メモリセルM12〜M82はそれぞれ、
ウェル領域2上に熱酸化膜から成る第1ゲ―ト絶縁膜4
を介して形成された第1層多結晶シリコン膜で成る浮遊
ゲ―ト5(5-1〜5-8)と、浮遊ゲ−ト5上に絶縁膜6
を介して形成された第2層多結晶シリコン膜で成る制御
ゲ―ト7(7-1〜7-8)とにより構成されている。選択
ゲ―トQ12〜Q42のゲ―ト電極7-9〜7-12 はメモ
リセルM12〜M82の制御ゲ―ト7-1〜7-8と同じ第
2層多結晶シリコン膜で成り、同時のパタ―ニングによ
り形成される。各メモリセルの制御ゲ―ト7はそれぞれ
行方向に連続的に形成されてワ―ド線WL1〜WL8と
なる。選択ゲ―トQ12〜Q42のゲ―ト電極7-9〜7
-12 はそれぞれ配線SGD1〜SGD4に接続されてい
る。セルブロックCおよびセルブロックDの端部にはそ
れぞれ、N型拡散層8およびN型拡散層9が形成されて
いる。第1の選択ゲ−トQ12と第2の選択ゲ−トQ2
2とはN型拡散層10-1により接続され、第2の選択ゲ
−トQ22とメモリセルM12とはN型拡散層10-2に
より接続され、…、メモリセルM82と第3の選択ゲ−
トQ32とはN型拡散層10-10 により接続され、第3
の選択ゲ−トQ32と第4の選択ゲ−トQ42とはN型
拡散層10-11 により接続されている。ウェル領域2上
はCVD絶縁膜11により覆われ、これにコンタクト孔
が開けられて、ワ―ド線WLと直交する方向に配設され
たアルミニウム配線12-1〜12-9に接続されている。
アルミニウム配線12-1〜12-9はそれぞれビット線B
L1〜BL9を構成する。
ウェル領域2上に熱酸化膜から成る第1ゲ―ト絶縁膜4
を介して形成された第1層多結晶シリコン膜で成る浮遊
ゲ―ト5(5-1〜5-8)と、浮遊ゲ−ト5上に絶縁膜6
を介して形成された第2層多結晶シリコン膜で成る制御
ゲ―ト7(7-1〜7-8)とにより構成されている。選択
ゲ―トQ12〜Q42のゲ―ト電極7-9〜7-12 はメモ
リセルM12〜M82の制御ゲ―ト7-1〜7-8と同じ第
2層多結晶シリコン膜で成り、同時のパタ―ニングによ
り形成される。各メモリセルの制御ゲ―ト7はそれぞれ
行方向に連続的に形成されてワ―ド線WL1〜WL8と
なる。選択ゲ―トQ12〜Q42のゲ―ト電極7-9〜7
-12 はそれぞれ配線SGD1〜SGD4に接続されてい
る。セルブロックCおよびセルブロックDの端部にはそ
れぞれ、N型拡散層8およびN型拡散層9が形成されて
いる。第1の選択ゲ−トQ12と第2の選択ゲ−トQ2
2とはN型拡散層10-1により接続され、第2の選択ゲ
−トQ22とメモリセルM12とはN型拡散層10-2に
より接続され、…、メモリセルM82と第3の選択ゲ−
トQ32とはN型拡散層10-10 により接続され、第3
の選択ゲ−トQ32と第4の選択ゲ−トQ42とはN型
拡散層10-11 により接続されている。ウェル領域2上
はCVD絶縁膜11により覆われ、これにコンタクト孔
が開けられて、ワ―ド線WLと直交する方向に配設され
たアルミニウム配線12-1〜12-9に接続されている。
アルミニウム配線12-1〜12-9はそれぞれビット線B
L1〜BL9を構成する。
【0034】選択ゲ−トQ13(ノ−マリ・オン)と共
通のドレイン拡散層8はビット線BL3に接続される。
また、ワ−ド線に対して折り返し方向に形成され、選択
ゲ−トQ41と共通のドレイン拡散層9はビット線BL
2に接続される。
通のドレイン拡散層8はビット線BL3に接続される。
また、ワ−ド線に対して折り返し方向に形成され、選択
ゲ−トQ41と共通のドレイン拡散層9はビット線BL
2に接続される。
【0035】次に、その動作について説明する。この説
明は、配線BL2とBL3との相互間に直列接続された
セルブロックCおよびDに着目して行うことにする。
明は、配線BL2とBL3との相互間に直列接続された
セルブロックCおよびDに着目して行うことにする。
【0036】NAND型のセルブロックA〜Jを構成す
る各メモリセルMのしきい値電圧は、制御ゲ―ト7とウ
ェル領域2との間に高電圧を印加し、浮遊ゲ―ト5とウ
ェル領域2との間で電荷のやりとりを行うことで設定さ
れる。
る各メモリセルMのしきい値電圧は、制御ゲ―ト7とウ
ェル領域2との間に高電圧を印加し、浮遊ゲ―ト5とウ
ェル領域2との間で電荷のやりとりを行うことで設定さ
れる。
【0037】この実施例では、デ−タが消去されている
状態を、浮遊ゲ―ト5中から電子が放出された状態とす
る。そして、浮遊ゲ―ト5中から電子が放出され、浮遊
ゲ−ト5中の電子が欠乏している状態をデ−タ“1”と
する。デ−タ“1”の場合、メモリセルのしきい値は負
の方向にシフトされ、約−2V程度となる。
状態を、浮遊ゲ―ト5中から電子が放出された状態とす
る。そして、浮遊ゲ―ト5中から電子が放出され、浮遊
ゲ−ト5中の電子が欠乏している状態をデ−タ“1”と
する。デ−タ“1”の場合、メモリセルのしきい値は負
の方向にシフトされ、約−2V程度となる。
【0038】反対に、浮遊ゲ―ト5中に電子が注入さ
れ、浮遊ゲ―ト5中に電子が充満している状態をデ―タ
“0”とする。デ−タ“0”の場合、メモリセルのしき
い値は正の方向にシフトされ、約2V程度となる。
れ、浮遊ゲ―ト5中に電子が充満している状態をデ―タ
“0”とする。デ−タ“0”の場合、メモリセルのしき
い値は正の方向にシフトされ、約2V程度となる。
【0039】まず、消去動作について説明する。
【0040】セルブロックCおよびDのメモリセルM1
2〜M82から一括してデ−タを消去する場合は、図5
に示すように、ワ−ド線WL1〜WL8を全て0V、ウ
ェル領域(図中P-WELL )および基板(図中N-SUB)を
それぞれ20V、配線SGD1〜SGD4をそれぞれ2
0V、配線BL2およびBL3をそれぞれ20Vとす
る。これにより、メモリセルM12〜M82のしきい値
はそれぞれ負の方向にシフトされて約−2Vとなり、デ
―タは“1”となる。
2〜M82から一括してデ−タを消去する場合は、図5
に示すように、ワ−ド線WL1〜WL8を全て0V、ウ
ェル領域(図中P-WELL )および基板(図中N-SUB)を
それぞれ20V、配線SGD1〜SGD4をそれぞれ2
0V、配線BL2およびBL3をそれぞれ20Vとす
る。これにより、メモリセルM12〜M82のしきい値
はそれぞれ負の方向にシフトされて約−2Vとなり、デ
―タは“1”となる。
【0041】また、デ−タをセルブロック単位で消去す
ることも可能である。この場合は、次のようにして行
う。
ることも可能である。この場合は、次のようにして行
う。
【0042】セルブロックCのセルM12〜M42のデ
−タを消去し、セルブロックDのセルM52〜M82の
デ−タを消去しない時、ワ−ド線WL1〜WL4を0V
とし、ワ−ド線WL5〜WL8に20Vを印加する。こ
れにより、メモリセルM12〜M42のみ、しきい値が
負の方向にシフトされ、約−2Vとなり、デ―タは
“1”となる。また、メモリセルM52〜M82のデ−
タはそのまま保持される。
−タを消去し、セルブロックDのセルM52〜M82の
デ−タを消去しない時、ワ−ド線WL1〜WL4を0V
とし、ワ−ド線WL5〜WL8に20Vを印加する。こ
れにより、メモリセルM12〜M42のみ、しきい値が
負の方向にシフトされ、約−2Vとなり、デ―タは
“1”となる。また、メモリセルM52〜M82のデ−
タはそのまま保持される。
【0043】一方、セルブロックCのセルM12〜M4
2のデ−タを消去せず、セルブロックDのセルM52〜
M82のデ−タを消去する時、ワ−ド線WL1〜WL4
に20Vを印加し、ワ−ド線WL5〜WL8を0Vとす
る。これにより、メモリセルM52〜M82のみ、しき
い値が負の方向にシフトされ、約−2Vとなり、デ―タ
は“1”となる。また、メモリセルM12〜M42のデ
−タはそのまま保持される。
2のデ−タを消去せず、セルブロックDのセルM52〜
M82のデ−タを消去する時、ワ−ド線WL1〜WL4
に20Vを印加し、ワ−ド線WL5〜WL8を0Vとす
る。これにより、メモリセルM52〜M82のみ、しき
い値が負の方向にシフトされ、約−2Vとなり、デ―タ
は“1”となる。また、メモリセルM12〜M42のデ
−タはそのまま保持される。
【0044】次に書き込み動作について説明する。
【0045】書き込み動作はセルブロック毎、即ちメモ
リセルM12〜M42により構成されるセルブロックC
と、メモリセルM52〜M82により構成されるセルブ
ロックDとでそれぞれ行われる。
リセルM12〜M42により構成されるセルブロックC
と、メモリセルM52〜M82により構成されるセルブ
ロックDとでそれぞれ行われる。
【0046】まず、セルブロックCのメモリセルにデ−
タを書き込む時には、セルブロックCに近い方の配線B
L3をビット線として選択する。さらに第1の配線SG
D1を10V、その他の配線SGD2、SGD3、SG
D4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ12はオン
し、選択ゲ−トQ23およびQ32はオフするから、セ
ルブロックCおよびDのみ、配線BL3に電気的に接続
される。
タを書き込む時には、セルブロックCに近い方の配線B
L3をビット線として選択する。さらに第1の配線SG
D1を10V、その他の配線SGD2、SGD3、SG
D4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ12はオン
し、選択ゲ−トQ23およびQ32はオフするから、セ
ルブロックCおよびDのみ、配線BL3に電気的に接続
される。
【0047】一方、セルブロックDのメモリセルにデ−
タを書き込む時には、セルブロックDに近い方の配線B
L2をビット線として選択する。さらに第3の配線SG
D3を10V、その他の配線SGD1、SGD2、SG
D4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ32はオン
し、選択ゲ−トQ12およびQ41はオフするから、セ
ルブロックCおよびDのみ、配線BL2に電気的に接続
される。
タを書き込む時には、セルブロックDに近い方の配線B
L2をビット線として選択する。さらに第3の配線SG
D3を10V、その他の配線SGD1、SGD2、SG
D4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ32はオン
し、選択ゲ−トQ12およびQ41はオフするから、セ
ルブロックCおよびDのみ、配線BL2に電気的に接続
される。
【0048】メモリセルへのデ−タの書き込みは、ビッ
ト線として機能する配線BLから遠い方のセルから順に
行う。例えばセルブロックCにおいては、配線BL3か
ら遠いメモリセルM42、メモリセルM32、メモリセ
ルM22、メモリセルM12の順であり、セルブロック
Dにおいては、配線BL2から遠いメモリセルM52、
メモリセルM62、メモリセルM72、メモリセルM8
2の順である。
ト線として機能する配線BLから遠い方のセルから順に
行う。例えばセルブロックCにおいては、配線BL3か
ら遠いメモリセルM42、メモリセルM32、メモリセ
ルM22、メモリセルM12の順であり、セルブロック
Dにおいては、配線BL2から遠いメモリセルM52、
メモリセルM62、メモリセルM72、メモリセルM8
2の順である。
【0049】書き込むべきメモリセルを選択するには、
選択されるメモリセルのゲ−トとして機能するワ−ド線
のみを20Vとし、他のワ−ド線を10Vとする。具体
的にメモリセルM42を書き込み選択する場合は、図5
に示すように、ワ―ド線WL4を20Vとし、他のワ−
ド線WL1〜WL3、WL5〜WL8を10Vとする。
これにより、メモリセルM42が書き込み選択され、こ
れにデ−タが書き込まれる。次いで、ワ―ド線WL3を
20Vとし、他のワ−ド線をWL1〜WL2、WL4〜
WL8を10Vとすると、メモリセルM32が書き込み
選択され、これにデ−タが書き込まれる。以下、上記の
選択方法に従ってワ―ド線WL2、次いで、ワ−ド線W
L1の順で選択的に20Vとすると、上記の順、即ちメ
モリセルM42、メモリセルM32、メモリセルM2
2、メモリセルM12の順でデ−タを書き込むことがで
きる。
選択されるメモリセルのゲ−トとして機能するワ−ド線
のみを20Vとし、他のワ−ド線を10Vとする。具体
的にメモリセルM42を書き込み選択する場合は、図5
に示すように、ワ―ド線WL4を20Vとし、他のワ−
ド線WL1〜WL3、WL5〜WL8を10Vとする。
これにより、メモリセルM42が書き込み選択され、こ
れにデ−タが書き込まれる。次いで、ワ―ド線WL3を
20Vとし、他のワ−ド線をWL1〜WL2、WL4〜
WL8を10Vとすると、メモリセルM32が書き込み
選択され、これにデ−タが書き込まれる。以下、上記の
選択方法に従ってワ―ド線WL2、次いで、ワ−ド線W
L1の順で選択的に20Vとすると、上記の順、即ちメ
モリセルM42、メモリセルM32、メモリセルM2
2、メモリセルM12の順でデ−タを書き込むことがで
きる。
【0050】このようにビット線として機能する配線B
Lより遠い方のメモリセルから順に、デ−タを書き込む
のは、ビット線として機能する配線BLに近い非選択の
メモリセルのしきい値電圧が、書き込み状態である正の
値にならない様にするためである。非選択メモリセルの
しきい値が正であれば、ビット線から中間電位10V
を、選択されたメモリセルへ転送する時に、非選択メモ
リセルで電圧降下を起こし、転送される電圧が低下する
からである。これは誤書き込みの原因となる。
Lより遠い方のメモリセルから順に、デ−タを書き込む
のは、ビット線として機能する配線BLに近い非選択の
メモリセルのしきい値電圧が、書き込み状態である正の
値にならない様にするためである。非選択メモリセルの
しきい値が正であれば、ビット線から中間電位10V
を、選択されたメモリセルへ転送する時に、非選択メモ
リセルで電圧降下を起こし、転送される電圧が低下する
からである。これは誤書き込みの原因となる。
【0051】尚、デ−タ“0”を書き込む場合には、図
5に示すように、ビット線として機能する配線BLを0
Vとする。例えばメモリセルM42にデ−タ“0”を書
き込む場合には、配線BL3を0V、ワ−ド線WL4の
みを選択して20Vとする。これにより、メモリセルM
42の浮遊ゲ−トには電子が注入される。デ−タ“0”
の書き込みを、デ−タを消去した後に行った場合には、
メモリセルM42のしきい値が約−2V(デ−タ
“1”)から正の方向、約2V(デ−タ“0”)にシフ
トされる。これで、メモリセルM42には、デ―タ
“0”が書き込まれることになる。
5に示すように、ビット線として機能する配線BLを0
Vとする。例えばメモリセルM42にデ−タ“0”を書
き込む場合には、配線BL3を0V、ワ−ド線WL4の
みを選択して20Vとする。これにより、メモリセルM
42の浮遊ゲ−トには電子が注入される。デ−タ“0”
の書き込みを、デ−タを消去した後に行った場合には、
メモリセルM42のしきい値が約−2V(デ−タ
“1”)から正の方向、約2V(デ−タ“0”)にシフ
トされる。これで、メモリセルM42には、デ―タ
“0”が書き込まれることになる。
【0052】また、デ―タ“1”を書き込む場合には、
図5に示すように、ビット線として機能する配線BLを
10Vとする。例えばメモリセルM42にデ−タ“1”
を書き込む場合には、配線BL3を10V、ワ−ド線W
L4のみを選択して20Vとする。このバイアス状態で
あると、メモリセルM42の浮遊ゲ−トの電位を、配線
BL3に0Vとした場合に比べて低くできるので、メモ
リセルM42の浮遊ゲ−トへの電子の注入が防がれる。
デ−タを消去した後に、デ−タ“1”の書き込みを行っ
た場合には、メモリセルM42のしきい値は、約−2V
(デ−タ“1”)のままとなるので、デ−タ“1”が書
き込まれる、あるいはデ−タ“1”が保持されることに
なる。
図5に示すように、ビット線として機能する配線BLを
10Vとする。例えばメモリセルM42にデ−タ“1”
を書き込む場合には、配線BL3を10V、ワ−ド線W
L4のみを選択して20Vとする。このバイアス状態で
あると、メモリセルM42の浮遊ゲ−トの電位を、配線
BL3に0Vとした場合に比べて低くできるので、メモ
リセルM42の浮遊ゲ−トへの電子の注入が防がれる。
デ−タを消去した後に、デ−タ“1”の書き込みを行っ
た場合には、メモリセルM42のしきい値は、約−2V
(デ−タ“1”)のままとなるので、デ−タ“1”が書
き込まれる、あるいはデ−タ“1”が保持されることに
なる。
【0053】次に、読み出し動作について説明する。
【0054】デ―タを読み出す時には、書き込みの場合
と反対に、読み出すべきセルブロックから遠い方の配線
をビット線として機能させ、近い方の配線をソ−ス線と
して機能させる。例えばセルブロックCのセルからデ−
タを読み出す時には、配線BL2をビット線として機能
させ、配線BL3をソ−ス線として機能させる。セルブ
ロックDのセルからデ−タを読み出す時には、配線BL
3をビット線として機能させ、配線BL2をソ−ス線と
して機能させる。
と反対に、読み出すべきセルブロックから遠い方の配線
をビット線として機能させ、近い方の配線をソ−ス線と
して機能させる。例えばセルブロックCのセルからデ−
タを読み出す時には、配線BL2をビット線として機能
させ、配線BL3をソ−ス線として機能させる。セルブ
ロックDのセルからデ−タを読み出す時には、配線BL
3をビット線として機能させ、配線BL2をソ−ス線と
して機能させる。
【0055】図5に示すように、セルブロックCのメモ
リセルM32を読み出し選択し、これからデ−タを読み
出す時には、配線BL2を5V、配線BL3を0V、ワ
―ド線WL3を0V、その他のワ−ド線WL1、WL
2,WL4〜WL8を5V、第1、第3の配線SGD1
およびSGD3を5V、その他の配線SGD2、SGD
4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ12、Q32
はオンし、選択ゲ−トQ23およびQ41はオフするか
ら、セルブロックCおよびDのみが配線BL2とBL3
との間に直列に接続される。また、配線BL3は0Vと
されているから、ソ−ス線として機能する。このような
状態であると、メモリセルM32のしきい値が正であれ
ばカット・オフし、負であれば配線BL2〜配線BL3
間に電流が流れるので、デ―タ“0”,“1”が判断で
きる。
リセルM32を読み出し選択し、これからデ−タを読み
出す時には、配線BL2を5V、配線BL3を0V、ワ
―ド線WL3を0V、その他のワ−ド線WL1、WL
2,WL4〜WL8を5V、第1、第3の配線SGD1
およびSGD3を5V、その他の配線SGD2、SGD
4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ12、Q32
はオンし、選択ゲ−トQ23およびQ41はオフするか
ら、セルブロックCおよびDのみが配線BL2とBL3
との間に直列に接続される。また、配線BL3は0Vと
されているから、ソ−ス線として機能する。このような
状態であると、メモリセルM32のしきい値が正であれ
ばカット・オフし、負であれば配線BL2〜配線BL3
間に電流が流れるので、デ―タ“0”,“1”が判断で
きる。
【0056】一方、セルブロックDのメモリセルM72
からデ−タを読み出す時には、配線BL2を0V、配線
BL3を5V、ワ―ド線WL7を0V、その他のワ−ド
線WL1〜WL6、WL8を5V、第1、第3の配線S
GD1およびSGD3を5V、その他の配線SGD2、
SGD4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ12、
Q32はオンし、選択ゲ−トQ23およびQ41はオフ
するから、セルブロックCおよびDのみが配線BL2と
BL3との間に直列に接続される。また、配線BL2は
0Vとされているから、ソ−ス線として機能する。従っ
て、メモリセルM32の場合と同様に、メモリセルM7
2のしきい値が正であればカット・オフし、負であれば
配線BL3〜配線BL2間に電流が流れるようになるか
ら、デ―タ“0”,“1”が判断できる。
からデ−タを読み出す時には、配線BL2を0V、配線
BL3を5V、ワ―ド線WL7を0V、その他のワ−ド
線WL1〜WL6、WL8を5V、第1、第3の配線S
GD1およびSGD3を5V、その他の配線SGD2、
SGD4を0Vとする。これにより選択ゲ―トQ12、
Q32はオンし、選択ゲ−トQ23およびQ41はオフ
するから、セルブロックCおよびDのみが配線BL2と
BL3との間に直列に接続される。また、配線BL2は
0Vとされているから、ソ−ス線として機能する。従っ
て、メモリセルM32の場合と同様に、メモリセルM7
2のしきい値が正であればカット・オフし、負であれば
配線BL3〜配線BL2間に電流が流れるようになるか
ら、デ―タ“0”,“1”が判断できる。
【0057】デ―タを読み出す時、上記のような配線の
選び方をするのは、次の理由からである。即ち選択され
たメモリセルのしきい値が負でビット線〜ソ−ス線間に
電流が流れた場合、選択されたメモリセルとソ―ス線と
の間に接続されるメモリセル数を極力減少させることに
より、ソ―ス電位が浮き上がる事による電流量の減少を
防ぐためである。メモリセルに流れる電流の減少は、デ
―タ読み出し時間を遅くしたり、読み出しデ−タの電位
差を小さくしたりする原因となる。
選び方をするのは、次の理由からである。即ち選択され
たメモリセルのしきい値が負でビット線〜ソ−ス線間に
電流が流れた場合、選択されたメモリセルとソ―ス線と
の間に接続されるメモリセル数を極力減少させることに
より、ソ―ス電位が浮き上がる事による電流量の減少を
防ぐためである。メモリセルに流れる電流の減少は、デ
―タ読み出し時間を遅くしたり、読み出しデ−タの電位
差を小さくしたりする原因となる。
【0058】尚、読み出し時間等に対して厳しい使い方
を要求しない半導体記憶装置であれば、書き込み時と同
様に、読み出すべきセルブロックに近い方の配線をビッ
ト線として機能させ、遠い方の配線をソ−ス線として機
能させて、デ−タを読み出すようにしても良い。
を要求しない半導体記憶装置であれば、書き込み時と同
様に、読み出すべきセルブロックに近い方の配線をビッ
ト線として機能させ、遠い方の配線をソ−ス線として機
能させて、デ−タを読み出すようにしても良い。
【0059】このように構成した場合、デ−タの書き込
み時とデ−タの読み出し時とで、配線機能の状態を統一
できるので、メモリ周辺回路の繁雑化を防げる、という
利点がある。
み時とデ−タの読み出し時とで、配線機能の状態を統一
できるので、メモリ周辺回路の繁雑化を防げる、という
利点がある。
【0060】また、書き込み時、読み出し時の双方にお
いて、書き込み、又は読み出し選択されたセルブロック
から遠い方の配線BLをビット線として機能させ、近い
方の配線BLをソ−ス線として機能させるようにしても
良い。
いて、書き込み、又は読み出し選択されたセルブロック
から遠い方の配線BLをビット線として機能させ、近い
方の配線BLをソ−ス線として機能させるようにしても
良い。
【0061】このように構成した場合でも、書き込み時
と読み出し時とで、配線の機能が統一されるので、メモ
リ周辺回路の繁雑化を防げる。さらに読み出し時におい
て、ソ−ス線と読み出し選択されたメモリセルとの間の
抵抗成分が低くされるので、高速なデ−タ読み出しや、
大きい電位差を持つデ−タを読み出せる利点も損なわれ
ない。
と読み出し時とで、配線の機能が統一されるので、メモ
リ周辺回路の繁雑化を防げる。さらに読み出し時におい
て、ソ−ス線と読み出し選択されたメモリセルとの間の
抵抗成分が低くされるので、高速なデ−タ読み出しや、
大きい電位差を持つデ−タを読み出せる利点も損なわれ
ない。
【0062】次に、この発明の第2の実施例に係わるN
AND型EEPROMについて説明する。
AND型EEPROMについて説明する。
【0063】図6はこの発明の第2の実施例に係わるN
AND型EEPROMのパタ−ン平面図、図7は断面図
で(a)図は図6中の7a−7a線に沿う断面図、
(b)図は図6中の7b−7b線に沿う断面図である。
AND型EEPROMのパタ−ン平面図、図7は断面図
で(a)図は図6中の7a−7a線に沿う断面図、
(b)図は図6中の7b−7b線に沿う断面図である。
【0064】第2の実施例に係わるNAND型EEPR
OMでは、選択ゲ―トを、オフセット型トランジスタに
て構成したものである。
OMでは、選択ゲ―トを、オフセット型トランジスタに
て構成したものである。
【0065】図6および図7に示すように、オフセット
型トランジスタは、第2層多結晶シリコン膜20、第1
層多結晶シリコン膜21をそれぞれウェル領域2の上に
形成し、さらに第2層多結晶シリコン膜20の一部分を
第1層多結晶シリコン膜21の上に重ねることで形成さ
れる。この時、配線SGD1およびSGD4はそれぞ
れ、第2層多結晶シリコン膜20で形成され、一方、配
線SGD2およびSGD3はそれぞれ、第1層多結晶シ
リコン膜21で形成される。
型トランジスタは、第2層多結晶シリコン膜20、第1
層多結晶シリコン膜21をそれぞれウェル領域2の上に
形成し、さらに第2層多結晶シリコン膜20の一部分を
第1層多結晶シリコン膜21の上に重ねることで形成さ
れる。この時、配線SGD1およびSGD4はそれぞ
れ、第2層多結晶シリコン膜20で形成され、一方、配
線SGD2およびSGD3はそれぞれ、第1層多結晶シ
リコン膜21で形成される。
【0066】図7(b)に示すように、配線BL3に沿
った断面で見ると、選択ゲ−トQ12は第2層多結晶シ
リコン膜20をゲ−トとしたトランジスタで成り、選択
ゲ−トQ22は第1層多結晶シリコン膜21をゲ−トと
したトランジスタで成っている。同様に、選択ゲ−トQ
32は第1層多結晶シリコン膜21をゲ−トとしたトラ
ンジスタで成り、選択ゲ−トQ42は第2層多結晶シリ
コン膜20をゲ−トとトランジスタで成っている。そし
て、選択ゲ―トQ22、Q32をノ−マリ・オンとする
ことによって、図1に示したブロック構成が得られ、ま
た、図2に示した回路と等価な回路構成を得ることがで
きる。
った断面で見ると、選択ゲ−トQ12は第2層多結晶シ
リコン膜20をゲ−トとしたトランジスタで成り、選択
ゲ−トQ22は第1層多結晶シリコン膜21をゲ−トと
したトランジスタで成っている。同様に、選択ゲ−トQ
32は第1層多結晶シリコン膜21をゲ−トとしたトラ
ンジスタで成り、選択ゲ−トQ42は第2層多結晶シリ
コン膜20をゲ−トとトランジスタで成っている。そし
て、選択ゲ―トQ22、Q32をノ−マリ・オンとする
ことによって、図1に示したブロック構成が得られ、ま
た、図2に示した回路と等価な回路構成を得ることがで
きる。
【0067】このような構成であると、例えば配線SG
D1とSGD2とを基板表面上に重ねて形成でき、さら
にはトランジスタQ12とQ22、Q32とQ42とを
互いに接続するための拡散層10-1を省略できるので、
微細化をさらに推進する事が可能になる。
D1とSGD2とを基板表面上に重ねて形成でき、さら
にはトランジスタQ12とQ22、Q32とQ42とを
互いに接続するための拡散層10-1を省略できるので、
微細化をさらに推進する事が可能になる。
【0068】尚、動作原理は第1の実施例と同様であ
る。
る。
【0069】次に、他の書き込み動作について説明す
る。
る。
【0070】図5を参照して説明した書き込み動作で
は、書き込み選択されたセルブロックC、Dに隣接する
非選択のセルブロックA、BおよびE、Fをフロ−ティ
ング状態とすることにより、セルブロックC、Dにデ−
タを書き込んでいる時、非選択のセルブロックA、Bお
よびE、Fに誤書き込みが発生することを防止してい
る。
は、書き込み選択されたセルブロックC、Dに隣接する
非選択のセルブロックA、BおよびE、Fをフロ−ティ
ング状態とすることにより、セルブロックC、Dにデ−
タを書き込んでいる時、非選択のセルブロックA、Bお
よびE、Fに誤書き込みが発生することを防止してい
る。
【0071】以下に説明する書き込み動作は、非選択の
セルブロックへの誤書き込みを防止できる他の方法に関
している。
セルブロックへの誤書き込みを防止できる他の方法に関
している。
【0072】図8は、他の書き込み動作を説明するため
のタイミング・チャ−トである。尚、図8に示す動作
は、書き込み動作を除いて、図5に示す動作とほぼ同様
であり、消去動作および読み出し動作については説明が
重複するため、省略することにする。
のタイミング・チャ−トである。尚、図8に示す動作
は、書き込み動作を除いて、図5に示す動作とほぼ同様
であり、消去動作および読み出し動作については説明が
重複するため、省略することにする。
【0073】図8に示すように、他の方法に関する書き
込み動作は、図5を参照して説明した書き込み動作と同
様に、セルブロック毎、即ちメモリセルM12〜M42
により構成されるセルブロックCと、メモリセルM52
〜M82により構成されるセルブロックDとでそれぞれ
行われる。
込み動作は、図5を参照して説明した書き込み動作と同
様に、セルブロック毎、即ちメモリセルM12〜M42
により構成されるセルブロックCと、メモリセルM52
〜M82により構成されるセルブロックDとでそれぞれ
行われる。
【0074】まず、セルブロックCのメモリセルにデ−
タを書き込む時には、図8に示すように、セルブロック
Cに近い方の配線BL3をビット線として選択する。さ
らに第1の配線SGD1およびSGD4を10V、他の
配線SGD2およびSGD3を0Vとする。この状態で
あると、選択ゲ―トQ12、Q41およびQ43はオン
し、選択ゲ−ト21、Q23およびQ32はオフする。
このため、書き込み選択されたセルブロックCおよびD
は配線BL3に電気的に接続される。また、同時に非選
択のセルブロックAおよびB、並びにEおよびFはそれ
ぞれ、配線BL2、BL4に電気的に接続される。
タを書き込む時には、図8に示すように、セルブロック
Cに近い方の配線BL3をビット線として選択する。さ
らに第1の配線SGD1およびSGD4を10V、他の
配線SGD2およびSGD3を0Vとする。この状態で
あると、選択ゲ―トQ12、Q41およびQ43はオン
し、選択ゲ−ト21、Q23およびQ32はオフする。
このため、書き込み選択されたセルブロックCおよびD
は配線BL3に電気的に接続される。また、同時に非選
択のセルブロックAおよびB、並びにEおよびFはそれ
ぞれ、配線BL2、BL4に電気的に接続される。
【0075】一方、セルブロックDのメモリセルにデ−
タを書き込む時には、図8に示すように、セルブロック
Dに近い方の配線BL2をビット線として選択する。さ
らに第1の配線SGD2およびSGD3を10V、他の
配線SGD1およびSGD4を0Vとする。この状態で
あると、選択ゲ―トQ32、Q21およびQ23はオン
し、選択ゲ−トQ12、Q41およびQ43はオフす
る。このため、書き込み選択されたセルブロックCおよ
びDは配線BL2に電気的に接続される。また、同時に
非選択のセルブロックAおよびB、並びにEおよびFは
それぞれ、配線BL1、BL3に電気的に接続される。
タを書き込む時には、図8に示すように、セルブロック
Dに近い方の配線BL2をビット線として選択する。さ
らに第1の配線SGD2およびSGD3を10V、他の
配線SGD1およびSGD4を0Vとする。この状態で
あると、選択ゲ―トQ32、Q21およびQ23はオン
し、選択ゲ−トQ12、Q41およびQ43はオフす
る。このため、書き込み選択されたセルブロックCおよ
びDは配線BL2に電気的に接続される。また、同時に
非選択のセルブロックAおよびB、並びにEおよびFは
それぞれ、配線BL1、BL3に電気的に接続される。
【0076】メモリセルへのデ−タの書き込み順序、お
よびメモリセルの書き込み選択方法は、図5を参照して
説明した方法とほぼ同様である。異なる点は、セルブロ
ックCのメモリセルM12〜M42を書き込み選択して
いる時、配線BL2と配線BL4とにそれぞれ10Vを
与えていること、並びにセルブロックDのメモリセルM
52〜M82を書き込み選択している時、配線BL1と
配線BL3とにそれぞれ10Vを与えていることであ
る。
よびメモリセルの書き込み選択方法は、図5を参照して
説明した方法とほぼ同様である。異なる点は、セルブロ
ックCのメモリセルM12〜M42を書き込み選択して
いる時、配線BL2と配線BL4とにそれぞれ10Vを
与えていること、並びにセルブロックDのメモリセルM
52〜M82を書き込み選択している時、配線BL1と
配線BL3とにそれぞれ10Vを与えていることであ
る。
【0077】上記デ−タの書き込み方法であると、書き
込み選択され20Vとされたワ−ド線に接続され、かつ
非選択セルブロックにあるメモリセルに、配線BLより
10Vが転送されることになる。このために、非選択セ
ルブロックにあるメモリセルを、デ−タ“1”が書き込
まれたことと等価な状態とできる。即ちデ−タを消去し
た後に、デ−タ“1”の書き込みを行った場合、非選択
セルブロックにあるメモリセルのしきい値は、約−2V
(デ−タ“1”)のままとされるので、図5を参照して
説明したように、このメモリセルにおいては、デ−タ
“1”を保持することができる。このように、非選択の
セルブロックA、BおよびE、Fのメモリセルでは常に
デ−タを保持することができ、非選択のセルブロックに
おける誤書き込みの発生を無くすことができる。
込み選択され20Vとされたワ−ド線に接続され、かつ
非選択セルブロックにあるメモリセルに、配線BLより
10Vが転送されることになる。このために、非選択セ
ルブロックにあるメモリセルを、デ−タ“1”が書き込
まれたことと等価な状態とできる。即ちデ−タを消去し
た後に、デ−タ“1”の書き込みを行った場合、非選択
セルブロックにあるメモリセルのしきい値は、約−2V
(デ−タ“1”)のままとされるので、図5を参照して
説明したように、このメモリセルにおいては、デ−タ
“1”を保持することができる。このように、非選択の
セルブロックA、BおよびE、Fのメモリセルでは常に
デ−タを保持することができ、非選択のセルブロックに
おける誤書き込みの発生を無くすことができる。
【0078】上記第1、第2の実施例により説明した半
導体記憶装置であると、デ−タの読み出しを行う時、直
列接続されたセルブロックに隣接する一方の配線BLを
ビット線として利用し、他方の配線BLをソ−ス線とし
て利用する。しかも、直列接続されたセルブロックの選
択状態に応じて配線BLの機能をビット線とソ−ス線と
にそれぞれ切り換えるので、格別ソ−ス線を形成する必
要が無くなる。このため、ソ−ス線用コンタクト孔も排
除できるので、高集積化に適した構造となる。
導体記憶装置であると、デ−タの読み出しを行う時、直
列接続されたセルブロックに隣接する一方の配線BLを
ビット線として利用し、他方の配線BLをソ−ス線とし
て利用する。しかも、直列接続されたセルブロックの選
択状態に応じて配線BLの機能をビット線とソ−ス線と
にそれぞれ切り換えるので、格別ソ−ス線を形成する必
要が無くなる。このため、ソ−ス線用コンタクト孔も排
除できるので、高集積化に適した構造となる。
【0079】この発明は、上記第1、第2の実施例に限
られるものではなく、様々に変形することが可能であ
る。
られるものではなく、様々に変形することが可能であ
る。
【0080】例えば図5を参照して説明したデ−タの消
去において、実施例では、配線SGD1〜SGD4、配
線BL2、BL3を20Vとしている。これを、オ−プ
ン状態とし、ウェル領域(P-WELL )および基板(N-S
UB)のみを20Vとしても、メモリセルからデ−タを消
去することができる。
去において、実施例では、配線SGD1〜SGD4、配
線BL2、BL3を20Vとしている。これを、オ−プ
ン状態とし、ウェル領域(P-WELL )および基板(N-S
UB)のみを20Vとしても、メモリセルからデ−タを消
去することができる。
【0081】また、第1、第2の実施例では、スイッチ
相互間に直列に接続されたメモリセル群を2つのセルブ
ロックに分割したように考えているが、これを、セルブ
ロックAとB、CとD、EとF、GとH、IとJをそれ
ぞれ、一つの大きなセルブロックとして考え、一つのセ
ルブロックとして機能させることも可能である。
相互間に直列に接続されたメモリセル群を2つのセルブ
ロックに分割したように考えているが、これを、セルブ
ロックAとB、CとD、EとF、GとH、IとJをそれ
ぞれ、一つの大きなセルブロックとして考え、一つのセ
ルブロックとして機能させることも可能である。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高集
積化に適したNAND型の不揮発性半導体メモリ装置を
提供することができる。
積化に適したNAND型の不揮発性半導体メモリ装置を
提供することができる。
【図1】図1はこの発明の第1の実施例に係わるNAN
D型EEPROMの概略的な構成を示すブロック図。
D型EEPROMの概略的な構成を示すブロック図。
【図2】図1はこの発明の第1の実施例に係わるNAN
D型EEPROMの回路図。
D型EEPROMの回路図。
【図3】図3はこの発明の第1の実施例に係わるNAN
D型EEPROMのパタ−ン平面図。
D型EEPROMのパタ−ン平面図。
【図4】図4はこの発明の第1の実施例に係わるNAN
D型EEPROMの断面図で、(a)図は図3中の4a
−4a線に沿う断面図、(b)図は図3中の4b−4b
線に沿う断面図。
D型EEPROMの断面図で、(a)図は図3中の4a
−4a線に沿う断面図、(b)図は図3中の4b−4b
線に沿う断面図。
【図5】図5はこの発明に係わるNAND型EEPRO
Mの動作を説明するためのタイミング・チャ−ト。
Mの動作を説明するためのタイミング・チャ−ト。
【図6】図6はこの発明の第2の実施例に係わるNAN
D型EEPROMのパタ−ン平面図。
D型EEPROMのパタ−ン平面図。
【図7】図7はこの発明の第2の実施例に係わるNAN
D型EEPROMの断面図で、(a)図は図6中の7a
−7a線に沿う断面図、(b)図は図6中の7b−7b
線に沿う断面図。
D型EEPROMの断面図で、(a)図は図6中の7a
−7a線に沿う断面図、(b)図は図6中の7b−7b
線に沿う断面図。
【図8】図8はこの発明に係わるNAND型EEPRO
Mの他の動作を説明するためのタイミング・チャ−ト。
Mの他の動作を説明するためのタイミング・チャ−ト。
【図9】図9は代表的なNAND型EEPROMの回路
図。
図。
【図10】図10は代表的なNAND型EEPROMのパ
タ−ン平面図。
タ−ン平面図。
【図11】図11は代表的なNAND型EEPROMの断
面図で、(a)図は図10中のa−a線に沿う断面図、
(b)図は図10中のb−b線に沿う断面図。
面図で、(a)図は図10中のa−a線に沿う断面図、
(b)図は図10中のb−b線に沿う断面図。
【図12】図12は代表的なNAND型EEPROMの動
作を説明するためのタイミングチャ−ト。
作を説明するためのタイミングチャ−ト。
1…低濃度N−型シリコン基板、2…低濃度P−型ウェ
ル領域、3…素子分離絶縁膜、4…第1ゲ−ト絶縁膜、
5…浮遊ゲ−ト、6…絶縁膜、7…制御ゲ−ト、8…N
型拡散層、9…N型拡散層、10…N型拡散層、11…
絶縁膜、12…アルミニウム配線、20…第2層多結晶
ポリシリコン膜、21…第1層多結晶ポリシリコン膜。
ル領域、3…素子分離絶縁膜、4…第1ゲ−ト絶縁膜、
5…浮遊ゲ−ト、6…絶縁膜、7…制御ゲ−ト、8…N
型拡散層、9…N型拡散層、10…N型拡散層、11…
絶縁膜、12…アルミニウム配線、20…第2層多結晶
ポリシリコン膜、21…第1層多結晶ポリシリコン膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 H01L 29/78 371
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに直列接続され、それぞれ複数のメ
モリセルから構成される少なくとも2つの第1、第2の
セルブロックと、 前記第1のセルブロックに接続された第1の配線と、 前記第2のセルブロックに接続された第2の配線とを具
備し、 前記第1、第2のセルブロックのいずれか一方のメモリ
セルからデ−タの読み出しを行う時、他方のセルブロッ
クのメモリセルを全て導通状態とし、セルブロックの選
択状態に応じて、前記第1、第2の配線の機能をそれぞ
れ、ビット線とソ−ス線とで相互的に切り換えるように
構成したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1、第2のセルブロックのいずれ
か一方のメモリセルからデ−タの読み出しを行う時、他
方のセルブロックのメモリセルを全て導通状態とし、前
記一方のセルブロックに近い方の配線をソ−ス線として
機能させ、この一方のセルブロックから遠い方の配線を
ビット線として機能させるように構成したことを特徴と
する請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8449793A JP2644426B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 不揮発性半導体記憶装置 |
US08/226,474 US5392238A (en) | 1993-04-12 | 1994-04-11 | Nonvolatile semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8449793A JP2644426B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06302787A true JPH06302787A (ja) | 1994-10-28 |
JP2644426B2 JP2644426B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13832286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8449793A Expired - Fee Related JP2644426B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5392238A (ja) |
JP (1) | JP2644426B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024923A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Macronix Internatl Co Ltd | マルチゲート電荷トラップ不揮発性セルを含むメモリアレイ |
JP2011198435A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3450467B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2003-09-22 | 株式会社東芝 | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 |
KR100210985B1 (ko) * | 1994-06-29 | 1999-07-15 | 니시무로 타이죠 | 불휘발성 반도체 기억장치 |
KR0170707B1 (ko) * | 1995-11-29 | 1999-03-30 | 김광호 | 비휘발성 메모리 소자 및 그 구동 방법 |
KR100210846B1 (ko) * | 1996-06-07 | 1999-07-15 | 구본준 | 낸드셀 어레이 |
US5912489A (en) * | 1996-06-18 | 1999-06-15 | Advanced Micro Devices, Inc. | Dual source side polysilicon select gate structure utilizing single tunnel oxide for NAND array flash memory |
DE19881967T1 (de) | 1997-01-14 | 2000-04-27 | Cummins Engine Co Inc | Diagnoseverfahren und -vorrichtung zum Detektieren eines hohen elektrischen Verdrahtungswiderstandes |
JP3489958B2 (ja) * | 1997-03-19 | 2004-01-26 | 富士通株式会社 | 不揮発性半導体記憶装置 |
JPH11224495A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置 |
JP4012341B2 (ja) | 1999-07-14 | 2007-11-21 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体集積回路装置 |
US6901006B1 (en) | 1999-07-14 | 2005-05-31 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor integrated circuit device including first, second and third gates |
JP4434405B2 (ja) * | 2000-01-27 | 2010-03-17 | 株式会社ルネサステクノロジ | 不揮発性半導体記憶装置 |
US7251160B2 (en) | 2005-03-16 | 2007-07-31 | Sandisk Corporation | Non-volatile memory and method with power-saving read and program-verify operations |
JP2007102848A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Toshiba Corp | 半導体集積回路装置 |
US7710774B2 (en) * | 2005-11-23 | 2010-05-04 | Macronix International Co., Ltd. | NAND type multi-bit charge storage memory array and methods for operating and fabricating the same |
US7450422B2 (en) * | 2006-05-11 | 2008-11-11 | Micron Technology, Inc. | NAND architecture memory devices and operation |
US7551467B2 (en) * | 2006-08-04 | 2009-06-23 | Micron Technology, Inc. | Memory device architectures and operation |
US8208305B2 (en) * | 2009-12-23 | 2012-06-26 | Intel Corporation | Arrangement of pairs of NAND strings that share bitline contacts while utilizing distinct sources lines |
KR102403733B1 (ko) * | 2017-12-01 | 2022-05-30 | 삼성전자주식회사 | 메모리 소자 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5295096A (en) * | 1988-07-11 | 1994-03-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | NAND type EEPROM and operating method therefor |
JP3085684B2 (ja) * | 1990-03-30 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | 不揮発性半導体メモリ装置 |
JP3099887B2 (ja) * | 1990-04-12 | 2000-10-16 | 株式会社東芝 | 不揮発性半導体記憶装置 |
US5197027A (en) * | 1991-01-24 | 1993-03-23 | Nexcom Technology, Inc. | Single transistor eeprom architecture |
KR940008204B1 (ko) * | 1991-08-14 | 1994-09-08 | 삼성전자 주식회사 | 낸드형 플래쉬 메모리의 과도소거 방지장치 및 방법 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8449793A patent/JP2644426B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-04-11 US US08/226,474 patent/US5392238A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024923A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Macronix Internatl Co Ltd | マルチゲート電荷トラップ不揮発性セルを含むメモリアレイ |
JP2011198435A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2644426B2 (ja) | 1997-08-25 |
US5392238A (en) | 1995-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2644426B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
US5568421A (en) | Semiconductor memory device on which selective transistors are connected to a plurality of respective memory cell units | |
EP0639860B1 (en) | Non-volatile semiconductor memory | |
KR0170707B1 (ko) | 비휘발성 메모리 소자 및 그 구동 방법 | |
US5740107A (en) | Nonvolatile integrated circuit memories having separate read/write paths | |
KR100331563B1 (ko) | 낸드형 플래쉬 메모리소자 및 그 구동방법 | |
US6380636B1 (en) | Nonvolatile semiconductor memory device having an array structure suitable to high-density integrationization | |
KR930000869B1 (ko) | 페이지 소거 가능한 플래쉬형 이이피롬 장치 | |
US5812452A (en) | Electrically byte-selectable and byte-alterable memory arrays | |
JP2685966B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
US6449188B1 (en) | Low column leakage nor flash array-double cell implementation | |
KR100187196B1 (ko) | 불휘발성 반도체 메모리 장치 | |
KR960016106B1 (ko) | 비 휘발성 반도체 메모리 장치 | |
KR100553631B1 (ko) | 불휘발성 반도체 기억 장치 | |
JPH0878551A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
US6836444B2 (en) | Semiconductor memory device capable of realizing a chip with high operation reliability and high yield | |
JP3778368B2 (ja) | Nand形セル構造を有する不揮発性半導体メモリ | |
US5241507A (en) | One transistor cell flash memory assay with over-erase protection | |
JPH1187658A (ja) | メモリセルおよびそれを備える不揮発性半導体記憶装置 | |
JPH1145986A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
US7312503B2 (en) | Semiconductor memory device including MOS transistors each having a floating gate and a control gate | |
JPH06291332A (ja) | 半導体記憶装置及びその使用方法 | |
US5953250A (en) | Flash memory array and decoding architecture | |
KR0145164B1 (ko) | 워드선 용장 비휘발성 반도체 메모리 | |
JP3023321B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |