JPH06241678A - ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器 - Google Patents
ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器Info
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- JPH06241678A JPH06241678A JP3073393A JP3073393A JPH06241678A JP H06241678 A JPH06241678 A JP H06241678A JP 3073393 A JP3073393 A JP 3073393A JP 3073393 A JP3073393 A JP 3073393A JP H06241678 A JPH06241678 A JP H06241678A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/126—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
- F28F1/128—Fins with openings, e.g. louvered fins
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】良好な伝熱性を確保しつつ凝縮水の滞溜を抑制
しうる水切性の良いコルゲートフィンを備えたヒートポ
ンプ用パラレルフロー熱交換器を提供する。 【構成】コルゲートフィン2の頂部21が平坦状に形成さ
れてなる。さらに、フィン角度θ1 が0.5〜3°、平
坦状頂部21の長さL1 が0.8mm以上、ルーバー長さ
L2 が{フィン高さH1 −(2×フィンの板厚)}±
0.5mm、ルーバー角θ2 が30〜40°、ルーバー
ピッチL3 が0.7〜1.5mmにそれぞれ規定される
のが良い。また、コルゲートフィン2の各頂部21が、中
間壁部22との連設部を含む少なくとも3つの箇所でコー
ナー部21a 、21b 、21c を有するものに曲成されて断面
折線状に形成され、隣接チューブ1、1間においてコル
ゲートフィン2が高さ方向に圧縮されて頂部が平坦状に
変形され、この状態でコルゲートフィン2とチューブ1
とがろう付されてなる。
しうる水切性の良いコルゲートフィンを備えたヒートポ
ンプ用パラレルフロー熱交換器を提供する。 【構成】コルゲートフィン2の頂部21が平坦状に形成さ
れてなる。さらに、フィン角度θ1 が0.5〜3°、平
坦状頂部21の長さL1 が0.8mm以上、ルーバー長さ
L2 が{フィン高さH1 −(2×フィンの板厚)}±
0.5mm、ルーバー角θ2 が30〜40°、ルーバー
ピッチL3 が0.7〜1.5mmにそれぞれ規定される
のが良い。また、コルゲートフィン2の各頂部21が、中
間壁部22との連設部を含む少なくとも3つの箇所でコー
ナー部21a 、21b 、21c を有するものに曲成されて断面
折線状に形成され、隣接チューブ1、1間においてコル
ゲートフィン2が高さ方向に圧縮されて頂部が平坦状に
変形され、この状態でコルゲートフィン2とチューブ1
とがろう付されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばルームエアコ
ンの室内、室外用熱交換器として使用され、1台で蒸発
器及び凝縮器として作動するヒートポンプ用の熱交換器
に関する。
ンの室内、室外用熱交換器として使用され、1台で蒸発
器及び凝縮器として作動するヒートポンプ用の熱交換器
に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】上記のようなヒートポンプ用熱
交換器として、パラレルフローと称される熱交換器を用
いることの試みがなされている。かかるパラレルフロー
熱交換器は、並列状に配置された多数本のチューブを有
するとともに、各チューブの両端が1対の中空ヘッダー
に連通接続され、かつ隣接チューブ間にコルゲートフィ
ンが配設された構成を有している。
交換器として、パラレルフローと称される熱交換器を用
いることの試みがなされている。かかるパラレルフロー
熱交換器は、並列状に配置された多数本のチューブを有
するとともに、各チューブの両端が1対の中空ヘッダー
に連通接続され、かつ隣接チューブ間にコルゲートフィ
ンが配設された構成を有している。
【0003】前記コルゲートフィンは、図10に示すよ
うに山部及び谷部からなる頂部(41)と、山部と谷部を
結ぶ中間壁部(42)とが交互繰返し状態に曲成されてな
るが、かかるコルゲートフィン(40)は、従来、その頂
部(41)が円弧状に形成されていたため、次のような欠
点があった。
うに山部及び谷部からなる頂部(41)と、山部と谷部を
結ぶ中間壁部(42)とが交互繰返し状態に曲成されてな
るが、かかるコルゲートフィン(40)は、従来、その頂
部(41)が円弧状に形成されていたため、次のような欠
点があった。
【0004】即ち、ヒートポンプ用パラレルフロー熱交
換器が蒸発器として用いられた場合には、流通空気との
熱交換により凝縮水を生じるが、この凝縮水(50)は図
10に斜線で示すように、チューブ(30)(30)間に配
置されたコルゲートフィン(40)の頂部(41)に溜まっ
て流通空気の圧損を増大せしめ、ひいては熱交換性能を
阻害するという欠点があった。なお、図10に示す(40
a )は中間壁部(42)に形成されたルーバーである。
換器が蒸発器として用いられた場合には、流通空気との
熱交換により凝縮水を生じるが、この凝縮水(50)は図
10に斜線で示すように、チューブ(30)(30)間に配
置されたコルゲートフィン(40)の頂部(41)に溜まっ
て流通空気の圧損を増大せしめ、ひいては熱交換性能を
阻害するという欠点があった。なお、図10に示す(40
a )は中間壁部(42)に形成されたルーバーである。
【0005】この発明は、かかる欠点を解消するために
なされたものであって、良好な伝熱性を確保しつつ凝縮
水の滞溜を抑制しうる水切り性の良いコルゲートフィン
を備えたヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器の提供
を目的とするものである。
なされたものであって、良好な伝熱性を確保しつつ凝縮
水の滞溜を抑制しうる水切り性の良いコルゲートフィン
を備えたヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器の提供
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、並列状に配置された多数本のチューブ
(1)と、これらチューブの両端が連通接続された1対
の中空ヘッダー(3)(4)と、隣接する前記チューブ
間に配設され、頂部(21)と中間壁部(22)とが交互繰
返し状態に曲成されたコルゲートフィン(2)とを備え
たヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器において、前
記コルゲートフィン(2)の頂部(21)が平坦状に形成
されてなることを特徴とするものである。
に、この発明は、並列状に配置された多数本のチューブ
(1)と、これらチューブの両端が連通接続された1対
の中空ヘッダー(3)(4)と、隣接する前記チューブ
間に配設され、頂部(21)と中間壁部(22)とが交互繰
返し状態に曲成されたコルゲートフィン(2)とを備え
たヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器において、前
記コルゲートフィン(2)の頂部(21)が平坦状に形成
されてなることを特徴とするものである。
【0007】さらには、コルゲートフィン(2)の隣接
中間壁部(22)(22)のなすフィン角度θ1 が0.5〜
3°に、平坦状頂部(21)の長さL1 が0.8mm以上
に規定されるとともに、中間壁部(22)に多数のルーバ
ー(2a)が形成され、かつルーバー長さL2 が{フィン
高さH1 −(2×フィンの板厚)}±0.5mmに、ル
ーバー角θ2 が30〜40°に、ルーバーピッチL3 が
0.7〜1.5mmにそれぞれ規定されているのが望ま
しい。
中間壁部(22)(22)のなすフィン角度θ1 が0.5〜
3°に、平坦状頂部(21)の長さL1 が0.8mm以上
に規定されるとともに、中間壁部(22)に多数のルーバ
ー(2a)が形成され、かつルーバー長さL2 が{フィン
高さH1 −(2×フィンの板厚)}±0.5mmに、ル
ーバー角θ2 が30〜40°に、ルーバーピッチL3 が
0.7〜1.5mmにそれぞれ規定されているのが望ま
しい。
【0008】さらに、この発明は、並列状に配置された
多数本のチューブ(1)と、これらチューブの両端が連
通接続された1対の中空ヘッダー(3)(4)と、隣接
する前記チューブ間に配設され、頂部(21)と中間壁部
(22)とが交互繰返し状態に曲成されたコルゲートフィ
ン(2)とを備えたヒートポンプ用パラレルフロー熱交
換器において、前記コルゲートフィン(2)の各頂部
(21)が、中間壁部(22)との連設部を含む少なくとも
3つの箇所でコーナー部(21a )(21b )(21c)を有
するものに曲成されて断面折線状に形成されるととも
に、隣接チューブ(1)(1)間において前記コルゲー
トフィン(2)が高さ方向に圧縮されることにより、頂
部(21)が平坦状に変形され、この状態でコルゲートフ
ィン(2)とチューブ(1)とがろう付されてなること
を特徴とするものである。
多数本のチューブ(1)と、これらチューブの両端が連
通接続された1対の中空ヘッダー(3)(4)と、隣接
する前記チューブ間に配設され、頂部(21)と中間壁部
(22)とが交互繰返し状態に曲成されたコルゲートフィ
ン(2)とを備えたヒートポンプ用パラレルフロー熱交
換器において、前記コルゲートフィン(2)の各頂部
(21)が、中間壁部(22)との連設部を含む少なくとも
3つの箇所でコーナー部(21a )(21b )(21c)を有
するものに曲成されて断面折線状に形成されるととも
に、隣接チューブ(1)(1)間において前記コルゲー
トフィン(2)が高さ方向に圧縮されることにより、頂
部(21)が平坦状に変形され、この状態でコルゲートフ
ィン(2)とチューブ(1)とがろう付されてなること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】頂部(21)が平坦状に形成されているから、頂
部が円弧状の場合に較べて毛細管現象が抑制され、水切
り性が向上する。
部が円弧状の場合に較べて毛細管現象が抑制され、水切
り性が向上する。
【0010】また、フィン角度θ1 、平坦状頂部(21)
の長さL1 、ルーバー長さL2 、ルーバー角θ2 、ルー
バーピッチL3 がそれぞれ所定数値範囲に規定されるこ
とにより、頂部(21)を平坦状に形成したことによるフ
ィンの熱伝達率の低下が補われ、熱伝達率の大幅な低下
を招来することなく、水切り性が向上する。
の長さL1 、ルーバー長さL2 、ルーバー角θ2 、ルー
バーピッチL3 がそれぞれ所定数値範囲に規定されるこ
とにより、頂部(21)を平坦状に形成したことによるフ
ィンの熱伝達率の低下が補われ、熱伝達率の大幅な低下
を招来することなく、水切り性が向上する。
【0011】また、コルゲートフィン(2)の各頂部
(21)が、中間壁部(22)との連設部を含む少なくとも
3つの箇所で曲成されて断面折線状に形成されるととも
に、隣接チューブ(1)(1)間において前記コルゲー
トフィン(2)が高さ方向に圧縮されることにより、頂
部(21)が平坦状に変形され、この状態でコルゲートフ
ィン(2)とチューブ(1)とがろう付されてなるヒー
トポンプ用パラレルフロー熱交換器においては、該熱交
換器の組み立て段階でコルゲートフィン(2)の頂部
(21)を平坦状に形成することができるから、コルゲー
トフィン(2)を予め平坦状頂部を有するものに製作す
る必要がなくなり、コルゲートフィン(2)の製作が簡
単となる。
(21)が、中間壁部(22)との連設部を含む少なくとも
3つの箇所で曲成されて断面折線状に形成されるととも
に、隣接チューブ(1)(1)間において前記コルゲー
トフィン(2)が高さ方向に圧縮されることにより、頂
部(21)が平坦状に変形され、この状態でコルゲートフ
ィン(2)とチューブ(1)とがろう付されてなるヒー
トポンプ用パラレルフロー熱交換器においては、該熱交
換器の組み立て段階でコルゲートフィン(2)の頂部
(21)を平坦状に形成することができるから、コルゲー
トフィン(2)を予め平坦状頂部を有するものに製作す
る必要がなくなり、コルゲートフィン(2)の製作が簡
単となる。
【0012】
【実施例】次に、この発明をルームエアコンのヒートポ
ンプ用アルミニウム(その合金を含む)製熱交換器に適
用した実施例に基いて説明する。
ンプ用アルミニウム(その合金を含む)製熱交換器に適
用した実施例に基いて説明する。
【0013】熱交換器を示す図3〜図5において、
(1)は垂直状態で左右方向に配置された複数の熱交換
チューブ、(2)はその隣接するチューブ(1)(1)
間に介在されたコルゲートフィンである。チューブ
(1)はアルミニウム材による偏平状の押出形材をもっ
て構成されたものである。このチューブ(1)はいわゆ
るハモニカチューブと称されるような多孔形のものを用
いても良い。また押出形材によらず電縫管を用いても良
い。コルゲートフィン(2)はチューブ(1)と略同じ
幅を有し、ろう付によりチューブ(1)に接合されてい
る。コルゲートフィン(2)もアルミニウム製であり、
ルーバー(2a)を切り起こしたものが用いられている。
(1)は垂直状態で左右方向に配置された複数の熱交換
チューブ、(2)はその隣接するチューブ(1)(1)
間に介在されたコルゲートフィンである。チューブ
(1)はアルミニウム材による偏平状の押出形材をもっ
て構成されたものである。このチューブ(1)はいわゆ
るハモニカチューブと称されるような多孔形のものを用
いても良い。また押出形材によらず電縫管を用いても良
い。コルゲートフィン(2)はチューブ(1)と略同じ
幅を有し、ろう付によりチューブ(1)に接合されてい
る。コルゲートフィン(2)もアルミニウム製であり、
ルーバー(2a)を切り起こしたものが用いられている。
【0014】(3)(4)は上下のヘッダーである。こ
れらのヘッダー(3)(4)は、各1本の断面円形のア
ルミニウム製電縫管をもって形成されたものである。各
ヘッダー(3)(4)には、図5に示すように、長さ方
向に沿って間隔的にチューブ挿入孔(5)が穿設される
とともに、該孔(5)に各チューブ(1)の両端が挿入
され、かつろう付により強固に接合連結されている。さ
らに、上ヘッダー(3)の右端部及び下ヘッダー(4)
の左端部にはそれぞれ冷媒流出入用の接続管(6)
(7)が連結されている。これら接続管は、熱交換器が
蒸発器として作動する場合には、下側の接続管(7)が
冷媒流入用として、上側の接続管(6)が同流出用とし
て用いられる。そして、下側ヘッダー(4)に流入した
液状冷媒は、各チューブを流通して上ヘッダー(3)へ
と至ったのち、接続管(6)から器外へと流出するもの
となされている。一方、熱交換器が凝縮器として作動す
る場合には、上記と逆に上側の接続管(6)が冷媒流入
用として用いられ、下側の接続管(7)が同流出用とし
て用いられる。そして、接続管(6)から上ヘッダー
(3)に流入したガス状冷媒は、各チューブを流通して
下ヘッダー(4)へと至ったのち、接続管(7)から器
外へと流出するものとなされている。また、上ヘッダー
(3)の左端には蓋片(8)が取着される一方、下ヘッ
ダー(4)の右端にも蓋片(9)がそれぞれ取着されて
いる。
れらのヘッダー(3)(4)は、各1本の断面円形のア
ルミニウム製電縫管をもって形成されたものである。各
ヘッダー(3)(4)には、図5に示すように、長さ方
向に沿って間隔的にチューブ挿入孔(5)が穿設される
とともに、該孔(5)に各チューブ(1)の両端が挿入
され、かつろう付により強固に接合連結されている。さ
らに、上ヘッダー(3)の右端部及び下ヘッダー(4)
の左端部にはそれぞれ冷媒流出入用の接続管(6)
(7)が連結されている。これら接続管は、熱交換器が
蒸発器として作動する場合には、下側の接続管(7)が
冷媒流入用として、上側の接続管(6)が同流出用とし
て用いられる。そして、下側ヘッダー(4)に流入した
液状冷媒は、各チューブを流通して上ヘッダー(3)へ
と至ったのち、接続管(6)から器外へと流出するもの
となされている。一方、熱交換器が凝縮器として作動す
る場合には、上記と逆に上側の接続管(6)が冷媒流入
用として用いられ、下側の接続管(7)が同流出用とし
て用いられる。そして、接続管(6)から上ヘッダー
(3)に流入したガス状冷媒は、各チューブを流通して
下ヘッダー(4)へと至ったのち、接続管(7)から器
外へと流出するものとなされている。また、上ヘッダー
(3)の左端には蓋片(8)が取着される一方、下ヘッ
ダー(4)の右端にも蓋片(9)がそれぞれ取着されて
いる。
【0015】前記コルゲートフィン(2)は、図1に示
すように、頂部(21)が平坦状に形成されている。平坦
状に形成することにより円弧状の場合に較べて毛細管現
象が抑制され、水切性を向上することができる。しか
し、平坦部の長さL1 が短すぎると凝縮水が溜まりやす
くなるため、水切性の向上効果を有効に発揮させるため
にはL1 を0.8mm以上にわたって確保するのが良
い。また、頂部(21)を平坦状に形成したことによるコ
ルゲートフィン(2)の熱伝達率の低下を補うべく、中
間壁部(22)に形成されたルーバー(2a)の長さL2 を
{フィン高さH1 −(2×フィン板厚)}±0.5mm
に設定すると共に、フィン角θ1 を0.5〜3°に、図
2に示すルーバー角θ2 を30〜40°に、ルーバーピ
ッチL3 を0.7〜1.5mmにそれぞれ設定するのが
望ましい。なお、フィンピッチL4 は一般的には1.4
〜1.8mmに、フィン高さH1 は6〜19mmに設定
される。特に好ましくは、平坦部の長さL1 は1.2m
mを中心として1〜1.5mm程度の範囲、フィン角θ
1 は1.5〜2.0°程度、ルーバー角θ2 は40°程
度、ルーバーピッチL3 は1.2mm程度に設定するの
が良い。
すように、頂部(21)が平坦状に形成されている。平坦
状に形成することにより円弧状の場合に較べて毛細管現
象が抑制され、水切性を向上することができる。しか
し、平坦部の長さL1 が短すぎると凝縮水が溜まりやす
くなるため、水切性の向上効果を有効に発揮させるため
にはL1 を0.8mm以上にわたって確保するのが良
い。また、頂部(21)を平坦状に形成したことによるコ
ルゲートフィン(2)の熱伝達率の低下を補うべく、中
間壁部(22)に形成されたルーバー(2a)の長さL2 を
{フィン高さH1 −(2×フィン板厚)}±0.5mm
に設定すると共に、フィン角θ1 を0.5〜3°に、図
2に示すルーバー角θ2 を30〜40°に、ルーバーピ
ッチL3 を0.7〜1.5mmにそれぞれ設定するのが
望ましい。なお、フィンピッチL4 は一般的には1.4
〜1.8mmに、フィン高さH1 は6〜19mmに設定
される。特に好ましくは、平坦部の長さL1 は1.2m
mを中心として1〜1.5mm程度の範囲、フィン角θ
1 は1.5〜2.0°程度、ルーバー角θ2 は40°程
度、ルーバーピッチL3 は1.2mm程度に設定するの
が良い。
【0016】上記のような条件にコルゲートフィン
(2)を形成することにより、熱伝達率の大幅な低下を
招来することなく、水切性を向上することができ、流通
空気の圧損を減少でき、総合的な熱交換性能を向上する
ことができる。ちなみに、各条件を上記の最適値に設定
したコルゲートフィンと、頂部(21)を円弧状に形成し
たコルゲートフィンとを用いて、空気流通速度Vm/s
に対する流通空気の圧損及びフィンの熱伝達率を調べた
ところ、表1、表2に示すとおりであった。なお、この
表1、2をグラフで示すと図6(イ)(ロ)のようにな
る。
(2)を形成することにより、熱伝達率の大幅な低下を
招来することなく、水切性を向上することができ、流通
空気の圧損を減少でき、総合的な熱交換性能を向上する
ことができる。ちなみに、各条件を上記の最適値に設定
したコルゲートフィンと、頂部(21)を円弧状に形成し
たコルゲートフィンとを用いて、空気流通速度Vm/s
に対する流通空気の圧損及びフィンの熱伝達率を調べた
ところ、表1、表2に示すとおりであった。なお、この
表1、2をグラフで示すと図6(イ)(ロ)のようにな
る。
【0017】
【表1】
【表2】 表1の結果から、頂部(21)が円弧状のコルゲートフィ
ンでは、湿り時(空気中の水分凝縮時)の流通空気の圧
損増加が乾き時の約2倍であるが、頂部が平坦状のコル
ゲートフィンでは1.2〜1.3倍程度であり、従って
水切が良くなり空気中の水分凝縮時の圧損増加が抑制さ
れることがわかる。
ンでは、湿り時(空気中の水分凝縮時)の流通空気の圧
損増加が乾き時の約2倍であるが、頂部が平坦状のコル
ゲートフィンでは1.2〜1.3倍程度であり、従って
水切が良くなり空気中の水分凝縮時の圧損増加が抑制さ
れることがわかる。
【0018】また、表2の結果から、頂部平坦状フィン
の頂部円弧状フィンに対する熱伝達率は約95%であ
り、熱伝達率の低下は少ないことがわかる。
の頂部円弧状フィンに対する熱伝達率は約95%であ
り、熱伝達率の低下は少ないことがわかる。
【0019】このように、コルゲートフィン(2)の頂
部(21)を平坦状に形成することが水切性の向上に有効
であるが、かかる形状のフィンを高速度のロール成形に
より製作することは困難である。
部(21)を平坦状に形成することが水切性の向上に有効
であるが、かかる形状のフィンを高速度のロール成形に
より製作することは困難である。
【0020】そこで、コルゲートフィン(2)の頂部
(21)を次のようにして平坦状に成形するのが良い。即
ち、図7に示すように、コルゲートフィン(2)の頂部
(21)両端(頂部と中間壁部(22)との連設部)及び中
央部の3か所のみを微小な曲率のコーナー部(21a )
(21b )(21c )に曲成するとともに、これ以外を直線
部に形成することにより、頂部(21)を断面折線状に成
形しておく。なお、頂部(21)の中間部分においてコー
ナー部を設ける箇所はちょうど中央でなくても良いし、
また中間部分の2箇所以上にコーナー部を設けても良
い。ここに、フィン(2)の高さ(H2 )は、フィンが
配置される隣接チューブ(1)(1)間の間隙よりも大
とし、また左右の頂部(21)を除いた中間部分の高さ
(H3 )をチューブ間の間隙にほぼ等しく設定してお
く。
(21)を次のようにして平坦状に成形するのが良い。即
ち、図7に示すように、コルゲートフィン(2)の頂部
(21)両端(頂部と中間壁部(22)との連設部)及び中
央部の3か所のみを微小な曲率のコーナー部(21a )
(21b )(21c )に曲成するとともに、これ以外を直線
部に形成することにより、頂部(21)を断面折線状に成
形しておく。なお、頂部(21)の中間部分においてコー
ナー部を設ける箇所はちょうど中央でなくても良いし、
また中間部分の2箇所以上にコーナー部を設けても良
い。ここに、フィン(2)の高さ(H2 )は、フィンが
配置される隣接チューブ(1)(1)間の間隙よりも大
とし、また左右の頂部(21)を除いた中間部分の高さ
(H3 )をチューブ間の間隙にほぼ等しく設定してお
く。
【0021】そして、熱交換器の組立に際して、かかる
コルゲートフィン(2)をチューブ(1)(1)間に配
置したのち、ヘッダー(3)(4)の長さ方向にチュー
ブ(1)とフィン(2)を図7に矢印で示す方向に圧縮
し、この状態でチューブ(1)をヘッダー(3)(4)
のチューブ挿入孔(5)に差し込んでバンディングす
る。コルゲートフィン(2)の頂部(21)は、チューブ
とフィンの圧縮前は図8(イ)に示すように、その頂点
のコーナー部(21C )のみがチューブ表面に接している
が、圧縮後は各コーナー部においてフィンが弾性変形
し、同図(ロ)に示すように頂部(21)のほぼ全体がチ
ューブ表面に押付けられて平坦状となる。そして、この
状態でろう付を行い、同図(ハ)に示すようにチューブ
(1)とフィン(2)との僅かな隙間にフィレット(4
0)を形成してフィン(2)の頂部(21)を平坦状のま
ま接合する。
コルゲートフィン(2)をチューブ(1)(1)間に配
置したのち、ヘッダー(3)(4)の長さ方向にチュー
ブ(1)とフィン(2)を図7に矢印で示す方向に圧縮
し、この状態でチューブ(1)をヘッダー(3)(4)
のチューブ挿入孔(5)に差し込んでバンディングす
る。コルゲートフィン(2)の頂部(21)は、チューブ
とフィンの圧縮前は図8(イ)に示すように、その頂点
のコーナー部(21C )のみがチューブ表面に接している
が、圧縮後は各コーナー部においてフィンが弾性変形
し、同図(ロ)に示すように頂部(21)のほぼ全体がチ
ューブ表面に押付けられて平坦状となる。そして、この
状態でろう付を行い、同図(ハ)に示すようにチューブ
(1)とフィン(2)との僅かな隙間にフィレット(4
0)を形成してフィン(2)の頂部(21)を平坦状のま
ま接合する。
【0022】こうして、図9に示すような平坦状頂部
(21)を有するコルゲートフィン(2)を実現すること
ができる。
(21)を有するコルゲートフィン(2)を実現すること
ができる。
【0023】図示実施例に係るヒートンプ用熱交換器
は、これをルームエアコン用の室外機として使用した場
合、冬期は蒸発器として作動し、液状冷媒あるいは一部
がガス化した冷媒が下側接続管(7)から下ヘッダー
(4)に流入したのち、各チューブに分流する。チュー
ブ(1)に流れ込んだ冷媒は、チューブを上方へと流通
する間にフィン(2)を含む空気流通間隙を流通する空
気と熱交換を行い、ガス化してヘッダー(3)に至った
のち、上側の接続管(6)から器外へと流出する。而し
て、熱交換時に流通空気から凝縮水を生じるが、コルゲ
ートフィン(2)の頂部(21)が平坦状に形成されてい
るために、毛管現象が抑制され、凝縮水は頂部に溜まる
ことなく速やかに排出される。
は、これをルームエアコン用の室外機として使用した場
合、冬期は蒸発器として作動し、液状冷媒あるいは一部
がガス化した冷媒が下側接続管(7)から下ヘッダー
(4)に流入したのち、各チューブに分流する。チュー
ブ(1)に流れ込んだ冷媒は、チューブを上方へと流通
する間にフィン(2)を含む空気流通間隙を流通する空
気と熱交換を行い、ガス化してヘッダー(3)に至った
のち、上側の接続管(6)から器外へと流出する。而し
て、熱交換時に流通空気から凝縮水を生じるが、コルゲ
ートフィン(2)の頂部(21)が平坦状に形成されてい
るために、毛管現象が抑制され、凝縮水は頂部に溜まる
ことなく速やかに排出される。
【0024】一方、夏期は凝縮器として作動し、上側の
接続管(6)から上ヘッダー(3)へ流入した冷媒は、
各チューブを下方へと流れ、この間に流通空気と熱交換
を行い、液化して下ヘッダー(4)へと至る。そして、
下側の接続管(7)から器外へと流出する。
接続管(6)から上ヘッダー(3)へ流入した冷媒は、
各チューブを下方へと流れ、この間に流通空気と熱交換
を行い、液化して下ヘッダー(4)へと至る。そして、
下側の接続管(7)から器外へと流出する。
【0025】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、コルゲート
フィンの頂部が平坦状に形成されてなるから、空気中の
水分から生じた凝縮水の滞溜を抑制し得て水切り性を向
上することができる。その結果、凝縮水の滞溜に起因す
る熱交換性能の低下を防止でき、性能的に優れたヒート
ポンプ用パラレルフロー熱交換器の提供が可能となる。
しかも、頂部が平坦状であるから、チューブとコルゲー
トフィンとの接合面積を大きく確保することができ、強
度的にも優れた熱交換器となしうる。
フィンの頂部が平坦状に形成されてなるから、空気中の
水分から生じた凝縮水の滞溜を抑制し得て水切り性を向
上することができる。その結果、凝縮水の滞溜に起因す
る熱交換性能の低下を防止でき、性能的に優れたヒート
ポンプ用パラレルフロー熱交換器の提供が可能となる。
しかも、頂部が平坦状であるから、チューブとコルゲー
トフィンとの接合面積を大きく確保することができ、強
度的にも優れた熱交換器となしうる。
【0026】また、コルゲートフィンの隣接中間壁部の
なすフィン角度θ1 が0.5〜3°に、平坦状頂部の長
さL1 が0.8mm以上に規定されるとともに、中間壁
部に多数のルーバーが形成され、かつルーバー長さL2
が{フィン高さH1 −(2×フィンの板厚)}±0.5
mmに、ルーバー角θ2 が30〜40°に、ルーバーピ
ッチL3 が0.7〜1.5mmにそれぞれ規定されてい
る場合には、頂部を平坦状にしたことによるフィンの熱
伝達率の低下を十分に補いつつ凝縮水の滞溜を効果的に
防止でき、益々ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器
の性能を向上することができる。
なすフィン角度θ1 が0.5〜3°に、平坦状頂部の長
さL1 が0.8mm以上に規定されるとともに、中間壁
部に多数のルーバーが形成され、かつルーバー長さL2
が{フィン高さH1 −(2×フィンの板厚)}±0.5
mmに、ルーバー角θ2 が30〜40°に、ルーバーピ
ッチL3 が0.7〜1.5mmにそれぞれ規定されてい
る場合には、頂部を平坦状にしたことによるフィンの熱
伝達率の低下を十分に補いつつ凝縮水の滞溜を効果的に
防止でき、益々ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器
の性能を向上することができる。
【0027】さらに、コルゲートフィンの各頂部が、中
間壁部との連設部を含む少なくとも3つの箇所で曲成さ
れて断面折線状に形成されるとともに、隣接チューブ間
において前記コルゲートフィンが高さ方向に圧縮される
ことにより、頂部が平坦状に変形され、この状態でコル
ゲートフィンとチューブとがろう付されてなるヒートポ
ンプ用パラレルフロー熱交換器においては、その組み立
て段階でコルゲートフィンの頂部を平坦状に形成するこ
とができるから、コルゲートフィンを予め平坦状頂部を
有するものに製作する必要がなくなり、コルゲートフィ
ンの製作が簡単となり、水切り性に優れたヒートポンプ
用パラレルフロー熱交換器を安価に提供できる効果があ
る。
間壁部との連設部を含む少なくとも3つの箇所で曲成さ
れて断面折線状に形成されるとともに、隣接チューブ間
において前記コルゲートフィンが高さ方向に圧縮される
ことにより、頂部が平坦状に変形され、この状態でコル
ゲートフィンとチューブとがろう付されてなるヒートポ
ンプ用パラレルフロー熱交換器においては、その組み立
て段階でコルゲートフィンの頂部を平坦状に形成するこ
とができるから、コルゲートフィンを予め平坦状頂部を
有するものに製作する必要がなくなり、コルゲートフィ
ンの製作が簡単となり、水切り性に優れたヒートポンプ
用パラレルフロー熱交換器を安価に提供できる効果があ
る。
【図1】図3に示す熱交換器に用いたコルゲートフィン
の拡大正面図である。
の拡大正面図である。
【図2】図1のコルゲートフィンの幅方向の断面図であ
る。
る。
【図3】この発明の一実施例に係るヒートポンプ用パラ
レルフロー熱交換器の正面図である。
レルフロー熱交換器の正面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】図3に示す熱交換器の下ヘッダーとチューブと
フィンを分離して示す断面斜視図である。
フィンを分離して示す断面斜視図である。
【図6】頂部が平坦状のフィンと円弧状のフィンを用い
た場合の水切り性能と熱伝達率の比較を示すグラフであ
る。
た場合の水切り性能と熱伝達率の比較を示すグラフであ
る。
【図7】頂部平坦状のコルゲートフィンとなすためのフ
ィン素材を示す拡大正面図である。
ィン素材を示す拡大正面図である。
【図8】図7に示したフィン素材をチューブ間に配置し
て圧縮し、ろう付するまでの過程を示す部分的拡大正面
図である。
て圧縮し、ろう付するまでの過程を示す部分的拡大正面
図である。
【図9】図7に示したフィン素材を用いてチューブとコ
ルゲートフィンとをろう付した状態の拡大正面図であ
る。
ルゲートフィンとをろう付した状態の拡大正面図であ
る。
【図10】頂部が円弧状の従来のコルゲートフィンを用
いたときの凝縮水の保水状態を示す拡大正面図である。
いたときの凝縮水の保水状態を示す拡大正面図である。
1…チューブ 2…コルゲートフィン 3、4…ヘッダー 2a…ルーバー 21…頂部 22…中間壁部 21a 〜21c …コーナー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉永 信也 栃木県下都賀郡大平町富田800 株式会社 日立製作所栃木工場内 (72)発明者 小暮 博志 栃木県下都賀郡大平町富田800 株式会社 日立製作所栃木工場内 (72)発明者 星野 良一 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内 (72)発明者 若林 信弘 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 並列状に配置された多数本のチューブ
(1)と、これらチューブの両端が連通接続された1対
の中空ヘッダー(3)(4)と、隣接する前記チューブ
間に配設され、頂部(21)と中間壁部(22)とが交互繰
返し状態に曲成されたコルゲートフィン(2)とを備え
たヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器において、 前記コルゲートフィン(2)の頂部(21)が平坦状に形
成されてなることを特徴とするヒートポンプ用パラレル
フロー熱交換器。 - 【請求項2】 コルゲートフィン(2)の隣接中間壁部
(22)(22)のなすフィン角度θ1 が0.5〜3°に、
平坦状頂部(21)の長さL1 が0.8mm以上に規定さ
れるとともに、中間壁部(22)に多数のルーバー(2a)
が形成され、かつルーバー長さL2 が{フィン高さH1
−(2×フィンの板厚)}±0.5mmに、ルーバー角
θ2 が30〜40°に、ルーバーピッチL3 が0.7〜
1.5mmにそれぞれ規定されていることを特徴とする
請求項1に記載のヒートポンプ用パラレルフロー熱交換
器。 - 【請求項3】 並列状に配置された多数本のチューブ
(1)と、これらチューブの両端が連通接続された1対
の中空ヘッダー(3)(4)と、隣接する前記チューブ
間に配設され、頂部(21)と中間壁部(22)とが交互繰
返し状態に曲成されたコルゲートフィン(2)とを備え
たヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器において、 前記コルゲートフィン(2)の各頂部(21)が、中間壁
部(22)との連設部を含む少なくとも3つの箇所でコー
ナー部(21a )(21b )(21c )を有するものに曲成さ
れて断面折線状に形成されるとともに、隣接チューブ
(1)(1)間において前記コルゲートフィン(2)が
高さ方向に圧縮されることにより、頂部(21)が平坦状
に変形され、この状態でコルゲートフィン(2)とチュ
ーブ(1)とがろう付されてなることを特徴とするヒー
トポンプ用パラレルフロー熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073393A JPH06241678A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073393A JPH06241678A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241678A true JPH06241678A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12311878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3073393A Pending JPH06241678A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | ヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241678A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020061937A (ko) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | 한국델파이주식회사 | 자동차용 증발기의 센터 |
KR20040004967A (ko) * | 2002-07-08 | 2004-01-16 | 한라공조주식회사 | 열교환기용 핀 |
CN1324290C (zh) * | 2003-02-20 | 2007-07-04 | 松下电器产业株式会社 | 换热器 |
JP2007187402A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
EP1832832A1 (en) * | 2006-02-07 | 2007-09-12 | Sanden Corporation | Heat Exchanger |
JP2010025490A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Sharp Corp | 熱交換器及びこれを使用する空気調和機 |
EP2369284A3 (de) * | 2010-03-23 | 2014-01-22 | AKG-Thermotechnik GmbH & Co.KG | Wärmetauscher, insbesondere eines Kondensations-Wäschetrockners |
WO2016013100A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器およびこの熱交換器を備えた空調冷凍装置 |
JP2016035368A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 株式会社Uacj | アルミニウム合金熱交換器およびその製造方法 |
WO2018021030A1 (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | カルソニックカンセイ株式会社 | 熱交換器の製造方法 |
JP2019132489A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 正栄株式会社 | 熱交換器 |
CN110906779A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-03-24 | 浙江理工大学 | 利于涡流发生的翅片换热器 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP3073393A patent/JPH06241678A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020061937A (ko) * | 2001-01-19 | 2002-07-25 | 한국델파이주식회사 | 자동차용 증발기의 센터 |
KR20040004967A (ko) * | 2002-07-08 | 2004-01-16 | 한라공조주식회사 | 열교환기용 핀 |
CN1324290C (zh) * | 2003-02-20 | 2007-07-04 | 松下电器产业株式会社 | 换热器 |
JP2007187402A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
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WO2016013100A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2016-01-28 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器およびこの熱交換器を備えた空調冷凍装置 |
JPWO2016013100A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器およびこの熱交換器を備えた空調冷凍装置 |
JP2016035368A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 株式会社Uacj | アルミニウム合金熱交換器およびその製造方法 |
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JP2019132489A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 正栄株式会社 | 熱交換器 |
CN110906779A (zh) * | 2019-12-09 | 2020-03-24 | 浙江理工大学 | 利于涡流发生的翅片换热器 |
CN110906779B (zh) * | 2019-12-09 | 2023-12-29 | 浙江理工大学 | 利于涡流发生的翅片换热器 |
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