JPH06209489A - 移動端末管理システム - Google Patents
移動端末管理システムInfo
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- JPH06209489A JPH06209489A JP5002479A JP247993A JPH06209489A JP H06209489 A JPH06209489 A JP H06209489A JP 5002479 A JP5002479 A JP 5002479A JP 247993 A JP247993 A JP 247993A JP H06209489 A JPH06209489 A JP H06209489A
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- management
- station
- control station
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動端末の移動が特定の制御局に集中した場
合においても移動端末の位置情報の管理容量不足を解決
して、効率的な位置管理ができる移動端末管理システム
を提供することを目的とする。 【構成】 移動端末4がアクセスする複数個の基地局3a
〜3fを地域ごとに管轄するための局であって、その管轄
する基地局のうちいずれかに移動端末が位置登録されて
いるか管理する第1管理部21と、管轄している基地局内
に移動してきた移動端末が第1管理部に位置登録できな
い場合に、第1管理部内の所定の移動端末の位置情報を
選択的に転送する転送制御部22とを有する制御局2aと、
移動端末がどの制御局に位置登録されているか管理する
第2管理部11と、制御局から転送される転送位置情報を
管理する管理補助部12とを有する管理局1aとを備えたこ
とを特徴とする。
合においても移動端末の位置情報の管理容量不足を解決
して、効率的な位置管理ができる移動端末管理システム
を提供することを目的とする。 【構成】 移動端末4がアクセスする複数個の基地局3a
〜3fを地域ごとに管轄するための局であって、その管轄
する基地局のうちいずれかに移動端末が位置登録されて
いるか管理する第1管理部21と、管轄している基地局内
に移動してきた移動端末が第1管理部に位置登録できな
い場合に、第1管理部内の所定の移動端末の位置情報を
選択的に転送する転送制御部22とを有する制御局2aと、
移動端末がどの制御局に位置登録されているか管理する
第2管理部11と、制御局から転送される転送位置情報を
管理する管理補助部12とを有する管理局1aとを備えたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナル携帯電話ま
たは自動車電話等の移動通信に適用される移動端末管理
システムに関するものである。
たは自動車電話等の移動通信に適用される移動端末管理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車電話における移動端末位置
の管理については、各移動端末が所属する制御局(ホー
ム局)で移動端末が移動した先の制御局を管理してお
き、発信元の制御局は着番号からホーム局を割り出し、
そのホーム局に問い合わせをすることにより該当する移
動端末が現在位置している制御局を知るようになってい
る。そして移動端末が現在位置している制御局が判明す
れば、その制御局に接続して、該当する移動端末を一斉
呼出するような位置管理方法が知られている。また、パ
ーソナル携帯電話における移動端末位置の管理について
は、移動端末が位置している制御局を管理しておくと共
に、各制御局にて制御局内の移動端末が位置している基
地局まで管理しておく位置管理方法が知られている。
の管理については、各移動端末が所属する制御局(ホー
ム局)で移動端末が移動した先の制御局を管理してお
き、発信元の制御局は着番号からホーム局を割り出し、
そのホーム局に問い合わせをすることにより該当する移
動端末が現在位置している制御局を知るようになってい
る。そして移動端末が現在位置している制御局が判明す
れば、その制御局に接続して、該当する移動端末を一斉
呼出するような位置管理方法が知られている。また、パ
ーソナル携帯電話における移動端末位置の管理について
は、移動端末が位置している制御局を管理しておくと共
に、各制御局にて制御局内の移動端末が位置している基
地局まで管理しておく位置管理方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の位
置管理方法では、自動車電話のように一つの無線ゾーン
が大きく、そのゾーン内で使用できる移動端末数が少な
いような場合には、特定の移動端末を捜す場合に一斉呼
出しを行うことで対応することができるが、パーソナル
携帯電話のように一つの無線ゾーンが小さく、しかもそ
の無線ゾーン内で使用される移動端末数が多い場合に
は、上記した一斉呼出しを行えば効率が悪くなる。そこ
で、制御局内で移動端末が位置している基地局まで管理
する位置管理方法を利用すると、呼出しの効率は高まる
反面、移動端末が特定の制御局に集中した場合に制御局
の位置情報管理用のメモリの容量がオーバーして位置管
理ができなくなる不都合が生じることになる。そのよう
な移動端末の移動が特定の制御局に集中した場合でもメ
モリの容量不足が起きない方法としては、各制御局に全
移動端末個数分の位置情報管理用のメモリ容量を常時用
意しておく方法が考えられるが、この方法では制御局装
置のコストアップを招くという問題や移動端末の個数が
増加した場合に対処できないという問題が生じる。した
がって従来の移動端末管理方法では、ある程度の移動端
末の移動を考慮した位置情報管理用のメモリ容量を確保
しているだけであり、従って、そのメモリ容量を超えて
移動端末の位置登録が発生したときには移動端末の位置
管理ができなくなるという問題点を有していた。
置管理方法では、自動車電話のように一つの無線ゾーン
が大きく、そのゾーン内で使用できる移動端末数が少な
いような場合には、特定の移動端末を捜す場合に一斉呼
出しを行うことで対応することができるが、パーソナル
携帯電話のように一つの無線ゾーンが小さく、しかもそ
の無線ゾーン内で使用される移動端末数が多い場合に
は、上記した一斉呼出しを行えば効率が悪くなる。そこ
で、制御局内で移動端末が位置している基地局まで管理
する位置管理方法を利用すると、呼出しの効率は高まる
反面、移動端末が特定の制御局に集中した場合に制御局
の位置情報管理用のメモリの容量がオーバーして位置管
理ができなくなる不都合が生じることになる。そのよう
な移動端末の移動が特定の制御局に集中した場合でもメ
モリの容量不足が起きない方法としては、各制御局に全
移動端末個数分の位置情報管理用のメモリ容量を常時用
意しておく方法が考えられるが、この方法では制御局装
置のコストアップを招くという問題や移動端末の個数が
増加した場合に対処できないという問題が生じる。した
がって従来の移動端末管理方法では、ある程度の移動端
末の移動を考慮した位置情報管理用のメモリ容量を確保
しているだけであり、従って、そのメモリ容量を超えて
移動端末の位置登録が発生したときには移動端末の位置
管理ができなくなるという問題点を有していた。
【0004】本発明は以上のような従来の移動端末の位
置管理方法における課題を考慮し、移動端末の移動が特
定の制御局に集中した場合でも、移動端末の位置登録が
可能で効率よく位置管理を行うことができる移動端末管
理システムを提供することを目的とする。
置管理方法における課題を考慮し、移動端末の移動が特
定の制御局に集中した場合でも、移動端末の位置登録が
可能で効率よく位置管理を行うことができる移動端末管
理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動端末がア
クセスする複数個の基地局を地域ごとに管轄するための
局であって、その管轄する基地局のうちいずれかに前記
移動端末が位置登録されているかを示す第1位置情報を
記憶管理する第1管理部と、管轄している前記基地局内
に移動してきた前記移動端末が、前記第1管理部に位置
登録できない場合に、前記第1管理部内の所定の移動端
末に関する前記第1位置情報を選択的に転送位置情報と
して出力する転送制御部とを有する制御局と、前記移動
端末がどの制御局に位置登録されているかを示す第2位
置情報を記憶管理する第2管理部と、前記制御局から転
送される前記転送位置情報を記憶管理する管理補助部と
を有する管理局とを備えた移動端末管理システムであ
る。
クセスする複数個の基地局を地域ごとに管轄するための
局であって、その管轄する基地局のうちいずれかに前記
移動端末が位置登録されているかを示す第1位置情報を
記憶管理する第1管理部と、管轄している前記基地局内
に移動してきた前記移動端末が、前記第1管理部に位置
登録できない場合に、前記第1管理部内の所定の移動端
末に関する前記第1位置情報を選択的に転送位置情報と
して出力する転送制御部とを有する制御局と、前記移動
端末がどの制御局に位置登録されているかを示す第2位
置情報を記憶管理する第2管理部と、前記制御局から転
送される前記転送位置情報を記憶管理する管理補助部と
を有する管理局とを備えた移動端末管理システムであ
る。
【0006】
【作用】本発明に従えば、特定の制御局に移動端末の移
動が集中した場合、制御局内の一部の移動端末の管理を
管理局へ移すことにより、その特定の制御局内での移動
端末の位置管理を確実に行うことができる。
動が集中した場合、制御局内の一部の移動端末の管理を
管理局へ移すことにより、その特定の制御局内での移動
端末の位置管理を確実に行うことができる。
【0007】また、移動端末の移動頻度や発着信頻度は
第1監視部または第2監視部で監視する場合は、その監
視内容に応じて、移動端末の位置情報管理先を制御局か
ら管理局ましくはその逆に入れ換えることができ、効率
的な位置管理ができる。
第1監視部または第2監視部で監視する場合は、その監
視内容に応じて、移動端末の位置情報管理先を制御局か
ら管理局ましくはその逆に入れ換えることができ、効率
的な位置管理ができる。
【0008】また、移動端末の移動形態を予め加入者管
理部に設定しておくことができるため、移動形態に応じ
た位置管理を行うことも可能となる。
理部に設定しておくことができるため、移動形態に応じ
た位置管理を行うことも可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の実施例における移動端末管
理システムの構成を示すものである。同図において、1
aは管理局であり、移動端末が位置している制御局を管
理するものである。2a,2bは制御局であり、制御局
内の移動端末が位置している基地局を管理するものであ
る。3a〜3fは基地局、4は携帯電話などの移動端末
である。移動端末4から通話を行う場合には、まず基地
局のいずれかにアクセスが行われ、一つの制御局管轄内
での通話においては例えば基地局3aから制御局2aを
介して基地局3cへ通信が行われ、他の制御局に亘る通
話においては、例えば基地局3a,制御局2a,制御局
2b,基地局3fの経路を介して通話が行われることに
なる。
理システムの構成を示すものである。同図において、1
aは管理局であり、移動端末が位置している制御局を管
理するものである。2a,2bは制御局であり、制御局
内の移動端末が位置している基地局を管理するものであ
る。3a〜3fは基地局、4は携帯電話などの移動端末
である。移動端末4から通話を行う場合には、まず基地
局のいずれかにアクセスが行われ、一つの制御局管轄内
での通話においては例えば基地局3aから制御局2aを
介して基地局3cへ通信が行われ、他の制御局に亘る通
話においては、例えば基地局3a,制御局2a,制御局
2b,基地局3fの経路を介して通話が行われることに
なる。
【0011】ここで移動端末4が移動すると、移動端末
4の電源がonの状態では常時位置登録要求が発信さ
れ、その位置登録要求は最も近い基地局に受信され、そ
の基地局の管轄の制御局の位置情報管理メモリに位置登
録されることになる。したがって移動端末が基地局間の
移動を継続している間は、それらの基地局を管轄してい
る制御局の位置情報メモリは、移動端末が基地局を移る
ごとに更新されることになる。
4の電源がonの状態では常時位置登録要求が発信さ
れ、その位置登録要求は最も近い基地局に受信され、そ
の基地局の管轄の制御局の位置情報管理メモリに位置登
録されることになる。したがって移動端末が基地局間の
移動を継続している間は、それらの基地局を管轄してい
る制御局の位置情報メモリは、移動端末が基地局を移る
ごとに更新されることになる。
【0012】図2は管理局1aと制御局2a,2bのそ
れぞれの構成を示すものである。同図の管理局1aにお
いて、11は第2管理部としての管理局位置管理部であ
り、それぞれの移動端末が現在位置している制御局を管
理するものである。具体的には、移動端末がその制御局
に位置登録されているかを示す位置情報(第2位置情
報)を電話番号の登録によって記憶管理するものであ
る。12は管理補助部としての制御局位置管理補助部で
あり、制御局内で位置管理しているメモリの容量が不足
した事態に、位置登録できない移動端末を管理するため
のものである。13は第2監視部としての管理局位置情
報監視部であり、制御局位置管理補助部12で管理して
いる移動端末の移動頻度や発着信の利用頻度を監視して
いるものである。14は位置情報制御局登録部であり、
制御局位置管理補助部12で管理している移動端末の位
置情報を制御局に移すためのものである。なお、上記移
動頻度とは、基地局を移るごとに移動端末が制御局に位
置登録される回数であり、発着信の利用頻度とは、移動
端末がアクセスするおよびアクセスされる回数である。
れぞれの構成を示すものである。同図の管理局1aにお
いて、11は第2管理部としての管理局位置管理部であ
り、それぞれの移動端末が現在位置している制御局を管
理するものである。具体的には、移動端末がその制御局
に位置登録されているかを示す位置情報(第2位置情
報)を電話番号の登録によって記憶管理するものであ
る。12は管理補助部としての制御局位置管理補助部で
あり、制御局内で位置管理しているメモリの容量が不足
した事態に、位置登録できない移動端末を管理するため
のものである。13は第2監視部としての管理局位置情
報監視部であり、制御局位置管理補助部12で管理して
いる移動端末の移動頻度や発着信の利用頻度を監視して
いるものである。14は位置情報制御局登録部であり、
制御局位置管理補助部12で管理している移動端末の位
置情報を制御局に移すためのものである。なお、上記移
動頻度とは、基地局を移るごとに移動端末が制御局に位
置登録される回数であり、発着信の利用頻度とは、移動
端末がアクセスするおよびアクセスされる回数である。
【0013】図2の制御局2a,2bにおいて、21は
第1管理部としての制御局位置管理部であり、制御局1
a管轄内の移動端末が位置している基地局を管理するも
のである。すなわち、どの基地局に移動端末が位置登録
されているかを示す位置情報(第1情報)を電話番号の
登録によって記憶管理しているものである。22は転送
制御部としての位置情報管理局登録部であり、制御局位
置管理部21に位置登録できない移動端末の位置情報ま
たは制御局位置管理部21で管理している移動端末の位
置情報を、転送位置情報として管理局1aに転送するた
めのものである。23は第1監視部としての制御局位置
情報監視部であり、制御局位置管理部21で管理してい
る移動端末の移動頻度や発着信の利用頻度を監視してい
るものである。24は加入者管理部としての加入者情報
管理部であり、移動端末ごとの移動形態を管理するもの
である。25は位置情報管理先判定部であり、移動端末
が基地局に位置登録したときに、加入者情報管理部24
を参照して、加入者情報が登録されていればその加入者
情報に応じて移動端末の位置管理先を判定するものであ
る。上記管理局1aおよび制御局2a,2bはマイクロ
コンピュータから構成される。
第1管理部としての制御局位置管理部であり、制御局1
a管轄内の移動端末が位置している基地局を管理するも
のである。すなわち、どの基地局に移動端末が位置登録
されているかを示す位置情報(第1情報)を電話番号の
登録によって記憶管理しているものである。22は転送
制御部としての位置情報管理局登録部であり、制御局位
置管理部21に位置登録できない移動端末の位置情報ま
たは制御局位置管理部21で管理している移動端末の位
置情報を、転送位置情報として管理局1aに転送するた
めのものである。23は第1監視部としての制御局位置
情報監視部であり、制御局位置管理部21で管理してい
る移動端末の移動頻度や発着信の利用頻度を監視してい
るものである。24は加入者管理部としての加入者情報
管理部であり、移動端末ごとの移動形態を管理するもの
である。25は位置情報管理先判定部であり、移動端末
が基地局に位置登録したときに、加入者情報管理部24
を参照して、加入者情報が登録されていればその加入者
情報に応じて移動端末の位置管理先を判定するものであ
る。上記管理局1aおよび制御局2a,2bはマイクロ
コンピュータから構成される。
【0014】以上のように構成された移動端末管理シス
テムについて、以下その動作を説明する。制御局2aに
位置していた移動端末4が、制御局2bに移動した場合
について説明すると、移動端末4から発信された位置登
録要求が基地局3dを通じて制御局2bに送信される
と、その移動端末の電話番号を含む管理情報が制御局位
置管理部21に登録される。このとき、その制御局位置
管理部21のメモリに位置登録する余裕領域がない場合
には、位置登録要求が位置情報管理局登録部22から管
理局1aに送信される。その位置登録要求が許可される
と、次いで位置情報の転送が開始され、その転送位置情
報を受け取った管理局1aは、転送位置情報を制御局位
置管理補助部12に登録する。
テムについて、以下その動作を説明する。制御局2aに
位置していた移動端末4が、制御局2bに移動した場合
について説明すると、移動端末4から発信された位置登
録要求が基地局3dを通じて制御局2bに送信される
と、その移動端末の電話番号を含む管理情報が制御局位
置管理部21に登録される。このとき、その制御局位置
管理部21のメモリに位置登録する余裕領域がない場合
には、位置登録要求が位置情報管理局登録部22から管
理局1aに送信される。その位置登録要求が許可される
と、次いで位置情報の転送が開始され、その転送位置情
報を受け取った管理局1aは、転送位置情報を制御局位
置管理補助部12に登録する。
【0015】このように、制御局2bに位置している移
動端末の位置管理は、制御局位置管理部21で管理され
ているものと、制御局位置管理補助部12で管理されて
いるものとが存在することになる。このような状況にお
いて、さらに、移動端末4が制御局2b内の基地局をま
たがった移動をした場合(例えば基地局3dから3eあ
るいは3fに移動した場合)または移動端末4が発信し
た場合、あるいは移動端末4に着信があった場合などに
は、上記した制御局位置管理部21あるいは制御局位置
管理補助部12で管理している位置情報を更新したり参
照したりする。
動端末の位置管理は、制御局位置管理部21で管理され
ているものと、制御局位置管理補助部12で管理されて
いるものとが存在することになる。このような状況にお
いて、さらに、移動端末4が制御局2b内の基地局をま
たがった移動をした場合(例えば基地局3dから3eあ
るいは3fに移動した場合)または移動端末4が発信し
た場合、あるいは移動端末4に着信があった場合などに
は、上記した制御局位置管理部21あるいは制御局位置
管理補助部12で管理している位置情報を更新したり参
照したりする。
【0016】このときの移動端末4に関するアクセス回
数は、制御局位置情報監視部23あるいは管理局位置情
報監視部13でカウントされる。そして位置情報制御局
登録部14は、管理局位置情報監視部13でカウントさ
れたカウント数の多い移動端末の位置情報を、制御局2
bで管理するように、制御局位置管理部21と入れ換え
るためその制御局2bに転送する。それを受けた制御局
2bは、制御局位置情報監視部23でカウントされたカ
ウント数の少ない移動端末を選択して、その移動端末の
位置情報を、管理局1aに転送し、制御局位置管理補助
部12に登録する。そして転送によって生じたメモリの
空き領域に、管理局1aから要求された移動端末の位置
情報を登録する。
数は、制御局位置情報監視部23あるいは管理局位置情
報監視部13でカウントされる。そして位置情報制御局
登録部14は、管理局位置情報監視部13でカウントさ
れたカウント数の多い移動端末の位置情報を、制御局2
bで管理するように、制御局位置管理部21と入れ換え
るためその制御局2bに転送する。それを受けた制御局
2bは、制御局位置情報監視部23でカウントされたカ
ウント数の少ない移動端末を選択して、その移動端末の
位置情報を、管理局1aに転送し、制御局位置管理補助
部12に登録する。そして転送によって生じたメモリの
空き領域に、管理局1aから要求された移動端末の位置
情報を登録する。
【0017】上記した制御局位置情報監視部23あるい
は管理局位置情報監視部13では、移動端末ごとにアク
セス数をカウントしているが、他に時間的要素も含んで
よい。時間的要素とは、同じアクセス回数でもアクセス
の間隔が短いものを制御局で管理するようにするため、
単位時間当りのアクセス回数を考慮することである。
は管理局位置情報監視部13では、移動端末ごとにアク
セス数をカウントしているが、他に時間的要素も含んで
よい。時間的要素とは、同じアクセス回数でもアクセス
の間隔が短いものを制御局で管理するようにするため、
単位時間当りのアクセス回数を考慮することである。
【0018】また、制御局位置管理部21で管理してい
る移動端末と制御局位置管理補助部12で管理している
移動端末の位置管理を入れ換える際には、位置情報を複
数個まとめて行ってもよい。
る移動端末と制御局位置管理補助部12で管理している
移動端末の位置管理を入れ換える際には、位置情報を複
数個まとめて行ってもよい。
【0019】さらに、制御局位置管理部21で管理して
いる移動端末の中でカウント数の少ない端末が複数個あ
る場合には、ランダムに選択したり、位置登録した時間
順に選択してもよい。
いる移動端末の中でカウント数の少ない端末が複数個あ
る場合には、ランダムに選択したり、位置登録した時間
順に選択してもよい。
【0020】なお、図3は、移動端末4が、基地局3a
から3dに移動するにつれて変化する移動端末4用の位
置情報の内容を示したものである。同図において、移動
前では移動端末4は“制御局2a−基地局3a”に位置
しており、その位置情報として、端末番号,電話番号,
基地局番号が制御局位置管理部21に記憶管理されてい
る。次に移動端末4が“2a−3b”に移動すると、基
地局3bは制御局2aに対し基地局番号のみ“3b”に
更新するよう指示する。さらに移動端末4が移動して他
の制御局の管轄“2b−3d”に移動すると、移動先の
制御局2bは、移動元の制御局から端末番号,電話番号
を転送してもらうと同時に、基地局番号を“3d”に更
新し、さらに、正規のホーム制御局は2aであることを
示す情報,移動先が“2b”であることを示す情報を追
加して移動端末4の位置情報とする。
から3dに移動するにつれて変化する移動端末4用の位
置情報の内容を示したものである。同図において、移動
前では移動端末4は“制御局2a−基地局3a”に位置
しており、その位置情報として、端末番号,電話番号,
基地局番号が制御局位置管理部21に記憶管理されてい
る。次に移動端末4が“2a−3b”に移動すると、基
地局3bは制御局2aに対し基地局番号のみ“3b”に
更新するよう指示する。さらに移動端末4が移動して他
の制御局の管轄“2b−3d”に移動すると、移動先の
制御局2bは、移動元の制御局から端末番号,電話番号
を転送してもらうと同時に、基地局番号を“3d”に更
新し、さらに、正規のホーム制御局は2aであることを
示す情報,移動先が“2b”であることを示す情報を追
加して移動端末4の位置情報とする。
【0021】以上のように本実施例によれば、移動端末
の移動が特定の制御局に集中して制御局内の位置情報管
理用のメモリ容量が不足した事態になっても、オーバー
フローする位置情報を管理局で管理することができ、し
かも移動端末の移動頻度や使用頻度によって、管理局で
管理している位置情報と制御局で管理している位置情報
とを入れ換えることができるので、効率的な移動端末管
理を実現することができる。すなわち、移動頻度が少な
い移動端末を管理局で管理する場合は、少なくとも同一
制御局内で頻繁に移動する移動端末について、その制御
局で管理されることになるので、すばやい管理が可能と
なる。また、使用頻度が少ない移動端末を管理局で管理
することによって、同一制御局内での管理がスムーズに
行われる。
の移動が特定の制御局に集中して制御局内の位置情報管
理用のメモリ容量が不足した事態になっても、オーバー
フローする位置情報を管理局で管理することができ、し
かも移動端末の移動頻度や使用頻度によって、管理局で
管理している位置情報と制御局で管理している位置情報
とを入れ換えることができるので、効率的な移動端末管
理を実現することができる。すなわち、移動頻度が少な
い移動端末を管理局で管理する場合は、少なくとも同一
制御局内で頻繁に移動する移動端末について、その制御
局で管理されることになるので、すばやい管理が可能と
なる。また、使用頻度が少ない移動端末を管理局で管理
することによって、同一制御局内での管理がスムーズに
行われる。
【0022】また制御局間を移動する頻度が高い移動端
末や同一制御局内を移動する頻度が高い移動端末などの
ように、予め移動形態が判別できる移動端末に対しては
移動の形態を加入者情報管理部24に設定しておく。そ
して移動端末から位置登録があったときに位置情報管理
先判定部25では、その端末の移動形態別を加入者情報
管理部24を参照することにより、その管理先を制御局
で管理するかまたは管理局で管理するかの判定を行う。
判定結果が管理局で管理すると判定された場合には、位
置情報管理局登録部22は、位置情報を管理局1aに転
送し、転送した転送位置情報を制御局位置管理補助部1
2に登録する。これとは逆に、判定結果が制御局で管理
すると判定された場合には、位置登録のあった位置情報
を制御局位置管理部21に登録する。このように、予め
移動形態が判別できるような移動端末に関しては、位置
登録をする時点でその管理先を特定することができるの
で、移動形態に合わせた位置管理をすることができる。
末や同一制御局内を移動する頻度が高い移動端末などの
ように、予め移動形態が判別できる移動端末に対しては
移動の形態を加入者情報管理部24に設定しておく。そ
して移動端末から位置登録があったときに位置情報管理
先判定部25では、その端末の移動形態別を加入者情報
管理部24を参照することにより、その管理先を制御局
で管理するかまたは管理局で管理するかの判定を行う。
判定結果が管理局で管理すると判定された場合には、位
置情報管理局登録部22は、位置情報を管理局1aに転
送し、転送した転送位置情報を制御局位置管理補助部1
2に登録する。これとは逆に、判定結果が制御局で管理
すると判定された場合には、位置登録のあった位置情報
を制御局位置管理部21に登録する。このように、予め
移動形態が判別できるような移動端末に関しては、位置
登録をする時点でその管理先を特定することができるの
で、移動形態に合わせた位置管理をすることができる。
【0023】図4は、移動端末4が、基地局3aから3
dに移動するにつれて変化する移動端末4用の加入者情
報の内容を示したものである。加入者情報は、移動端末
4が制御局2a内の基地局間を移動する場合について
は、変化することはなく、移動端末4が、制御局間をま
たがる移動をした場合に、移動先の制御局2bの要求に
より、移動先の制御局2bへに転送される。なお、図中
の認証キーとは移動端末の所有者以外の者が不正使用す
ることを防ぐための暗唱番号であり、移動識別とは、上
記した移動形態を示す情報である。
dに移動するにつれて変化する移動端末4用の加入者情
報の内容を示したものである。加入者情報は、移動端末
4が制御局2a内の基地局間を移動する場合について
は、変化することはなく、移動端末4が、制御局間をま
たがる移動をした場合に、移動先の制御局2bの要求に
より、移動先の制御局2bへに転送される。なお、図中
の認証キーとは移動端末の所有者以外の者が不正使用す
ることを防ぐための暗唱番号であり、移動識別とは、上
記した移動形態を示す情報である。
【0024】また、本発明の管理局および制御局の内部
構成は、マイクロコンピュータを用いてソフトウエア的
に実現されたが、それらの機能を果たす専用のハード回
路によって実現してもよい。
構成は、マイクロコンピュータを用いてソフトウエア的
に実現されたが、それらの機能を果たす専用のハード回
路によって実現してもよい。
【0025】また、本発明における所定の移動端末と
は、上記実施例では、他の制御局から移動してきた移動
端末であったが、これに限らず、予め転送用として制御
局内にて特定しておいた移動端末であってもよい。
は、上記実施例では、他の制御局から移動してきた移動
端末であったが、これに限らず、予め転送用として制御
局内にて特定しておいた移動端末であってもよい。
【0026】また、本発明の移動端末は上記実施例で
は、携帯電話で構成したが、これに限らず自動車電話,
自動車用ファクシミリ等で構成することもできる。
は、携帯電話で構成したが、これに限らず自動車電話,
自動車用ファクシミリ等で構成することもできる。
【0027】また、本発明の移動端末管理システムは、
基地局に移動登録することによって通信を行う任意の移
動通信に適用することができる。
基地局に移動登録することによって通信を行う任意の移
動通信に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の移動端末管理システムは、移動端末の移動が特定
の制御局に集中した場合でも、制御局および管理局で確
実な位置管理をすることができ、移動頻度や発着信頻度
によって移動端末の位置管理先を入れ換えることもでき
る。
発明の移動端末管理システムは、移動端末の移動が特定
の制御局に集中した場合でも、制御局および管理局で確
実な位置管理をすることができ、移動頻度や発着信頻度
によって移動端末の位置管理先を入れ換えることもでき
る。
【0029】また、移動端末の移動形態を登録すること
により、移動端末の位置管理を効率的に行うことができ
る。
により、移動端末の位置管理を効率的に行うことができ
る。
【図1】本発明の実施例における移動端末管理システム
の構成図である。
の構成図である。
【図2】図1に示す管理局および制御局の内部構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】実施例に係る移動端末の位置情報を示す説明図
である。
である。
【図4】実施例に係る移動端末の加入者情報を示す説明
図である。
図である。
1a 管理局 2a,2b 制御局 3a〜3e 基地局 4 移動端末 11 管理局位置管理部(第2管理部) 12 制御局位置管理補助部(管理補助部) 13 管理局位置情報監視部(第2監視部) 14 位置情報制御局登録部 21 制御局位置管理部(第1管理部) 22 位置情報管理局登録部(転送制御部) 23 制御局位置情報監視部(第1監視部) 24 加入者情報管理部(加入者管理部) 25 位置情報管理先判定部
Claims (5)
- 【請求項1】 移動端末がアクセスする基地局を複数
個、地域ごとに管轄するための局であって、その管轄す
る基地局のうちいずれかに前記移動端末が位置登録され
ているかを示す第1位置情報を記憶管理する第1管理部
と、管轄している前記基地局内に移動してきた前記移動
端末が、前記第1管理部に位置登録できない場合に、前
記第1管理部内の所定の移動端末に関する前記第1位置
情報を、選択的に転送位置情報として出力する転送制御
部とを有する制御局と、 前記移動端末がどの制御局に位置登録されているかを示
す第2位置情報を記憶管理する第2管理部及び、前記制
御局から転送される前記転送位置情報を記憶管理する管
理補助部とを有する管理局と、 を備えたことを特徴とする移動端末管理システム。 - 【請求項2】 選択的に出力される場合、前記第1管理
部で管理している前記移動端末の移動頻度または発着信
頻度を監視する第1監視部の監視結果に基づいて選択さ
れることを特徴とする請求項1記載の移動端末管理シス
テム。 - 【請求項3】 転送された位置情報に対応する移動端末
の移動頻度または発着信頻度が、前記第2管理部におけ
る第2監視部によって監視され、その監視結果及び前記
第1監視部の結果に応じて、前記転送された転送位置情
報は、元の制御局へ戻されることを特徴とする請求項2
記載の移動端末管理システム。 - 【請求項4】 選択的に出力される場合、前記移動端末
の移動形態を設定している加入者管理部を参照して選択
されることを特徴とする請求項1記載の移動端末管理シ
ステム。 - 【請求項5】 加入者管理部に設定される移動形態と
は、前記移動端末の前記制御局内における基地局間移動
あるいは前記制御局間における移動であり、前記転送制
御部は、設定されたその移動形態が前記制御局間におけ
る移動である前記移動端末に関する第1位置情報を出力
することを特徴とする請求項4記載の移動端末管理シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5002479A JPH06209489A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 移動端末管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5002479A JPH06209489A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 移動端末管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209489A true JPH06209489A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11530485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5002479A Pending JPH06209489A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 移動端末管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06209489A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6018573A (en) * | 1996-12-26 | 2000-01-25 | Nec Corporation | Mobility management system in personal communication system |
US6038442A (en) * | 1997-03-24 | 2000-03-14 | Nec Corporation | Communication system |
US6314291B1 (en) | 1998-05-18 | 2001-11-06 | Nec Corporation | Home location register controller capable of dealing with congestion without restriction of access |
JP2006080692A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Ntt Docomo Inc | 移動通信システム、交換機、加入者情報管理装置及び負荷分散方法 |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP5002479A patent/JPH06209489A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6018573A (en) * | 1996-12-26 | 2000-01-25 | Nec Corporation | Mobility management system in personal communication system |
US6038442A (en) * | 1997-03-24 | 2000-03-14 | Nec Corporation | Communication system |
US6314291B1 (en) | 1998-05-18 | 2001-11-06 | Nec Corporation | Home location register controller capable of dealing with congestion without restriction of access |
JP2006080692A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Ntt Docomo Inc | 移動通信システム、交換機、加入者情報管理装置及び負荷分散方法 |
JP4656895B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2011-03-23 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動通信システム、交換機及び負荷分散方法 |
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