JPH0617846U - クーラント供給装置 - Google Patents

クーラント供給装置

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JPH0617846U
JPH0617846U JP6338592U JP6338592U JPH0617846U JP H0617846 U JPH0617846 U JP H0617846U JP 6338592 U JP6338592 U JP 6338592U JP 6338592 U JP6338592 U JP 6338592U JP H0617846 U JPH0617846 U JP H0617846U
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JP
Japan
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turret
spindle unit
coolant supply
tool
connecting tool
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Application number
JP6338592U
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English (en)
Inventor
和彦 野上
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用中の切削工具にクーラントを確実に供給
できる小型かつ安価なクーラント供給装置を提供する。 【構成】 複数のスピンドルユニット3のうちの1つの
スピンドルユニット3Aをタレット1の旋回で割り出し
て、該タレット1の支持フレーム2側への旋回中心線方
向の移動でロックするようにした切削装置用であり、支
持フレーム2に、自動接続具7の一方の接続具7Aを取
り付け、該接続具7Aに接続されたクーラント供給手段
17を設けると共に、タレット1の各スピンドルユニッ
ト3毎に、接続具7Aにスピンドルユニット3Aの割出
し位置で対向してタレット1の移動で嵌合接続され又は
切り離される他方の接続具7Bを設けてノズル6に接続
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、切削装置の使用中の切削工具にクーラント(切削油)を供給する クーラント供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クーラント供給装置には、実開昭62−188344号公報に記載され たものがある。このクーラント供給装置では、図4に示すように、図示しない支 持フレームに、複数のスピンドルユニット30が設けられたマルチスピンドルユ ニット31を設け、該マルチスピンドルユニット31内に中央液溜め32と流路 33とを形成し、該流路33を介して中央液溜め32に連通する接続部34をマ ルチスピンドルユニット31の外周部に設け、該接続部34に接続された図示し ないクーラント供給手段を設ける一方、マルチスピンドルユニット31の中央部 に一端が固定されて前記中央液溜め32に連通するノズル35を各スピンドルユ ニット30毎に設け、該ノズル35によりスピンドルユニット30に装着された 切削工具36にクーラントを供給するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のクーラント供給装置では、マルチスピンドルユニッ ト31内に、スピンドルユニット30の駆動機構37ばかりでなく、中央液溜め 32と流路33を設けており、しかも流路33が複雑でクーラント漏れに対する シール機構を必要とすることから、マルチスピンドルユニット31は大型になり 、製作性が悪く、高価とならざるを得ない。また、固定側のクーラント供給手段 と可動側の接続部34をフレキシブルに接続する必要がある。
【0004】 この考案は上記課題を解決するためになしたもので、使用中の切削工具にクー ラントを確実に供給できる小型かつ安価なクーラント供給装置を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係るクーラント供給装置は、支持フレ ームにタレットを旋回可能又は旋回中心線方向に移動可能に設け、該タレットに 複数のスピンドルユニットを設け、該スピンドルユニットのうちの1つのスピン ドルユニットを前記タレットの旋回で割り出して、該タレットの前記支持フレー ム側への移動でロックするようにした切削装置用であり、前記支持フレームに、 自動接続具を構成する一対の接続具の一方の接続具を取り付け、該一方の接続具 に接続されたクーラント供給手段を設けると共に、前記タレットの各スピンドル ユニット毎に、前記一方の接続具に前記スピンドルユニットの割出し位置で対向 して前記タレットの移動で嵌合接続され又は切り離される他方の接続具を設けて ノズルに接続したものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、スピンドルユニットの割出しはタレットの旋回で行われ、 タレット側の他方の接続具が支持フレーム側の一方の接続具に対向して配置され る。
【0007】 タレットの旋回ロックは、タレットを支持フレーム側に接近移動させることで 行われ、同時に、スピンドルユニットが割出し位置にロックされる一方、自動接 続具の接続動作が行われ、タレット側の他方の接続具は支持フレーム側の一方の 接続具に嵌合されて保持される。反対に、タレットの旋回ロックの解除は、タレ ットを支持フレーム側から旋回中心線方向に離間移動させることで行われ、同時 に、スピンドルユニットの割出しロックが解除される一方、自動接続具の切離し 動作が行われ、タレット側の他方の接続具は支持フレーム側の一方の接続具から 外れる。
【0008】 クーラント供給は、自動接続具の接続状態においてクーラント供給手段を駆動 することで行われる。クーラント供給手段からのクーラントは前記所定のスピン ドルユニットに装着された切削工具に対してこれに対応した長さ、形状、流量を 調整したノズルから供給される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
【0010】 図1(1)はクーラント供給装置の要部を示す図2のイ−イ線に沿う拡大断面 図、(2)は(1)の部分拡大図、図2は図1(1)に示すクーラント供給装置 の正面図、図3は図2の左側面図である。これらの図において1はタレット、2 はコラム等の支持フレーム、3はスピンドルユニット、4は切削工具、5はノズ ルホルダー、6はノズル、7は自動接続具である。
【0011】 タレット1は支持フレーム2に旋回可能又は旋回中心線方向に移動可能に設け られ、該タレット1には、切削工具4をそれぞれ装着する複数のスピンドルユニ ット3が等角度で設けられており、該スピンドルユニット3のうちの1つのスピ ンドルユニット3Aを前記タレット1の旋回で割り出して、該タレット1の前記 支持フレーム2側への旋回中心線方向の移動でロックするようになっている。
【0012】 このような切削装置において、タレット1の各スピンドルユニット3毎にノズ ルホルダー5が設けられ、該ノズルホルダー5には、切削工具4の長さに対応し た長さを有するノズル6が装着されている。
【0013】 自動接続具7は、後述するように、互いに嵌合して接続され、切り離されてそ れぞれ自動的に閉塞する一対の接続具7A、7Bとで構成されている。
【0014】 一方の接続具7Aは筒状に形成されて、支持フレーム2にブラケット8を介し てタレット1の旋回中心線方向に移動自在に取り付けられている。この接続具7 Aをタレット1側に付勢するために、該接続具7Aの先端部の外周部には受鍔9 が形成され、該受鍔9と前記ブラケット8との間にはスプリング10が縮設され ると共に、接続具7Aの基端部の外周には、前記スプリング10による付勢でブ ラケット8に当接する抜止め用のナット11が螺合されている。
【0015】 これに対して、他方の接続具7Bは筒状に形成されて、前記一方の接続具7A に前記スピンドルユニット3Aの割出し位置Pで対向するようにノズルホルダー 5に取り付けられ、該ノズルホルダー5に設けた前記ノズル6と接続されている 。この接続具7Bの先端部の内周面には、接続具7Aの先端部を嵌合させる環状 の凹部7aと、該凹部7a内に嵌合した接続具7Aの先端と対向する内周面連設 部7bとが形成され、前記凹部7a内にはOリング12が嵌挿されている。
【0016】 また、一方の接続具7Aの先端部内には環状のバルブシート13が形成され、 該バルブシート13にはボール弁体14がスプリング15による付勢で着座して 、チェックバルブ16が設けられると共に、接続具7Aの基端部には、クーラン ト供給手段を構成する図示しないポンプ装置が配管17を介して接続されている 。
【0017】 これに対して、他方の接続具7Bの先端部内には環状のバルブシート18が形 成され、該バルブシート18にはボール弁体19がスプリング20による付勢で 着座して、チェックバルブ21が設けられ、前記バルブシート18には、前記一 方の接続具7Aの先端部内に挿入される突起22が付設されると共に、接続具7 Bの基端部には、前記ノズルホルダー5に設けたノズル6が接続されている。
【0018】 以上の構成において、スピンドルユニット3の割出しはタレット1の旋回で行 われ、所定のスピンドルユニット3Aが割出し位置Pに割り出されると同時に、 タレット1側の他方の接続具7Bが支持フレーム2側の一方の接続具7Aに対向 して配置される。
【0019】 タレット1の旋回ロックは、タレット1を支持フレーム2側に接近移動させる ことで行われ、所定のスピンドルユニット3Aが割出し位置Pにロックされると 同時に、自動接続具7の接続動作が行われる。つまり、前記タレット1の旋回中 心線方向の移動により、タレット1側の他方の接続具7Bの凹部7a内に支持フ レーム2側の一方の接続具7Aが嵌合されて、スプリング10のばね力で受鍔9 が他方の接続具7Bの先端に圧接し、接続具7Aの先端と接続具7Bの内周面連 設部7bとの間にOリング12が挟持されて、該Oリング12により接続具7A 、7Bの嵌合隙間がシールされる一方、接続具7Bに設けた突起22により接続 具7Aのチェックバルブ16のボール弁体14がバルブシート13から離間させ られて、該チェックバルブ16が開弁する。
【0020】 クーラント供給は、自動接続具7の上記接続状態においてクーラント供給手段 を駆動することで行われる。クーラント供給手段からのクーラントは配管17を 介して一方の接続具7Aに圧送され、その圧力で他方の接続具7Bにおけるチェ ックバルブ21のボール弁体19がスプリング20のばね力に打ち勝ってバルブ シート18から離間し、該チェックバルブ21が開弁する。このため、所定のス ピンドルユニット3Aに装着された切削工具4に対してこれに対応した長さ、形 状、流量を調整したノズル6から供給される。
【0021】 タレット1の旋回ロックの解除は、外部クーラント供給手段の駆動を停止した 後、タレット1を支持フレーム2側から離間移動させることで行われ、スピンド ルユニット3Aの割出しロックが解除されると同時に、自動接続具7の切離し動 作が行われる。つまり、前記タレット1の旋回中心線方向の移動により、タレッ ト1側の他方の接続具7Bの凹部7a内から支持フレーム2側の一方の接続具7 Aが抜けて行き、接続具7Bに設けた突起22によるボール弁体14の押し量が 次第に小さくなり、遂にはボール弁体14がスプリング15による付勢でバルブ シート13に着座し、チェックバルブ16が閉弁する。また、自動接続具7の切 離し動作前に、他方の接続具7Bにおけるチェックバルブ21のボール弁体19 はスプリング20による付勢でバルブシート18に着座し、該チェックバルブ2 1が閉弁しており、従って、自動接続具7からのクーラント漏れはない。
【0022】
【考案の効果】
以上通りこの考案は、支持フレームにタレットを旋回可能又は旋回中心線方向 に移動可能に設け、該タレットに複数のスピンドルユニットを設け、該スピンド ルユニットのうちの1つのスピンドルユニットを前記タレットの旋回で割り出し て、該タレットの前記支持フレーム側への移動でロックするようにした切削装置 用であり、前記支持フレームに、自動接続具を構成する一対の接続具の一方の接 続具を取り付け、該一方の接続具に接続されたクーラント供給手段を設けると共 に、前記タレットの各スピンドルユニット毎に、前記一方の接続具に前記スピン ドルユニットの割出し位置で対向して前記タレットの移動で嵌合接続され又は切 り離される他方の接続具を設けてノズルに接続したため、タレットの旋回ロック 又はその解除を行う時の移動動作を利用して自動接続具の接続又は切離しを行う ことができると共に、自動接続具の接続状態でのクーラント供給手段の駆動によ り、スピンドルユニットに装着された供給対象の切削工具に対してクーラントを 確実に供給することができる。従って、タレット内に液溜めや流路を設けずに済 み、クーラント供給装置を小型かつ安価なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1) この考案の一実施例であるクーラント
供給装置の要部を示す図2のイ−イ線に沿う拡大断面図
である。 (2) (1)の部分拡大図である。
【図2】図1(1)に示すクーラント供給装置の正面図
である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】(1) 従来例であるクーラント供給装置を示
す部分断面図である。 (2) (1)の左側面図である。
【符号の説明】
1 タレット 2 支持フレーム 3、3A スピンドルユニット 5 ノズルホルダー 6 ノズル 7 自動接続具 7A 一方の接続具 7B 他方の接続具 10 スプリング(付勢手段) 17 配管(クーラント供給手段) P 定位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームにタレットを旋回可能又は
    旋回中心線方向に移動可能に設け、該タレットに複数の
    スピンドルユニットを設け、該スピンドルユニットのう
    ちの1つのスピンドルユニットを前記タレットの旋回で
    割り出して、該タレットの前記支持フレーム側への移動
    でロックするようにした切削装置用であり、前記支持フ
    レームに、自動接続具を構成する一対の接続具の一方の
    接続具を取り付け、該一方の接続具に接続されたクーラ
    ント供給手段を設けると共に、前記タレットの各スピン
    ドルユニット毎に、前記一方の接続具に前記スピンドル
    ユニットの割出し位置で対向して前記タレットの移動で
    嵌合接続され又は切り離される他方の接続具を設けてノ
    ズルに接続したことを特徴とするクーラント供給装置。
JP6338592U 1992-08-19 1992-08-19 クーラント供給装置 Pending JPH0617846U (ja)

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