JPH0613915Y2 - コンクリートセグメントの継手金具 - Google Patents
コンクリートセグメントの継手金具Info
- Publication number
- JPH0613915Y2 JPH0613915Y2 JP8285088U JP8285088U JPH0613915Y2 JP H0613915 Y2 JPH0613915 Y2 JP H0613915Y2 JP 8285088 U JP8285088 U JP 8285088U JP 8285088 U JP8285088 U JP 8285088U JP H0613915 Y2 JPH0613915 Y2 JP H0613915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- front wall
- segment
- fitting
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンクリートセグメントの継手金具に係り、ト
ンネル等のシールド工法等に利用される。
ンネル等のシールド工法等に利用される。
(従来の技術) シールド工法における鉄筋コンクリート製トンネルセグ
メントの接合端面に埋設される継手金具として、第13図
に示すものがある。
メントの接合端面に埋設される継手金具として、第13図
に示すものがある。
即ち、この継手金具30は前壁32が平板状で、その前壁32
にはボルト挿通孔31が形成されている。そして、継手金
具30は前壁32の全面がコンクリートセグメント本体34の
接合端面と面一状に露呈するようにコンクリートセグメ
ント本体34の接合端面側に埋設され、この継手金具30の
前壁32が隣接するコンクリートセグメントの金具の前壁
と互いにボルトで締結されていた。
にはボルト挿通孔31が形成されている。そして、継手金
具30は前壁32の全面がコンクリートセグメント本体34の
接合端面と面一状に露呈するようにコンクリートセグメ
ント本体34の接合端面側に埋設され、この継手金具30の
前壁32が隣接するコンクリートセグメントの金具の前壁
と互いにボルトで締結されていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記のようなコンクリートセグメントでは、地盤から湧
水があると、各セグメントの接合端面はシールされてい
るにもかかわらず、この接合端面間に水が浸入する場合
がある。
水があると、各セグメントの接合端面はシールされてい
るにもかかわらず、この接合端面間に水が浸入する場合
がある。
このとき水が継手金具30,30間に浸入すると、継手金具3
0の前壁32の前面は接合端面と面一で且つ全面が露呈さ
れているので、前壁32の前面全体が水に接触し、前壁32
が前面側から全体にわたって錆び腐食が進行するという
問題があった。
0の前壁32の前面は接合端面と面一で且つ全面が露呈さ
れているので、前壁32の前面全体が水に接触し、前壁32
が前面側から全体にわたって錆び腐食が進行するという
問題があった。
一方、かかる不都合を回避する手段として、前壁32の大
部分をセグメント内に埋設して前壁32がセグメントの接
合端面に露呈する面積をできるだけ小さくすることが考
えられる。
部分をセグメント内に埋設して前壁32がセグメントの接
合端面に露呈する面積をできるだけ小さくすることが考
えられる。
しかし、当該前壁32を有するタイプの継手金具30では、
セグメントの接合端面を互いに引き離す方向に土圧が生
じた場合に、前壁32が前側に膨出する変形を起こしやす
いので、前壁32の大部分をセグメント内に埋設するだけ
では前壁32の被りコンクリートが施工後に剥がれ、その
剥がれた部分から継手金具の錆が進行するおそれがあ
る。
セグメントの接合端面を互いに引き離す方向に土圧が生
じた場合に、前壁32が前側に膨出する変形を起こしやす
いので、前壁32の大部分をセグメント内に埋設するだけ
では前壁32の被りコンクリートが施工後に剥がれ、その
剥がれた部分から継手金具の錆が進行するおそれがあ
る。
本考案は、このような実情に鑑み、前壁の膨出変形を防
止しつつ、セグメント本体から露呈する前壁の接合部分
の面積を小さくすることにより、錆の発生を防止してセ
グメントの防水性を向上することを目的とする。
止しつつ、セグメント本体から露呈する前壁の接合部分
の面積を小さくすることにより、錆の発生を防止してセ
グメントの防水性を向上することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が上記目的を達成するために講じた技術的手段は
次の通りである。
次の通りである。
コンクリートセグメント本体の接合端面側に埋設される
継手金具本体を備え、この継手金具本体が、前記セグメ
ント本体の接合端面に露呈し且つボルト挿通孔を有する
前壁と、この前壁の背面側に一体に形成された左右一対
の側壁とからなるコンクリートセグメントの継手金具に
おいて、 前記前壁には、接合端面を形成する被りコンクリートが
充填される凹部が形成されているとともに、前記ボルト
挿通孔の座部とこの座部から前壁の左右両端まで横向き
に延設されたリブのみが接合端面に面一に露呈されてい
る点にある。
継手金具本体を備え、この継手金具本体が、前記セグメ
ント本体の接合端面に露呈し且つボルト挿通孔を有する
前壁と、この前壁の背面側に一体に形成された左右一対
の側壁とからなるコンクリートセグメントの継手金具に
おいて、 前記前壁には、接合端面を形成する被りコンクリートが
充填される凹部が形成されているとともに、前記ボルト
挿通孔の座部とこの座部から前壁の左右両端まで横向き
に延設されたリブのみが接合端面に面一に露呈されてい
る点にある。
(作用) トンネル地盤から湧水があった場合、その水がセグメン
ト本体1の接合端面2間に浸入しても、継手金具本体4a
の前壁6には座部10とリブ11,11A,20,21のみが露呈して
いるだけなので、この継手金具本体4aの水に接触する面
積が小さくなり、その結果、継手金具本体4aは錆にくく
なる。一方、リブ11,11A,20,21はセグメント本体1の接
合端面2,3に露呈し、しかも座部10から前壁6の左右
両端まで横向きに延設されているので、セグメント本体
1の接合端面2,3を互いに引き離す方向に土圧が生じ
ても、当該リブ11,11A,20,21が前壁32の膨出変形を防止
して被りコンクリート1Aの脱落を防止する。
ト本体1の接合端面2間に浸入しても、継手金具本体4a
の前壁6には座部10とリブ11,11A,20,21のみが露呈して
いるだけなので、この継手金具本体4aの水に接触する面
積が小さくなり、その結果、継手金具本体4aは錆にくく
なる。一方、リブ11,11A,20,21はセグメント本体1の接
合端面2,3に露呈し、しかも座部10から前壁6の左右
両端まで横向きに延設されているので、セグメント本体
1の接合端面2,3を互いに引き離す方向に土圧が生じ
ても、当該リブ11,11A,20,21が前壁32の膨出変形を防止
して被りコンクリート1Aの脱落を防止する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
第1図〜第6図は本考案の第1実施例を示し、同図にお
いて、1は湾曲板状に成形固化したコンクリートセグメ
ント本体であり、このセグメント本体1を長手方向(湾
曲方向)及び幅方向に接合してトンネル内壁を形成する
ものである。
いて、1は湾曲板状に成形固化したコンクリートセグメ
ント本体であり、このセグメント本体1を長手方向(湾
曲方向)及び幅方向に接合してトンネル内壁を形成する
ものである。
このセグメント本体1の長手方向(トンネル周方向)及
び幅方向(トンネル軸方向)の接合端面2,3には、相
隣接する他のセグメント本体をボルトで連結するための
継手金具4,5が埋設されている。
び幅方向(トンネル軸方向)の接合端面2,3には、相
隣接する他のセグメント本体をボルトで連結するための
継手金具4,5が埋設されている。
セグメント本体1の長手方向の接合端面2に埋設される
継手金具4は、第1図〜第3図及び第6図に示すよう
に、セグメント本体1の接合端面2に露呈し且つボルト
挿通孔12を有する前壁6と、この前壁6の背面側に一体
に形成され且つ上端側で左右が互いに連結された左右一
対の側壁7,7とからなる継手金具本体4aを有してい
る。前壁6の前面側には、その上下部に接合端面2と面
一に露呈され、ボルト挿通孔12を有する接合部8と、こ
の接合部8よりも背面側に凹入形成され、且つ、接合端
面2を形成する被りコンクリート1Aが充填される凹部9
とが設けられている。
継手金具4は、第1図〜第3図及び第6図に示すよう
に、セグメント本体1の接合端面2に露呈し且つボルト
挿通孔12を有する前壁6と、この前壁6の背面側に一体
に形成され且つ上端側で左右が互いに連結された左右一
対の側壁7,7とからなる継手金具本体4aを有してい
る。前壁6の前面側には、その上下部に接合端面2と面
一に露呈され、ボルト挿通孔12を有する接合部8と、こ
の接合部8よりも背面側に凹入形成され、且つ、接合端
面2を形成する被りコンクリート1Aが充填される凹部9
とが設けられている。
ボルト挿通孔12を有する接合部8のうち上部側接合部8a
は左右方向中央部に形成されたボルト挿通孔座部10a
と、この座部10aから左右方向に延設されたリブ11とか
らなり、そのボルト挿通孔座部10aにボルト挿通孔12aが
前後方向に形成されている。
は左右方向中央部に形成されたボルト挿通孔座部10a
と、この座部10aから左右方向に延設されたリブ11とか
らなり、そのボルト挿通孔座部10aにボルト挿通孔12aが
前後方向に形成されている。
ボルト挿通孔12を有する接合部8のうち下部側接合部8b
は、左右方向の2個所に配置したボルト挿通孔座部10b,
10bと左右方向に延びるリブ11Aとを有し、この各座部10
b,10bに前後方向のボルト挿通孔12b,12bが形成されてい
る。
は、左右方向の2個所に配置したボルト挿通孔座部10b,
10bと左右方向に延びるリブ11Aとを有し、この各座部10
b,10bに前後方向のボルト挿通孔12b,12bが形成されてい
る。
なお、上部側接合部8aのリブ11及び下部側接合部8bのリ
ブ11Aは、ともに座部10a.10bから前壁6の左右両端まで
横向きに延設されている。
ブ11Aは、ともに座部10a.10bから前壁6の左右両端まで
横向きに延設されている。
凹部9は接合部8を除く部分に設けられ、この凹部9に
は、継手金具本体4aがセグメント本体1に埋入された際
に、凹部9の前面が露呈しないように、被りコンクリー
ト1Aが充填されている。
は、継手金具本体4aがセグメント本体1に埋入された際
に、凹部9の前面が露呈しないように、被りコンクリー
ト1Aが充填されている。
前壁6の背面側には、前壁6と側壁7,7により下方に
開口するボルト取付け用の開口部16が形成されている。
開口するボルト取付け用の開口部16が形成されている。
側壁7の外面には、前後方向の受部13が側壁7から左右
方向の外方膨出形成され、各受部13の後面側にネジ孔14
が形成され、そのネジ孔14にセグメント本体1のアンカ
ー鉄筋15が螺着されている。17は前壁6の下方縁部に形
成されたシール段部、18はセグメント本体1の接合端面
2,3に設けられたシールである。
方向の外方膨出形成され、各受部13の後面側にネジ孔14
が形成され、そのネジ孔14にセグメント本体1のアンカ
ー鉄筋15が螺着されている。17は前壁6の下方縁部に形
成されたシール段部、18はセグメント本体1の接合端面
2,3に設けられたシールである。
セグメント本体1の幅方向の接合端面3に埋設される継
手金具5は、第4図に示すように、前壁6に凹部9が形
成されると共に、上下の接合部8c,8dに各一個のボルト
挿通孔座部10c,10dが設けられ、この座部10c,10dにボル
ト挿通孔12c,12dが形成されている。
手金具5は、第4図に示すように、前壁6に凹部9が形
成されると共に、上下の接合部8c,8dに各一個のボルト
挿通孔座部10c,10dが設けられ、この座部10c,10dにボル
ト挿通孔12c,12dが形成されている。
尚、この継手金具5は第5図に示すように、金具5の形
状に応じて、前壁6の上下に一個づつボルト挿通孔12d
を設けたものでもよい。
状に応じて、前壁6の上下に一個づつボルト挿通孔12d
を設けたものでもよい。
以上の構成による継手金具4,5が埋設されたセグメン
ト本体1は、隣接するセグメント本体1と、その継手金
具4,5同志をボルトで連結することにより接合され
る。
ト本体1は、隣接するセグメント本体1と、その継手金
具4,5同志をボルトで連結することにより接合され
る。
そして、トンネル地盤から湧水があった場合、その水は
各セグメント本体1の接合端面2,3間に浸入しようと
する殆んどの水はシール18によって浸入が阻止される
が、水がシール18より更に内方向に浸入した場合でも、
継手金具本体4aは前壁6の接合部8のみがセグメント本
体1の接合端面2,3より露呈しているだけなので、水
と接触するのはこの接合部8だけである。従って、従来
のように継手金具の前壁の前面全体が水と接触するのに
比べ、水との接触面積が小さくなり、継手金具4の前壁
6の錆の発生が低減する。また、接合端面2,3に面一
に露呈するリブ11,11A,が座部10から前壁6の左右両端
まで横向きに延設されているので、セグメント本体1の
接合端面2,3を互いに引き離す方向に土圧が生じて
も、当該リブ11,11Aが前壁32の膨出変形を防止し、これ
によって被りコンクリート1Aの脱落が防止される。
各セグメント本体1の接合端面2,3間に浸入しようと
する殆んどの水はシール18によって浸入が阻止される
が、水がシール18より更に内方向に浸入した場合でも、
継手金具本体4aは前壁6の接合部8のみがセグメント本
体1の接合端面2,3より露呈しているだけなので、水
と接触するのはこの接合部8だけである。従って、従来
のように継手金具の前壁の前面全体が水と接触するのに
比べ、水との接触面積が小さくなり、継手金具4の前壁
6の錆の発生が低減する。また、接合端面2,3に面一
に露呈するリブ11,11A,が座部10から前壁6の左右両端
まで横向きに延設されているので、セグメント本体1の
接合端面2,3を互いに引き離す方向に土圧が生じて
も、当該リブ11,11Aが前壁32の膨出変形を防止し、これ
によって被りコンクリート1Aの脱落が防止される。
第7図〜第11図は本考案の第2実施例を示し、第7図〜
第9図に示す長手方向の接合端面2側の継手金具4の下
部側接合部8bは左右一対のボルト挿通孔座部10e,10e
と、各座部10eから左右方向外方に延設されたリブ20と
からなる。
第9図に示す長手方向の接合端面2側の継手金具4の下
部側接合部8bは左右一対のボルト挿通孔座部10e,10e
と、各座部10eから左右方向外方に延設されたリブ20と
からなる。
また、前壁6には座部10e及びリブ20の下方にも凹部9
が形成され、従って前記第1実施例よりも更に水と接合
部8bとの接触面を小さくでき、錆の発生を有効に防止で
きる。
が形成され、従って前記第1実施例よりも更に水と接合
部8bとの接触面を小さくでき、錆の発生を有効に防止で
きる。
また、第10図及び第11図に示すように、幅方向の接合端
面3側の継手金具5においても、継手金具4と同様に下
部側の接合部8dをボルト挿通孔座部10gとリブ21とから
構成している。
面3側の継手金具5においても、継手金具4と同様に下
部側の接合部8dをボルト挿通孔座部10gとリブ21とから
構成している。
第12図は第3実施例であり、前壁6の前面側外周縁に、
周縁リブ9Aが形成され、この周縁リブ9Aで取囲まれた部
分が凹部9とされており、この凹部9にはレジンコンク
リート、急硬性モルタル等の接合端面2,3を形成する
ために被りコンクリート1Aが充填されている。
周縁リブ9Aが形成され、この周縁リブ9Aで取囲まれた部
分が凹部9とされており、この凹部9にはレジンコンク
リート、急硬性モルタル等の接合端面2,3を形成する
ために被りコンクリート1Aが充填されている。
この第3実施例では、周縁リブ9Aにより、被りコンクリ
ート1Aの脱落等を確実に阻止する。
ート1Aの脱落等を確実に阻止する。
尚、本考案は、上記の第1〜第3実施例に限定されるも
のではない。
のではない。
(考案の効果) 本考案によれば、セグメント本体1から露呈する前壁6
の接合部分の面積を小さくすることにより、セグメント
本体1の接合端面2,3間に水が浸入しても継手金具本
体4aの腐食を最小限に抑えることができ、しかも、リブ
11,11A,20,21が前壁6の膨出変形を防止するので、被り
コンクリート1Aの脱落が防止されて接合端面2,3間の
防水性が確保できるとともに、セグメント本体1の接合
強度を向上できる。
の接合部分の面積を小さくすることにより、セグメント
本体1の接合端面2,3間に水が浸入しても継手金具本
体4aの腐食を最小限に抑えることができ、しかも、リブ
11,11A,20,21が前壁6の膨出変形を防止するので、被り
コンクリート1Aの脱落が防止されて接合端面2,3間の
防水性が確保できるとともに、セグメント本体1の接合
強度を向上できる。
また、被りコンクリート1Aは凹部9に充填されているか
ら、運搬中、作業中等においても、脱落等するのが防止
できる。
ら、運搬中、作業中等においても、脱落等するのが防止
できる。
第1図〜第6図は本考案の第1実施例を示し、第1図は
セグメント本体長手方向の接合端面側の継手金具の斜視
図、第2図は同底面図、第3図は側断面図、第4図及び
第5図はセグメント本体幅方向側のそれぞれの継手金具
の正面図、第6図はセグメント本体に埋入された状態で
の斜視図、第7図〜第11図は本考案の第2実施例を示
し、第7図は第1図の継手金具に対応する正面図、第8
図は一部断面を含む同側面図、第9図は同底面図、第10
図及び第11図はそれぞれ第3図及び第4図に対応する正
面図、第12図は本考案の第3実施例を示す斜視図、第13
図は従来例を示す斜視図である。 1……コンクリートセグメント本体、2……長手方向接
合端面、3……幅方向接合端面、4a……継手金具本体、
6……前壁、9……凹部、10……座部、11,11A,20,21…
…リブ、12……ボルト挿通孔。
セグメント本体長手方向の接合端面側の継手金具の斜視
図、第2図は同底面図、第3図は側断面図、第4図及び
第5図はセグメント本体幅方向側のそれぞれの継手金具
の正面図、第6図はセグメント本体に埋入された状態で
の斜視図、第7図〜第11図は本考案の第2実施例を示
し、第7図は第1図の継手金具に対応する正面図、第8
図は一部断面を含む同側面図、第9図は同底面図、第10
図及び第11図はそれぞれ第3図及び第4図に対応する正
面図、第12図は本考案の第3実施例を示す斜視図、第13
図は従来例を示す斜視図である。 1……コンクリートセグメント本体、2……長手方向接
合端面、3……幅方向接合端面、4a……継手金具本体、
6……前壁、9……凹部、10……座部、11,11A,20,21…
…リブ、12……ボルト挿通孔。
Claims (2)
- 【請求項1】コンクリートセグメント本体(1)の接合端
面(2)(3)側に埋設される継手金具本体(4a)を備え、この
継手金具本体(4a)が、前記セグメント本体(1)の接合端
面(2)(3)に露呈し且つボルト挿通孔(12)を有する前壁
(6)と、この前壁(6)の背面側に一体に形成された左右一
対の側壁(7)(7)とからなるコンクリートセグメントの継
手金具において、 前記前壁(6)には、接合端面(2)(3)を形成する被りコン
クリート(1A)が充填される凹部(9)が形成されていると
ともに、前記ボルト挿通孔(12)の座部(10)とこの座部(1
0)から前壁(6)の左右両端まで横向きに延設されたリブ
(11)(11A)(20)(21)のみが接合端面(2)(3)に面一に露呈
されていることを特徴とするコンクリートセグメントの
継手金具。 - 【請求項2】前壁(6)の前面側外周縁に、周縁リブ(9A)
が形成され、この周縁リブ(9A)で取囲まれた部分が凹部
(9)とされていることを特徴とする請求項(1)記載のコン
クリートセグメントの継手金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8285088U JPH0613915Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1988-06-21 | コンクリートセグメントの継手金具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-198857 | 1987-12-28 | ||
JP19885787 | 1987-12-28 | ||
JP8285088U JPH0613915Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1988-06-21 | コンクリートセグメントの継手金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156300U JPH01156300U (ja) | 1989-10-26 |
JPH0613915Y2 true JPH0613915Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31718556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8285088U Expired - Lifetime JPH0613915Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1988-06-21 | コンクリートセグメントの継手金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613915Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP8285088U patent/JPH0613915Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156300U (ja) | 1989-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0613915Y2 (ja) | コンクリートセグメントの継手金具 | |
JP2685519B2 (ja) | コンクリート製セグメント | |
JPS6122088B2 (ja) | ||
JPH10296278A (ja) | 浄化槽の隔壁の接合構造 | |
JP3257411B2 (ja) | 土木又は建築用角パイプのキャップ | |
JPH036715Y2 (ja) | ||
JPH0141840Y2 (ja) | ||
JP4030339B2 (ja) | コンクリートセグメント用連結金具 | |
JPH0141839Y2 (ja) | ||
JPH0738480Y2 (ja) | コンクリート製セグメントの継手金具 | |
JPS5913640B2 (ja) | コンクリ−トセグメント | |
JPH022766Y2 (ja) | ||
JP3894697B2 (ja) | コンクリートセグメント用連結金具 | |
JPH0747509Y2 (ja) | コンクリートセグメント | |
JPS5953437B2 (ja) | コンクリ−ト構造物 | |
JPH0369026U (ja) | ||
JPH0571298U (ja) | トンネル用コンクリートセグメントの連結金具 | |
JPS632559Y2 (ja) | ||
JP3028812U (ja) | セグメント継手 | |
JP2630991B2 (ja) | 壁パネル取付工法 | |
JP2004092273A (ja) | シールドセグメント構造およびその把持装置 | |
JPS5922184Y2 (ja) | コンクリ−ト型枠締付用座金 | |
JP2718758B2 (ja) | 縦二連式セグメントリングにおける接合部コンクリートセグメント | |
JPH0248539Y2 (ja) | ||
JPH08232586A (ja) | セグメント |