JPH0611901Y2 - 自動車の床部材群 - Google Patents

自動車の床部材群

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JPH0611901Y2
JPH0611901Y2 JP1987100097U JP10009787U JPH0611901Y2 JP H0611901 Y2 JPH0611901 Y2 JP H0611901Y2 JP 1987100097 U JP1987100097 U JP 1987100097U JP 10009787 U JP10009787 U JP 10009787U JP H0611901 Y2 JPH0611901 Y2 JP H0611901Y2
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JP
Japan
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foot
floor
sill
vertical
floor plate
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JP1987100097U
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English (en)
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JPS6313386U (ja
Inventor
デイーリッヒ・デンケル
オットー・ウエーベル
ペーテル・ザイフエルト
ホルスト・シヒト
Original Assignee
フオルクスウア−ゲン・アクチエンゲゼルシヤフト
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/20Floors or bottom sub-units
    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • B62D25/2018Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being front structures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
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    • B62D25/2009Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
    • B62D25/2045Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being fire walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、駆動ユニットを支持し、しかも横材を介し
てシルの上に支持されている縦材と、足傾斜部を形成す
る床板とを備え、前記縦材が前記足傾斜部と共に振動の
伝達を低減するための隙間を形成して前記足傾斜部の延
長部分に繋がる自動車の床部材群に関する。
〔従来の技術〕
軽量構造となる傾向を伴う最近の車体構造の問題は、車
体に強度がかなり弱い薄板を使用しても、車内の騒音レ
ベルを低く維持することにある。
車体の騒音は、吸排気装置を有する駆動ユニットやタイ
ヤと車道の組み合わせから生じる低周波成分で主に決ま
っている。内燃機関では、駆動ユニットを振動させる自
由な力やモーメントが生じる。例えば、普及している4
気筒昇降ピストンの直列エンジンでは、エンジンの回転
数の二次の力がピストンの運動方向に生じるので、駆動
ユニット全体が振動する。この駆動ユニットはモータの
回転数の2倍の周期でピストンの運動方向に振動し、特
に駆動ユニットの外形の上下に空気音を放出する。この
空気音は一部エンジンルームで共振的に増幅され、床板
の前壁や足傾斜部を経由して車内に侵入したり、車道の
表面で反射して自動車の床を通過して車内に侵入する。
これ等の振動によって、駆動ユニットの架台、伝達機構
の架台および他の接続箇所、例えばゴム管、連結ワイ
ヤ、ステアリング機構を介して更に車体騒音が励起され
る。その場合、車体に曲げ振動が導入され、薄板に多種
の共鳴的な振動が生じる。これ等の振動はスピーカーの
ように作用し、上で説明した空気音の成分と共に、低周
波の室内騒音が生じる。車室のスペースで決まる騒音モ
ードをも頻繁に励起し、実に煩わしい低音の唸りとな
る。
しかし、車内の騒音は何処でも同じように生じるもので
はない。この煩わしい低音の唸りを与えるには、車体の
若干の箇所に非常に弱い車体振動があれば十分である。
これ等の場所は、例えば前壁の下、足傾斜部の前、後部
座席の前の床板の裏、および屋根の表側である。これ等
から放出される音は、例えば足置場の前後(音源)と乗
員の耳(受信器)の間に空間的な距離があるため干渉
し、それ故に広い回転数の範囲にわたって望ましくない
内部騒音の動特性を有する内部騒音の増減を引き起こ
す。
この考案の実用新案登録請求の範囲第1項の前段部分の
構成を有し、ドイツ特許第21 45 467号明細書により公
知の自動車の下部構造では、縦材が隙間を介して床板か
ら完全に分離され、力の導入は直接シルの中に行われ
る。つまり、ギヤボックスを経由してA柱の下部にある
シルの前方終端部や、個々の横材を経由してこれ等の支
持骨部材の下にあるシルの部分に行われる。縦材と床板
の上記分離は駆動ユニットから床板を直接振動させるこ
とに関して好ましい結果となるが、この構造は、例えば
車道表面の反射による上で説明した振動の励起を計算に
入れていない。
〔考案の課題〕
この考案の課題は、車両の室内騒音レベルを低減するこ
とに関して、冒頭に述べた種類の床部材群を更に改善す
ることにある。
〔課題を解決する手段〕
上記の課題は、この考案により、冒頭に述べた種類の床
部材群の場合、前記縦材1,2が前記延長部分である足
傾斜部9の立ち上がり上部と後部で床板8に連結し、し
かも車室の中央縦部分にあるシル4,5に連結する座席
横材3の上で支持されているが、座席横材3の前にある
シル4,5とは連結部を有することがなく、振動の導入
を床板8の前部である足傾斜部9の立ち上がり上部と後
部である床板8の足傾斜部9を除いた部分とで行い、床
板8のこれ等の領域から放出された音波が乗員の頭のと
ころで干渉して消失することによって解決されている。
この考案の他の有利な構成は、実用新案登録請求の範囲
の従属請求項に記載されている。
〔作用〕
上に説明した公知の構造とは反対に、この考案では振動
を縦材から床板に直接導入することを(低減されていて
も)故意に行っているが、前部の床と後部の床の領域で
放出される音波を乗員の頭部のところで干渉させて消失
効果が生じるように、両方の床の領域で薄板の振動が相
互に調整される方法で行っている。つまり、試験で明ら
かにされているように、この考案による床板の前部領域
への振動の直接導入を低減させ、それに合わせて床板の
後部領域で振動励起を強めると、通常の車両寸法の場
合、乗員の頭部のところで上記の消失干渉となるよう
に、「音源」から発生した空気振動の振幅と位相が生じ
る。
〔考案の効果〕
この考案の主要な利点は、縦向きに組み込む駆動ユニッ
トに比べて、エンジン架台がより強固であるため、車体
に導入される力の大部分が限界低周波領域内にある、前
方に横向きに組み込んだ駆動ユニットの欠点を少なくと
も低減している点にある。何故なら、横に設置した駆動
ユニットでは、支持部が後軸伝達機構部の上にないから
である。更に、この考案を応用すると、走行騒音も125
〜500Hzの範囲で著しく低減する。
〔実施例〕
この考案の実施例を乗用車の利用に対して図面に基づき
以下に説明する。
第1図を参照すると、床部材群には二つの前部縦材1,
2がある。これ等の縦材1,2は図示してない駆動ユニ
ットを支持するために使用され、座席横材3を介してシ
ル4,5上にそれぞれ支持されていて、この座席横材3
は車両の前部座席を固定するためにも使用されている。
この床部材群には、更に後部横材6および一般的に記号
7を付けた後部支持フレームとが加わる。
床板8はその前部領域で上向きに傾斜する足傾斜部9を
形成し、この足傾斜部9のところに図示していない前壁
(第2図の記号15)が通常のように上向きに接続して
いる。シル4,5の前方端部には、更に連結部材10,
11がこれ等のシル4,5と床板8との間にそれぞれ配
置されている。
床板8が種々の支持部材上に載置されていることを別に
すれば、床板に例えば点溶接で固定されている支持部材
の部分が実線で示されている。このことは、縦材1,2
が破線で示す領域12,13で、つまり足傾斜部9の前
方端部と前記足傾斜部の直後にある床板8の領域との間
で、床板8に連結されていないことを意味する。従っ
て、床板8で振動の励起が低減される。他方、例えば座
席横材3に連結している床板の後部領域では振動を強め
て導入している。
第2図と第3図の図面から上記の状況がより詳しく判
る。記号14は自動車の左車輪のカバーを示す。前壁1
5のところ、つまり記号18のところまで高くなってい
る縦材2は、既に述べた領域13のところに特殊な閉じ
板16を有する。この閉じ板16は床板8と共に特に第
3図から判る隙間17を取り囲んでいるので、そこでは
床板8と縦材2とが直接接触していない。第2図と第3
図に示していない右側の縦材1のところでも当然同じ状
況になっている。これに反して、床板8の延長部分に繋
がる残りの領域では、第2図から判るように、縦材が閉
じた中空体になるように床板自体によって補足されてい
る。
更に、第2図に示すように、縦材2は足傾斜部9の上端
領域で、つまり記号18のところで、再び足傾斜部に点
溶接で連結されている。その結果、隙間17(および右
縦材の対応する隙間も)は縦材と床板の間の振動を完全
に遮断しているのでなく、振動の伝達を低減するだけで
ある。従って、座席横材3(第1図参照)の前にある床
板8のところでの振動の励起はこの考案による処置で低
減されるが、この座席横材の後部にある床板のところの
振動の励起は増強される。この処置により乗員の頭部の
高さで上に述べた干渉消去効果が生じる。
更に、第2図から左の連結部材11(および右の連結部
材10も同じ)も左の縦材2(または右の縦材1)に直
接連結していないことが判る。
これ等の縦材は、第2図で縦材2に対して示してあるよ
うに、各車輪のカバー、ここでは、左車輪のカバーの輪
郭外形に繋がっている。これ等の縦材は足傾斜部9より
高いとろこで横軸に対する面慣性モーメントが少ない領
域を有するように構成されている。これによって、この
考案による処置が床部材群に要求される衝突最適化を犠
牲にしていない点で有利であることが判る。更に、この
種の処置と適当な板厚を使用して、床板の前部および後
部での振動の励起が干渉効果を最適にするように加減で
きる。縦材の閉じ板、例えば左の縦材2の閉じ板16に
関しては、板厚は0.9〜2.0mmにすることが望ましい。
第1図に一点鎖線で示すように、横成分を有する縦材の
終端部1aおよび2aで横材を置き換えるか、あるいは
そのように形成してもよい。大切なことは、縦材をシル
の中央部分で支持することである。
この考案により、新しい方法で望ましい衝突特性を維持
したまま、内部騒音レベルを干渉効果で低減することを
保証する自動車の床部材群が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図、床部材群の注目すべき部分の模式平面図。 第2図、車両の左前車輪カバーのところの斜視図。 第3図、第2図の線分III-IIIから矢印方向に見た部分
の斜視図。 図中参照符号 1,2……縦材 3……座席横材 4,5……シル 6……横材 7……後部支持体 8……床板 9……足傾斜部 10,11……連結部材 12,13……縦材が床板に連結していない領域 14……左車輪カバー 15……前壁 16……閉じ板 17……隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ペーテル・ザイフエルト ドイツ連邦共和国、ギフホルン、リユーゲ ン ウアルデル・ストラーセ、17 (72)考案者 ホルスト・シヒト ドイツ連邦共和国、ギフホルン、グライフ ス ウアルデル・ストラーセ、9 (56)参考文献 特公 昭46−34325(JP,B2)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ユニットを支持し、しかも横材(3,
    6)を介してシル(4,5)の上に支持されている縦材
    (1,2)と、足傾斜部(9)を形成する床板(8)と
    を備え、前記縦材(1,2)が前記足傾斜部(9)と共
    に振動の伝達を低減するための隙間(17)を形成して
    前記足傾斜部(9)の延長部分に繋がる自動車の床部材
    群において、 前記縦材(1,2)が前記延長部分である足傾斜部
    (9)の立ち上がり上部と後部で床板(8)に連結し、
    しかも車室の中央縦部分にあるシル(4,5)に連結す
    る座席横材(3)の上で支持されているが、座席横材
    (3)の前にあるシル(4,5)とは連結部を有するこ
    とがなく、振動の導入を床板(8)の前部である足傾斜
    部(9)の立ち上がり上部と後部である床板(8)の足
    傾斜部(9)を除いた部分とで行い、床板(8)のこれ
    等の領域から放出された音波が乗員の頭のところで干渉
    して消失することを特徴とする床部材群。
  2. 【請求項2】前記縦材(1,2)は足傾斜部(9)の下
    に閉じ板(16)を有し、この閉じ板(16)と共に隙
    間(17)を形成していることを特徴とする実用新案請
    求の範囲第1項に記載の床部材群。
  3. 【請求項3】前記縦材(1,2)は足傾斜部(9)のあ
    る領域の上部で横軸に対して低減された面慣性モーメン
    トを有することを特徴とする実用新案請求の範囲第1項
    または第2項に記載の床部材群。
  4. 【請求項4】前記横材がシル(4,5)の方に曲がった
    縦材(1,2)の終端(1a,2a)に置き換わってい
    ることを特徴とする実用新案請求の範囲第1項に記載の
    床部材群。
JP1987100097U 1986-07-03 1987-07-01 自動車の床部材群 Expired - Lifetime JPH0611901Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3622332 1986-07-03
DE3622332.8 1986-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS6313386U JPS6313386U (ja) 1988-01-28
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US4824166A (en) 1989-04-25

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