JPH0594415U - 網入り合せガラスの固定構造 - Google Patents

網入り合せガラスの固定構造

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JPH0594415U
JPH0594415U JP4151792U JP4151792U JPH0594415U JP H0594415 U JPH0594415 U JP H0594415U JP 4151792 U JP4151792 U JP 4151792U JP 4151792 U JP4151792 U JP 4151792U JP H0594415 U JPH0594415 U JP H0594415U
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JP
Japan
Prior art keywords
glass
outside
metal frame
meshed
frame member
Prior art date
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Pending
Application number
JP4151792U
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English (en)
Inventor
一郎 ▲高▼橋
静 石井
Original Assignee
日本建鐵株式会社
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Publication date
Application filed by 日本建鐵株式会社 filed Critical 日本建鐵株式会社
Priority to JP4151792U priority Critical patent/JPH0594415U/ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災時にシール材が焼失しても火炎の外部側
への貫通を防止できるとともに、内・外の良好な意匠を
損なうことのない網入り合せガラスの固定構造を得るこ
と。 【構成】 ガラス1,2の合せ部に隙間4を形成し、こ
の隙間4に断面コ字形金属ふさぎ材5の一端12Aを挿
入するとともに、その他端12Bを金属枠材6の平行部
10Aに当接させ、同他端12Bの外側を金属枠材6の
室内側より同金属枠材6の突出部16Aにネジ止めされ
た断面L字形止め材13で、外部側へ移動しないよう押
さえ固定し、同止め材13の外側をシール材7Bにより
覆い隠した構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、網入りガラスと反射ガラス又は透明ガラス等の反射効果を有するガ ラスとを合せた網入り合せガラスを固定するカーテンウォールにおける網入り合 せガラスの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カーテンウォールにおける網入り合せガラスは、網入りガラスの外部側に反射 効果を有するガラスを合せ、このようなガラスを金属枠材に対してシール材によ り接合し、ガラスの端部が金属枠材で覆われないように全面を露出させて固定し ている。 従って、外部からは金属枠材が見えないため、すっきりとしたガラス面を得る ことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の網入り合せガラスは、上記のように金属枠材に対してシール材により接 合固定されているが、火災時にガラスと金属枠材を接合しているシール材等が焼 失すると、ガラスが脱落し、火炎が外部へ貫通するおそれがあった。
【0004】 本考案は上記した問題を解消するためになされたもので、火災時にシール材が 焼失しても、火炎の外部への貫通を防止することができるとともに、内・外の良 好な意匠を損なうことのない網入り合せガラスの固定構造を得ることを目的とす るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、本考案に係る網入り合せガラスの固定構造は、 網入りガラスと反射効果を有するガラスとを合せた網入り合せガラスを固定する 網入り合せガラスの固定構造において、前記両ガラスを合せる接着層材の端部を 網入りガラスの端面より短く、かつ、その厚さを断面コ字形金属ふさぎ材の板厚 より厚くして両ガラスの合せ部に隙間を形成し、同隙間に前記金属ふさぎ材のコ 字の一端を挿入するとともに、その他端を金属枠材の平行部に当接させ、同他端 の外側を前記金属枠材の室内側より同金属枠材の突出部にネジ止めされた断面L 字形止め材で外部側へ移動しないよう押え固定し、同止め材の外側をシール材に より覆い隠してなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
本考案に係る網入り合せガラスの固定構造は、上記のように構成されているの で、火災時、シール材が焼失しても止め材によって金属枠材に固定されている金 属ふさぎ材が網入りガラスをしっかりと保持し、その脱落を防止するため、火炎 の外部への貫通を防止することができる。 又、金属ふさぎ材は、網入りガラスと反射効果を有するガラスとの合せ部の隙 間に一端が挿入され外部へは露出せず、外からは見えないようにされているため 、すっきりとしたガラス面を維持することができるとともに、止め材もシール材 によって覆い隠されるため、良好な意匠を保つことができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。 図1に示すように、網入り合せガラスは網入りガラス1の外部側に反射ガラス 又は透明ガラス等の反射効果を有するガラス2を接着層材3を介して接着するこ とにより構成される。 この接着層材3の端部9を網入りガラス1の端面8より短く、かつ、その厚さ を後述する金属ふさぎ材5の板厚より厚くすることにより両ガラス1,2の合せ 部に金属ふさぎ材5の一端12Aを挿入するための隙間4を形成している。 尚、接着層材3の厚さは、建築基準法施工令110条の乙種防火戸として認め られる厚さ0.8mm以上の鉄製板が隙間4に入る厚さにすることが望ましいが、 それ以下でも試験確認された場合は可能である。
【0008】 金属ふさぎ材5は、断面コ字形で、上記隙間4に挿入される一端12Aと金属 枠材6の平行部10Aに当接される他端12Bを有している。 又、金属枠材6は、網入りガラス1の室内側Aの面15に平行な平行部10A ,10Bと直角な直角面11A,11B並びに平行部10A及び10Bから網入 りガラス1の面15に対し直角方向に突出する突出部16A及び16Bを有して いる。
【0009】 金属ふさぎ材5は、一端12Aが隙間4に挿入され、他端12Bが金属枠材6 の平行部10Aに当接され、その外部側を室内側Aより突出部16Aにネジ止め された断面L字形の止め材13で押えることにより外部側へ移動しないよう固定 される。 この止め材13と網入りガラス1の面15との間及び面15と金属枠材6の平 行部10Bとの間にそれぞれ受け材14A及び14Bを装着するとともに、室内 側Aより受け材14Bを覆い隠すようにシール材7Bを装着することによって室 内側Aから網入り合せガラスを固定する。
【0010】 一方、外部側Bからは、突出部16Bと金属ふさぎ材5及び反射効果を有する ガラス2の端面との間に受け材14C及びシール材7Aを装着することによって 網入り合せガラスを固定する。
【0011】 上記の構成によると、網入り合せガラスは金属ふさぎ材5によって金属枠材6 に対し固定保持される構造であるため、火災によってシール材7A,7Bが焼失 しても、金属ふさぎ材5が網入り合せガラスを保持し、その脱落を防ぐことがで きるので火炎の外部への貫通を防止することが可能となる。
【0012】 又、金属ふさぎ材5の一端12Aを網入りガラス1と反射効果を有するガラス 2との合せ部の隙間4に挿入しているため、外部側からは金属ふさぎ材5を見え ないようにすることができるとともに、この金属ふさぎ材5を黒色等暗い色調に 仕上げることにより透明ガラスでも良好な意匠を維持することができる。
【0013】 更に、室内側においても止め材13をシール材7Bによって覆い隠すようにし ているため、良好な意匠を損なうおそれがない。
【0014】 尚、上記実施例は、金属枠材6として平行部10Aより網入りガラス1の面1 5に対し直角方向に突出部16Bを有する例について説明したが、図2に示すよ うに、突出部16Bのない対称図形とした金属枠材6Aを有する構造のものにも 同様に適用するこができ、この場合、シール材7Aと受け材14Cは、対向する 金属ふさぎ材5及び反射効果を有するガラス2の端面間に装着される。
【0015】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案に係る網入り合せガラスの固定構造によると、 火災時、シール材が焼失しても外部側への火炎の貫通を防止することができると ともに、外部側への金属ふさぎ材及び室内側への止め材の露出をなくすることが できるため、すっきりしたガラス面を維持し、良好な意匠を保持することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】 1 網入りガラス 2 反射効果を有するガラス 3 接着層材 4 隙間 5 金属ふさぎ材 6 金属枠材 7A,7B シール材 8 網入りガラスの端面 9 接着層材の端部 10A,10B 金属枠材の平行部 11A,11B 金属枠材の直角面 12A 金属ふさぎ材の一端 12B 金属ふさぎ材の他端 13 止め材 14A,14B,14C 受け材 15 網入りガラスの面 16A,16B 突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網入りガラスと反射効果を有するガラス
    とを合せた網入り合せガラスを固定する網入り合せガラ
    スの固定構造において、前記両ガラスを合せる接着層材
    の端部を網入りガラスの端面より短く、かつ、その厚さ
    を断面コ字形金属ふさぎ材の板厚より厚くして両ガラス
    の合せ部に隙間を形成し、同隙間に前記金属ふさぎ材の
    コ字の一端を挿入するとともに、その他端を金属枠材の
    平行部に当接させ、同他端の外側を前記金属枠材の室内
    側より同金属枠材の突出部にネジ止めされた断面L字形
    止め材で外部側へ移動しないよう押え固定し、同止め材
    の外側をシール材により覆い隠してなることを特徴とす
    る網入り合せガラスの固定構造。
JP4151792U 1992-05-25 1992-05-25 網入り合せガラスの固定構造 Pending JPH0594415U (ja)

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JPH0594415U true JPH0594415U (ja) 1993-12-24

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ID=12610573

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JP4151792U Pending JPH0594415U (ja) 1992-05-25 1992-05-25 網入り合せガラスの固定構造

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JP (1) JPH0594415U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527501A (ja) * 1999-08-12 2003-09-16 サン−ゴバン グラス フランス 複合透明板ガラス用の固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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