JPH057771B2 - - Google Patents
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- JPH057771B2 JPH057771B2 JP59216460A JP21646084A JPH057771B2 JP H057771 B2 JPH057771 B2 JP H057771B2 JP 59216460 A JP59216460 A JP 59216460A JP 21646084 A JP21646084 A JP 21646084A JP H057771 B2 JPH057771 B2 JP H057771B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/36—Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0948—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for detection and avoidance or compensation of imperfections on the carrier, e.g. dust, scratches, dropouts
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデジタル情報が中間区域が交互に入る
光学的に検出可能な区域のトラツクの形態をして
蓄えられている光学的に読み取り可能な記録担体
から情報を再生するために、記録担体に光ビーム
を投影するための光学系と、記録担体により変調
させられたビーム内に、正しくトラツキングが行
なわれている場合はトラツクの像に対して対称的
に配置される少なくとも2個の光検出器と、上記
光検出器により検出された光の量の関数として少
なくとも第1の第2の検出信号を発生する信号発
生回路と、少なくとも光ビームにより生じたスポ
ツトのトラツクに対する位置の目安である信号を
発生する制御信号発生器とを具える情報再生装置
に関するものである。
光学的に検出可能な区域のトラツクの形態をして
蓄えられている光学的に読み取り可能な記録担体
から情報を再生するために、記録担体に光ビーム
を投影するための光学系と、記録担体により変調
させられたビーム内に、正しくトラツキングが行
なわれている場合はトラツクの像に対して対称的
に配置される少なくとも2個の光検出器と、上記
光検出器により検出された光の量の関数として少
なくとも第1の第2の検出信号を発生する信号発
生回路と、少なくとも光ビームにより生じたスポ
ツトのトラツクに対する位置の目安である信号を
発生する制御信号発生器とを具える情報再生装置
に関するものである。
このような情報再生装置は就中市販されている
「コンパクトデイスクデイジタルオーデイオ」プ
レーヤとして知られており、これについては
「Philips Technical Review第40巻、1982年、第
2号全頁に記載されており、これを参考文献とし
てここに含める。このようなプレーヤについては
特願昭56−49094号に記載がある。
「コンパクトデイスクデイジタルオーデイオ」プ
レーヤとして知られており、これについては
「Philips Technical Review第40巻、1982年、第
2号全頁に記載されており、これを参考文献とし
てここに含める。このようなプレーヤについては
特願昭56−49094号に記載がある。
この既知の情報再生装置ではデイスクから取り
出されたデイジタル信号からアナログ的に種々の
制御信号が導びかれるが、この制御信号はしばし
ばS/N比が非常に低くなり、また不正確でもあ
る。蓋し、制御情報が不規則なデータ信号により
乱されるからである。
出されたデイジタル信号からアナログ的に種々の
制御信号が導びかれるが、この制御信号はしばし
ばS/N比が非常に低くなり、また不正確でもあ
る。蓋し、制御情報が不規則なデータ信号により
乱されるからである。
本発明の目的は冒頭に述べたタイプの情報再生
装置における制御信号の生成を改良するにある。
装置における制御信号の生成を改良するにある。
この目的を達成するため、本発明による情報再
生装置は、光ビームを記録媒体上に投射する光学
系と、 記録媒体によつて変調されたビーム中に配置さ
れ、トラツキングが正しい場合に、トラツクの像
に対して対称的に配列されている少なくとも第1
及び第2の光検出器と、 少なくとも第1及び第2の検出信号を、それぞ
れ第1及び第2の光検出器によつて検出された光
量の関数として発生する信号発生回路と、 前記光学的に検出可能な区域を走査する期間及
び中間区域を走査する期間の両方の期間中におい
て第1及び第2の検出信号を周期的にサンプリン
グするサンプル手段と、 光学的に検出可能な区域又は中間区域のいずれ
かから発生するサンプルを同定する検出手段と、 前記検出手段からの指令のもとで、光学的に検
出可能な区域の走査中に取り出したサンプルと中
間区域の走査中に取り出したサンプルとを分離す
る信号分離手段と、 前記光学的に検出可能な区域から発生する前記
第1信号のサンプルと第2信号のサンプルとの差
からトラツキングエラー信号を取り出す手段とを
具えることを特徴とする。
生装置は、光ビームを記録媒体上に投射する光学
系と、 記録媒体によつて変調されたビーム中に配置さ
れ、トラツキングが正しい場合に、トラツクの像
に対して対称的に配列されている少なくとも第1
及び第2の光検出器と、 少なくとも第1及び第2の検出信号を、それぞ
れ第1及び第2の光検出器によつて検出された光
量の関数として発生する信号発生回路と、 前記光学的に検出可能な区域を走査する期間及
び中間区域を走査する期間の両方の期間中におい
て第1及び第2の検出信号を周期的にサンプリン
グするサンプル手段と、 光学的に検出可能な区域又は中間区域のいずれ
かから発生するサンプルを同定する検出手段と、 前記検出手段からの指令のもとで、光学的に検
出可能な区域の走査中に取り出したサンプルと中
間区域の走査中に取り出したサンプルとを分離す
る信号分離手段と、 前記光学的に検出可能な区域から発生する前記
第1信号のサンプルと第2信号のサンプルとの差
からトラツキングエラー信号を取り出す手段とを
具えることを特徴とする。
本発明に係る情報再生装置の一一実施例は、前
記検出手段が第1の検出信号からのサンプルと第
2の検出信号からのサンプルの両方に対し、1個
の光学的に検出可能な区域当り1個のサンプルを
検出し、1個の中間区域当り1個のサンプルを検
出するように適応させ、前記クロツク信号の周波
数をビツト周波数に等しいか又はその整数倍とし
たことを特徴とする。
記検出手段が第1の検出信号からのサンプルと第
2の検出信号からのサンプルの両方に対し、1個
の光学的に検出可能な区域当り1個のサンプルを
検出し、1個の中間区域当り1個のサンプルを検
出するように適応させ、前記クロツク信号の周波
数をビツト周波数に等しいか又はその整数倍とし
たことを特徴とする。
毎回1個のサンプルを選択すると、選択後の瞬
時サンプリング周波数の瞬時情報信号周波数と一
致して変わるようになり、この情報信号のスペク
トル成分が上記の選択されたサンプルにクロスト
ークしてくるのが非常に小さくなる。
時サンプリング周波数の瞬時情報信号周波数と一
致して変わるようになり、この情報信号のスペク
トル成分が上記の選択されたサンプルにクロスト
ークしてくるのが非常に小さくなる。
本発明に係る情報再生装置はまた光学的に検出
可能な区域と中間区域が予じめ定められた数のク
ロツク期間より長い場合にだけ検出手段が前記1
個のサンプルを検出するようにしたことを特徴と
する。
可能な区域と中間区域が予じめ定められた数のク
ロツク期間より長い場合にだけ検出手段が前記1
個のサンプルを検出するようにしたことを特徴と
する。
この手法によれば、光学的伝達関数の影響、即
ち、光学的に検出できる区域の長さの関数として
読み取られる信号の振幅が選択されたサンプルに
及ぼす影響を小さくできる。
ち、光学的に検出できる区域の長さの関数として
読み取られる信号の振幅が選択されたサンプルに
及ぼす影響を小さくできる。
本発明に係る情報再生装置の好適な一実施例は
前記信号分離手段が第1と、第2と、第3と、第
4の記憶手段を設け、第1の検出信号から取り出
されたサンプルを第1と第2の記憶手段に与え、
第2の検出信号から取り出されたサンプルを第3
と第4の記憶手段に与え、第1と第3の記憶手段
を中間区域から来る前記1個のサンプルを検出し
た時だけ検出手段によりスイツチオンし、第2と
第4の記憶手段を光学的に検出可能な区域から来
る前記1個のサンプルを検出した時だけ検出手段
によりスイツチオンするように構成したことを特
徴とする。
前記信号分離手段が第1と、第2と、第3と、第
4の記憶手段を設け、第1の検出信号から取り出
されたサンプルを第1と第2の記憶手段に与え、
第2の検出信号から取り出されたサンプルを第3
と第4の記憶手段に与え、第1と第3の記憶手段
を中間区域から来る前記1個のサンプルを検出し
た時だけ検出手段によりスイツチオンし、第2と
第4の記憶手段を光学的に検出可能な区域から来
る前記1個のサンプルを検出した時だけ検出手段
によりスイツチオンするように構成したことを特
徴とする。
この好適な一実施例を更に具体化したものは、
第1の制御信号を第1と第3の記憶手段の記憶内
容間の差から取り出し、第2の制御信号を第2と
第4の記憶手段の記 憶内容間の差から取り
出し、第1と第3の記憶手段の記憶内客間の差の
関数として補正することを特徴とする。
第1の制御信号を第1と第3の記憶手段の記憶内
容間の差から取り出し、第2の制御信号を第2と
第4の記憶手段の記 憶内容間の差から取り
出し、第1と第3の記憶手段の記憶内客間の差の
関数として補正することを特徴とする。
前記第2の制御信号を導き出すために、この情
報再生装置は更にa,,b及びを夫々第1
と、第2と、第3と、第4の記憶手段の記憶内容
とした時第2の制御信号を式(−)−a/−+b/
−/a+b (a−b)で形成することを特徴とする。
報再生装置は更にa,,b及びを夫々第1
と、第2と、第3と、第4の記憶手段の記憶内容
とした時第2の制御信号を式(−)−a/−+b/
−/a+b (a−b)で形成することを特徴とする。
検出手段の点で好適な実施例は検出手段が計数
手段を具え、この計数手段が光学的に検出可能な
区域と中間区域の変わり目毎にスタートし、クロ
ツク信号のリズムで計数し、中間区域の走査中に
予じめ定められた計数に達した時は第1と第3の
記憶手段に対する制御信号を発生し、光学的に検
出できる区域を走査中に上記の予じめ定められた
計数に達した時は第2と第4の記憶手段に対する
制御信号を発生し、第1と第2の検出信号から取
出されたサンプルを予じめ定められた数のクロツ
ク期間遅延させて記憶手段に加えることを特徴と
する。
手段を具え、この計数手段が光学的に検出可能な
区域と中間区域の変わり目毎にスタートし、クロ
ツク信号のリズムで計数し、中間区域の走査中に
予じめ定められた計数に達した時は第1と第3の
記憶手段に対する制御信号を発生し、光学的に検
出できる区域を走査中に上記の予じめ定められた
計数に達した時は第2と第4の記憶手段に対する
制御信号を発生し、第1と第2の検出信号から取
出されたサンプルを予じめ定められた数のクロツ
ク期間遅延させて記憶手段に加えることを特徴と
する。
本発明に係る情報再生装置の好適な実施例は第
3の検出信号を2個の外側の副検出器により受取
られた光の量の和から取出し、この第3の検出信
号を第1と第2の検出信号と同じようにサンプリ
ングし、得られたサンプルを第5の記憶手段に与
え、この第5の記憶手段を第1と第3の記憶手段
と同じように検出手段によりスイツチオフし、
a,b,cを夫々第1と、第3と、第5の記憶手
段の記憶内容とした時合焦誤差信号を式a+b−
2cに従つて取出すことを特徴とする。
3の検出信号を2個の外側の副検出器により受取
られた光の量の和から取出し、この第3の検出信
号を第1と第2の検出信号と同じようにサンプリ
ングし、得られたサンプルを第5の記憶手段に与
え、この第5の記憶手段を第1と第3の記憶手段
と同じように検出手段によりスイツチオフし、
a,b,cを夫々第1と、第3と、第5の記憶手
段の記憶内容とした時合焦誤差信号を式a+b−
2cに従つて取出すことを特徴とする。
図面につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る装置を示す。
この第1図ではデイスク状の記録担体1が略式
の断面図で示されている。この記録担体は基板2
を具え、この基板2にトラツク構体が形成されて
いる。このトラツク構体はピツト3と中間区域4
とを具えている。このレリーフタイプのトラツク
構体に反射層5と透明な保護層6とを塗布する。
このレリーフタイプのトラツク構体に蓄えられて
いる情報はレーザ7により発生させられたレーザ
ビームをレンズ系8を介してトラツク上に投写
し、合焦させ、反射ビームを半透鏡9及びビーム
スプリツタ10を介して一列に並べられた4個の
光検出器11a,11b,11c及び11d上に
投写することにより読み出される。而してこれら
の光検出器11により供給される電流は電流−電
圧変換器12により信号電圧V1,V2,V3及びV4
に変換される。
の断面図で示されている。この記録担体は基板2
を具え、この基板2にトラツク構体が形成されて
いる。このトラツク構体はピツト3と中間区域4
とを具えている。このレリーフタイプのトラツク
構体に反射層5と透明な保護層6とを塗布する。
このレリーフタイプのトラツク構体に蓄えられて
いる情報はレーザ7により発生させられたレーザ
ビームをレンズ系8を介してトラツク上に投写
し、合焦させ、反射ビームを半透鏡9及びビーム
スプリツタ10を介して一列に並べられた4個の
光検出器11a,11b,11c及び11d上に
投写することにより読み出される。而してこれら
の光検出器11により供給される電流は電流−電
圧変換器12により信号電圧V1,V2,V3及びV4
に変換される。
正しく読み出すため、レンズ系8の合焦を図示
しない態様で合焦制御信号FE′により制御する。
半径方向のトラツキングについては、レーザビー
ムにより生ずるスポツトの半径方向位置を半径方
向制御信号RE′により制御する。これは微調整で
ある。粗調整は(図示しない態様で)制御信号
CE′のコマンドの下に全光学系7,8,9,1
0,11を半径方向に動かすことにより得られ
る。
しない態様で合焦制御信号FE′により制御する。
半径方向のトラツキングについては、レーザビー
ムにより生ずるスポツトの半径方向位置を半径方
向制御信号RE′により制御する。これは微調整で
ある。粗調整は(図示しない態様で)制御信号
CE′のコマンドの下に全光学系7,8,9,1
0,11を半径方向に動かすことにより得られ
る。
これらの制御信号CE′,RE′及びFE′は信号電圧
V1,V2,V3及びV4から導びかれる。高周波デー
タ信号を再生するために必要な和V1+V2+V3+
V4の他に、信号(V1+V4)−(V2+V3)が信号
FEのために必要となり、信号(V1+V2)−(V3+
V4)が信号CE′及びRE′のために必要となる。而
してこれらの制御信号は全て信号V1,V2,V3及
びV4を組み合わせることにより得られる3個の
信号A′,B′及びC′から導びける。本例ではこれ
らの信号は次のように関係している。
V1,V2,V3及びV4から導びかれる。高周波デー
タ信号を再生するために必要な和V1+V2+V3+
V4の他に、信号(V1+V4)−(V2+V3)が信号
FEのために必要となり、信号(V1+V2)−(V3+
V4)が信号CE′及びRE′のために必要となる。而
してこれらの制御信号は全て信号V1,V2,V3及
びV4を組み合わせることにより得られる3個の
信号A′,B′及びC′から導びける。本例ではこれ
らの信号は次のように関係している。
A′=V1+V2
B′=V3+V4
C′=V1+V4
上述した信号V1,V2,V3及びV4の組合せはマ
トリツクス13で得られる。この組合せは4個の
信号ではなく3個の信号をデイジタル化すればよ
く、従つてこれらの信号を直列にデイジタル化す
る場合よりも低い局部クロツク周波数を用いられ
るという利点を有する。この目的で信号A′,
B′及びC′をマルチプレクサ14で直列形態に変換
し、それをアナログ−デイジタル変換器15でデ
イジタル化し、それをデマルチプレクサ16で再
び並列形態に戻し、対応するデイジタルサンプル
A,B及びCを得る。マルチプレクサ14、アナ
ログ−デイジタル変換器15及びデマルチプレク
サ16はクロツク信号発生回路17からクロツク
信号を受け取るが、このクロツク信号発生回路1
7は発振器18の制御の下に正しい位相関係で必
要なクロツク信号を供給する。この結果サンプル
A,B及びCはデータ信号のビツト周波数と同期
をとつて供給される。
トリツクス13で得られる。この組合せは4個の
信号ではなく3個の信号をデイジタル化すればよ
く、従つてこれらの信号を直列にデイジタル化す
る場合よりも低い局部クロツク周波数を用いられ
るという利点を有する。この目的で信号A′,
B′及びC′をマルチプレクサ14で直列形態に変換
し、それをアナログ−デイジタル変換器15でデ
イジタル化し、それをデマルチプレクサ16で再
び並列形態に戻し、対応するデイジタルサンプル
A,B及びCを得る。マルチプレクサ14、アナ
ログ−デイジタル変換器15及びデマルチプレク
サ16はクロツク信号発生回路17からクロツク
信号を受け取るが、このクロツク信号発生回路1
7は発振器18の制御の下に正しい位相関係で必
要なクロツク信号を供給する。この結果サンプル
A,B及びCはデータ信号のビツト周波数と同期
をとつて供給される。
種々の制御信号を発生する上で重要なことはデ
ータ信号スペクトルをできるだけ抑圧することで
ある。これはデータパターン(ピツト及び中間区
域)と同期をとつてサンプルを選択し、瞬時サン
プリング周波数がデータ信号の瞬時周波数と等し
くなるようにすることにより達成される。この目
的でサンプルA,B及びCの各々から各ピツト3
と各中間区域4に対し一個のサンプルを選択し、
読出しの光学的伝達関数(信号の振幅がピツトに
対する投影レーザビームの位置の関数であり、ピ
ツトの緑の方に向つて減少する)の影響を小さく
するために、特定のクロツク期間数、本例では5
クロツク期間を越えるピツト及び中間区域に対し
てだけサンプルをとる。この目的で検出器19
(これについては後に第2図につき詳述する)が
一つのピツトの第6番目のサンプルが検出された
時出力端子20に1個のパルスを発生し、一つの
中間区域の第6番目のサンプルが検出された時出
力端子21に1個のパルスを発生するようにす
る。検出器19は入力端子22で発振器18から
のクロツク信号を受け取り、入力端子23で加算
器25により得られ、回路24で等化された信号
AとBのデイジタル和を受け取る。
ータ信号スペクトルをできるだけ抑圧することで
ある。これはデータパターン(ピツト及び中間区
域)と同期をとつてサンプルを選択し、瞬時サン
プリング周波数がデータ信号の瞬時周波数と等し
くなるようにすることにより達成される。この目
的でサンプルA,B及びCの各々から各ピツト3
と各中間区域4に対し一個のサンプルを選択し、
読出しの光学的伝達関数(信号の振幅がピツトに
対する投影レーザビームの位置の関数であり、ピ
ツトの緑の方に向つて減少する)の影響を小さく
するために、特定のクロツク期間数、本例では5
クロツク期間を越えるピツト及び中間区域に対し
てだけサンプルをとる。この目的で検出器19
(これについては後に第2図につき詳述する)が
一つのピツトの第6番目のサンプルが検出された
時出力端子20に1個のパルスを発生し、一つの
中間区域の第6番目のサンプルが検出された時出
力端子21に1個のパルスを発生するようにす
る。検出器19は入力端子22で発振器18から
のクロツク信号を受け取り、入力端子23で加算
器25により得られ、回路24で等化された信号
AとBのデイジタル和を受け取る。
サンプルA,B及びCは夫々遅延回論26,2
7及び28により発振器18のクロツク期間
(τ)の3倍だけ遅延させられ、等化器29,3
0及び31で等化させられ、夫々ホールド回路3
2及び33,34及び35並びに36に加えられ
る。ホールド回路32,34及び36は検出器1
9の出力端子21から出る信号によりクロツクさ
れ、ホールド回路33及び35は出力端子20か
ら出る信号によりクロツクされる。5期間より長
い各中間区域時ではサンプルA,B及びCの第3
番目のサンプルa,b及びcがホールド回路3
2,34及び36の出力端子38,40及び42
に現われる。そして5クロツク期間より長い各ピ
ツト時ではサンプルA及びBの第3番目のサンプ
ル及びがホールド回路33及び35の出力端
子39及び41に現われる。
7及び28により発振器18のクロツク期間
(τ)の3倍だけ遅延させられ、等化器29,3
0及び31で等化させられ、夫々ホールド回路3
2及び33,34及び35並びに36に加えられ
る。ホールド回路32,34及び36は検出器1
9の出力端子21から出る信号によりクロツクさ
れ、ホールド回路33及び35は出力端子20か
ら出る信号によりクロツクされる。5期間より長
い各中間区域時ではサンプルA,B及びCの第3
番目のサンプルa,b及びcがホールド回路3
2,34及び36の出力端子38,40及び42
に現われる。そして5クロツク期間より長い各ピ
ツト時ではサンプルA及びBの第3番目のサンプ
ル及びがホールド回路33及び35の出力端
子39及び41に現われる。
注意すべきことは、例えば、長いピツトた中間
区域の場合は中心サンプルをとることによりピツ
ト又は中間区域の長さに依存してサンプルを選択
することも原理的には可能なことである。
区域の場合は中心サンプルをとることによりピツ
ト又は中間区域の長さに依存してサンプルを選択
することも原理的には可能なことである。
信号a,,b,及びcは処理回路37(こ
れについては後に第4,6及び12図につき述べ
る)に加えられる。処理回路37は信号RE,CE
及びFEを夫々出力端子43,44及び45から
出力し、トラツクを見失つたことを表わす信号
TL、信号ドロツプアウトを示す信号DO、高周
波データ信号のレベルが低すぎることを示す信号
HFL、データ信号処理の決定レベルである信号
SLを夫々出力端子46,47,48及び49か
ら出力する。信号RE,CE及びFEは夫々デイジ
タル−アナログ変換器50,51及び52により
アナログ信号に変換され、次いで増幅器53,5
4及び55で増幅され、合照とトラツキング制御
するためにアナログ制御信号RE′,CE′及びFE′を
形成する。
れについては後に第4,6及び12図につき述べ
る)に加えられる。処理回路37は信号RE,CE
及びFEを夫々出力端子43,44及び45から
出力し、トラツクを見失つたことを表わす信号
TL、信号ドロツプアウトを示す信号DO、高周
波データ信号のレベルが低すぎることを示す信号
HFL、データ信号処理の決定レベルである信号
SLを夫々出力端子46,47,48及び49か
ら出力する。信号RE,CE及びFEは夫々デイジ
タル−アナログ変換器50,51及び52により
アナログ信号に変換され、次いで増幅器53,5
4及び55で増幅され、合照とトラツキング制御
するためにアナログ制御信号RE′,CE′及びFE′を
形成する。
加算器25及び等化器24により形成される信
号の和A+Bは検出教19に加えられるだけでな
く、比較器56にも加えられる。比較器56はま
たデイジタルデータ信号を再生するための決定レ
ベルSLを受け取り、出力端子57からデイジタ
ルデータを出力する。A+BとSLは位相比較回
路58にも加えられ、そこでサンプルA+Bの位
相が記録担体1上のデータ信号の位相と比較され
る。位相比較回路58はこの位相差の目安である
信号を出力端子59から出力し、信号A+Bの非
対称性の目安である信号を出力端子60から出力
する。後者の信号は処理回路37に加えられる
が、これについては後に第8図につき詳述する。
出力端子59から出力される位相誤差信号は低域
フイルタ61を介して発振器18を制御する。
号の和A+Bは検出教19に加えられるだけでな
く、比較器56にも加えられる。比較器56はま
たデイジタルデータ信号を再生するための決定レ
ベルSLを受け取り、出力端子57からデイジタ
ルデータを出力する。A+BとSLは位相比較回
路58にも加えられ、そこでサンプルA+Bの位
相が記録担体1上のデータ信号の位相と比較され
る。位相比較回路58はこの位相差の目安である
信号を出力端子59から出力し、信号A+Bの非
対称性の目安である信号を出力端子60から出力
する。後者の信号は処理回路37に加えられる
が、これについては後に第8図につき詳述する。
出力端子59から出力される位相誤差信号は低域
フイルタ61を介して発振器18を制御する。
第2図は第1図に示す装置内の検出器19の一
例を示し、第3図は第2図に示す回路の動作を説
明するためのいくつかの図を示す。第2図に示す
回路では等化器24から送られてくる信号A+B
を入力端子23を介して高域フイルタ62に加
え、低周波成分を除去し、これにより簡単な比較
器63によりデイジタルデータ信号を再生できる
ようにする。矩形データ信号の縁を回路64、例
えば微分器により検出する。この縁検出器はカウ
ンタ65をスタートさせるが、このカウンタ65
は縁検出器64から送られてくるパルスにより規
定される瞬時から入力端子22に(発振器18か
ら)送られてくるクロツクパルスを計数する。デ
コーダ回路66は特定の計数、本例では6をデコ
ードする。計数「6」に達すると、パルスが
ANDゲート67及び68に加えられる。ANDゲ
ート67の反転入力端子には再生されたデータ信
号が入つてくる。ANDゲート68は非反転入力
端子でこの信号を受け取る。この結果正のデータ
信号3Cの時に計数「6」に達した場合は出力端
子21にパルスが現われ、負のデータ信号の時に
計数「6」に達した場合は出力端子20にパルス
が現われる。
例を示し、第3図は第2図に示す回路の動作を説
明するためのいくつかの図を示す。第2図に示す
回路では等化器24から送られてくる信号A+B
を入力端子23を介して高域フイルタ62に加
え、低周波成分を除去し、これにより簡単な比較
器63によりデイジタルデータ信号を再生できる
ようにする。矩形データ信号の縁を回路64、例
えば微分器により検出する。この縁検出器はカウ
ンタ65をスタートさせるが、このカウンタ65
は縁検出器64から送られてくるパルスにより規
定される瞬時から入力端子22に(発振器18か
ら)送られてくるクロツクパルスを計数する。デ
コーダ回路66は特定の計数、本例では6をデコ
ードする。計数「6」に達すると、パルスが
ANDゲート67及び68に加えられる。ANDゲ
ート67の反転入力端子には再生されたデータ信
号が入つてくる。ANDゲート68は非反転入力
端子でこの信号を受け取る。この結果正のデータ
信号3Cの時に計数「6」に達した場合は出力端
子21にパルスが現われ、負のデータ信号の時に
計数「6」に達した場合は出力端子20にパルス
が現われる。
これを説明するために、第3a図は記録担体上
のデータトラツクの一部を示すが、このデータト
ラツクはピツト3とピツトどうしの間の中間区域
4とを具える。第3b図は第3a図に示すトラツ
クから由来するサンプルA+Bを示す。第3c図
は比較器63の後段の再生されたデータ信号を示
すが、これはほぼ矩形波信号で期間がピツト及び
中間区域の長さに対応する。第3d図は第3c図
のデータ信号の縁に形成されるカウンタ65に対
するスターテイングパルスを示す。このカウンタ
65は第3e図に示すクロツク信号のパルスを計
数する。カウンタ65は計数「6」に達する度毎
に1個のパルスを供給するが、正のデータ信号
(第3c図)、即ち、中間区域の場合はパルスが出
力端子21に現われ(第3f図)、負のデータ信
号、即ち、ピツトの時は、パルスが出力端子20
に現われる(第3g図)。クロツク期間だけ遅延
させられた信号A,B及びCはこのようにサンプ
リングされる。第3h図は3クロツク期間だけ遅
延させられた信号Aを示し、ホールド回路32
(第1図)が5クロツク期間より長い各中間区域
からの第3番目のサンプルをホールドし(第3i
図)、サンプル・ホールド回路33が5クロツク
期間より長い各ピツトからの第3番目のサンプル
をホールドする(第3j図)。
のデータトラツクの一部を示すが、このデータト
ラツクはピツト3とピツトどうしの間の中間区域
4とを具える。第3b図は第3a図に示すトラツ
クから由来するサンプルA+Bを示す。第3c図
は比較器63の後段の再生されたデータ信号を示
すが、これはほぼ矩形波信号で期間がピツト及び
中間区域の長さに対応する。第3d図は第3c図
のデータ信号の縁に形成されるカウンタ65に対
するスターテイングパルスを示す。このカウンタ
65は第3e図に示すクロツク信号のパルスを計
数する。カウンタ65は計数「6」に達する度毎
に1個のパルスを供給するが、正のデータ信号
(第3c図)、即ち、中間区域の場合はパルスが出
力端子21に現われ(第3f図)、負のデータ信
号、即ち、ピツトの時は、パルスが出力端子20
に現われる(第3g図)。クロツク期間だけ遅延
させられた信号A,B及びCはこのようにサンプ
リングされる。第3h図は3クロツク期間だけ遅
延させられた信号Aを示し、ホールド回路32
(第1図)が5クロツク期間より長い各中間区域
からの第3番目のサンプルをホールドし(第3i
図)、サンプル・ホールド回路33が5クロツク
期間より長い各ピツトからの第3番目のサンプル
をホールドする(第3j図)。
第4図は処理回路37(第1図)の信号a,
b,及びcから制御信号RE,CE及びFEを導
き出す部分の一例を示す。
b,及びcから制御信号RE,CE及びFEを導
き出す部分の一例を示す。
半径誤差信号REは対称軸線の両側に位置する
光検出器11(第1図)の半分、即ち11a+11b
及び11c+11dからの信号の間の差をとることに
より得られる。これはピツトの位置で信号A−B
又は長いピツトの時だけサンプリングした後の信
号−が必要なことを意味する。対物レンズ
8,9がビームスプリング10に対してずれた場
合も光ビームはこのビームスプリツタ10に対称
的に入射しないから、トラツキング誤りに由来す
るのではない信号及び間の差が生ずる。そし
てこの非対称性は中間区域時にも生ずるからこれ
は信号a−b内にも現われる。ピツトの場合と中
間区域の場合の信号振幅間の比である(+
b)/(a+b)を乗算することによりピツトの
振幅に信号a−bを適応させることにより、信号
a−の非対称性の影響を求めることができる。
この時補正された半径誤差信号は次のようにな
る。
光検出器11(第1図)の半分、即ち11a+11b
及び11c+11dからの信号の間の差をとることに
より得られる。これはピツトの位置で信号A−B
又は長いピツトの時だけサンプリングした後の信
号−が必要なことを意味する。対物レンズ
8,9がビームスプリング10に対してずれた場
合も光ビームはこのビームスプリツタ10に対称
的に入射しないから、トラツキング誤りに由来す
るのではない信号及び間の差が生ずる。そし
てこの非対称性は中間区域時にも生ずるからこれ
は信号a−b内にも現われる。ピツトの場合と中
間区域の場合の信号振幅間の比である(+
b)/(a+b)を乗算することによりピツトの
振幅に信号a−bを適応させることにより、信号
a−の非対称性の影響を求めることができる。
この時補正された半径誤差信号は次のようにな
る。
RE=−−(a−b)・(a/−+b/−)/(a
+b) 第4図に示した回路では、減算回路69及び70
で信号a−b及び−を作り、加算回路71及
び72で信号a+b及び+を作り、除算器7
4で信号(+)/(a+b)を作り、インバ
ータ75で−(+)/(a+b)を作り、乗
算回路76で信号−(a−b)(+)/(a+
b)を作り、最后に加算器77で信号REを作り、
出力端子43に上述した関係と一致するデイジタ
ル信号REを得ている。
+b) 第4図に示した回路では、減算回路69及び70
で信号a−b及び−を作り、加算回路71及
び72で信号a+b及び+を作り、除算器7
4で信号(+)/(a+b)を作り、インバ
ータ75で−(+)/(a+b)を作り、乗
算回路76で信号−(a−b)(+)/(a+
b)を作り、最后に加算器77で信号REを作り、
出力端子43に上述した関係と一致するデイジタ
ル信号REを得ている。
半径方向誤差信号REを用いて、例えば、レン
ズ系8を半径方向に動かすことによりレーザビー
ムの像を正確にトラツクに追従せしめる。しかし
これにより上述した非対称性を生ずる。
ズ系8を半径方向に動かすことによりレーザビー
ムの像を正確にトラツクに追従せしめる。しかし
これにより上述した非対称性を生ずる。
それ故この非対称性の目安である信号を用いて
全光学系を半径方向に動かし、半径方向トラツキ
ングの結果斜めの配向が生ずるのをできるだけ小
さくする。この信号CEはa−bであり、減算回
路69から出力され、出力端子44上に得られ
る。信号CEは「粗調整」を与え、信号REは「微
調整」を与える。
全光学系を半径方向に動かし、半径方向トラツキ
ングの結果斜めの配向が生ずるのをできるだけ小
さくする。この信号CEはa−bであり、減算回
路69から出力され、出力端子44上に得られ
る。信号CEは「粗調整」を与え、信号REは「微
調整」を与える。
レーザビームを中間区域上に合焦せしめるため
の補正信号FEは中間区域時に検出器11a,1
1dと11b,11cにより検出される放射線間
の差から導びくことができる。この信号は中間区
域時にアナログ形態で信号(V2+V3)−(V1+
V4)として得られるが、サンプルa,b及びc
を用いて次式のように表わせる。
の補正信号FEは中間区域時に検出器11a,1
1dと11b,11cにより検出される放射線間
の差から導びくことができる。この信号は中間区
域時にアナログ形態で信号(V2+V3)−(V1+
V4)として得られるが、サンプルa,b及びc
を用いて次式のように表わせる。
FE=a+b−2c
第4図の回路では、除算器73で入力端子42
上の信号cを2倍し、次に減算回路78で加算器
71の出力端子に現われる信号a+bからこれを
引く。
上の信号cを2倍し、次に減算回路78で加算器
71の出力端子に現われる信号a+bからこれを
引く。
第1図に示す装置ではデータ信号A+Bを比較
器56に加えてデータ信号を再生する。この比較
器ではサンプルA+Bを処理回路37の出力端子
49に現われる決定レベルSLと比較する。決定
レベルSLは再生されたデータ信号がデイスク上
のピツトのパターンに正確に対応するようなもの
でなければならない。第5図に示すように、信号
A+Bはレベルa+bと+との間で変化す
る。これらのレベルは夫々長い中間区域とピツト
の第3番目のサンプル時の信号A+Bの値であ
る。決定レベルSLの第1のアプローチはこれら
のレベルa+bと+の中央にとるものであ
る。
器56に加えてデータ信号を再生する。この比較
器ではサンプルA+Bを処理回路37の出力端子
49に現われる決定レベルSLと比較する。決定
レベルSLは再生されたデータ信号がデイスク上
のピツトのパターンに正確に対応するようなもの
でなければならない。第5図に示すように、信号
A+Bはレベルa+bと+との間で変化す
る。これらのレベルは夫々長い中間区域とピツト
の第3番目のサンプル時の信号A+Bの値であ
る。決定レベルSLの第1のアプローチはこれら
のレベルa+bと+の中央にとるものであ
る。
SL=1/2(a+b++)
このアプローチは信号A+Bが中間区域時とピ
ツト時でこの変化の点で対称的な場合にしか正し
くないが、必ずしもこうなることは限らない。そ
れ故信号A+Bの非対称性の目安である因子αに
よりこのレベルを補正しなければならない。この
αを生成することについては後に第7図及び第8
図につき説明する。
ツト時でこの変化の点で対称的な場合にしか正し
くないが、必ずしもこうなることは限らない。そ
れ故信号A+Bの非対称性の目安である因子αに
よりこのレベルを補正しなければならない。この
αを生成することについては後に第7図及び第8
図につき説明する。
第6図は処理回路37の決定レベルSLを発生
する部分を示す。加算器79によりサンプルa,
a,b及びの和を求め、この和を除算器80で
半分にする。これにより得られる値1/2(a+ +b+)に因子αを乗算して非対称性を補正す
るわけであるが、この因子αを乗算することは
1/2(a++b+)の可成り速い変化に対処 するために高速で乗算しなければならないことを
意味する。そこで因子αではなく、因子α(1+
e)を乗算した方がより効果的であるが、これは
1/2除算器80の出力信号の一部をこの出力信号 に加算器81で加算しなければならないことを意
味する。この一部1/2e(a++b+)は乗算 器82で得られる。因子eは低域フイルタ83を
介して位相比較器58の出力端子60上の信号か
ら導かれる。こうすると乗算器82が高速である
必要はないという利点が得られる。蓋し、因子は
値1/2(a++b+)に比較して可成りゆつ くりと変化するからである。この方法のもう一つ
の利点は制御系が動作状態に入つてから1個の長
いピツトと1個の長い中間区域の後のレベルa+
b及び+が知られた時は、補正因子eが知ら
れる前でも十分信頼できる決定レベルSL=1/2 (a+b++)が出力端子49に現れること
である。
する部分を示す。加算器79によりサンプルa,
a,b及びの和を求め、この和を除算器80で
半分にする。これにより得られる値1/2(a+ +b+)に因子αを乗算して非対称性を補正す
るわけであるが、この因子αを乗算することは
1/2(a++b+)の可成り速い変化に対処 するために高速で乗算しなければならないことを
意味する。そこで因子αではなく、因子α(1+
e)を乗算した方がより効果的であるが、これは
1/2除算器80の出力信号の一部をこの出力信号 に加算器81で加算しなければならないことを意
味する。この一部1/2e(a++b+)は乗算 器82で得られる。因子eは低域フイルタ83を
介して位相比較器58の出力端子60上の信号か
ら導かれる。こうすると乗算器82が高速である
必要はないという利点が得られる。蓋し、因子は
値1/2(a++b+)に比較して可成りゆつ くりと変化するからである。この方法のもう一つ
の利点は制御系が動作状態に入つてから1個の長
いピツトと1個の長い中間区域の後のレベルa+
b及び+が知られた時は、補正因子eが知ら
れる前でも十分信頼できる決定レベルSL=1/2 (a+b++)が出力端子49に現れること
である。
第8図はデイスク上に記録されているデータに
対するクロツク信号の位相誤差の目安である信号
と、信号A+Bの非対称性の目安であり、決定レ
ベルSLを補正するために第6図に示す回路に加
えられねばならない信号とを発生する回路58
(第1図)の一例を示したものである。第8図に
示す回路の動作を第7図につき述べるが、ここで
(A+B)o-1と(A+B)oとは決定レベルSLの両
側に位置する信号A+Bの2個の順次のサンプル
である。(A+B)o-1と(A+B)oとが2個のサ
ンプルであるアナログ信号がこれらのサンプル間
で線形に変化すると仮定すると、上記決定レベル
との交点Poが直線補間法により求まる。
対するクロツク信号の位相誤差の目安である信号
と、信号A+Bの非対称性の目安であり、決定レ
ベルSLを補正するために第6図に示す回路に加
えられねばならない信号とを発生する回路58
(第1図)の一例を示したものである。第8図に
示す回路の動作を第7図につき述べるが、ここで
(A+B)o-1と(A+B)oとは決定レベルSLの両
側に位置する信号A+Bの2個の順次のサンプル
である。(A+B)o-1と(A+B)oとが2個のサ
ンプルであるアナログ信号がこれらのサンプル間
で線形に変化すると仮定すると、上記決定レベル
との交点Poが直線補間法により求まる。
この交点Poのサンプル(A+B)o-1と(A+
B)oが現われる瞬時間の正確に真中に位置する瞬
時に対する相対的なずれはサンプル(A+B)o及
び(A+B)o-1が同期をとられる瞬時でのクロツ
ク信号とピツト3の縁との間の瞬時位相差、従つ
て、記録されているデータ信号のビツト周波数と
の間の瞬時位相差の目安である。第7図ではクロ
ツク信号に符号SCを付し、位相差に符号oを付
し、てある。ピツト3の他方の縁に対応するサン
プル(A+B)nと(A+B)n-1との間の決定レベ
ルSLとの交点Pnに対しても同じようにして瞬時
位相差pが求まる。
B)oが現われる瞬時間の正確に真中に位置する瞬
時に対する相対的なずれはサンプル(A+B)o及
び(A+B)o-1が同期をとられる瞬時でのクロツ
ク信号とピツト3の縁との間の瞬時位相差、従つ
て、記録されているデータ信号のビツト周波数と
の間の瞬時位相差の目安である。第7図ではクロ
ツク信号に符号SCを付し、位相差に符号oを付
し、てある。ピツト3の他方の縁に対応するサン
プル(A+B)nと(A+B)n-1との間の決定レベ
ルSLとの交点Pnに対しても同じようにして瞬時
位相差pが求まる。
和p+nは2個の縁の平均位相ずれ、従つて
クロツク信号発振器18の位相誤差の目安であ
り、他方位相誤差pとoの差は決定レベルの所
望のレベルからのずれである。事実、レベルSL
が高くなるとpは大きくなり、oは小さくなる。
その結果p−oは正の方向に大きくなる。レベ
ルSLが所望のレベルより下になると、この差p
−oは負になる。
クロツク信号発振器18の位相誤差の目安であ
り、他方位相誤差pとoの差は決定レベルの所
望のレベルからのずれである。事実、レベルSL
が高くなるとpは大きくなり、oは小さくなる。
その結果p−oは正の方向に大きくなる。レベ
ルSLが所望のレベルより下になると、この差p
−oは負になる。
それ故、差p−oは第6図に示した回路に対
する補正因子eの目安である。位相差o及びp
は直線補間法により次のようにして求めることが
できる。
する補正因子eの目安である。位相差o及びp
は直線補間法により次のようにして求めることが
できる。
ao=(A+B)o-1+(A+B)o−2SL
−aψp=(A+B)n-1+(A+B)n−2SL
ここでaは補間直線の勾配に依存する因子であ
り、それ故読み出されつつあるデータ信号の振幅
に比例する。所望の信号は第8図に示した回路に
より発生させられる。サンプルA+Bは入力端子
84に加えられる。入力端子84は一クロツク期
間τだけサンプルを遅延させる装置85に接続し
ておく。従つて正の縁でレベルSLが交わる場合
はこの遅延装置の入力側と出力側に夫々サンプル
(A+B)nと(A+B)n-1が得られ、負の縁で交
わる場合サンプル(A+B)o及び(A+B)o-1が
得られる。第6図に示した回路で発生させられた
決定レベルを入力端子89に加える。この決定レ
ベルSLは入力端子84の信号と共に比較器86
に加えられる。比較器86は入力端子84の信号
が決定レベルを越える時出力信号を生ずる。決定
レベルはまた遅延装置85の出力端子上の遅延さ
せられた信号と共に比較器87に加えられる。比
較器87は決定レベルSLが遅延装置85の出力
側の信号レベルよりも高い時出力信号を生ずる。
2個の比較器86及び87の出力信号はANDゲ
ート90とNANDゲート91に加える。ANDゲ
ート90は正の縁の時に決定レベルSLが交わる
場合に信号を出し、NANDゲート91は負の縁
の時に決定レベルSLが交わる場合に出力を出す。
加算器88により遅延装置85の両側に得られる
信号を加え合せる。他方乗算器92により決定レ
ベルSLを2倍にし、次に減算器93で前者から
後者を差し引く。この結果をANDゲート90の
コマンドでホールド回路94によりサンプリング
すると共に、NANDゲート91のコマンドでホ
ールド回路95によりサンプリングする。従つて
ホールド回路94の出力側の信号はaoとなり、
ホールド回路95の出力側の信号は−apに等し
い。これらの信号は減算回路路97により差し引
き、この回路の出力端子59に(o+p)に等
しい信号を得る。これはクロツク信号の位相誤差
の目安であり、低域フイルタ61を介して発振器
を補正し、クロツク信号が記録されているデータ
信号に対し固定された位相関係を有するようにす
るのに所望の信号である。2個のホールド回路の
出力側の信号を加算回路96で加え合せ、この加
算回路の出力端子60にd(o−p)に等しい信
号を得る。この信号は非対称性の目安である。こ
の信号をしきい値レベルを発生する装置(第6
図)に加え、信号a(o−p)がゼロになる、即
ち、位相差o(第7図)が位相差pに等しくなる
ようにしきい値レベルの高さを制御する制御ルー
プを得る。
り、それ故読み出されつつあるデータ信号の振幅
に比例する。所望の信号は第8図に示した回路に
より発生させられる。サンプルA+Bは入力端子
84に加えられる。入力端子84は一クロツク期
間τだけサンプルを遅延させる装置85に接続し
ておく。従つて正の縁でレベルSLが交わる場合
はこの遅延装置の入力側と出力側に夫々サンプル
(A+B)nと(A+B)n-1が得られ、負の縁で交
わる場合サンプル(A+B)o及び(A+B)o-1が
得られる。第6図に示した回路で発生させられた
決定レベルを入力端子89に加える。この決定レ
ベルSLは入力端子84の信号と共に比較器86
に加えられる。比較器86は入力端子84の信号
が決定レベルを越える時出力信号を生ずる。決定
レベルはまた遅延装置85の出力端子上の遅延さ
せられた信号と共に比較器87に加えられる。比
較器87は決定レベルSLが遅延装置85の出力
側の信号レベルよりも高い時出力信号を生ずる。
2個の比較器86及び87の出力信号はANDゲ
ート90とNANDゲート91に加える。ANDゲ
ート90は正の縁の時に決定レベルSLが交わる
場合に信号を出し、NANDゲート91は負の縁
の時に決定レベルSLが交わる場合に出力を出す。
加算器88により遅延装置85の両側に得られる
信号を加え合せる。他方乗算器92により決定レ
ベルSLを2倍にし、次に減算器93で前者から
後者を差し引く。この結果をANDゲート90の
コマンドでホールド回路94によりサンプリング
すると共に、NANDゲート91のコマンドでホ
ールド回路95によりサンプリングする。従つて
ホールド回路94の出力側の信号はaoとなり、
ホールド回路95の出力側の信号は−apに等し
い。これらの信号は減算回路路97により差し引
き、この回路の出力端子59に(o+p)に等
しい信号を得る。これはクロツク信号の位相誤差
の目安であり、低域フイルタ61を介して発振器
を補正し、クロツク信号が記録されているデータ
信号に対し固定された位相関係を有するようにす
るのに所望の信号である。2個のホールド回路の
出力側の信号を加算回路96で加え合せ、この加
算回路の出力端子60にd(o−p)に等しい信
号を得る。この信号は非対称性の目安である。こ
の信号をしきい値レベルを発生する装置(第6
図)に加え、信号a(o−p)がゼロになる、即
ち、位相差o(第7図)が位相差pに等しくなる
ようにしきい値レベルの高さを制御する制御ルー
プを得る。
出力端子59及び60に現われる信号は信号A
+Bの振幅に比例する。これは信号がドロツプア
ウトした時発生される信号がゼロになり、発振器
18や第6図に示す装置は普通の位相検出器でし
ばしば見られるように、可成り大きなスプリアス
信号の代りに信号を受取ることがないという利点
を有する。
+Bの振幅に比例する。これは信号がドロツプア
ウトした時発生される信号がゼロになり、発振器
18や第6図に示す装置は普通の位相検出器でし
ばしば見られるように、可成り大きなスプリアス
信号の代りに信号を受取ることがないという利点
を有する。
実際にはデイスク上のデータ信号の縁にロツク
されているクロツク周波数はあまり安定ではな
く、約50nsecの変変動(ジツタ)を呈する。クロ
ツク発振器18(第1図)はこのジツタと正確に
トラツクし続けることができねばならない。しか
し、実際には(±200nsecの期間に対し)10〜
15nsecのトラツキング確度で十分であることが知
られている。
されているクロツク周波数はあまり安定ではな
く、約50nsecの変変動(ジツタ)を呈する。クロ
ツク発振器18(第1図)はこのジツタと正確に
トラツクし続けることができねばならない。しか
し、実際には(±200nsecの期間に対し)10〜
15nsecのトラツキング確度で十分であることが知
られている。
第9図はこのトラツキング確度を有する発振器
回路18の一例を示したものである。低域フイル
タ61から入力端子98を経て入つてくる位相誤
差信号は丸め回路100で10〜15nsecのトラツキ
ング確度に対応するm個のステツプに分割される
(200nsecの期間を有するクロツク信号に対する
10nsecの1ステツプは18゜の位相差に対応する)。
この分割の剰余γは加算器101に加えられる。
加算器101は1個のクロツク期間τ(=
200nsec)の遅延を有する遅延回路102を介す
るフイードバツクル−プにより累算器として構成
されている。従つて、剰余γは累算される。そし
てこの累算器が1個の完全なステツプを蓄えた
時、加算器103がこのステツプを丸め回路10
0の出力信号mに加える。この加算器103の出
力信号、即ち、丸められた位相誤差は固定された
発振器104の出力信号を除算する可変除算器1
05の除数を制御する。約200nsecの期間を有す
る所望のクロツク信号に対する10nsecのステツプ
はこのクロツク信号の期間の1/20に対応するか
ら、約100MHzの周波数と値20の前后で変えられ
る除数を有する信号を使うことができる。この除
算器の出力端子99には200nsec(±5MHz)のオ
ーダーの期間を有するクロツク信号が得られる。
これは約10nsecのステツプで変えることができ
る。
回路18の一例を示したものである。低域フイル
タ61から入力端子98を経て入つてくる位相誤
差信号は丸め回路100で10〜15nsecのトラツキ
ング確度に対応するm個のステツプに分割される
(200nsecの期間を有するクロツク信号に対する
10nsecの1ステツプは18゜の位相差に対応する)。
この分割の剰余γは加算器101に加えられる。
加算器101は1個のクロツク期間τ(=
200nsec)の遅延を有する遅延回路102を介す
るフイードバツクル−プにより累算器として構成
されている。従つて、剰余γは累算される。そし
てこの累算器が1個の完全なステツプを蓄えた
時、加算器103がこのステツプを丸め回路10
0の出力信号mに加える。この加算器103の出
力信号、即ち、丸められた位相誤差は固定された
発振器104の出力信号を除算する可変除算器1
05の除数を制御する。約200nsecの期間を有す
る所望のクロツク信号に対する10nsecのステツプ
はこのクロツク信号の期間の1/20に対応するか
ら、約100MHzの周波数と値20の前后で変えられ
る除数を有する信号を使うことができる。この除
算器の出力端子99には200nsec(±5MHz)のオ
ーダーの期間を有するクロツク信号が得られる。
これは約10nsecのステツプで変えることができ
る。
第10図につき第9図の回路の一変形例を説明
する。この回路では入力端子106が(第9図に
示した回路内の加算器103からの)ステツプで
丸められている位相誤差信号を受け取る。
する。この回路では入力端子106が(第9図に
示した回路内の加算器103からの)ステツプで
丸められている位相誤差信号を受け取る。
この回路はほぼ所望の周波数(公称4.31MHz)
に同調させられた固定の発振器107を具える。
この発振器の出力信号をn個の遅延回路1081
〜108oに通す。各遅延回路の遅延時間は所望
のステツプサイズ、即ち、10〜15nsecに等しい。
n個の遅延回路の全遅延はクロツク信号の1期間
に対応しなければならない。この目的で最后の遅
延回路108oを位相比較器109により発振器
107の出力信号と比較する。位相比較器109
の出力信号は積分器110を介して遅延回路10
8の遅延時間を制御する。従つて、これらの遅延
回路はまとまつて正確に一つのクロツク信号期間
を与える。これらの遅延回路108に対しタツプ
1111〜111oを設ける。入力端子106から
入つてくる丸められた位相誤差信号は累算器11
2に加えられる。この累算器112はマルチプレ
クサ113を介してこの累算器の内容に依存して
出力端子99をタツプ111の一つに接続する。
n計数ステツプ後累算器112は初期状態にリセ
ツトされる。それ故n=16に選び、4ビツトカウ
ンタを使用できるようにすると有利である。
に同調させられた固定の発振器107を具える。
この発振器の出力信号をn個の遅延回路1081
〜108oに通す。各遅延回路の遅延時間は所望
のステツプサイズ、即ち、10〜15nsecに等しい。
n個の遅延回路の全遅延はクロツク信号の1期間
に対応しなければならない。この目的で最后の遅
延回路108oを位相比較器109により発振器
107の出力信号と比較する。位相比較器109
の出力信号は積分器110を介して遅延回路10
8の遅延時間を制御する。従つて、これらの遅延
回路はまとまつて正確に一つのクロツク信号期間
を与える。これらの遅延回路108に対しタツプ
1111〜111oを設ける。入力端子106から
入つてくる丸められた位相誤差信号は累算器11
2に加えられる。この累算器112はマルチプレ
クサ113を介してこの累算器の内容に依存して
出力端子99をタツプ111の一つに接続する。
n計数ステツプ後累算器112は初期状態にリセ
ツトされる。それ故n=16に選び、4ビツトカウ
ンタを使用できるようにすると有利である。
位相誤差の大きさに依存して累算器112を介
してタツプ111の一つを選択する。漸進的な位
相差(即ち、出力端子99から出力する所望のク
ロツク周波数と発振器107の周波数との間の違
い)の場合は出力端子99が位相誤差、従つて周
波数差に依存してマルチプレクサ113を介して
タツプ111を走査する。そしてnステツプ後再
びスタートするが、これは不連続性を生じない。
蓋し、n個のステツプが正確に出力信号の一期間
に対応するからである。出力端子99の信号の位
相と周波数はこの発振器107の信号を位相変調
した結果となる。この位相変調(360/n)゜の離散 的なステツプで行なわれる。
してタツプ111の一つを選択する。漸進的な位
相差(即ち、出力端子99から出力する所望のク
ロツク周波数と発振器107の周波数との間の違
い)の場合は出力端子99が位相誤差、従つて周
波数差に依存してマルチプレクサ113を介して
タツプ111を走査する。そしてnステツプ後再
びスタートするが、これは不連続性を生じない。
蓋し、n個のステツプが正確に出力信号の一期間
に対応するからである。出力端子99の信号の位
相と周波数はこの発振器107の信号を位相変調
した結果となる。この位相変調(360/n)゜の離散 的なステツプで行なわれる。
第12図は処理回路37(第1図)の信号TL,
D0及びEFLを出力する部分の一例を示し、第1
1図はデイクスからデータを再生する時に生じ得
るいくつかの欠陥を示す。信号a+b(長い中間
区域時にとられたサンプルaとbの和)と+
(長いピツト時にとられたサンプルとの和)
を第11図にプロツトしてある。範囲Vは再生が
乱れていない時の信号の値を表わす。範囲Iでは
トラツクを見失うことが生ずる。中間区域で生じ
た信号a+bは変わらない。しかし、トラツク間
のランドから多量の光が反射されてくるため信号
a+は増大する。範囲では指紋(finger−
mark)が生ずる。ピツトからの反射も中間区域
からの反射も少なくなり、両方の信号が低下す
る。範囲では「黒」い信号ドロツプアウトが生
ずる。この時は中間区域もピツトも光を一切反射
せず、その結果信号a+bも信号+も両方と
もゼロとなる。このような信号ドロツプアウトは
例えばデイスクの反射層5が局所的な失なわれつ
つある時生じ得る。範囲では「白」い信号ドロ
ツプアウトが生ずる。この時信号+は信号a
+bに等しくなるが、このようなことは、例え
ば、デイスク上のピツトが局所的にない場合に生
ずる。
D0及びEFLを出力する部分の一例を示し、第1
1図はデイクスからデータを再生する時に生じ得
るいくつかの欠陥を示す。信号a+b(長い中間
区域時にとられたサンプルaとbの和)と+
(長いピツト時にとられたサンプルとの和)
を第11図にプロツトしてある。範囲Vは再生が
乱れていない時の信号の値を表わす。範囲Iでは
トラツクを見失うことが生ずる。中間区域で生じ
た信号a+bは変わらない。しかし、トラツク間
のランドから多量の光が反射されてくるため信号
a+は増大する。範囲では指紋(finger−
mark)が生ずる。ピツトからの反射も中間区域
からの反射も少なくなり、両方の信号が低下す
る。範囲では「黒」い信号ドロツプアウトが生
ずる。この時は中間区域もピツトも光を一切反射
せず、その結果信号a+bも信号+も両方と
もゼロとなる。このような信号ドロツプアウトは
例えばデイスクの反射層5が局所的な失なわれつ
つある時生じ得る。範囲では「白」い信号ドロ
ツプアウトが生ずる。この時信号+は信号a
+bに等しくなるが、このようなことは、例え
ば、デイスク上のピツトが局所的にない場合に生
ずる。
信号ドロツプアウトか否かを決める適当な基準
は高周波信号振幅、即ち、中間区域の位置での信
号とピツトの位置での信号との間の差又は、長い
ピツト時と長い中間区域時のサンプルに限定する
ならば、信号(a+b)−(+)が特定の程度
以下に小さくなることである。第12図に示す回
路ではそれ故加算器115が信号aとbの和を求
め、加算器116が信号との和を求め、減算
回路136が差信号(a+b)−(+)を形成
する。この信号を低下を検出するために低域フイ
ルタ117がこの信号の平均を求め、この平均を
比較器118で信号の瞬時値と比較する。そして
この瞬時値が、例えば、平均値の15%以下になつ
たら信号(D0)を出力端子47に供給する。加
えて、比較器119が瞬時信号(a+b)−(+
b)が平均値の、例えば、50%以下であるか否か
を判定し、そうならば、信号(HFL)を出力端
子48から出力し、データ信号がドロツプアウト
したことの合図とする。このように、この信号
HFLは信号ドロツプアウト(第11図の範囲,
)だけではなく、例えば、指紋(範囲)やト
ラツクの見失い(範囲)の時も生ずる。
は高周波信号振幅、即ち、中間区域の位置での信
号とピツトの位置での信号との間の差又は、長い
ピツト時と長い中間区域時のサンプルに限定する
ならば、信号(a+b)−(+)が特定の程度
以下に小さくなることである。第12図に示す回
路ではそれ故加算器115が信号aとbの和を求
め、加算器116が信号との和を求め、減算
回路136が差信号(a+b)−(+)を形成
する。この信号を低下を検出するために低域フイ
ルタ117がこの信号の平均を求め、この平均を
比較器118で信号の瞬時値と比較する。そして
この瞬時値が、例えば、平均値の15%以下になつ
たら信号(D0)を出力端子47に供給する。加
えて、比較器119が瞬時信号(a+b)−(+
b)が平均値の、例えば、50%以下であるか否か
を判定し、そうならば、信号(HFL)を出力端
子48から出力し、データ信号がドロツプアウト
したことの合図とする。このように、この信号
HFLは信号ドロツプアウト(第11図の範囲,
)だけではなく、例えば、指紋(範囲)やト
ラツクの見失い(範囲)の時も生ずる。
例えば指紋の場合は、乱れはそれ程深刻ではな
いから、低域フイルタ117の時定数を可成り小
さくし、平均値(a+b)−(+)が可成り高
速に下がるようにし、信号HFLは乱れが長い場
合消えるようにする。範囲及びのように信号
ドロツプアウトの場合はこうすることはできな
い。それ故、このような欠陥の時は信号DOが低
域フイルタ117の時定数を非常に高い値にスイ
ツチするようにする。信号が乱されないレベルで
ある15%と50%の間のレベルにしか下がらない欠
陥の場合はフイルタ117は小さな時定数で動作
し、信号が15%以下のレベルに下がる欠陥の場合
は大きな時定数で動作するようにする。
いから、低域フイルタ117の時定数を可成り小
さくし、平均値(a+b)−(+)が可成り高
速に下がるようにし、信号HFLは乱れが長い場
合消えるようにする。範囲及びのように信号
ドロツプアウトの場合はこうすることはできな
い。それ故、このような欠陥の時は信号DOが低
域フイルタ117の時定数を非常に高い値にスイ
ツチするようにする。信号が乱されないレベルで
ある15%と50%の間のレベルにしか下がらない欠
陥の場合はフイルタ117は小さな時定数で動作
し、信号が15%以下のレベルに下がる欠陥の場合
は大きな時定数で動作するようにする。
トラツクの見失いを検出するために、ピツト時
の信号(+)が中間区域の信号(a+b)の
特定の因子α(例えばα=0.5)倍よりも大きいか
否か、即ち +>α(a+b) であるか否かを確かめる。しかし、ピツト内の信
号(+)の大きさはデイスクの品質に依存
し、また、例えば、レーザの強さにも依存するか
ら、検出器がこれらのパラメータに独立であるよ
うにするため、αを変調度に依存せしめることに
より因子αがこれらのパラメータに依存するよう
にする必要がある。この変調度は、例えば、信号
a+の平均値と信号a+bの平均値との平均で
ある。第12図に示す装置では、それ故加算器1
15の出力端子から出る信号a+bと加算器11
6の出力端子から出る信号+とを夫々低域フ
イルタ120及び121で平均し、加算装置12
2でこれらの2個の平均の和をとる。また加算器
115の出力側の信号a+bを除算器123で半
分にし、次にこの結果に乗算器124で加算装置
122の出力信号を乗算する。そして比較器12
5でこの乗算器124の出力信号を加算器116
の出力信号+と比較し、前述した基準+
>α(a+b)〔但し、α=1/2×{(+)の平 均+(a+b)の平均}〕の一致する出力信号を得
る。この基準はまた範囲による信号のドロツプ
アウトに対しても有効であるから、この信号を
ANDゲート126で信号DOを反転したものと組
合せ、出力端子46に範囲Iだけを表わす信号
TLが現われるようにする。
の信号(+)が中間区域の信号(a+b)の
特定の因子α(例えばα=0.5)倍よりも大きいか
否か、即ち +>α(a+b) であるか否かを確かめる。しかし、ピツト内の信
号(+)の大きさはデイスクの品質に依存
し、また、例えば、レーザの強さにも依存するか
ら、検出器がこれらのパラメータに独立であるよ
うにするため、αを変調度に依存せしめることに
より因子αがこれらのパラメータに依存するよう
にする必要がある。この変調度は、例えば、信号
a+の平均値と信号a+bの平均値との平均で
ある。第12図に示す装置では、それ故加算器1
15の出力端子から出る信号a+bと加算器11
6の出力端子から出る信号+とを夫々低域フ
イルタ120及び121で平均し、加算装置12
2でこれらの2個の平均の和をとる。また加算器
115の出力側の信号a+bを除算器123で半
分にし、次にこの結果に乗算器124で加算装置
122の出力信号を乗算する。そして比較器12
5でこの乗算器124の出力信号を加算器116
の出力信号+と比較し、前述した基準+
>α(a+b)〔但し、α=1/2×{(+)の平 均+(a+b)の平均}〕の一致する出力信号を得
る。この基準はまた範囲による信号のドロツプ
アウトに対しても有効であるから、この信号を
ANDゲート126で信号DOを反転したものと組
合せ、出力端子46に範囲Iだけを表わす信号
TLが現われるようにする。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図は第1図の装置内の検出器19の一例のブロツ
ク図、第3図は第2図の検出器の動作を説明する
ための若干の時間線図、第4図は第1図の処理回
路37の制御信号RE,FE及びCEを発生する部
分の一例のブロツク図、第5図は第6図に示す回
路の動作を説明するための波形図、第6図は第1
図の処理回路37の信号SLを出力する部分の一
例のブロツク図、第7図は第8図に示す回路の動
作を説明するための波形図、第8図は第1図の位
相検出器58の一例のブロツク図、第9図は第1
図の発振器18の一例のブロツク図、第10図は
第9図に示す発振器の一部の変形例のブロツク
図、第11図は第12図に示す回路の動作を説明
するための説明図、第12図は第1図の処理回路
37の信号TL,DO及びHFLを出力する部分の
一例のブロツク図である。 1……記録担体、2……基板、3……ピツト、
4……中間区域、5……反射器、6……保護層、
7……レーザ、8……レンズ系、9……半透鏡、
10……ビームスプリツタ、11……光検出器、
12……電流−電圧変換器、13……マトリツク
ス、14……マルチプレクサ、15……A/D変
換器、16……デマルチプレクサ、17……クロ
ツク信号発生回路、18……発振器、19……検
出器、20,21……出力端子、22,23……
入力端子、24……等化回路、25……加算器、
26,27,28……遅延回路、29,30,3
1……等化器、32〜36……ホールド回路、3
7……処理回路、38〜49……出力端子、5
0,51,52……D/A変換器、53,54,
55……増幅器、56……比較器、57……出力
端子、58……位相比較回路、59,60……出
力端子、61……低域フイルタ、62……高域フ
イルタ、63……比較器、64……縁検出器、6
5……カウンタ、66……デコーダ回路、67,
68……ANDゲート、69,70……減算回路、
71,72……加算回路、73……乗算器、74
……除算回路、75……インバータ、76……乗
算回路、77……加算回路、78……減算回路、
79………加算器、80……1/2除算器、81… …加算器、82……乗算器、83……低域フイル
タ、84……入力端子、85……遅延装置、86
……比較器、87……比較器、88……加算器、
89……入力端子、90……ANDゲート、91
……NANDゲート、92……乗算器、93……
減算器、94,95……ホールド回路、96……
加算回路、97……減算回路、98……入力端
子、99……出力端子、100……丸め回路、1
01……加算器、102……遅延回路、103…
…加算器、104……発振器、105……可変除
算器、106……入力端子、107……発振器、
108……遅延回路、109……位相比較器、1
10……積分器、111……タツプ、112……
累算器、113……マルチプレクサ、114……
端子、115,116……加算器、117……低
域フイルタ、118……比較器、119……比較
器、120,121……低域フイルタ、122…
…加算装置、123……除算器、124……乗算
器、125……比較器、126……ANDゲート、
136……減算回路。
図は第1図の装置内の検出器19の一例のブロツ
ク図、第3図は第2図の検出器の動作を説明する
ための若干の時間線図、第4図は第1図の処理回
路37の制御信号RE,FE及びCEを発生する部
分の一例のブロツク図、第5図は第6図に示す回
路の動作を説明するための波形図、第6図は第1
図の処理回路37の信号SLを出力する部分の一
例のブロツク図、第7図は第8図に示す回路の動
作を説明するための波形図、第8図は第1図の位
相検出器58の一例のブロツク図、第9図は第1
図の発振器18の一例のブロツク図、第10図は
第9図に示す発振器の一部の変形例のブロツク
図、第11図は第12図に示す回路の動作を説明
するための説明図、第12図は第1図の処理回路
37の信号TL,DO及びHFLを出力する部分の
一例のブロツク図である。 1……記録担体、2……基板、3……ピツト、
4……中間区域、5……反射器、6……保護層、
7……レーザ、8……レンズ系、9……半透鏡、
10……ビームスプリツタ、11……光検出器、
12……電流−電圧変換器、13……マトリツク
ス、14……マルチプレクサ、15……A/D変
換器、16……デマルチプレクサ、17……クロ
ツク信号発生回路、18……発振器、19……検
出器、20,21……出力端子、22,23……
入力端子、24……等化回路、25……加算器、
26,27,28……遅延回路、29,30,3
1……等化器、32〜36……ホールド回路、3
7……処理回路、38〜49……出力端子、5
0,51,52……D/A変換器、53,54,
55……増幅器、56……比較器、57……出力
端子、58……位相比較回路、59,60……出
力端子、61……低域フイルタ、62……高域フ
イルタ、63……比較器、64……縁検出器、6
5……カウンタ、66……デコーダ回路、67,
68……ANDゲート、69,70……減算回路、
71,72……加算回路、73……乗算器、74
……除算回路、75……インバータ、76……乗
算回路、77……加算回路、78……減算回路、
79………加算器、80……1/2除算器、81… …加算器、82……乗算器、83……低域フイル
タ、84……入力端子、85……遅延装置、86
……比較器、87……比較器、88……加算器、
89……入力端子、90……ANDゲート、91
……NANDゲート、92……乗算器、93……
減算器、94,95……ホールド回路、96……
加算回路、97……減算回路、98……入力端
子、99……出力端子、100……丸め回路、1
01……加算器、102……遅延回路、103…
…加算器、104……発振器、105……可変除
算器、106……入力端子、107……発振器、
108……遅延回路、109……位相比較器、1
10……積分器、111……タツプ、112……
累算器、113……マルチプレクサ、114……
端子、115,116……加算器、117……低
域フイルタ、118……比較器、119……比較
器、120,121……低域フイルタ、122…
…加算装置、123……除算器、124……乗算
器、125……比較器、126……ANDゲート、
136……減算回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 デジタル情報が、中間区域と交互に形成され
ている光学的に検出可能な区域から成るトラツク
の形態として記録されている光学的に読取り可能
な記録媒体から情報を再生する装置であつて、 光ビームを記録媒体上に投射する光学系と、 記録媒体によつて変調されたビーム中に配置さ
れ、トラツキングが正しい場合に、トラツクの像
に対して対称的に配列されている少なくとも第1
及び第2の光検出器と、 少なくとも第1及び第2の検出信号を、それぞ
れ第1及び第2の光検出器によつて検出された光
量の関数として発生する信号発生回路と、 前記光学的に検出可能な区域を走査する期間及
び中間区域を走査する期間の両方の期間中におい
て第1及び第2の検出信号を周期的にサンプリン
グするサンプル手段と、 光学的に検出可能な区域又は中間区域のいずれ
かから発生するサンプルを同定する検出手段と、 前記検出手段からの指令のもとで、光学的に検
出可能な区域の走査中に取り出したサンプルと中
間区域の走査中に取り出したサンプルとを分離す
る信号分離手段と、 前記光学的に検出可能な区域から発生する前記
第1信号のサンプルと第2信号のサンプルとの差
からトラツキングエラー信号を取り出す手段とを
具えることを特徴とする情報再生装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の情報再生装置
において、前記中間区域から発生する第1信号の
サンプルと第2信号のサンプルとの差からオフセ
ツト補正信号を取り出す手段と、 前記トラツキングエラー信号を前記オフセツト
補正信号で補正する手段とを具えることを特徴と
する情報再生装置。 3 特許請求の範囲1又は2に記載の情報再生装
置において、前記検出手段を、第1の検出信号か
らのサンプル及び第2の検出信号からのサンプル
の両方に対し、1個の光学的に検出可能な区域当
り1個のサンプルを検出すると共に1個の中間区
域当り1個のサンプルを検出するように構成し、
前記サンプリング周波数をビツト周波数に等しい
か又はその整数倍としたことを特徴とする情報再
生装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載の情報再生装置
において、前記検出手段を、光学的に検出可能な
区域及び中間区域が予じめ定めた数のクロツク期
間より長い場合にだけ前記1個のサンプルを検出
するように構成したことを特徴とする情報再生装
置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の情報再生装置
において、前記信号分離手段が第1、第2、第3
及び第4の記憶手段を具え、第1の検出信号から
取り出したサンプルを第1及び第2の記憶手段に
供給し、第2の検出信号から取り出したサンプル
を第3及び第4の記憶手段に供給し、第1及び第
3の記憶手段を、前記1個のサンプルが中間区域
から発生した場合、このサンプルを検出したとき
だけ前記検出手段によりオンに切り換え、第2及
び第4の記憶手段を、前記1個のサンプルが光学
的に検出可能な区域から発生した場合、このサン
プルを検出したときだけ前記検出手段によりオン
に切り換えるように構成したことを特徴とする情
報再生装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載の情報再生装置
において、オフセツト補正信号を第1の記憶手段
の記憶内容と第3の記憶手段の記憶内容との差か
ら取り出し、トラツキングエラー信号を第2の記
憶手段の記憶内容と第4の記憶手段の記憶内容と
の差から取り出すと共に、第1記憶手段の記憶内
容と第3記憶手段の記憶内容との差の関数として
補正するように構成したことを特徴とする情報再
生装置。 7 特許請求の範囲第6項に記載の情報再生装置
において、a,,b及びを前記第1,第2,
第3及び第4記憶手段の記憶内容とした場合に、
前記トラツキングエラー信号を式 (−)−a+b/a+b(a−b) に基づいて形成することを特徴とする情報再生装
置。 8 特許請求の範囲第5項、第6項又は第7項に
記載の情報再生装置において、 前記検出手段が計数手段を具え、この計数手段
が、光学的に検出可能な区域と中間区域との間の
遷移毎にスタートし、クロツク信号のリズムで計
数し、中間区域の走査中に予じめ定められた計数
値に達したとき第1及び第3の記憶手段に対する
制御信号を発生し、光学的に検出できる区域を走
査中に上記の予じめ定められた計数値に達したと
き第2及び第4の記憶手段に対する制御信号を発
生し、第1及び第2の検出信号から取り出された
サンプルを予じめ定められた数のサンプリング期
間だけ遅延させて前記記憶手段に供給することを
特徴とする情報再生装置。 9 光検出器の各々を2個の副検出器に分割して
焦点誤差信号を得るようにした特許請求の範囲第
5項、第6項、第7項又は第8項に記載の情報再
生装置において、第3の検出信号を、2個の外側
の副検出器により受光された光量の和から取り出
し、この第3の検出信号を第1及び第2の検出信
号と同じようにサンプリングし、得られたサンプ
ルを第5の記憶手段に供給し、この第5の記憶手
段を第1及び第3の記憶手段と同じように前記検
出手段によりオンに切り換え、ここでa,b,c
をそれぞれ第1、第3及び第5の記憶手段の記憶
内容とした場合焦点誤差信号を式 a+b−2c に従つて取り出すことを特徴とする情報再生装
置。
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