JPH0571629B2 - - Google Patents

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JPH0571629B2
JPH0571629B2 JP60241099A JP24109985A JPH0571629B2 JP H0571629 B2 JPH0571629 B2 JP H0571629B2 JP 60241099 A JP60241099 A JP 60241099A JP 24109985 A JP24109985 A JP 24109985A JP H0571629 B2 JPH0571629 B2 JP H0571629B2
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JP
Japan
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acid
units
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aromatic
mole
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JP60241099A
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Japanese (ja)
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JPS62100556A (en
Inventor
Kenji Hijikata
Toshio Shikae
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Polyplastics Co Ltd
Original Assignee
Polyplastics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Polyplastics Co Ltd filed Critical Polyplastics Co Ltd
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Priority to KR860009041A priority patent/KR870004653A/en
Publication of JPS62100556A publication Critical patent/JPS62100556A/en
Publication of JPH0571629B2 publication Critical patent/JPH0571629B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K9/00Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明は成形加工性、寸法安定性、機械物性、
耐熱性、難燃性、耐薬品性及び電磁シールド性に
優れた電磁シールド材料に関するものである。 〔従来の技術〕 近年、コンピユーター、事務機、音響機器、家
電製品等の電子機器においては、処理能力向上の
ため電子素子が微細化、高速化され、使用電流も
小さくなつていることから、外部から侵入する電
磁波ノイズが制御信号に近いものとなり、誤動作
の原因となつている。さらに、これらの素子や回
路はそれ自体発振機能をもつているので外部にノ
イズを出し、電磁波公害の原因ともなつている。
従つてこれら電子機器に使用されるプラスチツク
ハウジング部品に電磁波シールド性を付与するこ
とが要求されている。 現在、プラスチツクに電磁波シールド性を与え
る方法としては、プラスチツク成形品の表面に導
電性皮膜を形成する表面処理的手法と導電性フイ
ラーをプラスチツク中に混入する、いわゆる複合
化によるプラスチツク導電化の手法がある。導電
性皮膜を形成する方法には、銀、銅、ニツケル、
カーボン等を含有した塗料を塗布する方法、亜鉛
溶斜、銅、ニツケル、クロム等のメツキ、真空蒸
着、スパツタリング、イオンプレーテイング等が
ある。また、導電性フイラーを混入する方法を具
体的に述べれば、導電性カーボンブラツク、グラ
フアイト、金属粉末、金属フレーク、金属繊維、
カーボン繊維、金属コートしたガラス繊維及びカ
ーボン繊維等の導電性フイラーをポリスチレン、
ABS、ポリカーボネート、変性PPO、ポリウレ
タン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、PBT、
ナイロン等の熱可塑性樹脂に混入させるものであ
る。 現在、実際に用いられているのは前者の方法が
多いが、斯かる方法の場合、成形品加工後の二次
加工となるために量産性に難があり、又、プラス
チツクと金属皮膜との密着強度が不足しがちであ
るという問題があつた。 一方、後者の方法は、解決すべき技術的問題も
多いが、量産性等種々の利点をもつ将来の技術と
して期待も大きく、最近、この複合による導電性
プラスチツク技術においても、導電性フイラーの
製造技術の進歩による低コストフイラーの開発、
コンパウンデイング、成形技術の進歩などによつ
て、高性能なシールド材の発表が相次いでいる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 併しながら、導電性フイラーを混入する方法で
は、充分な電磁シルード性を付与させるために多
量のフイラーを混入させなければならず、粘性の
高い樹脂では非常に混練性が悪く、特に繊維状フ
イラーでは混練時での損傷が電磁シールド性を低
下させるという問題があつた。また、繊維状以外
のフイラー混入では、機械的強度の低下が問題と
なつている。 本発明は上記の如き一般の熱可塑性樹脂に導電
性フイラーを混入した電磁シールド性材料より
も、成形加工性、寸法安定性、機械物性、耐熱
性、難燃性、耐薬品性及び電磁シールド性に優れ
た電磁シールド材料を提供することを目的とする
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 斯かる目的を達すべく本発明者等は鋭意検討を
重ねた結果、低い溶融粘度を有するために成形性
に優れるという特徴を持つ異方性溶融相を形成す
る溶融加工可能なポリマー組成物をバインダー樹
脂として使用し、これに特定の導電性フイラーを
配合することにより優れた性能を有する電磁シー
ルド材料が得られることを見出し、本発明を完成
させるに至つた。 即ち本発明は特定の導電性フイラーを異方性溶
融相を形成する溶融加工可能なポリマー又はその
組成物に混入してなる成形用電磁シールド材料に
関する。 本発明に使用する導電性フイラーとしては、フ
イラー混入タイプの電磁シールド材に一般に用い
られているフイラーが用いられるが、特に電磁シ
ールド性、その他成形性や機械的物性を勘案し、
異方性溶融相を形成する溶融加工可能なポリマー
との組み合わせに最も有効なフイラーはフレーク
状(板状又は薄片状)の金属粉フイラーである。
例えば、アルミニウムフレーク、ステンレスフレ
ーク、黄銅フレーク、ニツケルフレーク等の金属
フレーク状フイラーが例示される。尚、一般のフ
レーク状充填剤、例えばガラスフレーク等の表面
を金属で被覆加工したフイラー本発明の導電性フ
イラーに属する。 これらの導電性フイラーは1種だけでも良い
し、また数種適宜混合して使用しても良い。本発
明で使用される上記導電性フイラーの大きさ、形
状等はいわゆるフレーク状(板状又は薄片状)で
あれば特に限定されない。 導電性フイラーの含有量は電磁シールド材料全
量に対して30〜75重量%である。30重量%未満で
は本発明の企図する効果が充分得られず、75重量
%を越えると成形加工性に難が生じる。 本発明においてバインダー樹脂として使用する
ものは、溶融時に光学的異方性を示す、熱可塑性
溶融加工可能なポリマー組成物であり、一般にサ
ーモトロピツク液晶ポリマーに分類される。 かかる異方性溶融相を形成するポリマーは溶融
状態でポリマー分子鎖が規則的な平行配列をとる
性質を有している。分子がこのように配列した状
態をしばしば液晶状態または液晶性物質のネマチ
ツク相という。このようなポリマーは、一般に長
細く、偏平で、分子の長軸に沿つてかなり剛性が
高く、普通は同軸または平行のいずれかの関係に
ある複数の連鎖伸長結合を有しているようなモノ
マーから製造される。 異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した
慣用の偏光検査法により確認することができる。
より具体的には、異方性溶融相の確認は、Leitz
偏光顕微鏡を使用し、Leitzホツトステージにの
せた試料を窒素雰囲気下で40倍の倍率で観察する
ことにより実施できる。上記ポリマーは光学的に
異方性である。すなわち、直交偏光子の間で検査
したときに光を透過させる。試料が光学的に異方
性であると、たとえ静止状態であつても偏光は透
過する。 上記の如き異方性溶融相を形成するポリマーの
構成成分としては 芳香族ジカルボン酸、脂環性ジカルボン酸の
1つまたはそれ以上からなるもの 芳香族ジオール、脂環族ジオール、脂肪族ジ
オールの1つまたはそれ以上からなるもの 芳香族ヒドロキシカルボン酸の1つまたはそ
れ以上からなるもの 芳香族チオールカルボン酸の1つまたはそれ
以上からなるもの 芳香族ジオール、芳香族チオールフエノール
の1つまたはそれ以上からなるもの 芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンの
1つまたはそれ以上からなるもの 等があげられ、異方性溶融相を形成するポリマー
は () とからなるポリエステル () だけからなるポリエステル () ととからなるポリエステル () だけからなるポリチオールエステル () とからなるポリチオールエステル () ととからなるポリチオールエステル () ととからなるポリエステルアミド () とととからなるポリエステルアミ
ド 等の組み合わせから構成される。 更に上記の成分の組み合わせの範疇には含まれ
ないが、異方性溶融相を形成するポリマーには芳
香族ポリアゾメチンが含まれ、かかるポリマーの
具体例としては、ポリ(ニトリロ−2−メチル−
1,4−フエニレンニトリロエチリジン−1,4
−フエニレンエチリジン);ポリ(ニトリロ−2
−メチル−1,4−フエニレンニトリロメチリジ
ン−1,4−フエニレンメチリジン);およびポ
リ(ニトリロ−2−クロロ−1,4−フエニレン
ニトリロメチリジン−1,4−フエニレンメチリ
ジン)が挙げられる。 更に上記の成分の組み合わせの範疇には含まれ
ないが、異方性溶融相を形成するポリマーとして
ポリエステルカーボネートが含まれる。これは本
質的に4−オキシベンゾイル単位、ジオキシフエ
ニル単位、ジオキシカルボニル単位及びテレフタ
ロイル単位からなるものがある。 以下に上記()〜()の構成成分となる化
合物を例記する。 芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、
4,4'−ジフエニルジカルボン酸、4,4'−トリ
フエニルジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸、ジフエニルエーテル−4,4'−ジカル
ボン酸、ジフエノキシエタン−4,4'−ジカルボ
ン酸、ジフエノキシブタン−4,4'−ジカルボン
酸、ジフエニルエタン−4,4'−ジカルボン酸、
イソフタル酸、ジフエニルエーテル−3,3'−ジ
カルボン酸、ジフエノキシエタン−3,3'−ジカ
ルボン酸、ジフエニルエタン−3,3−ジカルボ
ン酸、ナフタレン−1,6−ジカルボン酸の如き
芳香族ジカルボン酸、または、クロロテレフタル
酸、ジクロロテレフタル酸、ブロモテレフタル
酸、メチルテレフタル酸、ジメチルテレフタル
酸、エチルテレフタル酸、メトキシテレフタル
酸、エトキシテレフタル酸の如き前記芳香族ジカ
ルボン酸のアルキル、アルコキシまたはハロゲン
置換体等があげられる。 脂環族ジカルボン酸としては、トランス−1,
4−シクロヘキサンジカルボン酸、シス−1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロ
ヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸ま
たはトランス−1,4−(1−メチル)シクロヘ
キサンジカルボン酸、トランス−1,4−(1−
クロル)シクロヘキサンジカルボン酸等、上記脂
環族ジカルボン酸のアルキル、アルコキシ、また
はハロゲン置換体等があげられる。 芳香族ジオールとしては、ハイドロキノン、レ
ジルシン、4,4'−ジヒドロキシジフエニル、
4,4'−ジヒドロキシトリフエニル、2,6−ナ
フタレンジオール、4,4'−ジヒドロキシジフエ
ニルエーテル、ビス(4−ヒドロキシフエノキ
シ)エタン、3,3'−ジヒドロキシジフエニル、
3,3'−ジヒドロキシジフエニルエーテル、1,
6−ナフタレンジオール、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフエニル)プロパン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフエニル)メタン等の芳香族ジオー
ルまたは、クロロハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、1−ブチルハイドロキノン、フエニル
ハイドロキノン、メトキシハイドロキノン、フエ
ノキシハイドロキノン、4−クロルレゾルシン、
4−メチルレゾルシン等上記芳香族ジオールのア
ルキル、アルコキシまたはハロゲン置換体があげ
られる。 脂環族ジオールとしては、トランス−1,4−
シクロヘキサンジオール、シス−1,4−シクロ
ヘキサンジオール、トランス−1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、シス−1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、トランス−1,3−シクロヘ
キサンジオール、シス−1,2−シクロヘキサン
ジオール、トランス−1,3−シクロヘキサンジ
メタノールの如き脂環族ジオールまたは、トラン
ス−1,4−(1−メチル)シクロヘキサンジオ
ール、トランス−1,4−(1−クロロ)シクロ
ヘキサンジオールの如き上記脂環族ジオールのア
ルキル、アルコキシまたはハロゲン置換体があげ
られる。 脂肪族ジオールとしては、エチレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタン
ジオール、ネオペンチルグリコール等の直鎖状ま
たは分枝状脂肪族ジオールがあげられる。 芳香族ヒドロキシカルボン酸としては、4−ヒ
ドロキシ安息香酸、3−ヒドロキシ安息香酸、6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ
−1−ナフトエ酸等の芳香族ヒドロキシカルボン
酸または、3−メチル−4−ヒドロキシ安息香
酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香
酸、2,6−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香
酸、3−メトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ安息香酸、
6−ヒドロキシ−5−メチル−2−ナフトエ酸、
6−ヒドロキシ−5−メトキシ−2−ナフトエ
酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−
クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2,3−ジク
ロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジクロ
ロ−4−ヒドロキシ安息香酸、2,5−ジクロロ
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ブロモ−4−ヒ
ドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−5−クロロ
−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−7−クロロ
−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−5,7−ジ
クロロ−2−ナフトエ酸等の芳香族ヒドロキシカ
ルボン酸のアルキル、アルコキシまたはハロゲン
置換体があげられる。 芳香族メルカプトカルボン酸としては、4−メ
ルカプト安息香酸、3−メルカプト安息香酸、6
−メルカプト−2−ナフトエ酸、7−メルカプト
−2−ナフトエ酸等があげられる。 芳香族ジチオールとしては、ベンゼン−1,4
−ジチオール、ベンゼン−1,3−ジチオール、
2,6−ナフタレン−ジチオール、2,7−ナフ
タレン−ジチオール等があげられる。 芳香族メルカプトフエノールとしては、4−メ
ルカプトフエノール、3−メルカプトフエノー
ル、6−メルカプトフエノール、7−メルカプト
フエノール等があげられる。 芳香族ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンとし
ては4−アミノフエノール、N−メチル−4−ア
ミノフエノール、1,4−フエニレンジアミン、
N−メチル−1,4−フエニレンジアミン、N,
N'−ジメチル−1,4−フエニレンジアミン、
3−アミノフエノール、3−メチル−4−アミノ
フエノール、2−クロロ−4−アミノフエノー
ル、4−アミノ−1−ナフトール、4−アミノ−
4′−ヒドロキシジフエニル、4−アミノ−4′−ヒ
ドロキシジフエニルエーテル、4−アミノ−4′−
ヒドロキシジフエニルメタン、4−アミノ−4′−
ヒドロキシジフエニルスルフイド、4,4′−ジア
ミノスルフイド(チオジアニリン)、4,4′−ジ
アミノジフエニルスルホン、2,5−ジアミノト
ルエン、4,4′−エチレンジアニリン、4,4′−
ジアミノジフエノキシエタン、4,4′−ジアミノ
ジフエニルメタン(メチレンジアニリン)、4,
4′−ジアミノジフエニルエーテル(オキシジアニ
リン)などが挙げられる。 上記各成分からなる上記ポリマー()〜
()は、構成成分及びポリマー中の組成比、シ
ークエンス分布によつては、異方性溶融相を形成
するものとしないものが存在するが、本発明で用
いられるポリマーは上記のポリマーの中で異方性
溶融相を形成するものに限られる。 本発明で用いるのに好適な異方性溶融相を形成
するポリマーである上記()、()、()のポ
リエステル及び()のポリエステルアミドは、
縮合により所要の反復単位を形成する官能基を有
している有機モノマー化合物同士を反応させるこ
とのできる多様なエステル形成法により生成させ
ることができる。たとえば、これらの有機モノマ
ー化合物の官能基はカルボン酸基、ヒドロキシル
基、エステル基、アシルオキシ基、酸ハロゲン化
物、アミン基などでよい。上記有機モノマー化合
物は、溶融アシドリシス法により熱交換流体を存
在させずに反応させることができる。この方法で
はモノマーをまず一緒に加熱して反応物質の溶融
溶液を形成する。反応を続けていくと固体のポリ
マー粒子が液中に懸濁するようになる。縮合の最
終段階で副生した揮発物(例、酢酸または水)の
除去を容易にするために真空を適用してもよい。 また、スラリー重合法も本発明に用いるのに好
適な完全芳香族ポリエステルの形成に採用でき
る。この方法では、固体生成物の熱交換媒質中に
懸濁した状態で得られる。 上記の溶融アシドリシス法およびスラリー重合
法のいずれを採用するにしても、完全芳香族ポリ
エステルを誘導する有機モノマー反応物質は、か
かるモノマーの常温でのヒドロキシル基をエステ
ル化した変性形態で(すなわち、低級アシルエス
テルとして)反応に供することができる。低級ア
シル基は炭素数約2〜4のものが好ましい。好ま
しくは、かかる有機モノマー反応物質の酢酸エス
テルを反応に供する。 更に溶融アシドリシス法又はスラリー法のいず
いれにも任意に使用しうる触媒の代表例として
は、ジアルキルスズオキシド(例、ジブチルスズ
オキシド)、ジアリールスズオキシド、二酸化チ
タン、三酸化アンチモン、アルコキシチタンシリ
ケート、チタンアルコキシド、カルボン酸のアル
カリおよびアルカリ土類金属塩(例、酢酸亜鉛)、
ルイス(例、BF3)、ハロゲン化水素(例、HCl)
などの気体状酸触媒などが挙げられる。触媒の使
用量は一般にはモノマーの全重量に基づいて約
0.001〜1重量%、特に約0.01〜0.2重量%である。 本発明に使用するのに適した完全芳香族ポリマ
ーは、一般溶剤には実質的に不溶である傾向を示
し、したがつて溶液加工には不向きである。しか
し、既に述べたように、これらのポリマーは普通
の溶融加工法により容易に加工することができ
る。特に好ましい完全芳香族ポリマーはペンタフ
ルオロフエノールにはいくらか可溶である。 本発明で用いるのに好適な完全芳香族ポリエス
テルは一般に重量平均分子量が約2000〜200000、
好ましくは約10000〜50000、特に好ましくは約
20000〜25000である。一方、好適な完全芳香族ポ
リエステルアミドは一般に分子量が約5000〜
50000、好ましくは約10000〜30000、例えば15000
〜17000である。かかる分子量の測定は、ゲルパ
ーミエーシヨンクロマトグラフイーならびにその
他のポリマーの溶液形成を伴わない標準的測定
法、たとえば圧縮成形フイルムについて赤外分光
法により末端基を定量することにより実施でき
る。また、ペンタフルオロフエノール溶液にして
光散乱法を用いて分子量を測定することもでき
る。 上記の完全芳香族ポリエステルおよびポリエス
テルアミドはまた、60℃でペンタフルオロフエノ
ールに0.1重量%濃度で溶解したときに、少なく
とも約2.0dl/g、たとえば約2.0〜10.0dl/gの
対数粘度(I.V.)を一般に示す。 本発明で用いられるのに特に好ましい異方性溶
融相を形成するポリエステルは、6−ヒドロキシ
−2−ナフトイル、2,6−ジヒドロキシナフタ
レン及び2,6−ジカルボキシナフタレン等のナ
フタレン部分含有反復単位を約10モル%以上の量
で含有するものである。好ましいポリエステルア
ミドは上述ナフタレン部分と4−アミノフエノー
ル又は1,4−フエニレンジアミンよりなる部分
との反復単位を含有するものである。具体的には
以下の通りである。 (1) 本質的に下記反復単位およびからなるポ
リエステル。
[Industrial Application Fields] The present invention has improved moldability, dimensional stability, mechanical properties,
This invention relates to electromagnetic shielding materials that have excellent heat resistance, flame retardancy, chemical resistance, and electromagnetic shielding properties. [Prior Art] In recent years, in electronic equipment such as computers, office machines, audio equipment, and home appliances, electronic elements have become smaller and faster in order to improve processing capacity, and the current consumption has also become smaller. The electromagnetic noise that enters the device becomes similar to the control signal, causing malfunctions. Furthermore, since these elements and circuits themselves have an oscillation function, they emit noise to the outside, causing electromagnetic wave pollution.
Therefore, it is required to provide electromagnetic shielding properties to the plastic housing parts used in these electronic devices. Currently, methods for imparting electromagnetic shielding properties to plastic include a surface treatment method in which a conductive film is formed on the surface of a plastic molded product, and a method in which a conductive filler is mixed into the plastic to make it conductive. be. Methods for forming conductive films include silver, copper, nickel,
Methods include applying paint containing carbon, etc., coating with zinc, plating with copper, nickel, chrome, etc., vacuum deposition, sputtering, ion plating, etc. In addition, to describe the method of mixing conductive filler specifically, conductive carbon black, graphite, metal powder, metal flake, metal fiber,
Conductive fillers such as carbon fiber, metal-coated glass fiber, and carbon fiber are combined with polystyrene,
ABS, polycarbonate, modified PPO, polyurethane, polypropylene, polyvinyl chloride, PBT,
It is mixed into thermoplastic resins such as nylon. Currently, most of the former methods are actually used, but this method has difficulty in mass production because it requires secondary processing after molded product processing, and also has problems with the combination of plastic and metal coatings. There was a problem that adhesion strength tended to be insufficient. On the other hand, although the latter method has many technical problems to be solved, it has great expectations as a future technology with various advantages such as mass production. Development of low-cost fillers due to technological advances,
Thanks to advances in compounding and molding technology, high-performance shielding materials are being announced one after another. [Problems to be solved by the invention] However, in the method of mixing a conductive filler, a large amount of filler must be mixed in order to provide sufficient electromagnetic shielding, which is extremely difficult to achieve with highly viscous resin. However, the kneading properties are poor, and fibrous fillers in particular have a problem in that damage during kneading lowers electromagnetic shielding properties. Furthermore, when fillers other than those in the form of fibers are mixed in, a decrease in mechanical strength becomes a problem. The present invention has better moldability, dimensional stability, mechanical properties, heat resistance, flame retardance, chemical resistance, and electromagnetic shielding properties than the electromagnetic shielding material made by mixing a conductive filler into a general thermoplastic resin as described above. The purpose is to provide an excellent electromagnetic shielding material. [Means for Solving the Problems] In order to achieve this objective, the inventors of the present invention have made extensive studies, and as a result, have formed an anisotropic melt phase that is characterized by low melt viscosity and excellent moldability. The inventors discovered that an electromagnetic shielding material with excellent performance could be obtained by using a melt-processable polymer composition as a binder resin and adding a specific conductive filler to the binder resin, leading to the completion of the present invention. . Specifically, the present invention relates to a moldable electromagnetic shielding material comprising a specific conductive filler mixed into a melt-processable polymer or composition thereof forming an anisotropic melt phase. The conductive filler used in the present invention is a filler that is generally used in filler-containing electromagnetic shielding materials.
The most effective fillers in combination with melt-processable polymers that form anisotropic melt phases are flake-like (plate-like or flake-like) metal powder fillers.
For example, metal flake fillers such as aluminum flakes, stainless steel flakes, brass flakes, and nickel flakes are exemplified. Note that a general flake-like filler, such as a filler whose surface is coated with metal, belongs to the conductive filler of the present invention. These conductive fillers may be used alone or in a mixture of several types as appropriate. The size, shape, etc. of the conductive filler used in the present invention are not particularly limited as long as it is in a so-called flake shape (plate shape or thin piece shape). The content of the conductive filler is 30 to 75% by weight based on the total amount of the electromagnetic shielding material. If it is less than 30% by weight, the effects intended by the present invention cannot be sufficiently obtained, and if it exceeds 75% by weight, moldability will be difficult. The binder resin used in the present invention is a thermoplastic melt processable polymer composition that exhibits optical anisotropy when melted, and is generally classified as a thermotropic liquid crystal polymer. Polymers that form such an anisotropic melt phase have a property in which polymer molecular chains are regularly arranged in parallel in a molten state. The state in which the molecules are arranged in this way is often called the liquid crystal state or the nematic phase of liquid crystalline substances. Such polymers are monomers that are generally elongated, flat, fairly rigid along the long axis of the molecule, and have multiple chain extensions, usually in either a coaxial or parallel relationship. Manufactured from. The nature of the anisotropic melt phase can be confirmed by conventional polarization testing using crossed polarizers.
More specifically, the confirmation of the anisotropic melt phase is based on the Leitz
This can be done by observing a sample placed on a Leitz hot stage under a nitrogen atmosphere at 40x magnification using a polarizing microscope. The above polymer is optically anisotropic. That is, it transmits light when examined between orthogonal polarizers. If the sample is optically anisotropic, polarized light will pass through it even if it is at rest. The constituent components of the polymer forming the anisotropic melt phase as described above include one or more of aromatic dicarboxylic acids and alicyclic dicarboxylic acids, one of aromatic diols, alicyclic diols, and aliphatic diols. Consists of one or more aromatic hydroxycarboxylic acids Consists of one or more aromatic thiol carboxylic acids Consists of one or more of aromatic diols, aromatic thiol phenols Polyesters consisting of one or more of aromatic hydroxyamines and aromatic diamines, etc., and polymers that form an anisotropic melt phase are polyesters consisting only of () and (). It is composed of a combination of polyester ester () consisting of only polyester (), polythiol ester () consisting of polythiol ester () consisting of, polyester amide consisting of () consisting of, polyester amide consisting of (), and the like. Additionally, although not included in the above component combinations, polymers that form anisotropic melt phases include aromatic polyazomethines; specific examples of such polymers include poly(nitrilo-2-methyl-
1,4-phenylenenitriloethyridine-1,4
-phenyleneethyridine); poly(nitrilo-2
-methyl-1,4-phenylenenitrilomethylidine-1,4-phenylenemethylidine); and poly(nitrilo-2-chloro-1,4-phenylenenitrilomethylidine-1,4-phenylenemethylidine) ). Although not included in the above-mentioned combination of components, polyester carbonate is also included as a polymer that forms an anisotropic melt phase. It may consist essentially of 4-oxybenzoyl units, dioxyphenyl units, dioxycarbonyl units and terephthaloyl units. Examples of compounds constituting the above () to () are listed below. Examples of aromatic dicarboxylic acids include terephthalic acid,
4,4'-diphenyldicarboxylic acid, 4,4'-triphenyldicarboxylic acid, 2,6-naphthalene dicarboxylic acid, diphenyl ether-4,4'-dicarboxylic acid, diphenoxyethane-4,4'- dicarboxylic acid, diphenoxybutane-4,4'-dicarboxylic acid, diphenylethane-4,4'-dicarboxylic acid,
Aromatic dicarboxylic acids such as isophthalic acid, diphenyl ether-3,3'-dicarboxylic acid, diphenoxyethane-3,3'-dicarboxylic acid, diphenylethane-3,3-dicarboxylic acid, naphthalene-1,6-dicarboxylic acid acids, or alkyl, alkoxy or halogen substituted products of the above aromatic dicarboxylic acids such as chloroterephthalic acid, dichloroterephthalic acid, bromoterephthalic acid, methylterephthalic acid, dimethylterephthalic acid, ethylterephthalic acid, methoxyterephthalic acid, ethoxyterephthalic acid. etc. can be mentioned. As the alicyclic dicarboxylic acid, trans-1,
4-Cyclohexanedicarboxylic acid, cis-1,4
-Alicyclic dicarboxylic acids such as cyclohexanedicarboxylic acid, 1,3-cyclohexanedicarboxylic acid, or trans-1,4-(1-methyl)cyclohexanedicarboxylic acid, trans-1,4-(1-
Examples include alkyl, alkoxy, or halogen-substituted alicyclic dicarboxylic acids such as (chloro)cyclohexanedicarboxylic acid. Aromatic diols include hydroquinone, resilcin, 4,4'-dihydroxydiphenyl,
4,4'-dihydroxytriphenyl, 2,6-naphthalenediol, 4,4'-dihydroxydiphenyl ether, bis(4-hydroxyphenoxy)ethane, 3,3'-dihydroxydiphenyl,
3,3'-dihydroxydiphenyl ether, 1,
6-naphthalenediol, 2,2-bis(4-hydroxyphenyl)propane, 2,2-bis(4
Aromatic diols such as -hydroxyphenyl)methane, chlorohydroquinone, methylhydroquinone, 1-butylhydroquinone, phenylhydroquinone, methoxyhydroquinone, phenoxyhydroquinone, 4-chlorresorcin,
Examples include alkyl, alkoxy or halogen substituted products of the above aromatic diols such as 4-methylresorcin. As the alicyclic diol, trans-1,4-
Cyclohexanediol, cis-1,4-cyclohexanediol, trans-1,4-cyclohexanedimethanol, cis-1,4-cyclohexanedimethanol, trans-1,3-cyclohexanediol, cis-1,2-cyclohexanediol, Alicyclic diols such as trans-1,3-cyclohexanedimethanol or the above alicyclic diols such as trans-1,4-(1-methyl)cyclohexanediol and trans-1,4-(1-chloro)cyclohexanediol Examples include alkyl, alkoxy or halogen substituted diols. Examples of aliphatic diols include linear or branched aliphatic diols such as ethylene glycol, 1,3-propanediol, 1,4-butanediol, and neopentyl glycol. Aromatic hydroxycarboxylic acids include 4-hydroxybenzoic acid, 3-hydroxybenzoic acid, 6-hydroxybenzoic acid,
- Aromatic hydroxycarboxylic acids such as hydroxy-2-naphthoic acid and 6-hydroxy-1-naphthoic acid, or 3-methyl-4-hydroxybenzoic acid, 3,5-dimethyl-4-hydroxybenzoic acid, 2,6 -dimethyl-4-hydroxybenzoic acid, 3-methoxy-4-hydroxybenzoic acid,
3,5-dimethoxy-4-hydroxybenzoic acid,
6-hydroxy-5-methyl-2-naphthoic acid,
6-hydroxy-5-methoxy-2-naphthoic acid, 3-chloro-4-hydroxybenzoic acid, 2-
Chloro-4-hydroxybenzoic acid, 2,3-dichloro-4-hydroxybenzoic acid, 3,5-dichloro-4-hydroxybenzoic acid, 2,5-dichloro-4-hydroxybenzoic acid, 3-bromo-4- Aromatic hydroxycarbons such as hydroxybenzoic acid, 6-hydroxy-5-chloro-2-naphthoic acid, 6-hydroxy-7-chloro-2-naphthoic acid, 6-hydroxy-5,7-dichloro-2-naphthoic acid, etc. Examples include alkyl, alkoxy or halogen substituted acids. Examples of aromatic mercaptocarboxylic acids include 4-mercaptobenzoic acid, 3-mercaptobenzoic acid, and 6-mercaptobenzoic acid.
-mercapto-2-naphthoic acid, 7-mercapto-2-naphthoic acid, and the like. As the aromatic dithiol, benzene-1,4
-dithiol, benzene-1,3-dithiol,
Examples include 2,6-naphthalene-dithiol and 2,7-naphthalene-dithiol. Examples of the aromatic mercaptophenol include 4-mercaptophenol, 3-mercaptophenol, 6-mercaptophenol, and 7-mercaptophenol. Aromatic hydroxyamine, aromatic diamines include 4-aminophenol, N-methyl-4-aminophenol, 1,4-phenylenediamine,
N-methyl-1,4-phenylenediamine, N,
N'-dimethyl-1,4-phenylenediamine,
3-aminophenol, 3-methyl-4-aminophenol, 2-chloro-4-aminophenol, 4-amino-1-naphthol, 4-amino-
4'-hydroxydiphenyl, 4-amino-4'-hydroxydiphenyl ether, 4-amino-4'-
Hydroxydiphenylmethane, 4-amino-4'-
Hydroxydiphenyl sulfide, 4,4'-diaminosulfide (thiodianiline), 4,4'-diaminodiphenylsulfone, 2,5-diaminotoluene, 4,4'-ethylenedianiline, 4,4' −
Diaminodiphenoxyethane, 4,4'-diaminodiphenylmethane (methylene dianiline), 4,
Examples include 4'-diaminodiphenyl ether (oxydianiline). The above polymer () consisting of each of the above components
Among the above-mentioned polymers, () may or may not form an anisotropic melt phase depending on the constituent components, the composition ratio in the polymer, and the sequence distribution. Limited to those that form an anisotropic melt phase. The above (), (), () polyester and () polyester amide which are polymers forming an anisotropic melt phase suitable for use in the present invention are:
They can be produced by a variety of ester-forming methods that allow the reaction of organic monomer compounds having functional groups that form the required repeating units by condensation. For example, the functional groups of these organic monomer compounds may be carboxylic acid groups, hydroxyl groups, ester groups, acyloxy groups, acid halides, amine groups, and the like. The above organic monomer compounds can be reacted without the presence of a heat exchange fluid by a melt acidolysis method. In this method, the monomers are first heated together to form a molten solution of the reactants. As the reaction continues, solid polymer particles become suspended in the liquid. Vacuum may be applied to facilitate removal of by-product volatiles (eg acetic acid or water) during the final stage of condensation. Slurry polymerization techniques can also be employed to form fully aromatic polyesters suitable for use in the present invention. In this process, a solid product is obtained suspended in a heat exchange medium. Regardless of whether the above-mentioned melt acidolysis method or slurry polymerization method is employed, the organic monomer reactant for inducing the fully aromatic polyester is in a modified form (i.e., lower (as an acyl ester). The lower acyl group preferably has about 2 to 4 carbon atoms. Preferably, an acetate ester of such an organic monomer reactant is subjected to the reaction. Furthermore, representative examples of catalysts that can optionally be used in either the melt acidolysis method or the slurry method include dialkyltin oxides (e.g., dibutyltin oxide), diaryltin oxides, titanium dioxide, antimony trioxide, alkoxytitanium silicates, titanium alkoxides, alkali and alkaline earth metal salts of carboxylic acids (e.g. zinc acetate),
Lewis (e.g. BF 3 ), hydrogen halides (e.g. HCl)
Examples include gaseous acid catalysts such as. The amount of catalyst used is generally based on the total weight of monomers in approximately
0.001 to 1% by weight, especially about 0.01 to 0.2% by weight. Fully aromatic polymers suitable for use in the present invention tend to be substantially insoluble in common solvents and are therefore unsuitable for solution processing. However, as previously mentioned, these polymers can be readily processed using conventional melt processing methods. Particularly preferred fully aromatic polymers are somewhat soluble in pentafluorophenol. Fully aromatic polyesters suitable for use in the present invention generally have a weight average molecular weight of about 2,000 to 200,000;
Preferably about 10,000 to 50,000, particularly preferably about
20000-25000. On the other hand, suitable fully aromatic polyesteramides generally have a molecular weight of about 5000 to
50000, preferably about 10000-30000, e.g. 15000
~17000. Such molecular weight measurements can be carried out by gel permeation chromatography as well as other standard methods of measuring polymers that do not involve solution formation, such as quantification of end groups by infrared spectroscopy on compression molded films. Alternatively, the molecular weight can be measured using a light scattering method using a pentafluorophenol solution. The fully aromatic polyesters and polyesteramides described above also have a logarithmic viscosity (IV) of at least about 2.0 dl/g, such as from about 2.0 to 10.0 dl/g, when dissolved in pentafluorophenol at 0.1% concentration by weight at 60°C. generally indicated. Particularly preferred anisotropic melt phase forming polyesters for use in the present invention include repeating units containing naphthalene moieties such as 6-hydroxy-2-naphthoyl, 2,6-dihydroxynaphthalene and 2,6-dicarboxynaphthalene. It is contained in an amount of about 10 mol% or more. Preferred polyesteramides are those containing repeating units of the naphthalene moiety described above and a moiety consisting of 4-aminophenol or 1,4-phenylenediamine. Specifically, the details are as follows. (1) A polyester consisting essentially of the following repeating units and:

【式】【formula】

【式】 このポリエステルは約10〜90モル%の単位
と約10〜90モル%の単位を含有する。1態様
において単位は約65〜85モル%、好ましくは
約70〜80モル%(例、約75モル%)の量まで存
在する。別の態様において、単位は約15〜35
モル%、好ましくは約20〜30モル%というずつ
と低濃度の量で存在する。また環に結合してい
る水素原子の少なくとも一部は、場合により、
炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のア
ルコキシ基、ハロゲン、フエニル、置換フエニ
ルおよびこれらの組み合わせよりなる群から選
ばれた置換基により置換されていてもよい。 (2) 本質的に下記反復単位、およびからな
るポリエステル。
[Formula] The polyester contains about 10 to 90 mole percent units and about 10 to 90 mole percent units. In one embodiment, the units are present in an amount of about 65-85 mole%, preferably about 70-80 mole% (eg, about 75 mole%). In another embodiment, the units are about 15-35
It is present in amounts as low as mole %, preferably about 20-30 mole %. In addition, at least some of the hydrogen atoms bonded to the ring may optionally be
It may be substituted with a substituent selected from the group consisting of an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, halogen, phenyl, substituted phenyl, and a combination thereof. (2) A polyester consisting essentially of the following repeating units, and:

【式】【formula】

【式】【formula】

【式】 このポリエステルは約30〜70モル%の単位
を含有する。このポリエステルは、好ましく
は、約40〜60モル%の単位、約20〜30モル%
の単位、そして約20〜30モル%の単位を含
有する。また、環に結合している水素原子の少
なくとも一部は、場合により、炭素数1〜4の
アルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハ
ロゲン、フエニル、置換フエニルおよびこれら
の組み合わせよりなる群から選ばれた置換基に
より置換されていてもよい。 (3) 本質的に下記反復単位、、およびか
らなるポリエステル:
[Formula] This polyester contains approximately 30-70 mole percent units. The polyester preferably has about 40-60 mole% units, about 20-30 mole%
units, and about 20-30 mol% units. In addition, at least a portion of the hydrogen atoms bonded to the ring may optionally be a group consisting of an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, halogen, phenyl, substituted phenyl, or a combination thereof. may be substituted with a substituent selected from. (3) A polyester consisting essentially of the following repeating units, and:

【式】【formula】

【化】[ka]

【式】【formula】

【式】 (式中、Rはメチル、クロロ、ブロモまたはこ
れらの組み合せを意味し、芳香環上の水素原子
に対する置換基である)、からなり、かつ単位
を約20〜60モル%、単位を約5〜18モル
%、、単位を約5〜35モル%、そして単位
を約20〜40モル%の量で含有する。このポリエ
ステルは、好ましくは、約35〜45モル%の単位
、約10〜15モル%の単位、約15〜25モル%
の単位、そして約25〜35モル%の単位を含
有する。ただし、単位との合計モル濃度は
単位のモル濃度に実質的に等しい。また、環
に結合している水素原子の少なくとも一部は、
場合により、炭素数1〜4のアルキル基、炭素
数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン、フエニ
ル、置換フエニルおよびこれらの組み合わせよ
りなる群から選ばれた置換基により置換されて
いてもよい。この完全芳香族ポリエステルは、
60℃でペンタフルオロフエノールに0.3w/v
%濃度で溶解したときに少なくとも2.0dl/g
たとえば2.0〜10.0dl/gの対数粘度を一般に
示す。 (4) 本質的に下記反復単位、、およびか
らなるポリエステル:
[Formula] (wherein R means methyl, chloro, bromo, or a combination thereof, and is a substituent for a hydrogen atom on an aromatic ring), and contains about 20 to 60 mol% of units; about 5 to 18 mole percent, about 5 to 35 mole percent units, and about 20 to 40 mole percent units. The polyester preferably has about 35-45 mole% units, about 10-15 mole% units, about 15-25 mole% units.
units, and about 25 to 35 mole % units. However, the total molar concentration with the unit is substantially equal to the molar concentration of the unit. In addition, at least some of the hydrogen atoms bonded to the ring are
Optionally, it may be substituted with a substituent selected from the group consisting of an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, halogen, phenyl, substituted phenyl, and a combination thereof. This fully aromatic polyester is
0.3w/v for pentafluorophenol at 60℃
At least 2.0 dl/g when dissolved in % concentration
For example, they generally exhibit a logarithmic viscosity of 2.0 to 10.0 dl/g. (4) A polyester consisting essentially of the following repeating units, and:

【式】【formula】

【式】 一般式〔―O−Ar−O〕―(式中、Arは少な
くとも1個の芳香環を含む2価基を意味す
る)で示されるジオキシアリール単位、 一般式
[Formula] Dioxyaryl unit represented by the general formula [-O-Ar-O]- (wherein Ar means a divalent group containing at least one aromatic ring), the general formula

【式】(式中、Ar′は少 なくとも1個の芳香環を含む2価基を意味す
る)で示されるジカルボキシアリール単位、 からなり、かつ単位を約20〜40モル%、単位
を10モル%を越え、約50モル%以下、単位
を5モル%を越え、約30モル%以下、そして単
位を5モル%を越え、約30モル%以下の量で
含有する。このポリエステルは、好ましくは、
約20〜30モル%(例、約25モル%)の単位、
約25〜40モル%(例、約35モル%)の単位、
約15〜25モル%(例、約20モル%)の単位、
そして約15〜25モル%(例、約20モル%)の単
位を含有する。また、環に結合している水素
原子の少なくとも一部は、場合により、炭素数
1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基、ハロゲン、フエニル、置換フエニルおよ
びこれらの組み合わせよりなる群から選ばれた
置換基により置換されていてもよい。 単位とは、ポリマー主鎖内でこれらの単
位を両側の他の単位につなげている2価の結合
が1または2以上の芳香環上で対称的配置にあ
る(たとえば、ナフタレン環上に存在するとき
は互いにパラの位置か、または対角環上に配置
されている)という意味で対称的であるのが好
ましい。ただし、レゾルシノールおよびイソフ
タル酸から誘導されるような非対称単位も使用
できる。 好ましいジオキシアリール単位は
It consists of a dicarboxyaryl unit represented by the formula: (wherein Ar' means a divalent group containing at least one aromatic ring), and the unit is about 20 to 40 mol%, and the unit is 10 mol % but not more than about 50 mole %, more than 5 mole % and not more than about 30 mole % units, and more than 5 mole % and not more than about 30 mole % units. This polyester is preferably
about 20 to 30 mol% (e.g., about 25 mol%) units,
about 25 to 40 mol% (e.g., about 35 mol%) units,
about 15 to 25 mol% (e.g., about 20 mol%) units,
and contains about 15 to 25 mol% (eg, about 20 mol%) units. In addition, at least a portion of the hydrogen atoms bonded to the ring may optionally be a group consisting of an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, halogen, phenyl, substituted phenyl, or a combination thereof. may be substituted with a substituent selected from. units are those in which the divalent bonds connecting these units to other units on either side within the polymer backbone are arranged symmetrically on one or more aromatic rings (e.g., on a naphthalene ring). It is preferable that they be symmetrical in the sense that they are arranged at para positions with respect to each other or on a diagonal ring. However, asymmetric units such as those derived from resorcinol and isophthalic acid can also be used. Preferred dioxyaryl units are

【化】 であり、好ましいジカルボキシアリール単位
and the preferred dicarboxyaryl unit is

【化】 である。 (5) 本質的に下記反復単位、およびからな
るポリエステル:
It is [ ]. (5) A polyester consisting essentially of the following repeating units, and:

【化】 一般式〔―O−Ar−O〕―(式中、Arは少な
くとも1個の芳香環を含む2価基を意味す
る)で示されるジオキシアリール単位、 一般式
[Chemical formula] Dioxyaryl unit represented by the general formula [-O-Ar-O]- (wherein Ar means a divalent group containing at least one aromatic ring), the general formula

【式】(式中、Ar′は少 なくとも1個の芳香環を含む2価基を意味す
る)で示されるジカルボキシアリール単位、 からなり、かつ単位を約10〜90モル%、単位
を5〜45モル%、単位を5〜45モル%の量
で含有する。このポリエステルは、好ましく
は、約20〜80モル%の単位、約10〜40モル%
の単位、そして約10〜40モル%の単位を含
有する。さらに好ましくは、このポリエステル
は約60〜80モル%の単位、約10〜20モル%の
単位、そして約10〜20モル%の単位を含有
する。また、環に結合している水素原子の少な
くとも一部は、場合により、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロ
ゲン、フエニル、置換フエニルおよびこれらの
組み合わせよりなる群から選ばれた置換基によ
り置換されていてもよい。 好ましいジオキシアリール単位は
It consists of a dicarboxyaryl unit represented by the formula: (wherein Ar' means a divalent group containing at least one aromatic ring); 45 mol%, and contains units in an amount of 5 to 45 mol%. The polyester preferably contains about 20-80 mole% units, about 10-40 mole%
units, and about 10 to 40 mol% units. More preferably, the polyester contains about 60 to 80 mole percent units, about 10 to 20 mole percent units, and about 10 to 20 mole percent units. In addition, at least a portion of the hydrogen atoms bonded to the ring may optionally be a group consisting of an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, halogen, phenyl, substituted phenyl, or a combination thereof. may be substituted with a substituent selected from. Preferred dioxyaryl units are

【化】 であり、好ましいジカルボシキアリール単位
and the preferred dicarboxyaryl unit is

【化】 である。 (6) 本質的に下記反復単位、、およびか
らなるポリエステルアミド:
It is [ ]. (6) A polyesteramide consisting essentially of the following repeating units, and:

【化】 一般式[ka] general formula

【式】(式中、Aは少な くとも1個の芳香環を含む2価基または2価
トランス−シクロヘキサンを意味する)、 一般式〔―Y−Ar−Z〕―(式中、Arは少な
くとも1個の芳香環を含む2価基、YはO、
NHまたはNR、ZはNHまたはNRをそれぞ
れ意味し、Rは炭素数1〜6のアルキル基
か、またはアリール基を意味する)、 一般式〔―O−Ar′−O〕―(式中、Ar′は少
なくとも1個の芳香環を含む2価基を意味す
る)、 からなり、かつ単位を約10〜90モル%、単位
を約5〜45モル%、単位を約5〜45モル
%、そして単位を約0〜40モル%の量で含有
する。また、環に結合している水素原子の少な
くとも一部は、場合により、炭素数1〜4のア
ルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロ
ゲン、フエニル、置換フエニルおよびこれらの
組み合わせよりなる群から選ばれた置換基によ
り置換されていてもよい。 好ましいジカルボキシアリール単位は
[Formula] (wherein A means a divalent group containing at least one aromatic ring or divalent trans-cyclohexane), general formula [-Y-Ar-Z]- (wherein Ar is at least one A divalent group containing aromatic rings, Y is O,
NH or NR, Z means NH or NR respectively, R means an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms or an aryl group), general formula [-O-Ar'-O]- (in the formula, Ar′ means a divalent group containing at least one aromatic ring), and consists of about 10 to 90 mol% of units, about 5 to 45 mol% of units, about 5 to 45 mol% of units, and contains the unit in an amount of about 0 to 40 mol%. In addition, at least a portion of the hydrogen atoms bonded to the ring may optionally be a group consisting of an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, halogen, phenyl, substituted phenyl, or a combination thereof. may be substituted with a substituent selected from. Preferred dicarboxyaryl units are

【化】 であり、好ましい単位は[ka] and the preferred unit is

【式】または[expression] or

【式】 であり、好ましいジオキシアリール単位は【formula】 and the preferred dioxyaryl unit is

〔実施例〕〔Example〕

以下実施例により本発明を更に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。 実施例 1 異方性溶融相を形成するポリマーA(詳細後記)
70重量%に平均1×1.25×0.025(mm)の大きさの
アルミニウムフレーム30重量%を混入し、押出機
で混練・押出しして、ペレツトを作成した。次に
このペレツトを使用し、射出成形機にて、曲げ強
度(ASTM D−790)、アイゾツト衝撃強度
(ASTM D−256)、熱変形温度(ASTM D−
648)測定用の試験片を各々形成し、試験に供し
た。又、電磁シールド特性は200×200×3(mm)
板の成形品を用いて100MHzで測定した。 実施例 2 樹脂としてポリマーB(詳細後記)を使用し、
又アルミニウムフレークの含有量を35重量%とし
たほかは実施例1と同様に試験片を成形し、試験
に供した。 実施例 3 樹脂としてポリマーC(詳細後記)を使用し、
又アルミニウムフレークの含有量を40重量%とし
たほかは実施例1と同様に試験片を成形し、試験
に供した。 実施例 4 樹脂としてポリマーD(詳細後記)を使用し、
又アルミニウムフレークの含有量を35重量%とし
たほかは実施例1と同様に試験片を成形し、試験
に供した。 尚、射出成形条件は樹脂及びフイラーの種類と
添加量で異なり、シリンダー温度280〜350℃、金
型温度100〜170℃、射出圧800〜1500Kg/cm2で行
つた。 比較例 1 ABS樹脂60重量%に実施例1と同様のアルミ
ニウムフレーク40重量%を混入し、押出機で混
練・押出ししてペレツトを作成した。次にこのペ
レツトを使用し、射出成形機にてシリンダー温度
220〜230℃、金型温度80℃、射出圧1000Kg/cm2
条件で実施例1と同様の各物性測定用試験片を成
形し、試験に供した。 比較例 2〜6 比較の為、導電性フイラーを添加していない樹
脂成形品について同様の試験を行つた。 実施例1〜4、比較例1〜6の結果を併せて表
1に示す。 実施例 5 樹脂としてポリマーC(詳細後記)を使用し、
又アルミニウムフレークの含有量を65重量%とし
たほかは実施例1と同様に試験片を作成し、試験
に供した。 アルミニウムフレークの含有量を65重量%にま
で増加させたにもかかわらず、本発明に規定する
ポリマーCを使用した電磁シールド材料は充分射
出成形が可能であり、電磁シールド性も52〔dB〕
と良好であつた。 比較例 7 ABS樹脂35重量%に実施例1と同様のアルミ
フレーク65重量%を混入し、比較例1と同様にペ
レツトを作成し、射出成形を試みたが、成形不可
能であり、シールド効果も測定できなきかつた。 比較例 8 非液晶性ポリエステルであるポリエチレンテレ
フレート(固有粘度1.1)70重量%に実施例1と
同様のアルミニウムフレーク30重量%を混入し、
溶融混練押出を試みたが、安定して押出ができ
ず、従つて物性評価に到らなかつた。 尚バインダー樹脂として使用した異方性溶融相
を形成するポリマーA、B、C、Dは下記の構成
単位を有するものである。
The present invention will be further explained below with reference to Examples, but the present invention is not limited thereto. Example 1 Polymer A forming an anisotropic melt phase (details later)
70% by weight was mixed with 30% by weight of aluminum frames having an average size of 1 x 1.25 x 0.025 (mm), and the mixture was kneaded and extruded using an extruder to produce pellets. Next, this pellet is used in an injection molding machine to measure bending strength (ASTM D-790), Izot impact strength (ASTM D-256), and heat distortion temperature (ASTM D-
648) Test pieces for measurement were each formed and subjected to testing. Also, electromagnetic shielding characteristics are 200 x 200 x 3 (mm)
Measurements were made at 100MHz using a molded plate. Example 2 Using polymer B (details later) as the resin,
Further, a test piece was molded in the same manner as in Example 1 except that the content of aluminum flakes was 35% by weight, and was subjected to a test. Example 3 Using polymer C (details later) as the resin,
Further, a test piece was formed in the same manner as in Example 1 except that the content of aluminum flakes was 40% by weight, and was subjected to a test. Example 4 Using Polymer D (details later) as the resin,
Further, a test piece was molded in the same manner as in Example 1 except that the content of aluminum flakes was 35% by weight, and was subjected to a test. The injection molding conditions varied depending on the type and amount of resin and filler added, and were carried out at a cylinder temperature of 280 to 350°C, a mold temperature of 100 to 170°C, and an injection pressure of 800 to 1500 kg/cm 2 . Comparative Example 1 60% by weight of ABS resin was mixed with 40% by weight of the same aluminum flakes as in Example 1, and the mixture was kneaded and extruded using an extruder to form pellets. Next, this pellet is used to control the cylinder temperature in an injection molding machine.
Test pieces for measuring physical properties were molded in the same manner as in Example 1 under the conditions of 220 to 230°C, mold temperature of 80°C, and injection pressure of 1000 kg/cm 2 and subjected to testing. Comparative Examples 2 to 6 For comparison, similar tests were conducted on resin molded products to which no conductive filler was added. The results of Examples 1 to 4 and Comparative Examples 1 to 6 are shown in Table 1. Example 5 Using polymer C (details later) as the resin,
Further, a test piece was prepared in the same manner as in Example 1 except that the content of aluminum flakes was 65% by weight, and was subjected to the test. Even though the content of aluminum flakes was increased to 65% by weight, the electromagnetic shielding material using Polymer C specified in the present invention can be sufficiently injection molded, and the electromagnetic shielding property is 52 [dB].
It was good. Comparative Example 7 35% by weight of ABS resin was mixed with 65% by weight of the same aluminum flakes as in Example 1, pellets were made in the same manner as in Comparative Example 1, and injection molding was attempted, but molding was impossible and the shielding effect was poor. It was also impossible to measure it. Comparative Example 8 70% by weight of polyethylene terephrate (intrinsic viscosity 1.1), which is a non-liquid crystalline polyester, was mixed with 30% by weight of the same aluminum flakes as in Example 1,
Although melt-kneading extrusion was attempted, stable extrusion was not possible, and therefore physical property evaluation was not possible. The polymers A, B, C, and D used as the binder resin and forming the anisotropic melt phase have the following structural units.

【化】[ka]

【化】[ka]

【式】【formula】

【化】 <樹脂A> 4−アセトキシ安息香酸1081重量部、6−アセ
トキシ−2−ナフトエ酸460重量部、イソフタル
酸166重量部、1,4−ジアセトキシベンゼン194
重量部を撹拌機、窒素導入管及び留出管を備えた
反応器中に仕込み、窒素気流下でこの混合物を
260℃に加熱した。反応器から酢酸を留出させな
がら、260℃で2.5時間、次に280℃で3時間激し
く撹拌した。更に、温度を320℃に上昇させ、窒
素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧さ
せ15分後に圧力を0.1mmHgに下げ、この温度、圧
力で1時間撹拌した。 得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペン
タフルオロフエノール中で測定して5.0の固有粘
度を有していた。 <樹脂B> 4−アセトキシ安息香酸1081重量部、2,6−
ジアセトキシナフタレン489重量部、テレフタル
酸332重量部を撹拌機、窒素導入管及び留出管を
備えた反応器中に仕込み、窒素気流下でこの混合
物を250℃に加熱した。反応器から酢酸を留出さ
せながら、250℃で2時間、次に280℃で2.5時間
激しく撹拌した。更に、温度を320℃に上昇させ、
窒素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧
させ30分後に圧力を0.2mmHgに下げ、この温度、
圧力で1.5時間撹拌した。 得られた重合体は0.1重量部%濃度、60℃でペ
ンタフルオロフエノール中で測定して2.5の固有
粘度を有していた。 <樹脂C> 4−アセトキシ安息香酸1261重量部、6−アセ
トキシ−2−ナフトエ酸691重量部、を撹拌機、
窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込
み、窒素気流下でこの混合物を250℃に加熱した。
反応器から酢酸を留出させながら、250℃で3時
間、次に280℃で2時間激しく撹拌した。更に、
温度を320℃に上昇させ、窒素の導入を停止した
後、徐々に反応器30減圧させ20分後に圧力を0.1
mmHgに下げ、この温度、圧力で1時間撹拌した。 得られた重合体は0.1重量部%濃度、60℃でペ
ンタフルオロフエノール中で測定して5.4の固有
粘度を有していた。 <樹脂D> 6−アセトキシ−2−ナフトエ酸1612重量部、
4−アセトキシアセトアニリド290重量部、テレ
フタル酸249重量部、酢酸ナトリウム0.4重量部を
撹拌器、窒素導入管及び留出管を備えた反応器中
に仕込み、窒素気流下でこの混合物を250℃に加
熱した。反応器から酢酸を留出させながら、250
℃で1時間、次に300℃で3時間激しく撹拌した。
更に、温度を340℃に上昇させ、窒素の導入を停
止した後、徐々に反応器中を減圧させ30分後に圧
力を0.2mmHgに下げ、この温度、圧力で30分間撹
拌した。 得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペン
タフルオロフエノール中で測定して3.9の固有粘
度を有していた。
[Chemical formula] <Resin A> 1081 parts by weight of 4-acetoxybenzoic acid, 460 parts by weight of 6-acetoxy-2-naphthoic acid, 166 parts by weight of isophthalic acid, 194 parts by weight of 1,4-diacetoxybenzene
The weight part was charged into a reactor equipped with a stirrer, a nitrogen inlet tube and a distillation tube, and the mixture was heated under a nitrogen stream.
Heated to 260°C. The mixture was vigorously stirred at 260°C for 2.5 hours and then at 280°C for 3 hours while distilling acetic acid from the reactor. Furthermore, the temperature was raised to 320° C., and after stopping the introduction of nitrogen, the pressure in the reactor was gradually reduced to 0.1 mmHg after 15 minutes, and the mixture was stirred at this temperature and pressure for 1 hour. The resulting polymer had an intrinsic viscosity of 5.0, measured in pentafluorophenol at 60° C. at a concentration of 0.1% by weight. <Resin B> 1081 parts by weight of 4-acetoxybenzoic acid, 2,6-
489 parts by weight of diacetoxynaphthalene and 332 parts by weight of terephthalic acid were charged into a reactor equipped with a stirrer, a nitrogen inlet tube, and a distillation tube, and the mixture was heated to 250° C. under a nitrogen stream. The mixture was vigorously stirred at 250°C for 2 hours and then at 280°C for 2.5 hours while distilling acetic acid from the reactor. Furthermore, the temperature was raised to 320℃,
After stopping the introduction of nitrogen, the pressure in the reactor was gradually reduced to 0.2 mmHg after 30 minutes, and at this temperature,
Stirred at pressure for 1.5 hours. The resulting polymer had an intrinsic viscosity of 2.5, measured in pentafluorophenol at a concentration of 0.1% by weight at 60°C. <Resin C> 1261 parts by weight of 4-acetoxybenzoic acid, 691 parts by weight of 6-acetoxy-2-naphthoic acid, a stirrer,
The mixture was charged into a reactor equipped with a nitrogen inlet tube and a distillation tube, and heated to 250° C. under a nitrogen stream.
The mixture was vigorously stirred at 250°C for 3 hours and then at 280°C for 2 hours while distilling acetic acid from the reactor. Furthermore,
After increasing the temperature to 320℃ and stopping the introduction of nitrogen, gradually reduce the pressure in the reactor 30 and reduce the pressure to 0.1 after 20 minutes.
The temperature was lowered to mmHg, and the mixture was stirred at this temperature and pressure for 1 hour. The resulting polymer had an intrinsic viscosity of 5.4, measured in pentafluorophenol at 60° C. at a concentration of 0.1% by weight. <Resin D> 1612 parts by weight of 6-acetoxy-2-naphthoic acid,
290 parts by weight of 4-acetoxyacetanilide, 249 parts by weight of terephthalic acid, and 0.4 parts by weight of sodium acetate were charged into a reactor equipped with a stirrer, a nitrogen introduction pipe, and a distillation pipe, and the mixture was heated to 250°C under a nitrogen stream. did. 250 while distilling acetic acid from the reactor.
Stir vigorously for 1 hour at 300°C and then for 3 hours at 300°C.
Further, the temperature was raised to 340°C, and after stopping the introduction of nitrogen, the pressure inside the reactor was gradually reduced, and after 30 minutes, the pressure was lowered to 0.2 mmHg, and stirring was continued at this temperature and pressure for 30 minutes. The resulting polymer had an intrinsic viscosity of 3.9, measured in pentafluorophenol at a concentration of 0.1% by weight at 60°C.

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

表1の結果からも明らかなように、本発明の電
磁シールド材料は、熱可塑性を使用する従来品に
比べ、衝撃強度等の物性、電磁シールド性共に向
上し、コンピユーター機器等、電子機器に使用さ
れるプラスチツクハウジング部品として好適であ
る。
As is clear from the results in Table 1, the electromagnetic shielding material of the present invention has improved physical properties such as impact strength and electromagnetic shielding properties compared to conventional products using thermoplastic, and can be used in electronic equipment such as computer equipment. It is suitable as a plastic housing part.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 フレーク状金属粉末より成る導電性フイラー
(電磁シールド材料全量に対し30〜75重量%)を、
異方性溶融相を形成する溶融加工可能なポリマー
又はその組成物に混入してなる成形用電磁シール
ド材料。
1 Conductive filler made of flaky metal powder (30 to 75% by weight based on the total amount of electromagnetic shielding material),
An electromagnetic shielding material for molding, which is incorporated into a melt-processable polymer or composition thereof that forms an anisotropic melt phase.
JP60241099A 1985-10-28 1985-10-28 Electromagnetic shielding material Granted JPS62100556A (en)

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